JP2023128547A - 容器回収管理装置、容器回収管理方法、及び容器回収管理プログラム - Google Patents

容器回収管理装置、容器回収管理方法、及び容器回収管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】得意先毎に容器の回収を管理して容器の回収状況を可視化すること。【解決手段】本実施の形態に係る容器回収管理装置は、商品を出荷する際に、出荷番号、計上日、得意先、商品、出荷数量、容器、容器数量を含む出荷データを入力し、入力した出荷データに基づいて、得意先在庫データ及び在庫データを更新する出荷入力手段と、容器を回収した際に、仕入番号、得意先である仕入先、入庫倉庫、容器、容器数量を含む第1の仕入データを入力し、入力した第1の仕入データに基づいて、前記得意先在庫データ及び前記在庫データを更新する第1の仕入入力手段と、表示部に表示される得意先在庫照会画面において、指定される得意先について、前記得意先在庫データを参照して、容器、在庫数、出荷数、回収数、回収数/出荷数×100で算出される回収率を表示出力する在庫照会手段と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、容器回収管理装置、容器回収管理方法、及び容器回収管理プログラムに関する。
例えば、飲料を瓶や樽の容器に入れて得意先へ出荷した場合、容器を回収して再利用する場合が多い。容器を再利用した方が商品のコストを下げることができるため、可能な限り容器を回収した方が原価低減につながる。従来、容器を回収するシステムとして、例えば、特許文献1がある。
特開2006-285545号公報
しかしながら、特許文献1では、商品を容器に入れて得意先に出荷する場合に、得意先毎に容器の回収を管理して容器の回収状況を可視化することに関して何ら記載されていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、商品を容器に入れて得意先に出荷する場合に、得意先毎に容器の回収を管理して容器の回収状況を可視化することが可能な容器回収管理装置、容器回収管理方法、及び容器回収管理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備え、得意先に出荷した容器の回収を管理する容器回収管理装置であって、前記制御部は、得意先(得意先コード及び/又は得意先名)、容器(容器コード及び/又は容器名)、在庫数、出荷数、回収数を含む得意先在庫データと、倉庫(倉庫コード及び/又は倉庫名)、容器、在庫数、回収累計、補充累計を含む在庫データと、にアクセス可能に構成されており、商品を出荷する際に、出荷番号、計上日、得意先、商品、出荷数量、容器、容器数量を含む出荷データを入力し、入力した出荷データに基づいて、前記得意先在庫データ及び前記在庫データを更新する出荷入力手段と、容器を回収した際に、仕入番号、得意先である仕入先(仕入先コード及び/又は仕入先名)、入庫倉庫、容器、容器数量を含む第1の仕入データを入力し、入力した第1の仕入データに基づいて、前記得意先在庫データ及び前記在庫データを更新する第1の仕入入力手段と、表示部に表示される得意先在庫照会画面において、指定される得意先について、前記得意先在庫データを参照して、容器、在庫数、出荷数、回収数、回収数/出荷数×100で算出される回収率を表示出力する在庫照会手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の一態様によれば、前記在庫照会手段は、表示部に表示される在庫照会画面において、指定される倉庫について、前記在庫データを参照して、容器、在庫数、回収累計、補充累計を表示出力することにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記制御部は、さらに、商品と容器を関連づけて登録した商品マスタにアクセス可能に構成されており、前記出荷入力手段は、前記出荷データについて、商品が入力された場合に、前記商品マスタを参照して当該商品に紐づく容器を自動入力することにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記制御部は、さらに、得意先と仕入先を関連づけて登録した得意先マスタにアクセス可能に構成されており、前記第1の仕入入力手段は、前記得意先マスタを参照して、前記第1の仕入データの仕入先を得意先に変換して、変換した得意先についての前記得意先在庫データを更新することにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記制御部は、さらに、洗浄依頼及び/又は補充発注を行う際に、発注番号、計上日、発注先、洗浄依頼又は補充発注を指定する発注区分、入庫倉庫、容器、容器数量、単価、金額を含む発注データを入力し、発注区分が洗浄依頼の場合は、移動番号、移動区分、出庫倉庫、容器、容器数量を含む移動データを生成し、当該移動データに基づいて前記在庫データを更新する発注入力手段を備えることにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記制御部は、さらに、洗浄及び/又は補充がされた際に、仕入番号、仕入先、入庫倉庫、容器、容器数量、単価、金額を含む第2の仕入データを入力し、入力した第2の仕入データに基づいて、前記在庫データを更新する第2の仕入入力手段を備えることにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記制御部は、さらに、表示部に表示される空容器回収状況一覧画面において、指定される対象期間について指定される回収率以下の得意先の一覧を、前記得意先在庫データを参照して表示出力する空容器回収状況一覧照会手段を備えることにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記容器は、瓶又は樽を含むことにしてもよい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた情報処理装置で実行される容器回収管理方法であって、前記制御部は、得意先、容器、在庫数、出荷数、回収数を含む得意先在庫データと、倉庫、容器、在庫数、回収累計、補充累計を含む在庫データと、にアクセス可能に構成されており、前記制御部において実行される、商品を出荷する際に、出荷番号、計上日、得意先、商品、出荷数量、容器、容器数量を含む出荷データを入力し、入力した出荷データに基づいて、前記得意先在庫データ及び前記在庫データを更新する出荷入力工程と、容器を回収した際に、仕入番号、得意先である仕入先、入庫倉庫、容器、容器数量を含む第1の仕入データを入力し、入力した第1の仕入データに基づいて、前記得意先在庫データ及び前記在庫データを更新する第1の仕入入力工程と、表示部に表示される得意先在庫照会画面において、指定される得意先について、前記得意先在庫データを参照して、容器、在庫数、出荷数、回収数、回収数/出荷数×100で算出される回収率を表示出力する在庫照会工程と、を含むことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた情報処理装置が実行するための容器回収管理プログラムであって、前記制御部は、得意先、容器、在庫数、出荷数、回収数を含む得意先在庫データと、倉庫、容器、在庫数、回収累計、補充累計を含む在庫データと、にアクセス可能に構成されており、前記制御部において、商品を出荷する際に、出荷番号、計上日、得意先、商品、出荷数量、容器、容器数量を含む出荷データを入力し、入力した出荷データに基づいて、前記得意先在庫データ及び前記在庫データを更新する出荷入力工程と、容器を回収した際に、仕入番号、得意先である仕入先、入庫倉庫、容器、容器数量を含む第1の仕入データを入力し、入力した第1の仕入データに基づいて、前記得意先在庫データ及び前記在庫データを更新する第1の仕入入力工程と、表示部に表示される得意先在庫照会画面において、指定される得意先について、前記得意先在庫データを参照して、容器、在庫数、出荷数、回収数、回収数/出荷数×100で算出される回収率を表示出力する在庫照会工程と、を実行させるための容器回収管理プログラムであることを特徴とする。
本発明によれば、商品を容器に入れて得意先に出荷する場合に、得意先毎に容器の回収を管理して容器の回収状況を可視化することが可能になるという効果を奏する。
図1は、本実施の形態に係る容器回収管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、得意先マスタの構成例を示す図である。 図3は、仕入先マスタの構成例を示す図である。 図4は、商品マスタの構成例を示す図である。 図5は、本実施形態に係る容器回収管理装置の全体の処理の一例を示す処理フローを示す図である。 図6は、本実施形態に係る容器回収管理装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図7は、本実施形態に係る容器回収管理装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図8は、本実施形態に係る容器回収管理装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図9は、本実施形態に係る容器回収管理装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図10は、本実施形態に係る容器回収管理装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図11は、本実施形態に係る容器回収管理装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図12は、本実施形態に係る容器回収管理装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図13は、本実施形態に係る容器回収管理装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図14は、本実施形態に係る容器回収管理装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施形態により限定されるものではない。
[1.概要]
例えば、飲料を瓶や樽の容器に入れて得意先へ出荷した場合、容器を回収して再利用する場合が多い。容器を再利用した方がコストを低減できるため、可能な限り回収できた方が原価低減につながる。
しかしながら、従来、得意先へ出荷した後の容器の管理はできておらず、実際の業務においては回収については得意先任せになっており、どれだけ回収できているのかを管理できない状況となっていた。
そこで、本実施の形態では、商品を容器に入れて得意先に出荷する場合に、得意先毎に容器の回収を管理して容器の回収状況を可視化することで、原価低減を推進する。
具体的には、本実施の形態の容器回収管理装置は以下のような処理を行う。
(1)得意先への出荷時に商品に紐づいている容器について得意先在庫データを更新する。
(2)得意先在庫照会にて、得意先在庫データを参照して得意先毎に出荷した容器の在庫を可視化(見える化)する。
(3)容器回収時に得意先から回収した容器の在庫分が得意先在庫データから減るように更新する。
(4)補充分の空容器を発注入力し、自倉庫の在庫データの補充分を確認できるようにする。
以下の説明では、商品(飲料)を瓶又は樽に入れて得意先に出荷する場合を例に挙げて説明するが、本発明において、容器は、瓶又は樽に限られるものではなく、リサイクル可能な容器であれば全て適用可能であり、また、商品も飲料に限られるものではなく、容器に入れて出荷する全ての商品に適用可能である。本発明の容器回収管理装置は、食品業界や化学業界等の業界に広く適用可能である。
[2.構成]
図1を参照して、本実施形態に係る容器回収管理装置100の構成の一例について説明する。図1は、容器回収管理装置100の構成の一例を示すブロック図である。
容器回収管理装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、容器回収管理装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
容器回収管理装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。容器回収管理装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置及び専用線等の有線又は無線の通信回線を介して、容器回収管理装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、容器回収管理装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。
入出力インターフェース部108には、入力装置112及び出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及び、マイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112又はマウス112として記載する場合がある。また、モニタ114に情報を表示して、ユーザが入力装置112を操作すること等を、「UIを介したユーザ操作」と記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、及びファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び光ディスク等を用いることができる。記憶部106は、得意先マスタ106a、仕入先マスタ106b、商品マスタ106c、データテーブル106d等を備えている。図2は、得意先マスタ106aの構成例を示す図である。図3は、仕入先マスタ106bの構成例を示す図である。図4は、商品マスタ106cの構成例を示す図である。
得意先マスタ106aは、得意先と仕入先を変換するためのマスタである。得意先マスタ106aは、例えば、図2に示すように、得意先コード、得意先名、仕入先コードを関連づけて登録したテーブル等で構成することができる。図2に示す例では、1行目は、得意先コード「TOK001」、得意先名「AAA株式会社」、仕入先コード「SIR001」、2行目は、得意先コード「TOK002」、得意先名「BBB株式会社」、仕入先コード「SIR002」となっている。
仕入先マスタ106bは、例えば、図3に示すように、仕入先コードと仕入先名を関連づけて登録したテーブル等で構成することができる。仕入先マスタ106bは、仕入先コードと仕入先名を変換する際に参照される。
商品マスタ106cは、商品と容器を紐付けするためのマスタである。商品マスタ106cは、例えば、図4に示すように、商品コード、商品名、容器コード、容器名を関連づけて登録したテーブル等で構成することができる。図4に示す例では、1行目は、商品コード「SEI001」、商品名「○○〇」、容器コード「YOK001」、容器名「瓶(○○)」となっている。
データファイル106dは、得意先在庫データ、在庫データ、出荷データ、第1の仕入データ、発注データ、移動データ、第2の仕入データ等を格納するためのファイルである。
得意先在庫データは、得意先コード、容器コード、在庫数、出荷数、回収数を含んでいてもよい。
在庫データは、倉庫コード、容器コード、在庫数、回収累計、補充累計を含んでいてもよい。
出荷データは、出荷データは、出荷No(番号)、計上日、得意先名、商品、出荷数量、容器、容器数量を含んでいてもよい。
第1の仕入データは、仕入No、計上日、仕入先名、入庫倉庫、容器、容器数量のデータを含んでいてもよい。
発注データは、発注データは、発注No、計上日、行、発注先名、発注区分、入庫倉庫、容器、容器数量、単価、金額を含んでいてもよい。
移動データは、移動データは、移動No、移動区分、行、出庫倉庫、容器、容器数量を含んでいてもよい。
第2の仕入データは、第2の仕入データは、仕入No、計上日、行、仕入先名、仕入区分、入庫倉庫、容器、容器数量、単価、金額を含んでいてもよい。
図1に戻り、制御部102は、容器回収管理装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、記憶部106に格納されている、得意先マスタ106a、仕入先マスタ106b、商品マスタ106c、データファイル106d等にアクセス可能に構成されている。なお、得意先マスタ106a、仕入先マスタ106b、商品マスタ106c、データファイル106dは、他の場所(例えば、サーバ200)に設けられていてもよく、制御部102がアクセス可能な構成であればよい。
制御部102は、機能概念的に、出荷入力部102aと、第1の仕入入力部102bと、発注入力部102cと、第2の仕入入力部102dと、在庫照会部102eと、空容器回収状況一覧照会部102fと、画面表示制御部102gと、マスタメンテ部102hと、を備えている。
出荷入力部102aは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、商品を出荷する際に、出荷番号、計上日、得意先(得意先コード及び/又は得意先名)、商品(商品コード及び/又は商品名)、出荷数量、容器(容器コード及び/又は容器名)、容器数量を含む出荷データを入力してデータファイル106dに登録し、入力した出荷データに基づいて、データファイル106dの得意先在庫データ及び在庫データを更新する。
出荷入力部102aは、出荷データについて、商品が入力された場合に、商品マスタ106cを参照して当該商品に紐づく容器を自動入力することにしてもよい。
第1の仕入入力部102bは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、容器を回収した際に、仕入番号、得意先である仕入先(仕入先コード及び/又は仕入先名)、入庫倉庫、容器、容器数量を含む第1の仕入データを入力してデータファイル106dに登録し、入力した第1の仕入データに基づいて、データファイル106dの得意先在庫データ及び在庫データを更新する。
第1の仕入入力部102bは、得意先マスタ106aを参照して、第1の仕入データの仕入先を得意先に変換して、変換した得意先についての得意先在庫データを更新することにしてもよい。
発注入力部102cは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、洗浄依頼及び/又は補充発注を行う際に、発注番号、計上日、発注先、洗浄依頼又は補充発注を指定する発注区分、入庫倉庫、容器、容器数量、単価、金額を含む発注データを入力してデータファイル106dに登録し、発注区分が洗浄依頼の場合は、移動番号、移動区分、出庫倉庫、容器、容器数量を含む移動データを生成してデータファイル106dに登録し、当該移動データに基づいて、データファイル106dの在庫データを更新する。
第2の仕入入力部102dは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、洗浄及び/又は補充がされた際に、仕入番号、仕入先、入庫倉庫、容器、容器数量、単価、金額を含む第2の仕入データを入力してデータファイル106dに登録し、入力した第2の仕入データに基づいて、データファイル106dの在庫データを更新する。
在庫照会部102eは、例えば、モニタ114に表示される得意先在庫照会画面において、指定される得意先について、データファイル106dの得意先在庫データを参照して、容器、在庫数、出荷数、回収数、回収数/出荷数×100で算出される返却率を表示出力する。
また、在庫照会部102eは、例えば、モニタ114に表示される在庫照会画面において、指定される倉庫について、データファイル106dの在庫データを参照して、商品、在庫数、回収累計、補充累計を表示出力する。
空容器回収状況一覧照会部102fは、手段表示部に表示される空容器回収状況一覧画面において、指定される対象期間について指定される回収率以下の得意先の一覧を、前記得意先在庫データを参照して表示出力する。
画面表示制御部102gは、モニタ114に表示する各種画面(例えば、入力画面、得意先在庫照会画面、在庫照会画面、空容器回収状況一覧画面等))の表示及びその入力を制御する。
マスタメンテ部102hは、例えば、モニタ114に表示される不図示のマスタメンテ画面上でのオペレータの操作等に応じて、得意先マスタ106a、仕入先マスタ106b、商品マスタ106cに対して、データの入力・追加・変更・更新等の設定を行う。
[3.具体例]
図1~図14を参照して、本実施の形態における容器回収管理装置100の制御部102の処理の具体例について説明する。
(3-1.全体の処理)
図5は、本実施の形態における容器回収管理装置100の制御部102の全体の処理の概略を説明するための処理フローを示す図である。
図5を参照して、本実施の形態における容器回収管理装置100の制御部102の全体の処理の概略を説明する。図5において、出荷入力部102aは、出荷入力処理を実行する(ステップS1)。具体的には、出荷入力処理では、出荷入力部102aは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、商品を出荷する際に、出荷番号、計上日、得意先名、商品、出荷数量、容器、容器数量を含む出荷データを入力してデータファイル106dに登録し、入力した出荷データに基づいて、データファイル106dの得意先在庫データ及び在庫データを更新する。
第1の仕入入力部102bは、第1の仕入入力処理を実行する(ステップS2)。具体的には、第1の仕入入力処理では、第1の仕入入力部102bは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、容器が返却された際に、仕入番号、得意先である仕入先、入庫倉庫、容器、容器数量を含む第1の仕入データを入力してデータファイル106dに登録し、入力した第1の仕入データに基づいて、データファイル106dの得意先在庫データ及び在庫データを更新する。
発注入力部102cは、発注入力処理を実行する(ステップS3)。具体的には、発注入力処理では、発注入力部102cは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、洗浄依頼及び/又は補充発注を行う際に、発注番号、計上日、発注先、洗浄依頼又は補充発注を指定する発注区分、入庫倉庫、容器、容器数量、単価、金額を含む発注データを入力してデータファイル106dに登録し、発注区分が洗浄依頼の場合は、移動番号、移動区分、出庫倉庫、容器、容器数量を含む移動データを生成してデータファイル106dに登録し、移動データに基づいて、データファイル106dの在庫データを更新する。
第2の仕入入力部102dは、第2の仕入入力処理を実行する(ステップS4)。具体的には、第2の仕入入力処理では、第2の仕入入力部102dは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、洗浄及び/又は補充がされた際に、仕入番号、仕入先、入庫倉庫、容器、容器数量、単価、金額を含む第2の仕入データを入力してデータファイル106dに登録し、入力した第2の仕入データに基づいて、データファイル106dの在庫データを更新する。
在庫照会部102eは、在庫照会処理を実行する(ステップS5)。具体的には、在庫照会処理では、在庫照会部102eは、例えば、モニタ114に表示される得意先在庫照会画面において、指定される得意先について、データファイル106dの得意先在庫データを参照して、容器、在庫数、出荷数、回収数、回収数/出荷数×100で算出される回収率を表示出力する。在庫照会処理は、いつでも実行することができる。
また、在庫照会処理では、在庫照会部102eは、例えば、モニタ114に表示される在庫照会画面において、指定される倉庫について、データファイル106dの在庫データを参照して、商品、在庫数、回収累計、補充累計を表示出力する。
空容器回収状況一覧照会部102fは、空容器回収状況一覧照会処理を実行する(ステップS6)。具体的には、空容器回収状況一覧照会処理では、空容器回収状況一覧照会部102fは、モニタ114に表示される空容器回収状況一覧画面において、指定される回収率以下の得意先の一覧を、得意先在庫データを参照して表示出力する。
(3-2.サンプルデータ)
図6~図14は、本実施の形態における容器回収管理装置100の制御部102の処理の具体例を説明するためのサンプルデータを示す図である。図6~図14を参照して、本実施の形態における容器回収管理装置100の制御部102の処理の具体例を説明する。以下の例では、図2~図4の得意先マスタ106a、仕入先マスタ106b、商品マスタ106cのデータ例を使用した場合を説明する。
(S1:出荷入力処理)
図6を参照して、出荷入力処理の具体例を説明する。出荷入力部102aは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、商品を出荷する際に、出荷番号、計上日、得意先名、商品、出荷数量、容器、容器数量を含む出荷データを入力してデータファイル106dに登録する。その際、商品が入力されると、商品をキーとして、商品マスタ106cから容器を取得して、商品に紐づく容器を自動設定する。
図6(A)は、出荷データのデータ例を示している。出荷データは、出荷No、計上日、得意先名、商品、出荷数量、容器、容器数量の項目を備えている。図6(A)に示す例では、出荷No「SH0001」、計上日「2021/12/10」、得意先「TOK001:AAA株式会社」、商品「SEI001:○○〇」、出荷数量「10,000本」、容器「YOK001:瓶(○○)」、容器数量「10,000本」となっている。得意先「TOK001:AAA株式会社」をキーとして、図4の商品マスタ106cから容器「YOK001:瓶(○○)」を取得して、自動設定する。
出荷入力部102aは、出荷データに基づいて、データファイル106dの得意先在庫データ及び在庫データを更新する。図6(B)は、得意先在庫データのデータ例を示している。得意先在庫データは、得意先の容器の在庫を管理するためのデータであり、得意先コード、容器コード、在庫数、出荷数、回収数の項目を備えている。図6(B)に示す例では、得意先コード「TOK001」、在庫数「10,000」、出荷数「10,000」、回収数「0」となる。
図6(C)は、在庫データのデータ例を示している。在庫データは、倉庫コード、容器コード、在庫数、回収累計、補充累計の項目を備えている。図6(C)に示す例では、倉庫コード「SOK001」、容器コード「YOK001」、在庫数「0」、回収累計「0」、補充累計「0」となる。
(S5:入荷入力処理後の在庫照会処理)
在庫照会部102eは、いつでもデータファイル106dの得意先在庫データと在庫データを照会可能となっている。ここでは、入荷入力処理後に在庫照会する場合を説明する。図7を参照して、入荷入力処理後の在庫照会処理を説明する。
在庫照会部102eは、例えば、モニタ114に表示される得意先在庫照会画面において、指定される得意先について、データファイル106dの得意先在庫データを参照して、容器、在庫数、出荷数、回収数、回収数/出荷数×100で算出される回収率を表示出力する。
図7(A)は、得意先在庫照会画面の表示例を示す図である。得意先在庫照会画面は、
得意先を指定する得意先指定エリアと、指定される得意先を抽出条件とした抽出結果(容器、在庫数、出荷数、回収数、回収率)が表示される抽出結果エリアと、不図示の実行ボタンと、を備えている。オペレータにより、得意先指定エリアで得意先が指定されて、不図示の実行ボタンが押されると、在庫照会部102eは、指定される得意先をキーとして、データファイル106dの得意先在庫データを参照して、容器、在庫数、出荷数、回収数、回収数/出荷数×100で算出した回収率を抽出結果エリアに表示する。
図7(A)に示す例では、得意先指定エリアで得意先「TOK001 AAA株式会社」が指定されて、抽出結果エリアに、容器「YOK001 瓶(○○)」、在庫数「10,000」、出荷数「10,000」回収数「0」、回収率「0」が表示される。
在庫照会部102eは、例えば、モニタ114に表示される在庫照会画面において、指定される倉庫について、データファイル106dの在庫データを参照して、商品、在庫数、回収累計、補充累計を表示出力する。
図7(B)は、在庫照会画面の表示例を示す図である。在庫照会画面は、倉庫を指定する倉庫指定エリアと、指定される倉庫を抽出条件とした抽出結果(容器、在庫数、回収累計、補充累計)が表示される抽出結果エリアと、不図示の実行ボタンと、を備えている。
オペレータにより、倉庫指定エリアで得意先が指定されて、不図示の実行ボタンが押されると、在庫照会部102eは、指定される倉庫をキーとして、データファイル106dの在庫データを参照して、容器、在庫数、回収累計、補充累計を抽出結果エリアに表示する。
図7(B)に示す例では、倉庫指定エリアで倉庫「SOK001 資材倉庫」が指定されて、抽出結果エリアに、容器「YOK001 瓶(○○)」、在庫数「0」、回収累計「0」、補充累計「0」が表示される。
(S2:第1の仕入入力処理)
図8を参照して、第1の仕入入力処理の具体例を説明する。第1の仕入入力部102bは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、容器を回収した際に、仕入番号、得意先である仕入先、入庫倉庫、容器、容器数量を含む第1の仕入データを入力してデータファイル106dに登録し、入力した第1の仕入データに基づいて、データファイル106dの得意先在庫データ及び在庫データを更新する。
図8(A)は、第1の仕入データのデータ例を示している。第1の仕入データは、仕入No、計上日、仕入先名、入庫倉庫、容器、容器数量の項目を備えている。図8(A)に示す例では、仕入No「SH0001」、計上日「2022/01/20」、仕入先名「SIR001:AAA株式会社」、入庫倉庫「SOK001:資材倉庫」、容器「YOK001:瓶(○○)」、容器数量「9,500本」となっている。ここでは、仕入先(得意先)「SIR001:AAA株式会社」から入庫倉庫「SOK001:資材倉庫」に容器「YOK001:瓶(○○)」を数量「9,500本」回収している。
図8(B)は、得意先マスタ106aのデータ例(図2と同様)を示している。得意先マスタ106aを使用して、仕入データの仕入先から得意先への変換を行い、対象の得意先コードの得意先在庫データの在庫を減らす。図8(B)に示す例では、得意先コード「TOK001」、得意先名「AAA株式会社」、仕入先コード「SIR001」となっている。ここでは、仕入先名「SIR001:AAA株式会社」を、得意先コード「TOK001」に変換して、図8(C)に示すように、得意先コード「TOK001」の得意先在庫データの在庫数を「500(=10,000-9,500)」、回収数「9,500(=0+9,500)」に更新する。また、図8(D)に示すように、在庫データの在庫数「9,500(=0+9,500)」、回収累計「9,500(=0+9,500)」に更新する。
(S5:第1の仕入入力処理後の在庫照会処理)
図9を参照して、第1の仕入入力処理後の在庫照会処理を説明する。
図9(A)は、得意先在庫照会画面の表示例を示す図である。図9(A)に示す例では、得意先指定エリアで得意先「TOK001 AAA株式会社」が指定されて、抽出結果エリアに、容器「YOK001 瓶(○○)」、在庫数「500」、出荷数「10,000」回収数「9,500」、回収率「95%(=9,500/10,000」が表示されている。
図9(B)は、在庫照会画面の表示例を示す図である。図9(B)に示す例では、倉庫指定エリアで倉庫「YOK001 資材倉庫」が指定されて、抽出結果エリアに、容器「YOK001 瓶(○○)」、在庫数「9,500」、回収累計「9,500」、補充累計「0」が表示されている。
(S3:発注入力処理)
図10を参照して、発注入力処理を説明する。発注入力部102cは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、洗浄依頼及び/又は補充発注を行う際に、発注番号、計上日、発注先、洗浄依頼又は補充発注を指定する発注区分、入庫倉庫、容器、容器数量、単価、金額を含む発注データを入力してデータファイル106dに登録し、発注区分が洗浄依頼の場合は、移動番号、移動区分、出庫倉庫、容器、容器数量を含む移動データを生成してデータファイル106dに登録し、移動データに基づいて、データファイル106dの在庫データを更新する。
ここでは、商品を10,000本製造するために、回収した容器を発注先に洗浄依頼と不足分の補充を発注する場合を例に挙げて説明する。
図10(A)は、発注データのデータ例を示している。発注データは、発注No、計上日、行、発注先名、発注区分、入庫倉庫、容器、容器数量、単価、金額の項目を備えている。図10(A)に示す例では、1行目は、発注No「HA0001」、計上日「2022/01/23」、行「1」、発注先名「SIR002:BBB株式会社」、発注区分「洗浄依頼」、入庫倉庫「SOK001:資材倉庫」、容器「YOK001:瓶(○○)」、容器数量「9,500本」、単価「3」、金額「28,500」となっている。2行目は、発注No「HA0001」、計上日「2022/01/23」、行「2」、発注先名「SIR002:BBB株式会社」、発注区分「補充発注」、入庫倉庫「SOK001:資材倉庫」、容器「YOK001:瓶(○○)」、容器数量「500本」、単価「10」、金額「5,000」となっている。
発注入力部102cは、発注データの発注区分が洗浄依頼の場合は、移動番号、移動区分、出庫倉庫、容器、容器数量を含む移動データを生成してデータファイル106dに登録し、移動データに基づいて、データファイル106dの在庫データを更新する。
洗浄依頼の場合は入庫倉庫の在庫を出庫するための移動データを作成する。図10(B)は、移動データのデータ例を示している。移動データは、移動No、移動区分、行、出庫倉庫、容器、容器数量の項目を備えていてもよい。図10(B)に示す例では、移動No「ID0001」、移動区分「出庫」、行「1」、出庫倉庫「SOK001:資材倉庫」、容器「YOK001:瓶(○○)」、容器数量「9,500本」となっている。
容器を「9,500本」移動したので、図10(D)に示すように、在庫データの在庫数は「0(=9,500-9,500)」に更新される。
(S5:発注処理後の在庫照会処理)
図11を参照して、発注処理後の在庫照会処理を説明する。
図11(A)は、得意先在庫照会画面の表示例を示す図である。図11(A)に示す表例は、図9(A)と同じであり、得意先指定エリアで得意先「TOK001 AAA株式会社」が指定されて、抽出結果エリアに、容器「YOK001 瓶(○○)」、在庫数「500」、出荷数「10,000」回収数「9,500」、回収率「95%(=9,500/10,000」が表示される。
図11(B)は、在庫照会画面の表示例を示す図である。図11(B)に示す例では、倉庫指定エリアで倉庫「SOK001 資材倉庫」が指定されて、抽出結果エリアに、容器「YOK001 瓶(○○)」、在庫数「0」、回収累計「9,500」、補充累計「0」が表示される。
(S4:第2の仕入入力処理)
図12を参照して、第2の仕入入力処理の具体例を説明する。第2の仕入入力部102dは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、洗浄及び/又は補充がされた際に、仕入番号、仕入先、入庫倉庫、容器、容器数量、単価、金額を含む第2の仕入データを入力してデータファイル106dに登録し、入力した第2の仕入データに基づいて、データファイル106dの在庫データを更新する。
仕入先(容器洗浄業者)から洗浄分と補充分の容器が入庫される。図12(A)は、第2の仕入データのデータ例を示している。第2の仕入データは、仕入No、計上日、行、仕入先名、仕入区分、入庫倉庫、容器、容器数量、単価、金額の項目を備えている。図12(A)に示す例では、1行目は、仕入No「SH0002」、計上日「2022/01/23」、行「1」、仕入先名「SIR002:BBB株式会社」、仕入区分「洗浄依頼」、入庫倉庫「SOK001:資材倉庫」、容器「YOK001:瓶(○○)」、容器数量「9,500本」、単価「3」、金額「28,500」となっている。2行目は、仕入No「SH0001」、計上日「2022/01/23」、行「2」、仕入先名「SIR002:BBB株式会社」、仕入区分「補充発注」、入庫倉庫「SOK001:資材倉庫」、容器「YOK001:瓶(○○)」、容器数量「500本」、単価「10」、金額「5,000」となっている。
図12(C)に示すように、第2の仕入データに基づいて、在庫データの在庫数を「10,000(=0+9,500+500)」に、補充累計を「500(=0+500)」を更新する。
(S5:第2の仕入入力処理後の在庫照会処理)
図13を参照して、第2の仕入入力処理後の在庫照会処理を説明する。
図13(A)は、得意先在庫照会画面の表示例を示す図である。図13(A)に示す表例は、図9(A)と同じであり、得意先指定エリアで得意先「TOK001 AAA株式会社」が指定されて、抽出結果エリアに、容器「YOK001 瓶(○○)」、在庫数「500」、出荷数「10,000」回収数「9,500」、回収率「95%(=9,500/10,000」が表示される。
図13(B)は、在庫照会画面の表示例を示す図である。図13(B)に示す例では、倉庫指定エリアで倉庫「SOK001 資材倉庫」が指定されて、抽出結果エリアに、容器「YOK001 瓶(○○)」、在庫数「10,000」、回収累計「9,500」、補充累計「500」が表示される。
(S6:空容器回収状況一覧照会処理)
図14を参照して、空容器回収状況一覧照会処理を説明する。空容器回収状況一覧照会部102fは、モニタ114に表示される空容器回収状況一覧画面において、指定される回収率以下の得意先の一覧の情報を、データファイル106dの得意先在庫データを参照して出力する。
図14(A)は、空容器回収状況一覧画面の表示例を示す図である。空容器回収状況一覧画面は、得意先、対象日付、回収率(以下)の抽出条件を指定するエリアと、不図示の実行ボタンを備えている。空容器回収状況一覧照会部102fは、指定される抽出条件に該当する情報を得意先在庫データから抽出して、空容器回収状況一覧帳票(得意先、容器、出荷数、回収数、回収率、在庫数の項目を含む帳票)を出力する。
図14(B)は、空容器回収状況一覧帳票のイメージの例を示す図である。図14(A)に示す例では、対象日付「2021/12/01~」、回収率「95%以下」が指定されて、図14(B)に示すような空容器回収状況一覧帳票(得意先「TOK001 AAA株式会社」が、容器「YOK001 瓶(○○)」、出荷数「10,000」回収数「9,500」、回収率「95%」、在庫数「500」)が出力される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、商品を出荷する際に、出荷番号、計上日、得意先、商品、出荷数量、容器、容器数量を含む出荷データを入力し、入力した出荷データに基づいて、得意先在庫データ及び在庫データを更新する出荷入力部102aと、容器を回収した際に、仕入番号、得意先である仕入先、入庫倉庫、容器、容器数量を含む第1の仕入データを入力し、入力した第1の仕入データに基づいて、得意先在庫データ及び在庫データを更新する第1の仕入入力部102bと、モニタ114に表示される得意先在庫照会画面において、指定される得意先について、得意先在庫データを参照して、容器、在庫数、出荷数、回収数、回収数/出荷数×100で算出される回収率を表示出力する在庫照会部102eと、を備えているので、得意先毎に容器の回収を管理して容器の回収状況を可視化することが可能となる。この結果、得意先毎の容器の回収状況を把握でき、回収率の悪い得意先については回収を促す等により、原価低減を推進することができる。
[4.国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)への貢献]
本実施形態により、業務効率化や企業の適切な経営判断を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標8及び9に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、廃棄ロス削減や、ペーパレス・電子化を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標12、13及び15に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、統制、ガバナンス強化に寄与することができるので、SDGsの目標16に貢献することが可能となる。
[5.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、容器回収管理装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、容器回収管理装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部又は任意の一部を、CPU及び当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて容器回収管理装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROM又はHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、容器回収管理装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部又は一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム商品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、及び、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語又は記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコード又はバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成及び読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、及び、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、容器回収管理装置100は、既知のパーソナルコンピュータ又はワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、容器回収管理装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラム又はデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部又は一部を、各種の付加等に応じて又は機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
100 容器回収管理装置
102 制御部
102a 出荷入力部
102b 第1の仕入入力部
102c 発注入力部
102d 第2の仕入入力部
102e 在庫照会部
102f 空容器回収状況一覧照会部
102g 画面表示制御部
102h マスタメンテ部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 得意先マスタ
106b 仕入先マスタ
106c 商品マスタ
106d データファイル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (10)

  1. 制御部を備え、得意先に出荷した容器の回収を管理する容器回収管理装置であって、
    前記制御部は、
    得意先、容器、在庫数、出荷数、回収数を含む得意先在庫データと、
    倉庫、容器、在庫数、回収累計、補充累計を含む在庫データと、
    にアクセス可能に構成されており、
    商品を出荷する際に、出荷番号、計上日、得意先、商品、出荷数量、容器、容器数量を含む出荷データを入力し、入力した出荷データに基づいて、前記得意先在庫データ及び前記在庫データを更新する出荷入力手段と、
    容器を回収した際に、仕入番号、得意先である仕入先、入庫倉庫、容器、容器数量を含む第1の仕入データを入力し、入力した第1の仕入データに基づいて、前記得意先在庫データ及び前記在庫データを更新する第1の仕入入力手段と、
    表示部に表示される得意先在庫照会画面において、指定される得意先について、前記得意先在庫データを参照して、容器、在庫数、出荷数、回収数、回収数/出荷数×100で算出される回収率を表示出力する在庫照会手段と、
    を備えたことを特徴とする容器回収管理装置。
  2. 前記在庫照会手段は、表示部に表示される在庫照会画面において、指定される倉庫について、前記在庫データを参照して、容器、在庫数、回収累計、補充累計を表示出力することを特徴とする請求項1に記載の容器回収管理装置。
  3. 前記制御部は、さらに、
    商品と容器を関連づけて登録した商品マスタにアクセス可能に構成されており、
    前記出荷入力手段は、前記出荷データについて、商品が入力された場合に、前記商品マスタを参照して当該商品に紐づく容器を自動入力することを特徴とする請求項1又は2に記載の容器回収管理装置。
  4. 前記制御部は、さらに、
    得意先と仕入先を関連づけて登録した得意先マスタにアクセス可能に構成されており、
    前記第1の仕入入力手段は、前記得意先マスタを参照して、前記第1の仕入データの仕入先を得意先に変換して、変換した得意先についての前記得意先在庫データを更新することを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の容器回収管理装置。
  5. 前記制御部は、さらに、
    洗浄依頼及び/又は補充発注を行う際に、発注番号、計上日、発注先、洗浄依頼又は補充発注を指定する発注区分、入庫倉庫、容器、容器数量、単価、金額を含む発注データを入力し、発注区分が洗浄依頼の場合は、移動番号、移動区分、出庫倉庫、容器、容器数量を含む移動データを生成し、当該移動データに基づいて前記在庫データを更新する発注入力手段を備えたことを特徴とする請求項1~4のいずれか1つに記載の容器回収管理装置。
  6. 前記制御部は、さらに、
    洗浄及び/又は補充がされた際に、仕入番号、仕入先、入庫倉庫、容器、容器数量、単価、金額を含む第2の仕入データを入力し、入力した第2の仕入データに基づいて、前記在庫データを更新する第2の仕入入力手段を備えたことを特徴とする請求項5に記載の容器回収管理装置。
  7. 前記制御部は、さらに、
    表示部に表示される空容器回収状況一覧画面において、指定される回収率以下の得意先の一覧を、前記得意先在庫データを参照して表示出力する空容器回収状況一覧照会手段を備えたことを特徴とする請求項1~6のいずれか1つに記載の容器回収管理装置。
  8. 前記容器は、瓶又は樽を含むことを特徴とする請求項1~7のいずれか1つに記載の容器回収管理装置。
  9. 制御部を備えた情報処理装置で実行される容器回収管理方法であって、
    前記制御部は、
    得意先、容器、在庫数、出荷数、回収数を含む得意先在庫データと、
    倉庫、容器、在庫数、回収累計、補充累計を含む在庫データと、
    にアクセス可能に構成されており、
    前記制御部において実行される、
    商品を出荷する際に、出荷番号、計上日、得意先、商品、出荷数量、容器、容器数量を含む出荷データを入力し、入力した出荷データに基づいて、前記得意先在庫データ及び前記在庫データを更新する出荷入力工程と、
    容器を回収した際に、仕入番号、得意先である仕入先、入庫倉庫、容器、容器数量を含む第1の仕入データを入力し、入力した第1の仕入データに基づいて、前記得意先在庫データ及び前記在庫データを更新する第1の仕入入力工程と、
    表示部に表示される得意先在庫照会画面において、指定される得意先について、前記得意先在庫データを参照して、容器、在庫数、出荷数、回収数、回収数/出荷数×100で算出される回収率を表示出力する在庫照会工程と、
    を含むことを特徴とする容器回収管理方法。
  10. 制御部を備えた情報処理装置が実行するための容器回収管理プログラムであって、
    前記制御部は、
    得意先、容器、在庫数、出荷数、回収数を含む得意先在庫データと、
    倉庫、容器、在庫数、回収累計、補充累計を含む在庫データと、
    にアクセス可能に構成されており、
    前記制御部において、
    商品を出荷する際に、出荷番号、計上日、得意先、商品、出荷数量、容器、容器数量を含む出荷データを入力し、入力した出荷データに基づいて、前記得意先在庫データ及び前記在庫データを更新する出荷入力工程と、
    容器を回収した際に、仕入番号、得意先である仕入先、入庫倉庫、容器、容器数量を含む第1の仕入データを入力し、入力した第1の仕入データに基づいて、前記得意先在庫データ及び前記在庫データを更新する第1の仕入入力工程と、
    表示部に表示される得意先在庫照会画面において、指定される得意先について、前記得意先在庫データを参照して、容器、在庫数、出荷数、回収数、回収数/出荷数×100で算出される回収率を表示出力する在庫照会工程と、
    を実行させるための容器回収管理プログラム。
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