JP2023107517A - 洗濯補助器具 - Google Patents

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Abstract

Figure 2023107517000001
【課題】ブラシを容易に交換することができる洗濯補助器具を提供する。
【解決手段】本開示に係る洗濯補助器具は、液体洗剤が収容されるボトル2と、前記液体洗剤を含浸させるための芯材11と、該芯材11が部分的に露出するようにして前記芯材11を収容する収容部32を有する前記ボトル2の蓋3と、前記芯材11の前記収容部32から露出する部分を着脱可能に覆い、前記芯材11から流出した前記液体洗剤を受け取るブラシ12と、前記蓋3に着脱可能に装着され、前記ブラシ12を保持する保持体5とを備え、前記ボトル2の内部空間と前記収容部32の内部空間とが互いに連通することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本開示は、洗濯補助器具に関する。
従来、洗濯物の襟、袖口等を手洗いする部分洗いが一般に行なわれている。特許文献1には、部分洗いを補助するための液体洗剤用洗たく補助器具(以下、洗濯補助器具という)が提案されている。
洗濯補助器具は、液体洗剤を収容する収容部(ボトル)と、液体洗剤が含浸される含浸部と、収容部の開口を閉鎖する内キャップ(蓋)とを備える。内キャップには貫通孔が設けられている。含浸部は内キャップの内側に配され、貫通孔を閉鎖する方向に付勢されている。含浸部に一体の突出部が内キャップの貫通孔を貫通して内キャップの外側に突出している。
突出部の先端が下を向くようにして突出部が洗濯物に押し付けられた場合、含浸部が付勢力に抗して貫通孔を開放し、液体洗剤が貫通孔を通して流出する。
突出部がブラシで構成されている場合、液体洗剤を用いてブラシで部分洗いを行なうことができる。
特開昭56-68493号公報
ブラシは洗濯物にこすりつけられるので劣化(汚損又は摩耗等)しやすい。しかしながら、特許文献1に記載の洗濯補助器具においてはブラシが含浸部に一体なので、ブラシの交換が困難である。
本開示の目的は、ブラシを容易に交換することができる洗濯補助器具を提供することにある。
本開示に係る洗濯補助器具は、液体洗剤が収容されるボトルと、前記液体洗剤を含浸させるための芯材と、該芯材が部分的に露出するようにして前記芯材を収容する収容部を有する前記ボトルの蓋と、前記芯材の前記収容部から露出する部分を着脱可能に覆い、前記芯材から流出した前記液体洗剤を受け取るブラシと、前記蓋に着脱可能に装着され、前記ブラシを保持する保持体とを備え、前記ボトルの内部空間と前記収容部の内部空間とが互いに連通することを特徴とする。
本開示にあっては、ボトルの蓋が収容部を有する。収容部は芯材が部分的に露出するようにして芯材を収容する。芯材の収容部から露出する部分はブラシによって覆われる。芯材を覆うブラシは、蓋に装着された保持体によって、芯材を覆った状態で保持される。
ボトルに収容された液体洗剤は、ボトルの内部空間から収容部の内部空間に流出する。収容部の内部空間に流出した液体洗剤は、芯材に含浸される。ブラシは、芯材から流出した液体洗剤を受け取る。
使用者は、ブラシを洗濯物にこすりつけることにより、液体洗剤を用いた部分洗いを行なう。
芯材はブラシに覆われるので、洗濯物にこすりつけられることによる汚損又は摩耗等から保護される。芯材に比べてブラシは劣化しやすい。しかしながら、蓋から保持体を取り外すことにより、ブラシを容易に交換することができる。
本開示に係る洗濯補助器具は、前記ブラシは、可撓性及び前記液体洗剤の含浸性を有するシート状をなすことを特徴とする。
本開示にあっては、ブラシが可撓性を有するシート状なので、ブラシを撓ませることにより、芯材の収容部から露出する部分をブラシで容易に覆うことができる。
例えばブラシが洗濯物にこすりつけられた場合にブラシが芯材に接触し、芯材は洗濯物にこすりつけられたブラシを内側から支持する。ブラシは液体洗剤の含浸性を有するので、芯材に含浸された液体洗剤がブラシに容易に浸み込む。
本開示に係る洗濯補助器具は、前記収容部は有底筒状をなし、前記保持体は枠状をなし、前記芯材の一部が前記収容部の開口から突出するようにして、前記芯材が前記収容部に嵌め込まれ、前記ブラシは、前記芯材の前記一部と前記収容部の外周面の少なくとも一部とを着脱可能に覆い、前記蓋に装着された前記保持体は前記収容部を囲み、前記収容部の前記外周面と前記保持体の内周との間で前記ブラシが挟持されることを特徴とする。
本開示にあっては、収容部が有底筒状をなし、保持体が枠状をなす。
芯材は収容部に嵌め込まれる。芯材の一部は収容部の開口から突出する。
ブラシは芯材の、収容部の開口から突出している部分と収容部の外周面の少なくとも一部とを覆う。蓋に装着された保持体は収容部を囲む。収容部の外周面と保持体の内周との間にてブラシが挟持される。
以上のように、ブラシを保持するための構成は簡易である。
ブラシに覆われた芯材は、保持体の中央の開口を貫通しているので、ブラシを洗濯物にこすりつける作業を保持体が阻害する虞はない。
本開示に係る洗濯補助器具は、前記芯材は前記芯材の一部が前記収容部の開口から出没可能に突出するようにして前記収容部に収容され、前記ボトルの内部空間と前記収容部の内部空間とを互いに連通させる連通路を閉鎖し、前記芯材が没入方向に押し込まれた場合に前記連通路を開放する弁体、及び、該弁体を、前記連通路を閉鎖する方向に付勢すると共に、押し込まれた前記芯材を突出方向に付勢する付勢部材を有する開閉機構を更に備えることを特徴とする。
本開示にあっては、芯材の一部が収容部の開口から出没可能に突出する。
開閉機構は、弁体及び付勢部材により、連通路を常閉式に閉鎖する。故に、通常はボトルの内部空間から連通路を通って収容部の内部空間に液体洗剤が流出することはない。
芯材が没入方向に押し込まれた場合、開閉機構は連通路を開放する。このとき、ボトルの内部空間から連通路を通って収容部の内部空間に液体洗剤が流出可能になる。
押し込まれた芯材は付勢部材によって突出方向に付勢されるので、押し込まれなくなった芯材は自動的に再び突出する。
使用者がブラシを、例えば洗濯物に強く押し付ければ、芯材が没入方向に押し込まれて連通路が開く。使用者がブラシを洗濯物に押し付ける力を弱めれば連通路が閉じる。故に、使用者は洗濯をしながらブラシへの液体洗剤の供給量を調整することができる。
芯材が連通路を開閉するわけではないので、芯材の形状又は素材等の設計の自由度を向上させることができる。
本開示に係る洗濯補助器具は、前記ブラシの一部が挿入される挿入溝が前記蓋に設けられており、前記挿入溝に挿入された前記ブラシの前記一部は前記挿入溝の両内側面に弾接し、前記蓋に装着された前記保持体は、前記ブラシの前記一部が前記挿入溝に挿入される方向に前記ブラシに外力を加えることを特徴とする。
本開示にあっては、蓋に設けられている挿入溝にブラシの一部が挿入される。ブラシの、挿入溝に挿入された一部は、挿入溝の両内側面に弾接する。故に、保持体が蓋に装着される前、及び保持体の蓋への装着中に、ブラシの脱落又は位置ずれ等が生じにくい。従って、使用者が保持体を蓋に装着しやすい。
蓋に装着された保持体は、芯材を覆うブラシに、ブラシの一部が挿入溝に挿入される方向の外力を加える。故に、ブラシの脱落又は位置ずれ等を確実に防止することができる。
本開示の洗濯補助器具によれば、ブラシを容易に交換することができる。
実施の形態に係る洗濯補助器具の斜視図である。 洗濯補助器具の分解正面図である。 洗濯補助器具の拡大断面図である。 蓋の平面図である。 連通路が開いている場合の拡大断面図である。
以下、本開示の実施の形態について説明する。
図1は実施の形態に係る洗濯補助器具の斜視図である。
図中1は洗濯補助器具であり、洗濯補助器具1はボトル2及び蓋3を備える。
ボトル2は液体洗剤を収容することが可能な容器である。蓋3はボトル2の蓋である。ボトル2及び蓋3夫々は、例えば合成樹脂製である。
図2は洗濯補助器具1の分解正面図であり、蓋3及び後述する保持体5については断面が示されている。
図3は洗濯補助器具1の拡大断面図であり、蓋3の近傍を示している。
図2及び図3に示すように、ボトル2はボトル本体21と首部22とを一体に備える。
ボトル本体21は、軸長方向の両端が閉鎖された円筒状をなす。ボトル本体21の一端面はボトル2の底面2aである。ボトル本体21の他端面の中心部には開口211が設けられている。開口211は例えば円形状をなす。
首部22は円筒状をなし、ボトル本体21に同軸に配され、ボトル本体21の開口211の周縁部から外向きに突出している。首部22の外周面には雄ネジが設けられている。首部22の内部空間は開口211を通してボトル本体21の内部空間と連通している。
ボトル2は、液体洗剤を収容した場合でも使用者がボトル2を片手で握持可能な寸法を有する。例えば、ボトル本体21は最大200ml程度の液体洗剤を収容し、外径が45mm程度、高さが125mm程度である。このようなボトル2は、例えばボトル2の底面2aを下向きにして洗面台に載置された場合に倒れにくい。また、このようなボトル2を用いる場合、液体洗剤を頻繁に補充する必要がない。
図1~図3に示すように、蓋3は、蓋本体31、収容部32、連通部33、第1凸部34、及び2つの第2凸部35を一体に備える。
蓋本体31は有底円筒状をなす。蓋本体31の内周面にはボトル2の首部22の雄ネジに螺合可能な雌ネジが設けられている。蓋本体31の底壁の中心部には矩形の貫通孔311が設けられている(後述する図4参照)。
図4は蓋3の平面図である。
図2~図4に示すように、収容部32は有底四角筒状をなす。収容部32の底壁320は一方向に長い矩形状をなす。底壁320の2つの長辺からは2つの第1側壁321が底壁320に垂直に立ち上がっている。同様に、底壁320の2つの短辺から2つの第2側壁322が立ち上がっている。
収容部32の底壁320の中心部には矩形の貫通孔323が設けられている。収容部32の底壁320の内面には収容部32を補強するために複数のリブ(不図示)が設けられていてもよい。
収容部32は、収容部32の底壁320の外面が蓋本体31の底壁の外面に対向するようにして、蓋本体31と同軸に配されている。
連通部33は四角筒状をなし、蓋本体31及び収容部32夫々と同軸に配されて、蓋本体31の貫通孔311の周縁部と収容部32の貫通孔323の周縁部との間に設けられている。貫通孔311、連通部33の内部空間、及び貫通孔323を通して、蓋本体31の内部空間と収容部32の内部空間とが連通している。
収容部32に一体に、複数の芯材押さえ301が収容部32の周方向に並設されている。芯材押さえ301は、第1側壁321の内面又は第2側壁322の内面から内向きに突出しており、収容部32の軸長方向に延びる凸条部である。芯材押さえ301は後述する芯材11の脱落を防止する機能と蓋3を補強する機能とを有する。芯材押さえ301は連通部33の内面にも設けられていることが望ましい。
第1凸部34は収容部32の4つの側壁の外面から外向きに突出しており、収容部32の底壁320の近傍に配されている。第1凸部34は収容部32の全周にわたって環状に延びる。
第1凸部34には挿入溝36が設けられている。挿入溝36は収容部32の全周にわたって環状に延びる。挿入溝36の開口の向きは収容部32の開口の向きと同じである。
蓋3に一体に、複数のブラシ押さえ302が収容部32の周方向に並設されている。ブラシ押さえ302は、収容部32の第1側壁321の外面及び挿入溝36の内面にわたって、収容部32の軸長方向に延びる凸条部である。ブラシ押さえ302は挿入溝36の幅を狭める方向に突出している。ブラシ押さえ302は後述するブラシ12の脱落を防止する機能と蓋3を補強する機能とを有する。
2つの第2凸部35は、収容部32の軸心を中心に互いに180°離隔するようにして第1凸部34に配されている。2つの第2凸部35は、収容部32の第1側壁321に直交する方向の互いに逆側に、挿入溝36の外側の側壁の外面から突出している。
各第2凸部35には被係合孔37が設けられている。被係合孔37は第2凸部35を収容部32の軸長方向に貫通する貫通孔である。
蓋3は、蓋本体31の雌ネジにボトル2の首部22の雄ネジに螺合することによって、ボトル2に着脱可能に装着される。
蓋3がボトル2に装着された場合、首部22の先端の開口は蓋本体31の貫通孔311の側に向くようにして蓋本体31の内部空間に位置する。故に、収容部32の内部空間とボトル2の内部空間とは連通部33の内部空間を通して連通する。
図5は後述する連通路が開いている場合の拡大断面図である。
図3及び図5に示すように、洗濯補助器具1は開閉機構4を更に備える。
開閉機構4は弁箱41、弁棒42、弁体43、及び付勢部材44を備える。
弁箱41は有底筒状の箱本体411と円盤状の蓋体412とを有する。
箱本体411の底壁は円錐状に外向きに突出している。箱本体411の底壁には、複数の通流孔413が周方向に並設されている。箱本体411の底壁の中心位置には円形の案内孔414が設けられている。箱本体411の外径はボトル2の首部22の内径よりも小さい。
蓋体412の外径は蓋本体31の内径よりも小さく、ボトル2の首部22の内径よりも大きい。蓋体412は箱本体411に同軸に配されており、蓋体412の一面に同軸に突設された円筒が箱本体411に嵌め込まれることによって、箱本体411の開口を液密に閉鎖している。蓋体412の中心位置には円形の弁孔415が設けられている。弁孔415の周縁部が弁座として機能する。
弁棒42の一端部42aは、弁孔415を、遊びを有して貫通している。弁棒42の他端部は、弁箱41の案内孔414に挿入されている。弁棒42は案内孔414に案内されて弁箱41の軸心上を往復移動可能である。
弁体43は弁棒42の中途に一体に設けられた鍔状をなし、弁箱41の内部空間に配されている。弁体43が弁孔415の周縁部に着座することによって弁孔415が閉鎖される(図3参照)。弁体43が弁孔415の周縁部から離座することによって弁孔415が開放される(図5参照)。
付勢部材44は、弁体43を着座方向に付勢すると共に弁棒42を一端部42aの突出方向に付勢する。例えば付勢部材44はコイルばねであり、弁棒42が付勢部材44の内側を貫通するようにして、弁体43と箱本体411の底壁との間に介在している。
弁棒42に、弁棒42の一端部42aを弁箱41に押し込む方向に外力が加えられた場合、弁体43が付勢部材44の付勢力に抗して離座し、弁孔415を開放する。
開閉機構4は、蓋3がボトル2に装着される前に、弁箱41の通流孔413がボトル2の内部空間に位置するようにして、ボトル2に挿入される(図2参照)。弁箱41の蓋体412はボトル2の首部22の先端の開口を覆い、蓋体412の外周部は首部22の先端の開口の周縁部に当接する。
蓋3のボトル2への装着により、開閉機構4の弁棒42の一端部42aは蓋3の連通部33の内部空間に挿入され、蓋体412は蓋本体31と首部22との間に挟まれて首部22の先端の開口を液密に閉鎖する(図3参照)。
通流孔413、弁箱41の内部空間、弁孔415、蓋本体31の貫通孔311、連通部33の内部空間、及び収容部32の貫通孔323は、ボトル2の内部空間と収容部32の内部空間とを互いに連通させる連通路として機能する。弁体43が離座した場合、弁孔415が開放されるので、連通路が開放される(図5参照)。弁体43が着座した場合、弁孔415が液密に閉鎖されるので、連通路は液密に閉鎖される(図3参照)。
図1~図3及び図5に示すように、洗濯補助器具1は芯材11及びブラシ12を更に備える。
芯材11は液体洗剤の含浸性を有し、例えば多数本の合成樹脂製の繊維を接着剤で固めることによって構成されている。図2に示すように、芯材11は正面視T字状の板状部材であり、図2、図3、及び図5に示すように、芯本体111と延設部112とを一体に有する。
芯本体111は一方向に長い矩形板状をなし、芯本体111の幅は収容部32の深さよりも適宜に大きい。芯本体111の厚さは、収容部32の2つの第1側壁321夫々に設けられている芯材押さえ301同士の離隔距離よりも僅かに大きい。芯本体111の長さは、収容部32の2つの第2側壁322夫々に設けられている芯材押さえ301同士の離隔距離よりも僅かに大きい。芯本体111は、幅方向を収容部32の軸長方向に向け、厚さ方向を第2側壁322に沿う方向に向けて収容部32に嵌め込み可能である。
延設部112は、芯本体111の長さ方向の中心部から芯本体111の幅方向に沿って外向きに延設されている。延設部112は矩形状の断面を有し、連通部33に挿入可能な寸法を有する。
芯材11は、収容部32の開口から出没可能に収容部32に収容される。
芯本体111の先端部は、芯本体111が収容部32の底壁320まで没入した場合でも、収容部32の開口から収容部32の外部に適長突出する。
延設部112は、先端が開閉機構4の弁棒42の一端部42aに接触するまで連通部33に挿入される。芯材11が没入方向に押し込まれた場合、延設部112の先端部は弁棒42の一端部42aを弁箱41に押し込む。故に、弁体43が離座する。
押し込まれた芯材11は、付勢部材44に付勢された弁棒42によって、収容部32からの突出方向に付勢される。
ブラシ12は可撓性及び液体洗剤の含浸性を有する。ブラシ12は矩形シート状をなし、一面が起毛している。例えばブラシ12は熱可塑性繊維を絡み合せることによって構成された不織布であり、不織布の一面はニードルパンチ加工により起毛してある。不織布を構成している糸の太さは例えば25デニールであり、糸を構成している繊維は、異形断面繊維であること、及び抗菌加工が施されていることが望ましい。なお、ブラシ12は両面が起毛していてもよい。
ブラシ12の厚さは挿入溝36の幅よりも大きい。例えば挿入溝36の幅が2mmの場合、ブラシ12の厚さは4mm±0.5mmである。なお、ブラシ12の一面に起毛している部分と起毛していない部分とがある場合、起毛していない部分の厚さは挿入溝36の幅よりも小さくてもよい。
ブラシ12は芯材11の収容部32から露出する部分を着脱可能に覆う。更に詳細には、ブラシ12はU字状に曲げられ、U字の底部に相当する部分が芯材11の収容部32の開口から突出する先端部を覆い、U字の両側部に相当する部分が収容部32の2つの第1側壁321夫々の外周面を覆う。ブラシ12のU字の2つの先端部に相当する2つの縁部は、挿入溝36に挿入される。挿入溝36に挿入されたブラシ12の縁部は挿入溝36の両内側面に弾接する。
図1~図3及び図5に示すように、洗濯補助器具1は保持体5を更に備える。
保持体5は枠体51と2つの係合片52とを一体に有する。
枠体51は一方向に長い矩形状をなす。枠体51の内径は収容部32の外径よりも大きい。枠体51が収容部32と同軸になるようにして、枠体51の内側に収容部32を、遊びを有して挿入することが可能である。枠体51の内側に収容部32を挿入した場合、収容部32の第1側壁321の外面と枠体51の内面との間の離隔距離は、挿入溝36の幅と同程度である。
2つの係合片52は、枠体51の軸長方向に沿う互いに同じ向きに、枠体51の長辺部から突出している。各係合片52の先端部の外面には係合爪521が外向きに突設されている。各係合片52の突出方向の中途の内面には2つの係合補助爪522が内向きに突設されている。2つの係合補助爪522は枠体51の長手方向に隣り合っている。
2つの係合片52と2つの被係合孔37とは対応している。2つの係合片52が2つの被係合孔37に向くようにして収容部32が枠体51の内側に挿入される場合、係合片52が被係合孔37に挿入されて係合爪521が被係合孔37の内面に当接する。係合爪521が被係合孔37の内面に当接することにより、2つの係合片52は互いに接近する方向に撓む。
係合爪521が被係合孔37を通過した場合、係合補助爪522が被係合孔37の内面に当接する。係合補助爪522が被係合孔37の内面に当接することにより、2つの係合片52が互いに離隔する方向に撓み、係合爪521が被係合孔37の開口周縁部に係合する。係合爪521が被係合孔37の開口周縁部に係合している場合、係合片52が被係合孔37から抜脱されることが防止される。以上の結果、保持体5が蓋3に装着される。
挿入溝36に挿入されたブラシ12の縁部は挿入溝36の両内側面に弾接するので、保持体5が蓋3に装着される前、及び保持体5の蓋3への装着中に、ブラシ12の脱落又は位置ずれ等が生じにくい。従って、使用者が保持体5を蓋3に装着しやすい。
2つの被係合孔37に挿入されている2つの係合片52に、互いに接近する方向の外力が加わった場合、係合爪521と被係合孔37の開口周縁部との係合が解除されるので、係合片52が被係合孔37から抜脱可能になる。係合片52が被係合孔37から抜け出ることにより、保持体5が蓋3から取り外される。
保持体5が蓋3に装着された場合、枠体51が収容部32を周方向に外側から囲む。このとき、収容部32の2つの第1側壁321の外面(又はブラシ押さえ302)と枠体51の内面との間でブラシ12が挟持される。また、枠体51とブラシ12との摩擦により、枠体51からブラシ12に、ブラシ12の2つの縁部が挿入溝36に挿入される方向に外力が加わる。
以上の結果、保持体5は、ブラシ12が芯材11の収容部32の開口から突出する先端部を覆った状態にブラシ12を保持し、ブラシ12の脱落又は位置ずれ等を確実に防止する。このように、ブラシ12を保持するための構成は簡易である。
なお、ブラシ12の脱落又は位置ずれ等をより確実に防止するために、保持体5の枠体51の内周に、ブラシ12の滑り止めが設けてあってもよい。
芯材11及び蓋3はブラシ12に比べて変形しにくい。芯材11及び蓋3に押し付けられたブラシ12は、内側から芯材11及び蓋3に支持されて保形される。
以上のような洗濯補助器具1は、例えば洗濯物の襟、袖口等を手洗いする部分洗いを補助するために用いられる。ボトル2に収容された液体洗剤は、ボトル2の内部空間から収容部32の内部空間に流出する(図5参照)。収容部32の内部空間に流出した液体洗剤は、芯材11に含浸される。例えばブラシ12が洗濯物にこすりつけられた場合にブラシ12が芯材11に接触し、芯材11は洗濯物にこすりつけられたブラシ12を内側から支持する。ブラシ12は液体洗剤の含浸性を有するので、芯材11に含浸された液体洗剤がブラシ12に容易に浸み込む。
使用者は片手でボトル2のボトル本体21を握持し、ブラシ12を洗濯物にこすりつけることにより、液体洗剤を用いた部分洗いを行なう。ブラシ12が異形断面繊維で構成されている場合、洗濯物に対する摩擦力が大きくなり、洗濯物から汚れを容易に掻き落とすことができる。
ブラシ12に覆われた芯材11は、保持体5の中央の開口を貫通しているので、ブラシ12を洗濯物にこすりつける作業を保持体5が阻害する虞はない。
開閉機構4は、弁体43及び付勢部材44により、弁孔415を常閉式に閉鎖する(図3参照)。故に、通常はボトル2の内部空間から弁孔415を通って収容部32の内部空間に液体洗剤が流出することはない。
芯材11が没入方向に押し込まれた場合、開閉機構4は弁孔415を開放する(図5参照)。このとき、蓋3がボトル2の下側に位置していれば、ボトル2の内部空間から弁孔415を通って収容部32の内部空間に液体洗剤が流出する。
押し込まれた芯材11は付勢部材44によって突出方向に付勢されるので、押し込まれなくなった芯材11は自動的に再び突出する。
使用者がブラシ12を、例えば洗濯物に強く押し付ければ、芯材11が没入方向に押し込まれて弁孔415が開く。使用者がブラシ12を洗濯物に押し付ける力を弱めれば、弁孔415が閉じる。使用者は、蓋3がボトル2の下側に位置するようにボトル2を握持した状態で、ブラシ12を洗濯物に押し付ける力を調整することにより、洗濯をしながらブラシ12への液体洗剤の供給量を調整することができる。
芯材11はブラシ12に覆われるので、洗濯物にこすりつけられることによる汚損又は摩耗等から保護される。芯材11に比べてブラシ12は劣化しやすい。しかしながら、蓋3から保持体5を取り外すことにより、ブラシ12を容易に交換することができる。
ブラシ12は可撓性を有するシート状なので、ブラシ12を撓ませることにより、芯材11の、収容部32の開口から突出している部分と収容部32の外周面の少なくとも一部とをブラシ12で容易に覆うことができる。
芯材11が弁孔415を開閉するわけではないので、芯材11の形状又は素材等の設計の自由度を向上させることができる。
なお、ボトル2の首部22の雄ネジ及び蓋本体31の雌ネジが左ネジである場合、使用者がボトル2から不用意に蓋3を取り外してしまう不都合を抑制することができる。
ブラシ12は不織布に限定されず、例えば織布又はスポンジでもよい。また、ブラシ12はシート状をなす構成に限定されず、例えば刷毛状でもよい。
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲と均等の意味及び特許請求の範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 洗濯補助器具
11 芯材
12 ブラシ
2 ボトル
3 蓋
311 貫通孔(連通路)
32 収容部
323 貫通孔(連通路)
33 連通部(連通路)
36 挿入溝
4 開閉機構
41 弁箱(連通路)
413 通流孔(連通路)
415 弁孔(連通路)
43 弁体
44 付勢部材
5 保持体

Claims (5)

  1. 液体洗剤が収容されるボトルと、
    前記液体洗剤を含浸させるための芯材と、
    該芯材が部分的に露出するようにして前記芯材を収容する収容部を有する前記ボトルの蓋と、
    前記芯材の前記収容部から露出する部分を着脱可能に覆い、前記芯材から流出した前記液体洗剤を受け取るブラシと、
    前記蓋に着脱可能に装着され、前記ブラシを保持する保持体と
    を備え、
    前記ボトルの内部空間と前記収容部の内部空間とが互いに連通することを特徴とする洗濯補助器具。
  2. 前記ブラシは、可撓性及び前記液体洗剤の含浸性を有するシート状をなすことを特徴とする請求項1に記載の洗濯補助器具。
  3. 前記収容部は有底筒状をなし、
    前記保持体は枠状をなし、
    前記芯材の一部が前記収容部の開口から突出するようにして、前記芯材が前記収容部に嵌め込まれ、
    前記ブラシは、前記芯材の前記一部と前記収容部の外周面の少なくとも一部とを着脱可能に覆い、
    前記蓋に装着された前記保持体は前記収容部を囲み、
    前記収容部の前記外周面と前記保持体の内周との間で前記ブラシが挟持されることを特徴とする請求項1又は2に記載の洗濯補助器具。
  4. 前記芯材は前記芯材の一部が前記収容部の開口から出没可能に突出するようにして前記収容部に収容され、
    前記ボトルの内部空間と前記収容部の内部空間とを互いに連通させる連通路を閉鎖し、前記芯材が没入方向に押し込まれた場合に前記連通路を開放する弁体、及び、
    該弁体を、前記連通路を閉鎖する方向に付勢すると共に、押し込まれた前記芯材を突出方向に付勢する付勢部材
    を有する開閉機構を更に備えることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の洗濯補助器具。
  5. 前記ブラシの一部が挿入される挿入溝が前記蓋に設けられており、
    前記挿入溝に挿入された前記ブラシの前記一部は前記挿入溝の両内側面に弾接し、
    前記蓋に装着された前記保持体は、前記ブラシの前記一部が前記挿入溝に挿入される方向に前記ブラシに外力を加えることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の洗濯補助器具。
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