JP2023143157A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定着部材と除去部材を同速度で回転させる場合に比べ、除去部材によるクリーニング性を向上させる。
【解決手段】外周面51aおよび内周面51bを有し、回転可能に設けられ、画像が形成された記録材のうちの画像が形成されている面に接触し、画像を記録材に定着する定着部材51と、回転可能に設けられ、定着部材51の内周面51bに接触する接触面を外周部55bに備える回転部材55と、定着部材51の外周面51aに接触配置され、回転可能に設けられ、外周面51aに付着した付着物を定着部材51に対する回転速度差を用いて除去する除去部材71と、備える定着装置14である。
【選択図】図2

Description

本発明は、定着装置及び画像形成装置に関するものである。
例えば、特許文献1には、定着ベルトモジュールの主要部が、定着ベルト、定着ベルトを張架しながら回転駆動する定着ローラ、内側から定着ベルトを張架する張架ローラ、外側から定着ベルトを張架する張架ローラ、定着ローラと張架ローラとの間で定着ベルトの姿勢を矯正する姿勢矯正ローラ、定着ベルトモジュールと加圧ローラとが圧接する領域であるニップ部内の下流側領域であって定着ローラの近傍位置に配置された剥離パッド、及び、ニップ部の下流側において定着ベルトを張架する張架ローラ(アイドラーローラ)を備え、また、張架ローラの表面をクリーニングするためのクリーニングウェブを備える構成が開示されている。
特開2008-158054号公報
ここで、定着部材の外周面に除去部材を接触させることで定着部材の付着物を除去部材に転移させる構成において、外周面の表面粗さが大きい定着部材の凹部に入り込んだ付着物を同速度で回転する除去部材で除去することは困難であり、残留の付着物が次の記録媒体に再転移するおそれがある。
本発明の目的は、定着部材と除去部材を同速度で回転させる場合に比べ、除去部材によるクリーニング性を向上させることにある。
請求項1に記載の発明は、外周面および内周面を有し、回転可能に設けられ、画像が形成された記録材のうちの当該画像が形成されている面に接触し、当該画像を当該記録材に定着する定着部材と、回転可能に設けられ、前記定着部材の前記内周面に接触する接触面を外周部に備える回転部材と、前記定着部材の前記外周面に接触配置され、回転可能に設けられ、当該外周面に付着した付着物を当該定着部材に対する回転速度差を用いて除去する除去部材と、備える定着装置である。
請求項2に記載の発明は、前記除去部材における前記定着部材に対する回転速度差は、当該除去部材を当該定着部材に対して回転速度が異なるように駆動することによるものである、ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置である。
請求項3に記載の発明は、前記駆動は、前記定着部材を駆動する駆動源とは別の駆動源により行われる、ことを特徴とする請求項2に記載の定着装置である。
請求項4に記載の発明は、前記駆動は、前記定着部材を駆動する駆動源からの伝達系にて分岐し減速した駆動力により行われる、ことを特徴とする請求項2に記載の定着装置である。
請求項5に記載の発明は、前記除去部材における前記定着部材に対する回転速度差は、当該定着部材の前記外周面側に凸である第1部分と前記内周面側に凸である第2部分とが連続する形状に当該定着部材が変形することによるものである、ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置である。
請求項6に記載の発明は、前記第2部分は、前記定着部材の前記回転部材に対する入り口部において前記除去部材による押圧に伴う変形である、ことを特徴とする請求項5に記載の定着装置である。
請求項7に記載の発明は、前記定着部材の前記回転部材に対する出口部に、前記除去部材とは別の除去部材が配置される、ことを特徴とする請求項6に記載の定着装置である。
請求項8に記載の発明は、前記入り口部の前記除去部材は金属ロールであり、前記出口部の前記別の除去部材における除去面が不織布又はフェルトである、ことを特徴とする請求項7に記載の定着装置である。
請求項9に記載の発明は、前記第2部分は、前記定着部材の前記回転部材に対する出口部において前記除去部材による押圧に伴う変形である、ことを特徴とする請求項5に記載の定着装置である。
請求項10に記載の発明は、記録材に画像を形成する画像形成部と、外周面および内周面を有し、回転可能に設けられ、前記画像形成部により画像が形成された記録材のうちの当該画像が形成されている面に接触し、当該画像を当該記録材に定着する定着部材と、回転可能に設けられ、前記定着部材の前記内周面に接触する接触面を外周部に備える回転部材と、前記定着部材の前記外周面に接触配置され、回転可能に設けられ、当該外周面に付着した付着物を当該定着部材に対する回転速度差を用いて除去する除去部材と、を備える画像形成装置である。
請求項1によれば、定着部材と除去部材を同速度で回転させる場合に比べ、除去部材によるクリーニング性を向上させることができる。
請求項2によれば、回転速度差が除去部材を定着部材に対して回転速度が異なるように駆動することによるものでない場合に比べ、回転速度差を変更することができる。
請求項3によれば、駆動が定着部材を駆動する駆動源とは別の駆動源により行われるものでない場合に比べ、回転速度差を制御することができる。
請求項4によれば、駆動が定着部材を駆動する駆動源からの伝達系にて分岐し減速した駆動力により行われるものでない場合に比べ、駆動源の数を抑制することができる。
請求項5によれば、回転速度差が定着部材の外周面側に凸である第1部分と内周面側に凸である第2部分とが連続する形状に定着部材が変形することによるものでない場合に比べ、クリーニング性を向上させることができる。
請求項6によれば、第2部分が定着部材の入り口部において除去部材による押圧に伴う変形ではない場合に比べ、クリーニング性を向上させることができる。
請求項7によれば、クリーニング性を向上させることができる。
請求項8によれば、入り口部の除去部材が金属ロールであり出口部の別の除去部材における除去面が不織布又はフェルトであるという構成を採用しない場合に比べ、クリーニング性を向上させることができる。
請求項9によれば、第2部分が定着部材の出口部において除去部材による押圧に伴う変形ではない場合に比べ、クリーニング性を向上させることができる。
請求項10によれば、定着部材と除去部材を同速度で回転させる場合に比べ、除去部材によるクリーニング性を向上させることができる。
本実施の形態に係る画像形成装置を示した図である。 第1の実施の形態に係る定着器の構成を説明する図である。 単純接触とS字接触における周回方向のひずみを示すグラフであり、縦軸は、定着ベルトのひずみ(%)、横軸は矢印C方向の位置(mm)を示す。 上流側クリーニングロールと定着ベルトとの相対的な移動について説明する図である。 単純接触とS字接触において上流側クリーニングロールによりクリーニングされる前と後の定着ベルトのワックス量を示すグラフであり、縦軸がワックス面積率(%)、横軸は、単純接触とS字接触の各々について上流側クリーニングロール71の前(ロール前)と後(ロール後)で分けて示す。 第2の実施の形態に係る定着器の構成を説明する図である。 第3の実施の形態に係る定着器の構成を説明する図である。 第4の実施の形態を説明するブロック図である。 他の実施の形態を説明するブロック図であり、(a)は、第5の実施の形態を説明する図、(b)は、第6の実施の形態を説明する図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置1を示した図である。
同図に示す画像形成装置1は、記録材の一例である用紙Pへの画像形成を行う装置である。この画像形成装置1には、画像形成部10、用紙搬送部20、制御部40が設けられている。
画像形成部10には、画像形成ユニット11と、中間転写ベルト12と、二次転写部13と、定着装置の一例である定着器14とが設けられている。
本実施形態では、画像形成ユニット11として、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の4色のトナーのそれぞれに対応した4つの画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kが設けられている。
画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kは、中間転写ベルト12の移動方向において並んで配置されており、電子写真方式によりトナー像を形成する。
画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの各々は、感光体ドラム111、帯電部112、露光部113、現像部114、一次転写部115を有する。
画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの各々は、YMCKの何れかの色のトナー像を形成し、このトナー像を中間転写ベルト12上に転写する。これにより、中間転写ベルト12上に、YMCKの各色のトナー像が重ねられたトナー像が形成される。
感光体ドラム111は、予め定めた速度で矢印A方向に回転する。また、感光体ドラム111の周面には、静電潜像が形成される。
帯電部112は、感光体ドラム111の周面を予め定めた電位に帯電する。
露光部113は、帯電した感光体ドラム111の周面に光を照射し、感光体ドラム111の周面に静電潜像を形成する。
現像部114は、感光体ドラム111の周面に形成された静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する。
一次転写部115は、感光体ドラム111の周面に形成されたトナー像を中間転写ベルト12上に転写する。
一次転写部115には、トナーの帯電極性と逆極性の電圧が印加される。これにより、感光体ドラム111の周面に形成されたトナー像が、中間転写ベルト12上に順次静電吸引され、中間転写ベルト12上には、1つに重なり合ったカラーのトナー像が形成される。
中間転写ベルト12は、複数のロール状部材によって支持されている。中間転写ベルト12は、無端状に形成され、矢印B方向に循環移動する。また、中間転写ベルト12は、外周面12aおよび内周面12bを備える。
中間転写ベルト12は、トナー像の搬送に用いられる。本実施形態では、中間転写ベルト12の外周面12a上にトナー像が形成され、このトナー像は、中間転写ベルト12の移動によって、二次転写部13へ搬送される。
本実施形態では、中間転写ベルト12の内側に配置されたロール状部材として、不図示のモータにより駆動され中間転写ベルト12を駆動する駆動ロール121が設けられている。また、ロール状部材として、中間転写ベルト12を支持するアイドルロール123、およびバックアップロール132が設けられている。
これらのロール状部材は、回転可能に設けられ、中間転写ベルト12の内周面12bに押し当てられている。
用紙搬送部20には、複数枚の用紙Pが積み重ねられた状態で収容される用紙収容部21、用紙収容部21に収容された用紙Pを取り出して搬送するピックアップロール22が設けられている。
また、用紙搬送部20には、ピックアップロール22にて取り出された用紙Pを用紙搬送経路30に沿って搬送する搬送ロール23、搬送ロール23により搬送されてきた用紙Pを二次転写部13へ案内する用紙案内部24が設けられている。
さらに、用紙搬送部20には、二次転写後の用紙Pを定着器14へと搬送する搬送ベルト25、定着後の用紙Pを排紙部27へ案内する用紙案内部26が設けられている。
二次転写部13には、中間転写ベルト12の外周面12aに接触配置される二次転写ロール134と、中間転写ベルト12の内周面12b側に配置され二次転写ロール134の対向電極をなすバックアップロール132とが設けられている。
また、本実施形態では、バックアップロール132に対し二次転写バイアスを印加する金属製の給電ロール133が設けられている。
このように構成された二次転写部13は、中間転写ベルト12により二次転写部13まで搬送されてきたトナー像を、搬送されてきた用紙P上に転写する。
定着器14は、二次転写部13よりも用紙Pの搬送方向における下流側に配置されている。定着器14には、加熱源を有する定着ベルトモジュール50と、定着ベルトモジュール50に対向するように設けられる加圧ロール61とが設けられている。
定着ベルトモジュール50と加圧ロール61との間に、二次転写部13を通過した用紙Pが搬送されると、用紙P上の未定着のトナー像は、溶融されたうえで用紙P上に定着される。これにより、用紙P上に、トナー像からなる画像が形成される。
ここで、一般的な定着工程において、定着ベルトの外面にロールを接触させ、定着ベルトの付着物をロールに転移させ、ロールに付着した付着物をクリーニングウェブで除去する。
しかしながら、定着ベルトとロールにはそれぞれ表面粗さがあり、表面粗さの底に付着したトナーやワックス付着部がロールと接触できずにクリーニング性を確保することが困難である。
そこで、本実施の形態では、周回移動する後述の定着ベルト51(図2参照)と、定着ベルト51の外周面51aに残存する付着物を回転により除去するための後述の上流側クリーニングロール71(同図参照)との間の回転速度差に着目し、定着ベルト51の粗さの底に付着したトナーやワックス付着物に対するクリーニング性の確保を可能にしている。
以下、定着器14の種々の実施の形態について説明する。
図2は、第1の実施の形態に係る定着器14の構成を説明する図である。
同図に示すように、第1の実施の形態に係る定着器14は、定着部材の一例としての定着ベルト51を備えた上述の定着ベルトモジュール50と、定着ベルト51の外面に接触する上述の加圧ロール61と、を備えている。
定着ベルトモジュール50は、矢印C方向に周回移動する上述の定着ベルト51と、定着ベルト51の内側から定着ベルト51を張架する第1張架ロール52と、を備えている。また、定着ベルトモジュール50は、第1張架ロール52よりも矢印C方向の上流側で定着ベルト51を内側から張架する回転部材の一例である第2張架ロール55を備えている。さらに、定着ベルトモジュール50は、第1張架ロール52よりも矢印C方向の下流側に位置し、定着ベルト51を加圧ロール61に押し付けてニップ部Nを形成するためのパット部53aを有する押付部53を備えている。
定着器14では、押付部53に接触する定着ベルト51の外周面51aに、押付部53と反対側から加圧ロール61の外周面61aの一部が押し当てられることで、ニップ部Nが形成されている。加圧ロール61の外周面61aと定着ベルト51とが接触するニップ部Nは、トナー像が形成された用紙Pが加圧及び加熱されながら通過する通過部とされている。
なお、ニップ部Nに進入する用紙Pには、トナー像が形成されたトナー像形成面が存在するが、本実施の形態では、トナー像形成面が上方を向いた状態で、ニップ部Nへの用紙Pの進入が行われる。これにより、本実施形態では、用紙Pのトナー像形成面側が定着ベルト51に接触する。
また、本実施の形態では、加圧ロール61がモータ81により回転駆動され、定着ベルト51がこの加圧ロール61に従動して周回移動する。すなわち、定着ベルト51は、回転する加圧ロール61から駆動力を受け矢印C方向に周回移動(循環移動)を行う。なお、モータ81は、制御部40により駆動制御される。
第1張架ロール52及び第2張架ロール55は、回転可能に支持されており、互いに離れた位置で定着ベルト51が巻き掛けられることで、定着ベルト51を周回移動可能に支持する。押付部53は、定着ベルト51を挟んで加圧ロール61と対向する位置に配置されており、回転せずに定着ベルト51を加圧ロール61に押し付けている。加圧ロール61は、外周面側に弾性変形が可能な層を備えており、定着ベルト51を介して押付部53が接触することで、加圧ロール61がニップ部Nで凹んだ形状となる。本実施の形態では、加圧ロール61と押付部53とによって、用紙Pが両側から挟まれ用紙Pに対して圧力が加えられる。
第1張架ロール52の内部には、ヒータ52aが設けられている。また、第2張架ロール55の内部には、ヒータ55aが設けられている。これらのヒータ52a、55aは、例えばハロゲンヒータにより構成されている。ヒータ52aの熱により第1張架ロール52が加熱され、ヒータ55aの熱により第2張架ロール55が加熱される。そして、第1張架ロール52及び第2張架ロール55からの熱により、定着ベルト51が加熱されるようになっている。
図2に示す例では、第1張架ロール52の外周面に円周の約4分の1程度の区間に定着ベルト51が巻き掛けられ、また、第2張架ロール55の外周部の一例としての外周面55bには、円周の約半分以上の区間に定着ベルト51が巻き掛けられている。これにより、定着ベルト51にヒータ52a、55aの熱量が付与される。
なお、定着ベルトモジュール50は、第1張架ロール52と第2張架ロール55との間に、定着ベルト51の内面にオイルを塗布する液体塗布装置54を備えている。液体塗布装置54は、定着ベルト51の内面に接触するオイル含浸部材541と、オイル含浸部材を保持する筐体542と、オイル含浸部材の先端を含んだ部位を定着ベルト51とは反対側から支持する支持部材543と、を備えている。
オイル含浸部材541は、耐熱性の繊維で形成された不織布にオイルを染み込ませたものである。耐熱性の繊維としては、例えば、PTFE(polytetrafluoroethylene)などが用いられている。オイル含浸部材541によって定着ベルト51の内周面51bに塗布されるオイルにより、押付部53と定着ベルト51との摩擦係数が下がり、定着ベルト51の摩耗が抑制される。
定着ベルトモジュール50は、定着ベルト51の外周面51aをクリーニングするための構成として、除去部材の一例である上流側クリーニングロール71を備えている。
かかる上流側クリーニングロール71は、定着ベルト51の外周面51aをクリーニングするための清掃部材であり、より詳細には、ニップ部Nを通過した定着ベルト51の外周面51aに付着している付着物等の除去を行う。
上流側クリーニングロール71は、第2張架ロール55の上流側の位置であって第2張架ロール55との間に定着ベルト51を挟む位置に設けられている。言い換えると、上流側クリーニングロール71は、第2張架ロール55の入り口部で第2張架ロール55から離れている定着ベルト51の部分を第2張架ロール55に押し当てるように配置されている。
第1の実施の形態に係る上流側クリーニングロール71は、表面が不織布又はフェルト材ないし多孔質部材により形成されている。また、第1の実施の形態に係る上流側クリーニングロール71は、周回移動している定着ベルト51と接触することで回転する従動ロールである。
さらに説明すると、図2に示すように、ニップ部Nを通過した定着ベルト51が上流側クリーニングロール71と第2張架ロール55との間に挟まれることで、いわゆるS字状に変形する。すなわち、定着ベルト51は、上流側クリーニングロール71に沿うように定着ベルト51の内周面51b側に凸である第2部分の一例としての内周面側凸部51cと、第2張架ロール55に沿うように定着ベルト51の外周面51a側に凸である第1部分の一例としての外周面側凸部51dと、が連続する形状に変形する。
内周面側凸部51cは、定着ベルト51の第2張架ロール55に対する入り口部において上流側クリーニングロール71による押圧に伴う変形である。
かかるS字状の変形は、定着ベルト51の第2張架ロール55に対する入り口部において上流側クリーニングロール71による押圧に伴う定着ベルト51の軌跡が形成される。
ここで、互いに隣接する第2張架ロール55と上流側クリーニングロール71とに定着ベルト51が接触してS字状になる場合(以下、S字接触という)と、定着ベルト51が第2張架ロール55のみに接触する一方で上流側クリーニングロール71には接触しない場合(以下、単純接触という)のひずみを比較する。
図3は、単純接触とS字接触における周回方向のひずみを示すグラフであり、縦軸は、定着ベルト51のひずみ(%)、横軸は矢印C方向の位置(mm)を示す。図3では、単純接触を実線で示し、S字接触を破線で示す。また、ここにいう矢印C方向は、図2に示すものである。ひずみは、伸び(縮み)を比率で示すものである。
図3に示すように、実線で示す単純接触は、定着ベルト51が第2張架ロール55(図2参照)に巻き掛けられるものの、上流側クリーニングロール71を備えない構成の場合である。単純接触の場合は、位置0mmに対して左右対称になるグラフであり、位置0mmから左側(上流側)に距離が離れる場合と位置0mmから右側(下流側)に距離が離れる場合とでひずみに差異がない。
さらに説明すると、第2張架ロール55(図2参照)の入り口部では定着ベルト51のひずみが大きくなっており、破線で示すS字接触では、かかる入り口部に上流側クリーニングロール71を配置することで、S字の軌跡を形成している。
すなわち、破線で示すS字接触では、上流側に上流側クリーニングロール71が配置されている場合(図2参照)である。グラフによれば、位置0mmから左側では、ひずみの符号はマイナスであり、位置0mmから右側では、ひずみの符号はプラスであることから、定着ベルト51は位置0mmから左側では縮み、位置0mmから右側では伸びていることが読み取れる。
位置0mmから左側では、上流側クリーニングロール71の作用により、定着ベルト51が縮み、上流側クリーニングロール71の作用を受けない位置0mmから右側では、ひずみがプラスになり、単純接触の場合(実線)に近づいていく。
さらに説明すると、位置0mmから左側の位置において、第2張架ロール55(図2参照)の入り口において、ひずみのマイナス値が大きくなる部分が存在し、その後に、ひずみのマイナス値が小さくなり、プラス値になる。このような定着ベルト51のひずみ変動により、定着ベルト51と上流側クリーニングロール71との間に回転速度差が発生する。
図4は、除去部材の一例である上流側クリーニングロール71と定着部材の一例である定着ベルト51との相対的な移動について説明する図である。
同図に示すように、定着ベルト51の外周面51aには、付着物Dが存在する。かかる付着物Dは、定着ベルト51の速度とは異なる速度の上流側クリーニングロール71により除去される。すなわち、上流側クリーニングロール71は、定着ベルト51の外周面51aに付着した付着物Dを定着ベルト51に対する回転速度差を用いて除去する。
上流側クリーニングロール71は、上述したように、表面が不織布又はフェルト材により形成されている。このため、付着物Dとしてトナーや液体状態のワックスを上流側クリーニングロール71により除去することができ、次に搬送される用紙Pに付着物Dが再移転して生じるオフセット画像の発生が抑制される。
図5は、単純接触とS字接触において上流側クリーニングロール71によりクリーニングされる前と後の定着ベルト51のワックス量を示すグラフであり、縦軸がワックス面積率(%)であり、横軸は、単純接触とS字接触の各々について、上流側クリーニングロール71の前(ロール前)と後(ロール後)で分けて示す。
図5に示すグラフから明らかなように、単純接触の場合、ロール前ではワックス面積率が15.6%であり、上流側クリーニングロール71によりクリーニングされたロール後では12.9%に減少している。これに対し、S字接触の場合、ロール前ではワックス面積率が15.9%であり、上流側クリーニングロール71によりクリーニングされたロール後では8.1%に大きく減少している。
このように、S字接触の場合は、単純接触の場合と比べて、クリーニング性が向上している。なお、ここにいうワックス面積率とは、定着ベルト51の外周面15aにおいて単位面積当たりに付着しているワックス量を面積割合で示したものである。また、クリーニング前の単純接触が15.6%で、S字接触では15.9%と数値が同一ではないのは、測定上の誤差によるものである。
図6は、第2の実施の形態に係る定着器14の構成を説明する図である。なお、第2の実施の形態は、上述した第1の実施の形態の構成と共通する部分を有することから、共通する部分については同じ符号を用い、その説明を省略することがある。
図6に示す第2の実施の形態において、定着ベルト15の外周面51aをクリーニングするための構成として、上流側クリーニングロール71を備えるほか、クリーニング機構72を備えている。
クリーニング機構72は、未使用のクリーニングウェブ721を巻き取る形で保持し送り出す保持部722と、クリーニングウェブ721を巻き取り、保持部722から上流側クリーニングロール71の外周面へクリーニングウェブ721を供給する供給部723と、を備えている。また、クリーニング機構72は、上流側クリーニングロール71の表面にクリーニングウェブ721を押し付ける押し付け用部材724を備えている。
第2の実施の形態に係る上流側クリーニングロール71は、金属ロールであり、定着ベルト51から除去された上流側クリーニングロール71の付着物は、クリーニングウェブ721により上流側クリーニングロール71から除去される。クリーニングウェブ721は、金属ロールである上流側クリーニングロール71を清掃する。
また、第2の実施の形態に係る上流側クリーニングロール71は、第1の実施の形態と同じく従動ロールである。
図7は、第3の実施の形態に係る定着器14の構成を説明する図である。なお、第3の実施の形態は、上述した第2の実施の形態の構成と共通する部分を有することから、共通する部分については同じ符号を用い、その説明を省略することがある。
図7に示す第3の実施の形態において、定着ベルト51の外周面51aをクリーニングするための構成として、除去部材の一例である上流側クリーニングロール71、及びクリーニング機構72を備えるほか、別の除去部材の一例である下流側クリーニングロール73を定着ベルト51の第2張架ロール55に対する出口部に備えている。
下流側クリーニングロール73は、第2張架ロール55の下流側の位置に配置されており、上流側クリーニングロール71で除去できなかった付着物の除去を行う。
さらに説明すると、下流側クリーニングロール73は、第2張架ロール55の出口部で第2張架ロール55から離れている定着ベルト51の部分を第2張架ロール55に押し当てるように配置されている。かかる配置により、上流側クリーニングロール71について説明した第2張架ロール55の入り口部でのS字接触が、下流側クリーニングロール73により第2張架ロール55の出口部でも形成される。これにより、下流側クリーニングロール73によるクリーニング性が向上する。
なお、第2張架ロール55の出口部でのS字接触における内周面側凸部51cは、下流側クリーニングロール73による押圧に伴う変形である。
第3の実施の形態において、入り口部の上流側クリーニングロール71は、第2の実施の形態の場合と同じく金属ロールであり、また、出口部に追加の下流側クリーニングロール73は、表面が不織布又はフェルト材ないし多孔質部材により除去面が形成されている。すなわち、金属製の上流側クリーニングロール71では、粉体のトナーを主に除去し、また、不織布等の表面を持つ下流側クリーニングロール73は、残留している液体のワックスを除去する。第3の実施の形態では、トナーの量が多いカラー印刷の場合に有用である。付言すると、定着ベルト51は、第2張架ロール55に対する出口部の方が入り口部よりも高くなることから、残留ワックスの除去が効率的に行われる。
なお、第3の実施の形態に係る上流側クリーニングロール71及び下流側クリーニングロール73は、従動ロールである。
図8は、第4の実施の形態を説明するブロック図であり、図9は、他の実施の形態を説明するブロック図であり、図9(a)は、第5の実施の形態を説明する図、(b)は、第6の実施の形態を説明する図である。これらの実施の形態では、駆動源ないし駆動伝達系の構成により、定着ベルト51と上流側クリーニングロール71との間の回転速度差を実現する。
以下、説明する。
図8に示す第4の実施の形態では、定着ベルトモジュール50は、定着部材を駆動する駆動源の一例である上述のモータ81を備えるほか、別の駆動源の一例であるクリーニングロール用モータ82を備える。すなわち、定着ベルトモジュール50は、図8に示すように、加圧ロール61を回転駆動する上述のモータ81及び、上流側クリーニングロール71を回転駆動するクリーニングロール用モータ82という2つのモータを備える。かかるモータ81及びクリーニングロール用モータ82は、制御部40により駆動制御される。
第4の実施の形態に係る定着ベルトモジュール50では、定着ベルト51と上流側クリーニングロール71との間に回転速度差が発生するように、制御部40がモータ81及びクリーニングロール用モータ82を制御する。
図9(a)に示す第5の実施の形態では、定着ベルトモジュール50は、上述のモータ81と、モータ81の駆動力を分岐する駆動力分岐部83と、駆動力分岐部83により分岐された一方の駆動力を減速する減速装置84と、を備える。
そして、減速装置84により減速された駆動力は、上流側クリーニングロール71に伝達される。また、駆動力分岐部83により分岐された他方の駆動力は、加圧ロール61を介して定着ベルト51に伝達される。
第5の実施の形態に係る定着ベルトモジュール50では、上述のモータ81からの伝達系にて分岐し減速した駆動力により上流側クリーニングロール71の駆動が行われ、減速しない駆動力で加圧ロール61及び定着ベルト51の駆動が行われる。これにより、上流側クリーニングロール71の回転速度が定着ベルト51よりも下がり、両者の回転速度差が実現される。
このように、一つのモータ81の駆動力を伝達する構成により、定着ベルト51と上流側クリーニングロール71との間に回転速度差が発生するようにしている。
図9(b)に示す第6の実施の形態では、第5の実施の形態の場合と同じく、モータ81、駆動力分岐部83及び減速装置84を備える。その一方で、第6の実施の形態では、減速した駆動力により加圧ロール61及び定着ベルト51の駆動が行われ、減速しない駆動力で上流側クリーニングロール71の駆動が行われる点で、第5の実施の形態の場合と異なる。これにより、定着ベルト51の回転速度が上流側クリーニングロール71よりも下がり、両者の回転速度差が実現される。
このように、第6の実施の形態でも、一つのモータ81の駆動力を伝達する構成により、定着ベルト51と上流側クリーニングロール71との間に回転速度差が発生するようにしている。
なお、上述した第4の実施の形態、第5の実施の形態及び第6の実施の形態を、上述したS字接触の場合(図2、図6又は図7参照)に適用してもよく、また、上流側クリーニングロール71をS字接触にならないような第2張架ロール55に対する相対位置に配置することで単純接触とする場合に適用してもよい。
1…画像形成装置、10…画像形成部、14…定着器、51…定着ベルト、51a…外周面、51b…内周面、51c…内周面側凸部、51d…外周面側凸部、55…第2張架ロール、55b…外周面、71…上流側クリーニングロール、73…下流側クリーニングロール、81…モータ、82…クリーニングロール用モータ、P…用紙

Claims (10)

  1. 外周面および内周面を有し、回転可能に設けられ、画像が形成された記録材のうちの当該画像が形成されている面に接触し、当該画像を当該記録材に定着する定着部材と、
    回転可能に設けられ、前記定着部材の前記内周面に接触する接触面を外周部に備える回転部材と、
    前記定着部材の前記外周面に接触配置され、回転可能に設けられ、当該外周面に付着した付着物を当該定着部材に対する回転速度差を用いて除去する除去部材と、
    を備える定着装置。
  2. 前記除去部材における前記定着部材に対する回転速度差は、当該除去部材を当該定着部材に対して回転速度が異なるように駆動することによるものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記駆動は、前記定着部材を駆動する駆動源とは別の駆動源により行われる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記駆動は、前記定着部材を駆動する駆動源からの伝達系にて分岐し減速した駆動力により行われる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  5. 前記除去部材における前記定着部材に対する回転速度差は、当該定着部材の前記外周面側に凸である第1部分と前記内周面側に凸である第2部分とが連続する形状に当該定着部材が変形することによるものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  6. 前記第2部分は、前記定着部材の前記回転部材に対する入り口部において前記除去部材による押圧に伴う変形である、
    ことを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
  7. 前記定着部材の前記回転部材に対する出口部に、前記除去部材とは別の除去部材が配置される、
    ことを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
  8. 前記入り口部の前記除去部材は金属ロールであり、
    前記出口部の前記別の除去部材における除去面が不織布又はフェルトである、
    ことを特徴とする請求項7に記載の定着装置。
  9. 前記第2部分は、前記定着部材の前記回転部材に対する出口部において前記除去部材による押圧に伴う変形である、
    ことを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
  10. 記録材に画像を形成する画像形成部と、
    外周面および内周面を有し、回転可能に設けられ、前記画像形成部により画像が形成された記録材のうちの当該画像が形成されている面に接触し、当該画像を当該記録材に定着する定着部材と、
    回転可能に設けられ、前記定着部材の前記内周面に接触する接触面を外周部に備える回転部材と、
    前記定着部材の前記外周面に接触配置され、回転可能に設けられ、当該外周面に付着した付着物を当該定着部材に対する回転速度差を用いて除去する除去部材と、
    を備える画像形成装置。
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