JP2023160032A - 床構造及び床部材並びに脚部材 - Google Patents

床構造及び床部材並びに脚部材 Download PDF

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貫治 永松
Kanji Nagamatsu
和則 原
Kazunori Hara
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Abstract

【課題】簡単に施工できる床構造を提供する。【解決手段】基礎の上方に敷設される複数の床部材1と、基礎に立設され、床部材を支持する脚部材2と、を備え、床部材1は、上面が床面となる板状の床本体11と、脚部材2に係止する床側係止部13と、を備え、脚部材2は、複数の床部材1を載置可能な載置部26を備え、載置部26は、床側係止部13が嵌合係止する脚側係止部を複数備え、載置部26に床部材1が載置された状態で、床側係止部13と脚側係止部とが嵌合係止することで、床部材1が載置部26に対して係止される。【選択図】図10

Description

本発明は、基礎に立設した脚部材に床部材を支持させて床面を形成する床構造及び床部材並びに脚部材に関する。
上記床構造では、基礎に立設した床束に床下地パネルを支持させて床面を形成している。前記床下地パネルは、パネル本体と、該パネル本体を補強するとともに隣接して配置される床下地パネルを載置支持するための枠体と、を備えている。前記床束は、基礎に固定されるベースと、ベースから上方に延びる支柱部と、支柱部の上端部に取り付けられ前記枠体を下方から当接支持する保持板と、を備えている。
そして、床下地パネルの隅に形成された操作孔に裏面側から床束の上端部を挿入して、床束の保持板を床下地パネルの枠体の裏面(下面)に当接させる。続いて、保持板の4箇所に形成の固定孔を通して床下地パネルにビスを打ち込んで、床下地パネルに保持板を固定する。この後、基礎面の墨打ち線を目印にして、床束のベースを基礎上に配置し、ベースに形成の貫通孔を通してコンクリートピンを基礎に打ち込んでベースを固定する。これにより、床束を基礎上に立設させるとともに、床束の上に床下地パネルを敷き詰めて床面が形成される(例えば、特許文献1参照)。
特開2015-168984号公報
上記特許文献1では、床下地パネルに床束の保持板を当接した状態で保持板の4箇所に形成の固定孔を通して床下地パネルにビスを打ち込まなければならず、施工作業が手間のかかる煩わしいものであった。
本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、簡単に施工できる床構造及び床部材並びに脚部材を提供することにある。
本発明の床構造は、前述の課題解決のために、基礎の上方に敷設される複数の床部材と、前記基礎に立設され、前記床部材を支持する脚部材と、を備え、前記床部材は、上面が床面となる板状の床本体と、前記脚部材に係止する床側係止部と、を備え、前記脚部材は、複数の前記床部材を載置可能な載置部を備え、前記載置部は、前記床側係止部が嵌合係止する脚側係止部を複数備え、前記載置部に前記床部材が載置された状態で、前記床側係止部と前記脚側係止部とが嵌合係止することで、前記床部材が前記載置部に対して係止されることを特徴としている。
かかる構成によれば、床部材を脚部材の載置部に載置すると、床側係止部と脚側係止部とが嵌合係止して、床部材が載置部に対して係止される。これにより、簡単に施工できる。
また、本発明の床構造として、前記床側係止部は、前記脚側係止部に対して上方から嵌合係止することで該脚側係止部に上下方向で係止する構成であってもよい。
上記構成によれば、床部材を脚部材の載置部に上方から載置するだけで、床側係止部が、脚側係止部に対して上方から嵌合係止することで脚側係止部に上下方向で係止する。
また、本発明の床構造は、前記脚側係止部は、上下方向に直交する左右方向に対向して一対設けられ、かつ、上下方向及び左右方向に直交する前後方向に対向して一対設けられていてもよい。
上記構成によれば、脚部材に対して左右両側に敷き詰める床部材は、その床部材に備える床側係止部を左右方向に対向して一対設けられた脚側係止部にそれぞれ嵌合係止することにより、左右両側に敷き詰める床部材を脚部材に係止できる。また、脚部材に対して前後両側に敷き詰める床部材は、その床部材に備える床側係止部を前後方向に対向して一対設けられた脚側係止部にそれぞれ嵌合係止することにより、前後両側に敷き詰める床部材を脚部材に係止できる。
本発明の床部材は、基礎に立設される脚部材に支持されることで床構造を形成する床部材であって、前記脚部材は、複数の床部材を載置可能な載置部を有し、前記載置部は、脚側係止部を複数備え、前記床部材は、上面が床面となる床本体と、前記脚側係止部に嵌合係止可能な床側係止部と、を備え、前記載置部に前記床部材が載置された状態で、前記床側係止部が前記脚側係止部に嵌合係止することで、該載置部に対して係止されるように構成されることを特徴としている。
上記構成によれば、床部材を載置部に載置すると、床側係止部が脚側係止部に嵌合係止して、床部材が載置部に対して係止される。これにより、簡単に施工できる。
本発明の脚部材は、基礎の上方に複数敷設される床部材を支持することで床構造を形成する脚部材であって、前記床部材は、上面が床面となる板状の床本体と、床側係止部と、を備え、前記脚部材は、複数の前記床部材を載置可能な載置部を備え、前記載置部は、前記床側係止部が嵌合係止する脚側係止部を複数備え、前記載置部に前記床部材が載置された状態で、前記床側係止部と前記脚側係止部とが嵌合係止することで、前記床部材が前記載置部に対して係止されることを特徴としている。
上記構成によれば、床部材を載置部に載置すると、床側係止部と脚側係止部とが嵌合係止して、床部材が載置部に対して係止される。これにより、簡単に施工できる。
本発明によれば、脚部材の載置部に床部材の床側係止部が嵌合係止する脚側係止部を複数備えることによって、簡単に施工できる床構造及び床部材並びに脚部材を提供することができる。
第1床部材の斜視図である。 第2床部材の斜視図である。 第3床部材の斜視図である。 第4床部材の斜視図である。 第4床部材を裏面側から見た斜視図である。 脚部材の平面図である。 図6におけるVII-VII線断面図である。 脚部材の脚側係止部に床部材の床側係止部が嵌合係止した状態を示す斜視図である。 脚部材の脚側係止部に床部材の床側係止部が嵌合係止した状態を示す縦断正面図である。 床部材の床側係止部が脚側係止部に嵌合係止する直前の状態を示す斜視図である。 床部材を敷き詰めて床面を形成した床構造の平面図である。 図11を裏側から見た底面図である。 (a),(b),(c)は床部材を順次敷き詰めている前半の作業工程を示す説明図である。 (a),(b),(c)は床部材を順次敷き詰めている後半の作業工程を示す説明図である。 床側係止部の斜視図である。
以下、本発明の床構造を、図面に基づいて説明する。
床構造は、基礎の上方に敷設される複数の床部材と、前記基礎に立設され、前記床部材を支持する脚部材と、を備え、基礎に立設した脚部材に複数の床部材を支持させて床面を形成する。
床部材1は、図1~図5に示す4種類の床部材3,4,5,6を備えているが、これらに限定されない。第1床部材3は、図1に示すように、上面がフラットな床面となる木製で矩形状(正方形)かつ板状の床本体11と、床本体11の1辺の外縁から外側に突出するように該床本体11の下面にビス止めされる木製で長方形状の枠部材12と、枠部材12の長手方向両端部のそれぞれに取り付けられる床側係止部13と、を備えている。
第2床部材4は、図2に示すように、上面がフラットな床面となる木製で矩形状(正方形)かつ板状の床本体11を備えている。第3床部材5は、図3に示すように、上面がフラットな床面となる木製で矩形状(正方形)かつ板状の床本体11と、床本体11の周方向で隣り合う2辺の外縁から外側に突出するように該床本体11の下面にビス止めされる木製で長方形状の2個の枠部材12,12と、一方の枠部材12の長手方向一端部及び他方の枠部材12の該一端部と周方向で隣り合う長手方向一端部にそれぞれ取り付けられる床側係止部13と、を備えている。
第4床部材6は、図4及び図5に示すように、上面がフラットな床面となる木製で矩形状(正方形)かつ板状の床本体11と、床本体11の周方向で隣り合う2辺の外縁から外側に突出するように該床本体11の下面にビス止めされる木製で長方形状の2個の枠部材12,12と、これら枠部材12,12それぞれの長手方向両端部に取り付けられる床側係止部13,13と、を備えている。第4床部材6の床側係止部13,13を載置部26に載置する直前の状態を示している。
図5にも示すように、枠部材12の長手方向の長さは、床本体11の1辺の長さよりも短く構成されている。床側係止部13は、金属製の部材から構成され、枠部材12の下面に形成の溝12Mにビスにより取り付けられる。溝12Mの深さは、枠部材12及び枠部材12の取り付け用のビスBが溝から露出することがない深さに設定されている。
床側係止部13は、図15に示すように、貫通孔13K,13Kを通して枠部材12にビス止めされる本体部13Aと、後述する脚部材2の脚側係止部261に嵌合係止する係止部13Bと、を備えている。
本体部13Aは、枠部材12の溝12Mに当接する平板状の板部131と、板部131の両端部が略Uの字状に折り曲げられて保形性能を高める補強部132,132と、を備えている。係止部13Bは、前記板部131の枠部材12に取り付けられる側とは反対側の端部の補強部132の上端から上方に延びる板状の爪部133,133を備えている。爪部133,133は、上端側ほど外拡がりとなる傾斜姿勢に構成されている。また、爪部133,133それぞれの枠部材12側の端面133a,133aが枠部材12の端面12Tに当接している(図1参照)。これにより、床側係止部13に上方から荷重が加わったときに、爪部133,133が折れ曲がってしまうことを抑制できる。
脚部材2は、図6~図8に示すように、基礎Sの上面に接地する外形が略正方形状の接地部21と、接地部21に下端部が抜け止めされた状態で連結された下側軸部22と、下側軸部22の上端部が下端側から挿入される角筒状部材23と、角筒状部材23に上端側から挿入される上側軸部24と、上側軸部24の上端部が抜け止めされた状態で連結された外形が略正方形状で板状の受け部材25と、受け部材25の上面に固定され複数の床部材1の枠部材12の床側係止部13を載置可能な載置部26と、を備えている。
下側軸部22の外面に雄ネジ部22Aが形成され、この雄ネジ部22Aに対向する角筒状部材23の下端部の内面に雌ネジ部23Aが形成され、角筒状部材23を回動させることにより、下側軸部22が角筒状部材23に対して上下方向に移動して高さ調整を行うことができる。このとき、下側軸部22に螺合しているナットN1を緩めておくことになる。また、上側軸部24の外面に雄ネジ部24Aが形成され、この雄ネジ部24Aに対向する角筒状部材23の上端部の内面に雌ネジ部23Bが形成され、角筒状部材23を回動させることにより、上側軸部24が角筒状部材23に対して上下方向に移動して高さ調整を行うことができる。このとき、上側軸部24に螺合しているナットN2を緩めておくことになる。ここでは、脚部材2の上下2箇所に載置部26の高さを調整することができる調整部を備えているが、1箇所のみ備えていてもよい。
載置部26は、床側係止部13が嵌合係止する脚側係止部261を複数備えている。載置部26は、合成樹脂製(金属製、木製等でもよい)で外形が略正方形状の部材からなり、四隅のそれぞれに上方に突出する柱状部262を備えるとともに、中央部に柱状部262よりも低い正方形状の突起部263を備えている。図9に示すように、前記板部131を、後述する突出部2611(他の部分よりも厚みのある部分)により受け止めるとともに、柱状部262に床部材1の角部(コーナー部)の下面を載置支持することで、載置部26の変形や破損を防止できる。
脚側係止部261は、上下方向に直交する左右方向に対向して一対設けられ、かつ、上下方向及び左右方向に直交する前後方向に対向して一対設けられている。具体的には、周方向で隣り合う柱状部262,262間に脚側係止部261が設けられ、各脚側係止部261は、載置部26の底部から上方に突出して床側係止部13の板部131を下方から当接して受け止めるように枠部材12の長手方向に延びる突出部2611と、突出部2611の長手方向と直交する幅方向両側に上方に延びるように設けられる一対の係止本体2612,2612と、を備えている。突出部2611は、板部131を受け止める上面を有するとともに、幅方向両側に形成され、補強部132,132の内側部分が嵌り込む凹部2611A,2611Aが形成されている。
係止本体2612,2612は、図8及び図9に示すように、上端側ほど互いに接近する側に位置する傾斜姿勢に構成され、先端に床側係止部13の爪部133,133が係止する爪係止部2612A,2612Aを備えている。
係止本体2612,2612は、それの上端の開口幅が床側係止部13の爪部133,133同士の上端の幅よりも小さく設定されていて、床側係止部13の爪部133,133が上方から爪係止部2612A,2612Aを押し拡げながら爪係止部2612A,2612A間に入り込む。入り込んだ状態では、爪係止部2612A,2612Aの互いに接近する側への弾性復元力により爪係止部2612A,2612Aがそれらの内側に位置する爪部133,133に上下方向から当接するように付勢される。図8では、3つの床側係止部13,13,13が3つの脚側係止部261,261,261が嵌合係止している状態を示している。尚、図8では、3つの床側係止部13,13,13が取り付けられる枠部材12及び枠部材12が取り付けられる床本体11は省略している。
前記のように構成された12枚の床部材1及び6個の脚部材2を用いて形成された床面が、図11に示されている。図12は、図11を下方から見た底面図である。
前記床面を形成する手順を図13~図14に基づいて説明する。まず、図13(a)に示すように、基礎面の墨打ち線(図示せず)を目印にして、1個目の脚部材2を接着剤(ビスでもよい)により基礎Sに固定する。続いて土台7の図の前方で左側の角部に1枚目の第3床部材5の左側及び前側の2辺の下面を載置するとともに、第3床部材5の残る後側及び右側の2辺の下面に取り付けられた枠部材12,12の床側係止部13,13を上方から脚部材2の脚側係止部261,261(図6参照)に嵌合係止して第3床部材5を脚部材2に固定する。
固定後は、基礎面の墨打ち線(図示せず)を目印にして、図13(b)に示すように、2個目の脚部材2を接着剤により基礎Sに固定する。続いて第3床部材5の右隣に2枚目の第3床部材5を配置する。このとき、第3床部材5の前側の辺を土台7に載置し、先に施工した1枚目の第3床部材5の右側の枠部材12に2枚目の第3床部材5の左側の辺が載置される。そして、載置した2枚目の第3床部材5の床側係止部13,13を2番目の脚部材2の脚側係止部261,261(図6参照)に嵌合係止して2枚目の第3床部材5を脚部材2に固定する。
固定後は、基礎面の墨打ち線(図示せず)を目印にして、図13(c)に示すように、3個目の脚部材2を接着剤により基礎Sに固定する。続いて土台7の前側で右側の角部に3枚目の第3床部材5の前側及び右側の2辺の下面を載置するとともに、3枚目の第3床部材5の残る2辺(左側及び後側の辺)の下面に取り付けられた枠部材12,12の床側係止部13,13を上方から脚部材2の脚側係止部261,261(図6参照)に嵌合係止して3枚目の第3床部材5を脚部材2に固定する。
次に、図14(a)に示すように、左から2番目の第3床部材5と左から4番目(右端)の第3床部材5との間に第1床部材3を配置する。このとき、第1床部材3の前側の辺を土台に載置し、左から2番目の第3床部材5の右側の枠部材12に第1床部材3の左側の辺を載置し、かつ、左から3番目の第3床部材5の左側の枠部材12に第1床部材3の右側の辺を載置する。そして、第1床部材3の枠部材12の左端の床側係止部13を左から2番目の脚部材2の脚側係止部261(図6参照)に上方から嵌合係止するとともに、第1床部材3の枠部材12の右端の床側係止部13を左から3番目の脚部材2の脚側係止部261(図6参照)に上方から嵌合係止して第1床部材3を左から2番目及び3番目の脚部材2,2に固定する(図14(b)参照)。
第1床部材3の固定後は、前後方向中央の列を前記前側の列と同様に3個の脚部材2と3枚の第3床部材5と1枚の第1床部材1を設置していく。次に、前後方向後側の列では、3枚の第1床部材3と1枚の第2床部材4とを設置していき、図11に示す床面が形成される。尚、床部材の設置が終了すると、床部材同士をビス(又は釘)により連結する。具体的には、床部材1の枠部材12に載置した床部材1の載置部分に枠部材12まで達するようにビス(又は釘)を打ち込んで床部材同士を連結する。この実施形態では、土台載せの場合を説明したが、土台内納めの場合であってもよい。
また、本発明の床部材1は、基礎に立設される脚部材2に支持されることで床構造を形成する床部材1であって、脚部材2は、複数の床部材1を載置可能な載置部26を有し、載置部26は、脚側係止部261を複数備え、床部材1は、上面が床面となる床本体11と、脚側係止部261に嵌合係止可能な床側係止部13と、を備え、載置部26に床部材1が載置された状態で、床側係止部13が脚側係止部261に嵌合係止することで、載置部26に対して係止されるように構成される。
上記構成によれば、床部材1を載置部26に載置すると、床側係止部13が脚側係止部261に嵌合係止して、床部材1が載置部26に対して係止される。これにより、簡単に施工できる。
さらにまた、本発明の脚部材2は、基礎の上方に複数敷設される床部材1を支持することで床構造を形成する脚部材2であって、床部材1は、上面が床面となる板状の床本体11と、床側係止部13と、を備え、脚部材2は、複数の床部材1を載置可能な載置部26を備え、載置部26は、床側係止部13が嵌合係止する脚側係止部261を複数備え、載置部26に床部材1が載置された状態で、床側係止部13と脚側係止部261とが嵌合係止することで、床部材1が載置部26に対して係止されることを特徴としている。
上記構成によれば、床部材1を載置部26に載置すると、床側係止部13と脚側係止部261とが嵌合係止して、床部材1が載置部26に対して係止される。これにより、簡単に施工できる。
尚、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
前記実施形態では、前方の4枚の床部材を設置する場合、左から4番目の床部材を設置してから左から3番目の床部材を設置したが、設置する順番はこれに限定されるものではなく、自由に変更できる。
また、前記実施形態では、脚側係止部を4個設けたが、2個又は3個あるいは5個以上の任意の個数設けてもよい。
また、前記実施形態では、脚側係止部に床側係止部が入り込んで嵌合係止したが、これとは逆に、床側係止部に脚側係止部が入り込んで嵌合係止してもよい。
また、前記実施形態では、床部材に備える1個の床側係止部と脚部材に備える1個の脚側係止部とが嵌合係止する構成であったが、床部材に備える複数個(2個以上の任意の数)の床側係止部と脚部材に備える複数個(2個以上の任意の数)の脚側係止部とが嵌合係止する構成であってもよい。
1…床部材、2…脚部材、3…第1床部材、4…第2床部材、5…第3床部材、6…第4床部材、7…土台、11…床本体、12…枠部材、12M…溝、12T…端面、13…床側係止部、13A…本体部、13B…係止部、13K…貫通孔、21…接地部、22…下側軸部、22A…雄ネジ部、23…角筒状部材、23A…雌ネジ部、23B…雌ネジ部、24…上側軸部、24A…雄ネジ部、25…受け部材、26…載置部、131…板部、132…補強部、133…爪部、133a…端面、261…脚側係止部、262…柱状部、263…突起部、2611…突出部、2612…係止本体、2612A…爪係止部、B…ビス、N1,N2…ナット、S…基礎

Claims (5)

  1. 基礎の上方に敷設される複数の床部材と、前記基礎に立設され、前記床部材を支持する脚部材と、を備え、
    前記床部材は、上面が床面となる板状の床本体と、前記脚部材に係止する床側係止部と、を備え、
    前記脚部材は、複数の前記床部材を載置可能な載置部を備え、
    前記載置部は、前記床側係止部が嵌合係止する脚側係止部を複数備え、
    前記載置部に前記床部材が載置された状態で、前記床側係止部と前記脚側係止部とが嵌合係止することで、前記床部材が前記載置部に対して係止されることを特徴とする床構造。
  2. 前記床側係止部は、前記脚側係止部に対して上方から嵌合係止することで該脚側係止部に上下方向で係止することを特徴とする請求項1に記載の床構造。
  3. 前記脚側係止部は、上下方向に直交する左右方向に対向して一対設けられ、かつ、上下方向及び左右方向に直交する前後方向に対向して一対設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の床構造。
  4. 基礎に立設される脚部材に支持されることで床構造を形成する床部材であって、
    前記脚部材は、複数の床部材を載置可能な載置部を有し、
    前記載置部は、脚側係止部を複数備え、
    前記床部材は、上面が床面となる床本体と、前記脚側係止部に嵌合係止可能な床側係止部と、を備え、
    前記載置部に前記床部材が載置された状態で、前記床側係止部が前記脚側係止部に嵌合係止することで、該載置部に対して係止されるように構成されることを特徴とする床部材。
  5. 基礎の上方に複数敷設される床部材を支持することで床構造を形成する脚部材であって、
    前記床部材は、上面が床面となる板状の床本体と、床側係止部と、を備え、
    前記脚部材は、複数の前記床部材を載置可能な載置部を備え、
    前記載置部は、前記床側係止部が嵌合係止する脚側係止部を複数備え、
    前記載置部に前記床部材が載置された状態で、前記床側係止部と前記脚側係止部とが嵌合係止することで、前記床部材が前記載置部に対して係止されることを特徴とする脚部材。
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