JP7038610B2 - 運転支援方法及び運転支援装置 - Google Patents
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Description
(運転支援装置)
本発明の第1実施形態に係る運転支援装置は、例えば車両に搭載される(以下、本発明の実施形態に係る走行支援装置が搭載される車両を「自車両」という)。本発明の第1実施形態に係る運転支援装置は、自車両が走行経路に従って走行するように自動で運転する自動運転と、自車両が走行経路に従って走行するように運転者に対して促す案内とを、運転支援として実行可能である。自動運転は、乗員(運転者)が関与せずに自車両の駆動、制動及び操舵のすべての制御を実行する場合を含み、自車両の駆動、制動及び操舵の少なくとも1つの制御を行う場合も含む。自動運転は、先行車追従制御、車間距離制御、車線逸脱防止制御等であってもよい。
次に、図11のフローチャートを参照しながら、本発明の第1実施形態に係る運転支援方法の一例を説明する。ステップS11において、境界線検出部61は、周囲センサ群10から出力される周囲環境情報等から、自車両71が走行する自車線と、自車線と隣接する隣接車線との車線境界線を検出する。障害物検出部62は、周囲センサ群10から出力される周囲環境情報等から、自車両71が走行する自車線上で、且つ自車両71の進路前方に存在する障害物を検出する。停止判定部63は、境界線検出部61により検出された車線境界線と、障害物検出部62により検出された障害物に基づき、自車線上の障害物を回避するために自車両71が自車線を走行不可能であり、対向車線L2に進入して障害物70を追い越す必要があると判断する。
本発明の第1実施形態によれば、周囲センサ群10が、自車両が走行する自車線上において自車両の前方の障害物を検出する。障害物端比較部64が、自車両が障害物を追い越すために自車線に隣接する隣接車線に進入する際に、自車線の幅方向における障害物の隣接車線側の端部が、自車線と隣接車線との境界よりも隣接車線側に有るか否かを判定する。そして、障害物端比較部64により障害物の隣接車線側の端部が境界よりも隣接車線側に有ると判定された場合、横位置決定部65及び縦位置決定部66が、障害物の隣接車線側の端部を基準に停車位置を決定する。例えば、自車線の幅方向において自車両の隣接車線側の端部が、障害物の隣接車線側の端部と一致する位置もしくは障害物の隣接車線側の端部よりも所定距離だけ自車線寄りとなる位置を停車位置として決定する。一方、障害物端比較部64により障害物の隣接車線側の端部が境界よりも隣接車線側に無いと判定された場合、横位置決定部65及び縦位置決定部66が、自車線と隣接車線との境界を基準に障害物の手前における自車両の停車位置を決定する。例えば、自車線の幅方向において自車両の隣接車線側の端部が、自車線と隣接車線との境界と一致する位置もしくは自車線と隣接車線との境界よりも所定距離だけ自車線寄りとなる位置を停車位置として決定する。或いは、自車線の幅方向において自車両の隣接車線側の端部が、自車線と隣接車線との境界よりも所定距離だけ自車線寄りあってかつ、障害物の隣接車線側の端部よりも隣接車線側となる位置を停車位置として決定する。これにより、対向車両等の隣接車線を走行する他車両を妨害しない範囲で、自車両を隣接車線側に寄せることができる。このため、対向車線の見通しがよくなり、追い越し判断がし易くなると共に、追い越しのための操舵量も低減することができる。したがって、自車両の前方の障害物をスムーズに追い越すことができる。
(運転支援装置)
本発明の第2実施形態に係る運転支援装置は、図1に示した本発明の第1実施形態に係る運転支援装置1と基本的には同様の構成であり、重複した説明を省略する。本発明の第2実施形態に係る運転支援装置では、図12に示すように、コントローラ40が、境界線検出部61の代わりに仮想境界線設定部68を備える点が、第1実施形態に係る運転支援装置1と異なる。
次に、図17のフローチャートを参照しながら、本発明の第2実施形態に係る運転支援方法の一例を説明する。ステップS21において、仮想境界線設定部68は、自車両が走行する自車線と、自車線に隣接する隣接車線との境界を示す車線境界線の無い道路を走行している場合、周囲センサ群10から出力される周囲環境情報等に基づき、道路上に仮想境界線を設定する。仮想境界線設定部68は、仮想境界線よりも自車両が走行している側の領域を仮想自車線として設定し、仮想境界線を挟んで仮想自車線とは反対側の領域を仮想隣接車線として設定する。
本発明の第2実施形態によれば、周囲センサ群10が、自車両が走行する自車線上において自車両の前方の障害物を検出する。障害物端比較部64が、自車両が障害物を追い越すために自車線に隣接する隣接車線に進入する際に、自車線の幅方向における障害物の隣接車線側の端部が、自車線と隣接車線との境界よりも隣接車線側に有るか否かを判定する。そして、障害物端比較部64により障害物の端部が隣接車線側に有ると判定された場合、横位置決定部65及び縦位置決定部66が、障害物の端部を基準に停車位置を決定する。一方、障害物端比較部64により障害物の端部が隣接車線側に無いと判定された場合、横位置決定部65及び縦位置決定部66が、自車線と隣接車線との境界を基準に障害物の手前における自車両の停車位置を決定する。これにより、対向車両等の隣接車線を走行する他車両を妨害しない範囲で、自車両を隣接車線側に寄せることができる。このため、対向車線の見通しがよくなり、追い越し判断がし易くなると共に、追い越しのための操舵量も低減することができる。したがって、自車両の前方の障害物をスムーズに追い越すことができる。
上記のように、本発明は第1及び第2実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面は本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替の実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
Claims (12)
- 自車両が走行する自車線上において前記自車両の前方の障害物を検出し、
前記自車両が前記障害物を追い越すために前記自車線に隣接する隣接車線に進入する際に、前記自車線の幅方向における前記障害物の前記隣接車線側の端部が、前記自車線と前記隣接車線との境界よりも前記隣接車線側に有るか否かを判定し、
前記障害物の隣接車線側の端部が前記境界よりも隣接車線側に有ると判定された場合、前記障害物の隣接車線側の端部を基準に前記障害物の手前における前記自車両の停車位置を決定し、
前記障害物の隣接車線側の端部が前記境界よりも隣接車線側に無いと判定された場合、前記境界を基準に前記停車位置を決定する
ことを特徴とする運転支援方法。 - 前記障害物の隣接車線側の端部が前記境界よりも隣接車線側に有ると判定された場合には、前記自車線の幅方向において前記自車両の隣接車線側の端部が、前記障害物の隣接車線側の端部と一致する位置もしくは前記障害物の隣接車線側の端部よりも所定距離だけ前記自車線寄りとなる位置を前記停車位置として決定することを特徴とする請求項1に記載の運転支援方法。
- 前記障害物の隣接車線側の端部が前記境界よりも隣接車線側に無いと判定された場合には、前記自車線の幅方向において前記自車両の隣接車線側の端部が、前記境界と一致する位置もしくは前記境界よりも所定距離だけ前記自車線寄りとなる位置を前記停車位置として決定することを特徴とする請求項1に記載の運転支援方法。
- 前記障害物の隣接車線側の端部が前記境界よりも隣接車線側に無いと判定された場合には、前記自車線の幅方向において前記自車両の隣接車線側の端部が、前記境界よりも所定距離だけ前記自車線寄りであってかつ、前記障害物の隣接車線側の端部よりも隣接車線側となる位置を前記停車位置として決定することを特徴とする請求項3に記載の運転支援方法。
- 前記境界を示す車線境界線が有る道路において、前記障害物の隣接車線側の端部が前記車線境界線よりも前記隣接車線側に有るか否かを判定することを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の運転支援方法。
- 前記境界を示す車線境界線の無い道路において、前記道路上に仮想的に前記車線境界線を設定し、
前記道路の前記仮想的な車線境界線よりも前記自車両が走行する側の領域を仮想的に前記自車線として設定し、
前記道路の前記仮想的な車線境界線を挟んで前記仮想的な自車線とは反対側の領域を仮想的に前記隣接車線として設定する
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の運転支援方法。 - 前記障害物の隣接車線側の端部が前記仮想的な車線境界線よりも前記仮想的な隣接車線側に有るか否かを判定し、
前記障害物の隣接車線側の端部が前記仮想的な隣接車線側に有ると判定された場合、前記障害物の隣接車線側の端部を基準に前記停車位置を決定し、
前記障害物の隣接車線側の端部が前記仮想的な隣接車線側に無いと判定された場合、前記仮想的な車線境界線を基準に前記停車位置を決定する
ことを特徴とする請求項6に記載の運転支援方法。 - 前記仮想的な車線境界線を基準にして前記停車位置を決定する場合、前記車線境界線が有る道路において前記車線境界線を基準にして前記停車位置を決定する場合よりも、前記停車位置の横位置を前記仮想的な隣接車線から離れる方向にオフセットすることを特徴とする請求項7に記載の運転支援方法。
- 前記停車位置は、前記隣接車線である対向車線を対向車両が接近し、前記自車両が前記対向車両とすれ違う場合に前記自車両が減速して通過する位置として用いることを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の運転支援方法。
- 前記障害物の隣接車線側の端部を基準に前記停車位置を決定する場合、前記境界を基準に前記停車位置を決定する場合よりも、前記停車位置の縦位置を前記障害物から離して設定することを特徴とする請求項1~9のいずれか1項に記載の運転支援方法。
- 前記障害物が前記自車線上に複数存在する場合、前記複数の障害物のうちの前記障害物の隣接車線側の端部が最も前記隣接車線側に有る前記障害物の隣接車線側の端部が、前記境界よりも前記隣接車線側に有るか否かを判定することを特徴とする請求項1~10のいずれか1項に記載の運転支援方法。
- 自車両が走行する自車線上において前記自車両の前方の障害物を検出するセンサと、
前記自車両が前記障害物を追い越すために前記自車線に隣接する隣接車線に進入する際に、前記自車線の幅方向における前記障害物の前記隣接車線側の端部が、前記自車線と前記隣接車線との境界よりも前記隣接車線側に有るか否かを判定し、前記端部が前記隣接車線側に有ると判定された場合、前記端部を基準に前記障害物の手前における前記自車両の停車位置を決定し、前記端部が前記隣接車線側に無いと判定された場合、前記境界を基準に前記停車位置を決定するコントローラ
とを備えることを特徴とする運転支援装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018116464A JP7038610B2 (ja) | 2018-06-19 | 2018-06-19 | 運転支援方法及び運転支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family
ID=69096787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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