JP2023502024A - 車両用傾斜シザーリフト - Google Patents

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アール. ヘントホーン,ドナルド
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Abstract

車両用パーキングリフト。パーキングリフトはその上に車両を駐車できるプラットフォームを含み、プラットフォームは一対のシザーリフトによって上昇させることができる。一対のシザーリフトは、プラットフォームを上昇及び下降させてプラットフォームの下に第2の車両を駐車できるように構成されている。プラットフォームのデッキにはその全長に亘って緩やかな傾斜が設けられており、これにより地上高の低い車両がその下面をデッキに接触することなくプラットフォーム上に乗り上げることができる。各シザーリフトは、短レッグとこの短レッグよりも長い長レッグを含む。下降位置と上昇位置との間で駆動させると各レッグがプラットフォームの入口端を反対側の最後端よりも大きい垂直距離だけ上昇させる。これによりプラットフォームは上方に傾斜し、そのデッキを実質的に水平な方位あるいは入口端から最後端に向かって下方に傾斜した方位に配置する。【選択図】図1

Description

(関連出願の相互参照)
本願は、2016年10月27日に出願された米国特許仮出願第62/413,779号に基づく優先権を主張する2017年10月26日に出願された米国特許出願第15/794,810号の一部継続出願であり、この出願に基づく優先権を主張する。これらの出願の開示内容の全文を本出願に援用する。
地表面から車両を上昇させるように設計された様々な車両リフトが入手可能である。これらのリフトは、メンテナンス作業のために車両の下側にアクセスすることを可能にするためにしばしば用いられる。パーキングリフトとして知られる特定の種類のリフトは、ある車両を十分な高さまで上昇させて、その車両の下に第2の車両を駐車することを可能にすることによって、追加の駐車スペースを提供するように構成されている。車両の下側へのアクセスを妨げないように、プラットフォームではなく1つ以上のリフトアームを一般的に含むメンテナンス用リフトとは対照的に、パーキングリフトは、一般的に、上昇させる車両をその上に載せるプラットフォームを含む。
パーキングリフトは、1台以上の車両を配置できる1つ以上のプラットフォームを支持する1本、2本、4本またはそれ以上の垂直ポストを含むポストリフトを含む様々な形態を取り得る。パーキングリフトには、アセンブリの全長(ひいては、その上に配置されたプラットフォーム)を伸張又は縮小するように枢動されるパンタグラフ又は交差X字パターンに配置された複数の枢動可能に接続されたレッグを用いたシザーリフトも含まれる。
これらの公知のリフトには様々な欠点がある。多くの形態のリフトは、負荷がかかったときの構造物の転倒を防止するために、リフト構造物を基礎表面に固定することを必要とし、また、リフト及び車両の重量を支持するために基礎表面が高い基準を満たすように設計されることを必要とする。多くの既知のリフトは、その設置及び使用のためのスペース要件を低減するように設計されているが、上昇させる車両、及び、上昇した車両の下に配置される車両を配置するための利用可能なスペースが制約されすぎる。例えば、プラットフォームを支えるポストまたはシザーリフトは、プラットフォームの下に駐車される車両のドアの開放を妨げ得る。このため、車両への出入りが困難となり、リフトとの接触により車両のドアを損傷する危険性が高まる。また、公知のリフトは幾分急峻な入口ランプを提供しており、スポーツカーのような低車高(low-riding)車両が、車両の下面がランプ(ramp)に接触して場合によっては車両を損傷することなくこれを横断することは困難である。
例示的実施形態は、本要旨ではなく、下記のクレームによって規定される。以下の詳細な説明においてさらに説明される概念の一部を紹介するべく、様々な態様の高レベルの概要をここに提供する。この要旨は、請求項に記載された主題の重要な特徴または必須の特徴を特定することを意図しておらず、また、請求項に記載された主題の範囲を決定するために単独で使用することも意図していない。簡単に言えば、本開示は、第2の車両をその下に駐車することを可能にするために第1の車両を十分に上昇させるために用いられ得る車両用パーキングリフトを説明する。パーキングリフトは、第1の車両を駐車させることができるプラットフォームを含む。プラットフォームは、第1の車両がプラットフォーム上に乗り上げるために必要な地上高を減少させるべく、一端から入口端に向かって徐々に下方に傾斜している、デッキを含む。
プラットフォームは、プラットフォームの互いに対向する側方側部に沿って配置された複数対の枢動式またはシザー式レッグによって上昇される。各対の1つのレッグにはパーキングリフトの中央線から凹んだ凹部が設けられており、凹部においてレッグ上に配置されたパッドを含み得る。凹部によって、プラットフォームの下かつ各レッグ対の間に駐車された第2の車両のドアを開けるためのさらなるクリアランスが与えられる。パッドは、各レッグと接触することによるドアの損傷に対するさらなる保護を提供する。
別の実施形態において、シザー式レッグは、プラットフォームが上昇する際にプラットフォームを少なくとも部分的に後方に傾斜させるように構成されている。各対のシザー式レッグの第1レッグは、第1の長さと、第1の長さに沿って中央に位置する結合点とを有する。各対の第2レッグは、第1の長さよりも長い第2の長さを有し、第2の長さに沿って中央に位置していない結合点を有する。各結合点において結合され、相対枢動された時、第1レッグの第1端は、第2レッグの第1端よりも短い垂直距離だけ移動する。これにより、シザー式レッグ上に支持されたプラットフォームの入口端は、少なくとも部分的に上方に傾斜する。よって、プラットフォームの入口端は反対端よりも大きく上昇し、プラットフォームの下に配置される車両のためにさらなるクリアランスを提供する。
添付の図面を参照して、例示的実施形態を説明する。
図1は、例示的実施形態に従って図示される車両用パーキングリフトの斜視図である。
図2は、図1に図示した2~2線に沿った、図1の車両用パーキングリフトの断面図である。
図3は、例示的実施形態に従って下降位置で図示される図2の車両用パーキングリフトの断面図である。
図4は、図1の車両用パーキングリフトの一方のレッグの部分斜視図である。
図5a~図5eは、例示的実施形態に従ってロックシーケンスを図示する、図1の車両用パーキングリフトのあるレッグ上のセーフティロックの拡大部分側面図である。
図6は、プラットフォームを取り除き、前向きおよび後向きの両方でプラットフォームの下に車両を駐車した状態で図示し、車両用パーキングリフトによって拡大された車両のドアの可動範囲を図示した、図1の車両用パーキングリフトの上面平面図である。
図7は、例示的実施形態に従って図示される傾倒車両用パーキングリフトの下側枢動レッグおよび上側枢動レッグの側面図である。
図8は、例示的実施形態に従って図示される下降状態および上昇状態における傾倒車両用パーキングリフトの側面図である。
いくつかの例示的実施形態の主題を、法的要件を満たすべく詳細に記載する。しかし、この説明自体は、必ずしも請求項の範囲を制限するものではない。請求項に記載の主題は、他の現存する技術または未来の技術と組み合わせて、本書に記載するものと類似した別の構成要素、ステップまたはその組み合わせを含むように他の方法で実施され得る。各ステップの順序が明記されている場合を除き、各用語は、本明細書に開示される各ステップ間の特定の順序を示唆するものではない。本明細書において、「約」または「おおよそ」という用語は、厳密値から+/-10%の逸脱、好ましくは+/-5%の逸脱、および/または、機能に影響を及ぼさない変更としての逸脱を示す。
図面を参照しながら例示的実施形態を説明する。図面中においては、個々の構成要素または特徴部を特定するために参照符号を用いる。異なる実施形態における類似部材には、第2桁および第3桁が同じで、第1桁が異なる参照符号を付けている。例えば、部材10は、部材110、210等と類似である。これは、各部材の類似する機能の説明が冗長になるのを避けるためであり、各特長または部材が必ずしも同一であることを示すものではない。
図1~図6を参照して、例示的実施形態に従ってパーキングリフト10を説明する。リフト10は、ベース16上に搭載される一対のシザーリフト14によって支持されるプラットフォーム12を含む。プラットフォーム12は、その上面上に車両を受けて支持するように構成されており、シザーリフト14は、プラットフォーム12の下に第2の車両を駐車できるように十分な距離だけプラットフォームを上昇させる。リフト10は、自動車の中でも、一般乗用車、小型ピックアップトラック、SUVおよびバンなどの車両用、および、そのような車両の駐車に関連する用途に用いられるものとして説明する。リフト10は、一台の車両を上昇させるように設計された構成として図示および説明する。しかし、いくつかの実施形態において、リフト10は、より大きな車両および/または複数台の車両用に構成されたものであってもよく、また、車両メンテナンス作業または盗難防止など、駐車以外の用途に用いられてもよいことは言うまでもない。
プラットフォーム12は、デッキ20を支持するフレーム18を備える。フレーム18は、デッキ20の両側縁に沿って延在するサイド部材22、および、サイド部材22の最後端間に延在する後端部材24を含む。サイド部材22は、それぞれ、その内側面に沿って配置された楔形のデッキ支持部材25を含む。デッキ支持部材25は、サイド部材22からプラットフォーム12の中心線に向かって、デッキ20の側方縁を支持するのに十分な距離だけ延在する。デッキ支持部材25の楔形状は、傾斜上面を提供し、その上にデッキ20が配置される。デッキ支持部材25は、部材25の全長(例えば、縮小された寸法を有する部分)にわたってデッキ20を十分に支持する強度を提供するべく、内部または外部から補強されていてもよい。フレーム18は、デッキ20および/またはフレーム18を補強するために必要に応じて、デッキ20の下に長手方向、横断方向またはその他の方法で伸びる他のブレース、リブ、ガセットまたは他の支持部材も含み得る。
デッキ20は、サイド部材22間に延在し、その上の車両を支持するように構成された概ね平坦なパネルを備える。デッキ20は単一ピース構造であってもよいし、あるいは、互いに平行に配置され、フレーム18のサイド部材22間に延在する複数の細長いセグメント26から形成されていてもよい。セグメント26は、セグメント26同士を結合するために相互接続する、互いに重なるおよび/または噛み合うフランジ、溝、タブ、スロット、リブ、チャネルまたは類似の特徴を含み得る。セグメント26は、1つ以上の締結具、溶接などを介して互いに締結し得る。あるいは、セグメント26は間隔を空けて配置され得るが、その間隔は、セグメント26の長さに対して概ね垂直にデッキ20上を車両車輪が移動することを妨げるほどであってはならない。
デッキ20は、その側方縁がデッキ支持部材25に重なるようにフレーム18上に配置され、1つ以上の締結具、溶接などを介してデッキ支持部材25に結合され得る。デッキ支持部材25の楔形状によって、デッキ20の高さが入口端27から後端部材24に向かって増加するような僅かな角度でデッキ20が配置される。サイド部材22の水平面に対するデッキ20の角度は、好ましくは、約0°から約10°の間、または、約0°から約5°の間、または、約1°である。
デッキ20の入口端27に沿って、サイド部材22間に延在するように、入口パネル28が設けられる。図3に図示するように、リフト10が下降位置にあるとき、入口パネル28は、実質的に地表面とデッキ20の入口端27との間に延在する。入口パネル28が移動する地表面とデッキ20の入口端27との間の垂直距離は、好ましくは、約4インチ未満、または、約3インチ未満、または、より好ましくは、約1インチ未満である。これにより、リフト10は、低い地上高の車両を収容することができる。デッキ20の下方傾斜は、入口パネルが移動しなければならない垂直距離を最小限にすることを助ける。
入口パネル28は、サイド部材22の水平面に対して約5°~約15°または約10°など、デッキ20よりも急な角度で配置されてもよく、入口パネルは、デッキ20に対して、これと同じ角度または若干大きな角度、例えば、0°~約5°で配置されてもよい。
デッキ20とフレーム18の後端部材24との間において、デッキ20の反対端部に沿って、サイド部材22間に延在する車輪溝30が設けられる。車輪溝30は、車両の車輪を部分的に受けるように寸法が決められており、これにより、ユーザが車両のプラットフォーム12上に正しく配置することを助け、また、車両がフレーム18の後端部材24を乗り越えてリフト10から落ちることに抵抗する。車輪溝30は、駐車時に車両の前方または後方への移動に抵抗するための輪止めとしても機能する。車輪溝30は、スロープ壁32、ベース壁34およびストップ壁36を含む。スロープ壁32は、デッキ20の縁から、リフト10上に駐車しているときに車両の車輪が載ることができるベース壁34に向かって徐々に下方に傾斜している。ストップ壁36は、急峻な角度(例えば、おおよそ90°)でベース壁34から上方に垂直に、車両の車輪がストップ壁36を乗り越えることを少なくとも部分的に抵抗するのに十分な距離だけ延在する。ストップ壁36は、リフト10上に車両を乗り上げる時に感じられる物理的または「感覚的」な指標を車両の運転者に与えて、運転者に停止するように伝えてもよい。
シザーリフト14は概ね互いに鏡のようになっており、枢動点39においてそれらの中間点付近で枢動可能に結合される下側枢動レッグ38および上側枢動レッグ40を含む。下側枢動レッグ38は、一端(デッキ20が上昇したときのその下端)においてベース16との枢動結合部41を含み、反対端に配置され、フレーム18のサイド部材22のそれぞれに1つの下面に接触しかつそれに沿って転がるローラー42を含む。サイド部材22は、ローラー42を受けるチャネルまたはトラックを形成してもよい。
上側枢動レッグ40は、一端(デッキ20が上昇したときのその上端)においてフレーム18との枢動結合部43を含み、ベース18の長手部材46に接触しかつそれに沿って転がるローラー44をその遠位端において含む。したがって、下側枢動レッグ38および上側枢動レッグ40は、それぞれのローラー42、44がそれぞれベース16およびフレーム18との枢動結合部41、43と同様に概ね垂直に整列する、交差またはX字配置に構成されている。
ここに示す実施形態においては、下側枢動レッグ38および上側枢動レッグ40は共に、一対の互いに間隔を空けた概ね平坦な細長部材(細長部材48を含む下側枢動レッグ38および内側細長部材50および外側細長部材52を含む上側枢動レッグ40)で構成され、その間に1つ以上のガセット53が延在する。下側枢動レッグ38の細長部材48間の間隔は、上側枢動レッグ40が下側枢動レッグ38の細長部材48間に嵌合するように、上側枢動レッグ40の内側および外側細長部材50、52間の間隔よりも若干大きくなっている。レッグ38および40それぞれのガセット53は、所望の可動範囲内におけるレッグ38および40の相対枢動を妨げないように配置されている。
油圧式または空気圧式リニアアクチュエータなどであるアクチュエータ54が、レッグ38および40間に結合される。図3に図示するように、アクチュエータ54は、ベース16とのレッグ枢動結合部41近傍において下側枢動レッグ38と結合されている。アクチュエータ54は、枢動点39と、上側枢動レッグ40およびフレーム18間の枢動結合部43との間の間隔を空けた点において、上側枢動レッグ40にさらに結合されている。従って、アクチュエータ54を伸張させるとレッグ38、40は第1の方向に相対枢動し、アクチュエータ54を収縮させるとレッグ38、40は反対方向に相対枢動する。
上側枢動レッグ40の内側細長部材50は、外側細長部材52よりも、プラットフォーム12またはリフト10の中心線の近くに配置され、ローラー44と下側枢動レッグ38の枢動結合部との間の距離の少なくとも一部にわたって延在する凹部56を含む。凹部56は、好ましくは、内側細長部材50の非凹部の外側面の平面から約0.5インチ~約1.5インチ、または少なくとも約0.66インチだけ凹んでいるが、本明細書に記載の範囲から逸脱することなく、これよりも大きくまたは小さく凹んでいてもよい。
好ましくは、バンパーまたはパッド58を凹部56内の内側細長部材50の内側面に配置する。パッド58は、好ましくは、自動車のドアを形成する金属よりも弾力性のあるまたは柔らかい材料で形成され、シザーリフト14による車両ドアなどの物体への衝撃を和らげるまたは緩衝するために、および/または、そのような衝撃が物体にへこみ、キズ、またはその他の損傷を与える可能性を低減するために使用できるゴム、プラスチック、フォームまたは同様の材料からなり得る。パッド58は、凹部56の面に沿ってのみ存在していてもよく、または、その縁部を少なくとも一部包むものであってもよい。パッド58の厚さは、好ましくは、凹部の深さ未満である。例えば、パッド58の厚さは約0.25インチであり得る。凹部56内にパッド58を設けることにより、パッド58がレッグ38、40の動きを邪魔すること、また、その動きによって剪断されることを防ぐ。上側枢動レッグ40の反対側または外側の細長部材52は、同様の凹部およびパッドを含み得る。
図1に図示するように、ベース16は、一対の長手部材46、および、その第1端間に延在するクロス部材60を含み、これにより概ねU字形の構成となる。長手部材46はそれぞれ、その長さに沿って延在する隆起リブ62を有する概ね平坦なプレートを備える。リブ62は、上側枢動レッグ40のローラー44が移動できるトラックを提供し、曲げに対して長手部材46を補強してもよい。リブ62によって形成されるトラック内において、長手部材46の長さの一部にわたって間隔を空けて、複数のセーフティストップ64が配置される。以下により詳細に説明するように、セーフティストップ64は、上側枢動レッグ40上に配置されたセーフティロック66によって係合可能である。ベース16は、リフト10を基礎表面に固定するために締結具68を設置できるようにする1つ以上の穴を有していてもよい。
セーフティロック66は、内側および外側細長部材50、52間において、ローラー44に隣接して、上側枢動レッグ40の遠位端に枢動結合されるアーム72を備えている。アーム72は、ローラー44の車輪間に延在する軸またはピン(図示せず)の周りに、または、この軸またはピンに結合されていてもよく、また、この軸またはピンを受けるための孔を含んでいてもよい。アーム72は上側枢動レッグ40の遠位端から後方にベース16のクロス部材60に向かって延在し、その底面上にロックラグまたはタブ74を含む。
ロックタブ74は、ベース16の長手部材46上のセーフティストップ64と協働して、上側枢動レッグ40の遠位端が前方方向(図5aにおいて矢印76によって示される)に移動することを防ぎ、その逆の後方方向への移動を可能にするように構成されている。このように、ロックタブ74は、その前方端にロック面78を含み、反対側の後方端に枢動面80を含む。同様に、セーフティストップ64は、その後方端にストップ面82を含み、前方端に摺動面84を含む。ロック面78およびストップ面82は実質的に同じ角度で設けられており、この角度は、図5eに図示するように、ロック面78とストップ面82との接触が、上側枢動レッグ40の遠位端の前方への移動を妨げ、また、アーム72がベース16から離れるように上方に枢動することに抵抗するように、若干後方に傾斜していてもよい。逆に、枢動面80および摺動面84は、より大きな後方傾斜角度で設けられており、上側枢動レッグ40の遠位端が後方に移動し、枢動面および摺動面80、84が接触した時に、ベース16から離れるようにアーム72を上方に枢動するように構成されている。
アーム72は、上側枢動レッグ40とロックタブ74との間でアーム72に枢動結合されたトリガープレート86も含む。トリガープレート86は、その上面に沿ってアーム72に結合され得る枢動ピン87を介してアーム72に結合され、アーム72のスロット85を通って延びてベース16の長手部材46に接する。トリガープレート86は、概ね平坦な矩形形状を有するが、傾斜前方縁部88を含む(例えば、矩形形状の前方上角が除去されて、傾斜前方縁部88およびその前方下角の点89を提供する)。
トリガープレート86は、枢動ピン87との係合および点89の間の長さが、前傾した屈曲方位(図5a)および後傾した展開方位(図5c)の間で枢動された時にオーバーセンター状態を提供するのに十分な長さである。トリガープレート86が配置されるスロット85、および/または、ロックタブ74に対するトリガープレート86の位置は、トリガープレート86の可動範囲、ひいては、屈曲方位および展開方位におけるトリガープレート86の方位を制限または規定し得る。
図5aに図示する屈曲方位において、点89はベースの長手部材46に接して摺動し、また、トリガープレート86の傾斜前方縁部88は、上側枢動レッグ40の遠位端が前方に移動する際にセーフティストップ64の1つのストップ面82に接するように配置される。図5bに図示するように、ストップ面82に接触すると、トリガープレート86は、後方(図5a~図5eに図示する時計回り)に枢動させられ、これにより、アーム72は持ち上げられ、または、上方(時計回り)に枢動させられる。トリガープレート86は、概ね垂直位置またはオーバーセンターを超えて展開方位に向かって回転し続け、オーバーセンター状態によって展開方位に維持される。その後、上側枢動レッグ40の遠位端が前方に移動する際に、トリガープレート86は長手部材46に沿って摺動してセーフティストップ64を超え、そして、ロックタブ74がセーフティストップ64に係合することを防ぐ。
後方方向において、トリガープレート86の点89は、図5dに図示するように、摺動面84またはセーフティストップ64の1つの前方端に接触するまで、長手部材46に沿って摺動する。セーフティストップ64に接触すると、トリガープレート86は前方(反時計回り)に枢動し、オーバーセンター配置の中心を超えて、アーム72が下方(反時計回り)に枢動することを許可する。後方への移動は、少なくとも、ロックタブ74が下方に移動して長手部材46と接触することが可能になるまで続く。その後、上側枢動レッグ40の遠位端が再び前方に移動して、図5eに図示するように、ロックタブ74のロック面78がセーフティストップ64のストップ面82に接触または係合する。これにより、上側枢動レッグ40の遠位端がさらに前方に移動することが制限され、プラットフォーム12が下方に移動または落下することを防ぐ。
上側枢動レッグ40の遠位端が前方に移動する(例えば、プラットフォーム12を下降させる)ことを再び可能にするためには、上側枢動レッグ40の遠位端を初めに後方に移動させる。セーフティストップ64の通過が可能になるように、トリガープレート86が前方に枢動する。トリガープレート86がセーフティストップ64を通過した後、上側枢動レッグ40の遠位端は再び前方に移動して、既に説明したように、トリガープレート86がセーフティストップ64のストップ面82に接触して、トリガープレート86を展開方位に枢動させることができる。セーフティロック66の特定の構成を説明したが、例示的実施形態の範囲から逸脱することなく、他のセーフティロック構成が採用され得ることは言うまでもない。
引き続き図1~図6を参照して、例示的実施形態によるパーキングリフト10の操作を説明する。リフト10は、好ましくは、標準的な駐車スペース(例えば、幅おおよそ7~10フィート、長さ約10~20フィートの面積、または、好ましくは、幅約8.5フィート、長さ約13.5フィートの面積)に収まるように寸法が決められている。このように、リフト10は、駐車場内の利用可能なスペースに、あるいは、ほとんどのガレージ内に容易に配置できる。
リフト10は、図3に示すように下降位置に配置されており、アクチュエータ54は実質的に収縮しており、ローラー42、44は各フレーム18のサイド部材22またはベース16の長手部材46に沿った最前方位置に移動される。下降位置において、フレーム18のサイド部材22のそれぞれから下方に延びる耳部70がベース16または基礎表面に接触してプラットフォーム12を前方に傾斜させる(例えば、フレーム18の後端部材24は基礎表面に接触するかまたはほぼ接触するように移動される入口パネル28よりも大きな垂直高に維持される)。別の実施形態においては、耳部70はプラットフォーム12を前方傾斜方位で支持し、シザーリフト14を作動させるとプラットフォーム12は前方に傾斜する。
前方傾斜方位においては、プラットフォーム12のデッキ20は、約0°~約15°または約3°~約8°、あるいは、好ましくは約5°の角度で配置され、入口パネル28は約10°~約20°、あるいは、約15°の角度で配置される。それにより、プラットフォーム12上を走行する車両は、プラットフォーム12の長さ全体にわたって非常に緩やかな傾斜に遭遇し、これを通過する。これにより、スポーツカーや地上高が非常に低い他の車両のような超低車高車両が、車両の下側とプラットフォーム12とが接触することなく、プラットフォーム12上を走行することができる。これとは対照的に、当該分野において入手可能なリフトでは、実質的に水平なプラットフォームに、はるかに大きな垂直上昇幅を持つ急峻な入口パネルが付いており、これは、地上高の低い車両の多く(例えば、地上高わずか約3インチの車両)ではクリアできない。
車両をプラットフォーム12上に積載するには、車両をデッキ20上に載せて、その進行方向の車輪が車輪溝30に達するまで前進させる。車両の車輪は、車輪溝30のスロープ壁32をベース34まで移動し、ストップ壁36に接触し得る。ストップ壁36は、非常に低速またはアイドリング速度で走行している時に車両を停止するように構成され、および/または、運転者に車両を停止するように知らせるバンプを提供する。車両は、通常の方法で停止され、駐車され、そしてエンジンが停止される。その後、運転者が車両を降りる。
制御パネル90にアクセスして、油圧式または空気圧式ポンプ92およびアクチュエータ54を動作するように構成された制御システムを起動する。アクチュエータ54を動作することによって、下側枢動レッグ38を、ベース16との各結合を中心に枢動し、それによって、ローラー42を上方かつ各サイド部材22に沿って長手方向に動かす。下側枢動レッグ38を上方に枢動することにより、上側枢動レッグ40の下側枢動レッグ38との結合を介して上側枢動レッグ40が動くように動作する。上側枢動レッグ40が動くことにより、上側枢動レッグ40が、プラットフォーム12のフレーム18との各結合を中心に枢動し、ベース16の長手部材46に沿って各ローラー44が動く。従って、レッグ38、40は、概ね水平な位置からより垂直な方位に向かって、シザー式または交差するように枢動する。レッグ38、40が枢動することにより、プラットフォーム12が垂直上方に上昇するとともに、プラットフォーム12が少なくとも部分的に傾斜して入口端27がプラットフォーム12の反対端に対して上方に動き、これにより、デッキ20がより水平または上方に傾斜した方位へと動く。
プラットフォーム12は、所望量だけ上方に動かすことができる。下降位置と完全上昇位置との間に、複数のストップまたは位置が設けられてもよい。各ストップ位置は、ベース16上のセーフティストップ64の位置によって規定され得る。所望の垂直高に達したら、既に説明したように、シザーリフト14上のセーフティロック66が各セーフティストップ64に係合する。
好ましくは、プラットフォーム12は、プラットフォーム12の下に第2の車両94を配置するのに十分な高さに上昇されるが、その下に第2の車両を配置することを望まない場合にはこれは必要ではない。図6に図示するように、第2の車両94は、プラットフォーム12の下に、前向き位置(94a)または後向き位置(94b)のいずれでも駐車できる。いずれの位置でも、車両94はシザーリフト14間で運転され、ベース16のクロス部材60をバンプストップとして用いて、それにより、いつ車両を停止するのかを示すようにしてもよい。
プラットフォーム12の下に駐車する場合、車両94のドア96は、隣接するシザーリフト14に、より具体的には上側枢動レッグ40の内側細長部材50に、概ね近接している。細長部材50の凹部56は、ドア96を空けるための追加的空間を提供し、内側細長部材50が完全に平面であった場合と比べて、車両94のドア96を、レッグ40に接触せずに、より大きく開くことが可能になる。図6は、前向き位置(96h)および後向き位置(94t)でプラットフォーム12の下に駐車した車両94を示す例示的な図である。車両ドア96h、96tが、細長部材50内に凹部56があることによって可能となる量だけ開いた状態を示している。凹部56があることによって可能となる量よりも大幅に小さい、凹部56が無い場合に可能な量だけ開いた状態(仮想線)の車両ドア96h’、96t’も図示している。
凹部56内に配置されたパッド58は、また、ドア96とレッグ40とが接触した場合に、車両ドア96が損傷することに抵抗することを助ける。上記のプロセスの逆を行うことによって、リフト10から車両を出すことが完了する。
リフト10の安全性及び使い勝手を向上させるために、リフト10上に様々な機能拡張が提供されてもよい。例えば、リフト10の動作を完全に無効にするために採用され得るキースイッチが制御パネル90上に提供されてもよい。様々な用途の中でも、第2の車両94の存在を感知するため、および、プラットフォーム20の上および下に車両を位置決めすることを助けるために、超音波センサ、赤外線センサ、近接センサおよびカメラなどのセンサを設けてもよい。いくつかの実施形態において、リフト10は、単一のコントローラまたは制御システムおよび/または電源に接合され得る複数のリフト10のうちの1つとして提供され得る。例えば、個々のリフト10と同位置にある独立した操作コントロールを介してさらに制御されるリフト10の各々に油圧力を提供する単一の動力装置に複数のリフト10が結合され得る。
図7および図8に図示する別の実施形態において、シザーリフト14は、パーキングリフト100用の傾斜シザーリフト114として構成され得る。パーキングリフト100および傾斜シザーリフト114は、パーキングリフト10およびシザーリフト14と同一の構成および動作であってよいが、下側枢動レッグ138または上側枢動レッグ140は他のレッグ138、140よりも長くなっており、それにより、プラットフォーム112に上方および/または下方の傾斜を与える。図7および図8に図示するように、下側枢動レッグ138は上側枢動レッグ140よりも長いが、本明細書に記載の例示的実施形態の範囲から逸脱することなく、その逆の構成も採用できる。
下側枢動レッグ138および上側枢動レッグ140は、それぞれ、後方部138R、140Rおよび前方部138F、140Fを含む。下側枢動レッグ138の後方部138Rは、枢動点139およびベース116との枢動結合部141の間に配置され、上側枢動レッグ140の後方部140Rは、枢動点139およびフレーム118との枢動結合部143の間に配置される。下側枢動レッグ138の前方部138Fは枢動点139およびローラー142の間に配置され、上側枢動レッグ140の前方部140Fは枢動点139およびローラー144の間に配置される。
図7に図示するように、後方部138R、140Rは、好ましくは、実質的に同じ長さである。上側枢動レッグ140の前方部140Fは、後方部138R、140Rと実質的に同じ長さであってもよいし、若干長くてもよい。それにより、上側枢動レッグ140の枢動点139は、その長さに沿って概ね中央に位置していてもよいし、後方部140R側に若干ずれていてもよい。下側枢動レッグ138の前方部138Fは、後方部138R、140Rおよび前方部140Fのそれぞれよりも長さが長い。よって、下側枢動レッグ138の枢動点139は、その長さに沿って中央に位置しておらず、ローラー142よりも枢動結合部141に近い。それにより、下降位置において、下側枢動レッグ138のローラー142は、上側枢動レッグ140のローラー144よりもプラットフォーム112の入口端127に近い位置にある。
下降位置から上昇位置まで上昇する時、下側枢動レッグ138のローラー142は、上側枢動レッグ140およびフレーム118の枢動結合部143よりも大きな垂直距離を移動する。傾斜シザーリフト114がプラットフォーム112を上昇させると、その入口端127はそれにより末端または後端147よりもさらに垂直方向上方に移動し、それにより、プラットフォーム112を少なくとも部分的に後方に傾斜させる(例えば、枢動結合部143を中心にプラットフォーム112を上方または後方に枢動させる)。下側および上側枢動レッグ138、140は、プラットフォーム112を任意の所望量だけ枢動させるように構成されていてもよいが、好ましくは、プラットフォーム112を約0°から約25°の間、または、約2°から約15°の間、または、約2°から約10°の間、または、約5°、または、約2.5°だけ傾斜させる。ある実施形態においては、プラットフォーム112は、デッキ120を実質的に水平な方位または若干後方に傾いた方位に配置するのに十分な量だけ上方に傾斜させられる。このような傾斜により、プラットフォーム112の入口端127と基礎表面(すなわち、地面)との間にさらなる垂直クリアランスが与えられ、これにより、プラットフォーム112の下により車高の高い車両を配置することが可能になる。
図示されている様々な構成要素、および、図示されていない構成要素は、下記請求項の範囲から逸脱することなく、上記以外の多数の構成が可能である。本技術の実施形態は、限定的ではなく例示的であることを意図して説明している。本開示を読んだ後であれば、また、本開示を読むことによって、代替的実施形態が本開示を読んだ者に明らかになるであろう。下記特許請求の範囲から逸脱することなく、上記を実施する代替的手段を完成させることが可能である。本開示および下記請求項において、特定の機能を果たすように構成されたものとして各構造を記載しているが、これは、本開示の範囲内で、当業者であれば容易に特定でき、当該特定の機能を上記同様に果たすことができる他の構造および構成またはその設計を包含する意図である。特定の特徴およびその一部の組み合わせは有用であり、他の特徴およびその一部の組み合わせを参照することなく採用することができ、それらは特許請求の範囲内であると想定されている。

Claims (18)

  1. その上に車両を受けるように構成されたデッキを支持するフレームを有するプラットフォームと、
    一対のシザーリフトレッグアセンブリであって、各アセンブリは、第1の長さを有する第1レッグと、前記第1の長さよりも短い第2の長さを有する第2レッグとを含み、前記第1および第2レッグは前記第1レッグの中間点からずれた枢動点において互いに枢動結合され、前記第1レッグの第1近位端はベースに枢動結合され、前記第1レッグの反対側の遠位端は前記プラットフォームに沿って移動するように構成され、前記第2レッグは第2近位端において前記プラットフォームの最後端に枢動結合され、反対側の遠位端は前記ベースに沿って移動するように構成され、前記第1レッグは前記第2レッグに対して枢動可能であり、前記枢動によって前記第1レッグの前記遠位端が前記第2レッグの前記第2近位端よりも大きい垂直距離を移動し且つ前記プラットフォームの入口端が前記第2レッグの前記第2近位端を中心に垂直に傾斜する、一対のシザーリフトレッグアセンブリと、
    を備える、車両用パーキングリフト。
  2. 前記枢動点は、前記第2の長さの半分に実質的に等しい距離だけ前記第1近位端から離れた位置に配置される、請求項1に記載のパーキングリフト。
  3. 前記第2レッグは前記パーキングリフトの長手方向に延びる中央線に最も近い表面上に凹部を含み、前記凹部は、前記第2レッグの長さの一部に沿って延びており、前記中央線から凹んでいる、請求項1に記載のパーキングリフト。
  4. 前記凹部内において前記第2レッグに結合されたパッドをさらに備える、請求項3に記載のパーキングリフト。
  5. 前記プラットフォームは下降位置と上昇位置との間で移動可能であり、前記下降位置においては、前記デッキの前記入口端は、基礎表面と接しているか、あるいは、前記基礎表面に非常に近接しているかのいずれかであり、前記上昇位置においては、前記プラットフォームの下に車両を配置することができるように、前記プラットフォームは前記ベース上に十分な垂直距離をおいて配置されている、請求項1に記載のパーキングリフト。
  6. 前記下降位置において、前記デッキは前記基礎表面に対して前記入口端から前記最後端に向かって上方に傾斜しており、前記上昇位置において、前記デッキは前記基礎表面に対して前記入口端から前記最後端に向かって下方に傾斜している、請求項5に記載のパーキングリフト。
  7. 前記プラットフォームの前記フレームから垂直下方に延びる耳部であって、前記下降位置において、前記耳部は前記ベースに接触しており、前記プラットフォームは前記耳部と前記ベースとの接点を中心に枢動する耳部をさらに備える、請求項1に記載のパーキングリフト。
  8. 前記シザーリフトレッグアセンブリの一方または両方はロックアセンブリを含む、請求項1に記載のパーキングリフト。
  9. 前記ベースは一対の長手方向に延びるベースプレートおよび前記ベースプレート間に延びるクロス部材を含み、前記ロックアセンブリは前記第2レッグの反対側の遠位端から延びるアームを含み、前記アームは前記アームに対して枢動結合されたトリガープレートおよび前記アームから前記各ベースプレートに向かって延びるロックタブを含み、前記各ベースプレートは複数のセーフティストップを含み、前記セーフティストップは前記ロックタブと係合することによって、前記第2レッグの前記遠位端が前記各ベースプレートに沿った一方向に移動することを防ぐ、請求項8に記載のパーキングリフト。
  10. 前記アームはその厚み全体に延びるスロットを規定しており、前記トリガープレートは前記スロットを通して延びるように配置され、前記スロットは前記トリガープレートの枢動範囲を規定している、請求項9に記載のパーキングリフト。
  11. 前記トリガープレートは展開方位と屈曲方位との間で枢動可能であり、前記展開方位において、前記トリガープレートは前記ロックタブが前記セーフティストップに係合することを防ぎ、前記屈曲方位において、前記トリガープレートは前記ロックタブが前記セーフティストップに係合することを可能にする、請求項9に記載のパーキングリフト。
  12. 前記トリガープレートは前記展開方位と前記屈曲方位との間でオーバーセンター状態となる、請求項11に記載のパーキングリフト。
  13. その上に車両を受けて支持するように構成されたプラットフォームと、
    前記プラットフォームの下に配置された一対のシザーリフトレッグアセンブリであって、各アセンブリは第1の長さを有する第1レッグと、前記第1の長さよりも短い第2の長さを有する第2レッグとを含み、前記第1および第2レッグは枢動点において互いに枢動結合され、前記第2レッグの第2近位端は前記プラットフォームの最後端の近くで前記プラットフォームに結合され、前記第2レッグは前記パーキングリフトの長手方向に延びる中央線に最も近い表面上において凹部を有し、前記凹部は前記第2レッグの第2の遠位端および前記枢動点の間において前記第2レッグの長さの一部に沿って延びており且つ前記中央線から凹んでいる、一対のシザーリフトレッグアセンブリと、
    前記第1および第2レッグの少なくとも一方に結合され、前記第2レッグに対して前記第1レッグを枢動させて前記プラットフォームを垂直に上昇および下降させるように動作可能なアクチュエータであって、前記枢動によって前記第1レッグの第1遠位端が前記第2レッグの前記第2近位端よりも大きい垂直距離を移動し且つ前記プラットフォームが前記第2レッグの前記第2近位端を中心に垂直に傾斜する、アクチュエータと、
    を備える、車両用パーキングリフト。
  14. 前記第1レッグは、前記第1レッグの前記第1の長さに沿った位置であって、前記第2の長さの半分に実質的に等しい距離だけ前記第1レッグの第1近位端から離れた位置にある枢動点において前記第2レッグに枢動結合されている、請求項1に記載のパーキングリフト。
  15. 前記プラットフォームは下降位置と上昇位置との間で移動可能であり、前記下降位置においては、前記デッキの入口端は、基礎表面と接しているか、あるいは、前記基礎表面に非常に近接しているかのいずれかであり、前記上昇位置においては、前記プラットフォームの下に車両を配置することができるように前記プラットフォームが前記ベース上に十分な垂直距離をおいて配置されており、前記上昇位置においては、前記デッキは、前記基礎表面に対して実質的に水平であるか、あるいは、前記入口端から前記最後端に向かって下方に傾斜するかのいずれかとなるように移動する、請求項13に記載のパーキングリフト。
  16. 前記凹部内において前記第1レッグ上に配置されたパッドをさらに備える、請求項13に記載のパーキングリフト。
  17. 前記第1レッグの前記第1遠位端に枢動結合され前記第1遠位端から延びるアームを含むロックアセンブリであって、前記アームは前記アームに枢動結合されたトリガープレートと前記アームから前記シザーリフトレッグアセンブリの下にあるベースプレートに向かって延びるロックタブとを含み、前記ベースプレートは複数のセーフティストップを含み、前記セーフティストップは前記各ベースプレートに沿った1方向における前記第1レッグの前記遠位端の動きを防ぐように前記ロックタブによって係合可能であるロックアセンブリ、をさらに備える、請求項13に記載のパーキングリフト。
  18. その上に車両を受けるように構成されたデッキを支持するフレームを有するプラットフォームと、
    一対のシザーリフトレッグアセンブリであって、各アセンブリは第1の長さを有する第1レッグと、前記第1の長さよりも短い第2の長さを有する第2レッグとを含み、前記第1および第2レッグは前記第1レッグの中間点からずれた枢動点において互いに枢動結合され、前記第1レッグの第1近位端はベースに枢動結合され、前記プラットフォームに沿って移動するように構成された反対側の第1遠位端を有し、前記第2レッグの第2近位端は前記プラットフォームの最後端に枢動結合され、前記第2レッグの反対側の第2の遠位端は前記ベースに沿って移動するように構成された、一対のシザーリフトレッグアセンブリと、
    前記第1および第2レッグの少なくとも一方に結合され、前記第2レッグに対して前記第1レッグを枢動させるように動作可能なアクチュエータであって、前記枢動によって前記第1レッグの前記第1遠位端が前記第2レッグの前記第2近位端よりも大きい垂直距離を移動し且つ前記プラットフォームが前記第2レッグの前記第2近位端を中心に垂直に傾斜し、これにより、前記プラットフォームの入口端を前記プラットフォームの前記最後端よりも高い垂直高に配置し、前記入口端は前記最後端の反対側である、アクチュエータと、
    を備える、車両用パーキングリフト。
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