JP2007268862A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録シートのカールの状態の如何に関わらず、また、光沢度が高い記録シートであるか否かなどの記録シートの種類に関わらず、記録シートを的確に搬送しながら記録シートに良好な画像を記録することができる記録装置を提供する。
【解決手段】 記録シートSを記録部50へ送給する送給手段14、15と、記録部で記録シートに画像を記録する記録ヘッド1と、記録シートを排出する排出手段20、21とを備えた記録装置である。そして、記録シートの種類又はカール量を検出するシート検出手段30を備え、シート検出手段の検出結果に応じて送給手段又は排出手段の制御手法を変更する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像情報に基づいて記録シートに画像を記録する記録装置に関し、特に、記録シートの種類及び状態を判別することにより送給手段及び排出手段の制御手法を最適化する記録装置に関する。
一般に、プリンタ、複写機あるいはファクシミリ等の機能を有する記録装置は、画像情報に基づいて記録ヘッドにより、記録媒体である紙、布、プラスチックシート、OHP用シート等の記録シートに画像(文字や記号等を含む)を形成するように構成される。記録装置における走査方式にはシリアルタイプとラインタイプがある。シリアルタイプは、記録ヘッドを記録シートに沿って移動させる主走査と記録シートを所定ピッチで紙送りする副走査とを交互に繰り返しながら画像を記録していく方式である。ラインタイプは、一括して1ライン分を記録しながら記録シートの紙送り(副走査)のみで画像を記録していく方式である。また、記録装置は、記録方式によって、インクジェット式、熱転写式、レーザービーム式、感熱式、ワイヤドット式などに分けることができる。
通常の記録用紙やOHP用の透明シートなど種々の記録シートに記録を行う記録装置においては、互いに圧接された駆動ローラと従動ローラの間に記録シートを挟み込み、駆動ローラを回転させることにより記録シートを搬送するローラ対が設けられている。そして、搬送経路の複数箇所に設けられたローラ対で記録シートを搬送しながら一連の記録動作が行われる。この際、記録シートがカール(湾曲又はねじれ)していると、記録シートの先端が次のローラ対に進入することができず、紙ジャムを発生させる場合がある。特に、液状及び熱溶融性のインクを用いてプリントするインクジェット記録装置においては、インクを吐出しながら移動する記録ヘッドの上流側と下流側に位置する2組のローラ対の間の距離が長くなる傾向がある。つまり、記録ヘッドの上流側に位置するローラ対(搬送ローラ対)から下流側に位置するローラ対(排出ローラ対)へ至る搬送経路が長くなる傾向がある。
一方では、記録ヘッドと記録シートの間の距離を小さくすることも要請されている。このため、カールした記録シートを記録ヘッドに衝突させずに送給することも大きな課題となっている。これに対処する手段として、記録装置内の検出手段により記録シートのカールの状態を測定し、その結果に基づいて記録シートを吸引する吸引ファンの吸引力を制御する技術が例えば特許文献1に開示されている。また、例えば特許文献2には、画像品位の劣化を防ぐために、カール量の大きい記録シートが搬送されてきたときには排出ローラ対におけるローラ圧接(挟み込み、ニップ)を解除する技術、すなわち排紙ローラから拍車を離間させる技術が開示されている。
なお、排出ローラ対において記録済みの記録シートを挟み込んで搬送すると、未定着のインクがローラ表面に転写され、記録シートの記録画像の品位が低下するという課題がある。これに対処するため、排出ローラ対においては、周面で記録シートの表面に接触する円筒状ローラの代わりに、突起部で接触する円板状のローラ(拍車、スターローラ)が用いられる。しかし、光沢紙など、光沢度の高い記録シートを搬送する場合、画像記録面に拍車の押圧痕跡が発生して画質が低下する場合がある。特許文献2には、これに対処するために、排出ローラに対して拍車を移動させることにより、記録シートに作用する拍車の押圧力を調整する技術も開示されている。
特開2002−060112号公報 特開2000−118821号公報
しかしながら、特許文献1のようにカールの状態に応じて記録シートに対する吸引力を制御する方法では、たとえ吸引力を大きくしてもカールを収めることはできず、記録シートを記録部の保持面に沿わせて搬送できない場合があった。また、吸引力を大きくすると、騒音が大きくなるという不都合もあった。また、特許文献2のような、従来の排出ローラから拍車を離間させる技術では、記録シートのカールを検出する手段を備えていない。このため、カールによる記録シートの擦れを回避するために、画像記録の最中でもユーザーが記録装置までアクセスして搬送中の記録シートの状態を確認する必要があった。つまり、近年の急速な記録装置のネットワーク化に伴い、ユーザーが記録装置から離れていても問題なく記録できることが要請されているが、特許文献2の技術ではこれに対応することができなかった。さらに、特許文献2における排出ローラに対して拍車を移動させて記録シートに作用する拍車の押圧力を調整するという従来技術では、実際に搬送されてくる記録シートの種類(表面状態など)を検出する手段を備えていない。このため、ユーザーの設定又は操作に少しでも適正を欠くところがあると、記録画像に拍車の痕跡が発生する原因となっていた。
本発明はこのような技術的課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、記録シートのカールの状態の如何に関わらず、また、光沢度が高い記録シートであるか否かなどの記録シートの種類に関わらず、記録シートを的確に搬送しながら記録シートに良好な画像を記録することができる記録装置を提供することである。
本発明は、記録シートを記録部へ送給する送給手段と、記録部で記録シートに画像を記録する記録ヘッドと、記録シートを排出する排出手段とを備えた記録装置に関する。本発明による記録装置は、記録シートの種類又はカール量を検出するシート検出手段を備え、シート検出手段の検出結果に応じて送給手段又は排出手段の制御手法を変更することを特徴とする。
本発明によれば、記録シートの種類又はカール量の検出結果に応じて送給手段又は排出手段の制御手法を変更するように構成される。これにより、記録シートのカールの状態の如何に関わらず、また、記光沢度が高い記録シートであるか否かなどの記録シートの種類に関わらず、記録シートを的確に搬送しながら良好な画像を記録することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を具体的に説明する。なお、各図面を通して同一符号は同一又は対応部分を示すものである。図1は本発明による記録装置の第1の実施形態の斜視図である。図2は第1の実施形態に係る記録装置の要部構成を示す縦断面図である。図1及び図2において、1は画像情報に基づいて記録シートSに画像を記録する記録ヘッドであり、本実施形態では、吐出口からインクを吐出して記録するインクジェット記録ヘッドが使用されている。2は記録ヘッド1を搭載して移動可能なキャリッジ、3は記録ヘッド1をキャリッジ2に着脱可能に固定するためのヘッドレバーである。4はキャリッジ2を記録シートの搬送方向と交差する方向(矢印A方向)に移動可能に案内支持するガイド軸、5はキャリッジ2の移動を案内するためにガイド軸4と平行に設けられたガイドレールである。記録ヘッド1及びキャリッジ2により、シリアル記録方式の記録手段が構成されている。9は記録装置のシャーシである。
インクジェット記録ヘッドの場合、記録シートと対向するフロント面1aには複数の吐出口が配列されており、このフロント面は画像情報に基づいてインク滴を吐出する吐出面になっている。キャリッジ2又は記録ヘッド1の側面には後述するシート検出手段としてのセンサ30が取り付けられている。センサ30は、検出面30aが記録シートSの表面(搬送面)と平行になるように取り付けられ、記録ヘッド1のフロント面1aよりも高い位置にある。
図1において、キャリッジ駆動用のモータM1の出力軸にはプーリ7が固定されており、このプーリ7と装置本体の反対側に設けられたアイドルプーリ(不図示)との間にタイミングベルト6が張架されている。このタイミングベルト6の一部にキャリッジ2が連結されている。従って、モータM1を制御することにより、記録ヘッド1を搭載したキャリッジ2の両矢印A方向における移動及び停止が制御される。
キャリッジ2の移動方向と平行に、透明なPETフィルムに必要なピッチで黒色のバーを印刷したエンコーダスケール8が張設されている。このスケール8をキャリッジ2上のエンコーダセンサで読み取ることにより、キャリッジの位置や速度を検知することができる。キャリッジ2の移動範囲であって記録領域を外れた所定位置(通常、キャリッジのホームポジション)には、記録ヘッド1のインク吐出性能を正常な状態に維持回復するための回復ユニット10が配設されている。回復ユニットには、キャップ11、ワイパー12及び吸引ポンプ13が設けられている。キャップ11は、記録ヘッド1の吐出面1aに密着されることで吐出口を密閉可能なものであり、ゴム等の弾性部材で形成されている。ワイパー12は、記録ヘッド1の吐出面に付着したインクやほこり等を拭き取り除去するためのものである。吸引ポンプ13は、キャップ11に接続されており、吐出口をキャッピングした状態で吐出口からインクと共に気泡や増粘インク等を吸引することで吐出口内のインクをリフレッシュするように動作する。あるいは、キャップ11内に吐出された廃インクを吸引回収するためにも使用可能である。
図1及び図2において、キャリッジ2に搭載された記録ヘッド1の吐出面1aと所定隙間をもって対向する位置に、搬送される記録シートSを案内支持するためのプラテン25が配設されている。このプラテン25上には、記録ヘッド1により記録シートSに画像を記録する画像形成部(又は記録部)50が構成されている。記録部50の搬送方向上流側には、記録シートSを記録部へ送り込むための駆動ローラ(搬送ローラ)14及び従動ローラ(ピンチローラ)15からなるローラ対が配設されている。このローラ対14、15は記録シートを記録部へ送給する送給手段を構成している。搬送ローラ14は、記録シートSを搬送するために、搬送モータM2によって駆動される。ピンチローラ15は、不図示のバネにより搬送ローラに押圧されて従動回転するものであり、記録シートを搬送ローラ14との間で挟持することで搬送力を付与する。なお、ピンチローラ15はローラホルダ16に回転自在に支持されている。
搬送ローラ14の一端にローラギア17が固定されている。搬送ローラ14は、搬送モータM2の回転を中間ギア18を介してローラギア17に伝達することにより駆動される。記録装置の後上部には給紙装置40が設けられている。給紙装置40は、所定寸法に裁断されたカット紙を積載するとともに該カット紙を1枚ずつ給送可能なカットシート給紙部を備えている。また、給紙装置40は、ロールシートを搭載するとともに該ロールシートを給送可能なロールシート給紙部も備えている。
記録部(画像形成部)50の搬送方向下流側には、記録された記録シートSを排出するための駆動ローラ(排出ローラ)20及び従動ローラ(拍車、スターローラ)21からなるローラ対が配設されている。このローラ対20、21は記録シートを装置本体外へ排出するための排出手段を構成している。
拍車21は、駆動される排出ローラ20とともに記録シートSを狭持し、従動回転しながら記録シートを排出する。拍車21は拍車ホルダ22に回転自在に支持されている。拍車ホルダ22は、リンク部材24に連結されており、カム23の位置を制御することにより上下方向に移動可能である。つまり、拍車ホルダ22は、カム23の動作により両矢印方向に変位可能であり、上方へ変位すると拍車21が排出ローラ20から退避(又は離間)する。排出ローラ20の軸にはローラギア19が固定されている。排出ローラ20は、搬送モータM2の回転を中間ギア18を介してローラギア19に伝達することにより駆動される。
図11は本実施形態における拍車21の退避方法を示す部分縦断面図であり、(a)は拍車が完全に退避した状態を示し、(b)は途中まで退避した落とし込みの状態を示す。図11において、拍車ホルダ22はリンク部材24を介して上下方向に移動可能に支持されている。そこで、カム23を回転させて拍車ホルダ22を(a)の上限位置まで持ち上げると、拍車21は排出ローラ20から十分に離間した完全退避位置にセットされる。また、カム23を途中まで回転させて拍車ホルダ22を(b)の途中位置まで持ち上げると、拍車21は排出ローラ20から一定距離だけ離間した退避位置にセットされる。なお、図2及び図10に示すように、カム23が拍車ホルダ22から離れると、該拍車ホルダがバネ力によって下向きに付勢されることで拍車21が排出ローラ20に圧接され、ニップ部が形成される。
図1及び図2において、記録ヘッド1と対向して記録シートSを支持するプラテン25は、搬送ローラ14と排出ローラ20の間に配置されている。プラテン25の記録シート通過領域には、所定配列をなして複数の吸気孔が形成されている。プラテン25の下側には、これらの吸気孔に通じる吸引手段が設けられている。すなわち、プラテン25の下側に空間部26が形成され、この空間部26に吸引ファン27が接続されている。吸引ファン27を駆動すると上記吸気孔に吸引負圧が発生し、搬送されている記録シートSがプラテン25の上面に吸着される。これによって、記録シートSは記録領域においてプラテン25から浮き上がることなく搬送され、記録ヘッド1と記録シートSとの距離(隙間)が適正値に維持される。拍車ホルダ22の(排出側)搬送方向下流側には、カッタ28が配設されている。このカッタ28は、記録シートSとしてロール紙を使用する場合に、記録されたロール紙を所定長さに切断するものである。
図2の記録装置では、キャリッジ2又は記録ヘッド1に、シート検出手段としてのセンサ30が装着されている。このセンサ30は、記録シートSのカール量を検出する変位センサと、記録シートSの種類を特定するメディアセンサを有する。図3はセンサ30の変位センサにより記録シートSのカール量を検出する状態を示す説明図である。図3において、光源38aから発せられた光が投光レンズ38bで集光されて対象物体である記録シートSの表面に照射される。記録シートから反射された反射光を受光レンズ38cによって位置検出素子(PSD)38d上に集光する。記録シートにカール等が生じていると、光源38aから記録シートSまでの距離が変化し、位置検出素子38dの2つのアンプ38f、38fからの出力X、Yの比が変化する。これによって、記録シートSのカール量を検知することができる。なお、光源38aは駆動回路38eによって駆動される。
図4はセンサ30のメディアセンサにより記録シートの種類を検出する状態を示す説明図である。図4において、センサ30のメディアセンサは、LEDからなる発光素子39aと、2つの受光素子39b、39cを備えている。発光素子39aから記録シートSの表面に斜め方向から投光された光は、記録シートによって反射され、受光素子39b、39cにより反射光量が検出される。この場合、一方の受光素子39bは正反射光の光量を検出し、もう一方の受光素子39cは拡散反射光の光量を検出する。そして、これらの受光素子から得られる検出値(反射光光量)から記録シートの種類を判別する。記録シートの種類としては、光沢紙(光沢調・半光沢調・マット調(つや消し)など)、普通紙、コート紙、はがき、インクジェット用はがき、OHPフィルムなどが挙げられる。2つの受光素子39b、39cから得られる検出値(反射光量に対応した値)は、これらの記録シートの種類によって異なる。従って、予め検証された記録シートSの種類と受光素子39b、39cで得られる検出値との対応関係から、記録シートの種類を判別することができる。
図5は図1〜図4で説明した第1の実施形態に係る記録装置の記録動作を示すフローチャートである。図5において、まず、ステップS1で、ホストコンピュータより送出された記録データ(画像情報)を記録装置の制御基板で受信したか否かを判別する。受信すると、ステップS2で、記録データを展開しインク吐出用データの生成に係る所定の処理を行う。これとともに、ステップS3で、搬送モータM2を起動し、給紙装置40からローラ対14、15からなる送給手段へ記録シートSを給送し、さらにこのローラ対により一定距離だけ送給する。なお、記録シートSは、ロール紙又はカット紙であり、ホストコンピュータによって指定されたものが給送される。給送された記録シートは、ローラ対14、15によりプラテン25上を矢印方向(図2)に送給され、その先端がL1地点に到達した時点で送給を停止する(ステップS3)。そして、キャリッジ2に搭載されたセンサ30により、記録シートSのカール量及び種類を検出する(ステップS4)。
図6は、センサ30により記録シートSのカール状態及び種類を検出するときのセンサと記録シートの位置関係を示す部分平面図である。すなわち、ステップS4における記録シートのカール量及び種類の検出は、キャリッジ2の位置を制御することにより図6の状態(位置)で行われる。すなわち、センサ30の検出面を記録シートSの側端部の上に位置させた状態で検出する。これによって、カール量が記録ヘッド1のフロント面1aより高い場合でも、記録ヘッド1を記録シートSに接触させずに、該記録シートのカール量及び種類を検出することができる。
次いで、ステップS5において、ステップS4での検出結果とステップS3でのシート指定(ロール紙又はカット紙)とに基づいて、送給手段の搬送ローラ(駆動ローラ)14及び排出手段の拍車(従動ローラ)21の駆動方法を決定する。この駆動方法は、ステップS6、ステップS7、ステップS8及びステップS9の4つに分かれており、いずれかのステップを選択して記録動作を実行する。
図7は本実施形態におけるセンサの検出結果と送給手段及び排出手段の制御手法との関係を示す表である。図5のステップS5では、給紙装置40から給送される記録シートがロールシートであるかカットシートであるか、カール量が大であるか小であるか、記録シートの種類が光沢紙であるかそれ以外のシートであるか、の3項目について判別する。さらに、このステップS5では、その判別結果に基づいて送給手段及び排出手段の制御手法の切り換えを行う。この制御手法の切り換えは、図7の表に当てはめて行われる。ここで、図11の(a)に示す拍車21の位置は、図5のステップS6、図7、図9の「頭出し量増大」の制御手法における退避位置である。また、図11の(b)に示す拍車21の位置は、図5のステップS8、図7、図12の「拍車落とし込み」の制御手法における退避位置である。
図8は本実施形態に係る記録装置における記録シートのカール量の測定方法を示す縦断面図である。図8において、記録シートSのカール量は、キャリッジ2に搭載されたセンサ30に収められた変位センサ(図3)を使用し、記録シートSのプラテン25からの浮き上がり高さCを測定して算定される。hは設定されたカール量の閾値である。カール量Cがhよりも大きい場合は「カール大」と判別され、カール量Cがhよりも小さい場合は「カール小」と判別される。例えば、図8は「カール大」の状態を示す。
記録シートSの種類は、センサ30に収められたメディアセンサを使用し、発光素子39aから発光された光の反射光量を測定し、光沢紙が給送された場合の反射光量と比較することで検出される。反射光量の値が光沢紙と近い場合は「光沢紙」と判別され、離れている場合は「光沢紙以外」と判別される。
先ず、図5のステップS6の制御手法について説明する。図5において、ステップS5にて、給送されてきた記録シートがロールシート(ロール紙)であり、かつ該記録シートのカール量が大きい「カール大」であると判別されると、ステップS6の「頭出し量増大」が選択される。カール量が大きい場合は、記録シートの先端が排出ローラ20と拍車21とのニップ部へ進入できず、ジャム(図10)が発生することがある。また、記録時に記録シートSと記録ヘッド1が衝突する可能性も高い。そのため、記録シートSを、搬送ローラ14と排出ローラ20の両者で狭持させた状態にしてから記録を行うことが好ましい。図9は図5中のステップS6の「頭出し量増大」を適用した制御手法のフローチャートである。本実施形態では、この頭出し量増大は、記録シートSを通常の記録開始位置(例えばL1地点)を越えて例えば排出手段の近傍すなわち排出ローラ20付近(例えばL2地点)まで送給する動作で実行される。なお、このステップS6の「頭出し量増大」は、記録シートSの種類、すなわち光沢紙であるかそれ以外のシートであるかに関わらず選択される。
図9において、まずステップS61にて、拍車ホルダ22を図11の(a)の完全退避位置まで退避させる。そして、ステップS62にて、搬送ローラ14を回転させ、記録シートSの先端がL2地点に達するまで送給する。つまり、L1地点からL2地点までの距離Lにわたって搬送する。このとき、拍車21は完全退避位置にあるので、カール量が記録シートに対しても接触することはほとんどない。その後、ステップS63にて拍車21を排出ローラ20と圧接するまで(ニップ位置まで)戻し、ステップS64にて記録動作を開始する。このままでは、記録動作を終えたときに記録シートSの先端に距離Lの余白が生じてしまう。そこで、記録動作を開始して記録シートが距離Lだけ搬送されたか否かを判別し(ステップS65)、距離Lだけ搬送された時点で、カッタ28を動作させる記録シートを切断する。つまり、ステップS62にて頭出しを行った分(距離L)、記録シートの先端部を切断する(ステップS66)。
そして、記録動作を再開し(ステップS67)、ステップS68で画像記録が終了したか否かを判別する、画像記録が終了したところで、一連の記録動作を終了する。以上のような頭出し量増大を用いる制御手法を採択することで、カール量が大きい記録シートに対しても、紙ジャムや記録ヘッド1との衝突を防ぎながら、高品位の画像を記録することができる。
図10は記録装置において記録シートのカールが原因で記録シートが拍車ホルダに衝突する状態を示す縦断面図である。図11は本発明の第1の実施形態に係る記録装置において拍車が排出ローラから退避する状態を示す部分縦断面図であり、(a)は完全に退避した状態を示し、(b)は途中まで退避した拍車落とし込みの状態を示す。
次に、図5のステップS7の制御手法について説明する。図5において、ステップS5で「カール小」と判別され、かつ給送された記録シートSが光沢紙以外のシートであると判別されると、ステップS7の「拍車ニップ」を用いる制御手法が選択される。つまり、「拍車ニップ」は、カール量が少なく、かつ光沢紙以外の拍車跡が生じにくい記録シートが給送された場合に選択される駆動方法である。この「拍車ニップ」の制御手法は、拍車21を常に排出ローラ20に圧接した状態に維持し、その間にニップを形成した状態(図2の状態)で記録動作を行う手法である。この「拍車ニップ」では、拍車を排出ローラに圧接した状態で、記録シートSの先端がL2地点に到達するまで搬送ローラ14及びピンチローラ15により搬送(送給)する。なお、この「拍車ニップ」による記録動作は、従来のインクジェット記録装置における記録動作と同様の制御手法である。
次に、図5のステップS8の制御手法について説明する。図5において、ステップS5にて、給送されてきた記録シートがカットシート(カット紙)であり、かつ該カットシートのカール量が大きい「カール大」であると判別されると、ステップS8の「拍車落とし込み」が選択される。カール量が大きい場合は、ステップS6で説明したように、記録シートSを搬送ローラ14とピンチローラ15のニップに加えて、排出ローラ20と拍車21のニップでも挟持した状態から記録を開始することが好ましい。しかし、カットシートの場合は、図9で説明したようなステップS6の「頭出し量増大」を選択すると、余白が増加したままとなり、先端部に距離Lの大きな余白が生じてしまう。これを防止するため、ステップS8の「拍車落とし込み」を用いる制御手法が選択される。このステップS8の「拍車落とし込み」は、記録シートSの種類、すなわち光沢紙であるかそれ以外のシートであるかに関わらず選択される。
図12は「拍車落とし込み」を用いる制御手法のフローチャートであり、次に図12のフローチャートを用いてステップS8の記録動作を説明する。図12において、まず、ステップS81にて、拍車21を図11の(b)に示すような拍車21を排出ローラ20から途中まで退避させた落とし込み位置へ移動させる。この落とし込み位置は、拍車21が排出ローラ20と接触せず、且つ完全に退避させない途中の位置である。拍車21を落とし込み位置とすることにより、カールした記録シートSを落とし込み位置の拍車21と触れさせることができる。この接触によりカールした記録シートの挙動を変え、該記録シートをプラテン25に吸着させることが可能となる。
図12において、拍車21を落とし込み位置へ移動させた後、ステップS82にて、搬送ローラ14を回転させてカットシート(記録シート)Sの先端がL2地点に到達するまで送給し、カールしたカットシートSに拍車21を接触させる。接触したカットシートは、プラテン25に形成された吸引孔を通して吸引ファン7の吸引力を作用させることにより、該プラテンに吸着される。この場合、カットシートSにはロールシート特有の巻き癖が無いため、該カットシートは拍車21と接触してもプラテン25に吸着させることができる。また、拍車21は排出ローラ20とニップ状態(接触状態)ではないため、該拍車が記録シートSと接触しても、該記録シートの押圧跡は目立たない程度の僅少である。
次いで、ステップS83にて、搬送ローラ14を逆回転させ、記録シートSの先端をL1地点まで戻す。その後、搬送ローラ14を正回転させて記録シートSを搬送しながら、該記録シートに画像を記録していく。そして、記録シートの後端が搬送ローラ14とピンチローラ15のニップ部を抜ける時を検知し(ステップS85)、この時に拍車21を排出ローラ20に圧接させてニップを形成する(ステップS86)。さらに記録動作を継続させ(ステップS87)、ステップS88にて画像記録が終了したか否かを判別する。画像記録が終了したところで記録シートを排出し、一連の記録動作を終了する。以上のような拍車落とし込みを用いる制御手法を採択することで、カール量が大きい記録シートに対しても、紙ジャムや記録ヘッド1との衝突を防ぎながら、高品位の画像を記録することができる。
次に、図5のステップS9の制御手法について説明する。図5において、ステップS5にて、給送されてきた記録シートの種類が光沢紙等の拍車跡が目立ちやすいものであり、かつ該記録シートのカール量が小さい「カール小」であると判別されると、ステップS9の「拍車逃げ」の制御手法が選択される。なお、この「拍車逃げ」は、カット紙であるかロール紙であるかには関係なく選択される。ステップS9においては、記録を行う前に拍車21を図11の(a)の完全退避位置へ退避させ、記録シートSと拍車21の接触を完全に防止できる状態にする。この状態で記録シートに対する記録を行う。そして、記録シートがロール紙である場合はカッタ28で切断した際に、記録シートがカット紙である場合はその後端が搬送ローラ14のニップ部を抜ける際に、拍車21を排出ローラ20に圧接させる。これによって、従来の記録動作と比べ、拍車21が記録シートSと接触する機会を大幅に減らすことができ、記録画像の品位向上を図ることができる。
図13は本発明による記録装置の第2の実施形態において測定する際の記録シートのカール量が特に大きいときの状態を示す縦断面図である。図14は図13の記録装置において測定する際の記録シートのカール量が図13のときより小さいときの状態を示す縦断面図である。第2の実施形態は、前述の第1の実施形態と比べ、図5中のステップS8の「拍車落とし込み」を用いる制御手法におけるカール量の振り分けを2種類から3種類に増やした点で相違し、その他の点では実質的に同じように構成される。そのため、ここでは、第2の実施形態の「拍車落とし込み」を適用した制御手法(図5中のステップS8に対応する)について説明し、その他の詳細説明は省略する。
第2の実施形態においては、図13のように記録シートSのカール量Cがh1 より大きい場合は、第1の実施形態の図12のフローチャートと同様の制御を行う。一方、図14のようにカール量Cがh1 未満でh2 以上の場合は、図12のフローチャートからステップS82及びS83を省略したシーケンスで記録動作を行う。この理由は、カール量が比較的小さい場合は、記録シートSの先端が排出ローラ20と拍車21のニップ部に進入できない不都合だけを考慮すれば良く、従って、シート先端をL2地点まで搬送した後L1地点まで戻す操作を省略しても問題ないからである。これによって、カール量が比較的小さい場合はシーケンスの省略を行うことができ、スループットの向上を図りつつ、記録品位の向上を図ることができる。
以上説明した各実施形態によれば、シート検出手段であるセンサ30による記録シートSの種類又はカール量の検出結果に応じて送給手段14、15又は排出手段20、21の制御手法を変更するように構成される。これによって、給送されてくる記録シートのカールの状態の如何に関わらず、給送されてくる記録シートが光沢度の高いシートである否かなどの記録シートの種類に関わらず、記録シートを的確に搬送しながら良好な画像を記録することが可能となる。
また、センサ30をキャリッジ部に搭載することで、正確なカール量の情報を得ることができる。また、センサ30の検出面を記録ヘッド1のフロント面より高くするとともに、該センサの検出面のみを記録シートの側端部に合わせてカール量を検出するので、カール量が大きい場合でも容易にかつ的確にカール量を測定することができる。さらに、センサ30にカール量の測定機能に加え、記録シートの種類の特定機能を有する構成としたので、排出ローラ20に当接する拍車21を移動可能とすることで、光沢度の高い記録シートの場合も拍車跡を生じることなく記録することができる。
なお、以上の実施形態では、記録ヘッドからインクを吐出して記録するインクジェット記録装置を例に挙げて説明したが、本発明は、他の記録方式の記録装置、例えば電子写真記録方式や熱転写記録方式などの記録装置に対しも同様に適用することができる。また、以上の実施形態では、プラテンに吸引孔を形成し、吸引ファンによって記録シートを密着させる構成を例示したが、本発明は吸引ファンを用いないプラテンを使用する場合にも同様に適用可能である。また、吸引ファンの代わりに静電吸着方式などを用いるプラテンの場合にも同様に適用可能である。また、カール量の検出手段としてフォトセンサを用いる場合を例示したが、これは他のセンサ、例えばタッチセンサなどを用いる構成としても良い。また、記録シートSの種類の検出手段としてフォトセンサの反射光を利用する例を示したが、これは他のセンサ、例えば透過型のセンサなどを用いる構成としても良い。さらに、前述の実施形態では、記録シート種類の判別に関し、前述した実施形態では光沢紙とそれ以外に分別したが、本発明は、普通紙、OHPシート、フィルム、プルーフ用紙など、分別種類を増やしても同様に適用可能である。
また、以上の実施形態では、キャリッジに搭載された記録ヘッドで記録するシリアル記録装置を例に挙げて説明した。ただし、本発明は、一括して1ライン分を記録しながら紙送り(副走査)のみで記録していくライン記録装置など、他の記録方式の場合にも同様に適用可能である。また、本発明は、記録ヘッドの数や配置構成にも関係なく適用可能である。さらに、本発明は、インクジェット記録装置、熱転写記録装置、レーザー記録装置、感熱記録装置、ワイヤドット記録装置など、記録方式や装置の大小にも関係なく適用可能である。
本発明による記録装置の第1の実施形態の斜視図である。 第1の実施形態に係る記録装置の要部構成を示す縦断面図である。 図2の記録装置で使用される変位センサにより記録シートのカール量を検出する状態を示す説明図である。 図2の記録装置で使用されるメディアセンサにより記録シートの種類を検出する状態を示す説明図である。 第1の実施形態に係る記録装置の記録動作を示すフローチャートである。 図2の記録装置でセンサにより記録シートのカール状態及び種類を検出するときのセンサと記録シートの位置関係を示す部分平面図である。 第1の実施形態におけるセンサの検出結果と送給手段及び排出手段の動作との関係を示す表である。 第1の実施形態に係る記録装置における記録シートのカール量の測定方法を示す縦断面図である。 第1の実施形態に係る記録装置の記録動作中の頭出し増大のシーケンスを示すフローチャートである。 記録装置において記録シートのカールが原因で記録シートが拍車ホルダに衝突する状態を示す縦断面図である。 第1の実施形態に係る記録装置において拍車が排出ローラから退避する状態を示す部分縦断面図であり、(a)は完全に退避した状態を示し、(b)は途中まで退避した落とし込みの状態を示す。 第1の実施形態に係る記録装置の記録動作中の拍車の落とし込みのシーケンスを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る記録装置において測定する際の記録シートのカール量が特に大きいときの状態を示す縦断面図である。 図13の記録装置において測定する際の記録シートのカール量が図13のときより小さいときの状態を示す縦断面図である。
符号の説明
1 記録ヘッド
1a フロント面(吐出面)
2 キャリッジ
14 搬送ローラ(駆動ローラ)
15 ピンチローラ(従動ローラ)
20 排出ローラ(駆動ローラ)
21 拍車(従動ローラ)
25 プラテン
27 吸引ファン
30 センサ
30a 検出面
40 給紙装置
50 記録部(画像形成部)
S 記録シート(記録媒体)

Claims (13)

  1. 記録シートを記録部へ送給する送給手段と、前記記録部で記録シートに画像を記録する記録ヘッドと、記録シートを排出する排出手段とを備えた記録装置において、
    記録シートの種類又はカール量を検出するシート検出手段を備え、
    前記シート検出手段の検出結果に応じて前記送給手段又は前記排出手段の制御手法を変更することを特徴とする記録装置。
  2. 前記送給手段の制御手法は、記録シートの頭出し量であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記排出手段は記録シートを排出する排出ローラと該排出ローラに従動して回転する拍車とを有し、
    前記排出手段の制御手法は、前記排出ローラと前記拍車との位置関係であることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録装置。
  4. 前記送給手段の制御手法は、前記シート検出手段で検出される記録シートのカール量が大きいときに、前記記録シートの頭出し量を制御することにより、該記録シートを前記送給手段及び前記排出手段で挟持した状態で記録を開始することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の記録装置。
  5. 前記排出手段の制御手法は、前記シート検出手段で検出される記録シートのカール量が大きいときに、前記排出ローラと前記拍車の位置関係を制御することにより、該拍車を該排出ローラと接触しない位置まで退避させた状態で記録を開始することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の記録装置。
  6. 前記排出手段の制御手法は、前記シート検出手段で検出される記録シートのカール量が大きいときに、前記拍車を前記排出ローラと接触しない距離まで退避させた状態で、記録シートの先端が前記排出ローラ付近に到達するまで送給した後に前記拍車と前記排出ローラを接触させ、記録シートを前記拍車と前記排出ローラの間で挟み込んだ後に記録を開始することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の記録装置。
  7. 前記排出手段の制御手法は、前記シート検出手段で検出される記録シートのカール量が大きいときに、前記拍車を前記排出ローラと接触しない位置まで退避させた状態で記録シートの先端が前記排出ローラ付近に到達するまで送給した後、該記録シートを再び記録開始位置へ戻して記録を開始することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の記録装置。
  8. 前記排出手段の制御手法は、前記シート検出手段により記録シートの光沢度が大きいと検出されたときに、前記排出ローラと前記拍車との位置関係を制御することにより、該拍車を該排出ローラと接触しない位置まで退避させた状態で記録を開始することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の記録装置。
  9. 前記排出ローラと前記拍車との位置関係は、少なくとも3ポジション以上存在することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の記録装置。
  10. 前記シート検出手段は、前記記録手段を構成するキャリッジに搭載されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の記録装置。
  11. 前記シート検出手段は、前記記録手段を構成する記録ヘッドに搭載されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の記録装置。
  12. 前記シート検出手段の検出面と記録シートとの距離は前記記録手段のフロント面と記録シートとの距離よりも大きいことを特徴とする請求項10又は11に記載の記録装置。
  13. 前記記録手段は、画像情報に基づいてインクを記録シートへ吐出して画像を記録するするインクジェット記録手段であることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の記録装置。
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