JP2023151389A - 走行支援方法及び走行支援装置 - Google Patents

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寛之 松永
Hiroyuki Matsunaga
宏寿 植田
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Abstract

【課題】自車道路と優先道路との交差点へ進入する際に優先道路に併設された歩道を横断する必要がある場所において、交差点手前で一時停止した後に発進する自車両と歩行者等とが接近するリスクを低減する。【解決手段】コントローラ18は、予定走行経路が、第1道路から第1道路に優先する第2道路との交差点に進入する経路である場合に、予定走行経路が第2道路に併設された歩道を横断するか否かを判定し(S4)、予定走行経路が歩道を横断する場合に、第2道路の左右両側の路端のうち第1道路側の路端の位置である第1路端位置から第1距離手前の位置に自車両の第1目標停止位置を設定し(S5)、予定走行経路が歩道を横断しない場合に、第1路端位置から第1距離よりも長い第2距離手前の位置に第1目標停止位置を設定し(S6)、設定した第1目標停止位置に自車両を停止させる(S7)。【選択図】図7

Description

本発明は、走行支援方法及び走行支援装置に関する。
特許文献1には、実際の道路に存在しない仮想的な停止線の情報である仮想停止線情報を地図データとして記憶し、仮想停止線情報に基づいて仮想的な停止線に車両を停止させる走行支援装置が提案されている。
特開2019-067368号公報
自車両が走行する自車道路と優先道路との交差点では、自車両は交差点の手前で一時停止する必要がある。このため、交差点手前に停止線が設置されていない場合には、目標停止位置を自動的に設定して自車両が目標停止位置に停止するように運転支援を行うことが好ましい。
しかしながら、優先道路に歩道が併設されている場合には、優先道路と自車線との交差点の手前で自車両を一時停止させると、一時停止した自車両の直前を歩道上の歩行者等が横切ろうとして、発進する自車両と歩行者等とが接近するリスクがある。
本発明は、自車道路と優先道路との交差点へ進入する際に優先道路に併設された歩道を横断する必要がある場所において、交差点手前で一時停止した後に発進する自車両と歩行者等とが接近するリスクを低減することを目的とする。
本発明の一態様による走行支援方法では、コントローラが、自車両の予定走行経路を設定又は推定する処理と、予定走行経路が第1道路から第1道路に優先する第2道路との交差点に進入する経路である場合に、予定走行経路が第2道路に併設された歩道を横断するか否かを判定する処理と、予定走行経路が歩道を横断する場合に、第2道路の左右両側の路端のうち第1道路側の路端の位置である第1路端位置から第1距離手前の位置に自車両の第1目標停止位置を設定し、予定走行経路が歩道を横断しない場合に、第1路端位置から第1距離よりも長い第2距離手前の位置に第1目標停止位置を設定する処理と、設定した第1目標停止位置に自車両を停止させる処理とを実行する。
本発明によれば、自車道路と優先道路との交差点へ進入する際に優先道路に併設された歩道を横断する必要がある場所において、交差点手前で一時停止した後に発進する自車両と歩行者等とが接近するリスクを低減できる。
実施形態の走行支援装置の一例の概略構成図である。 (a)及び(b)は、実施形態の走行支援方法の説明図である。 優先道路に併設された歩道の他の例の説明図である。 コントローラの機能構成の一例のブロック図である。 (a)及び(b)は、目標停止位置の他の設定例の説明図である。 (a)及び(b)は、目標停止位置に対する減速度の説明図である。 目標停止位置を設定する処理の一例のフローチャートである。 目標停止位置に対する減速処理の一例のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面は模式的なものであって、現実のものとは異なる場合がある。また、以下に示す本発明の実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の構造、配置等を下記のものに特定するものではない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
(構成)
図1は、実施形態の走行支援装置の例の概略構成図である。自車両1は、自車両1の走行を制御する走行支援装置10を備える。
例えば、走行支援装置10による走行支援は、自車両1の加速、減速及び操舵のうち少なくとも減速を制御することにより運転者による自車両1の運転を支援する運転支援制御であってもよい。例えば運転支援制御は、交差点手前における一時停止を自動的に実現する制御であってよい。
また例えば、走行支援装置10による走行支援は、所定の目的地までの目標走行経路を設定し、自車両1の周囲の走行環境に基づいて、運転者が関与せずに自動で自車両1を目標走行経路に沿って走行させる自律運転制御であってよい。
以下の説明では、走行支援装置10による走行支援が自律運転制御である場合の例について説明する。自律運転制御において設定される目標走行経路は、特許請求の範囲に記載の「予定走行経路」の一例である。
走行支援装置10は、物体センサ11と、車両センサ12と、測位装置13と、地図データベース(地図DB)14と、通信装置15と、ナビゲーション装置16と、アクチュエータ17と、コントローラ18を備える。
物体センサ11は、自車両1に搭載されたレーザレーダやミリ波レーダ、カメラ、LIDAR(Light Detection and Ranging、Laser Imaging Detection and Ranging)など、自車両1の周囲の物体を検出する複数の異なる種類の物体検出センサを備える。
車両センサ12は、自車両1に搭載され、自車両1から得られる様々な情報(車両信号)を検出する。車両センサ12には、例えば、自車両1の車速を検出する車速センサ、自車両1のタイヤの回転速度を検出する車輪速センサ、自車両1の3軸方向の加速度及び減速度を検出する3軸加速度センサ、ステアリングホイールの操舵角を検出する操舵角センサ、操向輪の転舵角を検出する転舵角センサ、自車両1の角速度を検出するジャイロセンサ、ヨーレートを検出するヨーレートセンサ、自車両のアクセル開度を検出するアクセルセンサと、運転者によるブレーキ操作量を検出するブレーキセンサが含まれる。
測位装置13は、全地球型測位システム(GNSS)受信機を備え、複数の航法衛星から電波を受信して自車両1の現在位置を測定する。GNSS受信機は、例えば地球測位システム(GPS)受信機等であってよい。測位装置13は、例えば慣性航法装置であってもよい。
地図データベース14は、道路地図データを記憶している。地図データベース14は、道路地図データとして、ナビゲーション用の地図データ(以下「ナビゲーション地図データ」と表記することがある)を記憶してもよい。
ナビゲーション地図データは、道路単位の情報を含む。道路単位の情報として、例えばナビゲーション地図データは、道路基準線上の基準点を示す道路ノードの情報と、道路ノード間の道路の区間態様を示す道路リンクの情報を含む。道路ノードの情報は、位置座標、接続される道路リンク数、接続される道路リンクの識別情報を含む。
地図データベース14は、道路地図データとして高精度地図データを記憶してもよい。高精度地図データは、自動運転用の地図情報として好適な地図データであり、道路単位の情報よりも詳細な車線単位の情報を含む。
車線単位の情報として、例えば高精度地図データは車線基準線(例えば車線内の中央の線)上の基準点を示す車線ノードの情報と、車線ノード間の車線の区間態様を示す車線リンクの情報を含む。車線ノードの情報は、車線ノードの位置座標、接続される車線リンク数、接続される車線リンクの識別情報を含む。車線リンクの情報は、車線の種類、車線の幅員、車線境界線の種類、車線の形状、車線区分線の形状、車線基準線の形状を含む。
地図データベース14に記憶される道路地図データは、これらの車道(例えば公道)の地図情報(以下「道路情報」と表記することがある)に加えて、車道に併設された歩道の地図情報(以下「歩道情報」と表記することがある)を含む。歩道情報は、例えば歩道と公道との境界線の位置及び形状の情報や、歩道の路端の位置及び形状の情報を含む。
通信装置15は、自車両1の外部の通信装置との間で無線通信を行う。通信装置15による通信方式は、例えば公衆携帯電話網による無線通信や、車車間通信、路車間通信、又は衛星通信であってよい。
ナビゲーション装置16は、測位装置13により自車両の現在位置を認識し、その現在位置におけるナビゲーション地図データを地図データベース14から取得する。ナビゲーション装置16は、乗員が入力した目的地までの走行経路を設定し、走行経路に従って乗員に経路案内を行う。
アクチュエータ17は、コントローラ18からの制御信号に応じて、自車両のステアリングホイール、アクセル開度及びブレーキ装置を操作して、自車両の車両挙動を発生させる。アクチュエータ17は、ステアリングアクチュエータと、アクセル開度アクチュエータと、ブレーキ制御アクチュエータを備える。ステアリングアクチュエータは、自車両のステアリングの操舵方向及び操舵量を制御する。アクセル開度アクチュエータは、自車両のアクセル開度を制御する。ブレーキ制御アクチュエータは、自車両のブレーキ装置の制動動作を制御する。
コントローラ18は、自車両1の走行支援制御を行う電子制御ユニットである。コントローラ18は、プロセッサ18aと、記憶装置18b等の周辺部品とを含む。プロセッサ18aは、例えばCPUやMPUであってよい。
記憶装置18bは、半導体記憶装置や、磁気記憶装置、光学記憶装置等を備えてよい。記憶装置18bは、レジスタ、キャッシュメモリ、主記憶装置として使用されるROM及びRAM等のメモリを含んでよい。
以下に説明するコントローラ18の機能は、例えばプロセッサ18aが、記憶装置18bに格納されたコンピュータプログラムを実行することにより実現される。
なお、コントローラ18を、以下に説明する各情報処理を実行するための専用のハードウエアにより形成してもよい。例えば、コントローラ18は、汎用の半導体集積回路中に設定される機能的な論理回路を備えてもよい。例えばコントローラ18はFPGA等のPLD等を有していてもよい。
次に、図2(a)及び図2(b)を参照して、コントローラ18による走行支援制御の一例を説明する。
符号Cは、第1道路R1と第2道路R2との交差点を示す。第2道路R2は、第1道路R1に優先する優先道路である。例えば第1道路R1は、第2道路R2に面した敷地S(例えば私有地や公有地)から車両が出入り可能な通路(例えば私道)であってよく、第2道路R2は公道であってよい。また例えば、第1道路R1は比較的幅員が狭い路地や脇道などであってもよい。
符号2は、第2道路R2上を走行して交差点Cに接近する接近車両を示し、符号R3は、第2道路R2に併設された歩道を示し、符号3は、歩道R3上を通行する歩行者を示す。以下の説明において歩道R3上を通行する道路利用者(例えば歩行者や自転車)を総称して歩行者3と表記する。
また、符号Rtは自車両1の目標走行経路を示す。図2(a)及び図2(b)の例では自車両1は第1道路R1を走行しており、目標走行経路Rtは第1道路R1から交差点Cに進入して、交差点Cで左折した後に第2道路R2に沿って接近車両2と同じ車線を走行する経路である。なお、目標走行経路Rtは交差点Cを直進する経路であってもよく、交差点Cで右折した後に第2道路R2に沿って走行する経路であってもよい。
第2道路R2は、第1道路R1に優先する優先道路であるため、自車両1が目標走行経路Rtに沿って走行する場合には、自車両1は交差点Cの手前で一時停止をする必要がある。
図2(a)の例では、優先道路である第2道路R2に歩道R3が併設されており、目標走行経路Rtは歩道R3を横断している。
なお、目標走行経路Rtが歩道R3を横断するとは、図2(a)に示すように歩道R3が連続して第1道路R1と第2道路R2との間に延在している場合だけでなく、図3に示すように、第1道路R1が第2道路R2に直接接続していることにより、第1道路R1によって歩道R3が中断している場合も含む。
このように目標走行経路Rtが歩道R3を横断する場合に、交差点Cの手前で自車両1を一時停止させると、歩道R3上の歩行者3は、自車両1に道を譲られたと思って一時停止した自車両1の直前を横切ろうとすることがある。このため、一時停止した後に発進する自車両1と歩行者3とが接近するリスクがある。
一方で、一時停止位置が交差点Cに近いと、自車両1の乗員や、第2道路R2を走行する接近車両2の乗員に不安感や不快感を与える虞がある。
そこで、図2(a)のように目標走行経路Rtが歩道R3を横断する場合には、第2道路R2の路端位置e1から目標停止位置P1までの距離を比較的短い第1距離D1に設定し、図2(b)のように目標走行経路Rtが歩道R3を横断しない場合には、路端位置e1から目標停止位置P1までの距離を比較的長い第2距離D2に設定する。
路端位置e1は、第2道路R2の左右両側の路端のうち第1道路R1側の路端の位置である。以下、路端位置e1を「第1路端位置e1」と表記することがある。
また、目標走行経路Rtは第1道路R1から交差点Cに進入する経路である場合に、第2道路R2の第1路端位置e1から第1距離D1手前又は第2距離D2手前の地点に停止する目標停止位置P1を「第1目標停止位置P1」と表記することがある。
このように、目標走行経路Rtが歩道R3を横断する場合(例えば図2(a)の例の場合)には、第2道路R2の第1路端位置e1の近くに第1目標停止位置P1を設定することにより、歩道R3上の歩行者3が、第1目標停止位置P1に一時停止した自車両1の直前を横切る機会を低減できる。この結果、一時停止した後に発進する自車両1と歩行者3とが接近するリスクを低減できる。第1路端位置e1と第1目標停止位置P1までの第1距離D1は、例えば0.5mであってよい。
また、目標走行経路Rtが歩道R3を横断しない場合(例えば図2(b)の例の場合)には、第2道路R2の第1路端位置e1と第1目標停止位置P1との間の第2距離D2を比較的長く設定することにより、第2道路R2を走行する接近車両2に対する安全性を確保するとともに、接近車両2に対する自車両1の乗員の不安感や不快感を軽減できる。第1路端位置e1と第1目標停止位置P1までの第2距離D2は、例えば2.0mであってよい。
なお、コントローラ18は、第1路端位置e1から第1距離D1手前の位置に第1目標停止位置P1を設定するのを、歩道R3の幅(歩道幅員)が自車両1の車両長より所定距離以上大きい場合に限定してもよい。例えば、目標走行経路Rtが歩道R3を横断しても、歩道R3の幅(歩道幅員)が自車両1の車両長より所定距離以上大きくなければ、第1路端位置e1から比較的長い第2距離D2手前の位置に第1目標停止位置P1を設定してよい。
図4を参照して、コントローラ18の機能を詳しく説明する。コントローラ18は、道路環境取得部30と、走行経路計画部31と、停止位置設定部32と、周囲環境認識部33と、運転行動決定部34と、車両制御部35を備える。
道路環境取得部30は、地図データベース14から道路地図データを取得する。道路環境取得部30は、ナビゲーション地図データや高精度地図データに含まれる車道の地図情報である道路情報を取得する道路情報取得部30aと、高精度地図データに含まれる歩道に関する情報である歩道情報を取得する歩道情報取得部30bとを備える。
走行経路計画部31は、測位装置13が測定した自車両1の現在位置と、乗員がナビゲーション装置16に設定した目的地と、道路環境取得部30が取得した道路情報とに基づいて、目標走行経路Rtを設定する。走行経路計画部31は、ナビゲーション装置16が設定した走行経路を取得して目標走行経路Rtとして設定してもよい。
停止位置設定部32は、道路環境取得部30が取得した道路情報及び歩道情報と、走行経路計画部31が設定した目標走行経路Rtに基づいて、第1目標停止位置P1を設定する。
例えば、図2(a)や図3に示すように目標走行経路Rtが第1道路R1から交差点Cに進入する経路であり、目標走行経路Rtが歩道R3を横断する場合には、第1路端位置e1から比較的短い第1距離D1手前の位置に第1目標停止位置P1を設定する。
また例えば、図2(b)に示すように目標走行経路Rtが第1道路R1から交差点Cに進入する経路であり、目標走行経路Rtが歩道R3を横断しない場合には、第1路端位置e1から比較的長い第2距離D2手前の位置に第1目標停止位置P1を設定する。
なお、停止位置設定部32は、図2(a)や図3に示すように目標走行経路Rtが歩道R3を横断する場合であっても、歩道R3の幅(歩道幅員)が自車両1の車両長より所定距離以上大きくなければ、第1路端位置e1から第2距離D2手前の位置に第1目標停止位置P1を設定してもよい。
図5(a)を参照する。目標走行経路Rtが第1道路R1から交差点Cに進入する経路であり、目標走行経路Rtが歩道R3を横断する場合、停止位置設定部32は、第1目標停止位置P1に加えて、第1道路R1に接する歩道R3の路端の位置である第2路端位置e2から第3距離D3手前の位置に第2目標停止位置P2を設定してもよい。この場合に自車両1は、第2目標停止位置P2で一時停止し、第2目標停止位置P2から発進した後に再び第1目標停止位置P1で一時停止する。
第2路端位置e2から第2目標停止位置P2までの第3距離D3は、第1路端位置e1から第1目標停止位置P1までの第1距離D1よりも長く設定してよい。このような第2目標停止位置P2で自車両1を一時停止させることにより、自車両1の接近が歩道R3上の歩行者3に与える不安感や不快感を軽減できる。第3距離D3は、例えば1.0mであってよい。すなわち、第3距離D3は、目標走行経路Rtが歩道R3を横断しない場合の第1路端位置e1と第1目標停止位置P1までの第2距離D2よりも短く設定してよい。
図5(b)を参照する。図5(b)の例では、自車両1は第2道路R2を走行しており、目標走行経路Rtは第2道路R2から第1道路R1に進入する経路であり、目標走行経路Rtが歩道R3を横断する。
この場合に停止位置設定部32は、第2道路R2と歩道R3との境界位置である第1路端位置e1から第4距離D4手前の位置に第3目標停止位置P3を設定してよい。この場合に自車両1は、歩道R3を横断して第2道路R2から第1道路R1に進入する際に歩道R3よりも手前の第3目標停止位置P3で一時停止する。
第2道路R2と歩道R3との境界位置(第1路端位置e1)から第3目標停止位置P3までの第4距離D4は、図5(a)の第2路端位置e2から第2目標停止位置P2までの第3距離D3よりも短く設定してよい。このような第3目標停止位置P3で自車両1を一時停止させることにより、歩道R3を通行する歩行者3に対する安全性を確保しながら、第2道路R2を走行する他車両の交通流の妨げを軽減できる。例えば第3距離D3は、第1距離D1と同じ0.5mであってよい。
図4を参照する。周囲環境認識部33は、物体センサ11のカメラが出力する撮像画像や、物体センサ11の他のセンサから出力される検出信号に基づいて、自車両1の周囲の走行環境を検出する。
例えば周囲環境認識部33は、自車両1の周囲の走行環境として自車両1の周囲の物体を認識する。周囲環境認識部33は、自車両1の周囲の物体として、第1道路R1や第2道路R2を走行する他車両(例えば第2道路R2上の接近車両2)や、歩道R3上の歩行者3、自車両1の周囲のその他の障害物を認識する。また例えば、周囲環境認識部33は、自車両1の前方の路面に設けられた道路標識(例えば一時停止の位置を示す停止線)を認識する。
運転行動決定部34は、測位装置13が測定した自車両1の現在位置と、地図データベース14の地図データと、走行経路計画部31が設定した目標走行経路Rtと、停止位置設定部32が設定した第1目標停止位置P1、第2目標停止位置P2、第3目標停止位置P3とに基づいて、自車両1を走行させる目標走行軌道と目標車速を設定する。
例えば運転行動決定部34は、自車両1の周囲の経路や物体の有無を表現する経路空間マップと、走行場の危険度を数値化したリスクマップとを生成し、自車両1の運動特性、車両情報、経路空間マップと、リスクマップとに基づいて目標走行軌道と目標車速を設定する。
停止位置設定部32が第1目標停止位置P1を設定した場合に、運転行動決定部34は、自車両1が第1目標停止位置P1で一時停止するように目標車速を設定する。また、停止位置設定部32が第2目標停止位置P2を設定した場合には、自車両1が第2目標停止位置P2で一時停止するように目標車速を設定する。停止位置設定部32が第3目標停止位置P3を設定した場合には、自車両1が第3目標停止位置P3で一時停止するように目標車速を設定する。
ただし、目標走行経路Rtが第1道路R1から交差点Cに進入する経路であり、目標走行経路Rtが歩道R3を横断しない場合に、運転行動決定部34は、周囲環境認識部33が交差点C手前の路面に停止線を認識したか否かを判定する。周囲環境認識部33が交差点C手前の路面に停止線を認識した場合に、運転行動決定部34は、第1目標停止位置P1ではなく認識した停止線の位置に目標停止位置を設定し、停止線の位置で一時停止するように目標車速を設定する。
また、目標走行経路Rtが第1道路R1から交差点Cに進入する経路であり、目標走行経路Rtが歩道R3を横断する場合に、運転行動決定部34は、周囲環境認識部33が歩道R3の手前の路面に停止線を認識したか否かを判定する。周囲環境認識部33が歩道R3手前の路面に停止線を認識した場合に、運転行動決定部34は、第2目標停止位置P2ではなく認識した停止線の位置に目標停止位置を設定し、停止線の位置で一時停止するように目標車速を設定する。
また、上記のとおり、目標走行経路Rtが第1道路R1から交差点Cに進入する経路であり、且つ目標走行経路Rtが歩道R3を横断する場合(例えば図2(a)の例の場合)は、目標走行経路Rtが歩道R3を横断しない場合(例えば図2(b)の例の場合)よりも、第2道路R2の第1路端位置e1の近くに第1目標停止位置P1が設定される。このため、交差点Cに接近する第2道路R2上の接近車両2が存在する場合には、自車両1の乗員や接近車両2の乗員が不安感や不快感を覚える虞がある。
このため、運転行動決定部34は、目標走行経路Rtが第1道路R1から交差点Cに進入する経路であり目標走行経路Rtが歩道R3を横断し、且つ交差点Cから所定距離範囲内に第2道路R2上の接近車両2が存在する場合に第1目標停止位置P1に停止させる減速度が、目標走行経路Rtが第1道路R1から交差点Cに進入する経路であり目標走行経路Rtが歩道R3を横断しない場合に第1目標停止位置P1に自車両1を停止させる減速度よりも小さくなるように目標車速を設定してよい。
図6(a)及び図6(b)は、第1目標停止位置P1に自車両1を停止させる目標減速度の設定例の模式図であり、横軸は自車両1から第1目標停止位置P1までの移動距離を示し、縦軸は目標減速度を示す。
例えば、目標走行経路Rtが第1道路R1から交差点Cに進入する経路であり目標走行経路Rtが歩道R3を横断しない場合には、図6(a)に示すように通常用いられる減速度d1(例えば0.1G)で第1目標停止位置P1の直前まで減速して停止するように目標車速を設定してよい。
一方で、目標走行経路Rtが第1道路R1から交差点Cに進入する経路であり目標走行経路Rtが歩道R3を横断し、且つ交差点Cから所定距離範囲内に第2道路R2上の接近車両2が存在する場合には、図6(b)に示すように第1目標停止位置P1にある程度近づくと目標減速度を減速度d1から減速度d2に減少させ、その後は減速度d2で第1目標停止位置P1の直前まで減速して停止するように目標車速を設定してよい。
このように緩やかな減速度で停止することにより、自車両1の乗員や接近車両2の乗員の不安感や不快感を低減できる。
また運転行動決定部34は、自車両1が第2目標停止位置P2に一時停止した後に第2目標停止位置P2から発進して歩道R3に進入する場合(例えば図5(a)の例の場合)の加速度が、自車両1が第1目標停止位置P1に一時停止した後に、第1目標停止位置P1から発進して交差点Cに進入する場合(例えば図2(a)及び図5(a)の例の場合)の加速度よりも小さくなるように、目標車速を設定してよい。
これにより、歩道R2の手前の第2目標停止位置P2から自車両1が発進する際に、自車両1の付近に自車両1の停止要因とならない歩行者3(例えば自車両1に接近していない歩行者3や接近の意図がない歩行者3)がいても自車両1の加速が歩行者3に与える不安感や不快感を低減できる。
また、自車両1が第2目標停止位置P2に一時停止した場合(例えば図5(a)の例の場合)、運転行動決定部34は、自車両1が歩道R3に進入した場合の歩道R3上の歩行者3に対する安全性を確認した後に、自車両1が発進する目標車速を設定してよい。
例えば、運転行動決定部34は、自車両1の所定距離範囲内において自車両1に接近する歩行者3を周囲環境認識部33が認識していない場合に、自車両1が歩道R3に進入した場合の歩道R3上の歩行者3に対する安全性が確保されていると判定してよい。
また、自車両1が第1目標停止位置P1に一時停止した場合(例えば図2(a)、図2(b)及び図5(a)の例の場合)、運転行動決定部34は、自車両1が第2道路R2に進入した場合の第2道路R2上の他車両に対する安全性を確認した後に、自車両1が発進する目標車速を設定してよい。
例えば、目標走行経路Rtが交差点Cを直進して第2道路R2を横断する経路である場合、又は交差点Cを右折して第2道路R2に沿って走行する経路である場合には、交差点Cから所定距離範囲内を走行する接近車両2を周囲環境認識部33が認識していない場合に、自車両1が第2道路R2に進入した場合の第2道路R2上の他車両に対する安全性が確保されていると判定してよい。
また例えば、目標走行経路Rtが交差点Cを左折して第2道路R2に沿って走行する経路である場合には、自車両1の右方且つ交差点Cから所定距離範囲内を走行する接近車両2を周囲環境認識部33が認識していない場合に、自車両1が第2道路R2に進入した場合の第2道路R2上の他車両に対する安全性が確保されていると判定してよい。
また、第2道路R2上の他車両に対する安全性を確認してから第1目標停止位置P1から自車両1を発進させても、発進後の周囲の状況の変化によって自車両1の停止要因が発生することがある。例えば停止要因には、自車両1の進路上の障害物や、自車両1の進路と交錯する軌道で移動する他の移動物体(他車両や歩行者)が含まれる。このように、第2道路R2上の他車両に対する安全性を確認してから第1目標停止位置P1から自車両1を発進させた後に自車両1の停止要因が発生した場合に、運転行動決定部34は、交差点Cへの進入前又は進入中に目標車速を0に設定してよい。すなわち、運転行動決定部34は、交差点Cへの進入前又は進入中に自車両1を停止させてよい。
車両制御部35は、運転行動決定部34が設定した目標車速で自車両1が目標走行軌道を走行するように、アクチュエータ17を駆動する。
以上、走行支援装置10による走行支援が自律運転制御である場合の例について説明したが、本発明は交差点手前における一時停止を自動的に実現する走行支援に広く適用可能であり、自律運転制御が実施される場合に限定されない。
例えば本発明は、運転者がステアリングホイールを操作して運転する場合に、交差点手前において一時停止を自動的に実現する運転支援にも適用可能である。この場合、コントローラ18は、目標走行経路Rtを設定するのに代えて自車両1の予定走行経路を推定してもよい。
例えばコントローラ18は、地図データベース14に記憶される道路地図データと、運転者によるステアリングホイールの操作状態、方向指示器の操作などに基づいて自車両1の予定走行経路を推定してもよい。
コントローラ18は、推定した予定走行経路が第1道路R1から交差点Cに進入する経路であるか、予定走行経路が第2道路R2から第1道路R1へ進入する経路であるか、予定走行経路が歩道R3を横断するかに応じて、目標走行経路Rtの場合と同様に第1目標停止位置P1、第2目標停止位置P2、第3目標停止位置P3を設定し、これらの目標停止位置に自車両1を一時停止させてもよい。
(動作)
図7は、目標走行経路Rtが第1道路R1から交差点Cに進入する経路である場合に目標停止位置を設定する処理の一例のフローチャートである。
ステップS1において走行経路計画部31は、目標走行経路Rtを設定する。
ステップS2において運転行動決定部34は、交差点C1の手前の路面に一時停止用の停止線が実在するか否かを判定する。停止線が実在する場合(ステップS2:Y)に処理はステップS3へ進む。停止線が実在しない場合(ステップS2:N)に処理はステップS4へ進む。
ステップS3において運転行動決定部34は、実在する停止線の位置に目標停止位置を設定する。その後に処理はステップS7へ進む。
ステップS4において停止位置設定部32は、目標走行経路Rtが歩道R3を横断するか否かを判定する。目標走行経路Rtが歩道R3を横断する場合(ステップS4:Y)に処理はステップS5へ進む。目標走行経路Rtが歩道R3を横断しない場合(ステップS4:N)に処理はステップS6へ進む。
ステップS5において停止位置設定部32は、第2道路R2の第1路端位置e1から第1距離D1手前の位置に目標停止位置(第1目標停止位置P1)を設定する。その後に処理はステップS7へ進む。
ステップS6において停止位置設定部32は、第2道路R2の第1路端位置e1から第2距離D2手前の位置に目標停止位置(第1目標停止位置P1)を設定する。その後に処理はステップS7へ進む。
ステップS7において運転行動決定部34は、ステップS3、S5又はS6で設定した目標停止位置で自車両1が停止するように目標車速を設定する。車両制御部35は、運転行動決定部34が設定した目標車速に従って、目標停止位置で自車両1が停止するようにアクチュエータ17を駆動する。その後に処理は終了する。
図8は、目標走行経路Rtが第1道路R1から交差点Cに進入する経路である場合に、第1目標停止位置P1に対して自車両1を減速させる減速処理の一例のフローチャートである。
ステップS10において運転行動決定部34は、第1目標停止位置P1が第2道路R2の第1路端位置e1から第2距離D2手前の位置に設定されているか否かを判定する。
第1目標停止位置P1が第1路端位置e1から第2距離D2手前の位置に設定されている場合に(ステップS10:Y)に処理はステップS11へ進む。第1目標停止位置P1が第1路端位置e1から第1距離D1手前の位置に設定されている場合(ステップS10:N)に処理はステップS12へ進む。
ステップS11において運転行動決定部34は、通常用いられる減速度d1で第1目標停止位置P1の直前まで減速して停止するように目標車速を設定する。車両制御部35は、運転行動決定部34が設定した目標車速に従って、第1目標停止位置P1で自車両1が停止するようにアクチュエータ17を駆動する。その後に処理は終了する。
ステップS12において運転行動決定部34は、交差点Cから所定距離範囲内に第2道路R2上を走行する接近車両2が存在するか否かを判定する。
接近車両2が存在する場合(ステップS12:Y)に処理はステップS13へ進む。接近車両2が存在しない場合(ステップS12:N)に処理はステップS11へ進む。
ステップS13において運転行動決定部34は、減速度d1よりも小さな減速度d2で第1目標停止位置P1の直前まで減速して停止するように目標車速を設定する。車両制御部35は、運転行動決定部34が設定した目標車速に従って、第1目標停止位置P1で自車両1が停止するようにアクチュエータ17を駆動する。その後に処理は終了する。
(実施形態の効果)
(1)コントローラ18は、自車両1の予定走行経路を設定又は推定する処理と、予定走行経路が第1道路から第1道路に優先する第2道路との交差点に進入する経路である場合に、予定走行経路が第2道路に併設された歩道を横断するか否かを判定する処理と、予定走行経路が歩道を横断する場合に、第2道路の左右両側の路端のうち第1道路側の路端の位置である第1路端位置から第1距離手前の位置に自車両1の第1目標停止位置を設定し、予定走行経路が歩道を横断しない場合に、第1路端位置から第1距離よりも長い第2距離手前の位置に第1目標停止位置を設定する処理と、設定した第1目標停止位置に自車両1を停止させる処理とを実行する。
これにより、歩道上の歩行者が、第1目標停止位置に一時停止した自車両1の直前を横切る機会を低減できる。この結果、一時停止した後に発進する自車両1と歩行者とが接近するリスクを低減できる。
(2)コントローラ18は、予定走行経路が第1道路から交差点に進入する経路する経路であり、予定走行経路が歩道を横断する場合に、第1道路に接する歩道の路端の位置である第2路端位置から第1距離よりも長い第3距離手前の位置に第2目標停止位置を設定する処理と、設定した第2目標停止位置に自車両1を停止させる処理とを実行してよい。
これにより、自車両1の接近が歩道上の歩行者に与える不安感や不快感を軽減できる。
(3)コントローラ18は、予定走行経路が第2道路から第1道路へ進入する経路であり、予定走行経路が歩道を横断する場合に、第2道路と歩道との境界位置から第3距離よりも短い第4距離手前の位置に第3目標停止位置を設定する処理と、設定した第3目標停止位置に自車両1を停止させる処理とを実行してよい。
これにより、歩道を通行する歩行者に対する安全性を確保しながら、第2道路を走行する他車両の交通流の妨げを軽減できる。
(4)コントローラ18は、予定走行経路が第1道路から交差点へ進入する経路であり、予定走行経路が歩道を横断しない場合、交差点の手前に停止線が設置されているか否かを判定する処理と、停止線が設置されている場合には、第1目標停止位置に代えて停止線の位置に自車両1を停止させる処理とを実行してよい。
また、コントローラ18は、予定走行経路が第1道路から交差点へ進入する経路であり、予定走行経路が歩道を横断する場合、歩道の手前に停止線が設置されているか否かを判定する処理と、停止線が設置されている場合には、第2目標停止位置に代えて停止線の位置に自車両1を停止させる処理とを実行してよい。
実際に存在する停止線は道路環境に合わせて設定されており、その停止線を目標停止位置とすることで適切な位置に停止できる。
(5)コントローラ18は、予定走行経路が第1道路から交差点に進入する経路であり、予定走行経路が歩道を横断し、且つ交差点から所定距離範囲内に第2道路上の接近車両が存在する場合、予定走行経路が第1道路から交差点に進入する経路であり、予定走行経路が歩道を横断しない場合よりも、緩やかな減速度で減速して第1目標停止位置に停止する処理を実行してよい。
これにより、第2道路の第1路端位置の近くに設定された第1目標停止位置で一時停止する際の自車両1の乗員や接近車両2の乗員の不安感や不快感を低減できる。
(6)コントローラ18は、第1目標停止位置から発進して交差点へ進入する加速度よりも、第2目標停止位置から発進して歩道へ進入する加速度を小さく設定してよい。
これにより、歩道の手前の第2目標停止位置から自車両1が発進する際に、自車両1の付近に自車両1の停止要因とならない歩行者(例えば自車両1に接近していない歩行者や接近の意図がない歩行者)がいても自車両1の加速が歩行者に与える不安感や不快感を低減できる。
(7)コントローラ18は、第2目標停止位置に自車両1を停止させた場合、自車両1が歩道に進入した場合の歩道上の歩行者に対する安全性を確認してから自車両1を発進させる処理を実行してよい。
これにより、自車両1が歩道に進入した場合に自車両1と歩行者とが接近するリスクを低減できる。
(8)コントローラ18は、第1目標停止位置に自車両1を停止させた場合、自車両1が交差点に進入した場合の第2道路上の他車両に対する安全性を確認してから自車両1を発進させる処理を実行してよい。また、コントローラ18は、第1目標停止位置から発進した後に自車両1の停止要因が発生した場合に、交差点への進入中に自車両1を停止させる処理を実行してよい。
これにより、自車両1が交差点Cに進入した場合に自車両1と第2道路上の他車両とが接近するリスクを低減できる。
1…自車両、10…走行支援装置、11…物体センサ、12…車両センサ、13…測位装置、14…地図データベース、15…通信装置、16…ナビゲーション装置、17…アクチュエータ、18…コントローラ、18a…プロセッサ、18b…記憶装置、30…道路環境取得部、30a…道路情報取得部、30b…歩道情報取得部、31…走行経路計画部、32…停止位置設定部、33…周囲環境認識部、34…運転行動決定部、35…車両制御部

Claims (11)

  1. 自車両の予定走行経路を設定又は推定する処理と、
    前記予定走行経路が第1道路から前記第1道路に優先する第2道路との交差点に進入する経路である場合に、前記予定走行経路が前記第2道路に併設された歩道を横断するか否かを判定する処理と、
    前記予定走行経路が前記歩道を横断する場合に、前記第2道路の左右両側の路端のうち前記第1道路側の路端の位置である第1路端位置から第1距離手前の位置に前記自車両の第1目標停止位置を設定し、前記予定走行経路が前記歩道を横断しない場合に、前記第1路端位置から前記第1距離よりも長い第2距離手前の位置に前記第1目標停止位置を設定する処理と、
    設定した前記第1目標停止位置に前記自車両を停止させる処理と、
    をコントローラに実行させることを特徴とする走行支援方法。
  2. 前記コントローラは、
    前記予定走行経路が前記第1道路から前記交差点に進入する経路であり、前記予定走行経路が前記歩道を横断する場合に、前記第1道路に接する前記歩道の路端の位置である第2路端位置から前記第1距離よりも長い第3距離手前の位置に第2目標停止位置を設定する処理と、
    設定した前記第2目標停止位置に前記自車両を停止させる処理と、
    を実行することを特徴とする請求項1に記載の走行支援方法。
  3. 前記コントローラは、前記予定走行経路が前記第2道路から前記第1道路へ進入する経路であり、前記予定走行経路が前記歩道を横断する場合に、前記第2道路と前記歩道との境界位置から前記第3距離よりも短い第4距離手前の位置に第3目標停止位置を設定する処理と、
    設定した前記第3目標停止位置に前記自車両を停止させる処理と、
    を実行することを特徴とする請求項2に記載の走行支援方法。
  4. 前記コントローラは、
    前記予定走行経路が前記第1道路から前記交差点へ進入する経路であり、前記予定走行経路が前記歩道を横断しない場合、前記交差点の手前に停止線が設置されているか否かを判定する処理と、
    前記停止線が設置されている場合には、前記第1目標停止位置に代えて前記停止線の位置に前記自車両を停止させる処理と、
    を実行することを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の走行支援方法。
  5. 前記コントローラは、
    前記予定走行経路が前記第1道路から前記交差点へ進入する経路であり、前記予定走行経路が前記歩道を横断する場合、前記歩道の手前に停止線が設置されているか否かを判定する処理と、
    前記停止線が設置されている場合には、前記第2目標停止位置に代えて前記停止線の位置に前記自車両を停止させる処理と、
    を実行することを特徴とする請求項2に記載の走行支援方法。
  6. 前記コントローラは、前記予定走行経路が前記第1道路から前記交差点に進入する経路であり、前記予定走行経路が前記歩道を横断し、且つ前記交差点から所定距離範囲内に前記第2道路上の接近車両が存在する場合、前記予定走行経路が前記第1道路から前記交差点に進入する経路であり、前記予定走行経路が前記歩道を横断しない場合よりも、緩やかな減速度で減速して前記第1目標停止位置に停止する処理を実行することを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の走行支援方法。
  7. 前記コントローラは、前記第1目標停止位置から発進して前記交差点へ進入する加速度よりも、前記第2目標停止位置から発進して前記歩道へ進入する加速度を小さく設定することを特徴とする請求項2又は5に記載の走行支援方法。
  8. 前記コントローラは、前記第2目標停止位置に前記自車両を停止させた場合、前記自車両が前記歩道に進入した場合の前記歩道上の歩行者に対する安全性を確認してから前記自車両を発進させる処理を実行することを特徴とする請求項2、5又は7に記載の走行支援方法。
  9. 前記コントローラは、前記第1目標停止位置に前記自車両を停止させた場合、前記自車両が前記交差点に進入した場合の前記第2道路上の他車両に対する安全性を確認してから前記自車両を発進させる処理を実行することを特徴とする請求項1~8のいずれか一項に記載の走行支援方法。
  10. 前記コントローラは、前記第1目標停止位置から発進した後に前記自車両の停止要因が発生した場合に、前記交差点への進入中に前記自車両を停止させる処理を実行する請求項9に記載の走行支援方法。
  11. 自車両の予定走行経路を設定又は推定する処理と、前記予定走行経路が第1道路から前記第1道路に優先する第2道路との交差点に進入する経路である場合に、前記予定走行経路が前記第2道路に併設された歩道を横断するか否かを判定する処理と、前記予定走行経路が前記歩道を横断する場合に、前記第2道路の左右両側の路端のうち前記第1道路側の路端の位置である第1路端位置から第1距離手前の位置に前記自車両の第1目標停止位置を設定し、前記予定走行経路が前記歩道を横断しない場合に、前記第1路端位置から前記第1距離よりも長い第2距離手前の位置に前記第1目標停止位置を設定する処理と、設定した前記第1目標停止位置に前記自車両を停止させる処理と、を実行するコントローラを備える走行支援装置。
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