JP2002256679A - 束への大引支持構造 - Google Patents

束への大引支持構造

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JP2002256679A
JP2002256679A JP2001052662A JP2001052662A JP2002256679A JP 2002256679 A JP2002256679 A JP 2002256679A JP 2001052662 A JP2001052662 A JP 2001052662A JP 2001052662 A JP2001052662 A JP 2001052662A JP 2002256679 A JP2002256679 A JP 2002256679A
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JP2001052662A
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Inventor
Shigenori Iwazawa
成憲 岩澤
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National House Industrial Co Ltd
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National House Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大引に束を仮取付けした状態で束を大引の長
手方向にずらして束の設置位置の調整ができる。束と大
引とを釘やねじ具で本固定するのを忘れたとしても振動
などによって大引が上方に浮き上がるのが防止できる。 【解決手段】 束1の上部に大引支持部2を設ける。大
引支持部2を、縦片3の下端より一側方に下横片4を突
出すると共に下横片4の縦片3と反対側の端部に側部係
止片5を上方に向けて突設し且つ縦片3の上端より下横
片4とほぼ平行に上部係止片6を側方に向けて突設して
構成する。大引7を大引支持部2の下横片4に載置する
と共に大引7の一側面を縦片3に当接する。大引7の他
側面の下部に側部係止片5を係止すると共に大引7の上
面の一側部に上部係止片6を係止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、束に大引を支持す
るための発明に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から束1に大引7を支持するに当た
っては、図5のようにして行っていた。すなわち、束1
の上端部に断面U状をした大引支持金具30を設け、こ
の断面U状をした大引支持金具30に大引7を嵌め込
み、束1に設けた高さ調整部を操作して高さ調整をする
と共に束設置面であるコンクリートべた基礎部8の上面
に束1を固着具により固着し、大引支持金具30の下横
片や側片から釘31やねじ具等を挿入して大引7に固着
していた。
【0003】ここで、コンクリートべた基礎部8の上面
には凹凸があり、束1の下端部を安定して支持できない
場合があるので、このような場合には大引7の長手方向
に対して大引支持金具30をずらして安定して支持でき
る位置に束1を位置させ、その後、束1の下端部をコン
クリートべた基礎部8に固着具により固着し、また、大
引支持金具30と大引7とを釘やねじ具等を打ち込んで
固着する必要がある。したがって、束1のコンクリート
べた基礎部8への設置位置の調整や束1の上下高さ調整
が終わった後で、大引支持金具30と大引7とを釘やね
じ具等を打ち込んで固着する場合があるが、この場合、
多数の大引支持金具30を大引7に次から次に固着して
いく際に、釘やねじ具等の打ち忘れ箇所が発生し、この
ような箇所においては束1の上端部に設けた大引支持金
具30に対して大引7は載置してあるが固着してはな
く、したがって、この部分では振動などにより大引7が
上方に浮き上がるおそれがあり、床鳴り等の原因となっ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、大引に束を仮取付けでき、し
かも、仮取付け状態で束を大引の長手方向にずらして束
の設置位置の調整が容易にでき、また、束と大引とを釘
やねじ具で本固定するのを忘れたとしても振動などによ
って大引が上方に浮き上がるのが防止できる束への大引
支持構造を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る束への大引支持構造は、束1の上部に大
引支持部2を設け、この大引支持部2を、縦片3の下端
より一側方に下横片4を突出すると共に下横片4の縦片
3と反対側の端部に側部係止片5を上方に向けて突設し
且つ縦片3の上端より下横片4とほぼ平行に上部係止片
6を側方に向けて突設して構成し、大引7を大引支持部
2の下横片4に載置すると共に大引7の一側面を縦片3
に当接し、大引7の他側面の下部に側部係止片5を係止
すると共に大引7の上面の一側部に上部係止片6を係止
して成ることを特徴とするものである。このような構成
とすることで、大引7と大引支持部2とを釘やねじ具等
により固着する前の状態では、大引7の長手方向に対し
て大引支持部2が移動できるので、大引7に複数の大引
支持部2を仮に取付けた状態で(つまり大引7に複数の
束1を仮に取付けた状態で)、束1の下端部を設置する
コンクリートべた基礎部8の上面の一部が束1の設置に
適さないような凹凸部の場合、安定して束1を設置でき
る位置まで大引7の長手方向に対して当該束1の大引支
持部2を移動させることができ、しかも、仮に大引支持
部2と大引7とを釘やねじ具等により固着するのを忘れ
たとしても、縦片3と側部係止片5とで大引7が束1に
対して両側方にずれるのが防止できるだけでなく、上部
係止片6により大引7が上方に浮くのが防止できるもの
である。
【0006】また、側部係止片5及び上部係止片6が弾
性を有していることが好ましい。このような構成とする
ことで、束1の上端部に設けた大引支持部2を大引7に
取付けるに当たって、側部係止片5及び上部係止片6の
弾性を利用して簡単に取付け、また、弾性係止により確
実に取付けることができるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0008】束1の上部には大引支持部2が設けてあ
り、また、束1の下部にはベース部16が設けてある。
束1は上下高さ調整自在となっている。
【0009】本実施形態においては束1を上部に大引支
持部2を取付けた上束部11と、ベース部16を取付け
た下束部12と、上束部11と下束部12とを連結する
ための中間束部13とで構成してある。上束部11には
上雄ねじ部11aが設けてあり、下束部12には下雄ね
じ部12aが設けてあり、上雄ねじ部11aと下雄ねじ
部12aとは逆ねじの関係となっている。また、中間束
部13の上部には上雌ねじ部13aが設けてあると共に
下部には下雌ねじ部13bが設けてあり、上雌ねじ部1
3aと下雌ねじ部13bとが逆ねじの関係となってい
る。そして、上束部11の上雄ねじ部11aが中間束部
13の上雌ねじ部13aに螺合してあり、下束部12の
下雄ねじ部12aが中間束部13の下雌ねじ部13bに
螺合してある。したがって、上束部11、下束部12を
回転することなく中間束部13を回転することで、上束
部11と下束部12が近づいたり、遠ざかるようになっ
て束1の上下高さが調整できるようになっている。束1
の高さ調整のための機構は上記例にのみ限定されず、従
来から公知の種々の束1の高さ調整機構を採用すること
ができるものである。
【0010】束1の上部に設けた大引支持部2は、縦片
3の下端より一側方に下横片4を突出して略L状をした
主体部2aを形成し、この主体部2aの下横片4の縦片
3と反対側の端部に側部係止片5を上方に向けて突設
し、縦片3の上端より下横片4とほぼ平行に上部係止片
6を側方に向けて突設することで構成してある。ここ
で、側部係止片5は縦片3よりも上下突出長さが短いも
のであり、また、上部係止片6は下横片4よりも側方突
出長さが短いものである。大引支持部2は金属板により
構成してあり、上部係止片6と下横片4は弾性を有して
いるものである。大引支持部2の主体部2を構成する縦
片3、下横片4には図3に示すように釘やねじ具を挿入
するための固定用孔15が穿孔してある。
【0011】上記のような構成の大引支持部2を上端部
に備えた束1により金属製又は木製の大引7を支持する
には以下のようにして行うものである。まず最初に大引
7の長手方向に一定間隔で複数の束1を仮取付けする。
束1を大引7に仮取付けするには、束1の大引支持部2
を大引7に仮に取付けることにより行うものであり、こ
の場合、側部係止部5、上部係止部6を弾性変形させて
大引支持部2を大引7の任意の位置に嵌め込むものであ
る。この場合、大引支持部2の縦片3及び下横片4がそ
れぞれ大引7の一側面及び下面に当たり、また、大引支
持部2の側部係止片5が大引7の他側面の下部に係止す
ると共に上部係止片6が大引7の上面の一側部に係止す
るものであり、この仮取付け状態において大引支持部2
は大引7の長手方向に移動することが可能であるが、大
引支持部2と大引7は上下方向、両側方には動かないよ
うに取付けられる。
【0012】上記のようにして大引7に複数の束1を仮
取付けした状態で、各束1の下端部のベース部16をコ
ンクリートべた基礎部8の上面に載置し、各束1に設け
た高さ調整部を操作して高さ調整をすることで、各束1
のベース部16をコンクリートべた基礎8の上面にすべ
て載置するとともに大引7を所定の高さで且つ水平にす
る。この場合、束1の設置面であるコンクリートべた基
礎部8の上面にはベース部16を安定して設置できない
ような凹凸部が部分的に存在する場合があり、このよう
な場合には該当する束1を大引7に対して束支持部2部
分を大引7の長手方向に沿ってスライドすることで、該
当する束1の下端部のベース部16をコンクリートべた
基礎8に安定して設置するものである。束1の配置位置
が決定すると束1の下端部のベース部16を固着具によ
りコンクリートべた基礎8に固着するものである。
【0013】複数の束1の上部に設けた大引支持部2は
いずれも縦片3、下横片4に設けた固定用孔15のいず
れか又は両方から釘やねじ具を挿入して大引7に固着す
ることで、束1の上部の大引支持部2と大引7とを本固
定するものである。
【0014】ここで、複数の束1の大引支持部2をそれ
ぞれ上記のようにして本固定する際、仮にある束1の大
引支持部2を大引7に釘やねじ具により固定するのを忘
れたとしても、縦片3と側部係止片5とで大引7が束1
に対して両側方にずれるのが防止できるだけでなく、上
部係止片6により大引7が上方に浮くのが防止できるの
で、振動が加わっても大引7が浮いたり側方にずれたり
しないものである。
【0015】ところで、上記のようにして束1に支持し
た大引7には床パネル17が載設されるが、この場合、
図4に示すように大引支持部2の上部係止片6部分上に
は床パネル17の下面部に設けた断熱材18が位置し、
大引支持部2の上部係止片6部分上に床パネル17の根
太材19が位置しないようにする。これにより床パネル
17の根太材19は直接大引7上に設置され、上部係止
片6は断熱材18部分に収められて床パネル17が上部
係止片6の肉厚分だけ大引7から上方に浮かないように
するものである。
【0016】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の発
明にあっては、束の上部に大引支持部を設け、この大引
支持部を、縦片の下端より一側方に下横片を突出すると
共に下横片の縦片と反対側の端部に側部係止片を上方に
向けて突設し且つ縦片の上端より下横片とほぼ平行に上
部係止片を側方に向けて突設して構成し、大引を大引支
持部の下横片に載置すると共に大引の一側面を縦片に当
接し、大引の他側面の下部に側部係止片を係止すると共
に大引の上面の一側部に上部係止片を係止してあるの
で、大引と大引支持部とを釘やねじ具等により固着する
前の状態では、大引の長手方向に対して大引支持部が移
動できるものであり、このため、大引に複数の大引支持
部を仮に取付けた状態で、ある束の下端部を設置するコ
ンクリートべた基礎部の上面の一部が束の設置に適さな
いような凹凸部の場合であっても、安定して束を設置で
きる位置まで大引の長手方向に対して当該束の大引支持
部を移動させることができ、しかも、仮に大引支持部と
大引とを釘やねじ具等により固着するのを忘れたとして
も、縦片と側部係止片とで大引が束に対して両側方にず
れるのが防止できるだけでなく、上部係止片により大引
が上方に浮くのが防止でき、簡単な構造で確実に束に大
引を支持できるものである。
【0017】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、側部係止片及び
上部係止片が弾性を有しているので、束の上端部に設け
た大引支持部を大引に取付けるに当たって、側部係止片
及び上部係止片の弾性を利用して簡単に取付けることが
できて大引支持部の大引への取付けが簡単となり、ま
た、弾性係止により確実に取付けることができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】同上の断面図である。
【図3】同上の束の要部斜視図である。
【図4】同上の施工状態を示す正面図である。
【図5】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 束 2 大引支持部 3 縦片 4 下横片 5 側部係止片 6 上部係止片 7 大引 8 コンクリートべた基礎部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 束の上部に大引支持部を設け、この大引
    支持部を、縦片の下端より一側方に下横片を突出すると
    共に下横片の縦片と反対側の端部に側部係止片を上方に
    向けて突設し且つ縦片の上端より下横片とほぼ平行に上
    部係止片を側方に向けて突設して構成し、大引を大引支
    持部の下横片に載置すると共に大引の一側面を縦片に当
    接し、大引の他側面の下部に側部係止片を係止すると共
    に大引の上面の一側部に上部係止片を係止して成ること
    を特徴とする束への大引支持構造。
  2. 【請求項2】 側部係止片及び上部係止片が弾性を有し
    ていることを特徴とする請求項1記載の束への大引支持
    構造。
JP2001052662A 2001-02-27 2001-02-27 束への大引支持構造 Withdrawn JP2002256679A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
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Effective date: 20080513