JP2023181205A - 排水ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】排水効率の向上が可能な排水ポンプを提供する。【解決手段】排水ポンプ10は、モータ12と、下端部に吸込口42が設けられ側部に吐出口46が設けられたハウジング40、モータ12に連結された回転羽根50、及び中央部に貫通孔36を有しハウジング40の上端部に設けられたカバー32を備えたポンプ本体20と、を有し、ハウジング40及びカバー32によりポンプ室44が画定され、吐出口46はハウジング40により形成される内周面40Aとカバー32により形成される内周面32Aとの接合部位を跨いでポンプ室44の内周面44Aに開口する吐出口入口48を備え、吐出口入口48のうちハウジング40の内周面40Aと吐出口46の内面56との境界に位置する角部16が面取りされ、角部16において、ポンプ室から吐出口入口48への排水の流れの上流側に位置する部位の面取り幅R1が、下流側に位置する部位の面取り幅R2よりも大きい。【選択図】図8

Description

本発明は、排水ポンプに関し、特に空気調和機の室内熱交換器で凝縮した水を受け入れるドレンパン内のドレン水を室外に排水するのに好適な排水ポンプに関するものである。
従来、室内の天井に埋込む形式の空気調和機においては、空気調和機の室内熱交換器の表面で凝縮したドレン水を受け入れるドレンパンが装備される。このドレンパン内のドレン水を室外へ排水するため、排水ポンプ(ドレンポンプ)が用いられる(例えば、特許文献1参照)。
この排水ポンプは、モータと、ポンプ本体と、よりなっている。ポンプ本体は、上部が開口し下端部に吸込口が設けられるとともに略円筒形状の内周壁により構成される側部に吐出口が設けられたハウジングと、モータに連結された回転羽根と、中央部に貫通孔を有しかつハウジングの上端部に取り付けられたカバーとを備えている。また、ハウジング及びカバーによりポンプ室が画定されている。吐出口はポンプ室に開口する吐出口入口を備えている。
特開2016-113941号公報
しかしながら、上記した従来例において、ハウジングを成型する金型の抜き構造の関係で、吐出口入口がポンプ室に開口する部分(出隅部分)には、鋭角、直角、又は鈍角の角部が形成される。そのため、排水ポンプの作動時にポンプ室から吐出口入口へドレン水が流入して排水される際に、当該境界部分で損失が生じていると考えられる。
本発明は、排水効率の向上が可能な排水ポンプを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明による排水ポンプは、モータと、上部が開口し下端部に吸込口が設けられるとともに側部に吐出口が設けられたハウジング、前記モータに連結された回転羽根、及び中央部に貫通孔を有しかつ前記ハウジングの上端部に取り付けられたカバーを備えたポンプ本体と、を有し、前記ハウジング及び前記カバーによりポンプ室が画定されると共に、前記吐出口は前記ポンプ室に開口する吐出口入口を備えた排水ポンプであって、前記ポンプ室は、前記ハウジング及び前記カバーが接合されることにより構成される略円筒形状の内周面を有し、前記吐出口入口は、前記ポンプ室の前記内周面のうち前記ハウジングと前記カバーの接合部位に開口しており、前記ポンプ室の内周面のうち前記ハウジングにより構成される内周面と、前記吐出口の内面との境界に位置する角部が面取りされていることを特徴としている。
この排水ポンプにおいて、前記ハウジングの前記接合部位には、前記内周面の上縁位置から前記ハウジングの径方向外側に広がり前記ハウジングの径方向に幅を有する段部が形成され、前記吐出口入口の上方は、前記ハウジングに対して前記段部に開口し、前記角部の面取り幅は、前記段部の幅以下に設定されていていてもよい。更に、前記カバーにより構成される内周面と、前記吐出口の内面と境界に位置する角部が面取りされていてもよい。更に、前記角部において、前記ポンプ室から前記吐出口入口への排水の流れの上流側に位置する部位の面取り幅が、下流側に位置する部位の面取り幅よりも大きくてもよい。
本発明によれば、排水効率の向上が可能な排水ポンプを提供できる。
本発明の実施形態に係る排水ポンプを示す縦断面図である。 ハウジングを示す斜視図である。 吐出口入口のハウジング側部分を示す拡大斜視図である。 ハウジング及びカバーを、吐出口の中心線を通る面で切断して示す断面図である。 (A)は、図4におけるA部を示す拡大断面図である。(B)は、図5(A)に対する変形例を示す拡大断面図である。 ハウジングを示す平面図である。 図6におけるB部を示す拡大平面図である。 吐出口入口のハウジング側部分の変形例1を示す、図7に相当する平面図である。 吐出口入口のハウジング側部分の変形例2を示す、図7に相当する平面図である。 吐出口入口のハウジング側部分の変形例3を示す、図3に相当する斜視図である。 吐出口入口のハウジング側部分の変形例4を示す、図3に相当する斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づき説明する。図1において、本実施形態に係る排水ポンプ10は、モータ12と、ポンプ本体20とを有する。モータ12はポンプ本体20の上方に設けられており、モータ12とポンプ本体20との間には、モータ12を支持するモータケース30が設けられている。ポンプ本体20は、一例として合成樹脂製であって、ハウジング40と、回転羽根50と、カバー32とを備えており、ハウジング40とカバー32とが接合されることにより略円筒形状の内周面44Aを有するポンプ室44を構成する。
ハウジング40は、上部が開口し下端部に吸込口42が設けられるとともに、側部に吐出口46が設けられている。吸込口42は、下端部に開口部43を有するパイプ状に形成されている。吐出口46は、ポンプ室44に開口する吐出口入口48を備え、側方に向かって突出している。この吐出口46は、後述する回転羽根50の回転軸50CLの径方向外側に配置されている。吐出口46の軸線46CLは、水平方向に配置されている。また、吐出口46の軸線46CL上には、後述する回転羽根50の中心に位置する軸部52が位置している。
排水ポンプ10の使用時において、吐出口46には、該吐出口46からポンプ本体20の外部へ吐出されたドレン水を外部の排水設備等に排水するためのドレン配管(図示せず)が取り付けられる。図2に示すように、ハウジング40には、モータケース30を固定するための爪部24が例えば一対設けられている。なお、吐出口46は、ハウジング40に一体成形されるものに限られず、ハウジング40とは別体で構成され、ハウジング40に組み付けられるものであってもよい。
図1に示すように、回転羽根50は、モータ12に連結され、ポンプ室44内に収容されている。この回転羽根50は、一例として合成樹脂製であって、軸部52と、軸部52の外周部から回転軸50CLの放射方向(径方向外側)に延びる複数の平板状の大径羽根60と、各大径羽根60の下端縁部に連結されるとともに吸込口42に挿入される複数の平板状の小径羽根61とを有している。大径羽根60は、例えば周方向に等角度で設けられている。各大径羽根60の下端縁部は、内径側に下傾斜するテーパ状に形成されており、この各下端縁部は、中央に扇形状とされた複数の開口部58を有する円盤状の環状部材62に連結されている。
吐出口46の正面、即ち、吐出口46の軸線46CL上に回転羽根50の大径羽根60が位置するように、軸部52に大径羽根60が設けられている。また、環状部材62の外周縁は、吐出口46の内面56の下端よりも上方で、かつ、吐出口46の軸線46CLよりも下方に位置している。
軸部52は、カバー32の中央に形成された空気孔の役目を有した貫通孔36を貫通してモータ12側へ突出している。軸部52の中心軸に沿って設けた穴にはモータ12の駆動軸が挿入されて固定されている。なお、貫通孔36と軸部52との間には、隙間が設けられている。
軸部52の上面には、水切円板14が取り付けられている。この水切円板14は、カバー32の貫通孔36からドレン水が吹き出したとしても、吹き出したドレン水がモータ12へ直接的に飛散するのを防止する役目を有している。
モータケース30は、上下に分割可能とされた筒部22を備えており、筒部22の上部にモータ12が収容されている。また、筒部22の側部には、図示しない縦長のスリット状の水抜き孔(排水用の開口)が形成されている。
図1に示すように、カバー32は、中央部に貫通孔36を有しかつハウジング40の上端部に取り付けられている。具体的には、カバー32は、例えばモータケース30の筒部22の下端に一体的に形成されている。また、カバー32は、ハウジング40の上段部19との間にシール部材34を挟みこんだ状態でハウジング40に嵌め込まれている。爪部24(図2)がモータケース30に嵌合することで、カバー32がハウジング40に固定される。ポンプ本体20において、ハウジング40及びカバー32によりポンプ室44が画定されている。
吸込口42の下方には、空調機器等から排出されたドレン水を一時的に溜めるドレンパン(図示せず)が配置される。
図3に示すように、ハウジング40のうちカバー32と接合する部位には段部18が形成されている。段部18は、ハウジング40の内周面40Aの上縁位置からハウジング40の径方向外側に広がり、該ハウジング40の径方向に幅W(図7)を有している。図5に示すように、ハウジング40にカバー32を取り付けたとき(即ち、ハウジング40とカバー32とが接合されたとき)、段部18にはカバー32の下端32Bが当接又は近接対向するようになっている。ポンプ室44の内周面44Aは、ハウジング40の内周面40A及びカバー32の内周面32Aにより構成される。吐出口入口48の一部を構成するハウジング40側部分の上方は、該ハウジング40に対して段部18に開口している。これにより、段部18は、ハウジング40を平面視した際、完全な円環状ではなく吐出口入口48の部分において不連続となる円弧状、或いはC字状に形成されることとなり、ハウジング40とカバー32とが接合された状態において、吐出口入口48は、ハウジング40により形成される内周面40Aとカバー32により形成される内周面32Aとの接合部位を跨いでポンプ室44の内周面44Aに開口するように位置する。
また、吐出口入口48の一部を構成するハウジング40側部分は、略U字形に形成されている。換言すれば、吐出口46のうち、吐出口入口48に近い部位では、内面56が断面U字状に形成されている。具体的には、内面56は、平面状の一対の側面56Aと、該側面56Aの下端同士を繋ぐ例えば円弧状の底面56Bとで構成されている。側面56Aは、吸込口42の軸線方向と平行に形成されている。これは、吐出口入口48の部分の内面56を成型する際に、上型(図示せず)を吸込口42の軸線方向の上方に抜くことを考慮したものである。吸込口42の軸線は、後述する回転羽根50の回転軸50CL(図1)に相当する。吐出口46は、吐出口入口48より下流側において円形断面に変化してもよい。また、吐出口46の下流側の断面積は、吐出口入口48の断面積より大きくてもよい。
図2から図6に示すように、吐出口入口48のハウジング40側部分の角部16は面取りされている。この角部16は、吐出口入口48のうちハウジング40の内周面40Aと、吐出口46の内面56との境界に位置する部位である。角部16の面取りは、例えば断面円弧形のいわゆるR面とされている。尚、本明細書において「面取り」とは、角を有した出隅部に切削加工や塑性加工等の面取り加工を施し当該出隅部にR面やC面を形成する場合の他、注型や射出成型等により可塑性材料からR面やC面の形状を有した出隅部を成形する場合も含む。実際は面取り加工を施していない後者においても、説明の都合上、「角部を面取りしたもの」、「角部の面取り」等の表現を用いることがある。
図5(A)に示される例では、吐出口入口48のカバー32側部分を構成するカバー32の下端の角部54が面取りされていないが、排水効率の更なる向上のため、図5(B)に示すように、該角部54が吐出口入口48のハウジング40側部分の角部16と同様に面取りされていてもよい。これにより、カバー32により構成される内周面32Aと吐出口46の内面56との境界に位置する角部54についても面取りされることとなる。また、図示は省略するが、カバー32の一部に、段部18から吐出口入口48のハウジング40側部分の上部に入り込む突出部を設け、この突出部に吐出口46の内面56の底面56Bと線対称となる円弧状の天井面を設けることで、吐出口入口48の形状を円形とすることも可能である。更に、この突出部の角部を面取りしてもよい。このように、角部16,54は、ハウジング40とカバー32を跨いで形成されることとなり、これにより角部16,54の少なくとも一部が面取りされた構成を有する。
図6、図7に示すように、角部16の面取り幅(曲率半径)Rは、段部18の幅W以下に設定されている。面取り幅Rの最小値は、例えば0.2mmである。図示の例では面取り幅Rが幅Wより小さいが、面取り幅Rが幅Wと同じであってもよい。また、ハウジング40の平面視での角部16の面取り幅Rは、吐出口入口48の両側で等しく設定されている。
なお、排水効率の更なる向上のため、図8に示す変形例1のように、角部16において、ポンプ室44から吐出口入口48へのドレン水の流れFの上流側に位置する部位の面取り幅R1が、下流側に位置する部位の面取り幅R2よりも大きくてもよい。この場合、ドレン水の流れFの上流側に位置する部位の面取り幅R1が比較的大きいため、ドレン水が吐出口入口48に円滑に流入し易い。また、ドレン水の流れFの下流側に位置する部位の面取り幅R2が比較的小さいため、ドレン水が吐出口入口48を通り過ぎて再びポンプ室44内を周回することが抑制される。また、図9に示す変形例2のように、角部16の面取りは、断面円弧形のR面に限られず、断面平面形のいわゆるC面であってもよい。
更に、吐出口入口48のハウジング40側部分は略U字形に限られず、図10に示す変形例3のように、略四角形であってもよい。この場合、断面円形の吐出口46が、吐出口入口48において略四角形に開口する構成となる。また、吐出口入口48の4辺のうち、段部18の延長上にある一辺を除くハウジング40側部分の三辺の角部16が面取りされている。上型(図示せず)を吸込口42の軸線(後述する回転羽根50の回転軸50CLの方向)の上方に抜く構成において、このような形状の吐出口入口48のハウジング40側部分を成型することが可能である。また、図10の変形例3に代え、図11に示す変形例4のように、吐出口46を断面円形状とすると共に、吐出口入口48のうち下半円部分が面取りされた構成であってもよい。これにより、吐出口46と吐出口入口48との連続性が増し、より効率的にドレン水の排水を行うことができる。
(作用)
本実施形態は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図1において、本実施形態に係る排水ポンプ10では、その吸込口42の下端がドレンパン(図示せず)に溜まるドレン水の表面よりも下側となるように適宜設置される。そして、モータ12を駆動して回転羽根50を高速で回転させれば、ドレンパン80に溜まったドレン水が吸込口42から吸い上げられ、ポンプ室44を介して吐出口46より吐出される。吐出口46より吐出されたドレン水は、ドレン配管(図示せず)を介して外部の排水設備等へ排出される。回転羽根50の回転により撹拌されドレン水内から発生した気泡を含んだ水流は、ポンプ室44内で遠心力を得て吐出口46へスムーズに流れ、ドレン配管を介して外部へ排出される。
本実施形態では、図7に示すように、吐出口入口48のハウジング40側部分が開口するハウジング40の内周面40Aと、吐出口46の内面56との境界に位置する角部16が面取りされているので、角部16が面取りされていない場合と比較して、ドレン水の流れが乱れ難く、ドレン水がポンプ室44から吐出口入口48に円滑に流入する。このため、排水ポンプ10の排水効率を向上させることができる。
図8に示す変形例1では、ポンプ室44内におけるドレン水の流れFの上流側(即ち、回転羽根50の回転方向における後方側)に位置する部位の面取り幅R1が、下流側(即ち、回転羽根50の回転方向における前方側)に位置する部位の面取り幅R2より大きいため、ドレン水が吐出口入口48に円滑に流入し易い。また、ドレン水の流れFの下流側に位置する部位の面取り幅R2が上流側に位置する部位の面取り幅R1より小さいため、ドレン水が下流側の角部16に捕捉され易い。このため、ドレン水が吐出口入口48を通り過ぎてポンプ室44内を繰返し周回するロスが低減される。
図9に示す変形例2は、角部16の面取りがC面とされているが、このようなC面であっても、角部16に面取りがされていない場合と比較して、ドレン水がポンプ室44から吐出口入口48に円滑に流入することができる。また、図10に示す変形例3では、吐出口46が断面円形状とされる一方、吐出口入口48のハウジング40側部分が略U字形に形成されてその角部16が面取りされている。したがって、吐出口46が断面円形状とされていても、角部16が面取りされた吐出口入口48を経由して効率的にドレン水の排水を行うことができる。
また、図11に示す変形例4では、吐出口46を断面円形状とすると共に、吐出口入口48のうち下半円部分が面取りされている。吐出口46と吐出口入口48との形状的連続性が増すため、より効率的にドレン水の排水を行うことができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態の一例について説明したが、本発明の実施形態は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
上記実施形態では、ハウジング40の内周面40Aの上縁に、内周面40Aの位置からハウジング40の径方向外側に広がり該径方向に幅を有する段部18が形成され、吐出口入口48の上方は、段部18に開口するものとしたが、吐出口入口48の上方が開口する部位は、このような段部18に限られない。型抜き性を考慮して、吐出口入口48の角部16に面取りを形成することが可能であれば、吐出口入口48の上方が他の部位に開口していてもよい。
また、角部16のうち面取りが形成される範囲は、角部16の全体に限られない。面取りが角部16の一部に形成されていてもよい。
10 排水ポンプ
12 モータ
16 角部
18 段部
20 ポンプ本体
32 カバー
32A カバーの内周面
36 貫通孔
40 ハウジング
40A ハウジングの内周面
42 吸込口
44 ポンプ室
44A ポンプ室の内周面
46 吐出口
48 吐出口入口
50 回転羽根
54 角部
56 吐出口の内面
R 面取り幅
R1 面取り幅
R2 面取り幅
W 段部の幅

Claims (2)

  1. モータと、上部が開口し下端部に吸込口が設けられるとともに側部に吐出口が設けられたハウジング、前記モータに連結された回転羽根、及び中央部に貫通孔を有しかつ前記ハウジングの上端部に取り付けられたカバーを備えたポンプ本体と、を有し、前記ハウジング及び前記カバーによりポンプ室が画定されると共に、前記吐出口は前記ポンプ室に開口する吐出口入口を備えた排水ポンプであって、
    前記ポンプ室は、前記ハウジング及び前記カバーが接合されることにより構成される略円筒形状の内周面を有し、
    前記吐出口入口は、前記ハウジングにより形成される内周面と前記カバーにより形成される内周面を跨いで前記ポンプ室の前記内周面に開口しており、
    前記吐出口入口のうち前記ハウジングの内周面と前記吐出口の内面との境界に位置する角部が面取りされ、
    前記角部において、前記ポンプ室から前記吐出口入口への排水の流れの上流側に位置する部位の面取り幅が、下流側に位置する部位の面取り幅よりも大きい排水ポンプ。
  2. 前記吐出口入口のうち前記カバーの内周面と前記吐出口の内面との境界に位置する角部が面取りされている請求項1に記載の排水ポンプ。
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