JP2023147826A - 車両の外界検知機器保持装置 - Google Patents

車両の外界検知機器保持装置 Download PDF

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孝方 越膳
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Abstract

Figure 2023147826000001
【課題】車体側の加工を必要とせずに外界検知センサを車両に保持することができる車両の外界検知機器保持装置を提供する。
【解決手段】カメラクレードル20は、車両後方カメラCAを車両に保持するための装置であって、下方側に第一設置面を有する底面部21と、底面部21の上方側に配置された昇降機構41と、昇降機構41を介して底面部21に対して上下方向で接近離反可能に設けられた上面部31と、を備え、上面部31は、上方側に第二設置面を有するとともに、第二設置面よりも上方側に突出する突出部35を有し、底面部21には、車両後方カメラCAを保持するためのカメラ保持部51が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の外界検知機器保持装置に関する。
従来、自動二輪車のドライブレコーダ用のリアカメラを車体後部に搭載するものがある(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3222264号公報
上記従来技術のようなリアカメラを車両に取り付ける場合、カメラの画角内に車体部品が入らないように取り付けたい。しかし、車体後部にある既存のボルト等を使った場合、好適な場所にリアカメラを取り付けることが難しく、カメラの画角内に車体部品が入ってしまったり死角が生じたりすることがあった。このため、車体部品に追加の締結孔をあけてボルトナットでカメラをねじ止めしたり、両面テープ等でカメラを取り付けたりすることがある。しかし、この場合は車体部品を傷つけたりカメラが振動で落ちてしまったりすることがあった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、車体側の加工を必要とせずに外界検知センサを車両に保持することができる車両の外界検知機器保持装置を提供する。
上記課題の解決手段として、本発明は、外界検知センサ(例えば実施形態の車両後方カメラCA)を車両に保持するための外界検知機器保持装置(例えば実施形態のカメラクレードル20)であって、第一方向の一方側に第一設置面(例えば実施形態の第一設置面22a)を有する底面部(例えば実施形態の底面部21)と、前記底面部における前記第一方向の他方側に配置された昇降機構(例えば実施形態の昇降機構41)と、前記昇降機構を介して前記底面部に対して接近離反可能に設けられた上面部(例えば実施形態の上面部31)と、を備え、前記上面部は、前記第一方向の他方側に第二設置面(例えば実施形態の第二設置面32a)を有するとともに、前記第二設置面よりも前記第一方向の他方側に突出する突出部(例えば実施形態の突出部35)を有し、前記底面部および前記上面部の少なくとも一方には、前記外界検知センサを保持するためのセンサ保持部(例えば実施形態のカメラ保持部51)が設けられていることを特徴とする車両の外界検知機器保持装置を提供する。
この構成によれば、まず、車体外装における互いに間隔を空けて配置された二部品間に、底面部および上面部を互いに接近させて第一方向の幅を狭めた保持装置可動部を配置する。この状態で、昇降機構の作動により底面部および上面部を互いに離反させて、保持装置可動部の第一方向の幅を広げる。これにより、第一設置面および第二設置面で車体外装の二部品をそれぞれ押圧し、その反力で保持装置可動部ひいては外界検知機器保持装置が車体外装に支持され固定される。保持装置可動部における第一方向と交差する第二方向の移動は、上面部の突出部が車体外装の二部品の一方に当接することで規制可能である。これにより、車体側の加工を必要とせず、外界検知機器保持装置ひいては外界検知センサを車両に保持することができる。
上記外界検知機器保持装置において、前記センサ保持部は、前記底面部に設けられていてもよい。
この構成によれば、車両に対する位置決め用の突出部を有する上面部に外界検知センサを保持する場合と比べて、突出部およびセンサ保持部を上面部および底面部に振り分けて配置することができ、突出部およびセンサ保持部の設計自由度を高めることができる。
上記外界検知機器保持装置において、前記外界検知センサは、車両後部に配置されて車両後方を検知するものであり、当該外界検知機器保持装置は、前記第一方向を車両上下方向に向けて配置され、前記突出部は、車両前後方向を向く第二方向で、当該外界検知機器保持装置の中央位置よりも一方側に配置され、前記センサ保持部は、前記第二方向で、前記中央位置よりも他方側に配置されていてもよい。
この構成によれば、突出部およびセンサ保持部を第二方向(ひいては車両前後方向)の両側に振り分けて配置することで、突出部およびセンサ保持部を互いに干渉しないように効率よく配置することができる。また、車両後方を検知する外界検知センサは、可能な限り第二方向の外側(車両後方側)に配置しながら、外界検知機器保持装置の車両後方側への移動(脱落)は、突出部によって確実に規制することができる。
上記外界検知機器保持装置において、前記上面部の前記第二方向の一方側には、前記突出部よりも前記第二方向の一方側に延びる延長部(例えば実施形態の延長部36)を備え、前記延長部は、前記底面部の前記第二方向の一方側の端部よりも前記第二方向の一方側に配置されていてもよい。
この構成によれば、上面部の第二方向の一方側の延長部が、突出部および底面部よりも第二方向の一方側に配置されることで、外界検知機器保持装置を車両に着脱する際、上面部の延長部を把持して外界検知機器保持装置の着脱作業を行うことが可能となり、外界検知機器保持装置の着脱作業性を向上させることができる。
上記外界検知機器保持装置において、前記突出部は、前記第二方向の他方側の形状が、前記第一方向から見て前記第二方向の他方側に凸の弧形状に形成されていてもよい。
この構成によれば、突出部の第二方向の他方側(車両後方側)の形状が第二方向の他方側(車両後方側)に凸の弧形状に形成されることで、突出部を第二方向の一方側(車両前方側)から車体外装に当接させる際、突出部が車体外装に安定して当接しやすくなる。これにより、外界検知機器保持装置の車両後方側への移動(脱落)をより確実に規制することができる。
上記外界検知機器保持装置において、前記上面部は、前記第二方向で前記突出部と前記センサ保持部との間に位置する部位に、車両左右方向を向く第三方向で両側に膨出する膨出部(例えば実施形態の上面側膨出部33)を有していてもよい。
この構成によれば、上面部の第三方向両側に膨出部を備えることで、外界検知機器保持装置を車両に着脱する際、上面部の第三方向両側(左右両側)の膨出部を把持して作業を行うことが可能となる。これにより、外界検知機器保持装置の着脱作業性を向上させることができる。
上記外界検知機器保持装置において、前記底面部は、前記第一方向から見て前記膨出部と重なる部位に、前記第三方向で両側に膨出する第二膨出部(例えば実施形態の底面側膨出部23)を有し、前記第一方向で前記膨出部および前記第二膨出部の間に、前記昇降機構が配置されていてもよい。
この構成によれば、左右一対の膨出部と左右一対の第二膨出部との間に昇降機構を配置することで、昇降機構の左右幅を確保しやすく、外界検知機器保持装置の左右の傾きを抑えて車体への取り付け性能(保持力)を向上させることができる。昇降機構の前後位置(膨出部および第二膨出部の前後位置)では外界検知機器保持装置の左右幅が狭まるので、外界検知機器保持装置を全体的にスリム化することができる。
上記外界検知機器保持装置において、前記上面部の前記第二設置面、及び前記突出部の前記第二方向の他方側の立面には、上面側緩衝材(例えば実施形態の上面側緩衝材34)が設けられていてもよい。
この構成によれば、上面部の第二設置面及び突出部の第二方向の他方側の立面(何れも車体外装との接触面)に上面側緩衝材を設けることで、車体外装の外面の凹凸を吸収して外界検知機器保持装置を安定して支持して固定することができ、かつ外界検知センサへの振動の伝達を抑えることができる。
上記外界検知機器保持装置において、前記底面部の前記第一設置面には、底面側緩衝材(例えば実施形態の底面側緩衝材24)が設けられていてもよい。
この構成によれば、底面部の第一設置面(車体外装との接触面)に底面側緩衝材を設けることで、車体外装の外面の凹凸を吸収して外界検知機器保持装置を安定して支持して固定することができ、かつ外界検知センサへの振動の伝達を抑えることができる。
上記外界検知機器保持装置において、前記昇降機構は、前記第一方向から見て、前記上面部の外形状の内側に収まるように配置されていてもよい。
この構成によれば、昇降機構を上面部と重なる範囲内に収めることで、昇降機構が周囲の人、物(例えば車両の乗員の身体、ウェア、バッグ等)に接触し難くなり、外界検知機器保持装置を安定して支持して固定することができる。
本発明によれば、車体側の加工を必要とせずに外界検知センサを車両に保持することができる車両の外界検知機器保持装置を提供することができる。
本発明の実施形態における自動二輪車の右側面図である。 上記自動二輪車の要部の右側面図である。 上記自動二輪車の要部の上面図である。 上記自動二輪車の要部に取り付けられるカメラクレードルの右側面図である。 上記カメラクレードルの上面図である。 上記カメラクレードルの後面図である。 図5のVII-VII断面図である。 図5のVIII-VIII断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。また以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UP、が示されている。
<車両全体>
図1に示すように、実施形態の自動二輪車(鞍乗り型車両)1は、バーハンドル2で操舵される前輪3と、内燃機関等を含むパワーユニット4と、パワーユニット4で駆動される後輪5と、を備えている。自動二輪車1は、運転者が車体を跨いで乗車する鞍乗り型車両の一例である。自動二輪車1は、前後輪3,5の接地点を基準に車体を左右方向(ロール方向)に揺動(バンク)可能である。
自動二輪車1の車体は、車体カバー6で覆われている。車体カバー6は、車体前部を覆うフロントボディカバー7と、車体後部を覆うリヤボディカバー8と、を備えている。リヤボディカバー8の上方には、乗員着座用のシート14が支持されている。シート14は、運転者が座る前着座部と後部同乗者が座る後着座部とを一体に備えている。
リヤボディカバー8の内側には、シート14を支持するシートフレーム(不図示)が配置されている。シートフレームの後部には、シート14の後方に配置されたグラブレール16が支持されている。グラブレール16は、後部同乗者が身体を支えるために把持したり、車両から降りた使用者が車体を支えるために把持したりする。
図2,図3を併せて参照し、グラブレール16は、前記シートフレームに固定される左右脚部17と、左右脚部17の上端間を連結する架設部18と、を一体に備えている。シート14の後方には、リヤボディカバー8におけるグラブレール16周辺を覆うテールカウル11が配置されている。グラブレール16の架設部18は、テールカウル11のカウル上面部12から上方に離隔して配置されている。
<カメラクレードル>
図2、図3に示すように、上下方向に間隔を空けて配置されたテールカウル11のカウル上面部12とグラブレール16の架設部18との間には、車両後方カメラ(外界検知センサ)CAを車載するためのカメラクレードル(外界検知機器保持装置)20が配置されている。以下、カメラクレードル20が車両に取り付けられた状態に基づき、カメラクレードル20の各構成について説明する。
カメラクレードル20は、テールカウル11のカウル上面部12に上方から当接する底面部21と、グラブレール16の架設部18に下方から当接する上面部31と、底面部21および上面部31を互いに接近離反させる昇降機構41と、車両後方カメラCAを保持するカメラ保持部51と、を備えている。車両後方カメラCAは、例えばCCD、CMOS等の固体撮像素子を利用したデジタルカメラであり、ドライブレコーダ等に利用される。
図4、図5を併せて参照し、底面部21、上面部31および昇降機構41は、カメラクレードル20を車両に支持して固定するためのクレードル可動部(保持装置可動部)20Aを構成している。クレードル可動部20Aは、テールカウル11のカウル上面部12とグラブレール16の架設部18との間に配置されている。カメラ保持部51は、クレードル可動部20Aの後方(グラブレール16よりも後方)に配置され、車両後方カメラCAへのグラブレール16等の映り込みを抑えている。
実施形態のカメラ保持部51は、底面部21に一体的に設けられているが、上面部31に一体的に設けられてもよい。カメラ保持部51は、底面部21および上面部31の両方に跨って設けられてもよい。この場合、カメラ保持部51は、例えば底面部21および上面部31の少なくとも一方とリンク部材、スライド部材等の可動部材を介して連結される。
実施形態のカメラ保持部51は、後述するベース部52が底面部21に一体形成されているが、この構成に限らない。カメラ保持部51のベース部52は、底面部21等のクレードル可動部20Aの構成と別体をなし、クレードル可動部20Aの構成と締結等で固定される構成でもよい。
実施形態のカメラクレードル20は、底面部21および上面部31の接近離反方向(第一方向、図中矢印Zで示す)を車両上下方向に向けて配置(車載)されている。カメラクレードル20は、車両上下方向から見た平面視の長さ方向(第二方向、図中矢印Yで示す)を車両前後方向に向けて配置(車載)されている。カメラクレードル20は、前記平面視で長さ方向と直交する幅方向(第三方向、図中矢印Xで示す)を車両左右方向に向けて配置(車載)されている。
以下、車両の上下、前後、左右等の向きを利用してカメラクレードル20の構成を説明する。図中線CLは、カメラクレードル20の左右中央を示している。カメラクレードル20の各構成は、線CLに関して左右対称に設けられている。
図4~図7を参照し、底面部21は、略水平に配置された平板状の底面部本体22を備えている。底面部本体22は、平面視で前後方向に長い矩形状をなしている。底面部本体22は、例えばアルミニウム合金等の軽金属あるいはABS樹脂等の合成樹脂により形成されている。底面部本体22の前後中央位置c1(図4参照)よりも前方寄りの部位の左右両側には、左右方向外側へ張り出す左右一対の底面側膨出部23が一体形成されている。左右一対の底面側膨出部23の間の部位には、後述する複数のネジ機構42,43の内の後側の左右一対が配置されている。底面部本体22における左右一対の底面側膨出部23よりも前方の部位には、後述する複数のネジ機構42,43の内の前側の一つが配置されている。底面部本体22における左右一対の底面側膨出部23よりも後方の部位には、車両後方カメラCAを保持するカメラ保持部51が配置されている。左右一対の底面側膨出部23は、カメラ保持部51よりも前方に配置され、かつ後述する上面部31の突出部35よりも後方に配置されている。
図2を併せて参照し、底面部本体22の略水平な下面22aは、テールカウル11のカウル上面部12の上面12aを、底面側緩衝材24を介して押圧する。底面側緩衝材24は、例えばニトリルゴムスポンジ等で平板状に形成され、底面部本体22の下面22aに接着剤等で貼りつけられる。底面部本体22の下面22aは、カメラクレードル20を車両に支持して固定するための第一設置面22aを構成している。底面部本体22は、テールカウル11のカウル上面部12を押圧する反力により、テールカウル11に下方から支持される。底面部本体22は、底面側緩衝材24の滑り止め効果により、テールカウル11に対する水平方向の移動が規制される。底面側緩衝材24は、車種等に応じて複数の厚さが用意され、カメラクレードル20の設置場所に応じて適宜選択可能である。
図4~図7を参照し、上面部31は、略水平に配置された平板状の上面部本体32と、上面部本体32から上方に突出する突出部35と、を備えている。上面部本体32は、底面部本体22と略平行をなし、上下方向(厚さ方向)で底面部本体22の前半部分と対向して配置されている。上面部本体32および底面部本体22は、上下方向を対向方向とし、かつ上下方向を相対的な接近離反方向(換言すれば昇降方向)としている。上面部本体32は、平面視で前後方向に長い矩形状をなし、平面視で底面部本体22の前半部分と重なるように配置されている。上面部本体32は、例えばアルミニウム合金等の軽金属あるいはABS樹脂等の合成樹脂により形成されている。
突出部35は、上面部本体32の略水平な上面32aよりも上方に突出している。例えば、突出部35は、上面部本体32に対して、左右一対の固定ボルトb1を用いて着脱可能に固定されている。突出部35は、グラブレール16の架設部18を超える高さに形成されている。突出部35の高さは、例えば10cm未満程度に抑えられている。突出部35が突出し過ぎる場合、乗員の身体または種々の物品等が接触して外乱を受けやすいからである。突出部35は、上面部本体32の前後中央位置c2(図4参照)よりも前方寄りに配置されている。突出部35の平面視において、突出部35の後面(立面)35aは、後方側に凸の円弧状に形成されている。突出部35の後面35aは、グラブレール16の架設部18の前端縁に前方側から当接する(詳細には、上面側緩衝材34の起立部34aを介して当接する)。これにより、上面部31ひいてはカメラクレードル20の後方側への移動が規制される。突出部35は、例えばアルミニウム合金等の軽金属あるいはABS樹脂等の合成樹脂により形成されている。
図4,図5を参照し、突出部35は、カメラクレードル20の前後中央位置c3よりも前方寄りに配置され、カメラ保持部51は、カメラクレードル20の前後中央位置c3よりも後方寄りに配置されている。突出部35およびカメラ保持部51は、何れもカメラクレードル20の上方に大きく突出する構成であるが、実施形態のカメラクレードル20では、突出部35およびカメラ保持部51が前後に振り分けて効率よく配置されている。
上面部本体32の前端部は、突出部35よりも前方側に配置されている。突出部35の前面35bは、略垂直な平面状に形成されており、上面部本体32の前端側は、突出部35の前面35bよりも前方側に延びる延長部36を構成している。底面部本体22の前端部は、突出部35と重なる前後方向位置で終端している。延長部36は、底面部本体22の前端部よりも前方側に延びている。延長部36は、カメラクレードル20を車両に着脱する際の取っ手として使用可能である。突出部35は、図に示す第一位置から、延長部36上に位置するように前方に変位した第二位置まで移動可能である。延長部36には、突出部35を固定する左右一対の固定ボルトb1を締め込むための左右一対のネジ孔36aが形成されている。
上面部本体32の後部の左右両側には、左右方向外側へ張り出す左右一対の上面側膨出部33が一体形成されている。左右一対の上面側膨出部33は、左右一対の底面側膨出部23と平面視で重なるように設けられている。左右一対の上面側膨出部33の間の部位には、複数のネジ機構42,43の内の後側の左右一対が配置されている。上面部本体32における左右一対の上面側膨出部33よりも前方の部位には、複数のネジ機構42,43の内の前側の一つが配置されている。左右一対の上面側膨出部33は、底面部21のカメラ保持部51よりも前方に配置され、かつ突出部35よりも後方に配置されている。
図2を併せて参照し、上面部本体32の略水平な上面32aは、グラブレール16の架設部18の下面18aを、上面側緩衝材34を介して押圧する。上面側緩衝材34は、例えばニトリルゴムスポンジ等で平板状に形成され、上面部本体32の上面32aに接着剤等で貼りつけられる。上面部本体32の上面32aは、カメラクレードル20を車両に支持して固定するための第二設置面32aを構成している。上面部本体32は、グラブレール16の架設部18を押圧する反力により、架設部18に上方から支持される。上面部本体32は、上面側緩衝材34の滑り止め効果により、グラブレール16に対する水平方向の移動が規制される。上面側緩衝材34は、車種等に応じて複数の厚さが容易され、カメラクレードル20の設置場所に応じて選択可能である。
上面側緩衝材34は、突出部35の後面35aに沿って立ち上がる起立部34aを有している。突出部35の後面35aは、上面側緩衝材34の起立部34aを介して、グラブレール16の架設部18の前端縁に当接する。これにより、突出部35とグラブレール16との間の緩衝がなされ、騒音および振動の発生さらにはグラブレール16の傷つきが抑止される。
車両後方カメラCAは、直方体状の外観をなしている。車両後方カメラCAは、底面部21のカメラ保持部51におけるカメラマウント53に保持されている。
カメラ保持部51は、底面部本体22の後部を後方に延長するように一体形成されたベース部52と、ベース部52上に固定されたカメラマウント53と、を備えている。カメラマウント53は、ベース部52の上方に起立する左右一対のマウントアーム53aを備えている。左右一対のマウントアーム53aの間には、車両後方カメラCAが配置されている。カメラマウント53は、例えば鋼板の曲げ加工により形成されている。
車両後方カメラCAは、左右一対のマウントアーム53aに対して、左右方向に沿う揺動軸54を介して上下揺動可能に支持されている。例えば、揺動軸54は、左右一対のマウントアーム53aに対して車両後方カメラCAを固定する固定ボルトでもある。カメラマウント53は、ベース部52に対して、上下方向に沿う回転軸55を介して水平回転可能に支持されている。回転軸55は、ベース部52に対してカメラマウント53を固定する固定ボルトでもある。車両後方カメラCAの向き(光軸方向)は、揺動軸54回りの揺動により上下の傾きを調整可能であり、かつ回転軸55回りの回転により水平方向の向きを調整可能である。カメラの向きは、揺動軸54および回転軸55に相当する固定ボルトを締め込むことで、調整後の状態で固定可能であり、車両運転時の振動等によってカメラの向き(光軸方向)が変化することを抑止している。
図4~図7を参照し、昇降機構41は、例えば平面視で三角形状に配置された複数(三つ)のネジ機構42,43を備えている。複数のネジ機構42,43は、例えば、相対的に後側に配置された左右一対の後側ネジ機構43と、相対的に前側に配置された単一の前側ネジ機構42と、を備えている。
以下、前側ネジ機構42の構成を説明するが、左右一対の後側ネジ機構43もそれぞれ前側ネジ機構42と同一構成を有するものとする。
前側ネジ機構42は、底面部本体22および上面部本体32の厚さ方向(上下方向)に軸方向を沿わせて配置されるアジャストスクリュー44と、底面部本体22の上面に一体的に設けられるナット部46と、上面部本体32の下面に一体的に設けられる軸挿入部48と、を備えている。ナット部46は、上方に開口する有底のナット孔46aを有している。軸挿入部48は、下方に開口する有底かつ断面円形の軸挿入孔48aを形成している。
実施形態のナット部46は、例えば底面部本体22に一体形成されているが、この構成に限らない。ナット部46は、底面部本体22と別体をなし、底面部本体22に溶接、インサート等で固定される構成でもよい。
同様に、実施形態の軸挿入部48は、例えば上面部本体32に一体形成されているが、この構成に限らない。軸挿入部48は、上面部本体32と別体をなし、上面部本体32に溶接、インサート等で固定される構成でもよい。
アジャストスクリュー44は、下部がネジ軸44aとされ、このネジ軸44aがナット部46に螺着されている。アジャストスクリュー44は、上部が円柱状の軸(円柱軸44b)とされ、この円柱軸44bが軸挿入部48に挿入されている。アジャストスクリュー44の上下中間部には、ネジ軸44aおよび円柱軸44bと同軸でかつネジ軸44aおよび円柱軸44bよりも大径の円盤状の回転操作部44cが備えられている。回転操作部44cは、使用者が外周側から手指で把持して回転させることで、アジャストスクリュー44を回転操作可能である。これにより、ネジ軸44aがナット部46に対して上下方向で進退し、アジャストスクリュー44を底面部21に対して昇降させる。このとき、円柱軸44bは、軸挿入部48内で空転しながら軸挿入部48ひいては上面部31を昇降させる。アジャストスクリュー44は、車種等に応じて複数の長さが用意され、カメラクレードル20の設置場所に応じて適宜選択可能である。アジャストスクリュー44は、金属製の一体部品である。
円柱軸44bと円柱軸44bとの間の隙間を大きく確保する等により、円柱軸44bと軸挿入部48とが互いに軸方向を交差させるように相対的に傾斜可能としてもよい。この場合、複数のネジ機構の間でアジャストスクリュー44の昇降高さを異ならせることで、底面部21に対して上面部31を傾斜させることが可能である。このとき、円柱軸44bの先端面を凸状の球面とし、軸挿入部48の底面を凹状の球面とすることで、よりスムーズに上面部31を傾斜させることが可能である。
回転操作部44cは、使用者が指先で把持して回転操作可能としているが、この構成に限らない。例えば、回転操作部44cは、スパナ等の工具を用いて回転操作可能とすることで、グラブレール16およびテールカウル11をより強く押圧し、カメラクレードル20をしっかり固定することが可能である。また、悪意の第三者が回転操作部44cを操作すること(すなわち悪戯、盗難等)を抑止することができる。また、アジャストスクリュー44を上下逆に配置し、底面部本体22に軸挿入部48を設けるとともに上面部本体32にナット部46を設ける構成としてもよい。
複数のネジ機構(特に複数のアジャストスクリュー44)は、平面視で上面部本体32の外形状の内側に収まるように配置されている。これにより、カメラクレードル20を車両に取り付けた状態で、アジャストスクリュー44に対する乗員の身体または種々の物品等の接触が抑えられ、カメラクレードル20の固定への影響が抑制される。
実施形態では、左右一対の底面側膨出部23の間、および左右一対の上面側膨出部33の間に、左右一対の後側ネジ機構43が配置されている。左右一対の後側ネジ機構43は、左右方向のピッチを確保するために、底面部本体22の底面側膨出部23を除く一般部の左右側縁、および上面部本体32の上面側膨出部33を除く一般部の左右側縁の各々よりも左右外側に張り出している。この構成に対し、底面部本体22に左右一対の底面側膨出部23を設けるとともに、上面部本体32に左右一対の上面側膨出部33を設けることで、左右一対の後側ネジ機構43が平面視で底面部本体22および上面部本体32の外形状の内側(ひいてはカメラクレードル20の外形状の内側)に収まりやすくなっている。左右一対の後側ネジ機構43の左右方向のピッチを確保することで、カメラクレードル20の左右の傾きを抑えやすくなる。左右一対の後側ネジ機構43よりも前方および後方の位置(底面側膨出部23および上面側膨出部33よりも前方および後方の位置)では、カメラクレードル20の左右幅が狭まるので、カメラクレードル20が全体的にスリムになる。
実施形態では、単一の前側ネジ機構42は、左右一対の後側ネジ機構43に対して前後方向のピッチを確保するために、突出部35の前面35bよりも外側(前方側)に張り出している。この構成に対し、上面部本体32に前方への延長部36を設けることで、前側ネジ機構42が平面視で上面部本体32の外形上の内側に収まりやすくなっている。
以上説明したように、上記実施形態におけるカメラクレードル20は、車両後方カメラCAを車両に保持するための装置であって、下方側に第一設置面22aを有する底面部21と、底面部21の上方側に配置された昇降機構41と、昇降機構41を介して底面部21に対して上下方向で接近離反可能に設けられた上面部31と、を備え、上面部31は、上方側に第二設置面32aを有するとともに、第二設置面32aよりも上方側に突出する突出部35を有し、底面部21には、車両後方カメラCAを保持するためのカメラ保持部51が設けられている。
この構成によれば、まず、車体外装における互いに間隔を空けて配置された二部品間に、底面部21および上面部31を互いに接近させて上下方向の幅を狭めたクレードル可動部20Aを配置する。この状態で、昇降機構41の作動により底面部21および上面部31を互いに離反させて、クレードル可動部20Aの上下方向の幅を広げる。これにより、第一設置面22aおよび第二設置面32aで車体外装の二部品をそれぞれ押圧し、その反力でクレードル可動部20Aひいてはカメラクレードル20が車体外装に支持され固定される。クレードル可動部20Aにおける前後方向の移動(特に後方側への移動)は、上面部31の突出部35が車体外装の二部品の一方(グラブレール16)に当接することで規制可能である。これにより、車体側の加工を必要とせず、カメラクレードル20ひいては車両後方カメラCAを車両に保持することができる。
上記実施形態におけるカメラクレードル20において、カメラ保持部51は、底面部21に設けられている。
この構成によれば、車両に対する位置決め用の突出部35を有する上面部31に車両後方カメラCAを保持する場合と比べて、突出部35およびカメラ保持部51を上面部31および底面部21に振り分けて配置することができ、突出部35およびカメラ保持部51の設計自由度を高めることができる。
上記実施形態におけるカメラクレードル20において、突出部35は、カメラクレードル20の前後中央位置c3よりも前方側に配置され、カメラ保持部51は、前後中央位置c3よりも後方側に配置されている。
この構成によれば、突出部35およびカメラ保持部51を前後方向の両側に振り分けて配置することで、突出部35およびカメラ保持部51を互いに干渉しないように効率よく配置することができる。また、車両後方を検知する車両後方カメラCAは、可能な限り前後方向の外側(車両後方側)に配置しながら、カメラクレードル20の車両後方側への移動(脱落)は、突出部35によって確実に規制することができる。
上記実施形態におけるカメラクレードル20において、上面部31の前方側には、突出部35よりも前方側に延びる延長部36を備え、延長部36は、底面部21の前端部よりも前方側に配置されている。
この構成によれば、上面部31の前方側の延長部36が、突出部35および底面部21よりも前方側に配置されることで、カメラクレードル20を車両に着脱する際、上面部31の延長部36を把持してカメラクレードル20の着脱作業を行うことが可能となり、外界検知機器保持装置の着脱作業性を向上させることができる。
上記実施形態におけるカメラクレードル20において、突出部35は、後方側の形状(後面35a)が、上下方向から見て後方側に凸の弧形状に形成されている。
この構成によれば、突出部35の後方側の形状が、後方側に凸の弧形状に形成されることで、突出部35を前方側から車体外装に当接させる際、突出部35が車体外装に安定して当接しやすくなる。これにより、カメラクレードル20の車両後方側への移動(脱落)をより確実に規制することができる。
上記実施形態におけるカメラクレードル20において、上面部31は、前後方向で突出部35とカメラ保持部51との間に位置する部位に、左右方向で両側に膨出する上面側膨出部33を有している。
この構成によれば、上面部31の左右方向両側に上面側膨出部33を備えることで、カメラクレードル20を車両に着脱する際、上面部31の左右方向両側の上面側膨出部33を把持して作業を行うことが可能となる。これにより、カメラクレードル20の着脱作業性を向上させることができる。
上記実施形態におけるカメラクレードル20において、底面部21は、平面視で上面側膨出部33と重なる部位に、左右方向で両側に膨出する底面側膨出部23を有し、上下方向で上面側膨出部33および底面側膨出部23の間に、昇降機構41が配置されている。
この構成によれば、左右一対の上面側膨出部33と左右一対の底面側膨出部23との間に昇降機構41を配置することで、昇降機構41の左右幅を確保しやすく、カメラクレードル20の左右の傾きを抑えて車体への取り付け性能(保持力)を向上させることができる。昇降機構41の前後位置(底面側膨出部23および上面側膨出部33の前後位置)ではカメラクレードル20の左右幅が狭まるので、カメラクレードル20を全体的にスリム化することができる。
上記実施形態におけるカメラクレードル20において、上面部31の第二設置面32a、及び突出部35の後方側の立面(後面35a)には、上面側緩衝材34が設けられている。
この構成によれば、上面部31の第二設置面32a及び突出部35の後方側の立面(何れも車体外装との接触面)に上面側緩衝材34を設けることで、車体外装の外面の凹凸を吸収してカメラクレードル20を安定して支持して固定することができ、かつ車両後方カメラCAへの振動の伝達を抑えることができる。
上記実施形態におけるカメラクレードル20において、底面部21の第一設置面22aには、底面側緩衝材24が設けられている。
この構成によれば、底面部21の第一設置面22a(車体外装との接触面)に底面側緩衝材24を設けることで、車体外装の外面の凹凸を吸収してカメラクレードル20を安定して支持して固定することができ、かつ車両後方カメラCAへの振動の伝達を抑えることができる。
上記実施形態におけるカメラクレードル20において、昇降機構41は、上下方向から見て、上面部31の外形状の内側に収まるように配置されている。
この構成によれば、昇降機構41を上面部31と重なる範囲内に収めることで、昇降機構41が周囲の人、物(例えば車両の乗員の身体、ウェア、バッグ等)に接触し難くなり、カメラクレードル20を安定して支持して固定することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、カメラクレードル20の配置は上記した実施形態の配置に限らない。例えば、カメラクレードル20は、底面部21および上面部31を略垂直に配置し、これらの接近離反方向(第一方向)を車両左右方向に向けて配置(車載)される構成でもよい。また、車両後方カメラCAに代わり、車両前方を撮影するカメラを保持する構成でもよい。カメラは、可視光のみならず、赤外線等の不可視光を撮影するものでもよい。カメラは外界検知センサの一例であり、光学センサのみならず赤外線またはミリ波等のマイクロ波を用いたレーダー等の電磁センサであってもよい。昇降機構41は、ネジ機構42,43によって上面部31を昇降させる構成に限らず、リンク部材、スライド部材等の可動部材を介して上面部31を昇降させる構成であってもよい。上面部31が上下方向(第一方向、鉛直方向)に沿って昇降する構成に限らず、上下方向に対して斜めに昇降したり円弧状に昇降したりする構成であってもよい。
本実施形態の外界検知機器保持装置は、自動二輪車以外の鞍乗り型車両に適用してもよい。鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)又は四輪(四輪バギー等)の車両も含まれる。また、原動機に電気モータを含む車両(アシスト自転車も含む)に適用してもよい。さらに、鞍乗り型車両以外の車両(乗用車、バス、トラック等)に適用してもよい。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
12 テールカウル(車体外装)
16 グラブレール(車体外装)
20 カメラクレードル(外界検知機器保持装置)
c3 前後中央位置(中央位置)
21 底面部
22a 第一設置面
23 底面側膨出部(第二膨出部)
24 底面側緩衝材
31 上面部
32a 第二設置面
33 上面側膨出部(膨出部)
34 上面側緩衝材
35 突出部
35a 後面(立面)
36 延長部
41 昇降機構
51 カメラ保持部(センサ保持部)
CA 車両後方カメラ(外界検知センサ)

Claims (10)

  1. 外界検知センサを車両に保持するための外界検知機器保持装置であって、
    第一方向の一方側に第一設置面を有する底面部と、
    前記底面部における前記第一方向の他方側に配置された昇降機構と、
    前記昇降機構を介して前記底面部に対して接近離反可能に設けられた上面部と、を備え、
    前記上面部は、前記第一方向の他方側に第二設置面を有するとともに、前記第二設置面よりも前記第一方向の他方側に突出する突出部を有し、
    前記底面部および前記上面部の少なくとも一方には、前記外界検知センサを保持するためのセンサ保持部が設けられていることを特徴とする車両の外界検知機器保持装置。
  2. 前記センサ保持部は、前記底面部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両の外界検知機器保持装置。
  3. 前記外界検知センサは、車両後部に配置されて車両後方を検知するものであり、
    当該外界検知機器保持装置は、前記第一方向を車両上下方向に向けて配置され、
    前記突出部は、車両前後方向を向く第二方向で、当該外界検知機器保持装置の中央位置よりも一方側に配置され、
    前記センサ保持部は、前記第二方向で、前記中央位置よりも他方側に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の外界検知機器保持装置。
  4. 前記上面部の前記第二方向の一方側には、前記突出部よりも前記第二方向の一方側に延びる延長部を備え、前記延長部は、前記底面部の前記第二方向の一方側の端部よりも前記第二方向の一方側に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の車両の外界検知機器保持装置。
  5. 前記突出部は、前記第二方向の他方側の形状が、前記第一方向から見て前記第二方向の他方側に凸の弧形状に形成されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の車両の外界検知機器保持装置。
  6. 前記上面部は、前記第二方向で前記突出部と前記センサ保持部との間に位置する部位に、車両左右方向を向く第三方向で両側に膨出する膨出部を有していることを特徴とする請求項3から5の何れか一項に記載の車両の外界検知機器保持装置。
  7. 前記底面部は、前記第一方向から見て前記膨出部と重なる部位に、前記第三方向で両側に膨出する第二膨出部を有し、
    前記第一方向で前記膨出部および前記第二膨出部の間に、前記昇降機構が配置されていることを特徴とする請求項6に記載の車両の外界検知機器保持装置。
  8. 前記上面部の前記第二設置面、及び前記突出部の前記第二方向の他方側の立面には、上面側緩衝材が設けられていることを特徴とする請求項3から7の何れか一項に記載の車両の外界検知機器保持装置。
  9. 前記底面部の前記第一設置面には、底面側緩衝材が設けられていることを特徴とする請求項3から8の何れか一項に記載の車両の外界検知機器保持装置。
  10. 前記昇降機構は、前記第一方向から見て、前記上面部の外形状の内側に収まるように配置されていることを特徴とする請求項3から9の何れか一項に記載の車両の外界検知機器保持装置。
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