JP2023103821A - 鞍乗型車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】鞍乗型車両において、レッグシールドの構造の複雑化を抑えながら、レッグシールドの支持強度を向上させる。【解決手段】鞍乗型車両は、車体フレームと、レッグシールドと、荷掛けフックとを備える。車体フレームは、ヘッドパイプとダウンフレームとを含む。ダウンフレームは、ヘッドパイプから下方に延びる。レッグシールドは、ヘッドパイプ及びダウンフレームの後方に配置される。荷掛けフックは、レッグシールド上に配置される。レッグシールドは、上パネルと下パネルとを含む。下パネルは、上パネルの下方に配置される。下パネルは、上パネルと別体である。下パネルは、底パネル部と、延伸部とを含む。延伸部は、底パネル部と一体である。延伸部は、底パネル部から上パネルの下端よりも上方に延びる。荷掛けフックは、延伸部を通って車体フレームに固定されている。【選択図】図3
Description
本発明は、鞍乗型車両に関する。
鞍乗型車両には、レッグシールドに荷掛けフックが設けられたものがある。例えば、特許文献1の鞍乗型車両では、レッグシールドが、上部インナー部材と、下部インナー部材とに分割されている。上部インナー部材は、下部インナー部材の上方に配置されており、ネジによって下部インナー部材に接合される。荷掛けフックは、上部インナー部材に接続されている。また、レッグシールドには、物品を収納するためのインナーラックが設けられている。インナーラックの底面は、上部インナー部材に設けられている。インナーラックの前面は、下部インナー部材に設けられている。
上記の鞍乗型車両では、荷掛けフックに掛けられた荷物による負荷は、上部インナー部材に掛かる。また、インナーラックに収納された物品からの負荷も、上部インナー部材に掛かる。しかし、上記の鞍乗型車両では、レッグシールドは、上部インナー部材と下部インナー部材とに分割されている。そのため、一体的に形成されたレッグシールドと比べて、分割されたレッグシールドでは、支持強度が低い。
一方、一体的に形成されたレッグシールドでは、分割されたレッグシールドと比べて、支持強度が高い。しかし、一体的に形成されたレッグシールドに、荷掛けフック、或いは収納ポケットが設けられる場合、荷掛けフック、或いは収納ポケットからの負荷に対して、剛性を高くするための形状が必要となる。或いは、レッグシールドの剛性を高くするために、レッグシールドのフレームへの締結点を、別途、設ける必要がある。そのため、レッグシールドの構造が複雑になる。
本発明の目的は、鞍乗型車両において、レッグシールドの構造の複雑化を抑えながら、レッグシールドの支持強度と剛性とを向上させることにある。
本発明の一態様に係る鞍乗型車両は、車体フレームと、レッグシールドと、荷掛けフックとを備える。車体フレームは、ヘッドパイプと、ダウンフレームとを含む。ダウンフレームは、ヘッドパイプから下方に延びる。レッグシールドは、ヘッドパイプ及びダウンフレームの後方に配置される。荷掛けフックは、レッグシールド上に配置される。
レッグシールドは、上パネルと下パネルとを含む。下パネルは、上パネルの下方に配置される。下パネルは、上パネルと別体である。下パネルは、底パネル部と、延伸部とを含む。延伸部は、底パネル部と一体である。延伸部は、底パネル部から、上パネルの下端よりも上方に延びる。荷掛けフックは、延伸部を通って車体フレームに固定されている。
本態様に係る鞍乗型車両では、荷掛けフックが配置される延伸部が、底パネル部と一体である。そのため、荷掛けフックに掛けられた荷物による負荷が、延伸部を介して底パネル部で支持される。それにより、レッグシールドでの荷物の支持強度が向上する。また、荷掛けフックを介して、延伸部が車体フレームに固定される。そのため、レッグシールドの構造が複雑になることを抑えながら、下パネルの剛性が向上する。
鞍乗型車両は、シートとフートボードとをさらに備えてもよい。シートは、レッグシールドの後方に配置されてもよい。フートボードは、レッグシールドとシートとの間に配置されてもよい。底パネル部は、フートボードに接続されてもよい。この場合、下パネルがフートボードに接続されているため、下パネルによる荷物の支持強度がさらに向上する。
上パネルは、第1開口を含むポケット部を含んでもよい。第1開口は、延伸部の側方に配置されてもよい。鞍乗型車両は、内ケースをさらに備えてもよい。内ケースは、上パネルの内側に配置されてもよい。内ケースは、ポケット部内に配置されてもよい。内ケースは、下パネルに接続されていてもよい。この場合、内ケースが下パネルに接続されているため、内ケースの支持強度が向上する。
内ケースは、下パネルと一体的に形成されていてもよい。この場合、内ケースが下パネルと一体的に形成されているため、内ケースの支持強度がさらに向上する。
上パネルは、荷物を収納するためのトランクを含んでもよい。トランクは、第2開口と蓋部とを含んでもよい、第2開口は、延伸部の側方に配置されてもよい。蓋部は、第2開口を開閉してもよい。鞍乗型車両は、ヒンジ部をさらに備えてもよい。ヒンジ部は、トランク内に配置されてもよい。ヒンジ部は、蓋部を回転可能に支持してもよい。ヒンジ部は、下パネルに接続されていてもよい。この場合、ヒンジ部が下パネルに接続されているため、ヒンジ部の支持強度が向上する。
ヒンジ部は、下パネルと一体的に形成されてもよい。この場合、ヒンジ部が下パネルと一体的に形成されているため、ヒンジ部の支持強度がさらに向上する。
荷掛けフックは、ヘッドパイプに固定されていてもよい。この場合、荷掛けフックがヘッドパイプに固定されることで、下パネルの剛性が向上する。
延伸部は、レッグシールドの中央において上下方向に延びていてもよい。延伸部は、後方へ向かって突出した形状を有してもよい。この場合、延伸部が突出した形状であることで、延伸部の剛性が向上する。
上パネルは、塗装部品であってもよい。下パネルは、非塗装部品であってもよい。この場合、上パネルが塗装部品であるため、車両の外観性が向上する。また、荷掛けフックに掛けられた荷物は、延伸部に接触しやすい。しかし、延伸部が非塗装部品であるため、荷掛けフックに掛けられた荷物が、延伸部と擦れても、塗装の傷付きが防止される。
左右方向において、延伸部は、底パネル部よりも小さくてもよい。この場合、非塗装の延伸部が小さいことで、鞍乗型車両の外観性の低下が抑えられる。
上パネルは、第1側パネルを含んでもよい。第1側パネルは、延伸部の一側方に配置されてもよい。左右方向において、延伸部は、第1側パネルよりも小さくてもよい。この場合、非塗装の延伸部が小さいことで、鞍乗型車両の外観性の低下が抑えられる。
上パネルは、延伸部の他側方に配置される第2側パネルを含んでもよい。左右方向において、延伸部は、第2側パネルよりも小さくてもよい。この場合、非塗装の延伸部が小さいことで、鞍乗型車両の外観性の低下が抑えられる。
本発明によれば、鞍乗型車両において、レッグシールドの構造の複雑化を抑えながら、レッグシールドの支持強度を向上させることができる。
以下、実施形態に係る鞍乗型車両1について図面を参照して説明する。図1は、鞍乗型車両1の側面図である。本実施形態において、鞍乗型車両1は、スクータである。図1に示すように、鞍乗型車両1は、車体フレーム2と、ステアリング装置3と、前輪4と、シート5と、パワーユニット6と、後輪7と、車体カバー8とを備える。なお、以下の説明において、前後左右の方向は、シート5に着座した運転者から視たときの方向をいうものとする。
車体フレーム2は、ヘッドパイプ11と、ダウンフレーム12と、ロアフレーム13と、シートフレーム14とを含む。ヘッドパイプ11は、鞍乗型車両1の左右方向における中央に配置されている。ヘッドパイプ11は、前方且つ下方に延びている。ダウンフレーム12は、ヘッドパイプ11から下方に延びている。ロアフレーム13は、ダウンフレーム12の下部から後方に延びている。シートフレーム14は、ロアフレーム13の後部から、後方且つ上方に延びている。
ステアリング装置3は、ヘッドパイプ11に回転可能に支持されている。ステアリング装置3は、前輪4を回転可能に支持している。ステアリング装置3は、フロントフォーク15と、ハンドル部材16と、ステアリングシャフト17と、を含む。前輪4は、フロントフォーク15に回転可能に支持されている。フロントフォーク15は、ステアリングシャフト17に接続されている。ステアリングシャフト17の上端は、ハンドル部材16に接続されている。ステアリングシャフト17は、ヘッドパイプ11に回転可能に支持されている。
シート5は、ヘッドパイプ11の後方に配置されている。シート5は、シートフレーム14の上方に配置されている。シート5は、図示しないステーを介してシートフレーム14に支持されている。パワーユニット6は、シート5の下方に配置されている。パワーユニット6は、エンジンを含む。或いは、パワーユニット6は、電動モータを含んでもよい。後輪7は、パワーユニット6に回転可能に支持されている。
車体カバー8は、フロントカバー21と、レッグシールド22と、フートボード23と、リアカバー24と、を含む。フロントカバー21とレッグシールド22とは、鞍乗型車両1の前部に配置される。フロントカバー21は、ヘッドパイプ11及びダウンフレーム12の前方に配置される。レッグシールド22は、ヘッドパイプ11及びダウンフレーム12の後方に配置される。シート5は、レッグシールド22の後方に配置される。
フートボード23は、レッグシールド22とシート5との間に配置されている。フートボード23は、レッグシールド22の下端から後方に延びている。フートボード23は、シート5の前方且つ下方に配置されている。フートボード23は、左右方向において平坦な形状を有している。ただし、フートボード23は、左右方向における中央に、上方へ突出するセンタートンネル部を有してもよい。リアカバー24は、鞍乗型車両1の後部に配置される。リアカバー24は、シート5の下方に配置される。リアカバー24は、エンジンと後輪7の上方に配置される。
図2は、鞍乗型車両1の前部を斜め後方から見た図である。図3は、レッグシールド22の背面図である。図4は、レッグシールド22の斜視図である。図2から図4に示すように、レッグシールド22は、上パネル31と下パネル32とを含む。下パネル32は、上パネル31の下方に配置されている。上パネル31は、塗装部品である。下パネル32は、非塗装部品である。
図5は、上パネル31の背面図である。図6は、下パネル32の背面図である。図7は、下パネル32の斜視図である。図5から図7に示すように、上パネル31と下パネル32とは、互いに別体である。図5に示すように、上パネル31は、上面33と中央凹部34とを含む。上面33には、上開口35が設けられている。上開口35は、上方へ向かって開口している。上開口35には、上述したステアリングシャフト17が通される。中央凹部34は、レッグシールド22の左右方向における中央に配置されている。中央凹部34は、上パネル31の下端36から上方に延びている。
上パネル31は、中央上部37と、第1側パネル38と、第2側パネル39とを含む。中央上部37は、レッグシールド22において、左右方向における中央に配置されている。中央上部37は、中央凹部34の上方に配置されている。中央上部37は、第1側パネル38及び第2側パネル39よりも後方へ突出した形状を有している。
第1側パネル38は、中央凹部34の一側方に配置されている。第2側パネル39は、中央凹部34の他側方に配置されている。中央凹部34は、左右方向において、第1側パネル38と第2側パネル39との間に配置されている。本実施形態では、第1側パネル38は、中央凹部34の右方に配置され、第2側パネル39は、中央凹部34の左方に配置されている。ただし、第1側パネル38と第2側パネル39とは左右逆に配置されてもよい。
上パネル31は、キー開口41を含む。図2に示すように、キー開口41には、キースイッチ42が配置される。キースイッチ42は、パワーユニット6を始動及び停止させるために操作される。キー開口41は、第1側パネル38に設けられている。キー開口41は、中央上部37の側方に配置されている。
上パネル31は、荷物を収納するためのポケット部43を含む。ポケット部43は、第1側パネル38に設けられている。ポケット部43は、キースイッチ42に下方に配置される。ポケット部43は、中央凹部34の側方に配置されている。図5に示すように、ポケット部43は、第1開口44と側壁部45とを含む。第1開口44は、キー開口41の下方に配置されている、第1開口44は、後斜め上方へ向かって開口している。側壁部45は、第1側パネル38から突出している。側壁部45は、第1開口44から下方へ延びている。
上パネル31は、荷物を収納するためのトランク46を含む。トランク46は、左右方向においてポケット部43の反対側に配置されている。トランク46は、第2側パネル39に設けられている。トランク46は、第2開口47と蓋部48とを含む。第2開口47は、後方へ向かって開口している。蓋部48は、第2開口47を開閉する。車両背面視で、第2開口47の少なくとも一部は、中央凹部34と同じ高さに位置する。車両背面視で、第2開口47の少なくとも一部は、キー開口41と同じ高さに位置する。車両背面視で、第2開口47の少なくとも一部は、第1開口44と同じ高さに位置する。
第2開口47には、図3に示すトランクケース49が配置される。トランクケース49は、蓋部48の内側に配置される。トランクケース49は、上パネル31に取り付けられる。図5に示すように、上パネル31は、第2開口47の周囲に配置されるボルト孔461-464を含む。ボルト孔461-464に通されるボルトによって、トランクケース49が上パネル31に固定される。
下パネル32は、一体的に形成された一部品である。下パネル32は、底パネル部51と延伸部52とを含む。図2に示すように、底パネル部51は、フートボード23に接続される。底パネル部51は、中央底部53と、第1底パネル54と、第2底パネル55とを含む。中央底部53は、レッグシールド22において左右方向における中央に配置されている。中央底部53は、第1底パネル54及び第2底パネル55よりも、後方へ向かって突出している。
第1底パネル54は、中央底部53の一側方に配置されている。第2底パネル55は、中央底部53の他側方に配置されている。中央底部53は、左右方向において、第1底パネル54と第2底パネル55との間に配置されている。本実施形態では、第1底パネル54は、中央底部53の右方に配置され、第2底パネル55は、中央底部53の左方に配置されている。ただし、第1底パネル54と第2底パネル55とは、左右逆に配置されてもよい。第1底パネル54は、第1側パネル38の下方に配置されている。第2底パネル55は、第2側パネル39の下方に配置されている。
下パネル32は、第1内パネル56と第2内パネル57とを含む。第1内パネル56と第2内パネル57とは、上パネル31の内側に配置される。第1内パネル56と第2内パネル57とは、車両背面視で、上パネル31と重なる。第1内パネル56は、第1底パネル54の上方に配置されている。第1内パネル56は、第1底パネル54に接続されている。第1内パネル56は、第1側パネル38の内側に配置される。車両背面視で、第1内パネル56は、第1側パネル38と重なる。第2内パネル57は、第2底パネル55の上方に配置されている。第2内パネル57は、第2底パネル55に接続されている。第2内パネル57は、第2側パネル39の内側に配置される。車両背面視で、第2内パネル57は、第2側パネル39と重なる。
下パネル32は、内ケース58を含む。内ケース58は、上パネル31の内側に配置される。図3に示すように、内ケース58は、ポケット部43内に配置される。内ケース58は、第1開口44内に配置される。内ケース58は、後方へ向かって凹んだ形状を有する。内ケース58は、延伸部52の右方に配置される。内ケース58は、延伸部52と一体的に形成されている。内ケース58は、第1内パネル56の上方に配置されている。内ケース58は、第1内パネル56と一体的に形成されている。
下パネル32は、ヒンジ部59を含む。ヒンジ部59は、トランク46内に配置され、蓋部48を回転可能に支持する。ヒンジ部59は、延伸部52の左方に配置される。ヒンジ部59は、第2内パネル57の上方に配置される。ヒンジ部59は、第2内パネル57から離れて配置される。ヒンジ部59は、延伸部52と一体的に形成されている。
図8は、図3におけるXIII-XIII断面図である。図8に示すように、蓋部48は、蓋本体61と、アーム62と、回転軸63とを含む。アーム62は、蓋部48に接続されている。回転軸63は、アーム62に接続されている。上パネル31は、蓋支持部64を含む。蓋支持部64は、上パネル31の内面上に設けられている。蓋支持部64は、凹部65を含む。蓋部48の回転軸63は、凹部65内に配置される。ヒンジ部59は、後方から蓋支持部64に接触することで、凹部65を閉じる。回転軸63は、ヒンジ部59と蓋支持部64との間に、回転可能に保持される。
延伸部52は、底パネル部51と一体である。延伸部52は、レッグシールド22の中央において上下方向に延びている、延伸部52は、後方へ向かって突出した形状を有する。延伸部52は、中央底部53に接続されている。延伸部52は、中央底部53と一体的に形成されている。延伸部52は、中央上部37の下方に配置されている。延伸部52は、中央上部37と別体である。延伸部52は、中央上部37と中央底部53との間に配置されている。延伸部52は、中央上部37と面一に配置されている。延伸部52は、中央底部53と面一に配置されている。
延伸部52は、底パネル部51から上パネル31の下端36よりも上方に延びている。延伸部52は、中央凹部34内に配置されている。延伸部52は、左右方向において、第1側パネル38と第2側パネル39との間に配置されている。第1側パネル38は、延伸部52の右方に配置されている。第2側パネル39は、延伸部52の左方に配置されている。
延伸部52は、左右方向において、第1開口44と第2開口47との間に配置されている。第1開口44は、延伸部52の右方に配置されている。第2開口47は、延伸部52の左方に配置されている。延伸部52の上端66は、第1開口44よりも上方に位置している。延伸部52の上端66は、第2開口47の一部と同じ高さに位置する。
左右方向において、延伸部52は、第1側パネル38よりも小さい。左右方向において、延伸部52は、第2側パネル39よりも小さい。左右方向において、延伸部52は、底パネル部51よりも小さい。左右方向において、延伸部52は、第1底パネル54よりも小さい。左右方向において、延伸部52は、第2底パネル55よりも小さい。
延伸部52は、フック配置部67を含む。フック配置部67は、延伸部52の上部に設けられている、フック配置部67は、前方へ向かって凹んだ形状を有する。フック配置部67は、上下方向に長い形状を有する。レッグシールド22には、荷掛けフック68が設けられている、荷掛けフック68は、延伸部52上に配置されている。荷掛けフック68は、フック配置部67内に配置されている。
図9は、図3におけるIX-IX断面図である。図9に示すように、荷掛けフック68は、延伸部52を通ってヘッドパイプ11に固定されている。荷掛けフック68は、第1フック部71と、第2フック部72と、中間部73とを含む。第1フック部71は、中間部73の下端から前方に向かって屈曲している。第1フック部71は、上方へ向かって湾曲した形状を有する。第1フック部71には、荷物が引っ掛けられる。第2フック部72は、中間部73の上端から前方に向かって屈曲している。第2フック部72は、下方へ向かって湾曲した形状を有する。第2フック部72には、抜け止め部材74が取り付けられている。抜け止め部材74は、第1フック部71に係止することで、荷物が荷掛けフック68から外れることを防止する。
中間部73は、第1フック部71と第2フック部72との間に配置されている。中間部73は、フック配置部67の底面75に沿う直線状の形状を有する。中間部73は、ボルト孔731を含む。図6及び図7に示すように、延伸部52は、フック孔671を含む。フック孔671は、フック配置部67内に設けられる。図9に示すように、ヘッドパイプ11には、フック接続部76が固定されている。ボルト孔とフック孔671とに通されるボルト90によって、荷掛けフック68がフック接続部76に固定される。
荷掛けフック68は、第1突起77と第2突起78とを含む。第1突起77と第2突起78とは、中間部73から突出している。第1突起77は、ボルト孔731の上方に配置される。第2突起78は、ボルト孔731の下方に配置される。図6に示すように、延伸部52は、第1係止孔672と第2係止孔673とを含む。第1係止孔672と第2係止孔673とは、フック配置部67内に設けられる。第1突起77は、第1係止孔672内に配置される。第2突起78は、第2係止孔673内に配置される。それにより、荷掛けフック68が回り止めされる。
図3に示すように、上パネル31は、複数のボルト孔311-316を含む。ボルト孔311-314は、上面33に設けられる。ボルト孔315は、第1側パネル38に設けられる。ボルト孔316は、第2側パネル39に設けられる。これらのボルト孔311-316に通されるボルトによって、上パネル31が、フロントカバー21に固定される。
下パネル32は、複数のボルト孔321,322を含む。ボルト孔321は、第1底パネル54に設けられる。ボルト孔322は、第2底パネル55に設けられる。これらのボルト孔321,322に通されるボルトによって、下パネル32が、フロントカバー21に固定される。下パネル32は、複数のボルト孔323,324を含む。ボルト孔323は、第1底パネル54に設けられる。ボルト孔324は、第2底パネル55に設けられる。これらのボルト孔323,324に通されるボルトによって、下パネル32が、フートボード23に固定される。
図6に示すように、下パネル32は、複数のボルト孔325-333を含む。ボルト孔325は、延伸部52に設けられる。ボルト孔326,327は、第1内パネル56に設けられる。ボルト孔328,329は、第2内パネル57に設けられる。ボルト孔330,331は、内ケース58に設けられる。ボルト孔332,333は、ヒンジ部59に設けられる。これらのボルト孔325-333に通されるボルトによって、上パネル31が、下パネル32に固定される。
下パネル32は、複数の第1係止孔81と、複数の第2係止孔82と、複数の第3係止孔83とを含む。第1係止孔81と第2係止孔82とは、延伸部52に沿って配置される。第1係止孔81は、延伸部52の右縁に沿って配置される。第2係止孔82は、延伸部52の左縁に沿って配置される。第3係止孔83は、内ケース58に設けられる。
なお、図面においては、複数の第1係止孔81の一部のみに符号81が付されており、他の第1係止孔81の符号は省略されている。図面においては、複数の第2係止孔82の一部のみに符号82が付されており、他の第2係止孔82の符号は省略されている。図面においては、複数の第3係止孔83の一部のみに符号83が付されており、他の第3係止孔83の符号は省略されている。
図3に示すように、上パネル31は、複数の第1係止突起84と、複数の第2係止突起85と、複数の第3係止突起86とを含む。複数の第1係止突起84と、複数の第2係止突起85と、複数の第3係止突起86とは、上パネル31の内面から突出している。これらの係止突起84-86が係止孔81-83にそれぞれ係止することで、上パネル31が、下パネル32に固定される。
なお、図面においては、複数の第1係止突起84の一部のみに符号84が付されており、他の第1係止突起84の符号は省略されている。図面においては、複数の第2係止突起85の一部のみに符号85が付されており、他の第2係止突起85の符号は省略されている。図面においては、複数の第3係止突起86の一部のみに符号86が付されており、他の第3係止突起86の符号は省略されている。
本実施形態に係る鞍乗型車両1では、荷掛けフック68が配置される延伸部52が、底パネル部51と一体である。そのため、荷掛けフック68に掛けられた荷物による負荷が、延伸部52を介して底パネル部51で支持される。それにより、レッグシールド22での荷物の支持強度が向上する。また、荷掛けフック68を介して、延伸部52がヘッドパイプ11に固定される。そのため、レッグシールド22の構造が複雑になることを抑えながら、下パネル32の剛性が向上する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
鞍乗型車両1は、スクータに限らず、モペッドなどの他の種類の車両であってもよい。レッグシールド22の構造は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。上パネル31の構造は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、上パネル31は、互いに別体の複数のパネルによって形成されてもよい。
下パネル32の構造は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、延伸部52の形状は、三角形などの他の形状であってもよい。内ケース58は、下パネル32と別体であってもよい。ヒンジ部59は、下パネル32と別体であってもよい。ポケット部43は、省略されてもよい。トランク46は、省略されてもよい。
荷掛けフック68は、ヘッドパイプ11以外の車体フレーム2の部分に固定されてもよい。例えば、荷掛けフック68は、ダウンフレーム12に固定されてもよい。荷掛けフック68は、ヘッドパイプ11、或いは車体フレーム2の他の部分に取り付けられたステーに固定されてもよい。荷掛けフック68の構造は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、第2フック部72は、省略されてもよい。抜け止め部材74は、省略されてもよい。
本発明によれば、鞍乗型車両において、レッグシールドの構造の複雑化を抑えながら、レッグシールドの支持強度を向上させることができる。
2:車体フレーム、 5:シート、 11:ヘッドパイプ、 12:ダウンフレーム、 22:レッグシールド、 23:フートボード、 31:上パネル、 32:下パネル、 38:第1側パネル、 39:第2側パネル、 43:ポケット部、 44:第1開口、 46:トランク、 47:第2開口、 48:蓋部、 51:底パネル部、 52:延伸部、 58:内ケース、 59:ヒンジ部、 68:荷掛けフック
Claims (12)
- ヘッドパイプと、前記ヘッドパイプから下方に延びるダウンフレームとを含む車体フレームと、
前記ヘッドパイプ及び前記ダウンフレームの後方に配置されるレッグシールドと、
前記レッグシールド上に配置される荷掛けフックと、
を備え、
前記レッグシールドは、
上パネルと、
前記上パネルの下方に配置され、前記上パネルと別体の下パネルと、
を含み、
前記下パネルは、
底パネル部と、
前記底パネル部と一体であり、前記底パネル部から前記上パネルの下端よりも上方に延びる延伸部と、
を含み、
前記荷掛けフックは、前記延伸部を通って前記車体フレームに固定されている、
鞍乗型車両。 - 前記レッグシールドの後方に配置されるシートと、
前記レッグシールドと前記シートとの間に配置されるフートボードと、
をさらに備え、
前記底パネル部は、前記フートボードに接続される、
請求項1に記載の鞍乗型車両。 - 前記上パネルは、前記延伸部の側方に配置される第1開口を含むポケット部を含み、
前記上パネルの内側に配置され、前記ポケット部内に配置される内ケースをさらに備え、
前記内ケースは、前記下パネルに接続されている、
請求項1又は2に記載の鞍乗型車両。 - 前記内ケースは、前記下パネルと一体的に形成されている、
請求項3に記載の鞍乗型車両。 - 前記上パネルは、荷物を収納するためのトランクを含み、
前記トランクは、前記延伸部の側方に配置される第2開口と、前記第2開口を開閉する蓋部とを含み、
前記トランク内に配置され、前記蓋部を回転可能に支持するヒンジ部をさらに備え、
前記ヒンジ部は、前記下パネルに接続されている、
請求項1から4のいずれかに記載の鞍乗型車両。 - 前記ヒンジ部は、前記下パネルと一体的に形成されている、
請求項5に記載の鞍乗型車両。 - 前記荷掛けフックは、前記ヘッドパイプに固定されている、
請求項1から6のいずれかに記載の鞍乗型車両。 - 前記延伸部は、前記レッグシールドの中央において上下方向に延びており、後方へ向かって突出した形状を有する、
請求項1から7のいずれかに記載の鞍乗型車両。 - 前記上パネルは、塗装部品であり、
前記下パネルは、非塗装部品である、
請求項1から8のいずれかに記載の鞍乗型車両。 - 左右方向において、前記延伸部は、前記底パネル部よりも小さい、
請求項9に記載の鞍乗型車両。 - 前記上パネルは、前記延伸部の一側方に配置される第1側パネルを含み、
左右方向において、前記延伸部は、前記第1側パネルよりも小さい、
請求項9又は10に記載の鞍乗型車両。 - 前記上パネルは、前記延伸部の他側方に配置される第2側パネルを含み、
左右方向において、前記延伸部は、前記第2側パネルよりも小さい、
請求項9から11のいずれかに記載の鞍乗型車両。
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