JP2023169554A - トナー供給装置および画像形成装置 - Google Patents

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【課題】トナーの安定供給を実現しつつ回転駆動系への負荷の低減が図られたトナー供給装置を提供する。【解決手段】トナー供給装置は、端面に駆動用溝部47を含みかつ外周面に加振用凹部48を含むトナー容器40と、駆動用溝部47に係合してトナー容器40を回転させる駆動用突部54aを含む駆動カップリング54と、トナー容器40を押圧する加振用突部61を含む加振部材60とを備える。加振用突部61は、加振用凹部48に入り込むことでトナー容器40を持ち上げる方向に付勢し、加振用凹部48から脱することで付勢を解除する形状を有する。加振用突部61が加振用凹部48に入り込んだ状態において、加振用突部61がトナー容器40を付勢する方向に一致する方向に、駆動用溝部47に駆動用突部54aが係合した状態のままトナー容器40が移動可能となるように、駆動用溝部47に逃げ部47cが設けられる。【選択図】図8

Description

本発明は、トナー容器を回転させることによってトナーを供給するトナー供給装置、および、これを備えた画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、装着されたトナー容器を回転させることで当該トナー容器から供給されるトナーを利用して画像形成を行なう。この種の画像形成装置においては、トナー容器に収容されているトナーが凝集してトナー容器の内壁に付着してしまうことがある。トナー容器の内壁に付着したトナーは、トナー容器を回転させるだけでは内壁から剥離させることが難しい。
そのため、たとえば特開平11-272052号公報(特許文献1)に開示のトナー供給装置においては、トナー容器に嵌合してこれと共に回転する筒状保持部材の外周面に形成された段差部を、当該筒状保持部材の外周面に嵌合してこれを回転可能に支持する本体側保持部材の内周面に形成された凹部に落ち込ませることでトナー容器を加振し、これによってトナー容器の内壁に付着したトナーを剥離させることが行なわれている。
特開平11-272052号公報
ここで、上記特許文献1に開示のトナー供給装置とした場合には、筒状保持部材の段差部が本体側保持部材の凹部以外の内周面に接触して回転している間、トナー容器の回転軸と、トナー供給装置の回転駆動系の回転軸とがずれた状態でこれらが回転することになる。この軸ずれに対して何らの対策も行なわかった場合には、トナー供給装置の回転駆動系に過大な負荷が加わり、これによってトナー供給装置が故障するおそれがある。そのため、トナー供給装置の耐久性の向上を図るためには、回転駆動系への負荷を如何にして低減するかが重要となる。
したがって、本発明は、上述した問題を解決すべくなされたものであり、トナーの安定供給を実現しつつ回転駆動系への負荷の低減が図られたトナー供給装置、および、これを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に基づくトナー供給装置は、円柱状の外形を有するトナー容器と、上記トナー容器を回転させる駆動カップリングと、上記トナー容器に振動を加える加振部材とを備えている。上記トナー容器は、当該トナー容器の軸線の延在方向に位置する端面に駆動用溝部を有するとともに、外周面に加振用凹部を有している。上記駆動カップリングは、上記駆動用溝部に係合した状態で回転することにより、上記トナー容器を上記軸線回りに回転させる駆動用突部を有している。上記加振部材は、上記トナー容器の外周面を押圧する加振用突部を有している。上記加振用突部は、上記加振用凹部に入り込むことで上記トナー容器を持ち上げる方向に付勢するとともに、上記加振用凹部から脱することでその付勢を解除する形状を有している。上記本発明に基づくトナー供給装置にあっては、上記加振用突部が上記加振用凹部に入り込んだ状態において、上記加振用突部によって上記トナー容器が付勢される方向に一致する方向に、上記駆動用溝部に上記駆動用突部が係合した状態のまま上記トナー容器が移動可能となるように、上記駆動用溝部に逃げ部が設けられている。
本発明に基づく画像形成装置は、上述した本発明に基づくトナー供給装置を備えている。
本発明によれば、トナーの安定供給を実現しつつ回転駆動系への負荷の低減が図られたトナー供給装置、および、これを備えた画像形成装置を提供することが可能になる。
実施の形態に係る画像形成装置の外観構成を示す斜視図である。 図1に示すプリンタ部の内部構造を示す概略図である。 図2に示すトナー供給装置を示す斜視図である。 図3に示すトナー容器の回転駆動機構を示す斜視図である。 図3に示すトナー容器および加振部材をトナー容器の軸線方向に沿って見た模式図である。 図5に示す加振用突部がトナー容器の加振用凹部以外の外周面に当接している状態を示す部分拡大図である。 図5に示す加振用突部がトナー容器の加振用凹部に当接している状態を示す部分拡大図である。 図3に示す加振用突部が加振用凹部に入り込む前後におけるトナー容器の駆動用溝部と駆動カップリングの駆動用突部との係合状態を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。以下に示す実施の形態は、画像形成装置として、たとえばコピー機能、スキャン機能およびプリント機能等の複数の機能を備えた複合機(MFP:Multi-Functional Peripheral)を例示するものである。なお、以下に示す実施の形態においては、同一のまたは共通する部分について図中同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施の形態)
図1は、実施の形態に係る画像形成装置の外観構成を示す斜視図であり、図2は、図1に示すプリンタ部の内部構造を示す概略図である。以下においては、まず、上述した図1および図2を参照して、本実施の形態に係る画像形成装置1の構成について説明する。
図1および図2に示すように、画像形成装置1は、その中央部に配置されたプリンタ部2と、プリンタ部2の下方に配置された給紙カセット3と、プリンタ部2の上方に配置された排紙トレイ4と、排紙トレイ4の上部に配置されたスキャナ部5および操作パネル6とを備えている。
プリンタ部2は、後述する給紙トレイ10から給紙されるシート9に対して電子写真方式による画像形成を行なうものであり、印刷対象となる画像データに基づくトナー像をシート9に転写し、そのトナー像をシート9に定着させて排紙トレイ4上に排出する。プリンタ部2の正面には、内部に装着されているトナー容器40を交換する際に開閉可能な扉部材2cが設けられている。
給紙カセット3は、その内側に給紙トレイ10を有しており、画像形成装置1の正面側に引き出すことで当該給紙トレイ10に印刷用紙等のシート9の束を収容することができる。
スキャナ部5は、ユーザーによってセットされる原稿の画像を光学的に読み取って画像データを生成する。たとえば、ユーザーによって指定されたジョブがコピージョブである場合には、スキャナ部5が原稿の画像を読み取ることによって画像データを生成し、プリンタ部2が当該画像データに基づいてシート9に対する画像形成を行なう。
操作パネル6は、ユーザーが画像形成装置1を操作する際のユーザーインタフェースとなるものであり、ユーザーに対して各種画面を表示し、ユーザーによる操作を受け付ける。
図2に示すように、プリンタ部2は、その内部に、シート9を搬送するシート搬送機構2aと、画像形成機構2bとを備えている。
シート搬送機構2aは、給紙トレイ10からシート9を取り出し、これを図2中破線で示す搬送路11に沿って矢印F1方向に搬送するものである。シート搬送機構2aは、給紙トレイ10の近傍に設けられたピックアップローラー12および給紙ローラー13と、搬送路11に設けられたタイミングローラー14、二次転写ローラー23、定着部28および排紙ローラー15とを備えている。
シート搬送機構2aは、まず、給紙トレイ10に収容されたシート9の束の最上部から1枚のシート9を取り出し、これをピックアップローラー12および給紙ローラー13によって搬送路11に送り出す。
次に、搬送路11に沿って搬送されるシート9は、タイミングローラー14の位置で待機する。当該シート9は、後述する画像形成機構2bによって中間転写ベルト22に一次転写されたトナー像が二次転写ローラー23の位置に到達するタイミングに合わせて、タイミングローラー14によって二次転写ローラー23に向けて供給される。その結果、シート9が二次転写ローラー23の位置を通過する際に、中間転写ベルト22に一次転写されているトナー像が、シート9の表面に二次転写されることになる。
次に、トナー像が転写されたシート9は、定着部28を通過する。その際、当該定着部28によってシート9に加熱処理および加圧処理が施されることにより、シート9の表面にトナー像が定着される。その後、トナー像が定着されたシート9は、排紙ローラー15によって排紙トレイ4上へ排出されることになる。
画像形成機構2bは、駆動ローラー20と、従動ローラー21と、中間転写ベルト22と、二次転写ローラー23と、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)の各色に対応して個別に設けられる画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Kと、中間転写ベルト22を挟んで画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Kに対向してそれぞれ配置される一次転写ローラー24Y,24M,24C,24Kと、画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Kのそれぞれに各色のトナーを供給するトナー供給装置50と、トナー供給装置50から各画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Kのそれぞれにトナーを供給するために接続されるジョイント43Y,43M,43C,43Kとを備えている。
駆動ローラー20は、シート9の搬送路11を挟んで二次転写ローラー23に対向する位置に設けられ、図示しないモーター等によって所定方向(本実施の形態においては、図中における反時計回り方向)に回転駆動する。
従動ローラー21は、鉛直方向において駆動ローラー20と略同一の位置であってかつ水平方向において駆動ローラー20から離間した位置に配置されている。従動ローラー21は、図示しないスプリング等によって駆動ローラー20から離間する方向(すなわち、図中における左方向)に付勢されることにより、後述する中間転写ベルト22に張力を付与している。
中間転写ベルト22は、駆動ローラー20および従動ローラー21に張架された無端ベルトである。中間転写ベルト22は、駆動ローラー20が所定方向に回転駆動することにより、図2中に示す矢印F2方向に循環移動され、これによって従動ローラーも従動回転することになる。
中間転写ベルト22の下方には、Y,M,C,Kの各色の画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Kが所定間隔で配置されている。画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Kは、それぞれ取り扱うトナーの色が異なるだけであり、具体的な構成および動作は互いに共通している。そのため、本実施の形態においては、各色の画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Kのそれぞれを区別しないときには、これらを総称して画像形成ユニット30と称することとする。
画像形成ユニット30は、中間転写ベルト22を挟んで一次転写ローラー24Y,24M,24C,24Kのそれぞれと対向する位置に配置される感光体ドラム31を含んでいる。感光体ドラム31は、円筒状ドラムの表面に感光層が形成された像担持体である。
感光体ドラム31の周囲には、帯電部32と、露光部33と、現像部34と、クリーナー35とが配置されている。
帯電部32は、感光体ドラム31の表面の感光層を所定電荷に帯電させる。露光部33は、たとえば半導体レーザーや発光ダイオード等の光源を有しており、描画対象となる画像データに基づいて所定電荷に帯電した感光層を露光することにより、感光体ドラム31の表面に静電潜像を形成する。現像部34は、その内部にトナーを含む現像剤が充填されており、感光体ドラム31の表面に当該現像剤を付与することにより、露光部33によって形成された静電潜像をトナーで顕像化する。このように構成することにより、感光体ドラム31の表面にトナー像が形成されることになる。なお、クリーナー35は、中間転写ベルト22に一次転写されずに感光体ドラム31の表面に残留したトナーを除去するものである。
感光体ドラム31の表面に形成されたトナー像は、中間転写ベルト22が感光体ドラム31と一次転写ローラー24Y,24M,24C,24Kとの間を通過する際に中間転写ベルト22に一次転写される。このような動作が各色の画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Kにおいて順次行なわれることにより、中間転写ベルト22にY,M,C,Kのトナー像が順次重畳して一次転写されてカラー画像が形成される。
当該カラー画像は、シート9が中間転写ベルト22と二次転写ローラー23との間に形成されたニップ部を通過する際に、シート9に対して二次転写されることになる。なお、シート9に二次転写されずに中間転写ベルト22に残留したトナーは、図示しないクリーニング手段で回収される。
図3は、図2に示すトナー供給装置を示す斜視図である。図4は、図3に示すトナー容器の回転駆動機構を示す斜視図であり、図4(A)は、トナー容器の端面の構造を、図4(B)は、回転駆動部の構造をそれぞれ示している。図5は、図3に示すトナー容器および加振部材をトナー容器の軸線方向に沿って見た模式図であり、図5(A)は、加振用突部が加振用凹部に入り込んでいない状態の模式図、図5(B)は、加振用突部が加振用凹部に入り込んだ状態の模式図である。図6および図7は、いずれも図5に示すトナー容器の外周面と加振用突部との当接部分の拡大図であり、図6は、加振用突部がトナー容器の加振用凹部以外の外周面に当接している状態を示す部分拡大図、図7は、加振用突部がトナー容器の加振用凹部に当接している状態を示す部分拡大図である。次に、これら図3ないし図7と、上述した図2とを参照して、本実施の形態に係るトナー供給装置50の構成について説明する。
図3ないし図7に示すトナー供給装置50は、トナー容器40に含まれるトナー量が所定量未満である場合(すなわち、自重が小さい場合)にのみ、トナー容器40を加振部材60によって持ち上げたり、落下させたりすることでこれを加振可能に構成されている。これにより、トナー供給装置50は、トナー容器40の内壁に付着したトナーを剥離することができる。
なお、トナー量が所定量未満である場合にのみ加振部材60によってトナー容器40の加振を行なうことは、加振部材60による付勢力を調整することで実現されているが、その詳細については後述することとする。
図2および図3に示すように、トナー供給装置50は、画像形成ユニット30の上方に配置されたサブホッパーユニット41と、当該サブホッパーユニット41の上方に配置された各色のトナー容器40Y,40M,40C,40Kと、トナー容器40Y,40M,40C,40Kをその軸線49(図4(A)参照)回りに回転させるための回転保持部51、駆動源52および回転駆動部53と、トナー容器40Y,40M,40C,40Kに振動を加える加振部材60とを備えている。
サブホッパーユニット41は、Y,M,C,Kの各色に対応するサブホッパー42Y,42M,42C,42Kを含んでいる。トナー容器40Y,40M,40C,40Kは、その軸線49方向と直交する方向において互いに隣り合って配置されており、各色に対応するサブホッパー42Y,42M,42C,42Kに対してトナーを供給する。
サブホッパー42Y,42M,42C,42Kには、トナーを供給するジョイント43Y,43M,43C,43Kがそれぞれ接続されており、各色の画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Kの現像部34には、サブホッパー42Y,42M,42C,42Kからジョイント43Y,43M,43C,43Kを介して各色のトナーが供給される。
なお、本実施の形態においては、各色のトナー容器40Y,40M,40C,40Kを区別しないときには、これらを総称してトナー容器40と称し、また、各色のサブホッパー42Y,42M,42C,42Kを区別しないときには、これらを総称してサブホッパー42と称することとする。
図3および図4に示すように、トナー容器40は、円柱状の外形を有し、トナーを収容する容器本体44と、当該容器本体44の端部に設けられたキャップ部45とを有している。容器本体44およびキャップ部45は、相対的に回転可能に取付けられている。容器本体44は、そのキャップ部45が設けられている側の一端が、サブホッパーユニット41によって保持されており、他端が、容器本体44を回転可能に構成された回転保持部51によって保持されている。
トナー容器40は、トナー供給装置50に対して着脱可能である。たとえば、本実施の形態に係る画像形成装置1においては、プリンタ部2に設けられた扉部材2c(図1参照)が開放されることでトナー供給装置50が外部に露出した状態になるため、当該トナー供給装置50に対して手動操作によってトナー容器40の着脱が行えることになる。キャップ部45の正面側には、容器本体44を手動操作によって回転させるツマミ45aが形成されている。これにより、装着に際して容器本体44の回転方向における位置が調整可能になる。
トナー容器40は、これがトナー供給装置50に装着される際、容器本体44の端面44aを先端にしてプリンタ部2の正面側から図3中に示すX方向に向けて差し込まれる。これにより、各色のトナー容器40のキャップ部45は、サブホッパーユニット41の上部に載置されることになる。
容器本体44のキャップ部45側の端部には、図示しないトナー供給口が設けられている。そのため、トナー容器40がトナー供給装置50に装着されることにより、トナー供給口がサブホッパー42上に位置することとなる。
キャップ部45は、上記トナー供給口を開閉するシャッターとして機能する。そのため、キャップ部45を容器本体44に対して相対回転させることでトナー供給口を開放させることにより、トナー供給装置50は、トナー容器40に収容されているトナーをサブホッパー42に供給可能な状態となる。この状態において容器本体44を回転することにより、キャップ部45に向かって移動したトナーが、トナー供給口からサブホッパー42に向けて落下してこれに供給される。
容器本体44の外周面には、螺旋溝46が設けられている。これにより、容器本体44には、その内側に向けて突出した螺旋状の突条部が、螺旋溝46に対応する位置に形成されることになる。当該螺旋状の突条部は、容器本体44の回転に伴って内部のトナーをキャップ部45に向けて搬送する機能を有している。
図3ないし図5に示すように、容器本体44は、その外周面に一対の加振用凹部48を有している。当該一対の加振用凹部48は、トナー容器40の軸線49方向(すなわち、図3におけるX方向)に沿って直線状に形成されている。
加振用凹部48は、後述するように、トナー容器40の回転駆動に連動してこれに振動を加えるために設けられたものである。本実施の形態においては、これら一対の加振用凹部48が、トナー容器40の軸線49方向に沿って見た場合に180°の回転対称位置に配置されている。これにより、トナー容器40が1/2回転する毎にトナー容器40に振動が加えられることとなる。なお、加振用凹部48の数は、特にこれが2つに限定されるものではなく、たとえば1つであってもよい。
容器本体44の一端を保持する回転保持部51には、モーター等の駆動源52が接続されている。本実施の形態においては、2つの回転保持部51が設けられており、これらの各々が2つの容器本体44を回転可能に保持している。
図4(A)に示すように、トナー容器40は、当該トナー容器40の軸線49方向に位置する一対の端面のうちの回転保持部51側の端面44aに、一対の第1駆動用溝部47aおよび第2駆動用溝部47bを有している。第1駆動用溝部47aおよび第2駆動用溝部47bは、軸線49方向に沿って見た場合における180°の回転対称位置に配置されている。
また、第1駆動用溝部47aには、これに後述する第1駆動用突部54a1が係合した状態のままトナー容器40が移動可能となるように、第1逃げ部47c1が設けられており、同様に、第2駆動用溝部47bには、これに後述する第2駆動用突部54a2が係合した状態のままトナー容器40が移動可能となるように、第2逃げ部47c2が設けられているが、その詳細については後述することとする。
図4(B)に示すように、回転駆動部53の先端には、駆動カップリング54が設けられている。駆動カップリング54は、上述した駆動源52による駆動力が回転駆動部53に伝達されることで当該回転駆動部53が動作することにより、回転軸55を中心として図中に示す回転方向Rへ回転することになる。ここで、本実施の形態においては、回転軸55は、トナー容器40の軸線49に一致している。
駆動カップリング54は、当該駆動カップリング54のトナー容器40に面する側の端面に、一対の第1駆動用突部54a1および第2駆動用突部54a2を有している。第1駆動用突部54a1および第2駆動用突部54a2は、軸線49方向に沿って見た場合に、180°の回転対称位置に配置されている。
第1駆動用突部54a1は、第1駆動用溝部47aに係合し、第2駆動用突部54a2は、第2駆動用溝部47bに係合している。駆動カップリング54は、この状態で回転することにより、図4(A)に示すように、トナー容器40をその軸線49回りに回転させることができる。
なお、本実施の形態においては、第1駆動用溝部47aおよび第2駆動用溝部47bを区別しないときには、これらを総称して駆動用溝部47と称し、また、第1駆動用突部54a1および第2駆動用突部54a2を区別しないときには、これらを総称して駆動用突部54aと称し、さらに、第1逃げ部47c1および第2逃げ部47c2を区別しないときには、これらを総称して逃げ部47cと称することとする。
図3および図5に示すように、加振部材60は、台部69を有している。回転保持部51側に位置する容器本体44の端部の外周面は、当該台部69上に載置されている。本実施の形態においては、互いに隣り合って配置されている4つのトナー容器40Y,40M,40C,40Kをそれぞれ支持するように、4つの加振部材60が互いに隣り合って配置されている。
図3および図5ないし図7に示すように、加振部材60は、トナー容器40の外周面を押圧する加振用突部61を有している。加振用突部61は、トナー容器40の回転駆動に連動して当該加振用突部61が加振用凹部48に入り込むことでトナー容器40を持ち上げる方向に付勢するとともに、加振用凹部48から脱することでその付勢を解除する形状を有するものである。これにより、加振用突部61は、トナー容器40を加振することが可能になるが、その詳細については、後述することとする。
ここで、加振部材60は、たとえば金属、樹脂およびウレタンフォーム等の弾性部材にて構成されている。加振部材60としては、板バネ形状を有するものや外部に設けられたコイルスプリング等によって外力が印加されたものにて構成されていることが好ましい。これにより、加振用突部61は、図5中に示す所定の押圧力F1にてトナー容器40の外周面を常に押圧することが可能になる。
トナー容器40の軸線49方向における加振部材60の位置は、回転保持部51が設けられている側に配置されることが好ましい。これにより、加振部材60がサブホッパーユニット41側に配置される場合に比べ、トナーの搬送経路の上流側においてトナー容器40に振動を付与できるため、より効率的にトナーが供給可能になる。
図6および図7に示すように、加振用突部61は、容器本体44の外周面に当接する頂部66と、トナー容器40の回転方向Rにおける頂部66の上流側に位置する第1傾斜面67および下流側に位置する第2傾斜面68とを有している。
図6に示すように、第1傾斜面67は、頂部66の当接位置における容器本体44の外周面に対する接線40Lとの成す角度αが鋭角となるように構成されている。これにより、図7に示すように加振用突部61が加振用凹部48に入り込んだ後において、さらに容器本体44が回転することにより、加振用凹部48の後端部48aが第1傾斜面67に当接することになるとともに、さらにその後において、容器本体44がスムーズに回転可能になり、さらにその後において、加振用突部61が加振用凹部48からスムーズに脱することが可能になる。
また、図6に示すように、第2傾斜面68は、接線40Lとの成す角度βが、上記角度αよりも大きくなるように構成されている。これにより、加振用突部61が加振用凹部48に入り込んだ際の瞬間的な変位量を大きく確保できることになり、結果としてトナー容器40に付与する振動を大きくすることが可能になる。
容器本体44の外周面の法線方向に向かって突出する加振用突部61の高さHは、加振用凹部48の深さよりも大きくすることが好ましい。これにより、加振用突部61が加振用凹部48に入り込んだ際に頂部66によって加振用凹部48の底部を叩くことが可能になり、結果としてトナー容器40に付与する振動を大きくすることができる。
図8は、図3に示す加振用突部が加振用凹部に入り込む前後におけるトナー容器の駆動用溝部と駆動カップリングの駆動用突部との係合状態を示す模式図である。次に、この図8を参照して、本実施の形態に係るトナー供給装置50の動作について説明する。
図8(A)に示すように、容器本体44の加振用凹部48が加振部材60の加振用突部61とは異なる位置にある状態において、加振用突部61は、容器本体44の外周面に当接してこれを所定の押圧力F1にて押圧している。ここで、この状態におけるトナー容器40の軸線49の鉛直方向における位置を、初期位置と称することとする。
次に、図8(A)に示す状態からトナー容器40が図中に示す回転方向Rに回転することにより、図8(B)に示すように、加振用凹部48が加振用突部61の位置に到達し、加振用凹部48に加振用突部61が入り込む。これにより、加振用突部61の頂部66が加振用凹部48の底部に当接することになる。さらに、これと同時かあるいは少し遅れたタイミングで、加振用突部61の第1傾斜面67が加振用凹部48の回転方向Rにおける上流側の部分に当接する。これにより、加振用突部61は、図中に示す所定の付勢力F2にて、トナー容器40を持ち上げる方向に付勢することになる。
次に、加振用突部61が加振用凹部48に入り込んだ状態において、トナー容器40が回転方向Rに回転する。このとき、トナー容器40に含まれるトナー量が所定量以上である場合には、第1傾斜面67を介して加振用突部61に加えられるトナー容器40の自重が加振用突部61の付勢力F2を上回ることにより、加振用突部61は、トナー容器40を持ち上げることができない。
さらに、トナー容器40の回転によって加えられる力およびトナー容器40の自重が押圧力F1に抗して加振用突部61に付与されることにより、加振用突部61が後退する。これにより、加振用突部61が加振用凹部48から脱することになり、結果としてトナー容器40は、加振部材60によって持ち上げられることなく回転を継続する。
一方で、トナー容器40に含まれるトナー量が所定量未満である場合には、加振用突部61の付勢力F2がトナー容器40の自重を上回ることになる。そのため、図8(C)に示すように、加振用凹部48に加振用突部61が入り込んだ状態でトナー容器40が回転することにより、トナー容器40が、加振部材60によって持ち上げられる(図中矢印DRを参照)。
より具体的には、加振用突部61の少なくとも一部が加振用凹部48に入り込んだ状態が維持されつつ、加振用凹部48の回転方向Rにおける上流側の部分および当該部分に隣接する容器本体44の外周面が第1傾斜面67に乗り上げることにより、トナー容器40が、加振部材60によって持ち上げられる。その結果、トナー容器40は、その軸線49の位置が上述した初期状態から鉛直方向に変位するように移動させられることになる。
次に、加振部材60によって持ち上げられたトナー容器40がさらに回転方向Rに回転することにより、その回転によって加えられる力およびトナー容器40の自重が押圧力F1に抗して加振用突部61に付与されることになり、結果として加振用突部61が加振用凹部48から脱する。
これにより、加振用突部61による付勢が解除され、トナー容器40は、加振用突部61から落下する。その際、トナー容器40には、その自重によって振動が付与される。そのため、トナー容器40の内部に収容されるトナーが凝集してその内壁に付着している場合においても、トナー容器40が振動することにより、その内壁に付着したトナーを剥離させることが可能になる。
ここで、駆動用溝部47には、加振用凹部48に加振用突部61が入り込んだ状態において、加振用突部61によってトナー容器40が付勢される方向に一致する方向に、上述した逃げ部47cが設けられている。
より具体的には、図8(B)および図8(C)に示すように、トナー容器40の軸線49方向に沿って見た場合に、駆動用突部54aが係合した駆動用溝部47には、トナー容器40が付勢される方向(すなわち、鉛直方向)と一致する方向において駆動用突部54aを挟み込むように、一対の逃げ部47cが配置されている。すなわち、加振用凹部48に加振用突部61が入り込んだ状態において、一対の逃げ部47cおよび加振用突部61が、鉛直方向において並んで配置されている。
このように構成した場合には、トナー容器40が加振部材60によって持ち上げられたり、落下させられたりする際にも、駆動用溝部47に駆動用突部54aが係合した状態のまま当該トナー容器40が移動可能となる。そのため、トナー供給装置50の回転駆動系に過大な負荷が加わることなくトナー容器40の内壁に付着したトナーを剥離させることが可能になる。
すなわち、加振部材によってトナー容器が持ち上げられたり、落下させられたりする際に、トナー容器の端面に設けられる駆動用溝部に逃げ部が設けられていない場合には、駆動用溝部と駆動カップリングの駆動用突部とが干渉することでトナー供給装置の回転駆動系に過大な負荷が加わり、トナー供給装置に破損や故障が生じるおそれがある。
この点、本実施の形態に係るトナー供給装置50においては、駆動用溝部47が上述した逃げ部47cを有していることにより、加振部材によってトナー容器が持ち上げられたり、落下させられたりする際に、駆動用溝部47の延在方向におけるトナー容器40の移動が制限されることがなくなるため、トナー供給装置の回転駆動系に過大な負荷が加わることを効果的に防止することができる。
したがって、このように構成することにより、トナーの安定供給を実現しつつ耐久性の向上が図られたトナー供給装置とすることができる。
なお、トナー容器40に含まれるトナー量が所定量未満である場合には、トナー容器40の内壁へのトナーの付着が問題となる一方で、トナー容器40に含まれるトナー量が所定量以上である場合には、トナー容器40の内壁にトナーが付着することが稀である。そのため、本実施の形態においては、上述したように、加振部材60の付勢力を調整することにより、トナー容器40に含まれるトナー量が所定量未満である場合にのみ、加振部材60によるトナー容器40の加振が行なわれる。
このように、加振部材60の付勢力を調整することにより、トナー容器40への加振が必要な場合においてのみ、加振部材60によって加振を行なうことが可能になる。
<付記>
上述した実施の形態において開示したトナー供給装置および画像形成装置の特徴的な構成を要約すると、以下のとおりとなる。
[付記1]
円柱状の外形を有するトナー容器と、
上記トナー容器を回転させる駆動カップリングと、
上記トナー容器に振動を加える加振部材とを備え、
上記トナー容器は、当該トナー容器の軸線の延在方向に位置する端面に駆動用溝部を有するとともに、外周面に加振用凹部を有し、
上記駆動カップリングは、上記駆動用溝部に係合した状態で回転することにより、上記トナー容器を上記軸線回りに回転させる駆動用突部を有し、
上記加振部材は、上記トナー容器の外周面を押圧する加振用突部を有し、
上記加振用突部は、上記加振用凹部に入り込むことで上記トナー容器を持ち上げる方向に付勢するとともに、上記加振用凹部から脱することでその付勢を解除する形状を有し、
上記加振用突部が上記加振用凹部に入り込んだ状態において、上記加振用突部によって上記トナー容器が付勢される方向に一致する方向に、上記駆動用溝部に上記駆動用突部が係合した状態のまま上記トナー容器が移動可能となるように、上記駆動用溝部に逃げ部が設けられている、トナー供給装置。
[付記2]
上記トナー容器に含まれるトナー量が所定量以上の場合に、上記トナー容器の自重が上記加振部材の付勢力を上回ることで上記トナー容器が上記加振部材に持ち上げられず、
上記トナー容器に含まれるトナー量が所定量未満の場合に、上記トナー容器の自重が上記加振部材の付勢力を下回ることで上記トナー容器が上記加振部材に持ち上げられる、付記1に記載のトナー供給装置。
[付記3]
上記トナー容器の軸線方向に沿って見た場合に、上記加振用凹部に上記加振用突部が入り込んだ状態において、上記逃げ部および上記加振用突部が、鉛直方向において並んで配置されている、付記1または2に記載のトナー供給装置。
[付記4]
上記駆動用溝部が、一対の第1駆動用溝部および第2駆動用溝部を含み、
上記第1駆動用溝部および上記第2駆動用溝部は、上記トナー容器の軸線方向に沿って見た場合に180°の回転対称位置に配置され、
上記駆動用突部が、一対の第1駆動用突部および第2駆動用突部を含み、
上記第1駆動用突部および上記第2駆動用突部は、上記トナー容器の軸線方向に沿って見た場合に180°の回転対称位置に配置され、
上記駆動カップリングが、上記第1駆動用溝部に上記第1駆動用突部を係合させるとともに、上記第2駆動用溝部に上記第2駆動用突部を係合させて上記トナー容器を回転させる、付記1から3のいずれかに記載のトナー供給装置。
[付記5]
上記加振用突部が、上記加振用凹部に入り込んだ際に当該加振用凹部の底部に当接する頂部を有している、付記1から4のいずれかに記載のトナー供給装置。
[付記6]
上記加振用突部が、上記トナー容器の回転方向における上記頂部の上流側に位置する第1傾斜面を有し、
上記トナー容器の外周面の接線と上記第1傾斜面とが成す角度が、鋭角である、付記5に記載のトナー供給装置。
[付記7]
上記加振用突部が、上記トナー容器の回転方向における上記頂部の下流側に位置する第2傾斜面を有し、
上記トナー容器の外周面の接線と上記第2傾斜面とが成す角度が、上記トナー容器の外周面の接線と上記第1傾斜面とが成す角度よりも大きい、付記6に記載のトナー供給装置。
[付記8]
付記1から7のいずれかに記載のトナー供給装置を備える、画像形成装置。
(その他の形態等)
上述した本発明の実施の形態においては、加振部材が、トナー容器の軸線方向における回転保持部等の回転駆動系が設けられている側に配置される場合を例示したが、上記方向における加振部材の位置は、特にこれが上記位置に制限されるものではない。
また、上述した本発明の実施の形態においては、トナー容器の軸線方向においてこれを支持する加振部材の数が1つである場合を例示したが、加振部材は、上記方向において複数設けられてもよい。
さらに、上述した本実施の形態においては、トナー容器に含まれるトナー量が所定量未満である場合にのみ、加振部材によってトナー容器に振動が加えられることとなるように、加振部材の付勢力が調整されている場合を例示したが、トナー容器に含まれるトナー量の如何に関わらず常に加振部材によってトナー容器に振動が加えられることとなるように、加振部材の付勢力が調整されてもよい。
また、上述した本発明の実施の形態において示した各部の形状や構成、大きさ、数、材質等は、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々変更が可能である。
また、上述した本発明の実施の形態において示した特徴的な構成は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において当然に相互に組み合わせることができる。
このように、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって画定され、また特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
1 画像形成装置、2 プリンタ部、2a シート搬送機構、2b 画像形成機構、2c 扉部材、3 給紙カセット、4 排紙トレイ、5 スキャナ部、6 操作パネル、9 シート、10 給紙トレイ、11 搬送路、12 ピックアップローラー、13 給紙ローラー、14 タイミングローラー、15 排紙ローラー、20 駆動ローラー、21 従動ローラー、22 中間転写ベルト、23 二次転写ローラー、24C,24K,24M,24Y 一次転写ローラー、28 定着部、30,30C,30K,30M,30Y 画像形成ユニット、31 感光体ドラム、32 帯電部、33 露光部、34 現像部、35 クリーナー、40,40C,40K,40M,40Y トナー容器、40L 接線、41 サブホッパーユニット、42,42C,42K,42M,42Y サブホッパー、43C,43K,43M,43Y ジョイント、44 容器本体、44a 端面、45 キャップ部、45a ツマミ、46 螺旋溝、47 駆動用溝部、47a 第1駆動用溝部、47b 第2駆動用溝部、47c1,47c2,47c 逃がし部、48 加振用凹部、48a 後端部、49 軸線、50 トナー供給装置、51 回転保持部、52 駆動源、53 回転駆動部、54 駆動カップリング、54a 駆動用突部、54a1 第1駆動用突部、54a2 第2駆動用突部、55 回転軸、60 加振部材、61 加振用突部、66 頂部、67 第1傾斜面、68 第2傾斜面、69 台部。

Claims (8)

  1. 円柱状の外形を有するトナー容器と、
    前記トナー容器を回転させる駆動カップリングと、
    前記トナー容器に振動を加える加振部材とを備え、
    前記トナー容器は、当該トナー容器の軸線の延在方向に位置する端面に駆動用溝部を有するとともに、外周面に加振用凹部を有し、
    前記駆動カップリングは、前記駆動用溝部に係合した状態で回転することにより、前記トナー容器を前記軸線回りに回転させる駆動用突部を有し、
    前記加振部材は、前記トナー容器の外周面を押圧する加振用突部を有し、
    前記加振用突部は、前記加振用凹部に入り込むことで前記トナー容器を持ち上げる方向に付勢するとともに、前記加振用凹部から脱することでその付勢を解除する形状を有し、
    前記加振用突部が前記加振用凹部に入り込んだ状態において、前記加振用突部によって前記トナー容器が付勢される方向に一致する方向に、前記駆動用溝部に前記駆動用突部が係合した状態のまま前記トナー容器が移動可能となるように、前記駆動用溝部に逃げ部が設けられている、トナー供給装置。
  2. 前記トナー容器に含まれるトナー量が所定量以上の場合に、前記トナー容器の自重が前記加振部材の付勢力を上回ることで前記トナー容器が前記加振部材に持ち上げられず、
    前記トナー容器に含まれるトナー量が所定量未満の場合に、前記トナー容器の自重が前記加振部材の付勢力を下回ることで前記トナー容器が前記加振部材に持ち上げられる、請求項1に記載のトナー供給装置。
  3. 前記トナー容器の軸線方向に沿って見た場合に、前記加振用凹部に前記加振用突部が入り込んだ状態において、前記逃げ部および前記加振用突部が、鉛直方向において並んで配置されている、請求項1に記載のトナー供給装置。
  4. 前記駆動用溝部が、一対の第1駆動用溝部および第2駆動用溝部を含み、
    前記第1駆動用溝部および前記第2駆動用溝部は、前記トナー容器の軸線方向に沿って見た場合に180°の回転対称位置に配置され、
    前記駆動用突部が、一対の第1駆動用突部および第2駆動用突部を含み、
    前記第1駆動用突部および前記第2駆動用突部は、前記トナー容器の軸線方向に沿って見た場合に180°の回転対称位置に配置され、
    前記駆動カップリングが、前記第1駆動用溝部に前記第1駆動用突部を係合させるとともに、前記第2駆動用溝部に前記第2駆動用突部を係合させて前記トナー容器を回転させる、請求項1に記載のトナー供給装置。
  5. 前記加振用突部が、前記加振用凹部に入り込んだ際に当該加振用凹部の底部に当接する頂部を有している、請求項1に記載のトナー供給装置。
  6. 前記加振用突部が、前記トナー容器の回転方向における前記頂部の上流側に位置する第1傾斜面を有し、
    前記トナー容器の外周面の接線と前記第1傾斜面とが成す角度が、鋭角である、請求項5に記載のトナー供給装置。
  7. 前記加振用突部が、前記トナー容器の回転方向における前記頂部の下流側に位置する第2傾斜面を有し、
    前記トナー容器の外周面の接線と前記第2傾斜面とが成す角度が、前記トナー容器の外周面の接線と前記第1傾斜面とが成す角度よりも大きい、請求項6に記載のトナー供給装置。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載のトナー供給装置を備える、画像形成装置。
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