JP2023184058A - 単価見積管理装置、単価見積管理方法、及び単価見積管理プログラム - Google Patents

単価見積管理装置、単価見積管理方法、及び単価見積管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】単価見積の業務を効率化することが可能な単価見積管理装置を提供すること。【解決手段】本実施の形態に係る単価見積管理装置は、少なくとも、得意先、適用開始日、商品、単価の単位である数量、単価の項目のデータを関連づけて格納するための単価マスタと、前記単価マスタを更新するためのデータを格納するための仮マスタと、見積番号、見積日、受注予定日、売上予定日、得意先、納入先、仕入先、適用開始日、商品、数量、単価、金額の項目を含む見積データを入力する見積入力手段と、前記入力された見積データが承認された場合に、承認された見積データに基づいて前記仮マスタを更新する承認手段と、前記更新された仮マスタに基づいて前記単価マスタを更新するマスタ更新手段と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、単価見積管理装置、単価見積管理方法、及び単価見積管理プログラムに関する。
例えば、得意先との商品の単価を交渉する場合は、単価の見積を提示して交渉を行う場合が多い。見積を作成するシステムとして、例えば、特許文献1がある。
特開2019-211956号公報
しかしながら、特許文献1では、単価見積の業務を効率化することに関して何ら記載されていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、単価見積の業務を効率化することが可能な単価見積管理装置、単価見積管理方法、及び単価見積管理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた単価見積管理装置であって、前記制御部は、少なくとも、得意先、適用開始日、商品、単価の単位である数量、単価の項目のデータを関連づけて格納するための単価マスタと、前記単価マスタを更新するためのデータを格納するための仮マスタと、にアクセス可能に構成されており、見積番号、見積日、受注予定日、売上予定日、得意先、納入先、仕入先、適用開始日、商品、数量、単価、金額の項目を含む見積データを入力する見積入力手段と、前記入力された見積データが承認された場合に、承認された見積データに基づいて前記仮マスタを更新する承認手段と、前記更新された仮マスタに基づいて前記単価マスタを更新するマスタ更新手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の一態様によれば、前記制御部は、得意先、納入先、仕入先、商品の項目のデータを関連づけて格納するためのルートマスタにアクセス可能に構成されており、前記マスタ更新手段は、前記更新された仮マスタに基づいて前記ルートマスタを更新することにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記見積データは、承認後に単価マスタに即時反映するか否かを指定する承認後マスタ即時反映フラグを含み、前記マスタ更新手段は、前記承認後マスタ即時反映フラグが「即時反映する」の場合は、前記仮マスタの更新後に即時に前記単価マスタを更新することにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記見積データは、在庫を送付する場合の在庫見積又は仕入先から直送する場合の直送見積を指定した見積区分を含み、前記単価マスタは、得意先、適用開始日、商品、単価の単位である数量、単価の項目のデータを関連づけて格納するための得意先別商品単価マスタと、得意先、納入先、適用開始日、商品、単価の単位である数量、単価の項目のデータを関連づけて格納するための得意先納入先別商品単価マスタと、得意先、仕入先、適用開始日、商品、単価の単位である数量、単価の項目のデータを関連づけて格納するための得意先仕入先別商品単価マスタと、得意先、納入先、仕入先、適用開始日、商品、単価の単位である数量、単価の項目のデータを関連づけて格納するための得意先納入先仕入先別商品単価マスタと、を含み、前記マスタ更新手段は、前記見積データの見積区分及び得意先、納入先、及び仕入先の有無に基づいて、前記得意先別商品単価マスタ、前記得意先納入先別商品単価マスタ、前記得意先仕入先別商品単価マスタ、及び前記得意先納入先仕入先別商品単価マスタのいずれかを選択して更新することにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記マスタ更新手段は、前記見積データについて、見積区分が「在庫見積」、得意先が「データ有り」、納入先が「データ無し」、仕入先が「データ無し」の場合は、前記得意先別商品単価マスタを更新することにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記マスタ更新手段は、前記見積データについて、見積区分が「在庫見積」、得意先「データ有り」、納入先「データ有り」、仕入先「データ無し」の場合は、前記得意先納入先別商品単価マスタを更新することにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記マスタ更新手段は、前記見積データについて、見積区分が「直送見積」、得意先「データ有り」、納入先「データ無し」、仕入先「データ有り」の場合は、前記得意先仕入先別商品単価マスタを更新することにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記マスタ更新手段は、前記見積データについて、見積区分が「直送見積」、得意先「データ有り」、納入先「データ有り」、仕入先「データ有り」の場合は、前記得意先納入先仕入先別商品単価マスタを更新することにしてもよい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた情報処理装置が実行する単価見積管理方法であって、前記制御部は、少なくとも、得意先、適用開始日、商品、単価の単位である数量、単価の項目のデータを関連づけて格納するための単価マスタと、前記単価マスタを更新するためのデータを格納するための仮マスタと、
にアクセス可能に構成されており、前記制御部において実行される、見積番号、見積日、受注予定日、売上予定日、得意先、納入先、仕入先、適用開始日、商品、数量、単価、金額の項目を含む見積データを入力する見積入力工程と、前記入力された見積データが承認された場合に、承認された見積データに基づいて前記仮マスタを更新する承認工程と、前記更新された仮マスタに基づいて前記単価マスタを更新するマスタ更新工程と、を含むことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた情報処理装置に実行させるための単価見積管理プログラムであって、前記制御部は、少なくとも、得意先、適用開始日、商品、単価の単位である数量、単価の項目のデータを関連づけて格納するための単価マスタと、前記単価マスタを更新するためのデータを格納するための仮マスタと、にアクセス可能に構成されており、前記制御部において、見積番号、見積日、受注予定日、売上予定日、得意先、納入先、仕入先、適用開始日、商品、数量、単価、金額の項目を含む見積データを入力する見積入力工程と、前記入力された見積データが承認された場合に、承認された見積データに基づいて前記仮マスタを更新する承認工程と、前記更新された仮マスタに基づいて前記単価マスタを更新するマスタ更新工程と、を実行させるための単価見積管理プログラムであることを特徴とする。
本発明によれば、単価見積の業務を効率化することが可能となるという効果を奏する。
図1は、本実施の形態に係る単価見積管理装置の一例を示すブロック図である。 図2は、マスタ更新処理のパターンである更新マトリクスを示す図である。 図3は、単価見積管理装置の制御部の全体の処理の流れの概略を説明するためのフローを示す図である。 図4は、単価見積管理装置の制御部の処理の具体例を説明するためのサンプルデータの一例を示す図である。 図5は、単価見積管理装置の制御部の処理の具体例を説明するためのサンプルデータの一例を示す図である。 図6は、単価見積管理装置の制御部の処理の具体例を説明するためのサンプルデータの一例を示す図である。 図7は、単価見積管理装置の制御部の処理の具体例を説明するためのサンプルデータの一例を示す図である。 図8は、単価見積管理装置の制御部の処理の具体例を説明するためのサンプルデータの一例を示す図である。 図9は、単価見積管理装置の制御部の処理の具体例を説明するためのサンプルデータの一例を示す図である。 図10は、単価見積管理装置の制御部の処理の具体例を説明するためのサンプルデータの一例を示す図である。 図11は、単価見積管理装置の制御部の処理の具体例を説明するためのサンプルデータの一例を示す図である。 図12は、単価見積管理装置の制御部の処理の具体例を説明するためのサンプルデータの一例を示す図である。 図13は、単価見積管理装置の制御部の処理の具体例を説明するためのサンプルデータの一例を示す図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施形態により限定されるものではない。
[1.概要]
例えば、単価見積を行う場合に、営業担当者の見積業務がExcel、メール、電話とシステム外かつ多岐に渡っており、管理者が単価の見積状況を把握できていなかった。そのため、管理者の意図しない価格決定がされてしまい、利益の機会損失につながっていた。
また、契約で決まった結果を書面で回覧し、別途、情報システム担当者が各種マスタを登録していたため、マスタの登録間違いや、登録までのタイムラグが発生していた。そのため、事務員が登録したいときにマスタがまだ作成されていない場合や、都度の入力による間違いが多発してしまっていた。
そこで、本実施の形態で、営業担当者が、見積入力により得意先等に対する単価見積を登録し、上長が承認することで、見積登録した内容に基づき、各単価マスタ(得意先別商品単価マスタ、得意先納入先別商品単価マスタ、得意先仕入先別商品単価マスタ、得意先納入先仕入先別商品単価マスタ)及びルートマスタを作成する。
これにより、契約内容を見積情報として登録することで、見積情報の一元管理と共有を行うと共に、承認後、自動的に単価マスタを作成するため、単価見積の業務を効率化することができる。また、1件の見積の登録情報に基づき、自動的に更新対象の単価マスタを振り分けて登録を行うため、単価マスタ登録の効率化だけでなく、承認された見積情報が反映されるため、統制面の強化や事務員の入力を含めた業務全般を効率化することができる。
本実施の形態の単価見積管理装置は、営業担当者が取引の契約段階で取り決める商流毎の単価を、見積契約としてワークフローで管理するとともに、取り決めた結果を契約内容に応じて自動的に各単価マスタ及びルートマスタに登録する。本実施の形態の商流とは、(1)得意先向け、(2)納入先向け、(3)仕入先から得意先向けの直送、(4)仕入先から納入先向けの直送の商品の流通経路を指す。各単価マスタとして、商流に対応して、(1)得意先別商品単価マスタ、(2)得意先納入先別商品単価マスタ、(3)得意先仕入先別商品単価マスタ、(4)得意先納入先仕入先別商品単価マスタを備えている。また、商流そのものを管理するマスタとして、ルートマスタを備えている。
本実施の形態の単価見積管理装置は、化学・食品業界、商社等の商品を販売(卸売を含む)する各種業界に適用可能である。
[2.構成]
本実施形態に係る単価見積管理装置の構成の一例について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る単価見積管理装置の一例を示すブロック図である。単価見積管理装置100は、ワークステーションや市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータ等である。
単価見積管理装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。単価見積管理装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線又は無線の通信回線を介して、単価見積管理装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、単価見積管理装置100と、サーバ200、営業担当者端末410・・・、営業上長端末420・・・とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。これにより、通信インターフェース部104は、ネットワーク300を介して、サーバ200とデータ通信可能に構成されている。
営業担当者端末410・・・は、営業部門の担当者が使用する端末であり、単価見積管理装置100にアクセス可能に構成されている。
営業上長端末420・・・は、営業部門の上長が使用する端末であり、単価見積管理装置100にアクセス可能に構成されている。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、およびマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、およびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
また、この記憶部106は、仮マスタ106aと、得意先別商品単価マスタ106bと、得意先納入先別商品単価マスタ106cと、得意先仕入先別商品単価マスタ106dと、得意先納入先仕入先別商品単価マスタ106eと、ルートマスタ106fと、見積データファイル106gとを備えている。得意先別商品単価マスタ106b、得意先納入先別商品単価マスタ106c、得意先仕入先別商品単価マスタ106d、得意先納入先仕入先別商品単価マスタ106eを「単価マスタ」と総称する。
仮マスタ106aは、単価マスタ更新用のマスタであり、例えば、見積番号、行番号、見積区分(在庫見積、直送見積)得意先、納入先、仕入先、適用開始日、適用終了日、承認後マスタ即時反映フラグ、商品、数量、単価を関連づけて登録したテーブル等で構成することができる。
得意先別商品単価マスタ106bは、得意先、適用開始日、適用終了日、商品、数量、単価を関連付けて登録したテーブル等で構成することができる。
得意先納入先別商品単価マスタ106cは、得意先、納入先、適用開始日、適用終了日、商品、数量、単価を関連付けて登録したテーブル等で構成することができる。
得意先仕入先別商品単価マスタ106dは、得意先、仕入先、適用開始日、適用終了日、商品、数量、単価を関連付けて登録したテーブル等で構成することができる。
得意先納入先仕入先別商品単価マスタ106eは、得意先、納入先、仕入先、適用開始日、適用終了日、商品、数量、単価を関連付けて登録したテーブル等で構成することができる。
ルートマスタ106fは、商流を管理するためのマスタであり、得意先、納入先、仕入先、商品を関連付けて登録したテーブル等で構成することができる。
見積データファイル106gは、見積データを格納するためのテーブルである。見積データは、見積番号、行番号、見積区分(在庫見積、直送見積)、事業所、見積日、受注予定日、売上予定日、担当者、得意先、納入先、仕入先、仮マスタ106a(単価マスタ)を更新するか否かを指定する単価更新区分(0:更新しない、1:更新する)、適用開始日、適用終了日、承認後マスタ即時反映フラグ、商品、数量、単価、金額、明細摘要を含んでいてもよい。
承認後マスタ即時反映フラグで単価マスタの更新タイミングを、承認後即時、又は、任意のタイミングのいずれかを選択可能となっている。承認後マスタ即時反映フラグが「即時反映する」の場合は、承認後に単価マスタを即時更新し、「即時反映しない」の場合は、任意のタイミングで単価マスタを更新する。
制御部102は、単価見積管理装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、記憶部106に格納されている、仮マスタ106a、得意先別商品単価マスタ106b、得意先納入先別商品単価マスタ106c、得意先仕入先別商品単価マスタ106d、得意先納入先仕入先別商品単価マスタ106e、ルートマスタ106f、見積データファイル106g等にアクセス可能に構成されている。なお、これらのマスタやファイルは、他の場所(例えば、サーバ200)に設けられていてもよく、制御部102がアクセス可能な構成であればよい。
制御部102は、機能概念的に、単価見積入力部102aと、ワークフロー処理部102bと、承認処理部102cと、マスタ更新部102dと、画面表示制御部102eと、を備えている。
単価見積入力部102aは、営業担当者端末410からのアクセスに応じて、見積入力画面を提供し、見積入力画面上での営業担当者端末410の営業担当者の操作等に応じて、見積番号、見積日、受注予定日、売上予定日、得意先、納入先、仕入先、適用開始日、商品、数量、単価、金額を含む見積データを入力して見積データファイル106gに登録する。営業担当者は、見積データを登録すると、ワークフローを使用して見積データの承認を申請する。
ワークフロー処理部102bは、ワークフロー環境を提供する。例えば、ワークフロー処理部102bは、営業担当者端末410からのアクセスに応じて、ワークフロー申請画面を提供し、営業担当者がワークフロー申請画面で見積データと承認ルート(例えば、営業上長等)を指定すると、指定された承認ルートでの回覧を実行して承認ルートに通知し、承認ルートで(例えば、営業上長端末420の営業上長により)見積データの承認又は却下の決定がなされる。
承認処理部102cは、見積データが承認された場合に、当該見積データに基づいて、
仮マスタ106aを更新する。
マスタ更新部102dは、更新した仮マスタ106aに基づいて単価マスタを更新する。また、マスタ更新部102dは、更新した仮マスタ106aに基づいてルートマスタ106fを更新する。
見積データ(仮マスタ106a)は、承認後に単価マスタに即時反映するか否かを指定する承認後マスタ即時反映フラグを含み、マスタ更新部102dは、承認後マスタ即時反映フラグが「即時反映する」の場合は、仮マスタ106aの更新後に即時に単価マスタを更新し、「即時反映しない」の場合は、仮マスタ106aの更新後に任意のタイミングで単価マスタを更新する。
図2は、マスタ更新処理のパターンである更新マトリクスを示す図である。図2を参照して、単価マスタの更新パターンを説明する。マスタ更新部102dは、見積データ(仮マスタ106a)の見積区分(在庫見積、直送見積)と、得意先、納入先、及び仕入先の有無で、更新先の単価マスタ(得意先別商品単価マスタ106b、得意先納入先別商品単価マスタ106c、得意先仕入先別商品単価マスタ106d、得意先納入先仕入先別商品単価マスタ106e)を選択する。どのパターンでもルートマスタ106fは必ず更新する。
見積区分が「在庫見積」で、得意先「○:データ有り」、納入先「-:データ無し」、仕入先「-:データ無し」の場合は、得意先別商品単価マスタ106bを更新する。
見積区分が「在庫見積」で、得意先「○:データ有り」、納入先「○:データ有り」、仕入先「-:データ無し」の場合は、得意先納入先別商品単価マスタ106cを更新する。
見積区分が「直送見積」で、得意先「○:データ有り」、納入先「-:データ無し」、仕入先「○:データ有り」の場合は、得意先仕入先別商品単価マスタ106dを更新する。
見積区分が「直送見積」で、得意先「○:データ有り」、納入先「○:データ有り」、仕入先「○:データ有り」の場合は、得意先納入先仕入先別商品単価マスタ106eを更新する。
画面表示制御部102eは、モニタ114に表示する各種画面(例えば、単価見積入力画面、受注入力画面等)の表示及びその入力を制御する。
[3.具体例]
本実施の形態に係る単価見積管理装置100の制御部102の処理の具体例について、図1~図13を参照して説明する。
(3-1.全体の処理)
図3は、単価見積管理装置100の制御部102の全体の処理の流れの概略を説明するためのフローチャートである。図3を参照して、単価見積管理装置100の制御部102の全体の処理の流れの概略を説明する。
図3において、単価見積入力部102aは、見積入力処理を実行する(ステップS1)。具体的には、見積入力処理では、単価見積入力部102aは、営業担当者端末410からのアクセスに応じて、見積入力画面を提供し、見積入力画面上での営業担当者端末410の営業担当者の操作等に応じて、見積番号、見積区分、見積日、受注予定日、売上予定日、得意先、納入先、仕入先、単価更新区分、適用開始日、適用終了日、承認後マスタ即時反映フラグ、商品、数量、単価、金額を含む見積データを入力して見積データファイル106gに登録する。営業担当者は、見積データを登録すると、ワークフロー(WF)を使用して見積データの承認を申請する。営業上長は、見積データがOKの場合は承認し、NGの場合は却下する。
承認処理部102cは、承認処理を実行する(ステップS2)。具体的には、承認処理では、承認処理部102cは、見積データが承認された場合に、当該見積データに基づいて仮マスタ106aを更新する。上長が承認することで、単価マスタ更新用の仮マスタ106aが更新される。
マスタ更新部102dは、マスタ更新処理を実行する(ステップS3)。具体的には、マスタ更新部102dは、更新した仮マスタ106aに基づいて単価マスタ及びルートマスタ106fを更新する。
マスタ更新部102dは、承認後マスタ即時反映フラグが「即時反映する」の場合は、仮マスタ106aの更新後に即時に単価マスタを更新し、承認後マスタ即時反映フラグが「即時反映しない」の場合は、仮マスタ106aの更新後に任意のタイミングで単価マスタを更新する。
マスタ更新部102dは、見積データ(仮マスタ106a)の見積区分(在庫見積、直送見積)と、得意先、納入先、及び仕入先の有無で、更新先のマスタ(得意先別商品単価マスタ106b、得意先納入先別商品単価マスタ106c、得意先仕入先別商品単価マスタ106d、得意先納入先仕入先別商品単価マスタ106e)を選択する。このように、見積時の条件に従い、更新先の単価マスタを振り分ける。
具体的には、見積区分が「在庫見積」で、得意先「○:データ有り」、納入先「-:データ無し」、仕入先「-:データ無し」の場合は、得意先別商品単価マスタ106bを更新する。見積区分が「在庫見積」で、得意先「○:データ有り」、納入先「○:データ有り」、仕入先「-:データ無し」の場合は、得意先納入先別商品単価マスタ106cを更新する。見積区分が「直送見積」で、得意先「○:データ有り」、納入先「-:データ無し」、仕入先「○:データ有り」の場合は、得意先仕入先別商品単価マスタ106dを更新する。見積区分が「直送見積」で、得意先「○:データ有り」、納入先「○:データ有り」、仕入先「○:データ有り」の場合は、得意先納入先仕入先別商品単価マスタ106eを更新する。
(3-2.サンプルデータ)
図4~図13を参照して、単価見積管理装置100の制御部102の処理の具体例を説明する。図4~図13は、単価見積管理装置100の制御部102の処理の具体例を説明するためのサンプルデータを示す図である。
(S1:見積入力処理)
図4~図6を参照して、見積入力処理の具体例を説明する。単価見積入力部102aは、営業担当者端末410からのアクセスに応じて、見積入力画面を提供し、見積入力画面上での営業担当者端末410の営業担当者の操作等に応じて、見積番号、見積区分、見積日、受注予定日、売上予定日、得意先、納入先、仕入先、単価更新区分、適用開始日、適用終了日、承認後マスタ即時反映フラグ、商品、数量、単価、金額を含む見積データを入力して見積データファイル106gに登録する。営業担当者は、見積データを登録すると、ワークフロー(WF)を使用して見積データの承認を申請する。営業上長は、見積データがOKの場合は承認し、NGの場合は却下する。
図4は、見積入力画面のメイン画面の表示例、図5は、見積入力画面の明細画面の表示例を示す図である。図4に示すように、見積入力画面のメイン画面は、事業所、見積日、受注予定日、売上予定日、得意先、担当者、納入先、単価更新区分、適用開始日、適用終了日を指定(入力)するヘッダエリアと、単価見積の明細を指定するエリアであり、行番号、見積区分、承認後マスタ即時反映フラグ(ボックスチェック有り:即時反映する、ボックスチェック無し:即時反映しない)、商品、仕入先、数量、単価、金額、明細摘要を指定する明細エリアと、不図示の登録ボタンとを備えている。不図示の登録ボタンを押すと、画面の入力内容に応じた見積データが作成されて、見積データファイル106gに登録される。図4及び図5の例に示すようなデータが入力された場合は、図6に示すような見積データが登録される。
明細エリアで行を選択(ダブルクリック等)すると、図5に示すような明細画面が表示され、明細画面でデータを入力して、不図示の反映ボタンを押すと、明細エリアの選択した行にデータが反映される。
ヘッダエリアの「単価更新区分」は、「0:更新しない」又は「1:更新する」を指定し、「1:更新する」を指定した場合は、見積データが仮マスタ106aに反映される。「適用開始日」は、見積した単価の適用開始日である。「適用終了日」は、見積した単価の適用終了日であり、任意項目である。
明細エリアの「見積区分」は、「10:在庫見積」又は「20:直送見積」を指定し、選択した見積区分に応じて更新される単価マスタが決定される。「数量」は、入力した数量に従い、数量毎の単価を設定する。「仕入先」は、見積区分が「20:直送見積」の場合に有効であり、「10:在庫見積」の場合は無効である(在庫見積は、倉庫在庫を得意先・納入先に納入する場合の見積であり、仕入先は関係ないためである)。「承認後マスタ即時反映フラグ」は、チェックを付けた場合「即時反映する」は、最終承認時に即、単価マスタに反映する。
図6は、見積データのデータ例を示している。図6は、上記図4及び図5の見積入力画面の入力内容に対応した見積データの例を示している。見積データは、見積番号、行番号、見積区分、事業所、見積日、受注予定日、売上予定日、担当者、得意先、納入先、仕入先、単価更新区分、適用開始日、適用終了日、承認後マスタ即時反映、商品、数量、単価、金額、明細摘要の項目を備えている。
同図に示す例では、1行目は、見積番号「MT001」、行番号「1」、見積区分「在庫見積」、事業所「T100」、見積日「2022/4/1」、受注予定日「2022/5/10」、売上予定日「2022/6/30」、担当者「TAN001」、得意先「TK001」、納入先「NOU001」、仕入先「-」、単価更新区分「更新する」、適用開始日「2022/5/1」、適用終了日「2022/12/31」、承認後マスタ即時反映「する」、商品「商品A」、数量「1ケース」、単価「¥1,000」、金額「¥ 1,000」、明細摘要「新規取引の見積:基本数量」となっている。
(S2:承認処理)
図7を参照して、承認処理を説明する。承認処理部102cは、見積データが承認された場合に、当該見積データに基づいて仮マスタ106aを更新する。
図7は、仮マスタ106aのデータ例を示す図である。仮マスタ106aは、見積番号、行番号、見積区分、得意先、納入先、仕入先、適用開始日、適用終了日、承認後マスタ即時反映フラグ、商品、数量、単価の項目を備えている。
同図に示す例では、1行目は、見積番号「MT001」、行番号「1」、見積区分「在庫見積」、得意先「TK001」、納入先「NOU001」、仕入先「-」、適用開始日「2022/5/1」、適用終了日「2022/12/31」、承認後マスタ即時反映フラグ「即時反映する」、商品「商品A」、数量「1ケース」、単価「¥ 1,000」となっている。行番号「1」と「4」については、承認後マスタ即時反映フラグが「即時反映する」となっているので、単価マスタを即時に更新する。
(S3:マスタ更新処理)
図8及び図9を参照して、マスタ更新処理の具体例を説明する。マスタ更新部102dは、更新した仮マスタ106aに基づいて単価マスタ及びルートマスタ106fを更新する。マスタ更新部102dは、承認後マスタ即時反映フラグが「即時反映する」の場合は、仮マスタ106aの更新後に即時に単価マスタを更新し、承認後マスタ即時反映フラグが「即時反映しない」の場合は、仮マスタ106aの更新後に任意のタイミングで単価マスタを更新する。また、マスタ更新部102dは、見積データ(仮マスタ106a)の見積区分(在庫見積、直送見積)と、得意先、納入先、及び仕入先の有無で、更新先のマスタ(得意先別商品単価マスタ106b、得意先納入先別商品単価マスタ106c、得意先仕入先別商品単価マスタ106d、得意先納入先仕入先別商品単価マスタ106e)を選択する。
図7の仮マスタ106aで承認後マスタ即時反映フラグが「即時反映する」となっている行番号「1」、「4」は、図8(A)、(B)に示すように、即時に単価マスタを更新する。行番号「1」~「3」は、見積区分が「在庫見積」で、得意先「TK001」、納入先「NOU001」、仕入先「データ無し」となっているので、得意先納入先別商品単価マスタ106cを更新する。行番号「4」は、見積区分が「直送見積」で、得意先「TK001」、納入先「NOU001」、仕入先「SR001」となっているので、得意先納入先仕入先別商品単価マスタ106eを更新する。
図8(A)は、得意先納入先別商品単価マスタ106cの更新例を示す図である。得意先納入先別商品単価マスタ106cは、得意先、納入先、適用開始日、適用終了日、商品、数量、単価の項目を備えている。同図に示す例では、得意先「TK001」、納入先「NOU001」、適用開始日「2022/5/1」、適用終了日「2022/12/31」、商品「商品A」、数量「1ケース」、単価「¥1,000」となっている。
図8(B)は、得意先納入先仕入先別商品単価マスタ106eの更新例を示す図である。得意先納入先仕入先別商品単価マスタ106eは、得意先、納入先、仕入先、適用開始日、適用終了日、商品、数量、単価の項目を備えている。同図に示す例では、得意先「TK001」、納入先「NOU001」、仕入先「SR001」、適用開始日「2022/5/1」、適用終了日「2022/12/31」、商品「商品B」、数量「1個」、単価「¥200」となっている。
図8(C)は、ルートマスタ106fの更新例を示している。ルートマスタ106fは、得意先、納入先、仕入先、商品の項目を備えている。同図に示す例では、1行目は、得意先「TK001」、納入先「NOU001」、仕入先「-」、商品「商品A」、2行目は、得意先「TK001」、納入先「NOU001」、仕入先「SR001」、商品「商品B」となっている。
図7の仮マスタ106aで承認後マスタ即時反映情報が「即時反映しない」となっている行番号「2」、「3」は、仮マスタ106aを更新後、任意のタイミングで、図9(A)に示すように得意先納入先別商品単価マスタ106cを更新する。
図9(A)は、得意先納入先別商品単価マスタ106cの更新例を示す図である。図9(B)は、ルートマスタ106fの更新例を示す図である。ルートマスタ106fについては、既に同一レコードが存在するため上書き更新される。
次に、後日、見積の改定があり、改定した見積データを登録した場合を図10及び図11を参照して説明する。
図10は、改訂した見積データの例を示す図である。図10では、図6の見積データの行番号「1」のデータが改訂されている。図10において、見積番号「MT002」、見積日「2022/6/1」、受注予定日「2022/6/10」、適用開始日「2022/6/1」、単価「¥1,100」、金額「¥1,100」、明細摘要「既存取引の見積改訂」に改訂されている。
図11(A)は、図10の改訂した見積データに基づいて更新された仮マスタ106aの更新例を示している。
図11(B)は、図11(A)の仮マスタ106aに基づいて更新された得意先納入先別商品単価マスタ106cの更新例を示している。2行目は、改訂した見積で作成されたレコードを示している。
図11(C)は、ルートマスタ106fの更新例を示す図である。ルートマスタ106fについては、既に同一レコードが存在するため上書き更新される。
(ルートマスタ・単価マスタ活用イメージ)
図12及び図13を参照して、受注入力画面でのルートマスタ・単価マスタの活用イメージを説明する。図12は、受注入力画面の表示例を示す図である。図13(A)は、ルート検索画面の表示例、図13(B)は、得意先納入先別商品単価マスタ106cのデータ例を示す図である。画面表示制御部102eは、例えば、以下のように受注入力画面の表示を制御する。
受注入力画面は、図12に示すように、事業所、受注日、出荷日、売上予定日、得意先、担当者、納入先を指定するためのヘッダエリアと、ルートマスタ106fからルートを選択するためのルート検索画面を表示するためのルート検索ボタンと、行番号、受注区分、数量、明細摘要、商品、単価、金額、仕入先等の明細を指定するための明細エリアと、を備えている。
ルート検索ボタンを押下すると、例えば、図13(A)に示すようなルート検索画面が表示される。ルート検索画面では、ルートマスタ106fのデータの一覧が表示され、担当者がルートを選択する。選択したルート(得意先、納入先、仕入先、商品)が受注入力画面に表示される。明細エリアで担当者が「数量」を入力すると、選択したルートに対応する単価マスタから「受注日」を基準に該当する適用開始日の「単価」と「金額(単価×数量)」を明細エリアに表示する。
同図に示す例では、ルート検索画面で、1行目の得意先「TK001」、納入先「NOU001」、仕入先「-」、商品「商品A」のルートが選択され、得意先「TK001」、納入先「NOU001」、商品「商品A」が受注入力画面に表示される。明細エリアで数量「1ケース」を入力すると、選択したルートに対応する得意先納入先別商品単価マスタ106c(得意先「TK001」、納入先「NOU001」、仕入先「-」のため)から受注日「2022/5/1」を基準に該当する適用開始日「2022/5/1」のレコードの単価「¥1,000」を取得して、単価「¥1,000」と金額「¥1,000(=¥1,000×1)」が明細エリアに表示される。
このように、ルート検索を行うことで、入力担当者は各取引先を入力する手間を省略でき、ルートを選択することで商品を含めた情報が画面にセットされる。その後、数量を入力することで、対象商品の単価がセットされるため、入力を効率化することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、少なくとも、得意先、適用開始日、商品、単価の単位である数量、単価の項目のデータを関連づけて格納するための単価マスタと、単価マスタを更新するためのデータを格納するための仮マスタ106aと、見積番号、見積日、受注予定日、売上予定日、得意先、納入先、仕入先、適用開始日、商品、数量、単価、金額の項目を含む見積データを入力する単価見積入力部102aと、入力された見積データが承認された場合に、承認された見積データに基づいて仮マスタ106aを更新する承認処理部102cと、更新された仮マスタ106aに基づいて単価マスタを更新するマスタ更新部102dと、を備えているので、単価見積の業務を効率化することが可能となる。
[4.国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)への貢献]
本実施形態により、業務効率化や企業の適切な経営判断を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標8及び9に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、廃棄ロス削減や、ペーパレス・電子化を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標12、13及び15に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、統制、ガバナンス強化に寄与することができるので、SDGsの目標16に貢献することが可能となる。
[5.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、単価見積管理装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、単価見積管理装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部又は任意の一部を、CPU及び当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて単価見積管理装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROM又はHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、単価見積管理装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部又は一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム商品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、及び、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語又は記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコード又はバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成及び読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、及び、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、単価見積管理装置100は、既知のパーソナルコンピュータ又はワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、単価見積管理装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラム又はデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部又は一部を、各種の付加等に応じて又は機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
100 単価見積管理装置
102 制御部
102a 単価見積入力部
102b ワークフロー処理部
102c 承認処理部
102d マスタ更新部
102e 画面表示制御部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 仮マスタ
106b 得意先別商品単価マスタ
106c 得意先納入先別商品単価マスタ
106d 得意先仕入先別商品単価マスタ
106e 得意先納入先仕入先別商品単価マスタ
106f ルートマスタ
106g 見積データファイル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク
410 営業担当者端末
420 営業上長端末

Claims (10)

  1. 制御部を備えた単価見積管理装置であって、
    前記制御部は、
    少なくとも、得意先、適用開始日、商品、単価の単位である数量、単価の項目のデータを関連づけて格納するための単価マスタと、
    前記単価マスタを更新するためのデータを格納するための仮マスタと、
    にアクセス可能に構成されており、
    見積番号、見積日、受注予定日、売上予定日、得意先、納入先、仕入先、適用開始日、商品、数量、単価、金額の項目を含む見積データを入力する見積入力手段と、
    前記入力された見積データが承認された場合に、承認された見積データに基づいて前記仮マスタを更新する承認手段と、
    前記更新された仮マスタに基づいて前記単価マスタを更新するマスタ更新手段と、
    を備えたことを特徴とする単価見積管理装置。
  2. 前記制御部は、
    得意先、納入先、仕入先、商品の項目のデータを関連づけて格納するためのルートマスタにアクセス可能に構成されており、
    前記マスタ更新手段は、前記更新された仮マスタに基づいて前記ルートマスタを更新することを特徴とする請求項1に記載の単価見積管理装置。
  3. 前記見積データは、承認後に前記単価マスタに即時反映するか否かを指定する承認後マスタ即時反映フラグを含み、
    前記マスタ更新手段は、前記承認後マスタ即時反映フラグが「即時反映する」の場合は、前記仮マスタの更新後に即時に前記単価マスタを更新することを特徴とする請求項1に記載の単価見積管理装置。
  4. 前記見積データは、在庫を送付する場合の在庫見積又は仕入先から直送する場合の直送見積を指定した見積区分を含み、
    前記単価マスタは、
    得意先、適用開始日、商品、単価の単位である数量、単価の項目のデータを関連づけて格納するための得意先別商品単価マスタと、
    得意先、納入先、適用開始日、商品、単価の単位である数量、単価の項目のデータを関連づけて格納するための得意先納入先別商品単価マスタと、
    得意先、仕入先、適用開始日、商品、単価の単位である数量、単価の項目のデータを関連づけて格納するための得意先仕入先別商品単価マスタと、
    得意先、納入先、仕入先、適用開始日、商品、単価の単位である数量、単価の項目のデータを関連づけて格納するための得意先納入先仕入先別商品単価マスタと、
    を含み、
    前記マスタ更新手段は、前記見積データの見積区分及び得意先、納入先、及び仕入先の有無に基づいて、前記得意先別商品単価マスタ、前記得意先納入先別商品単価マスタ、前記得意先仕入先別商品単価マスタ、及び前記得意先納入先仕入先別商品単価マスタのいずれかを選択して更新することを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の単価見積管理装置。
  5. 前記マスタ更新手段は、前記見積データについて、見積区分が「在庫見積」、得意先が「データ有り」、納入先が「データ無し」、仕入先が「データ無し」の場合は、前記得意先別商品単価マスタを更新することを特徴とする請求項4に記載の単価見積管理装置。
  6. 前記マスタ更新手段は、前記見積データについて、見積区分が「在庫見積」、得意先「データ有り」、納入先「データ有り」、仕入先「データ無し」の場合は、前記得意先納入先別商品単価マスタを更新することを特徴とする請求項4に記載の単価見積管理装置。
  7. 前記マスタ更新手段は、前記見積データについて、見積区分が「直送見積」、得意先「データ有り」、納入先「データ無し」、仕入先「データ有り」の場合は、前記得意先仕入先別商品単価マスタを更新することを特徴とする請求項4に記載の単価見積管理装置。
  8. 前記マスタ更新手段は、前記見積データについて、見積区分が「直送見積」、得意先「データ有り」、納入先「データ有り」、仕入先「データ有り」の場合は、前記得意先納入先仕入先別商品単価マスタを更新することを特徴とする請求項4に記載の単価見積管理装置。
  9. 制御部を備えた情報処理装置が実行する単価見積管理方法であって、
    前記制御部は、
    少なくとも、得意先、適用開始日、商品、単価の単位である数量、単価の項目のデータを関連づけて格納するための単価マスタと、
    前記単価マスタを更新するためのデータを格納するための仮マスタと、
    にアクセス可能に構成されており、
    前記制御部において実行される、
    見積番号、見積日、受注予定日、売上予定日、得意先、納入先、仕入先、適用開始日、商品、数量、単価、金額の項目を含む見積データを入力する見積入力工程と、
    前記入力された見積データが承認された場合に、承認された見積データに基づいて前記仮マスタを更新する承認工程と、
    前記更新された仮マスタに基づいて前記単価マスタを更新するマスタ更新工程と、
    を含むことを特徴とする単価見積管理方法。
  10. 制御部を備えた情報処理装置に実行させるための単価見積管理プログラムであって、
    前記制御部は、
    少なくとも、得意先、適用開始日、商品、単価の単位である数量、単価の項目のデータを関連づけて格納するための単価マスタと、
    前記単価マスタを更新するためのデータを格納するための仮マスタと、
    にアクセス可能に構成されており、
    前記制御部において、
    見積番号、見積日、受注予定日、売上予定日、得意先、納入先、仕入先、適用開始日、商品、数量、単価、金額の項目を含む見積データを入力する見積入力工程と、
    前記入力された見積データが承認された場合に、承認された見積データに基づいて前記仮マスタを更新する承認工程と、
    前記更新された仮マスタに基づいて前記単価マスタを更新するマスタ更新工程と、
    を実行させるための単価見積管理プログラム。
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