JP2023128744A - 端子及びコネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】マットシールに挿抜される際にマットシールを損傷しにくい端子を提供する。【解決手段】端子10は、筒状をなす本体部11を備え、本体部11は、周壁14と、周壁14と一体に形成され、本体部11の延び方向に直交する方向に周壁14から突出するランス20と、を備え、ランス20は、延び方向における両端部が周壁14と接続された両持ち梁状をなし、延び方向に直交する方向に弾性変形可能とされている。【選択図】図5
Description
本開示は、端子及びコネクタに関する。
従来、マットシールを備えるコネクタとして、特開2015-41424号公報(下記特許文献1)に記載の防水コネクタが知られている。この防水コネクタは、端子と、ハウジングと、マットシールと、を備える。ハウジングは端子を収容する端子収容室を有し、端子収容室にはランスが斜め前方に突出して設けられている。端子は、箱状の電気接触部と、電気接触部の外面から凹んで設けられるランス係止部と、を備える。ハウジングのランスと端子のランス係止部とが係止することで、端子が端子収容室に保持されるようになっている。
ところで、上記とは異なるハウジングにおける端子の保持構造として、特開2015-99676号公報(下記特許文献2)に記載のものが知られている。特許文献2に記載の端子金具は、角筒状の接続部と、接続部の周壁部分を切り起こして設けられたランスと、を備える。端子金具が挿入されるコネクタハウジングのキャビティの内壁には、キャビティ内方に突出する被係止部が形成されている。端子金具のランスとコネクタハウジングの被係止部とが係止することにより、端子金具がコネクタハウジング内に保持されるようになっている。
特許文献1の構成において、特許文献2に記載されるハウジングにおける端子の保持構造を採用する場合、端子をマットシールの電線挿通孔に挿抜する際に、端子に設けられたランスがマットシールを損傷させるおそれがある。
本開示の端子は、筒状をなす本体部を備え、前記本体部は、周壁と、前記周壁と一体に形成され、前記本体部の延び方向に直交する方向に前記周壁から突出するランスと、を備え、前記ランスは、前記延び方向における両端部が前記周壁と接続された両持ち梁状をなし、前記延び方向に直交する方向に弾性変形可能とされている、端子である。
本開示によれば、マットシールに挿抜される際にマットシールを損傷しにくい端子を提供することができる。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。
(1)本開示の端子は、筒状をなす本体部を備え、前記本体部は、周壁と、前記周壁と一体に形成され、前記本体部の延び方向に直交する方向に前記周壁から突出するランスと、を備え、前記ランスは、前記延び方向における両端部が前記周壁と接続された両持ち梁状をなし、前記延び方向に直交する方向に弾性変形可能とされている。
このような構成によると、端子のランスは両持ち梁状であるから、本体部の延び方向に交差する破断面を有さない。したがって、マットシールを備えるコネクタにこの端子を適用した場合、端子をマットシールの貫通孔に挿抜する際、マットシールが損傷しにくい。
(2)前記ランスの両側方の端縁は、丸みを帯びた形状とされていることが好ましい。
このような構成によると、ランスの両側方の端縁により、マットシールが損傷しにくい。
(3)前記ランスは、前記延び方向に直交する方向に前記周壁から突出する突出部と、前記延び方向に延びて、前記突出部と前記周壁とを接続する延長部と、を備えることが好ましい。
このような構成によると、延長部を形成することにより、ランスを延び方向に長くすることができる。これにより、ランスが弾性変形しやすくなる。
(4)本開示のコネクタは、上記の端子と、前記端子を収容する端子収容部を有するハウジングと、前記端子収容部と連通して配される貫通孔を有するマットシールと、を備え、前記ハウジングは、前記端子収容部の内壁から前記端子収容部の内方に突出するとともに、前記ランスと係止する係止部を備える。
このような構成によると、端子をマットシールの貫通孔に挿抜する際、マットシールが損傷しにくい。
[本開示の実施形態の詳細]
以下に、本開示の実施形態について説明する。本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
以下に、本開示の実施形態について説明する。本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
<実施形態>
本開示の実施形態について、図1から図10を参照しつつ説明する。以下の説明においては、矢線Zの示す方向を上方、矢線Xの示す方向を前方、矢線Yの示す方向を左方として説明する。なお、複数の同一部材については、一部の部材にのみ符号を付し、他の部材の符号を省略する場合がある。
本開示の実施形態について、図1から図10を参照しつつ説明する。以下の説明においては、矢線Zの示す方向を上方、矢線Xの示す方向を前方、矢線Yの示す方向を左方として説明する。なお、複数の同一部材については、一部の部材にのみ符号を付し、他の部材の符号を省略する場合がある。
[コネクタ]
図1に示すように、本実施形態にかかるコネクタ1は、端子10と、インナーハウジング30(ハウジングの一例)と、マットシール40と、リアホルダ50と、リテーナ60と、アウターハウジング70と、シールリング73と、を備える。
図1に示すように、本実施形態にかかるコネクタ1は、端子10と、インナーハウジング30(ハウジングの一例)と、マットシール40と、リアホルダ50と、リテーナ60と、アウターハウジング70と、シールリング73と、を備える。
アウターハウジング70は、絶縁性の合成樹脂製であって、略角筒状をなしている。アウターハウジング70は、左右方向に長く、前後方向に開口している。図2に示すように、アウターハウジング70は、マットシール40他を収容する収容筒部71と、相手側コネクタ(図示せず)と嵌合する嵌合筒部72と、を有する。収容筒部71の内部には、マットシール40とともにインナーハウジング30とリアホルダ50とが収容される。嵌合筒部72は、収容筒部71の外周後端部から、収容筒部71を包囲するように前方へ突出している。
図1に示すように、シールリング73は、弾性部材から構成され、環状をなしている。図2に示すように、シールリング73は、収容筒部71の外周面に嵌着し、保持される。コネクタ1と相手側コネクタ(図示せず)とが嵌合すると、嵌合筒部72内に相手側コネクタのフード部(図示せず)が収容され、フード部内に収容筒部71の前部が収容される。フード部と収容筒部71との間にシールリング73が配されることにより、両コネクタ間が液密にシールされる。
リテーナ60は、絶縁性の合成樹脂製であって、後方に開口したキャップ状をなしている。図1に示すように、リテーナ60は、左右に二分割されており、リテーナ左片60Aとリテーナ右片60Bとを備える。図2に示すように、リテーナ60は、略矩形平板状の前壁61と、前壁61の周縁から後方に延びる包囲壁62と、を有している。前壁61には、相手側コネクタの雄端子のタブ(図示せず)を挿通可能な挿通孔63が複数設けられている。挿通孔63は、端子収容部31と前後方向に連通して設けられている。リテーナ左辺60Aはインナーハウジング30の左方から装着されるようになっている。リテーナ右辺60Bはインナーハウジング30の右方から装着されるようになっている。リテーナ60がインナーハウジング30に装着された状態では、包囲壁62は、インナーハウジング30の前部を外側から覆っている。
リテーナ60は、包囲壁62から延設され、左右方向(図2の紙面垂直方向)に延びる抜け止め部64を備える。抜け止め部64は、リテーナ左片60A及びリテーナ右片60Bのそれぞれに設けられている。リテーナ60がインナーハウジング30に装着された状態では、抜け止め部64は、端子10の本体部11の後端に対向して配される。したがって、端子10は、抜け止め部64により端子収容部31において後方に抜け止めされる。
[インナーハウジング]
インナーハウジング30は、絶縁性の合成樹脂製であって、ブロック状をなしている。インナーハウジング30は、上下に二分割されている。インナーハウジング30は、端子10を収容する端子収容部31を有する。端子収容部31は、前方及び後方に開口している。端子収容部31の内壁には、端子収容部31の内方(図2では、下方または上方)に向かって突出する係止部32が形成されている。係止部32は、端子10が備えるランス20と係止するようになっている。
インナーハウジング30は、絶縁性の合成樹脂製であって、ブロック状をなしている。インナーハウジング30は、上下に二分割されている。インナーハウジング30は、端子10を収容する端子収容部31を有する。端子収容部31は、前方及び後方に開口している。端子収容部31の内壁には、端子収容部31の内方(図2では、下方または上方)に向かって突出する係止部32が形成されている。係止部32は、端子10が備えるランス20と係止するようになっている。
インナーハウジング30は、端子収容部31に連通する係止解除孔33及びリテーナ受け孔34を有する。係止解除孔33及びリテーナ受け孔34は、上下方向にインナーハウジング30の壁部を貫通している。係止解除孔33は、係止部32の直前部に配されている。係止解除孔33の内部には、ランス20の突出部21が配されるようになっている。リテーナ受け孔34は、係止部32より後方に配されている。リテーナ受け孔34を介して、リテーナ60の抜け止め部64が端子収容部31内に進入可能とされている。
[マットシール]
マットシール40は弾性部材から構成され、図1に示すように、前後方向に扁平な板状をなしている。図2に示すように、マットシール40は、収容筒部71内においてインナーハウジング30とリアホルダ50との間に挟まれている。マットシール40の外周面から外側に突出する複数のアウターリップは、収容筒部71の内壁面と液密に密着している。
マットシール40は弾性部材から構成され、図1に示すように、前後方向に扁平な板状をなしている。図2に示すように、マットシール40は、収容筒部71内においてインナーハウジング30とリアホルダ50との間に挟まれている。マットシール40の外周面から外側に突出する複数のアウターリップは、収容筒部71の内壁面と液密に密着している。
マットシール40には、各端子収容部31と前後方向に連通する略円形の貫通孔41が設けられている。各貫通孔41内には、端子10及び端子10に接続された電線W1が後方から挿入される。貫通孔41の内周面から内方に突出する複数のインナーリップは、電線W1の外周面と液密に密着するようになっている。
リアホルダ50は絶縁性の合成樹脂製であって、図1に示すように、前後方向に扁平な板状をなしている。図2に示すように、リアホルダ50は、各貫通孔41と前後方向に連通するホルダ孔51を有している。
[端子]
端子10は、導電性の金属板を所定の形状に打ち抜き加工した後、曲げ加工等を行うことで成形される。本実施形態の端子10は雌端子とされている(図4から図6参照)。端子10は、図6に示すように、本体部11と、電線接続部12と、本体部11及び電線接続部12を連結する連結部13と、を備える。図2に示すように、端子10は、図4以降に示す姿勢(ランス20が本体部11の上側に配される姿勢)、またはこれを前後方向に延びる軸に対して180°回転させた姿勢(ランス20が本体部11の下側に配される姿勢)で端子収容部31内に収容されるようになっている。以下、簡単のため、端子10の構成は、図4以降に示す姿勢に基づいて説明する。
端子10は、導電性の金属板を所定の形状に打ち抜き加工した後、曲げ加工等を行うことで成形される。本実施形態の端子10は雌端子とされている(図4から図6参照)。端子10は、図6に示すように、本体部11と、電線接続部12と、本体部11及び電線接続部12を連結する連結部13と、を備える。図2に示すように、端子10は、図4以降に示す姿勢(ランス20が本体部11の上側に配される姿勢)、またはこれを前後方向に延びる軸に対して180°回転させた姿勢(ランス20が本体部11の下側に配される姿勢)で端子収容部31内に収容されるようになっている。以下、簡単のため、端子10の構成は、図4以降に示す姿勢に基づいて説明する。
[本体部、周壁]
本体部11は、前後方向(延び方向の一例)に長い形状を有する。図5に示すように、本体部11は筒状をなしている。図9に示すように、本体部11の周壁14は、底壁15と、第1側壁16Aと、第2側壁16Bと、第1天井壁17Aと、第2天井壁17Bと、接続壁18と、を備える。第1側壁16Aは、底壁15の一方の側縁(左側縁)から上方に立ち上がっている。第2側壁16Bは、底壁15の他方の側縁(右側縁)から上方に立ち上がっている。第1側壁16Aは、第2側壁16Bよりも上方に突出している。第1天井壁17Aは、第1側壁16Aの上端部から右方に延びている。第2天井壁17Bは、第2側壁16Bの上端部から左方に延び、第1側壁16Aに接続されている。接続壁18は、第1天井壁17Aの右端部から右斜め下方に延び、第2側壁16Bに接続されている。第2天井壁17Bは、第1天井壁17Aの下方に間隔を空けて配されている。
本体部11は、前後方向(延び方向の一例)に長い形状を有する。図5に示すように、本体部11は筒状をなしている。図9に示すように、本体部11の周壁14は、底壁15と、第1側壁16Aと、第2側壁16Bと、第1天井壁17Aと、第2天井壁17Bと、接続壁18と、を備える。第1側壁16Aは、底壁15の一方の側縁(左側縁)から上方に立ち上がっている。第2側壁16Bは、底壁15の他方の側縁(右側縁)から上方に立ち上がっている。第1側壁16Aは、第2側壁16Bよりも上方に突出している。第1天井壁17Aは、第1側壁16Aの上端部から右方に延びている。第2天井壁17Bは、第2側壁16Bの上端部から左方に延び、第1側壁16Aに接続されている。接続壁18は、第1天井壁17Aの右端部から右斜め下方に延び、第2側壁16Bに接続されている。第2天井壁17Bは、第1天井壁17Aの下方に間隔を空けて配されている。
図10に示すように、本体部11の内部には、弾性接触片19が設けられている。弾性接触片19は、第2天井壁17Bの前端部から後方に折り曲げられ、第2天井壁17Bの下方に位置している。弾性接触片19は上下方向に弾性変形可能とされている。コネクタ1と相手側コネクタ(図示せず)とを嵌合させると、本体部11の内部に相手側コネクタの雄端子のタブ(図示せず)が挿入され、弾性接触片19に接触する。これにより、コネクタ1と相手側コネクタとが電気的に接続される。
[ランス]
図4及び図5に示すように、本体部11は、第1天井壁17Aから上方(延び方向に直交する方向の一例)に突出するランス20を備える。ランス20は前後方向に長い形状とされている。ランス20の前端部は、本体部11において前側に配される第1天井壁17Aに接続されている。ランス20の後端部は、本体部11において後側に配される第1天井壁17Aに接続されている。ランス20は、第1天井壁17Aから延出される両持ち梁状をなし、第1天井壁17Aと一体に形成されている。詳細には、第1天井壁17Aとランス20とは同じ1枚の金属板から形成されている。周壁14(第1天井壁17A)のもととなる金属板に一対の切り込みを形成し、切り込みの間に配される部分を引きのばして曲げ加工することで、ランス20が形成されている。ランス20の両側方(左右)の端縁は、面取り加工され、丸みを帯びた形状となっている。
図4及び図5に示すように、本体部11は、第1天井壁17Aから上方(延び方向に直交する方向の一例)に突出するランス20を備える。ランス20は前後方向に長い形状とされている。ランス20の前端部は、本体部11において前側に配される第1天井壁17Aに接続されている。ランス20の後端部は、本体部11において後側に配される第1天井壁17Aに接続されている。ランス20は、第1天井壁17Aから延出される両持ち梁状をなし、第1天井壁17Aと一体に形成されている。詳細には、第1天井壁17Aとランス20とは同じ1枚の金属板から形成されている。周壁14(第1天井壁17A)のもととなる金属板に一対の切り込みを形成し、切り込みの間に配される部分を引きのばして曲げ加工することで、ランス20が形成されている。ランス20の両側方(左右)の端縁は、面取り加工され、丸みを帯びた形状となっている。
図3に示すように、ランス20は、上下方向(延び方向に直交する方向の一例)に弾性変形可能とされている。図4及び図10に示すように、第1天井壁17Aと第2天井壁17Bとの間には、弾性変形空間20Aが設けられている。ランス20が下方に弾性変形する際、弾性変形空間20Aにランス20が進入できるようになっている。すなわち、下方に弾性変形したランス20が第2天井壁17Bに干渉しないようになっている。
[突出部]
図6に示すように、ランス20は、前側略三分の二の領域に配される突出部21と、突出部21の後端から後方に延びる延長部22と、を備える。突出部21は、第1天井壁17Aから上方に山形状をなして突出している。突出部21は、第1傾斜部21Aと、第1傾斜部21Aの後端に接続される第2傾斜部21Bと、を備える。第1傾斜部21Aは、後方に向かうほど上側に位置するように傾斜している。第2傾斜部21Bは、後方に向かうほど下側に位置するように傾斜している。第2傾斜部21Bの第1天井壁17Aに対する勾配は、第1傾斜部21Aの第1天井壁17Aに対する勾配に比べて急峻になっている。第1傾斜部21Aと第2傾斜部21Bとを接続する部分は、曲げ部21Cとされている。曲げ部21Cは、第1天井壁17Aから最も上方に離れて位置している。
図6に示すように、ランス20は、前側略三分の二の領域に配される突出部21と、突出部21の後端から後方に延びる延長部22と、を備える。突出部21は、第1天井壁17Aから上方に山形状をなして突出している。突出部21は、第1傾斜部21Aと、第1傾斜部21Aの後端に接続される第2傾斜部21Bと、を備える。第1傾斜部21Aは、後方に向かうほど上側に位置するように傾斜している。第2傾斜部21Bは、後方に向かうほど下側に位置するように傾斜している。第2傾斜部21Bの第1天井壁17Aに対する勾配は、第1傾斜部21Aの第1天井壁17Aに対する勾配に比べて急峻になっている。第1傾斜部21Aと第2傾斜部21Bとを接続する部分は、曲げ部21Cとされている。曲げ部21Cは、第1天井壁17Aから最も上方に離れて位置している。
[延長部]
延長部22は、前後方向に長い形状を有する。延長部22は、突出部21の後端と、本体部11において後側に配される第1天井壁17Aと、を接続している。延長部22は、第1天井壁17Aと面一に形成されている。図4に示すように、延長部22の左側縁と第1側壁16Aとの間には、第1スリット22Aが設けられている。図5に示すように、延長部22の右側縁と接続壁18との間には、第2スリット22Bが設けられている。よって、図8に示すように、延長部22の両側縁は周壁14と接続されていない。これにより、図3に示すように、延長部22は、第1天井壁17Aと接続される後端部を基端部として弾性変形することができる。
延長部22は、前後方向に長い形状を有する。延長部22は、突出部21の後端と、本体部11において後側に配される第1天井壁17Aと、を接続している。延長部22は、第1天井壁17Aと面一に形成されている。図4に示すように、延長部22の左側縁と第1側壁16Aとの間には、第1スリット22Aが設けられている。図5に示すように、延長部22の右側縁と接続壁18との間には、第2スリット22Bが設けられている。よって、図8に示すように、延長部22の両側縁は周壁14と接続されていない。これにより、図3に示すように、延長部22は、第1天井壁17Aと接続される後端部を基端部として弾性変形することができる。
したがって、延長部22を設けず、突出部21のみからランス20を構成する場合に比べて、本実施形態ではランス20が弾性変形しやすくなっている。換言すると、延長部22によりランス20を延び方向(前後方向)に延長することで、ランス20全体の延び方向に直交する方向(上下方向)における弾性変形可能な長さを増大させることができる。
さらに、延長部22を突出部21の後側に設けることで、曲げ部21Cがランス20の延び方向における中央部寄りに配される。これにより、曲げ部21Cは、特に弾性変形によって大きく変位しやすくなっている。
図6に示すように、電線接続部12は、ワイヤバレル部12Aと、インシュレーションバレル部12Bと、を備える。図2に示すように、ワイヤバレル部12Aは、電線W1の前端部から露出する芯線に圧着されている。インシュレーションバレル部12Bは、電線W1の前端部における絶縁被覆に圧着されている。
図7及び図10に示すように、連結部13は、底壁15から後方に延びる基部13Aと、基部13Aの両側縁から立ち上がる一対の側部13Bと、を備える。図4に示すように、一対の側部13Bのうち左側のものは第1側壁16Aと接続されている。図5に示すように、一対の側部13Bのうち右側のものは、第2側壁16Bと接続されている。一対の側部13Bの上下方向の寸法は、第1側壁16Aの上下方向の寸法の略半分となっている。
図7に示すように、端子10は、本体部11及び連結部13の内方に向かって突出するように屈曲された屈曲部23を備える。屈曲部23は、端子10のもととなる金属板を叩き出して形成されている。このため、屈曲部23は、本体部11及び連結部13の外側の面からは凹んでいる。本実施形態では、屈曲部23は一対設けられている。図6に示すように、屈曲部23は、本体部11と連結部13との接続部分に配されている。詳細には、一対の屈曲部23のうちの一方は、図4に示すように、第1側壁16Aの後端部から左側の側部13Bの前半部分にわたる領域に配されている。一対の屈曲部23のうちの他方は、図5に示すように、第2側壁16Bの後端部から右側の側部13Bの前半部分にわたる領域に配されている。上記のように屈曲部23が設けられることで、本体部11と連結部13との接続部分において、端子10が折れ曲がることを抑制することができる。
[コネクタの組み付け]
本実施形態のコネクタ1は、以上のような構成であって、以下、コネクタ1の組み付け工程の一例について説明する。
インナーハウジング30とリアホルダ50とによってマットシール40が前後から挟み込まれるようにして、インナーハウジング30、マットシール40、及びリアホルダ50が組み付けられる。互いに組み付けられたインナーハウジング30、マットシール40、及びリアホルダ50が、アウターハウジング70の収容筒部71内に収容される。収容筒部71の前部の外周面にシールリング73が装着される。
本実施形態のコネクタ1は、以上のような構成であって、以下、コネクタ1の組み付け工程の一例について説明する。
インナーハウジング30とリアホルダ50とによってマットシール40が前後から挟み込まれるようにして、インナーハウジング30、マットシール40、及びリアホルダ50が組み付けられる。互いに組み付けられたインナーハウジング30、マットシール40、及びリアホルダ50が、アウターハウジング70の収容筒部71内に収容される。収容筒部71の前部の外周面にシールリング73が装着される。
端子10の電線接続部12が電線W1に圧着されることで、端子10が電線W1に接続される。電線W1が接続された端子10がアウターハウジング70の後方から挿入される。端子10は、まずホルダ孔51に挿入される。
続いて、端子10は、ホルダ孔51の前方に配されるマットシール40の貫通孔41に挿入される。このとき、ランス20は第1天井壁17Aから突出しているから、貫通孔41の内壁と接触する。本実施形態のランス20は両持ち梁状をなし、破断面を有さないから、ランス20が貫通孔41の内壁と接触しても貫通孔41の内壁が損傷されにくい。また、ランス20の両側方の端縁は面取り加工されて丸みを帯びているから、より一層、貫通孔41の内壁が損傷されにくい。したがって、コネクタ1の防水性が低下しにくい。
さらに、ランス20は延長部22を備えるから、ランス20が弾性変形しやすくなっている。そして、周壁14から外方に大きく離間している曲げ部21Cがランス20の延び方向における中央部寄りに配され、特に大きく弾性変形しやすくなっている。このため、ランス20が貫通孔41の内壁に摺接する際、貫通孔41の内壁にかかる応力が低減され、マットシール40が損傷されにくい。
続いて、端子10は、貫通孔41の前方に配される端子収容部31内に挿入される。端子収容部31内への端子10の挿入が進むと、ランス20の第1傾斜部21Aが端子収容部31の係止部32と摺接する。これにより、端子10を前方に移動させるにつれて、ランス20が本体部11の内方に向かう方向(図3では下方)に弾性変形する(図3参照)。
端子10の挿入がさらに進むと、第1傾斜部21Aと係止部32との摺接が解除される。係止部32がランス20の突出部21を乗り越えると、ランス20が自然状態に復帰し、係止解除孔33の内部に配される。係止部32の前面と第2傾斜部21Bとが係止することにより、端子10が端子収容部31内に保持される。このとき、端子10は端子収容部31の前端まで挿入されている。
端子10の端子収容部31内への挿入が完了したら、リテーナ60がインナーハウジング30に組み付けられる。リテーナ左片60Aがインナーハウジング30の左側から装着され、リテーナ右片60Bがインナーハウジング30の右側から装着される。このときリテーナ60の抜け止め部64がリテーナ受け孔34の内壁に摺接するように、リテーナ60がインナーハウジング30に取り付けられる。抜け止め部64は端子収容部31の内部に進入し、端子10の本体部11の後端に対向して配される。これにより、端子10が端子収容部31内において後方に抜け止めされる。
以上により、コネクタ1の組み付けが完了する。
以上により、コネクタ1の組み付けが完了する。
[端子の引き抜き]
次に、コネクタ1から端子10を引き抜く工程の一例について説明する。
リテーナ60がインナーハウジング30から取り外される。リテーナ左片60Aをインナーハウジング30の左側に移動させ、リテーナ右片60Bをインナーハウジング30の右側に移動させる。
次に、コネクタ1から端子10を引き抜く工程の一例について説明する。
リテーナ60がインナーハウジング30から取り外される。リテーナ左片60Aをインナーハウジング30の左側に移動させ、リテーナ右片60Bをインナーハウジング30の右側に移動させる。
インナーハウジング30の外側から係止解除孔33内へ図示しない治具が挿入される。これにより、ランス20が下方に弾性変形し、ランス20と係止部32との係止が解除される。治具でランス20が押さえられた状態で、電線W1を後方から引っ張ることにより、端子10が後方に移動する。
端子10は、端子収容部31の後方に配されるマットシール40の貫通孔41内に進入する。そして、ランス20が貫通孔41の内壁に接触する。端子10の挿入時と同様に、ランス20は両持ち梁状であり、ランス20の両側方の端縁が丸みを帯びた形状をなしているから、ランス20が貫通孔41の内壁に接触しても貫通孔41の内壁が損傷しにくい。
端子10は、貫通孔41の後方に配されるホルダ孔51に進入する。端子10がホルダ孔51の後方に移動し、アウターハウジング70の外部に引き抜かれると、コネクタ1からの端子10の引き抜きが完了する。
以上のように、本実施形態のランス20を備える端子10によれば、コネクタ1の組み付け工程、及びコネクタ1からの端子10の引き抜き工程において、端子10がマットシール40の貫通孔41に挿抜されても、ランス20の接触によるマットシール40の損傷を抑制することができる。
[従来技術にかかるランス]
ここで、比較のために、従来技術にかかるランス120について、図11を用いて説明する。図11に示す端子110は、実施形態にかかるランス20の代わりにランス120を備える。ランス120は、第1天井壁17Aを切り起こして形成されている。このため、ランス120は、後端部に破断面120Sを有する。その他の端子110の構成は、端子10と同等であるため、同等な部材に端子10のものと同じ符号を付して説明を省略する。
ここで、比較のために、従来技術にかかるランス120について、図11を用いて説明する。図11に示す端子110は、実施形態にかかるランス20の代わりにランス120を備える。ランス120は、第1天井壁17Aを切り起こして形成されている。このため、ランス120は、後端部に破断面120Sを有する。その他の端子110の構成は、端子10と同等であるため、同等な部材に端子10のものと同じ符号を付して説明を省略する。
この端子110とマットシールとを備えるコネクタ(図示せず)を製造する場合、端子110をマットシールの貫通孔に挿抜する際に、破断面120Sが貫通孔の内壁に接触し、マットシールが損傷することが考えられる。特に、コネクタからの端子110の引き抜き工程においては、破断面120Sがマットシールに対向した状態で、端子110が貫通孔内に進入するため、破断面120Sが貫通孔の内壁に接触しやすくなっている。したがって、端子110の引き抜き工程では、コネクタの組み付け工程よりもさらにマットシールが損傷しやすい。
[実施形態の作用効果]
実施形態によれば、以下の作用、効果を奏する。
実施形態にかかる端子10は、筒状をなす本体部11を備え、本体部11は、周壁14と、周壁14と一体に形成され、本体部11の延び方向(前後方向)に直交する方向(上方)に周壁14(第1天井壁17A)から突出するランス20と、を備え、ランス20は、延び方向における両端部が周壁14と接続された両持ち梁状をなし、延び方向に直交する方向(上下方向)に弾性変形可能とされている。
実施形態によれば、以下の作用、効果を奏する。
実施形態にかかる端子10は、筒状をなす本体部11を備え、本体部11は、周壁14と、周壁14と一体に形成され、本体部11の延び方向(前後方向)に直交する方向(上方)に周壁14(第1天井壁17A)から突出するランス20と、を備え、ランス20は、延び方向における両端部が周壁14と接続された両持ち梁状をなし、延び方向に直交する方向(上下方向)に弾性変形可能とされている。
このような構成によると、端子10のランス20は両持ち梁状であるから、本体部11の延び方向に交差する破断面を有さない。したがって、マットシール40を備えるコネクタ1にこの端子10を適用した場合、端子10をマットシール40の貫通孔41に挿抜する際、マットシール40が損傷しにくい。
実施形態では、ランス20の両側方(左右)の端縁は、丸みを帯びた形状とされている。
このような構成によると、ランス20の両側方の端縁により、マットシール40が損傷しにくい。
実施形態では、ランス20は、延び方向に直交する方向に周壁14から突出する突出部21と、延び方向に延びて、突出部21と周壁14とを接続する延長部22と、を備える。
このような構成によると、延長部22を形成することにより、ランス20を延び方向に長くすることができる。これにより、ランス20が弾性変形しやすくなる。
実施形態にかかるコネクタ1は、端子10と、端子10を収容する端子収容部31を有するハウジング(インナーハウジング30)と、端子収容部31と連通して配される貫通孔41を有するマットシール40と、を備え、ハウジングは、端子収容部31の内壁から端子収容部31の内方に突出するとともに、ランス20と係止する係止部32を備える。
このような構成によると、端子10をマットシール40の貫通孔41に挿抜する際、マットシール40が損傷しにくい。
<他の実施形態>
(1)上記実施形態では、端子10は雌端子であったが、これに限られることはなく、端子は本体部から延びるタブを備える雄端子でもよい。
(2)上記実施形態では、延長部22は突出部21の後側に設けられる構成としたが、これに限られることはなく、延長部は、突出部の前側や、突出部の前後に設けられてもよい。また、延長部は設けられなくてもよい。
(3)上記実施形態では、端子10は屈曲部23を備える構成であったが、これに限られることはなく、端子は屈曲部を備えなくてもよい。
(1)上記実施形態では、端子10は雌端子であったが、これに限られることはなく、端子は本体部から延びるタブを備える雄端子でもよい。
(2)上記実施形態では、延長部22は突出部21の後側に設けられる構成としたが、これに限られることはなく、延長部は、突出部の前側や、突出部の前後に設けられてもよい。また、延長部は設けられなくてもよい。
(3)上記実施形態では、端子10は屈曲部23を備える構成であったが、これに限られることはなく、端子は屈曲部を備えなくてもよい。
1: コネクタ
10: 端子
11: 本体部
12: 電線接続部
12A: ワイヤバレル部
12B: インシュレーションバレル部
13: 連結部
13A: 基部
13B: 側部
14: 周壁
15: 底壁
16A: 第1側壁
16B: 第2側壁
17A: 第1天井壁
17B: 第2天井壁
18: 接続壁
19: 弾性接触片
20: ランス
20A: 弾性変形空間
21: 突出部
21A: 第1傾斜部
21B: 第2傾斜部
21C: 曲げ部
22: 延長部
22A: 第1スリット
22B: 第2スリット
23: 屈曲部
30: インナーハウジング
31: 端子収容部
32: 係止部
33: 係止解除孔
34: リテーナ受け孔
40: マットシール
41: 貫通孔
50: リアホルダ
51: ホルダ孔
60: リテーナ
60A: リテーナ左片
60B: リテーナ右片
61: 前壁
62: 包囲壁
63: 挿通孔
64: 抜け止め部
70: アウターハウジング
71: 収容筒部
72: 嵌合筒部
73: シールリング
110: 端子
120: 従来技術にかかるランス
120S: 破断面
W1: 電線
10: 端子
11: 本体部
12: 電線接続部
12A: ワイヤバレル部
12B: インシュレーションバレル部
13: 連結部
13A: 基部
13B: 側部
14: 周壁
15: 底壁
16A: 第1側壁
16B: 第2側壁
17A: 第1天井壁
17B: 第2天井壁
18: 接続壁
19: 弾性接触片
20: ランス
20A: 弾性変形空間
21: 突出部
21A: 第1傾斜部
21B: 第2傾斜部
21C: 曲げ部
22: 延長部
22A: 第1スリット
22B: 第2スリット
23: 屈曲部
30: インナーハウジング
31: 端子収容部
32: 係止部
33: 係止解除孔
34: リテーナ受け孔
40: マットシール
41: 貫通孔
50: リアホルダ
51: ホルダ孔
60: リテーナ
60A: リテーナ左片
60B: リテーナ右片
61: 前壁
62: 包囲壁
63: 挿通孔
64: 抜け止め部
70: アウターハウジング
71: 収容筒部
72: 嵌合筒部
73: シールリング
110: 端子
120: 従来技術にかかるランス
120S: 破断面
W1: 電線
Claims (4)
- 筒状をなす本体部を備え、
前記本体部は、周壁と、前記周壁と一体に形成され、前記本体部の延び方向に直交する方向に前記周壁から突出するランスと、を備え、
前記ランスは、前記延び方向における両端部が前記周壁と接続された両持ち梁状をなし、前記延び方向に直交する方向に弾性変形可能とされている、端子。 - 前記ランスの両側方の端縁は、丸みを帯びた形状とされている、請求項1に記載の端子。
- 前記ランスは、前記延び方向に直交する方向に前記周壁から突出する突出部と、前記延び方向に延びて、前記突出部と前記周壁とを接続する延長部と、を備える、請求項1または請求項2に記載の端子。
- 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の端子と、
前記端子を収容する端子収容部を有するハウジングと、
前記端子収容部と連通して配される貫通孔を有するマットシールと、を備え、
前記ハウジングは、前記端子収容部の内壁から前記端子収容部の内方に突出するとともに、前記ランスと係止する係止部を備える、コネクタ。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP2022033309A JP2023128744A (ja) | 2022-03-04 | 2022-03-04 | 端子及びコネクタ |
PCT/JP2023/005130 WO2023166984A1 (ja) | 2022-03-04 | 2023-02-15 | 端子及びコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022033309A JP2023128744A (ja) | 2022-03-04 | 2022-03-04 | 端子及びコネクタ |
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022033309A Pending JP2023128744A (ja) | 2022-03-04 | 2022-03-04 | 端子及びコネクタ |
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JP (1) | JP2023128744A (ja) |
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JP2967881B2 (ja) * | 1989-10-31 | 1999-10-25 | 日本エー・エム・ピー株式会社 | コンタクト |
JPH11250970A (ja) * | 1998-02-26 | 1999-09-17 | Kansei Corp | コネクタ構造 |
JP2015041424A (ja) * | 2013-08-20 | 2015-03-02 | 矢崎総業株式会社 | 防水コネクタ |
-
2022
- 2022-03-04 JP JP2022033309A patent/JP2023128744A/ja active Pending
-
2023
- 2023-02-15 WO PCT/JP2023/005130 patent/WO2023166984A1/ja unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
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