JP2023117964A - 処理装置、プログラム及び処理方法 - Google Patents

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【課題】応対品質を向上する。【解決手段】処理装置に、ユーザ装置に第1の情報を送信して前記ユーザ装置から前記第1の情報に対する応答となる第2の情報を受信するまでの第1の応答時間を取得する第1の処理部と、オペレータ装置が前記ユーザ装置から第3の情報を受信した際に、前記第1の応答時間と、過去における前記オペレータ装置が前記ユーザ装置から第4の情報を受信して当該オペレータ装置が前記ユーザ装置に当該第4の情報に対する応答となる第5の情報を送信するまでの第2の応答時間とに基づいて、前記オペレータ装置が前記第3の情報を受信して前記第3の情報に対する応答となる第6の情報を前記ユーザ装置に応答するまでの予測応答時間を算出する第2の処理部と、前記予測応答時間を、前記ユーザ装置と前記オペレータ装置に送信する第3の処理部とを設けた。【選択図】図1

Description

本発明は、処理装置、プログラム及び処理方法に関するものである。
近年、多くの企業が、顧客(ここではユーザと呼ぶ)からの問い合わせに対応する為のコンタクトセンタシステムを有している。このコンタクトセンタシステムとして、例えばチャットを利用するものがある。このようなチャットを利用するコンタクトセンタシステムでは、例えば、ユーザからの問い合わせに対して自動チャット応答装置で自動応答し、その後、ユーザのチャット相手を自動チャット応答装置からオペレータに切り替えるとともに、ユーザと自動チャット応答装置によるチャット内容を当該オペレータに引き継ぐようになっている(例えば特許文献1参照)。
特開2019-28783号公報
しかしながら、従来技術では、自動チャット応答装置による自動応答後、ユーザ、オペレータ間でチャットするようになった際に、ユーザが自身の問い合わせに対してオペレータからどの程度の時間で応答がくるかわからない為、ユーザはチャットがオペレータに届いているのか不安になってしまうことがあるという問題があった。
一方で、オペレータは、ユーザの問い合わせに対する応答に、どの程度時間をかけてよいかわからない為、必要以上にユーザを待たせてしまうことがあるという問題があった。
換言すると、オペレータが応答に要する時間の目安となる応答時間を、ユーザとオペレータに伝えることができれば、ユーザ、オペレータ間でスムーズにコミュニケーションすることが可能となり、コンタクトセンタシステムにおける応対品質を向上することができると考えられる。
本発明は以上の点を考慮したものであり、応対品質を向上し得る処理装置、プログラム及び処理方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の処理装置においては、ユーザ装置に第1の情報を送信して前記ユーザ装置から前記第1の情報に対する応答となる第2の情報を受信するまでの第1の応答時間を取得する第1の処理部と、オペレータ装置が前記ユーザ装置から第3の情報を受信した際に、前記第1の応答時間と、過去における前記オペレータ装置が前記ユーザ装置から第4の情報を受信して当該オペレータ装置が前記ユーザ装置に当該第4の情報に対する応答となる第5の情報を送信するまでの第2の応答時間とに基づいて、前記オペレータ装置が前記第3の情報を受信して前記第3の情報に対する応答となる第6の情報を前記ユーザ装置に応答するまでの予測応答時間を算出する第2の処理部と、前記予測応答時間を、前記ユーザ装置と前記オペレータ装置に送信する第3の処理部とを備えるようにした。
また本発明のプログラムにおいては、コンピュータを、ユーザ装置に第1の情報を送信して前記ユーザ装置から前記第1の情報に対する応答となる第2の情報を受信するまでの第1の応答時間を取得する第1の処理部と、オペレータ装置が前記ユーザ装置から第3の情報を受信した際に、前記第1の応答時間と、過去における前記オペレータ装置が前記ユーザ装置から第4の情報を受信して当該オペレータ装置が前記ユーザ装置に当該第4の情報に対する応答となる第5の情報を送信するまでの第2の応答時間とに基づいて、前記オペレータ装置が前記第3の情報を受信して前記第3の情報に対する応答となる第6の情報を前記ユーザ装置に応答するまでの予測応答時間を算出する第2の処理部と、前記予測応答時間を、前記ユーザ装置と前記オペレータ装置に送信する第3の処理部として機能させるようにした。
さらに本発明の処理方法においては、処理装置の処理方法であって、前記処理装置は、ユーザ装置に第1の情報を送信して前記ユーザ装置から前記第1の情報に対する応答となる第2の情報を受信するまでの第1の応答時間を取得するステップと、オペレータ装置が前記ユーザ装置から第3の情報を受信した際に、前記第1の応答時間と、過去における前記オペレータ装置が前記ユーザ装置から第4の情報を受信して当該オペレータ装置が前記ユーザ装置に当該第4の情報に対する応答となる第5の情報を送信するまでの第2の応答時間とに基づいて、前記オペレータ装置が前記第3の情報を受信して前記第3の情報に対する応答となる第6の情報を前記ユーザ装置に応答するまでの予測応答時間を算出するステップと、前記予測応答時間を、前記ユーザ装置と前記オペレータ装置に送信するステップとを有するようにした。
かくして本発明は、応対品質を向上し得る処理装置、プログラム及び処理方法を実現できる。
コンタクトセンタシステムの構成を示す図である。 コンタクトセンタシステムで扱うデータの構成を示す図である。 コンタクトセンタシステムの動作を示すシーケンスチャートである。 図3につづくシーケンスチャートである。 図4につづくシーケンスチャートである。
以下、発明を実施するための形態(以下、これを実施の形態と呼ぶ)について、図面を用いて詳細に説明する。
[1.コンタクトセンタシステムの構成]
まず図1を用いて、本実施の形態によるコンタクトセンタシステム100の構成について説明する。このコンタクトセンタシステム100は、例えば企業などのコンタクトセンタに導入されるシステムであり、チャットを利用してユーザからの問い合わせに対応する為のシステムである。
このコンタクトセンタシステム100は、自動応答装置103、コンタクトセンタサーバ104、DB(Database)サーバ105、オペレータPC(Personal Computer)106を有している。これら自動応答装置103、コンタクトセンタサーバ104、DBサーバ105、オペレータPC106は、LAN(Local Area Network)111に接続されている。
またこのコンタクトセンタシステム100は、インターネット102に接続されていて、インターネット102を介してユーザPC107と通信できるようになっている。尚、図1は、説明を簡単にする為、LAN111に接続されているオペレータPC106が1台となっているが、LAN111に接続されているオペレータPC106が複数台となっていてもよい。またオペレータPC106が、インターネット102を介してコンタクトセンタシステム100に接続されていて、オペレータがリモートでユーザからの問い合わせに対応するようにしてもよい。
自動応答装置103は、ユーザPC107からのチャットによる問い合わせに対して自動でチャットによる応答をする装置であり、自動応答受付処理部131と、自動チャット処理部132と、オペレータ接続要求処理部133と、自動応答時間測定処理部134とを有している。これら自動応答受付処理部131と、自動チャット処理部132と、オペレータ接続要求処理部133と、自動応答時間測定処理部134は、例えば自動応答装置103にインストールされたプログラムを自動応答装置103の図示しないCPUが実行することで機能する機能部である。
自動応答受付処理部131は、ユーザPC107から送信されてくるチャットを受信して受け付ける部分である。自動チャット処理部132は、自動応答受付処理部131によってチャットを受け付けた後に、ユーザPC107との間で自動的にチャットを実行する部分(所謂チャットボット)である。オペレータ接続要求処理部133は、ユーザPC107、自動応答装置103間のチャットを、ユーザPC107、オペレータPC106間のチャットに切り替えるようにコンタクトセンタサーバ104に要求する部分である。自動応答時間測定処理部134は、ユーザPC107、自動応答装置103間でのチャットに要した時間である自動応答時間を測定する部分である。
コンタクトセンタサーバ104は、ユーザPC107、オペレータPC106間のチャットを実行する装置であり、オペレータ接続処理部141と、チャット処理部142と、標準応答時間取得処理部143と、オペレータ応答時間取得処理部144と、予測応答時間計算処理部145と、オペレータ応答時間記録処理部146とを有している。これらオペレータ接続処理部141と、チャット処理部142と、標準応答時間取得処理部143と、オペレータ応答時間取得処理部144と、予測応答時間計算処理部145と、オペレータ応答時間記録処理部146は、例えばコンタクトセンタサーバ104にインストールされたプログラムをコンタクトセンタサーバ104の図示しないCPUが実行することで機能する機能部である。
オペレータ接続処理部141は、自動応答装置103からの要求を受けてオペレータPC106と接続する部分である。尚、コンタクトセンタサーバ104は、例えばオペレータPC106のオペレータPC名と当該オペレータPC106を操作するオペレータのオペレータ名とを対応付けて記憶管理するようになっている。チャット処理部142は、オペレータ接続処理部141によって接続されたオペレータPC106と、ユーザPC107との間のチャットを実行する。標準応答時間取得処理部143は、ユーザPC107の名前であるユーザPC名をキーとして後述する標準応答時間を取得する部分である。
オペレータ応答時間取得処理部144は、オペレータPC106を操作するオペレータの名前であるオペレータ名をキーとしてオペレータがチャットでの応答に要した時間であるオペレータ応答時間を取得する部分である。予測応答時間計算処理部145は、標準応答時間取得処理部143によって取得された標準応答時間と、オペレータ応答時間取得処理部144によって取得されたオペレータ応答時間との平均値である予測応答時間を計算する部分である。この予測応答時間は、詳しくは後述するが、オペレータが応答に要する時間の目安となるものである。オペレータ応答時間記録処理部146は、オペレータ応答時間を測定する部分である。
DBサーバ105は、コンタクトセンタシステム100で扱う各種データをハードディスクなどの図示しない記憶部に記録して管理する装置であり、DB更新処理部151と、自動応答時間データ152と、標準応答時間検索処理部153と、標準応答時間データ154と、オペレータ応答時間データ155と、オペレータ応答時間検索処理部156と、オペレータ応答時間計算処理部157とを有している。これらDB更新処理部151と、自動応答時間データ152と、標準応答時間検索処理部153と、標準応答時間データ154と、オペレータ応答時間データ155と、オペレータ応答時間検索処理部156と、オペレータ応答時間計算処理部157は、例えばDBサーバ105にインストールされたプログラムをDBサーバ105の図示しないCPUが実行することで機能する機能部である。
DB更新処理部151は、各種データの更新を行う。自動応答時間データ152は、自動応答装置103の自動応答時間測定処理部134によって測定されたユーザPC107、自動応答装置103間でのチャットに要した自動応答時間を記録する部分である。具体的には自動応答時間データ152は、図2(A)に示すように、ユーザPC107から取得したユーザPC名(例えば「PC1」)と対応付けて自動応答時間(例えば「20秒」)を記録する。
標準応答時間データ154は、自動応答時間の範囲と標準応答時間を対応付けて記憶する部分である。具体的には標準応答時間データ154は、図2(B)に示すように、自動応答時間「60秒以下」と標準応答時間「60秒」を対応付け、自動応答時間「61秒~120秒」と標準応答時間「120秒」を対応付け、自動応答時間「121秒以上」と標準応答時間「180秒」を対応付けて記憶している。つまり、標準応答時間は、自動応答時間を所定の範囲ごとに当該範囲内のきりのよい値(何十秒という値)に置き換えたものである。
標準応答時間検索処理部153は、自動応答装置103の自動応答時間測定処理部134によって測定された自動応答時間に基づいて標準応答時間データ154を検索することで、自動応答時間に対応する標準応答時間を取得する部分である。具体的には標準応答時間検索処理部153は、例えば自動応答時間が20秒(60秒以下)であれば、標準応答時間データ154から標準応答時間として60秒を取得する。
オペレータ応答時間データ155は、オペレータがチャットでの応答に要した時間であるオペレータ応答時間を当該オペレータのオペレータ名と対応付けて記録する部分である。具体的にはオペレータ応答時間データ155は、図2(C)に示すように、オペレータ名(例えば「Operator1」)と対応付けてオペレータ応答時間(例えば「30秒」)を記録する。尚、このオペレータ応答時間データ155に記録されるオペレータごとのオペレータ応答時間は、オペレータごとのこれまでのオペレータ応答時間の平均値となっている。
オペレータ応答時間検索処理部156は、オペレータ応答時間データ155からオペレータ名をキーとしてオペレータ応答時間を検索する。オペレータ応答時間計算処理部157は、オペレータ応答時間検索処理部156によって検索されたオペレータ応答時間(つまりオペレータが過去に応答した際のオペレータ応答時間の平均値)と、コンタクトセンタサーバ104のオペレータ応答時間記録処理部146によって測定されたオペレータ応答時間(つまり当該オペレータが今回応答した際のオペレータ応答時間)との平均値を計算し、この平均値を新たなオペレータ応答時間とするようにDB更新処理部151によりオペレータ応答時間データ155を更新する。
オペレータPC106は、オペレータが操作する端末(パーソナルコンピュータやスマートフォンなど)であり、オペレータPC106の図示しない表示部にチャット画面を表示して当該チャット画面上でチャット行う為のチャット送受信アプリ161がインストールされている。このチャット送受信アプリ161は、オペレータPC106の図示しないCPUによって実行されることで、オペレータ応答処理部162と、チャット送信処理部163と、チャット受信表示処理部164として機能する。
オペレータ応答処理部162は、コンタクトセンタサーバ104からのチャット着信に応答する部分である。チャット送信処理部163は、チャットの送信を行う部分である。チャット受信表示処理部164は、チャットを受信してチャット画面上に表示する部分である。
ユーザPC107は、ユーザが操作する端末(パーソナルコンピュータやスマートフォンなど)であり、ユーザPC107の図示しない表示部にチャット画面を表示して当該チャット画面上でチャット行う為のチャット送受信アプリ171がインストールされている。このチャット送受信アプリ171は、ユーザPC107の図示しないCPUによって実行されることで、チャット送信処理部172と、チャット受信表示処理部173として機能する。
チャット送信処理部172は、チャットの送信を行う部分である。チャット受信表示処理部173は、チャットを受信してチャット画面上に表示する部分である。
[2.コンタクトセンタシステムの動作]
次に、コンタクトセンタシステム100の動作について説明する。尚、ここでは、ユーザPC107と自動応答装置103との間でチャットを開始し、その後、ユーザPC107のチャット先をオペレータPC106に切り替えて、ユーザPC107とオペレータPC106との間でチャットを行う際の一連の動作について、図3~図5に示すシーケンスチャートを用いて説明する。
まず図3に示すシーケンスチャートを用いて、ユーザPC107と自動応答装置103との間でチャットを開始し、その後、ユーザPC107のチャット先をオペレータPC106に切り替える際の動作について説明する。
図3に示す最初のステップSP201において、ユーザがユーザPC107にインストールされているチャット送受信アプリ171を用いてコンタクトセンタシステム100に対してチャットを開始する。このときチャット送受信アプリ171のチャット送信処理部172がコンタクトセンタシステム100の自動応答装置103にチャットのデータを送信することでチャットが開始される。このときチャット送信処理部172が自動応答装置103に送信するチャットのデータには、ユーザPC107のユーザPC名が含まれる。尚、このユーザPC名は、例えば、ユーザがチャット送受信アプリ171上で登録したものである。またユーザPC名の代わりに、ユーザPC107やユーザを識別可能な情報(例えばIPアドレスなど)を用いるようにしてもよい。
ステップSP202において、コンタクトセンタシステム100の自動応答装置103は、ユーザPC107から送信されてきたチャットのデータを、自動応答受付処理部131により受信する。このとき自動応答受付処理部131は、受信したチャットのデータからユーザPC107のユーザPC名を取得する。つづくステップSP203において、自動応答装置103は、自動チャット処理部132によりユーザPC107に対してチャットのデータとして例えば問い合わせ内容をユーザに問う質問メッセージを送信する。
ステップSP204において、ユーザPC107は、自動応答装置103から送信されてきた質問メッセージを、チャット受信表示処理部173により受信してチャット画面上に表示する。ここでユーザは、チャット画面上に表示された質問メッセージを確認し、当該質問メッセージに対する回答メッセージを入力(もしくは選択)する。するとステップSP205において、ユーザPC107は、チャット送信処理部172が当該回答メッセージを自動応答装置103に送信する。
ステップSP206において、自動応答装置103は、ユーザPC107から送信されてきた回答メッセージを自動応答受付処理部131により受信する。つづくステップSP207において、自動応答装置103の自動応答時間測定処理部134は、上述のステップSP203でユーザPC107に質問メッセージを送信してからステップSP206で応答メッセージを受信するまで計測していた時間を、自動応答時間として、先に取得したユーザPC名とともに、DBサーバ105に通知する。
DBサーバ105は、DB更新処理部151が、自動応答時間データ152に、自動応答装置103から通知された自動応答時間とユーザPC名とを対応付けて記録することで、自動応答時間データ152を更新する。尚、自動応答時間データ152に、同一ユーザPC名の自動応答時間が既に記録されている場合、当該ユーザPC名の自動応答時間が、今回通知された自動応答時間で上書き更新される。
その後、ステップSP209において、自動応答装置103は、自動チャット処理部132によりユーザPC107に対してチャットのデータとして例えばオペレータによる対応を希望するかをユーザに問うオペレータ対応希望確認メッセージを送信する。
ステップSP210において、ユーザPC107は、自動応答装置103から送信されてきたオペレータ対応希望確認メッセージを、チャット受信表示処理部173により受信してチャット画面上に表示する。ここでユーザは、チャット画面上に表示されたオペレータ対応希望確認メッセージを確認し、オペレータによる対応を希望するオペレータ対応希望メッセージを入力(もしくは選択)する。するとステップSP211において、ユーザPC107は、チャット送信処理部172が当該オペレータ対応希望メッセージを自動応答装置103に送信する。
ステップSP212において、自動応答装置103は、ユーザPC107から送信されてきたオペレータ対応希望メッセージを自動応答受付処理部131により受信すると、オペレータ接続要求処理部133によりコンタクトセンタサーバ104に対してオペレータ接続要求を出す。尚、このオペレータ接続要求には、オペレータPC106とチャットを行うことになるユーザPC107のユーザPC名が含まれている。
ステップSP213において、コンタクトセンタサーバ104は、自動応答装置103からのオペレータ接続要求を受けて、オペレータ接続処理部141が、オペレータPC106に対してチャット開始を要求する。
ステップSP214において、オペレータPC106は、オペレータ応答処理部162によりコンタクトセンタサーバ104からのチャット開始要求に応答する。これにより、ステップSP215において、ユーザPC107とオペレータPC106とが、コンタクトセンタサーバ104を介してチャット可能な状態となる。
つづけて、図4に示すシーケンスチャートを用いて、ユーザPC107からオペレータPC106にチャットのメッセージが送信される際の動作について説明する。
ユーザPC107とオペレータPC106とがチャット可能な状態になった後、ユーザは、チャット画面上で例えばオペレータに対する問い合わせメッセージを入力する。するとステップSP301において、ユーザPC107は、チャット送信処理部172が当該問い合わせメッセージをコンタクトセンタサーバ104に送信する。
ステップSP302において、コンタクトセンタサーバ104は、チャット処理部142により、ユーザPC107から送信されてきた問い合わせメッセージを受信し、これをオペレータPC106に送信する。ステップSP303において、オペレータPC106は、ユーザPC107から送信されてきた問い合わせメッセージを、チャット受信表示処理部164により受信してチャット画面上に表示する。
コンタクトセンタサーバ104は、上述のステップSP302で問い合わせメッセージをオペレータPC106に送信した後、つづくステップSP304において、標準応答時間取得処理部143により、標準応答時間取得要求をDBサーバ105に送信する。尚、この標準応答時間取得要求には、ユーザPC107のユーザPC名が含まれている。
ステップSP305において、DBサーバ105は、コンタクトセンタサーバ104から送信されてきた標準応答時間取得要求を受信し、標準応答時間検索処理部153により、当該標準応答時間取得要求に含まれるユーザPC名をキーとして自動応答時間データ152を検索することにより、当該ユーザPC名(例えばPC1)と対応付けられた自動応答時間(例えば20秒)を取得する。
つづくステップSP306において、DBサーバ105の標準応答時間検索処理部153は、取得した自動応答時間(例えば20秒)に基づいて標準応答時間データ154を検索することで、取得した自動応答時間(例えば20秒)に対応する標準応答時間(例えば60秒)を取得し、取得した標準応答時間をコンタクトセンタサーバ104に送信する。
ステップSP307において、コンタクトセンタサーバ104は、標準応答時間取得処理部143により、DBサーバ105から送信されてきた標準応答時間(例えば60秒)を受信して取得する。つづくステップSP308において、コンタクトセンタサーバ104は、オペレータ応答時間取得処理部144により、オペレータ応答時間取得要求をDBサーバ105に送信する。尚、このオペレータ応答時間取得要求には、オペレータPC106を操作するオペレータのオペレータ名が含まれている。
ステップSP309において、DBサーバ105は、コンタクトセンタサーバ104から送信されてきたオペレータ応答時間取得要求を受信し、オペレータ応答時間検索処理部156により、当該オペレータ応答時間取得要求に含まれるオペレータ名をキーとしてオペレータ応答時間データ155を検索することにより、当該オペレータ名(例えばOpertor1)と対応付けられたオペレータ応答時間(例えば30秒)を取得し、取得したオペレータ応答時間をコンタクトセンタサーバ104に送信する。
ステップSP310において、コンタクトセンタサーバ104は、オペレータ応答時間取得処理部144により、DBサーバ105から送信されてきたオペレータ応答時間(例えば30秒)を受信して取得する。つづくステップSP311において、コンタクトセンタサーバ104は、予測応答時間計算処理部145により、DBサーバ105から取得した標準応答時間(例えば60秒)とオペレータ応答時間(例えば30秒)との平均値である予測応答時間(例えば45秒)を計算する。
つづくステップSP312において、コンタクトセンタサーバ104は、予測応答時間計算処理部145によって計算された予測応答時間(例えば45秒)を、チャット処理部142により、チャットのメッセージとしてユーザPC107に送信する。
ステップSP313において、ユーザPC107は、コンタクトセンタサーバ104から送信されてきたメッセージ(つまりオペレータが応答に要する時間の目安となる予測応答時間)を、チャット受信表示処理部173により受信してチャット画面上に表示する。ユーザは、このようにしてチャット画面上に表示された予測応答時間を確認することで、自身の問い合わせに対してオペレータからどの程度の時間で応答がくるのか判断することができる。
またコンタクトセンタサーバ104は、上述のステップSP312で予測応答時間をユーザPC107に送信した後、つづくステップSP314において、当該予測応答時間を、チャット処理部142により、チャットのメッセージとしてオペレータPC106にも送信する。
ステップSP315において、オペレータPC106は、コンタクトセンタサーバ104から送信されてきたメッセージ(つまりオペレータが応答に要する時間の目安となる予測応答時間)を、チャット受信表示処理部164により受信してチャット画面上に表示する。オペレータは、このようにしてチャット画面上に表示された予測応答時間を確認することで、ユーザからの問い合わせに対してどの程度の時間で応答すればよいのか判断することができる。
つづけて、図5に示すシーケンスチャートを用いて、オペレータPC106からユーザPC107にチャットのメッセージが送信される際の動作について説明する。
ユーザPC107とオペレータPC106の双方に、予測応答時間のメッセージが送信された後、オペレータは、チャット画面上で例えばユーザからの問い合わせに対する応答メッセージを入力する。するとステップSP401において、オペレータPC106は、チャット送信処理部163が応答メッセージをコンタクトセンタサーバ104に送信する。
ステップSP402において、コンタクトセンタサーバ104は、チャット処理部142により、オペレータPC106から送信されてきた応答メッセージを受信し、これをユーザPC107に送信する。ステップSP403において、ユーザPC107は、オペレータPC106から送信されてきた応答メッセージを、チャット受信表示処理部173により受信してチャット画面上に表示する。
コンタクトセンタサーバ104は、上述のステップSP402で応答メッセージをユーザPC107に送信した後、つづくステップSP404において、オペレータ応答時間記録処理部146が、上述のステップSP302でユーザPC107から質問メッセージを受信してから上述のステップSP402でオペレータPC106から応答メッセージを受信するまで計測していた時間を今回の応答に要したオペレータ応答時間とし、当該オペレータ応答時間を記録するようDBサーバ105にオペレータ応答時間記録要求を送信する。このオペレータ応答時間記録要求には、今回のオペレータ応答時間と今回応答したオペレータPC106のオペレータPC名とが含まれている。
ステップSP405において、DBサーバ105は、オペレータ応答時間計算処理部157により、コンタクトセンタサーバ104からオペレータ応答時間記録要求を受信する。つづくステップSP406において、オペレータ応答時間計算処理部157は、オペレータ応答時間検索処理部156により、受信したオペレータ応答時間記録要求に含まれているオペレータPC名をキーとしてオペレータ応答時間データ155を検索することで、当該オペレータPC名に対応付けられているオペレータ応答時間(つまりオペレータが過去に応答した際の応答時間の平均値)を取得し、取得した当該オペレータ応答時間と、受信したオペレータ応答時間記録要求に含まれているオペレータ応答時間(つまり当該オペレータが今回応答した際のオペレータ応答時間)との平均値を算出する。
つづくステップSP407において、DBサーバ105のオペレータ応答時間計算処理部157は、出した平均値を新たなオペレータ応答時間とするようにDB更新処理部151によりオペレータ応答時間データ155を更新する。コンタクトセンタシステム100の動作は、以上のようになっている。
[3.まとめと効果]
ここまで説明したように、本実施の形態では、処理装置及びコンピュータとしての自動応答装置103に、ユーザ装置としてのユーザPC107に第1の情報(質問メッセージ)を送信してユーザPC107から質問メッセージに対する応答となる第2の情報(応答メッセージ)を受信するまでの第1の応答時間としての自動応答時間を取得する第1の処理部としての自動応答時間測定処理部134を設けた。
さらに本実施の形態では、処理装置及びコンピュータとしてのコンタクトセンタサーバ104に、ユーザPC107から第3の情報(問い合わせメッセージ)を受信した際に、自動応答時間に基づく標準応答時間と、過去におけるオペレータPC106がユーザPC107から第4の情報(問い合わせメッセージ)を受信してオペレータPC106がユーザPC107に当該問い合わせメッセージに対する応答となる第5の情報(応答メッセージ)を送信するまでの第2の応答時間としてのオペレータ応答時間とに基づいて、オペレータPC106が問い合わせメッセージを受信して当該問い合わせメッセージに対する応答となる第6の情報としての応答メッセージをユーザPC107に応答するまでの予測応答時間を算出する第2の処理部としての予測応答時間計算処理部145と、予測応答時間を、ユーザPC107とオペレータPC106に送信する第3の処理部としてのチャット処理部142を設けた。
こうすることで、本実施の形態では、ユーザが自動応答装置103からの質問に対する応答に要した自動応答時間に基づく標準応答時間と、オペレータが過去にユーザからの問い合わせに対する応答に要したオペレータ応答時間とに基づいて算出した、オペレータが今回のユーザからの問い合わせに対する応答に要する予測応答時間を、ユーザとオペレータの双方に提示できる。
これによりユーザは、予測応答時間を目安として、自身の問い合わせに対してオペレータからどの程度の時間で応答がくるかわかる為、自身の問い合わせがオペレータに届いているのかといった不安を軽減することができる。
一方で、オペレータは、予測応答時間を目安として、ユーザからの問い合わせに対する応答に、どの程度時間をかけてよいかわかる為、必要以上にユーザを待たせてしまうことがなく、また予測応答時間を超えてしまう恐れがある場合には管理者等に助けを求めることが可能となる。
かくして、本実施の形態によれば、コンタクトセンタシステム100における応対品質を向上することができる。
また本実施の形態では、オペレータが過去にユーザからの問い合わせに対する応答に要したオペレータ応答時間だけでなく、ユーザが自動応答装置103の第5の処理部としての自動チャット処理部132からの質問に対する応答に要した自動応答時間を用いて、予測応答時間を算出するようにした。こうすることで、本実施の形態では、ユーザが急いでいるか否か等を考慮した予測応答時間を算出することができる。
さらに本実施の形態では、コンタクトセンタサーバ104に、自動応答時間に基づいて、第3の応答時間としての標準応答時間を取得する第4の処理部としての標準応答時間取得処理部143を設けた。そしてコンタクトセンタサーバ104の予測応答時間計算処理部145が、標準応答時間と過去におけるオペレータ応答時間との平均値を、予測応答時間として算出するようにした。
ここで、標準応答時間は、自動応答時間を所定の範囲ごとに当該範囲内のきりのよい値に置き換えたものである。つまり、本実施の形態では、自動応答時間をそのまま用いるのではなく、自動応答時間を所定の範囲ごとに当該範囲内のきりのよい値に置き換えた標準応答時間を用いて、予測応答時間を算出するようにした。これにより、本実施の形態では、予測応答時間が必要以上に細かく指定されてしまうことを防ぐことができ、オペレータに余計なストレスを与えることなく余裕を持って応答させることができる。
[4.他の実施の形態]
[4-1.他の実施の形態1]
尚、上述した実施の形態では、コンタクトセンタサーバ104の予測応答時間計算処理部145が、自動応答時間を所定の範囲ごとに当該範囲内のきりのよい値に置き換えた標準応答時間と、過去におけるオペレータ応答時間との平均値を予測応答時間として算出するようにした。これに限らず、別の算出方法で予測応答時間を算出するようにしてもよい。例えば、標準応答時間とオペレータ応答時間(平均値)を比較して、オペレータ応答時間よりも標準応答時間の方が所定時間(例えば1分)以上長い場合には、オペレータ応答時間に所定時間(例えば1分)を加算したものを予測応答時間とし、オペレータ応答時間よりも標準応答時間の方が所定時間(例えば1分)以上短い場合には、オペレータ応答時間から所定時間(例えば1分)を減算したものを予測応答時間とするなどしてもよい。
またこれに限らず、例えば自動応答時間とオペレータ応答時間との平均値を算出し、当該平均値を所定の範囲ごとに当該範囲内のきりのよい値に置き換えたものを予測応答時間とするなどしてもよい。またこれに限らず、例えば標準応答時間と直近の過去所定回数分(例えば10回)分のオペレータ応答時間の平均値との平均値を予測応答時間として算出するなどしてもよい。
[4-2.他の実施の形態2]
また上述した実施の形態では、ユーザ側の応答時間として、ユーザが自動応答装置103からの質問に対する応答に要した時間(自動応答時間)を用いたが、これに限らず、ユーザ側の応答時間として、ユーザがオペレータからの質問に対する応答に要した時間を用いてもよい。この場合、例えば、コンタクトセンタサーバ104に、ユーザPC107、オペレータPC106間でのチャットに要した時間を測定する測定部を設けるようにすればよい。
[4-3.他の実施の形態3]
さらに上述した実施の形態では、コンタクトセンタシステム100に含まれる、自動応答装置103が、コンタクトセンタサーバ104とは別の装置であるとした。これに限らず、コンタクトセンタサーバ104に自動応答装置103の機能を組み込んでもよい。同様に、コンタクトセンタサーバ104とは別の装置であるDBサーバ105の記憶をコンタクトセンタサーバ104に組み込んでもよい。
[4-4.他の実施の形態4]
さらに上述した実施の形態では、ユーザとオペレータとの間でチャットを用いてコミュニケーションを行うコンタクトセンタシステム100に本発明を適用したが、これに限らず、チャット以外のコミュニケーションツール(電子メールや音声メッセンジャーなど)を用いてコミュニケーションを行うコンタクトセンタシステムにも適用できる。また自動応答装置103を有していないコンタクトセンタシステムに本発明を適用してもよい。
さらに上述した実施の形態では、処理装置及びコンピュータの具体例として自動応答装置103を用いたが、これに限らず、自動応答装置103とは部分的に異なる構成の処理装置及びコンピュータを用いてもよい。さらに上述した実施の形態では、処理装置及びコンピュータの具体例としてコンタクトセンタサーバ104を用いたが、これに限らず、コンタクトセンタサーバ104とは部分的に異なる構成(例えば上述したように自動応答装置103の機能を組み込んだ構成)の処理装置及びコンピュータを用いてもよい。
[4-5.他の実施の形態5]
さらに、本発明は、上述した各実施の形態に限定されるものではない。すなわち本発明は、上述した各実施の形態の一部または全部を任意に組み合わせた実施の形態や、一部を抽出した実施の形態にもその適用範囲が及ぶものである。
[5.付記]
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
かかる課題を解決するため本発明の処理装置においては、ユーザ装置に第1の情報を送信して前記ユーザ装置から前記第1の情報に対する応答となる第2の情報を受信するまでの第1の応答時間を取得する第1の処理部と、オペレータ装置が前記ユーザ装置から第3の情報を受信した際に、前記第1の応答時間と、過去における前記オペレータ装置が前記ユーザ装置から第4の情報を受信して当該オペレータ装置が前記ユーザ装置に当該第4の情報に対する応答となる第5の情報を送信するまでの第2の応答時間とに基づいて、前記オペレータ装置が前記第3の情報を受信して前記第3の情報に対する応答となる第6の情報を前記ユーザ装置に応答するまでの予測応答時間を算出する第2の処理部と、前記予測応答時間を、前記ユーザ装置と前記オペレータ装置に送信する第3の処理部とを備えるようにした。
また本発明のプログラムにおいては、コンピュータを、ユーザ装置に第1の情報を送信して前記ユーザ装置から前記第1の情報に対する応答となる第2の情報を受信するまでの第1の応答時間を取得する第1の処理部と、オペレータ装置が前記ユーザ装置から第3の情報を受信した際に、前記第1の応答時間と、過去における前記オペレータ装置が前記ユーザ装置から第4の情報を受信して当該オペレータ装置が前記ユーザ装置に当該第4の情報に対する応答となる第5の情報を送信するまでの第2の応答時間とに基づいて、前記オペレータ装置が前記第3の情報を受信して前記第3の情報に対する応答となる第6の情報を前記ユーザ装置に応答するまでの予測応答時間を算出する第2の処理部と、前記予測応答時間を、前記ユーザ装置と前記オペレータ装置に送信する第3の処理部として機能させるようにした。
さらに本発明の処理方法においては、処理装置の処理方法であって、前記処理装置は、ユーザ装置に第1の情報を送信して前記ユーザ装置から前記第1の情報に対する応答となる第2の情報を受信するまでの第1の応答時間を取得するステップと、オペレータ装置が前記ユーザ装置から第3の情報を受信した際に、前記第1の応答時間と、過去における前記オペレータ装置が前記ユーザ装置から第4の情報を受信して当該オペレータ装置が前記ユーザ装置に当該第4の情報に対する応答となる第5の情報を送信するまでの第2の応答時間とに基づいて、前記オペレータ装置が前記第3の情報を受信して前記第3の情報に対する応答となる第6の情報を前記ユーザ装置に応答するまでの予測応答時間を算出するステップと、前記予測応答時間を、前記ユーザ装置と前記オペレータ装置に送信するステップとを有するようにした。
かくして本発明は、応対品質を向上し得る処理装置、プログラム及び処理方法を実現できる。
本発明は、例えばコンタクトセンタシステムなどの顧客対応システムで広く利用することができる。
100……コンタクトセンタシステム、103……自動応答装置、104……コンタクトセンタサーバ、105……DBサーバ、106……オペレータPC、107……ユーザPC、131……自動応答受付処理部、132……自動チャット処理部、133……オペレータ接続要求処理部、134……自動応答時間測定処理部、141……オペレータ接続処理部、142……チャット処理部、143……標準応答時間取得処理部、144……オペレータ応答時間取得処理部、145……予測応答時間計算処理部、146……オペレータ応答時間記録処理部、151……DB更新処理部、152……自動応答時間データ、153……標準応答時間検索処理部、154……標準応答時間データ、155……オペレータ応答時間データ、156……オペレータ応答時間検索処理部、157……オペレータ応答時間計算処理部、161、171……チャット送受信アプリ、162……オペレータ応答処理部、163、172……チャット送信処理部、164、173……チャット受信表示処理部。

Claims (9)

  1. ユーザ装置に第1の情報を送信して前記ユーザ装置から前記第1の情報に対する応答となる第2の情報を受信するまでの第1の応答時間を取得する第1の処理部と、
    オペレータ装置が前記ユーザ装置から第3の情報を受信した際に、前記第1の応答時間と、過去における前記オペレータ装置が前記ユーザ装置から第4の情報を受信して当該オペレータ装置が前記ユーザ装置に当該第4の情報に対する応答となる第5の情報を送信するまでの第2の応答時間とに基づいて、前記オペレータ装置が前記第3の情報を受信して前記第3の情報に対する応答となる第6の情報を前記ユーザ装置に応答するまでの予測応答時間を算出する第2の処理部と、
    前記予測応答時間を、前記ユーザ装置と前記オペレータ装置に送信する第3の処理部と
    を備えることを特徴とする処理装置。
  2. 前記第1の応答時間に基づいて、第3の応答時間を取得する第4の処理部を備え、
    前記第2の処理部は、前記オペレータ装置が前記ユーザ装置から前記第3の情報を受信した際に、前記第3の応答時間と、前記第2の応答時間とに基づいて、前記予測応答時間を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
  3. 前記第3の応答時間は、前記第1の応答時間を、所定の範囲ごとに当該範囲内のきりのよい値に置き換えたものである
    ことを特徴とする請求項2に記載の処理装置。
  4. 前記第2の処理部は、前記第3の応答時間と、過去における前記第2の応答時間の平均値とに基づいて、前記予測応答時間を算出する
    ことを特徴とする請求項3に記載の処理装置。
  5. 前記第2の処理部は、前記第3の応答時間と、過去における前記第2の応答時間の平均値との平均値を前記予測応答時間として算出する
    ことを特徴とする請求項4に記載の処理装置。
  6. 前記ユーザ装置との間で情報を自動的に送受信する第5の処理部を備え、
    前記第1の応答時間は、
    前記第5の処理部が前記ユーザ装置に前記第1の情報を送信して前記ユーザ装置から前記第2の情報を受信するまでの時間である
    ことを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の処理装置。
  7. 前記第1乃至前記第6の情報はチャットのメッセージである
    ことを特徴とする請求項1~6のいずれかに記載の処理装置。
  8. コンピュータを、
    ユーザ装置に第1の情報を送信して前記ユーザ装置から前記第1の情報に対する応答となる第2の情報を受信するまでの第1の応答時間を取得する第1の処理部と、
    オペレータ装置が前記ユーザ装置から第3の情報を受信した際に、前記第1の応答時間と、過去における前記オペレータ装置が前記ユーザ装置から第4の情報を受信して当該オペレータ装置が前記ユーザ装置に当該第4の情報に対する応答となる第5の情報を送信するまでの第2の応答時間とに基づいて、前記オペレータ装置が前記第3の情報を受信して前記第3の情報に対する応答となる第6の情報を前記ユーザ装置に応答するまでの予測応答時間を算出する第2の処理部と、
    前記予測応答時間を、前記ユーザ装置と前記オペレータ装置に送信する第3の処理部と
    して機能させる為のプログラム。
  9. 処理装置の処理方法であって、前記処理装置は、
    ユーザ装置に第1の情報を送信して前記ユーザ装置から前記第1の情報に対する応答となる第2の情報を受信するまでの第1の応答時間を取得するステップと、
    オペレータ装置が前記ユーザ装置から第3の情報を受信した際に、前記第1の応答時間と、過去における前記オペレータ装置が前記ユーザ装置から第4の情報を受信して当該オペレータ装置が前記ユーザ装置に当該第4の情報に対する応答となる第5の情報を送信するまでの第2の応答時間とに基づいて、前記オペレータ装置が前記第3の情報を受信して前記第3の情報に対する応答となる第6の情報を前記ユーザ装置に応答するまでの予測応答時間を算出するステップと、
    前記予測応答時間を、前記ユーザ装置と前記オペレータ装置に送信するステップとを有する
    ことを特徴とする処理方法。
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