JP2023140962A - 断熱箱体及び貯蔵庫 - Google Patents
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Abstract
Description
<冷蔵庫の構成>
図1は、実施形態に係る冷蔵庫100の斜視図である。
冷蔵庫100(貯蔵庫)は、食品等を低温で保存する機器であり、図1の例では、直方体状を呈している。なお、冷蔵庫100は単体で使用することもできる他、複数の冷蔵庫100を上下方向に段積みしたり、横方向に並べて使用したりすることも可能である。図1に示すように、冷蔵庫100は、筐体1と、ドア2と、複数の脚3と、を備えている。筐体1の内部には、一つ又は複数の貯蔵室4(図2参照)が設けられている。この貯蔵室4は、冷蔵室であってもよいし、また、冷凍室であってもよい。
図2に示す内箱11は、ドア2とともに貯蔵室4を形成する樹脂製部材であり、前側が開口している。図2に示すように、ドア2が閉められた状態では、内箱11の開口11aがドア2によって塞がれる。また、内箱11の複数の棚リブ11bには、棚15が所定に設置されている。断熱箱体13は、冷蔵庫100の庫内・庫外の間の伝熱を抑制するための箱体であり、前側が開口している。そして、断熱箱体13の開口に内箱11が嵌め込まれている。
図3Aに示す内箱11は、前記したように、貯蔵室4(図2参照)を形成する樹脂製部材である。内箱11は、前側が開口している本体部11cと、本体部11cの開口11aの縁から外側に張り出している四角枠状のフランジ11dと、を備えている。なお、本体部11cとフランジ11dとは一体的に形成されている。
図3A、図3Bに示すように、内箱11は、複数の棚リブ11bを有している。棚リブ11bは、棚15(図2参照)を支持する部分であり、内箱11の内側面から横方向内側に突出し、前後方向に延びている。これらの棚リブ11bの部分を含め、内箱11は、所定の肉厚(例えば平均肉厚3mm以上)で形成されている。特に棚リブ11bの部分の厚肉性により、棚リブ11bの内部に成形断熱材などを設けずとも、棚15(図2参照)に載置される食品等の質量荷重を十分に支持できる。また、特に棚リブ11b以外の部分の厚肉性により、冷蔵庫100に他の冷蔵庫が積重ねられても、その荷重を十分に支持できる。内箱11の材料としては、ABS樹脂やPS樹脂を採用できる。図3Bの例では、内箱11の棚リブ11b以外の部分の肉厚が棚リブ11bの肉厚と同程度に厚くなっており、内箱11の剛性が十分に確保されている。なお、内箱11の棚リブ11b以外の部分の肉厚と、棚リブ11bの肉厚と、が異なっていてもよい。
図4に示す断熱箱体13(図2も参照)は、前記したように、冷蔵庫100(図1参照)の庫内・庫外の間の伝熱を抑制するための箱体であり、その前側が開口している。断熱箱体13の内壁面は、内箱11(図3A参照)の外壁面に対応した形状になっている。断熱箱体13の開口13aに内箱11(図3A参照)が嵌め込まれた状態では、内箱11の外側に断熱箱体13(断熱材)が配置される(図2参照)。図4に示すように、断熱箱体13の背面側の下部には、凹部13eが設けられている。凹部13eは、機械室41(図2参照)に対応した形状であり、側面視で庫内側にL字状に凹んでいる。
図5に示すように、断熱箱体13は、形状が異なる6つの断熱材ブロック131~136を備えている。背面側の断熱材ブロック131は、断熱箱体13の背面の一部を形成する部材であり、板状を呈している。この断熱材ブロック131は、正面視で矩形状を呈し、その縁部は所定の段差形状を呈している。
冷蔵庫100(図1参照)は、図6に示す金属製のフレーム20を備えている。フレーム20は、上端側支持部材21(連結部材)と、上端側接続部材22と、前側の縦支持部材23と、後側の縦支持部材24と、下端側支持部材25(連結部材)と、下端側接続部材26と、を備えている。また、フレーム20は、前記した構成の他に、ボトムプレート27と、機械室支持部材28と、を備えている。
なお、図7では、ボトムプレート27(図6参照)の図示を省略している。図7に示す天板12aは、外板12(図1参照)の一つであり、一対の上端側支持部材21(図6参照)にねじ等で固定されている。天板12aは、トッププレート14(図1参照)が取り外された状態で、筐体1(図1参照)の上面に露出するようになっている。なお、天板12aは、金属製であってもよいし、また、樹脂製であってもよい。
外板12は、図7に示す天板12aの他、左側の横板12bと、右側の横板12cと、後板12dと、を備えている。左側の横板12bは、筐体1(図1参照)の左側面を形成している矩形状の鋼板である。右側の横板12cは、筐体1(図1参照)の右側面を形成している矩形状の鋼板である。これらの横板12b,12cは、断熱箱体13の横方向外側に配されている。後板12dは、筐体1(図1参照)の背面を形成している矩形状の鋼板であり、断熱箱体13の後側に配されている。なお、横板12b,12cや後板12dは厚さが薄いため、図8では線状に図示しているが、断熱箱体13の外側に鋼板製の横板12b,12cや後板12dが設置されている。
図9に示す前側の縦支持部材23は、横断面視でL字状を呈し、上下方向に細長く延びている(図6も参照)。縦支持部材23において、左右方向に平行な部分が内箱11のフランジ11d(図3Aも参照)に接触し、断面視L字状の角部にフランジ11dの左側の縁が突き当てられている。また、縦支持部材23において、前後方向に平行な部分(後部の内側の面)が断熱箱体13の側面に接触している。つまり、前側の縦支持部材23が、内箱11のフランジ11d及び断熱箱体13で位置決めされている。
なお、図10には、複数の外板12(図1参照)のうち、断熱箱体13(図8参照)の左側(横側)に設置される横板12bの他、横板12bの内側面に設置される伝熱管35を示している。横板12bは、平面状を呈する平面部121bと、この平面部121bの前側に連なる係止部122bと、平面部121bの後側に連なる重ね部123bと、を備えている。また、横板12bは、前記した構成の他に、固定部124bと、設置部125bと、を備えている。
係止部122bは、内箱11(図9参照)のフランジ11dの係止溝11v(溝)に係止される部分であり、平面部121bの前端から横方向内側(図10では右側)に延びている。また、係止部122bは、横方向内側の縁から後側に延びる爪部126bを備えている。つまり、横板12bは、その前端付近が横断面視で鉤状(J字状)に形成されている。上下方向に細長く延びる係止部122bにおいて、内箱11(図9参照)のフランジ11dに対応する領域に爪部126bが設けられている。
図10に示す固定部124bは、係止部122bの上端から上側に延びている部分である。固定部124bには、ねじを挿通するためのねじ孔(図示せず)が設けられている。そして、上端側支持部材21(図6参照)の前側に固定部124bが重ねられた状態で、ねじで固定されるようになっている。
図11に示す後板12dは、筐体1(図1参照)の背面を形成している鋼板であり、横板12bの後端付近から横方向内側に延びている。また、後側の縦支持部材24(図6も参照)は、横断面視でL字状を呈し、上下方向に細長く延びている。縦支持部材24において、前後方向に平行な部分(前部の内側の面)が断熱箱体13の側面に接触している。また、縦支持部材24において、左右方向に平行な部分(右部の内側の面)が断熱箱体13の背面に接触している。
外板は、左側の横板12b、後板12d、及び右側の横板12cを一体形成した、上面視C字状としてもよい。こうするとねじ71を不要にできるが、本実施形態のように複数の外板(横板12b、後板12d、横板12c)によって形成する方が、組立がしやすい。すなわち、まず、左右の横板12b、12dそれぞれの一端側を係止部122b(図9参照)に係止させる。係止部122bを軸としながら横板12b、12dを上面視で回転するように移動させ、重ね部123bに近づけていく。重ね部123bにおいてねじ71で後板12dと固定する。
なお、図12では、内箱組品6に外板12が設置されていない状態を示している点が、図8や図9とは異なっている。図12に示すように、断熱箱体13の外側にフレーム20が設置されている。つまり、縦支持部材23,24の他、上端側支持部材21や上端側接続部材22(図6参照)、下端側支持部材25、下端側接続部材26等が、フレーム20として、内箱組品6の外側に設置されている。
図13に示すように、前側の縦支持部材23は、断面視L字状で縦方向に細長く延びるL字部23aの他に、延伸部23bと、曲げ部23cと、を備えている。延伸部23bは、L字部23aにおいて左右方向に平行な部分から上側に延びており、上端側支持部材21(図6も参照)の前端に固定される。延伸部23bには、ねじ72が挿通されるねじ孔(図示せず)が設けられている。
前記したように、左側の横板12b(図10も参照)の内側には、伝熱管35が設けられている。つまり、外板12(図8参照)の側面の内側に伝熱管35(ホットガスパイプ)が配置される。伝熱管35は、圧縮機31(図2参照)で圧縮され、さらに、放熱器(図示せず)で凝縮した中温高圧の冷媒が通流する「ホットガスパイプ」である。伝熱管35は、横板12bの縁付近を通るように配置され、横板12b(外板)の内側の面に接触している。図14の例では、横板12bの前端・上端の付近を通るように伝熱管35が配置されている。このように横板12bの内側に伝熱管35を設けることで、金属製の横板12bが庫内側の冷気で冷えることを抑制し、ひいては、結露の発生を抑制できる。
なお、図15では、断熱箱体13の上面にアルミテープ82(第2のアルミテープ)が貼り付けられている領域をドットで示している。図15に示すように、断熱箱体13の上面には、配線を引き回すための溝88a,88b,88c,88dが設けられている。例えば、庫内灯83に接続される配線(図示せず)は、溝88aに配置される。また、ブザーや庫内温度センサが実装された基板84に接続される配線(図示せず)は、別の溝88bに配置される。これらの溝88a,88bは、1つの溝88cに接続している。この溝88cは、断熱箱体13の上面の他、背面にも設けられていてもよい。ドアセンサ89に接続される配線(図示せず)は、溝88dに配置される。図15の例では、溝88dに配置される配線(図示せず)が、ドアセンサ83の設置箇所及び溝88aを順次に介して、別の溝88cに導かれるようになっている。そして、前記した各配線が、溝88c等を介して、機械室41(図2参照)の制御基板(図示せず)に接続されている。なお、各溝の配置は、適宜に変更可能である。
図16に示すように、冷蔵庫100は、コントロールパネル85を備えている。コントロールパネル85は、ユーザ等による所定の操作を受け付けるものであり、冷蔵庫100の庫内側に設置されている。図16の例では、内箱11の奥側にコントロールパネル85が設置されている。図16に示す固定部材86は、コントロールパネル85を固定するための縦断面視⊃字状の部材であり、内箱11に設置されている。
図17に示すように、縦断面視⊃字状の固定部材86の開口を塞ぐようにコントロールパネル85が嵌め込まれることで、図17に示す空間87が形成される。この空間87は、コントロールパネル85等に接続される配線(図示せず)を引き回すためのスペースである。固定部材86において、内箱11に接触している奥側の壁には、配線を挿通するための孔86aが前後方向に設けられている。
図18Aに示すボトムプレート27は、前記したように、側面視でクランク状を呈している。すなわち、ボトムプレート27は、面方向が略水平である第1水平部27aと、第1水平部27aの前端から下側に延びる鉛直部27bと、鉛直部27bの下端から前方に延びる第2水平部27cと、を備えている。また、ボトムプレート27には、伝熱管37(ホットガスパイプ:図18B参照)が設置される設置部271が設けられている。設置部271は、例えば、ボトムプレート27の一部を切り起こすことで形成されている。なお、伝熱管37(図18B参照)の位置を固定できるものであれば、別部材の設置部(図示せず)をボトムプレート27に設けてもよい。
図18Bの例では、ボトムプレート27の第2水平部27cの内側(上側)において蛇行するように伝熱管37が設けられている。伝熱管37には、圧縮機31(図2参照)で圧縮され、さらに、放熱器(図示せず)で放熱した中温高圧の冷媒が通流する。設置部271に固定された状態の伝熱管37がボトムプレート27に接触することで、伝熱管37の熱がボトムプレート27に伝熱する。これによって、ボトムプレート27の温度が上昇するため、ボトムプレート27の結露を抑制できる。
図19Aに示す後板12dは、前記したように、冷蔵庫100(図1参照)の背面を形成している鋼板であり、正面視で矩形状を呈している。後板12dには、伝熱管38(ホットガスパイプ:図19B参照)が設置される設置部121dが設けられている。設置部121dは、例えば、後板12dの一部を切り起こすことで形成されている。なお、伝熱管38(図19B参照)の位置を固定できるものであれば、別部材の設置部(図示せず)を後板12dに設けてもよい。
図19Bの例では、後板12dの内側(前側)においてM字状に蛇行するように伝熱管38が設けられている。つまり、外板12(図8参照)の背面の内側に伝熱管38(ホットガスパイプ)が配置される。伝熱管38には、圧縮機31(図2参照)で圧縮され、さらに、放熱器(図示せず)で放熱した中温高圧の冷媒が通流する。設置部121dに固定された状態の伝熱管38が後板12dに接触することで、伝熱管38の熱が後板12dに伝熱する。これによって、後板12dの温度が上昇するため、後板12dの結露を抑制できる。
以上、本開示に係る冷蔵庫100について実施形態で説明したが、本開示はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。例えば、冷蔵庫100の筐体1(図1参照)に設置される複数の脚3(図1参照)が、次のように配置されるようにしてもよい。
例えば、複数の脚3(図1参照)のうち、前側の一対の脚3の一方は、ドア2を下側に投影した場合の第1投影面76内に設けられ、前側の一対の脚3の他方は、筐体1を下側に投影した場合の第2投影面77内に設けられるようにしてもよい。つまり、脚3(図1参照)が螺合される前側の雌ねじ部(図示せず)のうち、一方の雌ねじ部をドア2の第1投影面76内に設け、他方の雌ねじ部を筐体1の第2投影面77内に設けるようにしてもよい。このような構成によれば、一方の雌ねじ部(図示せず)をドア2の真下に設けることで、この雌ねじ部に螺合される脚3と、ベース部材90(図2参照)の凸部90aと、の間の前後方向の距離を確保できる。したがって、冷蔵庫100を前側又は後側に倒すような力のモーメントが作用した場合でも、冷蔵庫100が転倒しにくくなる。なお、第1投影面76内の雌ねじ部(図示せず)が、ドア2のヒンジ75の軸の真下に設けられるようにしてもよい。
また、実施形態では、断熱箱体13が6つの断熱材ブロック131~136(図5参照)を備える場合について説明したが、断熱材ブロックの個数や形状は適宜に変更可能である。
また、実施形態では、断熱材ブロック131~136(図5参照)が組み付けられることで断熱箱体13が形成される場合について説明したが、これに限らない。例えば、前側が開口した形状の断熱箱体13が一体形成されていてもよい。
また、実施形態では、冷蔵庫100が冷却ユニット50(図2参照)を備える場合について説明したが、冷却ユニット50を省略し、いわゆるペルチェ式の冷蔵庫として構成するようにしてもよい。なお、冷却ユニット50やペルチェに関連する部材を、内箱11よりも庫外側に配してもよい。こうすると内箱11のユーザによる交換が容易になる。
また、前記した機構や構成は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての機構や構成を示しているとは限らない。
[付記1]
前側が開口している内箱と、
成形断熱材又は真空断熱材である断熱材と、
フレームと、を備え、
前記断熱材は、前記内箱の外側に配置され、
前記フレームは、前記断熱材の外側に配置される貯蔵庫。
[付記2]
前記フレームは、上下方向に延びる複数の縦支持部材と、前後方向に延びる連結部材と、を有し、
複数の前記縦支持部材は、前側の縦支持部材と、後側の縦支持部材と、を含み、
前側の前記縦支持部材と、後側の前記縦支持部材と、が前記連結部材を介して連結されていること
を特徴とする付記1に記載の貯蔵庫。
[付記3]
前記断熱材が箱状に形成されてなる、又は、前記断熱材としての複数の断熱材ブロックが組み付けられてなる断熱箱体を備え、
前記断熱箱体は、前側が開口しており、
前記断熱箱体の開口に前記内箱が嵌め込まれていること
を特徴とする付記1に記載の貯蔵庫。
[付記4]
前記内箱を前記断熱箱体から取り外して、異なる内装の別の内箱に交換可能であること
を特徴とする付記3に記載の貯蔵庫。
[付記5]
横板をさらに備え、
前記内箱は、その開口の縁から外側に張り出しているフランジを有し、
前記横板は、前記フランジの溝に係止される係止部を有し、
前記横板の前記係止部が前記溝に係止された状態で、当該横板と前記フランジとの間に前記フレームが介在していること
を特徴とする付記1に記載の貯蔵庫。
[付記6]
前記断熱材が箱状に形成されてなる、又は、前記断熱材としての複数の断熱材ブロックが組み付けられてなる断熱箱体を備え、
前記断熱箱体は、前側が開口しており、
前記内箱は、その開口の縁から外側に張り出しているフランジを有し、
前記フレームは、上下方向に延びる複数の縦支持部材を有し、
複数の前記縦支持部材のうち、前側の前記縦支持部材は、前記フランジ及び/又は前記断熱箱体で位置決めされていること
を特徴とする付記1に記載の貯蔵庫。
[付記7]
前記断熱箱体の横方向外側に配された横板と、
当該横板の後端付近から横方向内側に延びる後板と、を備え、
前記横板の後端側及び前記後板は、前記フレームに固定されていること
を特徴とする付記6に記載の貯蔵庫。
[付記8]
前記断熱材が箱状に形成されてなる、又は、前記断熱材としての複数の断熱材ブロックが組み付けられてなる断熱箱体を備え、
前記断熱箱体は、前側が開口しており、
前記フレームは、上下方向に延びる複数の縦支持部材を備え、
複数の前記縦支持部材のそれぞれの上端の高さ位置は、前記断熱箱体の上面の高さ位置よりも高いこと
を特徴とする付記1に記載の貯蔵庫。
[付記9]
前記断熱箱体と前記内箱との対向面の少なくとも一部に設けられる緩衝材を備えること
を特徴とする付記3に記載の貯蔵庫。
[付記10]
前記内箱及び前記断熱材を備える筐体を支持する脚を複数備えるとともに、
前記内箱の開口を塞ぐドアを備え、
複数の前記脚のうち、前側の一対の脚の一方は、前記ドアを下側に投影した場合の第1投影面内に設けられ、前側の一対の脚の他方は、前記筐体を下側に投影した場合の第2投影面内に設けられること
を特徴とする付記1に記載の貯蔵庫。
[付記11]
前記断熱材が箱状に形成されてなる、又は、前記断熱材としての複数の断熱材ブロックが組み付けられてなる断熱箱体と、
圧縮室が設けられる機械室を仕切るボトムプレートと、
前記断熱箱体の後側に配された後板と、を備え、
前記ボトムプレート及び/又は前記後板には、伝熱管が設置される設置部が設けられていること
を特徴とする付記1に記載の貯蔵庫。
[付記12]
前記断熱材が箱状に形成されてなる、又は、前記断熱材としての複数の断熱材ブロックが組み付けられてなる断熱箱体と、
前記断熱箱体の外側に配置される外板と、
前記外板の側面の内側、及び、前記外板の背面の内側にそれぞれ配置されるホットガスパイプと、
前記断熱箱体の上面に設けられるアルミテープと、を備えること
を特徴とする付記1に記載の貯蔵庫。
2 ドア
3 脚
4 貯蔵室
11 内箱
11a 開口
11b 棚リブ
11d フランジ
11h 貫通孔
11v 係止溝
11z 貫通孔
12 外板
12a 天板(上側の外板)
12b,12c 横板(横側の外板)
122b 係止部
123b 重ね部
12d 後板
121d 設置部
13 断熱箱体
13a 開口
13h 貫通孔
13k 挿通孔
13z 貫通孔
13p,13q,13r,13s,13u,13v 継ぎ目
131,132,133,134,135,136 断熱材ブロック(断熱材)
132g,133g,134g,135g,136g 縁部
20 フレーム
21 上端側支持部材
22 上端側接続部材
23 縦支持部材
24 縦支持部材
25 下端側支持部材
27 ボトムプレート
271 設置部
31 圧縮機
32 露受皿
32a 漏斗部
33 ドレンパイプ
35,37,38 伝熱管(ホットガスパイプ)
41 機械室
50 冷却ユニット
51 冷却器
76 第1投影面
77 第2投影面
81 アルミテープ(第1のアルミテープ)
82 アルミテープ(第2のアルミテープ)
83 庫内灯(電気部品)
84 基板(電気部品)
85 コントロールパネル
88a,88b,88c,88d 溝
89 ドアセンサ(電気部品)
100,100A 冷蔵庫(貯蔵庫)
Claims (12)
- 複数の断熱材ブロックを備え、
複数の前記断熱材ブロックは、前側が開口した箱状に組み付けられており、
複数の前記断熱材ブロックには、他の前記断熱材ブロックとの間の継ぎ目となる縁部の付近が曲がり形状であるものが含まれている断熱箱体。 - 複数の前記断熱材ブロックには、断面視で前記継ぎ目が折れ線状又は曲線状であるものが含まれていること
を特徴とする請求項1に記載の断熱箱体。 - 前記断熱箱体の上面には、前記継ぎ目が設けられていないこと
を特徴とする請求項1に記載の断熱箱体。 - 前記断熱箱体の角部には、前記継ぎ目が設けられていないこと
を特徴とする請求項1に記載の断熱箱体。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の断熱箱体を備えるとともに、
前側が開口している内箱と、
前記内箱の開口を塞ぐドアと、を備え、
前記内箱は、前記断熱箱体の開口に嵌め込まれており、
前記ドアが閉められた状態で、当該ドアの内壁面と、前記内箱の内壁面と、で形成される貯蔵室の形状が直方体とは異なっている貯蔵庫。 - 前記継ぎ目に内側から貼り付けられるテープを備えるとともに、
前記断熱箱体の外側に設けられるホットガスパイプを備えること
を特徴とする請求項5に記載の貯蔵庫。 - 前記内箱は、棚が設置される棚リブを有し、
前記断熱箱体は、前記棚リブに対応した突起を有さず、
前記断熱箱体への設置対象として、棚リブの位置又は形状が異なる他の内箱に交換可能であること
を特徴とする請求項5に記載の貯蔵庫。 - 前記断熱箱体の外側に設けられる外板と、
前記断熱箱体の外側に設けられるホットガスパイプと、を備え、
前記外板の内側の面に前記ホットガスパイプが接触していること
を特徴とする請求項5に記載の貯蔵庫。 - 前記ホットガスパイプを横側の前記外板に接触させるように、前記ホットガスパイプに貼り付けられる第1のアルミテープを備えること
を特徴とする請求項8に記載の貯蔵庫。 - 上側の前記外板と前記断熱箱体の上面との間に設けられる第2のアルミテープをさらに備えること
を特徴とする請求項9に記載の貯蔵庫。 - 前記断熱箱体の上面に溝が設けられ、
前記断熱箱体の上面付近の電気部品に接続される配線が前記溝に設けられること
を特徴とする請求項5に記載の貯蔵庫。 - 前記貯蔵庫の庫内側に設置されるコントロールパネルを備え、
前記断熱箱体には、前記コントロールパネルに接続される配線の挿通孔が設けられていること
を特徴とする請求項5に記載の貯蔵庫。
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