JP2023136674A - 搬送装置 - Google Patents

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JP2023136674A JP2022042473A JP2022042473A JP2023136674A JP 2023136674 A JP2023136674 A JP 2023136674A JP 2022042473 A JP2022042473 A JP 2022042473A JP 2022042473 A JP2022042473 A JP 2022042473A JP 2023136674 A JP2023136674 A JP 2023136674A
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Abstract

【課題】シートと緩衝材との接触による抵抗を発生させることなく、シート搬送時に生じる騒音を抑制することが可能な搬送装置を提供する。【解決手段】レジストローラ26の上流側に設置された緩衝部材25と、緩衝部材25を、シートPの搬送路に干渉する突出位置Q1、及びシートPの搬送路に干渉しない退避位置Q2のいずれかに切り替え可能な進退駆動部83と、シートPのたるみ発生時に、進退駆動部83を突出位置Q1となるように制御する制御部12とを備える。緩衝部材25は、シートPにたるみが発生しているときにシートPに接し、シートPのたるみが解消する方向に変化しているときに、シートPの変化を緩和するように変形可能である。制御部12は、シートPのたるみが解消した後に、緩衝部材25が退避位置Q2となるように進退駆動部83を制御する。【選択図】 図2

Description

本発明は、搬送装置に関する。
プリンタ、複写機などに搭載される搬送装置では、シートが搬送方向に対して斜めに搬送される、いわゆる斜行が発生することがある。このため、搬送するシートを停止中のレジストローラに突き当ててシートにたるみを発生させ、その後レジストローラを駆動させてたるみを戻すことにより、シートに発生する斜行を解消することが行われている。
このような搬送装置では、シートがたるみ状態から伸長状態となるときに、ユーザにとって不快な紙張り音、及びシートがガイド板を叩く衝撃音などの騒音が発生する。
特許文献1には、上記した騒音を抑制するために、搬送時にシートが擦れるガイド板とは反対側となる位置に、スポンジなどの柔軟性を有する緩衝材を設置し、シートが紙張り状態となる際の衝撃を緩衝材で吸収して騒音を低減することが開示されている。
特開2000-313536号公報
しかし、特許文献1に記載された技術では、シートの搬送路に緩衝材が設けられるため、シートと緩衝材との接触による抵抗が発生するという問題がある。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、シートと緩衝材との接触による抵抗を発生させることなく、シート搬送時に生じる騒音を抑制することが可能な搬送装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本願発明は、レジストローラを備え、上流側から搬送されるシートを前記レジストローラに突き当ててたるみを発生させ、前記レジストローラを駆動させて前記シートを下流側に搬送する搬送装置であって、前記レジストローラの上流側に設置された緩衝部材と、前記緩衝部材を、前記シートの搬送路に干渉する突出位置、及び前記シートの搬送路に干渉しない退避位置のいずれかに切り替え可能な進退駆動部と、前記シートのたるみ発生時に、前記進退駆動部を前記突出位置となるように制御する制御部と、を備え、前記緩衝部材は、前記シートにたるみが発生しているときに前記シートに接し、前記シートのたるみが解消する方向に変化しているときに、前記シートの変化を緩和するように変形可能であり、前記制御部は、前記シートのたるみが解消した後に、前記緩衝部材が前記退避位置となるように前記進退駆動部を制御することを特徴とする。
本発明によれば、シートと緩衝材との接触による抵抗を発生させることなく、シート搬送時に生じる騒音を抑制することが可能になる。
図1は、実施形態に係る搬送装置が搭載されるインクジェットプリンタの概略構成図である。 図2は、搬送装置の詳細な構成を示す説明図である。 図3は、インクジェットプリンタの制御ブロック図である。 図4Aは、外部給紙ローラ、緩衝部材、及びレジストローラの平面図である。 図4Bは、外部給紙ローラ、緩衝部材、及びレジストローラの側面図である。 図5は、実施形態に係る搬送装置の動作を示すタイミングチャートである。 図6Aは、緩衝部材が退避位置とされている状態を示す説明図である。 図6Bは、緩衝部材が突出位置とされている状態を示す説明図である。 図6Cは、突出位置とされた緩衝部材がシートにより押圧されている状態を示す説明図である。 図6Dは、シートにより押圧された緩衝部材が退避位置に移動した状態を示す説明図である。 図7Aは、第1変形例に係る外部給紙ローラ、緩衝部材、及びレジストローラの平面図である。 図7Bは、第1変形例に係る外部給紙ローラ、緩衝部材、及びレジストローラの側面図である。 図8Aは、第2変形例に係る外部給紙ローラ、緩衝部材、及びレジストローラの平面図である。 図8Bは、第2変形例に係る外部給紙ローラ、緩衝部材、及びレジストローラの側面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。以下に示す実施形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置等を例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
[実施形態の構成]
図1は、本発明の実施形態に係る搬送装置が搭載されるインクジェットプリンタ1の概略構成図である。図2は、インクジェットプリンタ1に搭載される搬送装置8の詳細な構成を示す説明図である。図3は、図1に示すインクジェットプリンタ1の制御ブロック図である。
図1において太線で示す経路が、シートPが搬送される搬送経路である。搬送経路のうち、実線で示す経路が通常経路RC、一点鎖線で示す経路が反転経路RR、破線で示す経路が排紙経路RD、二点鎖線で示す経路が給紙経路RSである。なお、本実施形態で示す「シートP」とは、印刷用紙、プラスチック製のシート、フィルムなどを含む。
図1に示すように、インクジェットプリンタ1は、給紙部2と、印刷部3と、上面搬送部5と、排紙部6と、反転部7と、搬送装置8と、操作パネル11と、制御部12と、各部を収納または保持する筐体13とを備える。
給紙部2は、外部給紙台21を備えている。外部給紙台21には外部給紙ローラ22が設けられており、該外部給紙ローラ22を駆動させることにより、外部給紙台21に蓄積されているシートPを搬送装置8に搬送する。
給紙部2はまた、複数(図では3個)の内部給紙台23を備えている。内部給紙台23には内部給紙ローラ24が設けられており、該内部給紙ローラ24を駆動させることにより、各内部給紙台23に蓄積されているシートPを搬送装置8に搬送する。
搬送装置8は、給紙部2から搬送されるシートPを印刷部3に搬送する。図2に示すように搬送装置8は、レジストローラ26と、緩衝部材25と、レジストセンサs1と、ベルトプラテン27と、を備えている。
レジストローラ26は、給紙部2または反転部7(図1参照)から搬送されてきたシートPを一旦停止してシートPにたるみを発生させた後、シートPをベルトプラテン27に向けて搬送する。また、図2に示すように、レジストローラ26の上流側には緩衝部材25が設けられている。
ベルトプラテン27は、吸引ファン29を備えている。ベルトプラテン27は、レジストローラ26から搬送されてきたシートPを、吸引ファン29によりベルト表面に吸着保持しつつ、印刷部3に向けて搬送する。
ベルトプラテン27の上流側には、シートPをベルトプラテン27の搬送ベルトに押し付けるための押付ローラ31と、シートPを搬送ベルトに誘導するためのガイド部材32が設けられている。
図4A、図4Bは、外部給紙ローラ22、レジストローラ26、緩衝部材25を模式的に示す説明図であり、図4Aは平面図、図4Bは側面図を示している。
図4Aに示すように緩衝部材25は、レジストローラ26の上流側に設けられており、前後方向(図4Aの上下方向)に向けて3個設けられている。図4Bに示すように、緩衝部材25は、断面が三角形に突起した形状を有しており、スポンジなどの可撓性を有する材料で構成されている。
図4Aに示すように、緩衝部材25は、ガイド板30に形成された開口部30aの下方に設置されており、後述する進退駆動部83の制御により、ガイド板30の上方に突出する突出位置Q1(図4B参照)と、ガイド板30の下方に退避する退避位置Q2に移動させることが可能とされている。
緩衝部材25が突出位置Q1とされているときには、緩衝部材25がシートPの搬送経路に干渉し、退避位置Q2とされているときには、緩衝部材25は搬送経路に干渉しない。
図2に示すレジストセンサs1は、外部給紙ローラ22から搬送されたシートPの先端位置を検出する。レジストセンサs1の検出信号は、図1、図3に示す制御部12に出力される。
図1に示す印刷部3は、搬送装置8により搬送されたシートPに画像を印刷する。印刷部3は、4つのラインヘッド28C、28K、28M、28Yを備える。
ラインヘッド28C、28K、28M、28Yは、ベルトプラテン27の上方に配置されており、該ベルトプラテン27により搬送されるシートPにインクを吐出して画像を印刷する。
上面搬送部5は、ベルトプラテン27により搬送されてきたシートPを排紙部6または反転部7へ搬送する。
排紙部6は、印刷済みのシートPを排紙する。排紙部6は、切替部36と、排紙台38とを含む。
切替部36は、シートPの搬送経路を排紙経路RDと反転経路RRとの間で切り替える。排紙台38は、排紙された印刷済みのシートPが積載されるものである。
反転部7は、両面印刷の際に、片面印刷済みのシートPを反転させて印刷部3へ再給紙する。反転部7は、スイッチバック部42と、切替ゲート44とを含む。
スイッチバック部42は、シートPを一時的に搬入するための空間である。切替ゲート44は、シートPをスイッチバック部42へとガイドする。切替ゲート44はまた、スイッチバック部42から搬送されるシートPを搬送装置8へとガイドする。
図3に示すように、操作パネル11は、表示部66と、入力部67とを備える。操作パネル11は各種の入力画面等を表示するとともに、ユーザによる入力操作を受け付ける。
表示部66は、各種の入力画面等の画像を表示する。表示部66は、液晶表示パネル等を有する。
入力部67は、ユーザによる入力操作を受け付け、操作に応じた操作信号を出力する。入力部67は、各種の操作キー等を有する。ユーザは、入力部67にて周囲温度、周囲湿度などの各種の環境情報を入力することができる。表示部66と入力部67をタッチパネルで兼用することも可能である。
制御部12は、入力部67で入力された各種の情報、及びレジストセンサs1の検出信号などを取得する。制御部12はまた、例えばネットワーク通信網などにより各種の外部情報68を取得する。外部情報68は、例えば周囲温度、周囲湿度などの環境情報を含む。制御部12はまた、取得した各種の情報、検出信号に基づいて給紙部2、印刷部3、上面搬送部5、排紙部6、反転部7、及び搬送装置8の動作を制御する。
制御部12は、例えば中央演算ユニット(CPU)や、RAM、ROM、ハードディスク等の記憶手段からなる一体型のコンピュータとして構成することができる。
搬送装置8は、レジストローラ駆動部81と、ベルトプラテン駆動部82と、進退駆動部83とを備えている。
レジストローラ駆動部81は、シートPの給紙時においてレジストローラ26を駆動させる。レジストローラ駆動部81は、上流側から搬送されたシートPがレジストローラ26に突き当たる直前にレジストローラ26を一旦停止させ、一定時間の経過後にレジストローラ26を駆動してシートPを下流側に搬送する制御を行う。従って、シートPに一旦たるみを発生させ、その後シートを伸長させて下流側に搬送することができる。
ベルトプラテン駆動部82は、ベルトプラテン27の駆動を制御する。
進退駆動部83は、レジストローラ26の上流側に設けられた緩衝部材25の進退を制御する。進退駆動部83は、緩衝部材25がシートPの搬送路上となる突出位置(図4BのQ1)と、シートPの搬送路に緩衝しない退避位置(図4BのQ2)のいずれかとなるように、緩衝部材25の進退を制御する。進退駆動部83は、シートPの搬送時においてレジストローラ26が停止して、シートPにたるみが発生した際には、緩衝部材25を突出位置Q1とする。また、シートPがレジストローラ26を通過した後に、緩衝部材25が退避位置Q2になるように制御する。
[本実施形態の動作]
次に、本実施形態に係る搬送装置8の動作を、図5に示すタイミングチャートを参照して説明する。
シートの搬送が開始されると、外部給紙ローラ22及びレジストローラ26が駆動を開始する。即ち、図5の時刻t1において、(b)に示すシートPの給紙速度が徐々に上昇する。この時刻t1において、(c)に示すレジストローラ26は駆動しており、(d)に示すように進退駆動部83は、緩衝部材25を退避位置Q2としている。即ち、図6Aに示すように、シートPは外部給紙ローラ22からレジストローラ26に向けて送り出され、緩衝部材25はシートPに干渉しない。
時刻t2において、レジストセンサs1がシートPの先端位置を検出すると、図5(a)に示すようにレジストセンサs1の検出信号がオフからオンに切り替わる。その後、時刻t3においてレジストローラ26は停止する。
その後、時刻t4において、シートPの先端部がレジストローラ26に突き当たり、時刻t5において、外部給紙ローラ22の駆動は停止する。シートPの先端部がレジストローラ26に突き当たった後に、外部給紙ローラ22が停止することにより、図6Bに示すように、シートPにたるみが発生する。即ち、図5に示す時刻t4~t5の時間T1において、シートPにたるみが発生する。
図5の時刻t6において、(d)に示すように進退駆動部83は、緩衝部材25を退避位置Q2から突出位置Q1に移動させる。その結果、図6Bに示すように緩衝部材25はシートPのたるみ部分に入り込むことになる。
また、図5の時刻t6において、(c)に示すようにレジストローラ駆動部81はレジストローラ26の駆動を再開する。その結果、シートPはたるみ状態から伸長状態へと変化する。この際、図6Cに示すように、シートPは可撓性を有する緩衝部材25を押圧しながら徐々にたるみ状態から伸長状態へと変化する。即ち、緩衝部材25が存在することにより、シートPがたるみ状態から伸長状態へと急激に変化することを回避することができる。このため、シートPが伸長状態へと変化するときに紙張り音やシートがガイド板を叩く衝撃音が発生することを回避できる。
図5の時刻t7において、進退駆動部83は、図6Dに示すように緩衝部材25を突出位置Q1から退避位置Q2へ移動させる。その結果、シートPは緩衝部材25に干渉することなくレジストローラ26の下流側へと搬送することができる。このため、シートPにたるみが生じていないときには、緩衝部材25は搬送路とは干渉しないので、シートPに摩擦が加えられることを回避できる。
その後、レジストローラ26を通過したシートPは、ベルトプラテンに搬送され、印刷処理が行われる。
[実施形態の効果]
このように、本実施形態に係る搬送装置8では、レジストローラ26の上流側に可撓性を有する緩衝部材25を設置し、シートPのたるみ発生時において、緩衝部材25を退避位置Q2から突出位置Q1へ移動させるように制御している。従って、シートPがたるみ状態から伸長状態に変化する際に、シートPは緩衝部材25を押圧しながら徐々に伸長状態へと変化することになり、騒音の発生を防止することができる。
また、シートPにたるみが発生していないときには、緩衝部材25はシートPに干渉しない退避位置Q2とされるので、シートPの搬送時に緩衝部材25との接触による摩擦が発生することを回避することが可能になる。
[第1の変形例]
次に、上述した実施形態の第1の変形例について説明する。図7A、図7Bは、第1の変形例に係る緩衝部材50の構成を示す説明図であり、図7Aは、外部給紙ローラ22、レジストローラ26、緩衝部材50を模式的に示す平面図、図7Bは同側面図を示している。
図7Aに示すように緩衝部材50は、レジストローラ26の上流側に設けられており、前後方向(図7Aの上下方向)に向けて3個設けられている。図7Bに示すように、緩衝部材50は、ローラ51と、固定具53と、固定具53とローラ51を接続するバネ52を備えている。
図7Aに示すように、緩衝部材50のローラ51は、ガイド板30に形成された開口部30aの下方に設置されており、進退駆動部83の制御により、ガイド板30の上方に突起する突出位置と、ガイド板30の下方に退避する退避位置に移動させることが可能とされている。
緩衝部材50が突出位置とされているときには、ローラ51がシートPの搬送経路に干渉し、退避位置とされているときには、ローラ51は搬送経路に干渉しない。
また、シートPがたるみ状態とされているときには、緩衝部材50のローラ51は突出位置とされ、シートPが伸長状態とされているときには、ローラ51は退避位置とされる。シートPがたるみ状態から伸長状態へと変化する際には、シートPがローラ51に接してローラ51を下方に向けて押圧し、バネ52を付勢する。このため、シートPはたるみ状態から徐々に伸長状態へと変化するので、シートPが伸長状態となるときに生じる騒音を防止することが可能になる。
[第2の変形例]
次に、上述した実施形態の第2の変形例について説明する。図8A、図8Bは、第2の変形例に係る緩衝部材50aの構成を示す説明図であり、図8Aは、外部給紙ローラ22、レジストローラ26、緩衝部材50aを模式的に示す平面図、図8Bは同側面図を示している。
図8Aに示すように緩衝部材50aは、レジストローラ26の上流側に設けられている。図8Bに示すように、緩衝部材50aは、回動板54と回転バネ55を備えている。
回動板54は平板形状を成しており、退避位置とされた場合には、ガイド板30と平行となる位置で固定される。従って、搬送中のシートPに干渉しない。また、回動板54が突出位置とされた場合には、図8Bに示すように回転バネ55を中心として角度θだけ傾斜する。即ち、緩衝部材50aは、進退駆動部83の制御により、回動板54がガイド板30と平行になる退避位置と、ガイド板30に対して角度θだけ傾斜する突出位置に変化させることができる。
緩衝部材50aが突出位置とされているときには、回動板54がシートPの搬送経路に干渉し、退避位置とされているときには、回動板54は搬送経路に干渉しない。
また、シートPがたるみ状態とされているときには、緩衝部材50aの回動板54は突出位置とされ、シートPが伸長状態とされているときには、回動板54は退避位置とされる。シートPがたるみ状態から伸長状態へと変化する際には、シートPが回動板54に接して該回動板54を下方に押圧し、回転バネ55を付勢する。このため、シートPは回動板54を徐々に押圧しながら伸長状態へと変化するので、シートPが伸長状態となるときに生じる騒音を防止することが可能になる。
なお、上述した実施形態、及び各変形例では、搬送装置8がインクジェットプリンタ1に搭載される例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、プリンタ以外のシートを搬送する装置について適用することが可能である。
また、本発明は、上述の実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階でその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上述の実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素を適宜組み合わせても良い。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることはもちろんである。以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
レジストローラを備え、上流側から搬送されるシートを前記レジストローラに突き当ててたるみを発生させ、前記レジストローラを駆動させて前記シートを下流側に搬送する搬送装置であって、
前記レジストローラの上流側に設置された緩衝部材と、
前記緩衝部材を、前記シートの搬送路に干渉する突出位置、及び前記シートの搬送路に干渉しない退避位置のいずれかに切り替え可能な進退駆動部と、
前記シートのたるみ発生時に、前記進退駆動部を前記突出位置となるように制御する制御部と、を備え、
前記緩衝部材は、前記シートにたるみが発生しているときに前記シートに接し、前記シートのたるみが解消する方向に変化しているときに、前記シートの変化を緩和するように変形可能であり、
前記制御部は、前記シートのたるみが解消した後に、前記緩衝部材が前記退避位置となるように前記進退駆動部を制御すること
を特徴とする搬送装置。
1 インクジェットプリンタ
2 給紙部
3 印刷部
5 上面搬送部
6 排紙部
7 反転部
8 搬送装置
11 操作パネル
12 制御部
13 筐体
21 外部給紙台
22 外部給紙ローラ
23 内部給紙台
24 内部給紙ローラ
25、50、50a 緩衝部材
26 レジストローラ
27 ベルトプラテン
28C、28K、28M、28Y ラインヘッド
29 吸引ファン
30 ガイド板
30a 開口部
31 押付ローラ
32 ガイド部材
36 切替部
38 排紙台
42 スイッチバック部
44 切替ゲート
51 ローラ
52 バネ
53 固定具
54 回動板
55 回転バネ
66 表示部
67 入力部
68 外部情報
81 レジストローラ駆動部
82 ベルトプラテン駆動部
83 進退駆動部

Claims (1)

  1. レジストローラを備え、上流側から搬送されるシートを前記レジストローラに突き当ててたるみを発生させ、前記レジストローラを駆動させて前記シートを下流側に搬送する搬送装置であって、
    前記レジストローラの上流側に設置された緩衝部材と、
    前記緩衝部材を、前記シートの搬送路に干渉する突出位置、及び前記シートの搬送路に干渉しない退避位置のいずれかに切り替え可能な進退駆動部と、
    前記シートのたるみ発生時に、前記進退駆動部を前記突出位置となるように制御する制御部と、を備え、
    前記緩衝部材は、前記シートにたるみが発生しているときに前記シートに接し、前記シートのたるみが解消する方向に変化しているときに、前記シートの変化を緩和するように変形可能であり、
    前記制御部は、前記シートのたるみが解消した後に、前記緩衝部材が前記退避位置となるように前記進退駆動部を制御すること
    を特徴とする搬送装置。
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