JP2023107454A - 固体燃料粉砕装置および固体燃料粉砕装置の制御方法 - Google Patents

固体燃料粉砕装置および固体燃料粉砕装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】固体燃料の供給が開始された場合に、固体燃料粉砕装置からの微粉燃料の搬出量の急激な増加や粉砕テーブル上に存在する固体燃料の層の厚さの急激な減少を抑制する。【解決手段】粉砕テーブル12と、ミルモータ15と、粉砕ローラ13と、回転式分級機16と、粉砕テーブル12と粉砕ローラ13との間に固体燃料が噛み込んだ噛み込み状態を検知するリフト検知センサ43aまたは駆動電流検知センサ15aと、ミルモータ15により駆動される粉砕テーブル12の回転数を制御するインバータ制御部と、を備え、給炭管17から粉砕テーブル12への固体燃料の供給が開始された場合に、インバータ制御部は、噛み込み状態が検知されたことに応じて粉砕テーブル12の回転数を第1回転数から第2回転数に低下させるよう制御する固体燃料粉砕装置を提供する。【選択図】図2

Description

本開示は、固体燃料粉砕装置および固体燃料粉砕装置の制御方法に関する。
従来、バイオマス燃料や石炭等の固体燃料は、粉砕機(ミル)で所定粒径範囲内の微粉状に粉砕して、燃焼装置へ供給される。ミルは、粉砕テーブルへ投入された固体燃料を、粉砕テーブルと粉砕ローラの間に挟み込んで粉砕し、粉砕されて微粉状となった固体燃料のうち、所定粒径範囲内の微粉燃料を分級機で選別し、粉砕テーブルの外周から供給される搬送用ガス(一次空気)によって、ボイラへ搬送して燃焼装置で燃焼させている。火力発電プラントでは、ボイラで微粉燃料を燃焼して生成された燃焼ガスとの熱交換により蒸気を発生させ、該蒸気により蒸気タービンを回転駆動して、蒸気タービンに接続した発電機を回転駆動することで発電が行われる。
特許文献1には、粉砕機の運転開始時に、固体燃料の噛み込みを確認する噛み込み異常診断を行うことにより、粉砕機の運転開始時に発生する異常に対して適切に対処することが開示されている。特許文献1では、初期給炭を開始した後に、固体燃料を粉砕する粉砕テーブルを駆動させる駆動部への負荷電流が所定の閾値以上である状態が所定時間継続すると、固体燃料を噛み込んだと判断し、固体燃料の噛み込みが検知されない場合には異常診断を行う。また、特許文献1では、初期給炭を開始した後に、固体燃料を噛み込んだと判断した場合には、粉砕機の起動が完了したものと判断する。
特許第4781050号公報
しかしながら、発明者らは、初期給炭を開始し、粉砕テーブルと粉砕ローラとの間に固体燃料が噛み込んだ後に、ボイラの運転が不安定になる事象が発生するとの新たな知見を得た。これは、粉砕テーブルと粉砕ローラとの間に固体燃料が噛み込んだことに応じて固体燃料の粉砕が開始されることにより、粉砕機からの微粉燃料の搬出量が一気に増加し、固体燃料のボイラへの供給量が殆ど無い状態から急激に増加するためである。また、固体燃料の粉砕が開始されることにより、粉砕テーブル上に存在する固体燃料の層の厚さが急激に減少し、粉砕ローラと粉砕テーブルとの距離が変動し、この変動に伴って振動が発生する事象も起こる場合がある。
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、燃料供給部から粉砕テーブルへの固体燃料の供給が開始された場合に、固体燃料粉砕装置からの微粉燃料の搬出量の急激な増加や粉砕テーブル上に存在する固体燃料の層の厚さの急激な減少を抑制することが可能な固体燃料粉砕装置および固体燃料粉砕装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示は以下の手段を採用する。
本開示の一態様に係る固体燃料粉砕装置は、固体燃料を粉砕して燃焼装置へ供給する固体燃料粉砕装置であって、粉砕テーブルと、前記粉砕テーブルを回転させる駆動力を発生する駆動部と、燃料供給部から前記粉砕テーブルに供給された前記固体燃料を前記粉砕テーブルとの間で粉砕する粉砕ローラと、前記粉砕ローラにより粉砕された前記固体燃料を所定粒径以下の微粉燃料に分級して前記固体燃料粉砕装置から搬出させる分級部と、前記粉砕テーブルと前記粉砕ローラとの間に前記固体燃料が噛み込んだ噛み込み状態を検知する検知部と、前記駆動部により駆動される前記粉砕テーブルの回転数を制御する制御部と、を備え、前記燃料供給部から前記粉砕テーブルへの前記固体燃料の供給が開始された場合に、前記制御部は、前記検知部が前記噛み込み状態を検知したことに応じて前記粉砕テーブルの回転数を第1回転数から第2回転数に低下させるよう制御する。
本開示の一態様に係る固体燃料粉砕装置の制御方法は、固体燃料を粉砕して燃焼装置へ供給する固体燃料粉砕装置の制御方法であって、前記固体燃料粉砕装置は、粉砕テーブルと、前記粉砕テーブルを回転させる駆動力を発生する駆動部と、燃料供給部から前記粉砕テーブルに供給された前記固体燃料を前記粉砕テーブルとの間で粉砕する粉砕ローラと、前記粉砕ローラにより粉砕された前記固体燃料を所定粒径以下の微粉燃料に分級して前記固体燃料粉砕装置から搬出させる分級部と、を備え、前記燃料供給部から前記粉砕テーブルへの前記固体燃料の供給が開始された場合に、前記粉砕テーブルと前記粉砕ローラとの間に前記固体燃料が噛み込んだ噛み込み状態を検知する検知工程(S105)と、前記検知工程が前記噛み込み状態を検知したことに応じて前記粉砕テーブルの回転数を第1回転数から第2回転数に低下させるよう前記駆動部を制御する制御工程(S106)と、を備える。
本開示によれば、燃料供給部から粉砕テーブルへの固体燃料の供給が開始された場合に、固体燃料粉砕装置からの微粉燃料の搬出量の急激な増加や粉砕テーブル上に存在する固体燃料の層の厚さの急激な減少を抑制することが可能な固体燃料粉砕装置および固体燃料粉砕装置の制御方法を提供することができる。
本開示の一実施形態に係るボイラシステムの概略構成図である。 図1の固体燃料粉砕装置の模式的な縦断面図である。 図1の固体燃料粉砕装置が起動時に実行する動作を示すフローチャートである。 給炭機からミルに供給される固体燃料の給炭量と粉砕テーブルの回転数の時間変化を示すグラフである。
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態に係る発電プラント1は、固体燃料粉砕装置100とボイラ200とを備えている。
以降の説明では、上方とは鉛直上側の方向を、上部や上面などの“上”とは鉛直上側の部分を示している。また同様に“下”とは鉛直下側の部分を示すものであり、鉛直方向は厳密ではなく誤差を含むものである。
本開示において、固体燃料としては、石炭、バイオマス燃料、石油コークス(PC:Petroleum Coke)などを用いることができる。さらに、それらの固体燃料を組み合わせて使用してもよい。
本実施形態の固体燃料粉砕装置100は、一例としてバイオマス燃料や石炭等の固体燃料を粉砕し、微粉燃料を生成してボイラ200のバーナ(燃焼装置)220へ供給する装置である。図1に示す固体燃料粉砕装置100とボイラ200とを含む発電プラント1は、1台の固体燃料粉砕装置100を備えるものであるが、1台のボイラ200の複数のバーナ220のそれぞれに対応する複数台の固体燃料粉砕装置100を備えるシステムとしてもよい。
図1に示すように、本実施形態の固体燃料粉砕装置100は、ミル(粉砕機)10と、バンカ(貯蔵部)21と、給炭機(燃料供給部)25と、送風部(搬送用ガス供給部)30と、状態検出部40と、制御部50と、を備えている。
ボイラ200に供給する石炭やバイオマス燃料等の固体燃料を微粉状の固体燃料である微粉燃料へと粉砕するミル10は、石炭のみを粉砕する形式であっても良いし、バイオマス燃料のみを粉砕する形式であっても良いし、石炭とともにバイオマス燃料を粉砕する形式であってもよい。
ここで、バイオマス燃料とは、再生可能な生物由来の有機性資源であり、例えば、間伐材、廃材木、流木、草類、廃棄物、汚泥、タイヤ及びこれらを原料としたリサイクル燃料(ペレットやチップ)などであり、ここに提示したものに限定されることはない。バイオマス燃料は、バイオマスの成育過程において二酸化炭素を取り込むことから、地球温暖化ガスとなる二酸化炭素を排出しないカーボンニュートラルとされるため、その利用が種々検討されている。
図1および図2に示すように、ミル10は、ハウジング11と、粉砕テーブル12と、粉砕ローラ13と、減速機(駆動伝達部)14と、減速機14に接続され粉砕テーブル12を回転駆動させるミルモータ(駆動部)15と、回転式分級機(分級部)16と、給炭管(燃料供給部)17と、回転式分級機16を回転駆動させる分級機モータ18とを備えている。
ハウジング11は、鉛直方向に延びる筒状に形成されるとともに、粉砕テーブル12と、粉砕ローラ13と、回転式分級機16と、給炭管17とを収容する筐体である。ハウジング11の天井部42の中央部には、給炭管17が取り付けられている。この給炭管17は、バンカ21から給炭機25を介して導かれた固体燃料をハウジング11内に供給するものであり、ハウジング11の中心位置に上下方向に沿って配置され、下端部がハウジング11内部まで延設されている。
ハウジング11の底面部41付近には減速機14が設置され、この減速機14から伝達される駆動力により回転する粉砕テーブル12が回転自在に配置されている。粉砕テーブル12は、平面視円形の部材であり、給炭管17の下端部が対向するように配置されている。粉砕テーブル12の上面は、例えば、中心部が低く、外側に向けて高くなるような傾斜形状をなし、外周部が上方に曲折した形状をなしていてもよい。給炭管17は、固体燃料(本実施形態では例えば石炭やバイオマス燃料)を上方から下方の粉砕テーブル12に向けて供給し、粉砕テーブル12は供給された固体燃料を粉砕ローラ13との間に挟み込んで粉砕する。
固体燃料が給炭管17から粉砕テーブル12の中央部へ向けて投入されると、粉砕テーブル12の回転による遠心力によって固体燃料は粉砕テーブル12の外周側へと導かれ、粉砕ローラ13との間に挟み込まれて粉砕される。粉砕された固体燃料は、搬送用ガス流路(以降は、一次空気流路と記載する)110から導かれた搬送用ガス(以降は、一次空気と記載する)によって上方へと吹き上げられ、回転式分級機16へと導かれる。
粉砕テーブル12の外周には、一次空気流路110から流入する一次空気をハウジング11内の粉砕テーブル12の上方の空間に流出させる吹出口12b(図2参照)が設けられている。吹出口12bの近傍には旋回羽根12a(図2参照)が設置されており、吹出口12bから吹き出した一次空気に旋回力を与える。旋回羽根12aにより旋回力が与えられた一次空気は、旋回する速度成分を有する気流となって、粉砕テーブル12上で粉砕された固体燃料をハウジング11内の上方の回転式分級機16へと搬送する。
なお、粉砕された固体燃料の粉砕物のうち、所定粒径より大きいものは回転式分級機16により分級されて、または、回転式分級機16まで到達することなく、落下して粉砕テーブル12に戻されて、粉砕テーブル12と粉砕ローラ13との間で再度粉砕される。
また、本開示に係るミル10は、一次空気通風機31によって加圧された一次空気をミル10内に吹き込むことで、粉砕された固体燃料を乾燥しつつ、火炉210まで搬送する、いわゆる加圧式のミルである。このため、ハウジング11内の圧力が、外部(大気)の圧力よりも高い圧力となっている。
粉砕ローラ13は、給炭管17から粉砕テーブル12に供給された固体燃料を粉砕テーブル12との間で粉砕する回転体である。粉砕ローラ13は、粉砕テーブル12の上面に押圧されて粉砕テーブル12と協働して固体燃料を粉砕する。
図1では、粉砕ローラ13が代表して1つのみ示されているが、粉砕テーブル12の上面を押圧するように、周方向に一定の間隔を空けて、複数の粉砕ローラ13が配置される。例えば、外周部上に120°の角度間隔を空けて、3つの粉砕ローラ13が周方向に均等な間隔で配置される。この場合、3つの粉砕ローラ13が粉砕テーブル12の上面と接する部分(押圧する部分)は、粉砕テーブル12の回転中心軸(中心軸線C1)からの距離が等距離となる。
粉砕ローラ13は、ジャーナルヘッド43によって、上下に揺動・変位可能となっており、粉砕テーブル12の上面に対して接近離間自在に支持されている。粉砕ローラ13は、外周面が粉砕テーブル12の上面の固体燃料に接触した状態で、粉砕テーブル12が回転すると、粉砕テーブル12から回転力を受けて連れ回りするようになっている。給炭管17から固体燃料が供給されると、粉砕ローラ13と粉砕テーブル12との間で固体燃料が押圧されて粉砕される。この押圧する力を、粉砕荷重という。
ジャーナルヘッド43の支持アーム44は、中間部が水平方向に沿った支持軸45によって、ハウジング11の側面部11bに支持軸45を中心として粉砕ローラ13を上下方向に揺動・変位可能に支持されている。また、支持アーム44の鉛直上側にある上端部には、押圧装置(粉砕荷重付与部)46が設けられている。押圧装置46は、ハウジング11に固定され、粉砕ローラ13を粉砕テーブル12に押し付けるように、支持アーム44等を介して粉砕ローラ13に粉砕荷重を付与する。
粉砕荷重は、例えば、ミル10の外部に設置された油圧装置(図示省略)から供給される作動油の圧力により作動する油圧シリンダ(図示省略)によって与えられる。また、粉砕荷重は、ばね(図示省略)の反発力によって与えられてもよい。
ジャーナルヘッド43には、粉砕テーブル12と粉砕ローラ13との間に固体燃料が噛み込んだ噛み込み状態を検知するためのリフト検知センサ(検知部)43aが設けられている。リフト検知センサ43aは、ローラリフト量Lfを測定し、ローラリフト量Lfが所定値以上となる場合に噛み込み状態を検知する。リフト検知センサ43aは、噛み込み状態を検知した場合に、噛み込み状態を検知したことを制御部50に伝達する。
図2に示すように、ローラリフト量Lfは、粉砕ローラ13の表面と粉砕テーブル12の表面との中心軸線C1に沿った距離である。粉砕ローラ13は、粉砕テーブル12との間に固体燃料SFが噛み込んだことに応じて支持軸45回りに揺動し、図2に実線で示す位置から図2に点線で示す位置に移動する。ローラリフト量Lfは、図2に点線で示す位置の粉砕ローラ13の表面と粉砕テーブル12の表面との中心軸線C1に沿った距離である。
減速機14は、ミルモータ15に接続されており、ミルモータ15の駆動力を粉砕テーブル12に伝達し、粉砕テーブル12を中心軸線C1回りに回転させる。ミルモータ15は、制御部50のインバータ制御部51から供給される交流電圧の周波数に応じた回転数となるように粉砕テーブル12を回転させる。
ミル10は、粉砕テーブル12と粉砕ローラ13との間に固体燃料が噛み込んだ噛み込み状態を検知するための駆動電流検知センサ(検知部)15aを備える。駆動電流検知センサ15aは、インバータ制御部51から供給される交流電圧の周波数に応じた回転数となるように粉砕テーブル12を回転させるためにミルモータ15で消費される駆動電流を検知する。駆動電流検知センサ15aは、駆動電流が所定値以上となる場合に噛み込み状態を検知する。駆動電流検知センサ15aは、噛み込み状態を検知した場合に、噛み込み状態を検知したことを制御部50に伝達する。
回転式分級機(分級部)16は、ハウジング11の上部に設けられ中空状の略逆円錐形状の外形を有している。回転式分級機16は、その外周位置に上下方向に延在する複数のブレード16aを備えている。各ブレード16aは、回転式分級機16の中心軸線C1回りに所定の間隔(均等間隔)で設けられている。
また、回転式分級機16は、粉砕ローラ13により粉砕された固体燃料を所定粒径(例えば、石炭では70~100μm)より大きいもの(以下、所定粒径を超える粉砕された固体燃料を「粗粉燃料」という。)と所定粒径以下のもの(以下、所定粒径以下の粉砕された固体燃料を「微粉燃料」という。)に分級する装置である。
回転式分級機16は、制御部50によって制御される分級機モータ18により回転駆動力を与えられ、ハウジング11の上下方向に延在する円筒軸(図示省略)を中心に給炭管17の周りを回転する。なお、分級部としては、固定された中空状の逆円錐形状のケーシングと、そのケーシングの外周位置にブレード16aに替わって複数の固定旋回羽根とを備えた固定式分級機を用いてもよい。
回転式分級機16に到達した粉砕された固体燃料は、ブレード16aの回転により生じる遠心力と、一次空気の気流による向心力との相対的なバランスにより、大きな径の粗粉燃料は、ブレード16aによって叩き落とされ、粉砕テーブル12へと戻されて再び粉砕され、微粉燃料はハウジング11の天井部42にある出口ポート19に導かれる。
回転式分級機16によって分級された所定粒径以下の微粉燃料は、一次空気とともに出口ポート19から微粉燃料供給流路(微粉燃料供給管)120へ搬出され、ボイラ200のバーナ220へ供給される。
給炭管(燃料供給部)17は、ハウジング11の上端を貫通するように上下方向に沿って下端部がハウジング11内部まで延設されて取り付けられ、給炭管17の上部から投入される固体燃料を粉砕テーブル12の中央部に供給する。給炭管17の上端には、給炭機25が接続されており、固体燃料が供給される。
給炭機25は、バンカ21の下端部から上下方向に延在する管であるダウンスパウト部22によって、バンカ21と接続されている。ダウンスパウト部22の途中には、バンカ21からの固体燃料の排出状態を切り替える弁(コールゲート、図示省略)を設けてもよい。給炭機25は、搬送部26と、給炭機モータ27とを備える。
搬送部26は、例えばベルトコンベアであり、ダウンスパウト部22の下端部から排出される固体燃料を、給炭機モータ27の駆動力によって給炭管17の上部に搬送し、内部へ投入する。ミル10へ供給される固体燃料の供給量は、制御部50からの信号によって、例えば、搬送部26のベルトコンベアの移動速度を調整して制御される。
通常、ミル10の内部には、微粉燃料をバーナ220へ搬送するための一次空気が供給されており、給炭機25やバンカ21よりも圧力が高くなっている。バンカ21と給炭機25を接続するダウンスパウト部22の内部は、燃料が積層状態となっている。この固体燃料層により、ミル10からバンカ21に向けて、一次空気と微粉燃料が逆流を抑制するためのシール性(マテリアルシール)を確保している。
送風部30は、粉砕燃料を乾燥させるとともに回転式分級機16へ供給するための一次空気をハウジング11の内部へ送風する装置である。送風部30は、ハウジング11へ送風される一次空気を適切な温度に調整するために、本実施形態では、一次空気通風機(PAF:Primary Air Fan)31と、熱ガス流路30aと、冷ガス流路30bと、熱ガスダンパ30cと、冷ガスダンパ30dとを備えている。
本実施形態では、熱ガス流路30aは、一次空気通風機31から送出された空気の一部を、空気予熱器(熱交換器)34を通過して加熱された熱ガスとして供給する。熱ガス流路30aには、熱ガスダンパ30cが設けられている。熱ガスダンパ30cの開度は、制御部50によって制御される。熱ガスダンパ30cの開度によって、熱ガス流路30aから供給する熱ガスの流量が決定される。
冷ガス流路30bは、一次空気通風機31から送出された空気の一部を常温の冷ガスとして供給する。冷ガス流路30bには、冷ガスダンパ30dが設けられている。冷ガスダンパ30dの開度は、制御部50によって制御される。冷ガスダンパ30dの開度によって、冷ガス流路30bから供給する冷ガスの流量が決定される。
一次空気の流量は、本実施形態では、熱ガス流路30aから供給する熱ガスの流量と冷ガス流路30bから供給する冷ガスの流量の合計の流量となり、一次空気の温度は、熱ガス流路30aから供給する熱ガスと冷ガス流路30bから供給する冷ガスの混合比率で決まり、制御部50によって制御される。
また、熱ガス流路30aから供給する熱ガスに、例えば、ガス再循環通風機(図示省略)によってボイラ200から排出された燃焼ガスの一部を導き、混合することで、一次空気流路110からハウジング11の内部へ送風する一次空気中の酸素濃度を調整してもよい。一次空気中の酸素濃度を調整することによって、例えば、着火性の高い(着火しやすい)固体燃料を使用する場合、ミル10からバーナ220に至るまでの経路において、固体燃料が着火することを抑制することができる。
本実施形態では、ミル10の状態検出部40により計測または検出したデータを、制御部50に送信する。本実施形態の状態検出部40は、例えば、差圧計測手段であり、一次空気流路110からハウジング11の内部へ一次空気が流入する部分における圧力と、ハウジング11の内部から微粉燃料供給流路120へ一次空気と微粉燃料が排出される出口ポート19における圧力との差圧を、ミル10の差圧として計測する。
このミル10の差圧の増減は、回転式分級機16の分級効果によってハウジング11内部の回転式分級機16付近と粉砕テーブル12付近の間を循環している粉砕燃料の循環量の増減に対応する。すなわち、このミル10の差圧に応じて回転式分級機16の回転数を調整することで、出口ポート19から排出される微粉燃料の量と粒径範囲を調整することができるので、微粉燃料の粒径をバーナ220における固体燃料の燃焼性に影響しない範囲に維持しつつ、ミル10への固体燃料の供給量に対応した量の微粉燃料を、ボイラ200に設けられたバーナ220に安定して供給することができる。
また、本実施形態の状態検出部40は、例えば、温度計測手段であり、ハウジング11の内部へ供給される一次空気の温度(ミル入口一次空気温度)や、出口ポート19における一次空気と微粉燃料との混合気体の温度(ミル出口一次空気温度)を検出して、それぞれの上限温度を超えないように送風部30を制御する。
各上限温度は、固体燃料の性状に応じた着火の可能性等を考慮して決定される。なお、一次空気は、ハウジング11の内部において、粉砕燃料を乾燥しながら搬送することによって冷却されるため、ミル入口の一次空気温度は、例えば常温から約300度程度、ミル出口の一次空気温度は、例えば常温から約90度程度となる。
制御部50は、固体燃料粉砕装置100の各部を制御する装置である。制御部50は、ミルモータ15に出力する交流電圧の周波数を調整することにより粉砕テーブル12を所望の回転数(単位時間当たりに粉砕テーブル12が回転する回数)に制御するインバータ制御部51を有する。なお、粉砕テーブル12の回転数の制御は、インバータ制御部51の替わりに、ミルモータ15をポールチェンジモータとして回転数を変化させてもよい。
また、制御部50は、例えば、分級機モータ18へ駆動指示を伝達して回転式分級機16の回転数を制御して分級性能を調整し、微粉燃料の粒径をバーナ220における固体燃料の燃焼性に影響しない範囲に維持しつつ、ミル10への固体燃料の供給量に対応した量の微粉燃料を、バーナ220へ安定して供給することができる。
また、制御部50は、例えば給炭機モータ27へ駆動指示を伝達することにより、ミル10へ供給する固体燃料の供給量(給炭量)を調整することができる。また、制御部50は、送風部30へ開度指示を伝達することにより、熱ガスダンパ30cおよび冷ガスダンパ30dの開度を制御して一次空気の流量と温度を調整することができる。
具体的には、制御部50は、ハウジング11の内部へ供給される一次空気の流量と、出口ポート19における一次空気の温度(ミル出口一次空気温度)が、固体燃料の種別毎に、給炭量に対応して設定された所定値となるように、熱ガスダンパ30cおよび冷ガスダンパ30dの開度を制御する。なお、一次空気の温度の制御は、ミル入口における温度(ミル入口一次空気温度)に対して行ってもよい。
制御部50は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体等から構成されている。そして、各種機能を実現するための一連の処理は、一例として、プログラムの形式で記憶媒体等に記憶されており、このプログラムをCPUがRAM等に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、各種機能が実現される。
なお、プログラムは、ROMやその他の記憶媒体に予めインストールしておく形態や、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供される形態、有線又は無線による通信手段を介して配信される形態等が適用されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等である。また、HDDはソリッドステートディスク(SSD)等で置き換えられてもよい。
次に、固体燃料粉砕装置100から供給される微粉燃料の燃焼によって蒸気を発生させるボイラ200について説明する。ボイラ200は、火炉210とバーナ220とを備えている。
バーナ220は、微粉燃料供給流路120から供給される微粉燃料と一次空気との混合気と、押込通風機(FDF:Forced Draft Fan)32から送出される空気(外気)を空気予熱器34で加熱して供給される二次空気とを用いて、微粉燃料を燃焼させて火炎を形成する装置である。微粉燃料の燃焼は火炉210内で行われ、高温の燃焼ガスは、蒸発器、過熱器、節炭器などの熱交換器(図示省略)を通過した後にボイラ200の外部に排出される。
ボイラ200から排出された燃焼ガスは、環境装置(脱硝装置、集塵装置、脱硫装置などで図示省略)で所定の処理を行うとともに、空気予熱器34で一次空気や二次空気との熱交換が行われ、誘引通風機(IDF:Induced Draft Fan)33を介して煙突(図示省略)へと導かれて外気へと放出される。空気予熱器34において燃焼ガスにより加熱された一次空気通風機31から送出される空気は、前述した熱ガス流路30aに供給される。
ボイラ200の各熱交換器への給水は、節炭器(図示省略)において加熱された後に、蒸発器(図示省略)および過熱器(図示省略)によって更に加熱されて高温高圧の過熱蒸気が生成され、発電部である蒸気タービン(図示省略)へと送られて蒸気タービンを回転駆動し、蒸気タービンに接続した発電機(図示省略)を回転駆動して発電が行われ、発電プラント1を構成する。
次に、本実施形態に係る固体燃料粉砕装置100の動作について図3および図4を参照して説明する。図3は、図1の固体燃料粉砕装置100が起動時に実行する動作を示すフローチャートである。図4は、給炭機25からミル10に供給される固体燃料の給炭量と粉砕テーブルの回転数の時間変化を示すグラフである。
ステップS101で、制御部50は、固体燃料粉砕装置100のウォーミング動作を行うよう固体燃料粉砕装置100の各部を制御する。具体的にウォーミング動作では、制御部50は、ミル10内における固体燃料の噛み込み性および粉砕性を確保するために、出口ポート19における一次空気の温度が所定温度(例えば、約70℃)となるように、送風部30を制御する。なお、ウォーミング動作の開始時にミルモータ15を起動して、粉砕テーブル12の回転を開始してもよい。
ステップS102で、制御部50は、ウォーミング動作が完了したかどうかを判断する。制御部50は、出口ポート19における一次空気の温度が所定温度に到達した場合にはYESと判断し、ステップS103に処理を進める。制御部50は、出口ポート19における一次空気の温度が所定温度に到達していない場合にはNOと判断し、ウォーミング動作を継続する。
ステップS103で、インバータ制御部51は、粉砕テーブル12を第1回転数R1で回転させるようにミルモータ15を制御する。粉砕テーブル12の回転がすでに開始されている場合には、粉砕テーブル12の回転数が第1回転数R1となるよう回転数の制御が開始される。第1回転数R1は、粉砕テーブル12の中央に投下された固体燃料に遠心力を与え、固体燃料が粉砕テーブル12の外周側に散らばる速度に設定される。
図1に示すように、制御部50は、第1回転数R1を設定するための設定部52を有する。設定部52は、操作者から入力される入力指示に応じて第1回転数R1を任意の回転数に設定するものである。第1回転数R1は試運転等の結果に基づき、使用する固体燃料の性状に応じてあらかじめ設定されていてもよい。
操作者は、例えば、固体燃料粉砕装置100により粉砕される固体燃料が粉砕テーブル12の回転による遠心力により散らばりにくい性状(例えば、固体燃料の全水分15%以上かつ25%未満の水分量が多い燃料等)である場合には、第1回転数R1を比較的高く設定することで、固体燃料が粉砕テーブル12の回転による遠心力により散らばり易くすることができる。
また、操作者は、例えば、固体燃料粉砕装置100により粉砕される固体燃料が粉砕テーブル12と粉砕ローラ13との間に噛み込まずにスリップが発生し易い性状(例えば、固体燃料の全水分25%以上の更に水分量が多い燃料、粒度が細かい燃料、HGI(ハードグローブ粉砕性指数)が高い燃料等)である場合には、第1回転数R1を比較的低く設定することで、固体燃料が粉砕テーブル12と粉砕ローラ13との間に噛み込み易くすることができる。
ステップS104で、制御部50は、給炭機25からミル10への固体燃料の供給を開始するよう給炭機25を制御する。給炭機25による固体燃料の供給が開始されると、固体燃料が粉砕テーブル12に投下される。固体燃料は、第1回転数R1で回転する粉砕テーブル12により遠心力を付与され、粉砕テーブル12の外周側に移動する。
ステップS104で、給炭機25からミル10への固体燃料の供給を開始するタイミングは、図4の時刻T0である。時刻T0の時点で、粉砕テーブル12の回転数は、第1回転数R1に制御されている。時刻T0から時刻T1まで給炭機25からミル10へ供給される給炭量が漸次増加し、時刻T1で給炭量がQsで一定となる。
時刻T1から時刻T4に至るまで、給炭機25がミル10へ供給する給炭量(t/hour)はQsで一定のまま維持される。なお、時刻T1から時刻T4まで給炭量を一定とするのは、本実施形態の一例であり、時刻T1から時刻T4までの期間において、給炭量を変化させてもよい。
ステップS105で、制御部50は、粉砕テーブル12と粉砕ローラ13との間に固体燃料が噛み込んだ噛み込み状態を検知したかどうかを判断し、YESであればステップS106に処理を進める。制御部50は、リフト検知センサ43aから噛み込み状態を検知したことが伝達された場合にYESと判断する。また、制御部50は、駆動電流検知センサ15aから噛み込み状態を検知したことが伝達された場合にYESと判断する。
ステップS105において、制御部50は、リフト検知センサ43aまたは駆動電流検知センサ15aの少なくともいずれか一方から噛み込み状態を検知したことが伝達された場合に、YESと判断するものとしたが、他の態様であってもよい。例えば、リフト検知センサ43aおよび駆動電流検知センサ15aの双方から噛み込み状態を検知したことが伝達された場合に、YESと判断するものとしてもよい。
ステップS106で、インバータ制御部51は、ステップS105で噛み込み状態を検知したと判断したことに応じて、粉砕テーブル12の回転数を第1回転数R1から第2回転数R2に低下させるようミルモータ15を制御する。図4に示すように、時刻T2において、制御部50は、噛み込み状態を検知し、粉砕テーブル12の回転数を第1回転数R1から低下させる動作を開始する。時刻T3において、粉砕テーブル12の回転数が第2回転数R2となる。
インバータ制御部51は、粉砕テーブル12の回転数(1分間当たりの回転数;rpm)が最低回転数Rmin以上かつ最高回転数Rmax以下の範囲に含まれる所定回転数となるようにミルモータ15を制御する装置である。そして、ステップS106における第2回転数R2は、最低回転数Rminと同じ回転数から最高回転数Rmaxの4分の3までのいずれかの回転数に設定するのが望ましい。
ステップS107で、制御部50は、ステップS106でインバータ制御部51が粉砕テーブル12の回転数を第1回転数R1から第2回転数R2に低下させてから所定時間Tpが経過したかどうかを判断し、YESであれば固体燃料粉砕装置100を起動する動作である本フローチャートの処理を終了させる。
ステップS107で、制御部50は、ステップS106でインバータ制御部51が粉砕テーブル12の回転数を第1回転数R1から第2回転数R2に低下させてから所定時間Tpが経過していない場合は粉砕テーブル12を第2回転数R2で回転させる状態を維持する。以上により、インバータ制御部51は、粉砕テーブル12の回転数を第1回転数R1から第2回転数R2に低下させた後に第2回転数R2を所定時間Tpの期間だけ維持するようミルモータ15を制御する。
制御部50は、固体燃料粉砕装置100を起動する動作である本フローチャートの処理を終了させると、通常運転動作に移行する。通常運転動作において、制御部50は、ボイラ200で要求される負荷に応じた量の微粉燃料を供給するように、給炭量および粉砕テーブル12の回転数をそれぞれ制御する。
図4に示す例で、制御部50は、時刻T4で図3に示す固体燃料粉砕装置100の起動動作が完了したことに応じて、ボイラ200で要求される負荷に応じた量の微粉燃料を供給するように、給炭量および粉砕テーブル12の回転数を増加させている。
以上説明した本実施形態によれば、以下の作用および効果を奏する。
本実施形態の固体燃料粉砕装置100によれば、ミルモータ15が発生する駆動力により回転する粉砕テーブル12に給炭管17から固体燃料が供給され、粉砕テーブル12と粉砕ローラ13の間に固体燃料が噛み込まれると、固体燃料の粉砕が開始される。粉砕された固体燃料は、回転式分級機16により所定粒径より小さい微粉燃料に分級され、固体燃料粉砕装置100から搬出される。
給炭管17から粉砕テーブル12への固体燃料の供給が開始された場合に、粉砕テーブル12に供給された固体燃料が粉砕テーブル12と粉砕ローラ13との間に噛み込んだ噛み込み状態となると、噛み込み状態が駆動電流検知センサ15aまたはリフト検知センサ43aにより検知される。インバータ制御部51は、駆動電流検知センサ15aまたはリフト検知センサ43aが噛み込み状態を検知したことに応じて粉砕テーブル12の回転数を第1回転数R1から第2回転数R2に低下させるよう制御する。
噛み込み状態となると固体燃料の粉砕が開始されるため、固体燃料粉砕装置100からの微粉燃料の搬出量が一気に増加し、粉砕テーブル12上に存在する固体燃料の層の厚さが減少する。駆動電流検知センサ15aまたはリフト検知センサ43aが噛み込み状態を検知したことに応じて粉砕テーブル12の回転数が第1回転数R1から第2回転数R2に低下する。そのため、第1回転数R1を維持する場合に比べ、固体燃料粉砕装置100からの微粉燃料の搬出量の急激な増加や粉砕テーブル12上に存在する固体燃料の層の厚さの急激な減少を抑制することができる。
本実施形態の固体燃料粉砕装置100によれば、第2回転数R2を所定時間Tp維持することにより、噛み込み状態となって固体燃料の粉砕が開始されてから所定時間Tpに至るまでは、粉砕テーブル12と粉砕ローラ13との間で粉砕される固体燃料の粉砕量が少ない状態を維持することができる。これにより、第2回転数R2を所定時間Tpの間維持せずに増加させる場合に比べ、固体燃料粉砕装置100からの微粉燃料の搬出量の急激な増加や粉砕テーブル12上に存在する固体燃料の層の厚さの急激な減少を抑制することができる。
本実施形態の固体燃料粉砕装置100によれば、設定部52により第1回転数R1を任意の回転数に設定することができる。例えば、固体燃料粉砕装置100により粉砕される固体燃料が粉砕テーブル12の回転による遠心力により散らばりにくい性状(例えば、固体燃料の全水分15%以上かつ25%未満の水分量が多い燃料等)である場合には、第1回転数R1を比較的高く設定することで、固体燃料が粉砕テーブル12の回転による遠心力により散らばり易くすることができる。また、例えば、固体燃料粉砕装置100により粉砕される固体燃料が粉砕テーブル12と粉砕ローラ13との間に噛み込まずにスリップが発生し易い性状(例えば、固体燃料の全水分25%以上の更に水分量が多い燃料、粒度が高い燃料等)である場合には、第1回転数R1を比較的低く設定することで、固体燃料が粉砕テーブル12と粉砕ローラ13との間に噛み込み易くすることができる。
本実施形態の固体燃料粉砕装置100によれば、第2回転数R2を、インバータ制御部51により制御される粉砕テーブル12の最低回転数Rminから最高回転数Rmaxの4分の3までのいずれかの回転数とすることにより、固体燃料粉砕装置100からの微粉燃料の搬出量の急激な増加や粉砕テーブル12上に存在する固体燃料の層の厚さの急激な減少を制御可能な範囲で適切に抑制することができる。
以上説明した各実施形態に記載の固体燃料粉砕装置および固体燃料粉砕装置の制御方法は、例えば以下のように把握される。
本開示の一態様に係る固体燃料粉砕装置100は、固体燃料を粉砕して燃焼装置へ供給する固体燃料粉砕装置(100)であって、粉砕テーブル(12)と、前記粉砕テーブルを回転させる駆動力を発生する駆動部(15)と、燃料供給部から前記粉砕テーブルに供給された前記固体燃料を前記粉砕テーブルとの間で粉砕する粉砕ローラ(13)と、前記粉砕ローラにより粉砕された前記固体燃料を所定粒径より小さい微粉燃料に分級して前記固体燃料粉砕装置から搬出させる分級部(16)と、前記粉砕テーブルと前記粉砕ローラとの間に前記固体燃料が噛み込んだ噛み込み状態を検知する検知部(15a,43a)と、前記駆動部により駆動される前記粉砕テーブルの回転数を制御する制御部(50)と、を備え、前記燃料供給部から前記粉砕テーブルへの前記固体燃料の供給が開始された場合に、前記制御部は、前記検知部が前記噛み込み状態を検知したことに応じて前記粉砕テーブルの回転数を第1回転数から前記第1回転数よりも低い第2回転数に低下させるよう制御する。
本開示の一態様に係る固体燃料粉砕装置によれば、駆動部が発生する駆動力により回転する粉砕テーブルに燃料供給部から固体燃料が供給され、粉砕テーブルと粉砕ローラの間に固体燃料が噛み込まれると、固体燃料の粉砕が開始される。粉砕された固体燃料は、分級部により所定粒径より小さい微粉燃料に分級され、固体燃料粉砕装置から搬出される。
燃料供給部から粉砕テーブルへの固体燃料の供給が開始された場合に、粉砕テーブルに供給された固体燃料が粉砕テーブルと粉砕ローラとの間に噛み込んだ噛み込み状態となると、噛み込み状態が検知部により検知される。制御部は、検知部が噛み込み状態を検知したことに応じて粉砕テーブルの回転数を第1回転数から第2回転数に低下させるよう制御する。
噛み込み状態となると固体燃料の粉砕が開始されるため、固体燃料粉砕装置からの微粉燃料の搬出量が一気に増加し、粉砕テーブル上に存在する固体燃料の層の厚さが減少する。検知部が噛み込み状態を検知したことに応じて粉砕テーブルの回転数が第1回転数から第2回転数に低下するため、第1回転数を維持する場合に比べ、固体燃料粉砕装置からの微粉燃料の搬出量の急激な増加や粉砕テーブル上に存在する固体燃料の層の厚さの急激な減少を抑制することができる。
本開示の一態様に係る固体燃料粉砕装置において、前記制御部は、前記粉砕テーブルの回転数を前記第1回転数から前記第2回転数に低下させた後に前記第2回転数を所定時間維持するよう制御する構成としてもよい。
本構成の固体燃料粉砕装置によれば、第2回転数を所定時間維持することにより、噛み込み状態となって固体燃料の粉砕が開始されてから所定時間に至るまでは、粉砕テーブルと粉砕ローラとの間で粉砕される固体燃料の粉砕量が少ない状態を維持することができる。これにより、第2回転数を所定時間維持せずに増加させる場合に比べ、固体燃料粉砕装置からの微粉燃料の搬出量の急激な増加や粉砕テーブル上に存在する固体燃料の層の厚さの急激な減少を抑制することができる。
本開示の一態様に係る固体燃料粉砕装置において、前記第1回転数を設定する設定部(52)を備える構成としてもよい。
本構成の固体燃料粉砕装置によれば、設定部により第1回転数を任意の回転数に設定することができる。例えば、固体燃料粉砕装置により粉砕される固体燃料が粉砕テーブルの回転による遠心力により散らばりにくい性状(例えば、固体燃料の全水分15%以上かつ25%未満の水分量が多い燃料等)である場合には、第1回転数を比較的高く設定することで、固体燃料が粉砕テーブルの回転による遠心力により散らばり易くすることができる。また、例えば、固体燃料粉砕装置により粉砕される固体燃料が粉砕テーブルと粉砕ローラとの間に噛み込まずにスリップが発生し易い性状(例えば、固体燃料の全水分25%以上の更に水分量が多い燃料、粒度が高い燃料等)である場合には、第1回転数を比較的低く設定することで、固体燃料が粉砕テーブルと粉砕ローラとの間に噛み込み易くすることができる。
本開示の一態様に係る固体燃料粉砕装置において、前記制御部は、前記粉砕テーブルの回転数を最低回転数以上かつ最高回転数以下の範囲に含まれる所定の回転数に制御し、前記第2回転数は、前記最低回転数から前記最高回転数の4分の3までのいずれかの回転数である構成としてもよい。
本構成の固体燃料粉砕装置によれば、第2回転数を、制御部により制御される粉砕テーブルの最小回転数から最高回転数の4分の3までのいずれかの回転数とすることにより、固体燃料粉砕装置からの微粉燃料の搬出量の急激な増加や粉砕テーブル上に存在する固体燃料の層の厚さの急激な減少を制御可能な範囲で適切に抑制することができる。
本開示の一態様に係る固体燃料粉砕装置100の制御方法は、固体燃料を粉砕して燃焼装置へ供給する固体燃料粉砕装置であって、前記固体燃料粉砕装置は、粉砕テーブルと、前記粉砕テーブルを回転させる駆動力を発生する駆動部と、燃料供給部から前記粉砕テーブルに供給された前記固体燃料を前記粉砕テーブルとの間で粉砕する粉砕ローラと、前記粉砕ローラにより粉砕された前記固体燃料を所定粒径より小さい微粉燃料に分級して前記固体燃料粉砕装置から搬出させる分級部と、を備え、前記燃料供給部から前記粉砕テーブルへの前記固体燃料の供給が開始された場合に、前記粉砕テーブルと前記粉砕ローラとの間に前記固体燃料が噛み込んだ噛み込み状態を検知する検知工程(S105)と、前記検知工程が前記噛み込み状態を検知したことに応じて前記粉砕テーブルの回転数を第1回転数から第2回転数に低下させるよう前記駆動部を制御する制御工程(S106)と、を備える。
本開示の一態様に係る固体燃料粉砕装置の制御方法によれば、駆動部が発生する駆動力により回転する粉砕テーブルに燃料供給部から固体燃料が供給され、粉砕テーブルと粉砕ローラの間に固体燃料が噛み込まれると、固体燃料が粉砕される。粉砕された固体燃料は、分級部により所定粒径より小さい微粉燃料に分級され、固体燃料粉砕装置から搬出される。
燃料供給部から粉砕テーブルへの固体燃料の供給が開始された場合に、粉砕テーブルに供給された固体燃料が粉砕テーブルと粉砕ローラとの間に噛み込んだ噛み込み状態となると、噛み込み状態が検知部により検知される。制御工程は、検知部が噛み込み状態を検知したことに応じて粉砕テーブルの回転数を第1回転数から第2回転数に低下させるよう駆動部を制御する。
噛み込み状態となると固体燃料の粉砕が開始されるため、固体燃料粉砕装置からの微粉燃料の搬出量が一気に増加し、粉砕テーブル上に存在する固体燃料の層の厚さが減少する。検知工程が噛み込み状態を検知したことに応じて粉砕テーブルの回転数が第1回転数から第2回転数に低下するため、第1回転数を維持する場合に比べ、固体燃料粉砕装置からの微粉燃料の搬出量の急激な増加や粉砕テーブル上に存在する固体燃料の層の厚さの急激な減少を抑制することができる。
本開示の一態様に係る固体燃料粉砕装置の制御方法において、前記制御工程は、前記粉砕テーブルの回転数を前記第1回転数から前記第2回転数に低下させた後に前記第2回転数を所定時間維持するよう制御する構成としてもよい。
本構成の固体燃料粉砕装置の制御方法によれば、第2回転数を所定時間維持することにより、噛み込み状態となって固体燃料の粉砕が開始されてから所定時間に至るまでは、粉砕テーブルと粉砕ローラとの間で粉砕される固体燃料の粉砕量が少ない状態を維持することができる。これにより、第2回転数を所定時間維持せずに増加させる場合に比べ、固体燃料粉砕装置からの微粉燃料の搬出量の急激な増加や粉砕テーブル上に存在する固体燃料の層の厚さの急激な減少を抑制することができる。
本開示の一態様に係る固体燃料粉砕装置の制御方法において、前記第1回転数を設定する設定工程を備える構成としてもよい。
本構成の固体燃料粉砕装置の制御方法によれば、設定工程により第1回転数を任意の回転数に設定することができる。例えば、固体燃料粉砕装置により粉砕される固体燃料が粉砕テーブルの回転による遠心力により散らばりにくい性状(例えば、固体燃料の全水分15%以上かつ25%未満の水分量が多い燃料等)である場合には、第1回転数を比較的高く設定することで、固体燃料が粉砕テーブルの回転による遠心力により散らばり易くすることができる。また、例えば、固体燃料粉砕装置により粉砕される固体燃料が粉砕テーブルと粉砕ローラとの間に噛み込まずにスリップが発生し易い性状(例えば、固体燃料の全水分25%以上の更に水分量が多い燃料、粒度が高い燃料等)である場合には、第1回転数を比較的低く設定することで、固体燃料が粉砕テーブルと粉砕ローラとの間に噛み込み易くすることができる。
本開示の一態様に係る固体燃料粉砕装置の制御方法において、前記制御工程は、前記粉砕テーブルの回転数を最低回転数以上かつ最高回転数以下の範囲に含まれる所定の回転数に制御し、前記第2回転数は、前記最低回転数から前記最高回転数の4分の3までのいずれかの回転数である構成としてもよい。
本構成の固体燃料粉砕装置の制御方法によれば、第2回転数を、制御工程により制御される粉砕テーブルの最低回転数から最高回転数の4分の3までのいずれかの回転数とすることにより、固体燃料粉砕装置からの微粉燃料の搬出量の急激な増加や粉砕テーブル上に存在する固体燃料の層の厚さの急激な減少を制御可能な範囲で適切に抑制することができる。
1 発電プラント
10 ミル
11 ハウジング
12 粉砕テーブル
13 粉砕ローラ
14 減速機
15 ミルモータ(駆動部)
15a 駆動電流検知センサ(検知部)
17 給炭管(燃料供給部)
25 給炭機
30 送風部
40 状態検出部
43 ジャーナルヘッド
43a リフト検知センサ(検知部)
50 制御部
51 インバータ制御部
52 設定部
100 固体燃料粉砕装置
200 ボイラ
210 火炉
220 バーナ
C1 中心軸線
Lf ローラリフト量
R1 第1回転数
R2 第2回転数
SF 固体燃料

Claims (8)

  1. 固体燃料を粉砕して燃焼装置へ供給する固体燃料粉砕装置であって、
    粉砕テーブルと、
    前記粉砕テーブルを回転させる駆動力を発生する駆動部と、
    燃料供給部から前記粉砕テーブルに供給された前記固体燃料を前記粉砕テーブルとの間で粉砕する粉砕ローラと、
    前記粉砕ローラにより粉砕された前記固体燃料を所定粒径以下の微粉燃料に分級して前記固体燃料粉砕装置から搬出させる分級部と、
    前記粉砕テーブルと前記粉砕ローラとの間に前記固体燃料が噛み込んだ噛み込み状態を検知する検知部と、
    前記駆動部により駆動される前記粉砕テーブルの回転数を制御する制御部と、を備え、
    前記燃料供給部から前記粉砕テーブルへの前記固体燃料の供給が開始された場合に、前記制御部は、前記検知部が前記噛み込み状態を検知したことに応じて前記粉砕テーブルの回転数を第1回転数から第2回転数に低下させるよう制御する固体燃料粉砕装置。
  2. 前記制御部は、前記粉砕テーブルの回転数を前記第1回転数から前記第2回転数に低下させた後に前記第2回転数を所定時間維持するよう制御する請求項1に記載の固体燃料粉砕装置。
  3. 前記第1回転数を設定する設定部を備える請求項1または請求項2に記載の固体燃料粉砕装置。
  4. 前記制御部は、前記粉砕テーブルの回転数を最低回転数以上かつ最高回転数以下の範囲に含まれる所定の回転数に制御し、
    前記第2回転数は、前記最低回転数から前記最高回転数の4分の3までのいずれかの回転数である請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の固体燃料粉砕装置。
  5. 固体燃料を粉砕して燃焼装置へ供給する固体燃料粉砕装置の制御方法であって、
    前記固体燃料粉砕装置は、
    粉砕テーブルと、
    前記粉砕テーブルを回転させる駆動力を発生する駆動部と、
    燃料供給部から前記粉砕テーブルに供給された前記固体燃料を前記粉砕テーブルとの間で粉砕する粉砕ローラと、
    前記粉砕ローラにより粉砕された前記固体燃料を所定粒径以下の微粉燃料に分級して前記固体燃料粉砕装置から搬出させる分級部と、を備え、
    前記燃料供給部から前記粉砕テーブルへの前記固体燃料の供給が開始された場合に、前記粉砕テーブルと前記粉砕ローラとの間に前記固体燃料が噛み込んだ噛み込み状態を検知する検知工程と、
    前記検知工程が前記噛み込み状態を検知したことに応じて前記粉砕テーブルの回転数を第1回転数から第2回転数に低下させるよう前記駆動部を制御する制御工程と、を備える固体燃料粉砕装置の制御方法。
  6. 前記制御工程は、前記粉砕テーブルの回転数を前記第1回転数から前記第2回転数に低下させた後に前記第2回転数を所定時間維持するよう制御する請求項5に記載の固体燃料粉砕装置の制御方法。
  7. 前記第1回転数を設定する設定工程を備える請求項5または請求項6に記載の固体燃料粉砕装置の制御方法。
  8. 前記制御工程は、前記粉砕テーブルの回転数を最低回転数以上かつ最高回転数以下の範囲に含まれる所定の回転数に制御し、
    前記第2回転数は、前記最低回転数から前記最高回転数の4分の3までのいずれかの回転数である請求項5から請求項7のいずれか一項に記載の固体燃料粉砕装置の制御方法。
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