JP2023177535A - 車両の吸音装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2023177535000001
【課題】車両内装と車両外装との間の空間において占有する体積を縮小可能にした車両の吸音構造を提供する。
【解決手段】リアバンパー51とリアサイドメンバー52との間の空間である通気空間50Sと車両室とを連通する連通口53をリアサイドメンバー52に備える車両の通気空間50Sに配置される車両の吸音装置10であって、リアバンパー51とリアサイドメンバー52とに接続されると共に、連通口53が配置される第1空間50S1と第1空間以外の第2空間50S2とに通気空間50Sを仕切る遮蔽板10Mと、遮蔽板10Mにおいて第1空間50S1に面する第1面10M1から第1空間50S1に向けて突き出る吸音構造11と、を備える。
【選択図】図1

Description

本開示は、車両外装と車両内装との間に配置される車両の吸音装置に関する。
車両室を仕切る車両内装は、車両内装を貫通する通気用開口部を備える。通気用開口部は、ベンチレータを備える。車両室の気圧が変化を生じていないとき、ベンチレータがベンチレータ貫通口を塞ぐ。車両室の気圧が高まるとき、ベンチレータが車両内装と車両外装との空間を通じて車両室の空気を車両室外に抜く。
車両外装と車両内装との間の空間に侵入する音は、車両外装と車両内装との間で拡散した後、通気用開口部を通じて車両室に侵入する。車両の吸音装置は、車両外装と車両内装との間の空間に配置される。車両外装と車両内装との間の空間で拡散する音が車両室に至る前に、車両の吸音装置が音の拡散を抑える。
吸音装置の一例は、通気用開口部の周縁部に沿って車両内装と車両外装との間に配置される。吸音装置の構成材料は、ウレタンパッドやフェルトなどの吸音材、あるいは吸音材に繊維材料や樹脂材料を積層した複合材である。吸音装置は、車両外装と車両内装との間の空間に侵入した音が通気用開口部の周縁部に拡散することを抑える(例えば、特許文献1を参照)。
特開2015-16809号公報
一方、通気開口部の周縁部に沿って配置される吸音装置は、通気開口部の周縁部のほぼ全体にわたり吸音材を配置するための空間を占有してしまう。吸音装置の占有する空間の縮小は、通気開口部の周縁部において車両内装と車両外装との間の空間の通気性を高めたり、車両室の拡大を可能にしたりする。
上記課題を解決するための車両の吸音装置は、車両外装と車両内装との間の空間である通気空間と車両室とを連通する連通口が前記車両内装に備えられ、前記通気空間に配置される車両の吸音装置であって、前記車両外装と前記車両内装とに接続されることによって、前記連通口が配置される第1空間と前記第1空間以外の第2空間とに前記通気空間を仕切る遮蔽板と、前記遮蔽板において前記第1空間に面する第1面から前記第1空間に向けて突き出る吸音構造と、を備える。
上記車両の吸音装置によれば、遮蔽板が第1空間と第2空間とに通気空間を仕切る。この際、車両の吸音装置は、バネと質量とから構成される共振系を構成する。遮蔽板から第1空間に向けて突き出る吸音構造は、共振系の質量として機能する。遮蔽板の剛性、吸音構造の剛性、および第2空間における空気の弾性は、共振系のバネとして機能する。
ここで、共振周波数と同じ周波数の音が第1空間で吸音装置にあたると、吸音装置が振動すると共に、遮蔽板や吸音構造における摩擦損失を通じ、振動エネルギーが熱エネルギーに変換される。これによって、車両の吸音装置による吸音が行われると共に、吸音構造が共振系の質量を高めて共振周波数の変動を抑える。
結果として、連通口の第2空間側に配置される吸音装置であれば、吸音効果が得られながらも、連通口の周縁部に沿って配置される吸音装置と比べて、連通口の周囲において、吸音装置に占有される体積が縮小される。
上記車両の吸音装置において、前記遮蔽板は、前記車両の前後方向に延びる形状を有し、前記吸音構造は、前記前後方向と交差する方向に並ぶ複数の吸音板を備え、前記吸音板は、前記第1面と対向する視点から見て前記前後方向に連続する波形状を有してもよい。
上記車両の吸音装置によれば、吸音構造が複数の吸音板から構成されるため、吸音板の数量を変更することによって共振系の質量を変更することが可能ともなる。また、吸音板が遮蔽板の長手方向に延びる波形状を有するため、吸音板の剛性を広い範囲で変更することも可能となる。そのため、車両の吸音装置は、車両室に達する音の周波数に共振周波数を合わせやすく、ひいては好適な吸音を実現しやすい。
上記車両の吸音装置において、前記車両内装と前記車両外装とのいずれか一方が第1外装であり、前記車両内装と前記車両外装とのなかで前記第1外装以外が第2外装であり、前記遮蔽板は、前記第2外装に対して揺動可能に前記第1外装に固定されてもよい。
上記車両の吸音装置において、前記車両内装と前記車両外装とのいずれか一方が第1外装であり、前記車両内装と前記車両外装とのなかで前記第1外装以外が第2外装であり、前記遮蔽板は、前記第1外装に接着層を介して固定され、かつ前記第2外装に弾性体を介して支持されてもよい。
上記各構成によれば、車両内装と車両外装との間で遮蔽板が揺動可能であるため、車両内装や車両外装の振動による遮蔽板の負荷を軽減することが可能ともなる。
上記車両の吸音装置において、前記遮蔽板は、前記第1面から前記第1空間に向けて突き出る補強リブを備え、前記補強リブは、前記第1面と対向する視点から見て前記前後方向と交差する方向に延びる直線状を有し、前記複数の吸音板は、前記補強リブに接続される前記吸音板を備えてもよい。
上記車両の吸音装置において、前記遮蔽板は、前記第1面から前記第1空間に向けて突き出る2つの補強リブを備え、前記補強リブは、前記第1面と対向する視点から見て前記前後方向と交差する方向に延びる直線状を有し、かつ前記前後方向に並び、前記複数の吸音板は、前記2つの前記補強リブの間に配置され、かつ前記2つの前記補強リブに接続される前記吸音板を備えてもよい。
上記各構成によれば、遮蔽板と吸音板とが補強リブによって補強されるため、吸音装置の耐久性が高められると共に、吸音装置による吸音効果が長期間にわたり得られる。
上記車両の吸音装置において、前記遮蔽板と前記吸音構造とが一体でもよい。この吸音装置によれば、遮蔽板と吸音構造とが一体であるため、吸音装置の部材点数が増えることを抑えられると共に、通気空間の吸音に要するコストを抑えることが可能ともなる。
上記車両の吸音装置によれば、通気空間の吸音効果が得られながらも、吸音装置に占有される体積が連通口の周囲において縮小される。
図1は、車両外装と車両内装と共に車両の吸音装置を示す断面図である。 図2は、車両の吸音装置を上方から見た斜視図である。 図3は、車両の吸音装置を示す分解斜視図である。 図4は、車両の吸音装置を下方から見た斜視図である。 図5は、車両の吸音装置を示す側面図である。 図6は、図5の6-6線から見た断面図である。 図7は、図2の7-7線から見た断面図である。 図8は、音響透過損失計算に用いた車両の吸音装置例を示す斜視図である。 図9は、音響透過損失計算の結果を示すグラフである。
以下、車両の吸音装置について一実施形態を示す。まず、図1を参照して吸音装置の周辺構造を説明する。次に、図3から図7を参照して車両の吸音装置を説明する。そして、図8および図9を参照して車両の吸音装置の作用を説明する。
[周辺構造]
図1が示すように、車両外装の一例であるリアバンパー51と、車両内装の一例であるリアサイドメンバー52とは、通気空間50Sを仕切る。通気空間50Sの図1における上端は、リアコンビネーションランプなどに仕切られる。通気空間50Sの図1における下端は、車両外に開放される。
リアサイドメンバー52は、リアサイドメンバー52を貫通する連通口53を備える。連通口53は、通気空間50Sと車両室とを連通する。リアサイドメンバー52は、連通口53に取り付けられたベントダクト54を備える。車両室の気圧が変化を生じていないとき、ベントダクト54が連通口53を塞ぐ。車両室の気圧が高まるとき、ベントダクト54が矢印方向に作動して、通気空間50Sを通じて車両室の空気が車両室外に抜ける。
車両の吸音装置10は、通気空間50Sに配置されている。吸音装置10は、一体の樹脂成形体である。吸音装置10の構成材料は、例えばポリプロピレン、ABS、ポリカーボネートである。吸音装置10は、遮蔽板10Mと吸音構造11とを備える。
遮蔽板10Mは、接着層61を介してリアバンパー51に固定されている。遮蔽板10Mは、弾性体62を介してリアサイドメンバー52に支持されている。遮蔽板10Mは、ベントダクト54が配置される第1空間50S1と、第1空間50S1以外の第2空間50S2とに通気空間50Sを仕切る。
第1空間50S1は、ベントダクト54を介して車両室に連通する。第1空間50S1は、車両室外に連通する。車両の下側に発生するロードノイズなどの異音は、車両の下側から第1空間50S1に侵入する。第2空間50S2は、リアコンビネーションランプなどに仕切られる。
[吸音装置10]
図2が示すように、遮蔽板10Mは、板本体部12、外側周縁壁13、および複数の内側周縁壁14を備える。遮蔽板10Mは、前方端部10Fと後方端部10Bとを備える。遮蔽板10Mは、前方端部10Fから後方端部10Bに向けて、車両の前後方向に延びる楕円板状を有する。
外側周縁壁13は、遮蔽板10Mの周縁のなかでリアバンパー51に面する縁と一体である。外側周縁壁13は、遮蔽板10Mの縁に沿って延びる帯状を有する。外側周縁壁13は、遮蔽板10Mの縁から車両の上方および下方に突き出る。
内側周縁壁14は、遮蔽板10Mの周縁のなかでリアサイドメンバー52に面する縁と一体である。内側周縁壁14は、遮蔽板10Mの縁に沿って延びる帯状を有する。内側周縁壁14は、遮蔽板10Mの縁に沿って間隔を空けて並んでいる。内側周縁壁14は、遮蔽板10Mの縁から車両の上方および下方に突き出る。
板本体部12は、前方端部10Fから後方端部10Bに向けて反り上がる形状を有する(図3、図5を参照)。板本体部12は、第1面10M1(図4を参照)と第2面10M2とを備える。第1面10M1は、第1空間50S1に面する。第2面10M2は、第2空間50S2に面する。板本体部12は、第1面10M1から第2面10M2まで貫通する複数の通気孔12Hを備える。
第2面10M2は、2つの第2補強リブ12Rを備える。第2補強リブ12Rは、第2面10M2から上方に突き出る。第2補強リブ12Rが第2面10M2から突き出る量は、外側周縁壁13が第2面10M2から突き出る量、および内側周縁壁14が第2面10M2から突き出る量とほぼ等しい。第2補強リブ12Rは、第2面10M2と対向する視点から見て、前後方向と交差する左右方向に延びる直線状を有する。1つの第2補強リブ12Rは、第2面10M2の前後方向におけるほぼ中央に位置する。他の第2補強リブ12Rは、1つの第2補強リブ12Rと前方端部10Fとの間に位置する。第2補強リブ12Rは、外側周縁壁13と内側周縁壁14とに接続されている。
図3が示すように、2つの接着層61は、外側周縁壁13の外側面13Sに接合される。外側周縁壁13の外側面13Sは、接着層61を介してリアバンパー51に固定されている。弾性体62は、内側周縁壁14に追従する形状を有する。弾性体62は、内側周縁壁14とリアサイドメンバー52との間に挟入されている。接着層61は、例えば両面テープである。弾性体62の構成材料は、例えばエチレンプロピレンゴムやウレタンパッドから構成される。
吸音装置10は、外側周縁壁13を固定端として、リアサイドメンバー52に対して揺動可能に支持されている。リアバンパー51とリアサイドメンバー52との間で吸音装置10が揺動可能であるため、リアバンパー51やリアサイドメンバー52の振動に対する吸音装置10の負荷を軽減する。
[吸音構造11]
図4が示すように、遮蔽板10Mは、第1面10M1に2つの第1補強リブ12R1と、吸音構造11とを備える。第1補強リブ12R1は、2つの第1補強リブ12R1が板本体部12の前後方向における中央を挟むように、第1面10M1に配置されている。2つの第1補強リブ12R1は、板本体部12の前後方向における中央以外で板本体部12の剛性を高める。
吸音構造11は、吸音構造11が第1面10M1における前後方向の中央を含むように、第1面10M1に配置されている。吸音構造11は、第1面10M1の左右方向の幅が最も大きい部位を吸音構造11が含むように、第1面10M1に配置されている。吸音構造11は、板本体部12のなかで第1補強リブ12R1によって剛性を高められておらず、かつ板本体部12のなかで左右方向の幅が広い部位に配置されている。吸音構造11は、板本体部12のなかで振動しやすい部位に配置されている。
第1補強リブ12R1は、第1面10M1から下方に突き出る。第1補強リブ12R1が第1面10M1から突き出る量は、外側周縁壁13の近傍において、外側周縁壁13が第1面10M1から突き出る量とほぼ等しい。第1補強リブ12R1が第1面10M1から突き出る量は、内側周縁壁14の近傍において、内側周縁壁14が第1面10M1から突き出る量とほぼ等しい。第1補強リブ12R1が第1面10M1から突き出る量は、外側周縁壁13から内側周縁壁14に向けて徐々に大きくなる。
第1補強リブ12R1は、第1面10M1と対向する視点から見て、前後方向と交差する左右方向に延びる直線状を有する。1つの第1補強リブ12R1は、第1面10M1の前後方向における中央よりも前方端部10Fの側に位置する。他の第1補強リブ12R1は、第1面10M1の前後方向における中央よりも後方端部10Bの側に位置する。第1補強リブ12R1は、外側周縁壁13と内側周縁壁14とに接続されている。
図6が示すように、吸音構造11は、8つの吸音板15から構成されている。吸音板15は、前後方向と交差する左右方向に並ぶ。吸音板15は、左右方向において第1面10M1のほぼ全体にわたり配置されている。
吸音板15は、1つの第1補強リブ12R1から他の第1補強リブ12R1まで延びる(図4を参照)。吸音板15は、第1面10M1と対向する視点から見て前後方向に連続する波形状を有する。吸音構造11は、2つの第1補強リブ12R1に接続された吸音板15を備える。吸音構造11は、吸音板15の前後方向における両端部を内側周縁壁14に接続された吸音板15と、吸音板15の前後方向における両端部を外側周縁壁13に接続された吸音板15とを備える。
前後方向と交差する左右方向において、相互に隣り合う吸音板15は、相互に平行である。吸音板15が有する波形状の前後方向における周期は、左右方向において相互に隣り合う吸音板15の間隔とほぼ等しい。吸音板15が有する波形状のなかで1つの山形状を有する構造は、2つの第1補強リブ12R1に挟まれたほぼ全体にわたり、前後方向、および左右方向に周期的に繰り返されている。
図7が示すように、吸音板15は、第1面10M1から下方に突き出る。吸音板15が第1面10M1から突き出る量は、外側周縁壁13の近傍において、外側周縁壁13が第1面10M1から突き出る量とほぼ等しい。吸音板15が第1面10M1から突き出る量は、内側周縁壁14の近傍において、内側周縁壁14が第1面10M1から突き出る量とほぼ等しい。吸音板15が第1面10M1から突き出る量は、第1補強リブ12R1と同じく、外側周縁壁13から内側周縁壁14に向けて徐々に大きくなる。
吸音板15の左右方向における厚さは、第1面10M1から吸音板15の先端に向けて徐々に小さくなる。吸音板15の左右方向における厚さは、例えば1.2mmから0.8mmに徐々に小さくなる。吸音板15の左右方向における厚さは、板本体部12の厚さ以下である。吸音板15が有する先細り形状は、吸音構造11を形成するための金型を、吸音板15の基端から先端に向けて抜きやすくする。
このように、遮蔽板10Mが第1空間50S1と第2空間50S2とに通気空間50Sを仕切る。この際、車両の吸音装置10は、バネと質量とから構成される共振系を構成する。遮蔽板10Mから第1空間50S1に向けて突き出る吸音構造11は、共振系の質量として機能する。遮蔽板10Mの剛性、吸音構造11の剛性、および第2空間50S2における空気の弾性は、共振系のバネとして機能する。
ここで、共振周波数と同じ周波数の音が第1空間50S1で吸音装置10にあたると、吸音装置10が振動すると共に、遮蔽板10Mや吸音構造11における摩擦損失を通じ、振動エネルギーが熱エネルギーに変換される。これによって、車両の吸音装置10による吸音が行われると共に、吸音構造11が共振系の質量を高めて共振周波数の変動を抑える。そして、車両下側からのロードノイズなどの異音と、遮蔽板10Mによって反射された異音とが衝突することによって、異音が相殺されると共に、連通口53から車両室内に伝わる異音が低減される。結果として、連通口53の第2空間50S2側に配置される吸音装置10であれば、連通口53の周縁部に沿って配置される吸音装置10と比べて、吸音効果が得られながらも、連通口53の周囲において吸音装置10に占有される体積が縮小される。
[音響透過損失]
次に、図8と図9とを参照して吸音装置10の作用を説明する。図8は、吸音装置70の斜視構造を示す。図9は、図2から図7を用いて説明した吸音装置10の音響透過損失の計算結果を試験例1として示す。また、図9は、図8に示す吸音装置70の音響透過損失の計算結果を試験例2として示す。なお、音響透過損失計算に用いた吸音装置70は、吸音装置10と吸音板15の構造を異ならせる一方、それ以外の構造を吸音装置10と同様に備える。以下、吸音装置70のなかで吸音装置10とは異なる構成を主に説明し、吸音装置10と共通する構成について重複する説明を割愛する。
図8が示すように、吸音装置70は、5つの吸音板75を備える。吸音板75は、外側周縁壁13から内側周縁壁14まで延びる。吸音板75は、第1面10M1と対向する視点から見て左右方向に連続する直線状を有する。5つの吸音板75は、2つの第1補強リブ12R1の間において、前後方向に等配されている。前後方向において相互に隣り合う吸音板75は、相互に平行である。
吸音板75は、第1面10M1から下方に突き出る。吸音板75が第1面10M1から突き出る量は、外側周縁壁13の近傍において、外側周縁壁13が第1面10M1から突き出る量とほぼ等しい。吸音板75が第1面10M1から突き出る量は、内側周縁壁14の近傍において、内側周縁壁14が第1面10M1から突き出る量とほぼ等しい。吸音板75が第1面10M1から突き出る量は、第1補強リブ12R1と同じく、外側周縁壁13から内側周縁壁14に向けて徐々に大きくなる。
吸音板75の前後方向における厚さは、第1面10M1から吸音板75の先端に向けて徐々に小さくなる。吸音板75の前後方向における厚さは、吸音板15の左右方向における厚さと同じく、板本体部12の厚さ以下である。
図9は、音響解析ソフトウェアを用いて得られた、200Hzから4000Hzまでの各周波数における音響透過損失の計算結果を示す。試験例1の音響透過損失は、吸音装置10の構造に準じた構造メッシュ、および吸音装置10を包囲する上下方向に延びる楕円筒状の音響メッシュから得られた。試験例2の音響透過損失は、吸音装置70の構造に準じた構造メッシュ、および試験例1と同じ楕円筒状の音響メッシュから得られた。この際、吸音装置10の第1空間50S1に音響入力表面メッシュを設定し、吸音装置10の第2空間50S2に音響放射表面メッシュを設定した。そして、音響入力表面メッシュの入力パワーと、音響放射表面メッシュの放射パワーとから、試験例1の音響透過損失を算出した。また、吸音装置70の第1空間50S1に音響入力表面メッシュを設定し、吸音装置70の第2空間50S2に音響放射表面メッシュを設定し、音響入力表面メッシュの入力パワーと、音響放射表面メッシュの放射パワーとの割合から算出した。
図9が示すように、試験例1の音響透過損失は、800Hzの付近に最も高い音響透過損失を示す1つのピークを備える。試験例1の音響透過損失は、800Hz付近よりも低い音響透過損失を示すブロードなピークを1600Hzの付近に備える。一方、試験例2の音響透過損失は、800Hzの付近にピークを備えず、1600Hz付近にのみブロードなピークを備える。これにより、吸音装置10,70による吸音効果が得られることが認められた。また、吸音板15から構成される吸音構造11が吸音板75よりも高い吸音効果を示すことが認められた。
以上、上記実施形態によれば、以下に列挙する効果が得られる。
(1)遮蔽板10Mから第1空間50S1に突き出る吸音構造11は、吸音効果を得ながらも、連通口53の周縁部に沿って配置される吸音装置10と比べて、連通口53の周囲において、吸音装置10,70に占有される体積が縮小される。
(2)吸音構造11が複数の吸音板15,75から構成されるため、吸音板15,75の数量を変更することによって共振系の質量を変更することが可能ともなる。そのため、車両の吸音装置10,70は、車両室に達する音の周波数に共振周波数を合わせやすく、ひいては好適な吸音を実現しやすい。
(3)吸音板15が遮蔽板10Mの長手方向に延びる波形状を有する場合、左右方向に延びる吸音板75と比べて、吸音効果が高められる。また、吸音板15の剛性を広い範囲で変更することが可能ともなる。そのため、車両の吸音装置10は、車両室に達する音の周波数に共振周波数を合わせやすく、ひいては好適な吸音を実現しやすい。
(4)リアバンパー51とリアサイドメンバー52との間で遮蔽板10Mが揺動可能である場合、リアバンパー51やリアサイドメンバー52の振動による遮蔽板10Mの負荷を軽減することが可能ともなる。
(5)遮蔽板10Mと吸音板15とが第1補強リブ12R1によって補強される場合、吸音装置10の耐久性が高められると共に、吸音装置10による吸音効果が長期間にわたり得られる。
上記実施形態は、以下のように変更して実施することもできる。
[吸音板15,75]
・吸音装置10,70は、第1補強リブ12R1を割愛されてもよい。この際、吸音板15,75は、第1面10M1のみに支持されてもよい。
・吸音板15,75は、2つの第1補強リブ12R1のなかの少なくとも一方から離間するように、第1面10M1に配置されてもよい。
・吸音板15,75は、吸音板15,75が第1補強リブ12R1に横切られるように、第1面10M1に配置されてもよい。この際、吸音板15,75の前後方向における両端部のなかの少なくとも一方が第1補強リブ12R1から離間するように、吸音板15,75が配置されてもよい。
・複数の吸音板15,75は、相互に異なる厚さを有した吸音板15,75を含めてもよい。複数の吸音板15,75は、第1面10M1から相互に異なる量で突き出る吸音板15,75を含めてもよい。複数の吸音板15,75は、吸音板15,75の延びる方向において相互に異なる長さを有した吸音板15,75を含めてもよい。すなわち、吸音板15,75のような吸音要素は、吸音構造11のなかで相互に異なってもよい。
[吸音構造11]
・吸音構造11は、第1面10M1から第1空間50S1に突き出る板状を有すると共に、第1面10M1と対向する視点から見て、正多角形が敷き詰められたハニカム状を有してもよい。
・吸音構造11は、第1面10M1から第1空間50S1に突き出る筒体状を有したヘルムホルツ構造を備えてもよい。この際、吸音構造11は、第1面10M1と対向する視点から見て、第1面10M1に敷き詰められたヘルムホルツ構造から構成されてもよいし、第1面10M1に点在するヘルムホルツ構造を備えてもよい。
・吸音構造11は、第1面10M1から第1空間50S1に突き出る錐体状を有してもよい。この際、吸音構造11は、第1面10M1と対向する視点から見て、第1面10M1に敷き詰められた錐体から構成されてもよいし、第1面10M1に点在する錐体から構成されてもよい。
[遮蔽板10M]
・遮蔽板10Mは、接着層61に代えて弾性体62を介してリアバンパー51に支持されてもよい。遮蔽板10Mは、弾性体62に代えて接着層61を介してリアサイドメンバー52に固定されてもよい。すなわち、車両内装と車両外装とのいずれか一方が第1外装であり、車両内装と車両外装とのなかで第1外装以外が第2外装であり、遮蔽板10Mは、第1外装と第2外装とに接着材を介して接続されてもよいし、弾性部材を介して接続されてもよい。また、遮蔽板10Mは、第1外装に接着材を介して接続され、かつ弾性部材を介して第2外装に接続されてもよい。
・遮蔽板10Mは、吸音構造11と別体でもよい。遮蔽板10Mと吸音構造11とが別体であれば、遮蔽板10Mと吸音構造11とが一体である場合と比べて、吸音構造11の構造に対する製造上の制約を軽減することが可能となる。一方、遮蔽板10Mと吸音構造11とが一体であれば、吸音装置10の部材点数が増えることを抑えられると共に、通気空間50Sの吸音に要するコストを抑えることが可能ともなる。
[通気空間50S]
・吸音装置10は、通気空間50Sのなかで連通口53よりも上方に配置されてもよい。吸音装置10は、通気空間50Sのなかで連通口53よりも下方に配置されてもよい。
・通気空間50Sの上端は、リアコンビネーションランプなどに仕切られてもよいし、車両室に連通してもよい。この際、第1空間50S1が車両外のみに連通すると共に、第2空間50S2が車両室に連通してもよい。また、通気空間50Sは、車両室と車両外部とを連通する空間であればよく、リアサイドメンバー52からベントダクト54が割愛されてもよい。
上記実施形態、および変更例から導き出される技術的思想を以下に付記する。
[付記1]
車両外装と車両内装との間の空間である通気空間と車両室とを連通する連通口が前記車両内装に備えられ、前記通気空間に配置される車両の吸音装置であって、
前記車両外装と前記車両内装とに接続されることによって、前記連通口が配置される第1空間と前記第1空間以外の第2空間とに前記通気空間を仕切る遮蔽板と、
前記遮蔽板において前記第1空間に面する第1面から前記第1空間に向けて突き出る吸音構造と、を備える、
ことを特徴とする車両の吸音装置。
[付記2]
前記遮蔽板は、前記車両の前後方向に延びる形状を有し、
前記吸音構造は、前記前後方向と交差する方向に並ぶ複数の吸音板を備え、
前記吸音板は、前記第1面と対向する視点から見て前記前後方向に連続する波形状を有する、
付記1に記載の車両の吸音装置。
[付記3]
前記車両内装と前記車両外装とのいずれか一方が第1外装であり、
前記車両内装と前記車両外装とのなかで前記第1外装以外が第2外装であり、
前記遮蔽板は、前記第2外装に対して揺動可能に前記第1外装に固定される、
付記1または2に記載の車両の吸音装置。
[付記4]
前記車両内装と前記車両外装とのいずれか一方が第1外装であり、
前記車両内装と前記車両外装とのなかで前記第1外装以外が第2外装であり、
前記遮蔽板は、前記第1外装に接着層を介して固定され、かつ前記第2外装に弾性体を介して支持される、
付記1から3のいずれか1つに記載の車両の吸音装置。
[付記5]
前記遮蔽板は、前記第1面から前記第1空間に向けて突き出る補強リブを備え、
前記補強リブは、前記第1面と対向する視点から見て前記前後方向と交差する方向に延びる直線状を有し、
前記複数の吸音板は、前記補強リブに接続される前記吸音板を備える、
付記2に記載の車両の吸音装置。
[付記6]
前記遮蔽板は、前記第1面から前記第1空間に向けて突き出る2つの補強リブを備え、
前記補強リブは、前記第1面と対向する視点から見て前記前後方向と交差する方向に延びる直線状を有し、かつ前記前後方向に並び、
前記複数の吸音板は、前記2つの前記補強リブの間に配置され、かつ前記2つの前記補強リブに接続される前記吸音板を備える、
付記5に記載の車両の吸音装置。
[付記7]
前記車両内装と前記車両外装とのいずれか一方が第1外装であり、
前記車両内装と前記車両外装とのなかで前記第1外装以外が第2外装であり、
前記遮蔽板は、前記第1外装に接着層を介して固定され、かつ前記第2外装に弾性体を介して支持される、
付記6に記載の車両の吸音装置。
[付記8]
車両外装と車両内装との間の空間である通気空間と車両室とを連通する連通口が前記車両内装に備えられ、前記通気空間に配置される車両の吸音装置であって、
前記車両外装と前記車両内装とに接続されることによって、第1空間と前記第1空間以外の第2空間とに前記通気空間を仕切る遮蔽板と、
前記遮蔽板において前記第1空間に面する第1面から前記第1空間に向けて突き出る吸音構造と、を備える、
ことを特徴とする車両の吸音装置。
上記付記8によれば、車両の吸音装置は、バネと質量とから構成される共振系を構成する。遮蔽板から第1空間に向けて突き出る吸音構造は、共振系の質量として機能する。遮蔽板の剛性、吸音構造の剛性、および第2空間における空気の弾性は、共振系のバネとして機能する。これによって、車両の吸音装置による吸音が行われると共に、吸音構造が共振系の質量を高めて共振周波数の変動を抑える。結果として、吸音効果が得られながらも、連通口の周縁部に沿って配置される吸音装置と比べて、連通口の周囲において吸音装置に占有される体積が縮小される。
[付記9]
前記遮蔽板と前記吸音構造とが一体である、
付記1から付記8のいずれか1つに記載の車両吸音装置。
上記付記9によれば、遮蔽板と吸音構造とが一体であるため、吸音装置の部材点数が増えることを抑えられると共に、通気空間の吸音に要するコストを抑えることが可能ともなる。
10…吸音装置
10M…遮蔽板
10M1…第1面
10M2…第2面
11…吸音構造
12…板本体部
13…外側周縁壁
14…内側周縁壁
15…吸音板
50S…通気空間
50S1…第1空間
50S2…第2空間
51…リアバンパー
52…リアサイドメンバー
53…連通口
54…ベントダクト
61…接着層
62…弾性体

Claims (7)

  1. 車両外装と車両内装との間の空間である通気空間と車両室とを連通する連通口が前記車両内装に備えられ、前記通気空間に配置される車両の吸音装置であって、
    前記車両外装と前記車両内装とに接続されることによって、前記連通口が配置される第1空間と前記第1空間以外の第2空間とに前記通気空間を仕切る遮蔽板と、
    前記遮蔽板において前記第1空間に面する第1面から前記第1空間に向けて突き出る吸音構造と、を備える
    ことを特徴とする車両の吸音装置。
  2. 前記遮蔽板は、前記車両の前後方向に延びる形状を有し、
    前記吸音構造は、前記前後方向と交差する方向に並ぶ複数の吸音板を備え、
    前記吸音板は、前記第1面と対向する視点から見て前記前後方向に連続する波形状を有する
    請求項1に記載の車両の吸音装置。
  3. 前記車両内装と前記車両外装とのいずれか一方が第1外装であり、
    前記車両内装と前記車両外装とのなかで前記第1外装以外が第2外装であり、
    前記遮蔽板は、前記第2外装に対して揺動可能に前記第1外装に固定される
    請求項1または2に記載の車両の吸音装置。
  4. 前記車両内装と前記車両外装とのいずれか一方が第1外装であり、
    前記車両内装と前記車両外装とのなかで前記第1外装以外が第2外装であり、
    前記遮蔽板は、前記第1外装に接着層を介して固定され、かつ前記第2外装に弾性体を介して支持される
    請求項1または2に記載の車両の吸音装置。
  5. 前記遮蔽板は、前記第1面から前記第1空間に向けて突き出る補強リブを備え、
    前記補強リブは、前記第1面と対向する視点から見て前記前後方向と交差する方向に延びる直線状を有し、
    前記複数の吸音板は、前記補強リブに接続される前記吸音板を備える
    請求項2に記載の車両の吸音装置。
  6. 前記遮蔽板は、前記第1面から前記第1空間に向けて突き出る2つの補強リブを備え、
    前記補強リブは、前記第1面と対向する視点から見て前記前後方向と交差する方向に延びる直線状を有し、かつ前記前後方向に並び、
    前記複数の吸音板は、前記2つの前記補強リブの間に配置され、かつ前記2つの前記補強リブに接続される前記吸音板を備える
    請求項5に記載の車両の吸音装置。
  7. 前記遮蔽板と前記吸音構造とが一体である
    請求項1または2に記載の車両の吸音装置。
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