JP2023020222A - トナー供給装置及び画像形成装置 - Google Patents

トナー供給装置及び画像形成装置 Download PDF

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英史 東村
Hidefumi Higashimura
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Abstract

【課題】トナー残量が少なくなってきた場合であっても、トナー容器に一定の振動強度を付与できるようにしてトナー容器の内壁に付着したトナーを確実に剥がすことができるようにする。【解決手段】円筒状の外周面に凹部48が形成されたトナー容器40を保持し、トナー容器40を所定方向に回転させることによりトナー容器40に収容されているトナーを供給するトナー供給装置50は、トナー容器40が回転することに伴い凹部48に嵌まり込んでトナー容器40に振動を付与する突起部61と、トナー容器40の外周面に当接してトナー容器40を突起部61に向けて押圧付勢する弾性部材62と、を備える構成である。【選択図】図5

Description

本発明は、トナー供給装置及び画像形成装置に関し、特にトナー容器を回転させることによってトナーを供給する技術に関する。
電子写真方式で画像形成を行う画像形成装置は、トナー容器を装着して回転させることにより、トナー容器からトナーを供給して画像形成を行う。この種の画像形成装置では、トナー容器に収容されているトナーが凝集し、トナー容器の内壁に付着してしまうことがある。トナー容器の内壁に付着したトナーは、トナー容器を回転させるだけでは内壁から剥がし取ることが難しい。
そのため、従来、トナー容器の頭部に嵌合してトナー容器と共に回転する筒状保持部材の外周面に段差部を形成すると共に、その筒状保持部材の外周面に嵌合して筒状保持部材を回転可能に支持する本体側保持部材の内周面に前記段差部が落ち込む凹部を形成した構造が提案されている(例えば特許文献1)。この従来技術では、筒状保持部材の外周面に形成された段差部が本体側保持部材の凹部に落ち込んだ時に発生する振動を利用してトナー容器に振動を付与し、トナー容器の内壁に付着したトナーを剥がすようにしている。
特開平11-272052号公報
しかし、上述した従来技術では、トナー容器の自重を利用して振動を発生させるため、トナー容器に付与される振動強度は、トナー容器内のトナー残量に依存する。したがって、トナー容器内のトナー残量が少ない場合には、十分な振動強度が付与されず、内壁に付着したトナーを剥がし取ることができないという問題がある。
これを防止するため、例えば、段差部の段差を大きくすると共に凹部の深さを深くし、段差が凹部に落ち込む際の落ち込み量を大きくすることにより、振動強度を上げることが考えられる。しかし、段差を大きくすると、段差部が本体側保持部材の凹部以外の内周面に接触した状態で回転するときにトナー容器の回転軸が回転駆動系の回転軸と大きくずれてしまい、回転駆動系に過大な負荷がかかるという問題がある。それ故、従来技術では、段差部の段差を大きくして振動強度を上げる構造を採用することは難しい。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされたものであり、トナー残量が少なくなってきた場合であっても、トナー容器に一定の振動強度を付与できるようにして内壁に付着したトナーを良好に剥がすことができるトナー供給装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、円筒状の外周面に凹部が形成されたトナー容器を保持し、前記トナー容器を所定方向に回転させることにより前記トナー容器に収容されているトナーを供給するトナー供給装置であって、前記トナー容器が回転することに伴い前記凹部に嵌まり込んで前記トナー容器に振動を付与する突起部と、前記外周面に当接して前記トナー容器を前記突起部に向けて押圧付勢する弾性部材と、を備えることを特徴とする構成である。
請求項2に係る発明は、請求項1のトナー供給装置において、前記突起部及び前記弾性部材は、前記トナー容器を挟んで互いに対向する位置に設けられることを特徴とする構成である。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2のトナー供給装置において、前記突起部は、前記トナー容器の長手方向において前記弾性部材が前記外周面に当接する位置とは異なる位置に設けられることを特徴とする構成である。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれかのトナー供給装置において、前記突起部の前記外周面の法線方向における高さは、前記凹部の深さよりも大きいことを特徴とする構成である。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれかのトナー供給装置において、前記突起部は、前記凹部に嵌まり込んだときに前記凹部の底部に当たる頂部を備えることを特徴とする構成である。
請求項6に係る発明は、請求項5のトナー供給装置において、前記突起部は、前記トナー容器の回転方向において、前記頂部の下流側に、前記外周面の接線との成す角度が鋭角である第1傾斜面を有することを特徴とする構成である。
請求項7に係る発明は、請求項6のトナー供給装置において、前記突起部は、前記トナー容器の回転方向において、前記頂部の上流側に、前記外周面の接線との成す角度が前記第1傾斜面よりも大きい第2傾斜面を有することを特徴とする構成である。
請求項8に係る発明は、請求項5乃至7のいずれかのトナー供給装置において、前記弾性部材は、前記頂部が前記凹部の底部に当たったとき、前記外周面に当接した状態を継続していることを特徴とする構成である。
請求項9に係る発明は、請求項1乃至8のいずれかのトナー供給装置において、前記突起部の背面側は、垂直な壁部として形成されることを特徴とする構成である。
請求項10に係る発明は、請求項1乃至9のいずれかのトナー供給装置において、前記トナー容器を保持する保持部材、を更に備え、前記保持部材は、前記外周面の最下点を支持する底部と、前記底部の一端から立設し、前記弾性部材を所定高さ位置に保持する第1壁部と、前記底部の他端から立設し、前記突起部が設けられた第2壁部と、を有することを特徴とする構成である。
請求項11に係る発明は、請求項10のトナー供給装置において、前記保持部材は、水平方向に沿って複数設置されていることを特徴とする構成である。
請求項12に係る発明は、請求項11のトナー供給装置において、前記第2壁部の裏面側には、隣接して配置される前記保持部材の前記第1壁部が接合していることを特徴とする構成である。
請求項13に係る発明は、請求項1乃至12のいずれかのトナー供給装置において、前記トナー容器の底面には、外周部から中心に向かって形成された直線状の凹溝が設けられており、前記凹溝に係合して前記トナー容器を回転させる駆動カップリングを更に備えることを特徴とする構成である。
請求項14に係る発明は、請求項13のトナー供給装置において、前記凹部は、前記外周面において、前記凹溝と同じ角度位置に形成されることを特徴とする構成である。
請求項15に係る発明は、画像形成装置であって、請求項1乃至14のいずれかのトナー供給装置を備えることを特徴とする構成である。
本発明によれば、トナー残量が少なくなってきた場合であっても、トナー容器に一定の振動強度を付与することが可能であり、トナー容器の内壁に付着したトナーを確実に剥がすことができる。
画像形成装置の外観構成を例示する図である。 プリンタ部の内部構造を示す図である。 トナー供給装置を示す斜視図である。 トナー容器の回転機構の一例を示す図である。 保持部材の一構成例を示す斜視図である。 保持部材がトナー容器を保持している状態を示す図である。 突起部が凹部に嵌まる前後におけるトナー容器の底面の凹溝と駆動カップリングの突起部との係合状態を示す図である。 突起部を拡大して示す図である。 突起部を拡大して示す図である。 螺旋溝の断面構造を示す図である。 突起部の幅を螺旋溝の幅よりも大きく形成する例を示す図である。 突起部が設けられる位置のバリエーションを示す図である。 複数の保持部材の配置例を示す断面図である。 第2壁部の肉厚を太く形成した保持部材の例を示す断面図である。
以下、本発明に関する好ましい実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。尚、以下に説明する実施形態において互いに共通する要素には同一符号を付しており、それらについての重複する説明は省略する。
(本発明の一実施形態)
図1は、本発明の一実施形態である画像形成装置1の一構成例を示す図である。この画像形成装置は、例えば、コピー機能、スキャン機能及びプリント機能などの複数の機能を備えたMFPとして構成される。
画像形成装置1は、装置本体の中央にプリンタ部2を備えている。また、プリンタ部2は、その下部に給紙カセット3を備えている。給紙カセット3は、その内側に給紙トレイ10(図2参照)を備えており、装置本体の正面側に引き出すことによって給紙トレイ10に印刷用紙などのシート9の束を収容することができる。プリンタ部2は、給紙トレイ10から給紙されるシート9に対して電子写真方式による画像形成を行うものであり、印刷対象となる画像データに基づくトナー像をシート9に転写し、そのトナー像をシート9に定着させて排紙トレイ4上に排出する。尚、プリンタ部2の正面側には、内部に装着されているトナー容器40(図2参照)を交換する際に開閉可能な扉部材2cが設けられている。
画像形成装置1は、プリンタ部2の上部に、スキャナ部5と操作パネル6とを備えている。スキャナ部5は、ユーザーによってセットされる原稿の画像を光学的に読み取って画像データを生成する。例えば、ユーザーによって指定されたジョブがコピージョブである場合、スキャナ部5が原稿の画像を読み取ることによって画像データを生成し、プリンタ部2がその画像データに基づいてシート9に対する画像形成を行う。操作パネル6は、ユーザーが画像形成装置1を操作する際のユーザーインタフェースとなるものである。この操作パネル6は、ユーザーに対して各種画面を表示し、ユーザーによる操作を受け付ける。
図2は、プリンタ部2の内部構造を示す図である。プリンタ部2は、その内部に、シート9を搬送するシート搬送機構2aと、画像形成機構2bとを備えている。
シート搬送機構2aは、給紙トレイ10に収容されているシート9の束のうちから最上部にある1枚のシート9を取り出し、そのシート9を図中破線で示す搬送路11に沿って矢印F1方向に搬送する機構である。シート搬送機構2aは、ピックアップローラー12と給紙ローラー13とによって給紙トレイ10に収容されている1枚のシート9を搬送路11に送り出す。この搬送路11には、タイミングローラー14と、二次転写ローラー23と、定着部28と、排紙ローラー15とが設けられている。搬送路11に沿って搬送されるシート9は、タイミングローラー14の位置で一旦停止し、画像形成機構2bによって中間転写ベルト22に一次転写されたトナー像が二次転写ローラー23の位置へ到達するタイミングに合わせて二次転写ローラー23に向けて供給される。その結果、シート9が二次転写ローラー23の位置を通過する際に、中間転写ベルト22に一次転写されているトナー像がシート9の表面に二次転写される。トナー像が転写されたシート9は、その後、定着部28を通過する際に、加熱処理及び加圧処理が施され、その表面にトナー像が定着する。そして、トナー像が定着したシート9は、排紙ローラー15からプリンタ部2の上部の排紙トレイ4上へ排出される。
画像形成機構2bは、駆動ローラー20と、従動ローラー21と、中間転写ベルト22と、二次転写ローラー23と、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)の各色に対応して個別に設けられる画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Kと、中間転写ベルト22を挟んで各画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Kに対向して配置される一次転写ローラー24Y,24M,24C,24Kと、各画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Kのそれぞれに各色のトナーを供給するトナー供給装置50と、トナー供給装置50から各画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Kのそれぞれにトナーを供給するために接続されるジョイント43Y,43M,43C,43Kと、を備える。
駆動ローラー20は、シート9の搬送路11を挟んで二次転写ローラー23に対向する位置に設けられ、図示を省略するモーターによって所定方向(反時計回り方向)に回転駆動される。従動ローラー21は、駆動ローラー20と略同一高さ位置で駆動ローラー20から離れた位置に設けられる。中間転写ベルト22は、駆動ローラー20と従動ローラー21に掛け渡された状態に配置される無端ベルトである。従動ローラー21は図示を省略するスプリングによって駆動ローラー20から離れる方向(図2において左方向)に付勢され、中間転写ベルト22に張力を付与している。駆動ローラー20が所定方向に回転駆動されることにより、中間転写ベルト22が図中矢印F2方向に循環移動し、従動ローラーも従動回転する。
中間転写ベルト22の下方には、Y,M,C,Kの各色の画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Kが所定間隔で配置されている。画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Kは、それぞれ取り扱うトナーの色が異なるだけであり、具体的な構成及び動作は互いに共通している。そのため、以下において、各色の画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Kのそれぞれを区別しないときには、それらを総称して単に「画像形成ユニット30」と呼ぶことがある。
画像形成ユニット30は、中間転写ベルト22を挟んで一次転写ローラー24Y,24M,24C,24Kのそれぞれと対向する位置に配置される感光体ドラム31を備えている。感光体ドラム31は、円筒状ドラムの表面に感光層が形成された像担持体である。感光体ドラム31の周囲には、クリーナー35と、帯電部32と、露光部33と、現像部34とが配置される。クリーナー35は、中間転写ベルト22に一次転写されずに感光体ドラム31の表面に残留したトナーを除去するためのものである。帯電部32は、感光体ドラム31の表面の感光層を所定電荷に帯電させる。露光部33は、例えば半導体レーザーや発光ダイオードなどの光源を有し、描画対象となる画像データに基づいて所定電荷に帯電した感光層を露光することにより、感光体ドラム31の表面に静電潜像を形成する。現像部34は、その内部にトナーを含む現像剤が充填されており、感光体ドラム31の表面に現像剤を付与することにより、露光部33によって形成された静電潜像をトナーで顕像化する。これにより、感光体ドラム31の表面にトナー像が形成される。
感光体ドラム31の表面に形成されたトナー像は、中間転写ベルト22が感光体ドラム31と一次転写ローラー24Y,24M,24C,24Kとの間を通過する時に中間転写ベルト22に一次転写される。このような動作が各色の画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Kにおいて順次行われることにより、中間転写ベルト22に、Y,M,C,Kのトナー像が順次重畳して一次転写され、カラー画像が形成される。このカラー画像は、シート9が中間転写ベルト22と二次転写ローラー23とのニップ部を通過する際に、シート9に対して二次転写される。尚、シート9に二次転写されずに中間転写ベルト22に残留したトナーは、図示を省略するクリーニング手段で回収される。
トナー供給装置50は、中間転写ベルト22の上方位置に設けられる。このトナー供給装置50には、Y,M、C,Kの各色のトナー容器40Y,40M,40C,40Kが着脱可能である。例えば、プリンタ部2の正面側に設けられている扉部材2cを開放することにより、トナー供給装置50に対するトナー容器40Y,40M,40C,40Kの着脱操作を行うことができる。このトナー供給装置50は、各色のトナー容器40Y,40M,40C,40Kと、トナー容器40Y,40M,40C,40Kの下方位置に設けられるサブホッパーユニット41とを備えている。サブホッパーユニット41には、Y,M,C,Kの各色に対応するサブホッパー42Y,42M,42C,42Kが設けられている。各色のトナー容器40Y,40M,40C,40Kは、各色に対応するサブホッパー42Y,42M,42C,42Kに対してトナーを供給する。また、各色のサブホッパー42Y,42M,42C,42Kには、トナーを供給するジョイント43Y,43M,43C,43Kが接続されており、各色のサブホッパー42Y,42M,42C,42Kからジョイント43Y,43M,43C,43Kを介して各色の画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Kの現像部34にトナーが供給される。
尚、以下においては、各色のトナー容器40Y,40M,40C,40Kを区別しないときには、それらを総称して「トナー容器40」と呼ぶ。また、以下において、各色のサブホッパー42Y,42M,42C,42Kを区別しないときには、それらを総称して「サブホッパー42」と呼ぶ。
図3は、トナー供給装置50を示す斜視図である。例えば、トナー容器40は、概略円筒状の形態を有し、トナーを収容している容器本体44と、その容器本体44の端部に設けられるキャップ部43とを有する。容器本体44とキャップ部43とは相対的に回転可能に取り付けられている。キャップ部43の正面側にはトナー容器40を回転させるツマミ45が形成されている。このトナー容器40は、トナー供給装置50に装着される際、容器本体44の底面47を先端にしてプリンタ部2の前面側からX方向に差し込まれる。その結果、各色のトナー容器40のキャップ部43は、各色のサブホッパー42が一体に構成されたサブホッパーユニット41の上部に載置される。
トナー容器40のキャップ部43の内側には、図示を省略するトナー供給口が形成されており、トナー容器40がX方向に差し込まれて装着されると、トナー供給口がサブホッパー42の上部に位置する状態となる。キャップ部43の外周部は、そのトナー供給口を開閉するシャッターとして機能し、キャップ部43の外周部を内側に対して相対回転させることにより、トナー供給口が開放され、トナー容器40に収容されているトナーをサブホッパー42に供給可能な状態となる。この状態で容器本体44が回転することにより、キャップ部43に向かって移動してくるトナーがトナー供給口からサブホッパー42に落下供給される。
また、トナー容器40は、容器本体44の外周面に、螺旋溝46を有している。この螺旋溝46は、容器本体44の内側に、螺旋状の突条部を形成しており、容器本体44が回転することに伴い、内部のトナーをキャップ部43に向けて搬送する機能を有している。
また、トナー容器40は、容器本体44の外周面に、トナー容器40の長手方向(X方向)に沿って直線状に形成される凹部48を有している。この凹部48は、後述するように、容器本体44が回転することに伴って容器本体44に振動を付与するためのものである。例えば、本実施形態のトナー容器40は、容器本体44の外周面において、容器本体44の回転方向に180度ずつ回転させた2箇所の位置に凹部48が形成されている。そのため、容器本体44が1/2回転する度に、容器本体44に振動が付与される構成となっている。
トナー容器40の容器本体44の底面側には、トナー容器40の底面47に係合して容器本体44を回転可能に保持する回転保持部51が設けられている。本実施形態では、4つのトナー容器40の底面側に、2つの回転保持部51,51が設けられている例を示している。そして1つの回転保持部51が2つのトナー容器40を回転させるように構成される。回転保持部51の背面側には、モーターなどの駆動源52が配置されている。駆動源52による駆動力は各トナー容器40に個別に設けられた回転駆動部53に伝達され、回転駆動部53が各トナー容器40を所定の回転軸周りに回転させる。
図4は、トナー容器40の回転機構の一例を示す図である。図4(a)は、トナー容器40の底面47の構造を示しており、図4(b)は回転駆動部53の構造を示している。図4(a)に示すように、トナー容器40の底面47には、外周部から中心に向かって直線状に形成される2つの凹溝47a,47aが設けられる。これら凹溝47a,47aは、容器本体44の外周面に形成された凹部48,48を結ぶ直線上であって、容器本体44の中心を通る直線上に設けられる。つまり、凹溝47a,47aは、トナー容器40の外周面に形成される凹部48,48と同じ角度位置に形成されている。また、図4(b)に示すように、回転駆動部53は、その先端に駆動カップリング54を備えている。駆動源52による駆動力が回転駆動部53へ伝達され、回転駆動部53が動作すると、駆動カップリング54は、回転軸55を中心として所定の回転方向Rへ回転する。
駆動カップリング54の前面側には、2つの突起部54a,54aが設けられている。これら2つの突起部54a,54aがトナー容器40の底面47に設けられている2つの凹溝47a,47aに嵌合することによって駆動カップリング54がトナー容器40の底面47に係合する。そして、駆動カップリング54が所定の回転方向Rへ回転することに伴い、トナー容器40は、図4(a)に示すように、回転軸49を中心として回転方向Rへ回転する。
図3に戻り、トナー供給装置50は、更に、各色のトナー容器40の外周面を保持する保持部材60を備えている。本実施形態のトナー供給装置50は、水平方向(Y方向)に沿って隣接配置される4つのトナー容器40Y,40M,40C,40Kを備えているため、4つの保持部材60が水平方向(Y方向)に沿って配置されている。保持部材60は、トナー容器40の容器本体44の外周面を回転可能に保持する。
図5は、保持部材60の一構成例を示す斜視図である。保持部材60は、トナー容器40の容器本体44の外周面の3点に接触することにより、トナー容器40を保持する。この保持部材60は、円筒状の容器本体44の外周面における最下点を支持する底部63と、底部63の一端から立設する第1壁部64と、底部63の他端から立設する第2壁部65とを備えている。そして保持部材60は、第1壁部64と第2壁部65との間において容器本体44を保持するように構成される。
また、保持部材60は、第1壁部64に板バネなどで構成される弾性部材62が設けられており、第1壁部64に対向する第2壁部65に突起部61が設けられている。そして保持部材60は、弾性部材62と突起部61とを互いに対向させた状態に保持している。突起部61は、第2壁部65の上部に設けられ、容器本体44の外周面に当接し、トナー容器40が回転することに伴って容器本体44の外周面に形成された凹部48に嵌まり込むことで容器本体44に振動を付与する。この突起部61は、第2壁部65に対して一体形成されたものであっても良いし、第2壁部65とは別体として形成され、第2壁部65に取り付けられたものであっても良い。また、弾性部材62は、例えば中央部を湾曲させて第2壁部65に向けて突出させ、両端が第1壁部64に固定されることによって弓形状に形成されている。この弾性部材62は、容器本体44の外周面に当接し、容器本体44を突起部61に向けて押圧付勢する。
例えば、第2壁部65の上部に設けられる突起部61の背面側は、垂直な壁部として形成されている。また、第1壁部64の背面側も垂直な壁部として形成されている。
図6は、保持部材60がトナー容器40を保持している状態を示す図である。図6(a)に示すように、保持部材60は、弾性部材62をトナー容器40の容器本体44の外周面に当接させ、矢印Fで示すように容器本体44を押圧付勢する。突起部61は、容器本体44を挟んで弾性部材62と対向する位置に配置され、容器本体44の外周面に当接している。この突起部61は、例えば容器本体44の外周面に向かって山型状に突出した形状を有している。
図6(a)に示すように、容器本体44の外周面に形成された凹部48が突起部61とは異なる位置にある状態で容器本体44が回転方向Rに回転すると、容器本体44の外周面に形成された凹部48がやがて突起部61の位置に到達する。凹部48が突起部61まで回転すると、図6(b)に示すように、突起部61が凹部48に嵌まり込む。このとき、容器本体44は、弾性部材62によって突起部61が位置する方向(矢印Fの方向)に押圧付勢されている。そのため、凹部48が突起部61の位置まで回転すると、容器本体44は、弾性部材62の押圧力によって瞬間的に凹部48を突起部61に突き当てるように変位する。これにより、突起部61が凹部48に嵌まり込むときに衝撃を発生させることができ、容器本体44に振動を付与することができる。そのため、容器本体44の内部に収容されているトナーが凝集してトナー容器40の内壁に付着している場合であっても、容器本体44が振動することにより、トナー容器40の内壁からトナーを剥離することができる。
容器本体44に付与される振動強度は、弾性部材62の押圧力に依存する。そのため、仮にトナー容器40の内部のトナー残量が少なくなってきた場合であっても、容器本体44を一定の振動強度で振動させることが可能であり、トナー容器40の内壁からトナーを確実に剥離することが可能である。つまり、本実施形態のトナー供給装置50は、弾性部材62でトナー容器40を押圧することにより、トナー容器40に付与する振動強度を安定させることが可能であり、トナー容器40の内部のトナー残量に依らない振動付与機構を実現しているのである。また、振動強度が弾性部材62の押圧力に依存するため、突起部61の高さを必要以上に高くする必要がない。例えば、振動強度を上げるためには、バネ定数の大きい弾性部材62を用いれば良く、弾性部材62の形状や材質を適宜選択することで振動強度を調整することができる。そのため、突起部61が凹部48に嵌まり込んだときの回転軸49,55の位置ズレを小さく抑えることが可能である。
次に、図7は、突起部61が凹部48に嵌まる前後におけるトナー容器40の底面47の凹溝47a,47aと駆動カップリング54の突起部54a,54aとの係合状態を示す図である。図7(a)に示すように、突起部61が容器本体44の凹部48とは異なる外周面に当接している状態で容器本体44が回転しているとき、容器本体44の回転軸49と駆動カップリング54の回転軸55とは互いに一致している。
これに対し、図7(b)に示すように、突起部61が凹部48に嵌まり込むと、弾性部材62による押圧力によって容器本体44が変位するため、容器本体44の回転軸49と駆動カップリング54の回転軸55とが位置ズレする。一方、上述したように、駆動カップリング54の突起部54a,54aが嵌合する凹溝47a,47aは、容器本体44の外周面に形成された凹部48,48と同じ角度位置にあり、容器本体44の凹部48,48を結ぶ直線上に形成されている。そのため、突起部61が凹部48に嵌まり込んで容器本体44が変位するとき、駆動カップリング54の突起部54a,54aは、図7(b)に示すように、凹溝47a,47aが形成されている方向に沿って相対変位することで容器本体44の回転軸49と駆動カップリング54の回転軸55との位置ズレを吸収することができる。すなわち、回転軸49,55が位置ズレした場合であっても、駆動カップリング54の突起部54a,54aは、凹溝47a,47aとの係合状態を良好に維持するのである。これにより、駆動カップリング54は、突起部61が凹部48から離脱するまでの間、容器本体44を偏心させた状態で回転させることができる。そして突起部61が凹部48から離脱すると、回転軸49,55の位置ズレが解消する。
図8及び図9は、突起部61を拡大して示す図である。図8に示すように、突起部61は、容器本体44の外周面に当接する頂部66を有している。また、突起部61は、容器本体44の回転方向Rにおいて、頂部66の下流側に第1傾斜面67を有し、頂部66の上流側に第2傾斜面68を有している。第1傾斜面67は、頂部66の当接位置における容器本体44の外周面に対する接線40Lとの成す角度αが鋭角である。第1傾斜面67の角度αを鋭角とすることにより、図9に示すように突起部61が凹部58に嵌まり込んだ後、容器本体44が回転方向Rに回転し、凹部48の後端部48aが第1傾斜面67に接触した場合であっても容器本体44をスムーズに回転させることができ、突起部61を凹部48からスムーズに離脱させることが可能である。
また、図8に示すように、第2傾斜面68は、接線40Lとの成す角度βが第1傾斜面67の角度αよりも大きく形成される。第2傾斜面68の角度βを第1傾斜面67の角度αよりも大きくすることにより、突起部61が凹部48に嵌まり込むときの瞬間的な変位量を大きくすることが可能であり、容器本体44に与える衝撃を大きくできるという利点がある。ここで、第2傾斜面68の角度βは、好ましくは約90度とすることである。
また、容器本体44の外周面の法線方向に向かって突出する突起部61の高さHは、凹部48の深さよりも大きくすることが好ましい。突起部61の高さHを凹部48の深さよりも深くすることにより、突起部61が凹部48に嵌まり込んだときに頂部66が凹部48の底部を叩くようになり、容器本体44に強い衝撃を与えることができるようになる。
また、突起部61は、凹部48に嵌まるときに、容器本体44に衝撃を与えることができるが、螺旋溝46に嵌まるときには容器本体44に衝撃を与えない。図10は、螺旋溝46の断面構造を示す図である。例えば螺旋溝46は、図10に示すように、緩やかな傾斜面46a,46aによって構成されている。そのため、突起部61は、螺旋溝46に嵌まるときにはそれら傾斜面46a,46aに沿って緩やかに螺旋溝46の底部に嵌まり込むため、容器本体44に衝撃を与えないようになっている。また、螺旋溝46の両側の傾斜面46a,46aが緩やかな斜面であるため、突起部61が螺旋溝46の内側に進入した後にも容器本体44が回転することに伴って螺旋溝46からスムーズに退出することも可能である。
また、突起部61は、螺旋溝46には嵌まり込まない構造を採用しても良い。例えば、図11に示すように、トナー容器40の長手方向(X方向)における突起部61の幅L1を、螺旋溝46の幅L2よりも大きくすることにより、容器本体44が回転しても突起部61が螺旋溝46には嵌まらない構造とすることができる。突起部61が螺旋溝46には嵌まらない構造とすることにより、突起部61が凹部48に嵌まり込んでいない状態のときには容器本体44の回転軸49と駆動カップリング54の回転軸55とを一致させた状態で容器本体44を回転させることが可能であり、回転駆動部53にかかる負荷を低減できるという利点がある。
次に図12は、トナー容器40の長手方向(X方向)において突起部61が設けられる位置のバリエーションを示す図である。例えば、図12(a)に示すように、突起部61は、トナー容器40の長手方向(X方向)において弾性部材62による押圧力が作用する領域RXの範囲内に設けられるものであっても良い。しかし、突起部61が弾性部材62による押圧力が作用する領域RXの範囲内に設けられると、トナー容器40の容器本体44を弾性部材62と突起部61との間に差し込む際に、容器本体44が弾性部材62に当たり、弾性部材62による押圧力が作用するため、容器本体44を弾性部材62と突起部61との間に差し込み難く、作業性が悪いという問題がある。
そのため、図12(b)に示すように、突起部61は、弾性部材62が容器本体44の外周面に当接する位置とは異なる位置に設けるようにしても良い。例えば、図12(b)の例では、突起部61は、トナー容器40の長手方向(X方向)において弾性部材62による押圧力が作用する領域RXの範囲外に設けられる。より具体的には、突起部61は、トナー容器40が差し込まれる挿入方向(X方向)において、弾性部材62よりも手前側の位置に設けられている。そのため、トナー容器40の容器本体44を弾性部材62と突起部61との間に差し込む際には、まず容器本体44を第1壁部64と突起部61との間に差し込み、その後、トナー容器40を押し込むことにより、容器本体44を弾性部材62と突起部61との間に配置することができる。つまり、弾性部材62が容器本体44の外周面に当接する位置とは異なる位置に突起部61を設けることにより、容器本体44を弾性部材62と突起部61との間に差し込み易くなり、作業性が向上するという利点がある。
上述した保持部材60は、水平方向(Y方向)に沿って複数配置され、4つのトナー容器40Y,40M,40C,40Kのそれぞれを所定間隔で保持する。図13は、4つの保持部材60の配置例を示す断面図である。画像形成装置1の小型化を実現するためには、4つのトナー容器40Y,40M,40C,40Kの配置間隔は小さい方が好ましい。一方、保持部材60の第1壁部64及び第2壁部65は、各トナー容器40Y,40M40C,40Kの間に配置される。そのため、4つのトナー容器40Y,40M,40C,40Kの配置間隔を小さくしようとすると、第1壁部64及び第2壁部65のそれぞれの肉厚を薄くすることが必要となる。しかし、突起部61が設けられている第2壁部65の肉厚が薄くなると、突起部61が容器本体44の凹部48に嵌まり込むときに、突起部61が弾性部材62による押圧力を受けて変位したり、変形したりしてしまう可能性がある。突起部61が変位又は変形すると、容器本体44に与える衝撃が弱くなり、容器本体44の内壁に付着したトナーを適切に剥がすことができなくなる可能性がある。そこで、本実施形態のトナー供給装置50は、図13に示すように、水平方向に隣接して配置される複数の保持部材60を互いに接合させた状態に設置している。すなわち、突起部61が設けられる第2壁部65の裏面側には、隣接して配置される保持部材60の第1壁部64が接合した状態に配置される。また、突起部61の裏面側も、隣接して配置される保持部材60の第1壁部64に接合させた状態に配置される。すなわち、突起部61の裏面側の垂直な壁部が、隣接する保持部材60における第1壁部64の裏面側の垂直な壁部に対して接合した状態に配置される。これにより、第2壁部65及び突起部61の剛性が高まり、突起部61が容器本体44の凹部48に嵌まり込んだときに、突起部61が弾性部材62による押圧力によって変位したり、変形したりすることを防止することができる。
また、上記の他、第2壁部65の肉厚を太くすることにより、第2壁部65の剛性を高めるようにしても良い。図14は、第2壁部65の肉厚を太く形成した保持部材60の例を示す断面図である。例えば、図14(a)に示すように、第2壁部65の肉厚を太くすることにより、第2壁部65の剛性を高めるようにしても良い。また、図14(b)に示すように、突起部61の頂部66の下方に位置する第2傾斜面68を、垂直な面とすることにより、第2壁部65の肉厚を太くするようにしても良い。
特に、図13に示した複数の保持部材60のうち、トナー容器40Kを保持する保持部材60は右側の端部に位置しているため、第2壁部65の裏面側に別の保持部材60の第1壁部64を接合させた状態に配置することができない。そのため、複数の保持部材60のうち、端部に位置する保持部材60の第2壁部65を、図14(a)又は図14(b)に示したように肉厚を太くすることにより、第2壁部65及び突起部61の剛性を高めることができ、突起部61が容器本体44の凹部48に嵌まり込んだときに、突起部61が弾性部材62による押圧力によって変位したり、変形したりすることを防止することができるようになる。
このように本実施形態のトナー供給装置50は、トナー容器40が回転することに伴いトナー容器40の外周面に形成された凹部48に嵌まり込んでトナー容器40に振動を付与する突起部61と、トナー容器40を挟んで突起部61に対向する位置に配置され、トナー容器40の外周面に当接してトナー容器40を突起部61に向けて押圧付勢する弾性部材62とを備えている。そのため、トナー容器40内部のトナー残量が少なくなってきた場合であっても、トナー容器40に一定の振動強度を付与することができるため、トナー容器40の内壁に付着したトナーを確実に剥がすことが可能である。
以上、本発明の好ましい一実施形態について説明した。しかし、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形例を適用することが可能である。
例えば、上記実施形態では、1つのトナー容器40を保持する保持部材60を水平方向に複数配置することにより、Y,M,C,Kの4つのトナー容器40Y,40M,40C,40Kを保持する例について説明した。しかし、本発明は、上述した内容に限られない。例えば、図13に示したように水平方向に配置される複数の保持部材60を一体物として構成しても構わない。
また、上記実施形態では、弾性部材62として弓形状の板バネを設けた例を説明した。しかし、弾性部材62の形状は、必ずしも弓形状に限られるものではない。また、弾性部材62は、板バネに限られるものでもない。例えば、弾性部材62は、コイルスプリングやゴムなどによって構成されるものであっても構わない。
また、本実施形態では、Y,M,C,Kの4色のトナー容器40Y,40M,40C,40Kを装着してカラー画像を形成可能な画像形成装置1を例示した。しかし、画像形成装置1は、カラー画像を形成可能な装置に限られない。すなわち、画像形成装置1は、モノクロ画像のみを形成するモノクロ専用機であっても構わない。
1 画像形成装置
40(40Y,40M,40C,40K) トナー容器
47 底面
47a 凹溝
48 凹部
50 トナー供給装置
54 駆動カップリング
60 保持部材
61 突起部
62 弾性部材
63 底部
64 第1壁部
65 第2壁部
66 頂部
67 第1傾斜面
68 第2傾斜面

Claims (15)

  1. 円筒状の外周面に凹部が形成されたトナー容器を保持し、前記トナー容器を所定方向に回転させることにより前記トナー容器に収容されているトナーを供給するトナー供給装置であって、
    前記トナー容器が回転することに伴い前記凹部に嵌まり込んで前記トナー容器に振動を付与する突起部と、
    前記外周面に当接して前記トナー容器を前記突起部に向けて押圧付勢する弾性部材と、
    を備えることを特徴とするトナー供給装置。
  2. 前記突起部及び前記弾性部材は、前記トナー容器を挟んで互いに対向する位置に設けられることを特徴とする請求項1に記載のトナー供給装置。
  3. 前記突起部は、前記トナー容器の長手方向において前記弾性部材が前記外周面に当接する位置とは異なる位置に設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載のトナー供給装置。
  4. 前記突起部の前記外周面の法線方向における高さは、前記凹部の深さよりも大きいことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のトナー供給装置。
  5. 前記突起部は、前記凹部に嵌まり込んだときに前記凹部の底部に当たる頂部を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のトナー供給装置。
  6. 前記突起部は、前記トナー容器の回転方向において、前記頂部の下流側に、前記外周面の接線との成す角度が鋭角である第1傾斜面を有することを特徴とする請求項5に記載のトナー供給装置。
  7. 前記突起部は、前記トナー容器の回転方向において、前記頂部の上流側に、前記外周面の接線との成す角度が前記第1傾斜面よりも大きい第2傾斜面を有することを特徴とする請求項6に記載のトナー供給装置。
  8. 前記弾性部材は、前記頂部が前記凹部の底部に当たったとき、前記外周面に当接した状態を継続していることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載のトナー供給装置。
  9. 前記突起部の背面側は、垂直な壁部として形成されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のトナー供給装置。
  10. 前記トナー容器を保持する保持部材、
    を更に備え、
    前記保持部材は、
    前記外周面の最下点を支持する底部と、
    前記底部の一端から立設し、前記弾性部材を所定高さ位置に保持する第1壁部と、
    前記底部の他端から立設し、前記突起部が設けられた第2壁部と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のトナー供給装置。
  11. 前記保持部材は、水平方向に沿って複数設置されていることを特徴とする請求項10に記載のトナー供給装置。
  12. 前記第2壁部の裏面側には、隣接して配置される前記保持部材の前記第1壁部が接合していることを特徴とする請求項11に記載のトナー供給装置。
  13. 前記トナー容器の底面には、外周部から中心に向かって形成された直線状の凹溝が設けられており、
    前記凹溝に係合して前記トナー容器を回転させる駆動カップリングを更に備えることを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載のトナー供給装置。
  14. 前記凹部は、前記外周面において、前記凹溝と同じ角度位置に形成されることを特徴とする請求項13に記載のトナー供給装置。
  15. 請求項1乃至14のいずれかに記載のトナー供給装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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