JP2023103521A - 階段下ワークスペース - Google Patents

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和美 前原
Kazumi Maehara
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Abstract

【課題】隣接する居室空間や通路空間と一体的に連続する開放的な形態の階段下空間を一時的に囲い込んで作業に集中しやすい形態に変化させる機能を付加した階段下ワークスペースを提供する。【解決手段】上部階段33の段裏34と床面11との間に形成される階段下空間が、平面視において昇降方向における上階側の正面と、少なくとも一方の側面の過半部分とを、他の居室空間または通路空間に向けて開放するように設置されており、その階段下空間の正面の、高さ方向における少なくとも上半部が収納可能な間仕切りパネル51によって遮蔽され、その間仕切りパネル51の下部53が階段下空間側に折曲されることにより、階段下空間内に着座した姿勢で作業できる机面を備えた階段下ワークスペース50が創出される。【選択図】図5

Description

本願は、傾斜した段裏と床面との間に形成される階段下空間を活用した階段下ワークスペースに関する。
住宅等においては、階段の下方に形成される、傾斜した段裏と床面とによって囲まれた小空間(本明細書において、これを「階段下空間」と呼ぶ。)を壁や建具で囲い、収納スペースやトイレとして活用することが多い(例えば、特許文献1~3等)。
他方、階段下空間を壁や建具で完全に囲わずに、居室や通路側に開放して室内空間との一体的な拡がり感を創出しつつ、傾斜した段裏と階段に接する壁とによって半分程度に囲われたコーナーを書斎やワークスペースとして活用しようとする提案もある(例えば、特許文献4、5等)。
特開平5-248080号公報 特開平6-288052号公報 特開平8-42039号公報 特開2003-227237号公報 特開2013-57172号公報
近年、在宅での勤務形態が一般化しつつあることに伴い、住宅内に手頃なワークスペースを確保することが求められている。そのための空間として、前述のような階段下空間の活用形態も見直されるところではあるが、階段下空間を壁や建具で完全に囲ってしまうと狭く閉ざされて息苦しくなるし、階段に隣接する居室空間や通路空間との一体感も乏しくなる。
かといって、階段下空間を壁や建具で囲われていない開放的なコーナーにすると、家族の往来や会話によって作業への集中が妨げられたり、カメラを使用するオンライン会議等に支障を来たしたりするおそれがある。
また、階段下空間をワークスペースとして利用するには、作業のための机面、椅子その他の着座スペース、棚、電源、照明等の設備が必要になるが、元々あまり拡がりのない階段下空間にそれらの設備を常備しておくのは、現実的にはなかなか難しいという実情もある。
本願が開示する発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであって、隣接する居室空間や通路空間と一体的に連続する開放的な形態の階段下空間に、その空間を一時的に囲い込んで作業に集中しやすい形態に変化させる機能を付加することによって構成される階段下ワークスペースを提供するものである。
本願が開示する発明は、下階の床面と上階の床面とを連絡する階段の、昇降方向における上階側領域に配置された上部階段の段裏と、前記下階の床面と、の間に形成される階段下空間を利用する階段下ワークスペースであって、前記階段下空間が、平面視において前記上部階段の昇降方向における上階側の正面と、少なくとも一方の側面の過半部分とを、他の居室空間または通路空間に向けて開放するように設置されており、前記階段下空間の正面の、高さ方向における少なくとも上半部が収納可能な間仕切りパネルによって遮蔽され、遮蔽位置に保持された前記間仕切りパネルの下部が前記階段下空間側に折曲されることにより、前記階段下空間内に着座した姿勢で作業できる机面が形成されるとともに、前記間仕切りパネルと前記下階の床面との間に隙間が設けられるように構成された、ものとして特徴づけられる。
さらに、前記間仕切りパネルの上縁が、前記上部階段の幅方向に配された水平回動軸を介して前記階段下空間の上部に回動可能に軸支され、前記間仕切りパネルが前記上部階段の段裏に重なるように収納される、ように構成することができる。
また、前記間仕切りパネルの片側縁が、前記上部階段の他方の側面に接する側壁面に配された垂直回動軸を介して軸支され、前記間仕切りパネルが前記側壁面に重なるように収納される、ように構成することができる。
さらに、前記間仕切りパネルが前記遮蔽位置に保持された状態で、他の居室空間または通路空間に向けて開放された前記階段下空間の側面が、前記上部階段の側桁部と前記間仕切りパネルとの間に展張された遮蔽部材によって遮蔽される、ように構成することもできる。
前記階段が、昇降方向における途中部分に踊り場を有する折返し階段である場合には、前記踊り場よりも下階側の領域に配置された下部階段の段板の少なくとも一部分が前記上部階段の下方まで延設されて、前記階段下空間に着座スペースが形成されている、ように構成することができる。その場合は、前記着座スペースが、蹴込み部分に引出し収納を設けた箱階段であるようにすることもできる。
本願が開示する発明に係る階段下ワークスペースは、隣接する居室空間や通路空間に向けて開放された形態の階段下空間における上階側の正面を、収納可能な間仕切りパネルで遮蔽するだけの操作で、簡単に創出することができる。したがって、普段は間仕切りパネルを収納して、階段下空間を開放的な形態のままにしておき、机上作業等の必要があれば、その都度、間仕切りパネルを展開し、作業空間として有効に利用することができる。間仕切りパネルの下部を折曲すれば、階段下空間内に着座した姿勢で作業できる簡易的な机面が形成されるので、他の机等を階段下空間に常備しておいたり、運び込んだりする必要もない。また、間仕切りパネルの下縁と床面との間に隙間が設けられるので、作業中でも窮屈さや息苦しさを感じにくい空間になる。
本願が開示する発明の実施形態に係る階段下ワークスペースが設けられる階段周りの構造を示す1階平面図である。 前記階段周りの2階平面図である。 前記階段周りのA-A位置断面図である。 前記階段を1階のB位置から見た透視図である。 前記階段の階段下空間に間仕切りパネルを展開した状態を示すC-C位置断面図である。 図6の状態を1階のB位置から見た透視図である。 前記階段下ワークスペースの変形形態を示すC-C位置断面図である。
以下、本願が開示する発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1~図4は本願が開示する発明の実施形態に係る階段下ワークスペースが設けられる階段周りの構造を示す。この階段は、下階(1階)の床面11と上階(2階)の床面21とを連絡する階段であり、昇降方向における途中部分に広めの踊り場32を設けた、スキップフロア形態に近い折返し階段である。本明細書では、踊り場32よりも下階側の領域に配置された階段31を「下部階段」、上階側の領域に配置された階段33を「上部階段」と呼ぶ。各領域の高さおよび水平距離は互いに等しくなくても構わない。例示形態では、踊り場32は階高の半分の位置よりもやや下方に設けられており、したがって、下部階段31よりも上部階段33のほうか段数が多くなっている。また、下部階段31の幅が上部階段33の幅よりも大きくなっている。
この階段は、平面視L字形に連続する2つの壁面に接して配置されている。以下の説明では、図4の視点(図1および図3におけるB位置から踊り場32を見た向き)を基準にして手前/奥行き方向を特定することとし、踊り場32の奥側の壁面42(図1および図2における左側の壁面)を「奥壁面」、上部階段33の昇り方向に向かって左側に接する壁面43(図1および図2における上側の壁面)を「側壁面」と呼ぶ。
下部階段31は、下階の居室空間を構成するメインリビング12と、メインリビング12に接続する通路空間としての廊下13と、に向けて広く開放されている。下部階段31と廊下13との間には、収納棚を兼ねる手摺壁14が立設されている。手摺壁14は、その天面を水平に延ばして奥壁面42まで突き当たり、奥壁面42に設置されたカウンター15と一体的に接続している。このカウンター15は、踊り場32で椅子16に座って簡単な机上作業を行うことができるスペースを形成している。
上部階段33は、上階の居室空間を構成するサブリビング22に接続しており、上階における階段の上方全体は吹き抜け23になっている。上部階段33の一方の側面は手摺越しに踊り場32や吹き抜け23に向けて開放されており、他方の側面は側壁面43に接している。上部階段33の段裏34は下階のメインリビング12に面している。上部階段33の下方には、下部階段31の段板が一段おきに側壁面43まで延設されて、昇降部分の蹴上二倍分の高さを有する箱階段35が形成されている。この箱階段35の蹴込み部分には引出し収納36が設けられている。本明細書では、この上部階段33の段裏34と下階の床面11との間に形成される、上部が傾斜した略等幅の階段下空間について、この空間が開放されているメインリビング12側(平面視において階段の昇降方向における上階側)の、最も高さのある部分を「正面」と呼ぶ。
本願が開示する発明の要部は、図5および図6に示すように、上部階段33の階段下空間の正面を、収納可能な間仕切りパネル51によって簡易的に遮蔽できるようにした点にある。間仕切りパネル51は、上部階段33の階段幅と略等しい横幅を有する、軽量で撓みにくい略一様厚さの板体を利用して形成されている。その板体の上縁が、図5に示すように、上部階段33の幅方向に配された水平回動軸52を介して階段下空間の上部に軸支される。例示形態では、丁番等のヒンジ部材(図示せず)を用いて、段裏34の上部近傍、または上部階段33を支持する上階の床組部材等に取り付けられている。
こうして取り付けられた間仕切りパネル51は、図4に示したように、不使用時には上部階段33の段裏34に重ねられて、目立たないように、また邪魔にならないように収納される。したがって、間仕切りパネル51の高さ寸法は、段裏34の傾斜部分の長さに納まり、また、回動時に箱階段35に干渉しない寸法に設定される。収納された間仕切りパネル51は、間仕切りパネル51側または段裏34側に設置されたフック、掛け金、磁石その他適宜の固定手段を介して傾斜状態に仮止めされる。必要に応じて、その固定手段を解除すれば、間仕切りパネル51が回動して略垂直に懸吊され、階段下空間の正面の、少なくとも上半部を遮蔽する位置に保持される。その遮蔽状態(懸吊状態)においても、間仕切りパネル51は、間仕切りパネル51側または側壁面43側に設置されたフック、掛け金、磁石その他適宜の固定手段を介して揺れないように固定される。
間仕切りパネル51は、下縁から一様高さの範囲が上部から分割されており、その分割された下部53が階段下空間側に折曲されるように形成されている。その下部53を略水平に折り上げて固定すれば、箱階段35に着座した姿勢で作業できる簡易的な机面が形成される。下部53の固定箇所にも、間仕切りパネル51側または側壁面43側に設置されるフック、掛け金、磁石その他適宜の固定手段を利用することができる。
このように、上部階段33の段裏34と下階の床面11との間に形成される階段下空間において、その正面の上半部を間仕切りパネル51で一時的に遮蔽すると、段裏34を背にして着座し、間仕切りパネル51に向かって机上作業を行うことのできる、半個室状の階段下ワークスペース50が創出される。この階段下ワークスペース50は、着座位置の正面が遮蔽されて作業に集中しやすい空間になる。間仕切りパネル51には張り紙や書き込みができるし、側壁面43にコンセント44、埋込照明45等を設置すれば使い勝手が一層、向上する。着座位置の背面は段裏34によって遮蔽されるため、例えばオンライン会議等でカメラに映り込む場合でも背景を気にせずに使用することができる。段裏34に照明器具(図示せず)を埋め込んだり、上部階段33の蹴込み板の一部を透光性材料にして採光したりすることで、空間内の雰囲気を変化させることもできる。また、下部階段31側の側面が開放されていることに加えて、間仕切りパネル51と床面11との間にも隙間が形成されて足元が開放されるので、面積的には狭くても、窮屈さや息苦しさを感じにくい空間になる。
さらに、必要に応じて下部階段31側の側面も遮蔽することができるように、上部階段33と下部階段31の間には、柔軟な布材やシート材等からなるカーテン状の遮蔽部材54(図5中の薄墨部分)が取り付けられている。遮蔽部材54は、上部階段33の側桁部(側板、ささら桁等)と、間仕切りパネル51の側縁との間に吊持されて、間仕切りパネル51を懸吊すると扇形に展張する。このような遮蔽部材54を取り付けることで、集中力を高めたい場合や、家族の視線が気になる場合には、階段下ワークスペース50を柔らかく囲うことができる。遮蔽部材54の材質、色合い、透光性等を好みに応じて選択することにより、階段下ワークスペース50の開放感を調整して、作業効率を上げることもできる。遮蔽部材54が必要ない場合は取り外すこともできるし、間仕切りパネル51を段裏34に重ねて収納する際には、段裏34と間仕切りパネル51との間に畳み込んで隠すこともできる。遮蔽部材54を扇子状に折り畳めるようにすれば、美麗に収納することができる。
図7は、階段下ワークスペース50の変形形態を示す。この形態では、間仕切りパネル51の片側縁が、側壁面43に配された垂直回動軸55を介して、階段下空間の正面の側方位置に軸支されている。これにより、間仕切りパネル51は、階段の段裏34ではなく側壁面43に重ねられて収納され、使用時には図示手前側へ水平に回動して、階段下空間の正面を遮蔽する位置に展開される。この間仕切りパネル51も、下部53が折曲されて机面になるように形成されている。側壁面43と直交するように展開された間仕切りパネル51および折曲された下部53は、前述の実施形態と同様に、間仕切りパネル51側または側壁面43側に設置されたフック、掛け金、磁石その他適宜の固定手段を介して固定される。
また、この形態では、下部階段31の段板が上部階段33の下方まで延設されてはおらず、したがって、上部階段33の下方空間は床面11まで拡張されている。このような形態では、上部階段33の下方の床面11に適宜の高さの椅子56を置くことで、間仕切りパネル51の下部53を折曲して形成される机面の高さに合わせた好みの着座姿勢を得ることができる。図7には表していないが、この形態でも下部階段31側に遮蔽部材54を取り付けることはもちろん可能である。
以上に説明したように、本願が開示する発明に係る階段下ワークスペースは、隣接する居室空間や通路空間に向けて開放された形態の階段下空間における上階側の正面を、収納可能な間仕切りパネルで遮蔽するだけの操作で、簡単に創出することができる。したがって、普段は間仕切りパネルを目立たないように、また邪魔にもならないように収納して、階段下空間を開放的な形態のままにしておき、机上作業等の必要があれば、その都度、間仕切りパネルを展開し、作業空間として有効に利用することができる。間仕切りパネルの下部を折曲すれば、階段下空間内に着座した姿勢で作業できる簡易的な机面が形成されるので、他の机等を階段下空間に常備しておいたり、運び込んだりする必要もない。間仕切りパネルの下縁と床面との間には隙間が設けられるので、作業中でも窮屈さや息苦しさを感じにくい空間になる。階段下空間の側方に遮蔽部材を展張すれば、遮蔽感をほどよく高めることもできる。階段の詳細な寸法設定については、階段周りの空間の平面的な広さと階高に応じて、また利用者の体格等にも配慮して、実用的に不便や危険のない範囲で適宜、設定されればよい。
なお、この階段下ワークスペースは、例示形態のような折返し階段に限らず、直階段、廻り階段、かね折れ階段等における上階側領域の階段下空間に設けることもできる。スキップフロア形態の床面を有する住宅等にあっても、半階分程度の高さの階段の下方に着座可能な階段下空間を確保できれば、そこに設けることができる。廻り階段やかね折れ階段では、例示形態と同様に、下部階段の段板を上部階段の下方まで延設して着座スペースにする構成を採用することもできる。また、例示形態では、階段下空間の一方の側面が開放されて、他方の側面が側壁面によって囲われているが、両側面が開放されている階段でも、その段裏に間仕切りパネルを取付けることで、階段下ワークスペースを創出することができる。着座位置の背面を遮蔽する必要がなければ、蹴込み板のないスケルトン階段(オープン階段、シースル階段)の階段下空間を利用してもよい。
本願が開示する発明の技術的範囲は、例示した実施の形態によって限定的に解釈されるべきものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて概念的に解釈されるべきものである。本願が開示する発明の実施に際しては、特許請求の範囲において具体的に特定していない構成要素(例えば階段を構成する部材等)の詳細な形状、寸法、構造、材質、数量、他要素との結合形態、相対的な位置関係等を、例示形態と実質的に同等以上の作用効果が得られる範囲内で適宜、改変することが可能である。
本願が開示する発明は、住宅その他の複層階建ての建物において、デッドスペースになりがちな階段下空間を有効に活用するための形態として広く利用することができる。
11 下階(1階)の床面
12 メインリビング
13 廊下
14 手摺壁
15 カウンター
16 椅子
21 上階(2階)の床面
22 サブリビング
23 吹き抜け
31 下部階段
32 踊り場
33 上部階段
34 段裏
35 箱階段
36 引出し収納
42 奥壁面
43 側壁面
44 コンセント
45 埋込照明
50
51 間仕切りパネル
52 水平回動軸
53 下部
54 遮蔽部材
55 垂直回動軸
56 椅子

Claims (6)

  1. 下階の床面と上階の床面とを連絡する階段の、昇降方向における上階側領域に配置された上部階段の段裏と、前記下階の床面と、の間に形成される階段下空間を利用する階段下ワークスペースであって、
    前記階段下空間が、平面視において前記上部階段の昇降方向における上階側の正面と、少なくとも一方の側面の過半部分とを、他の居室空間または通路空間に向けて開放するように設置されており、
    前記階段下空間の正面の、高さ方向における少なくとも上半部が収納可能な間仕切りパネルによって遮蔽され、
    遮蔽位置に保持された前記間仕切りパネルの下部が前記階段下空間側に折曲されることにより、前記階段下空間内に着座した姿勢で作業できる机面が形成されるとともに、前記間仕切りパネルと前記下階の床面との間に隙間が設けられるように構成された
    ことを特徴とする階段下ワークスペース。
  2. 請求項1に記載された階段下ワークスペースにおいて、
    前記間仕切りパネルの上縁が、前記上部階段の幅方向に配された水平回動軸を介して前記階段下空間の上部に回動可能に軸支され、
    前記間仕切りパネルが前記上部階段の段裏に重なるように収納される
    ことを特徴とする階段下ワークスペース。
  3. 請求項1に記載された階段下ワークスペースにおいて、
    前記間仕切りパネルの片側縁が、前記上部階段の他方の側面に接する側壁面に配された垂直回動軸を介して軸支され、
    前記間仕切りパネルが前記側壁面に重なるように収納される
    ことを特徴とする階段下ワークスペース。
  4. 請求項1~3のいずれか一項に記載された階段下ワークスペースにおいて、
    前記間仕切りパネルが前記遮蔽位置に保持された状態で、
    他の居室空間または通路空間に向けて開放された前記階段下空間の側面が、前記上部階段の側桁部と前記間仕切りパネルとの間に展張された遮蔽部材によって遮蔽される
    ことを特徴とする階段下ワークスペース。
  5. 請求項1~4のいずれか一項に記載された階段下ワークスペースにおいて、
    前記階段が、昇降方向における途中部分に踊り場を有する折返し階段であり、
    前記踊り場よりも下階側の領域に配置された下部階段の段板の少なくとも一部分が前記上部階段の下方まで延設されて、前記階段下空間に着座スペースが形成されている
    ことを特徴とする階段下ワークスペース。
  6. 請求項5に記載された階段下ワークスペースにおいて、
    前記着座スペースが、蹴込み部分に引出し収納を設けた箱階段である
    ことを特徴とする階段下ワークスペース。
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