JP2846853B2 - 液体排出ポンプ - Google Patents

液体排出ポンプ

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JP2846853B2
JP2846853B2 JP8186103A JP18610396A JP2846853B2 JP 2846853 B2 JP2846853 B2 JP 2846853B2 JP 8186103 A JP8186103 A JP 8186103A JP 18610396 A JP18610396 A JP 18610396A JP 2846853 B2 JP2846853 B2 JP 2846853B2
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JP
Japan
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blades
blade
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liquid discharge
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JPH0914172A (ja
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正幸 今井
高史 遠藤
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Fujikoki Corp
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Fujikoki Corp
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機のドレン
水を外部に排出する液体排出ポンプに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、内面を直径が漸次に増加する曲面
となし、この曲面の小径側に吸込口を大径側に吐出口を
設けたポンプ本体と、このポンプ本体の上端開口部を閉
塞するカバー及び該カバーの上方に配置される駆動用モ
ータと、このモータの回転駆動軸に取付けられ前記本体
内で前記曲面に接しないように小間隙を保持して回転さ
れる回転羽根とを具備し、前記カバーの駆動軸挿通部に
前記本体内へ大気を流入させる気体流入部を設けた実公
平3−35915号公報、実公平3−38476号公報
等に開示の液体排出ポンプは知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の液体排出ポ
ンプは、このポンプ本体内に組み込まれる回転羽根が2
枚の羽根板を軸止着部から一体的に突出させた2枚羽根
の構成となっているが、前記回転羽根を4枚羽根または
6枚羽根の構成(下端部が吸込口に達する羽根高さを有
した同一形状の奇数羽根板と偶数羽根板を、軸止着部か
ら放射状に突出させた構成)とすれば、ドレン水の吐出
量を増加し、また揚程を高くし、且つドレン水の排出騒
音や振動を低減させることができる等のポンプ性能を向
上させることが可能となる。
【0004】ところが、前記のような回転羽根を有する
液体排出ポンプは、その使用環境のためドレン水には埃
や煙草の脂や黴の胞子等の異物が混入しており、空調機
の運転及び停止を繰り返すと、これらの異物が複数羽根
の角をなす部分(放射隅角部分)に挾まったり付着堆積
したりし、そのことによって振動が増大し、また特に羽
根下部において吸込口付近の液体流路を狭めるためにポ
ンプ性能が低下し、場合によっては排水不良となるとい
う問題があった。
【0005】本発明は前記従来の問題を解消するために
案出されたもので、その目的は長期間の使用に置けるポ
ンプ性能の低下及び排水不良を著しく少なくした長寿命
の液体排出ポンプを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明においては前記回転羽根を奇数羽根板と偶
数羽根板を軸止着部から放射状に突出させた4枚羽根ま
たは6枚羽根の構成とし、その偶数羽根板を奇数羽根板
の下半分をカットしたような羽根高さが奇数羽根板の羽
根高さより低い上部小羽根の形状に形成したことを特徴
とする。
【0007】
【作用】前記構成の回転羽根によると、下部の羽根枚数
が上部の羽根枚数(4枚または6枚)より少ない2枚ま
たは3枚となり、羽根下部における奇数羽根板間の角度
が羽根上部の奇数羽根板と偶数羽根板間の角度より2倍
に広くなる。
【0008】即ち、上部の羽根枚数が4枚で下部の羽根
枚数が2枚の場合には、この羽根下部の奇数羽根板間の
角度は、羽根上部の奇数羽根板と偶数羽根板(上部小羽
根)間の角度(90度)より2倍に広い180度にな
り、また上部の羽根枚数が6枚で下部の羽根枚数が3枚
の場合には、この羽根下部の奇数羽根板間の角度は、羽
根上部の奇数羽根板と偶数羽根板(上部小羽根)間の角
度(60度)より2倍に広い120度になる。
【0009】このため、回転羽根の下部においてドレン
異物が羽根間に挟まったり付着堆積したりすることを著
しく減少させることができ、これにより長期間の使用に
おけるポンプ性能の低下や排水不良を起こさない長寿命
の液体排出ポンプを提供することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
従い具体的に説明する。
【0011】この実施例の液体排出ポンプは、内面を直
径が漸次に増加するテーパー状の曲面となし、この曲面
4の小径側に吸込口2を、大径側に吐出口3を設けた円
錘カップ型のポンプ本体1と、このポンプ本体1の上端
開口部を閉塞するカバー10と、このカバー10の上方
に配置され前記本体1の上端取付部9に固定される駆動
用モータ7と、この駆動用モータ7の回転駆動軸6に取
付けられ前記本体1内で前記曲面4に接しないように小
間隙を保持して回転される回転羽根5とを具備し、前記
カバー10の駆動軸挿通部に前記本体1内へ大気を流入
させる気体流入部8(前記カバー10の中心口孔と前記
羽根5の軸止着部5aとの間に確保された小間隙の隙間
で形成される)を設けたものであって、その作用につい
ては前述した従来の液体排出ポンプと同様であるので、
詳細な説明は省略する。而して、本発明は前記回転羽根
5を合成樹脂で成形し、以下のように構成したことを要
旨とするものである。
【0012】即ち、第1の実施例においては前記回転羽
根5を図1(B)に示すように、奇数羽根板11,13
と偶数羽根板12,14を軸止着部5a(羽根ボス部)
の下端部から放射状に突出させた4枚羽根の構成とし、
その偶数羽根板12,14を奇数羽根板11,13の下
半分をカットしたような羽根高さが奇数羽根板11,1
3の羽根高さより低い上部小羽根の形状に形成してい
る。
【0013】また第2の実施例においては前記回転羽根
5を図1(C)に示すように、奇数羽根板11,13,
15と偶数羽根板12,14,16を軸止着部5a(羽
根ボス部)の下端部から放射状に突出させた6枚羽根の
構成とし、その偶数羽根板12,14,16を奇数羽根
板11,13,15の下半分をカットしたような羽根高
さが奇数羽根板11,13,15の羽根高さより低い上
部小羽根の形状に形成している。
【0014】前記のように回転羽根5を構成すると、下
部の羽根枚数が上部の羽根枚数(4枚または6枚)より
少ない2枚または3枚となり、羽根下部における奇数羽
根板間の角度が羽根上部の奇数羽根板と偶数羽根板間の
角度より2倍に広くなる。
【0015】即ち、上部の羽根枚数が4枚で下部の羽根
枚数が2枚の図1(B)に示す第1実施例の場合には、
この羽根下部の奇数羽根板11,13間の角度は、羽根
上部の羽根間角度(90度)より2倍に広い180度に
なり、また上部の羽根枚数が6枚で下部の羽根枚数が3
枚の図1(C)に示す第2実施例の場合には、この羽根
下部の奇数羽根板11,13間、13,15間及び1
5,11間の角度は、羽根上部の羽根間角度(60度)
より2倍に広い120度になる。
【0016】このため、回転羽根の下部においてドレン
異物の付着堆積を著しく少なくすることができ、長期間
の使用におけるポンプ性能の低下や排水不良を防止でき
る。なお、吐出量や揚程等は上部の羽根に左右され、下
部の羽根枚数を上部に比べすくなくしても、その影響は
実質的に殆んどない。
【0017】
【発明の効果】前記の説明のように本発明によれば、長
期間の使用におけるポンプ性能の低下や排水不良を起こ
さない長寿命の液体排出ポンプを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例による液体排出ポンプの構
成説明図であって、同図(A)はポンプ全体の中央縦断
面図、同図(B)は4枚羽根の回転羽根を示す斜視図、
同図(C)は6枚羽根の回転羽根を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ポンプ本体 2 吸込口 3 吐出口 4 曲面 5 回転羽根 5a 軸止着部 6 回転駆動軸 7 駆動用モータ 8 気体流入部 9 本体上端取付部 10 カバー 11,13,15 奇数羽根 12,14,16 偶数羽根
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04D 1/14 F04D 29/24 F24F 1/00 361

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面を直径が漸次に増加する曲面とな
    し、この曲面の小径側に吸込口を大径側に吐出口を設け
    たポンプ本体と、このポンプ本体の上端開口部を閉塞す
    るカバー及び該カバーの上方に配置される駆動用モータ
    と、このモータの回転駆動軸に取付けられ前記本体内で
    前記曲面に接しないように小間隙を保持して回転される
    回転羽根とを具備し、前記カバーの駆動軸挿通部に前記
    本体内へ大気を流入させる気体流入部を設けた液体排出
    ポンプにおいて、前記回転羽根を奇数羽根板と偶数羽根
    板を軸止着部から放射状に突出させた4枚羽根または6
    枚羽根の構成とし、その偶数羽根板を奇数羽根板の下半
    分をカットしたような羽根高さが奇数羽根板の羽根高さ
    より低い上部小羽根の形状に形成したことを特徴とする
    液体排出ポンプ。
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JP4267118B2 (ja) * 1999-01-27 2009-05-27 株式会社不二工機 排水ポンプ
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