JP2023096616A - 個装吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】個装吸収性物品において縁部の封止をより確実にする。【解決手段】包装シートと、前記包装シートにより個装された吸収性物品とを含む個装吸収性物品であって、前記包装シートは、長手方向と前記長手方向に直交する横方向とを有し、前記包装シートは前記長手方向に折り畳まれ、前記横方向の縁部にそれぞれ、前記長手方向に沿って接合領域が形成され、前記縁部の少なくとも一方に、前記接合領域が前記長手方向に不連続となっている非接合領域が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、個装吸収性物品に関する。
一般に、生理用ナプキン、パンティライナー、失禁パッド等の吸収性物品は、衛生的に保管可能である、持ち運びに便利である等の理由から、包装シートによって個別に包装され、封止された状態で、すなわち個装吸収性物品(個別包装体)として、提供されている。
個装吸収性物品は、製造ラインで連続的に製造され得る。例えば、包装シート(包装材)となる長尺状包装シートを搬送方向に搬送し、吸収性物品を間欠的に順次配置し、搬送方向に沿った2つの折り曲げ線が形成されるよう包装材を折り畳んで吸収性物品を包み込み、吸収性物品が存在しない部位をロール対によって熱圧し、搬送方向に直交する直交方向に沿った接合領域部を形成し、接合領域部の中央で直交方向に沿って長尺状包装シートを切断することによって製造できる(例えば、特許文献1)。
特許第4726677号公報
上記のような製造ライン(特許文献1の図5等)では、吸収性物品を包み込むように折り畳まれた長尺包装シートには、熱圧により接合を形成する際、或いは長尺包装シートを切断する際に厚み方向に圧力が掛かる。その際、包装シートの内側に吸収性物品と共に閉じ込められた空気が圧縮される。圧縮空気の一部は、折り畳まれ重ねられた包装シートの間を通って直交方向に流れ出ることができる。しかしながら、包装シートの折り畳み形態、包装される吸収性物品のサイズ若しくは構造、包装シートの材質等の条件によっては、空気が直交方向に十分に流れず、搬送方向に(個装吸収性物品の横方向外方へ)誘導される場合がある。その場合、空気の圧力が、横方向外方へ既に形成された接合領域に掛かり、接合がダメージを受けて壊れることがあり、縁部における封止の品質が損なわれることがある。
上記に鑑みて、本発明の一態様は、個装吸収性物品における縁部の封止の品質を高めることを課題とする。
本発明の第一の態様は、包装シートと、前記包装シートにより個装された吸収性物品とを含む個装吸収性物品であって、前記包装シートは、長手方向と前記長手方向に直交する横方向とを有し、前記包装シートは前記長手方向に折り畳まれ、前記横方向の縁部にそれぞれ、前記長手方向に沿って接合領域が形成され、前記縁部の少なくとも一方に、前記接合領域が前記長手方向に不連続となっている非接合領域が設けられている。
上記第一の態様では、個装吸収性物品の縁部に、接合領域が長手方向に不連続となっている非接合領域が形成されている。そのため、個装吸収性物品の製造においてロール等からの力を受けた場合に、吸収性物品とともに閉じ込められた若しくは取り込まれた空気の圧力が縁部に掛かっても、空気は非接合領域を通って横方向に排出され得る。そのため、縁部の接合領域に圧力が掛かり難く、接合に対するダメージを抑制でき、縁部における包装シート同士の接合が維持される。よって、製造工程における個装吸収性物品の縁部の封止をより確実に形成でき、封止の品質を高めることができる。
本発明の第二の態様では、前記非接合領域の平面視での前記長手方向の長さが、前記非接合領域の前記横方向の長さの0.5~3倍である。
上記第二の態様によれば、非接合領域が所定範囲の長さ方向長さを有するため、非接合領域を通って空気がよりスムーズに排出され、包装シート同士の接合が維持されるという効果を向上できる一方、個装吸収性物品の縁部の封止として必要な接合領域の範囲を確保できる。
本発明の第三の態様では、前記接合領域が、前記包装シート同士が接合されてなる離間した複数の接合部を含む。
上記第三の態様によれば、接合領域が、離間した複数の接合部によって構成されている。そのため、接合領域の接合強度を、接合部の面積及び密度によって変更できるので、接合強度の調整が容易となる。また、特に接合部が融着で形成される場合等には、離間した接合部により個装吸収性物品の縁部が過度に硬化することを防止でき、個装吸収性物品を持った時の手触りを良好にできる。
本発明の第四の態様では、前記接合部が融着によって形成されている。
上記第四の態様における融着による接合は比較的簡便な手法であり、また接着剤等も不要であるためコストも低減できる。
本発明の第五の態様では、前記包装シートが、前記長手方向の第1端を含む第1領域と、前記第1端の反対側の第2端を含む第2領域とを有し、前記第2領域が、前記横方向に沿った第2折り線で折り畳まれた後に、前記第1領域が、前記横方向に沿った第1折り線で折り畳まれており、前記非接合領域が、前記折り畳まれた状態で前記長手方向の中央より前記第2折り線に近い位置に形成されている。
上記第五の態様によれば、包装シートを三つ折り以上に折り畳むことによって吸収性物品を包装できる。そして、非接合領域が形成されている位置を、平面視で、空気が溜まりやすくなっている第2折り線の付近に形成することで、個装吸収性物品の製造工程において、より効率的に幅方向に空気を抜くことができるので、縁部の接合に対するダメージを抑制して、縁部における封止をより確実に形成するという効果を一層向上させることができ、縁部の封止の品質を高めることができる。
本発明の第六の態様では、前記吸収性物品が、当該吸収性物品の裏面が前記包装シートの内面に対向するように配置されており、前記裏面に、前記横方向に延在する複数のズレ止め用粘着部が形成されている、
上記第六の態様によれば、吸収性物品に裏側にズレ止め用粘着部が横方向に連続して設けられているので、吸収性物品の装着時に両脚からの力が横方向の両側から掛かった場合に、吸収性物品の側部が横方向に変形しても、ズレ止め用粘着部が下着から剥がれにくい。その一方で、ズレ止め用粘着部が横方向に連続することで、吸収性物品と包装シートとの間で長手方向の空気の流れが妨げられ、個装吸収性物品の内部において、空気が長手方向に抜けにくく、横方向に誘導されやすくなる。このような態様であっても、上記の非接合領域が設けられていることで、横方向に沿った空気の排出が容易であるので、製造中に空気の圧力が個装吸収性物品の縁部に掛かっても接合へダメージは抑制され、縁部における封止をより確実に形成でき、縁部の封止の品質を高めることができる。
本発明の一態様によれば、個装吸収性物品における縁部の封止の品質を高めることができる。
本発明の一実施形態による個装吸収性物品の平面図である。 図1の個装吸収性物品を展開した状態の平面図である。 図1のI-I線断面図である。 図1のII-II線断面図である。 個装吸収性物品の製造装置の一部を示す模式図である。 図1の部分IIIの拡大図である。 縁部の封止の変形例を示す。 変形例による個装吸収性物品の平面図を示す。 図8のIV-IV線断面図である。 図8のV-V線断面図である。 縁部の封止の変形例を示す。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、各図面において、特に説明がない限り、同一の又は対応する構成については同一の符号を付して説明を省略する場合がある。
図1に、個装吸収性物品100の平面図を示す。図2に、図1の個装吸収性物品を展開した状態の平面図であり、包装シート10の内面から若しくは吸収性物品1肌側から見た図を示す。また、図3に、図1のI-I線断面を、図4に、図1のII-II線断面を示す。
図1~図4に示すように、本形態による個装吸収性物品100は、包装シート10と、包装シート10によって個装された吸収性物品1とを含む。図2に示すように、包装シート10は細長形状であってよく、長手方向D1と、当該長手方向に直交する横方向D2とを有する。また、包装シート10の長手方向D1及び横方向D2は、それぞれ吸収性物品1の長手方向及び横方向にそれぞれ対応する。さらに、図示の例では、個装吸収性物品100は、1枚の包装シート10によって1つの吸収性物品1が包装されたものであるが、複数の吸収性物品が包装されたものであってもよい。
本形態において包装シート10により包装される吸収性物品1は、体液(経血、おりもの、尿等)の排出口に対向させるように装着するための、扁平で細長形状の物品であってよい。吸収性物品1の具体例は、生理用ナプキン、パンティライナー(おりものシート)、軽失禁用パッド等であってよい。本明細書では、生理用ナプキンの例に基づき、実施形態を説明する。
吸収性物品1は、例えば図2に示すように、液透過性のトップシート3と、液不透過性のバックシート(不図示)と、これらのトップシートとバックシートとの間に配置された吸収体4とを有していてよい。
バックシートとしては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂シート等の少なくとも遮水性を有するシート材を用いることができる。ポリエチレンシート等に不織布を積層したラミネート不織布や、さらには防水フィルムを介在させて実質的に不透液性を確保した不織布の積層シート等を用いることができる。また、透湿性を有するものが用いられてもよい。
トップシートとしては、有孔又は無孔の不織布や多孔性プラスチックシート等が好適に用いられる。不織布を構成する素材繊維としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン、ポリエステル、ポリアミド等の合成繊維、レーヨン、キュプラ等の再生繊維、及びこれらの混紡繊維、並びに綿等の天然繊維を単独で又は2種以上組み合わせて用いることができる。
吸収体4は、体液を吸収して保持できる材料であれば限定されないが、綿状パルプと吸水性ポリマーとを含むことが好ましい。吸水性ポリマーとしては、高吸水ポリマー粒状粉(superabsorbent polymer(SAP))、高吸水ポリマー繊維(superabsorbent fiber(SAF))及びこれらの組合せを用いることができる。パルプとしては、木材から得られる化学パルプ、溶解パルプ等のセルロース繊維、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維からなるものが挙げられる。
吸収体4の厚みは、0.5~25mmであってよい。吸収体は、体液排出口に対応させる領域(体液排出口対応領域)や、体液排出口対応領域より後方の、臀部の溝に対向する領域を、膨出させた構造とすることもできる。吸収体は、トップシート及びバックシートからはみ出さない寸法及び形状を有し、吸収体の前方及び後方の端縁部では、バックシートとトップシートとの外縁がホットメルト等の接着剤やヒートシール、超音波シール等の接着手段によって接合されている。
図2に示すように、吸収体4の側方の外方においては、横方向D2両端部に長手方向に沿ってサイドシート7、7が設けられていてもよい。サイドシート7としては、撥水処理不織布又は親水処理不織布を使用することができる。
なお、図1~4に示す例では、吸収性物品1は、ウィングのないいわゆる羽なしのタイプのものであるが、側方にそれぞれ延出するウィングを有する羽つきの物品として構成してもよい。ウィングは、サイドシートとバックシートとの接合により形成されていてよい。
図2に示すように、吸収性物品1のバックシートの側(非肌側、すなわち装着時に下着に対向させる側)には、吸収性物品1を下着に取り付けた際に下着からズレないようにするためのズレ止め用粘着部9、9、…を備えていてよい。本形態では、ズレ止め用粘着部9、9、…はそれぞれ横方向D2に連続して形成されている。そのため、吸収性物品1の装着時に両脚からの力が横方向D2両側から掛かった場合に、吸収性物品1の側部が横方向D2に変形しても、ズレ止め用粘着部9、9、…が下着から剥がれにくい。また、複数のズレ止め用粘着部9、9、…は、互いに長手方向D1に離間して形成されている。そのため、下着に対する粘着強度が過度に高くならず、吸収性物品1を下着から剥がす動作をスムーズに行うことができる。また、後述のように、本形態による個装吸収性物品100の構成によれば、吸収性物品1のズレ止め用粘着部9、9、…が横方向D2に沿って延在していても、個装吸収性物品100の横方向D2の縁部の封止を確実に形成できるという効果を奏する。
ズレ止め用粘着部9、9、…は粘着剤を塗布することによって形成できる。粘着剤の種類は特に限定されないが、取り扱い易いことからホットメルトタイプの粘着剤であると好ましい。粘着剤の主成分としては、スチレン系ポリマー、粘着付与剤、及び可塑剤、並びにこれらの組合せを用いることできる。スチレン系ポリマーとしては、スチレン-エチレン-ブチレン-スチレンブロック共重合体、スチレン-ブチレン-スチレンブロック共重合体、スチレン-イソブチレン-スチレン共重合体、スチレン-ブタジエン-スチレンブロック共重合体等が挙げられ、これらのうち1種又は2種以上を使用することができる。この中でも熱安定性が良好であるという点で、スチレン-ブタジエン-スチレンブロック共重合体が好ましい。また、粘着付与剤及び可塑剤としては、常温で固体のものを用いることができる。粘着付与剤としては、例えば、C5系石油樹脂、C9系石油樹脂、ジシクロペンタジエン系石油樹脂、ロジン系石油樹脂、ポリテルペン樹脂、テルペンフェノール樹脂等が挙げられる。可塑剤としては、例えば、リン酸トリフレシル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジオクチル等のモノマー可塑剤の他、ビニル重合体やポリエステル等のポリマー可塑剤が挙げられる。
なお、吸収性物品1の全長は、140~430mmとすることができ、吸収性物品1の幅(ウィングを有する場合にはウィングを除いた本体の幅)は40~130mmとすることができる。一方、包装シート10の寸法は、包装する吸収性物品1の大きさや形状に応じて、例えば、包装シート10を完全に広げた状態(折り返しされていない状態)で、第1方向(長手方向)D1の長さ(単に長さと呼ぶ場合がある)は100~450mmとすることができ、第2方向(短手方向)D2の長さ(単に幅と呼ぶ場合がある)は70~250mmとすることができる。図示の例では、包装シート10は、展開した状態で長方形の形状を有するが、例えば長楕円形等の形状を有していてもよい。
包装シート10を構成する材料は特に限定されず、樹脂製フィルム、不織布、紙等であってよい。このうち、樹脂製フィルムを用いた場合、包装シートに印刷を施した場合でも、印刷された文字や模様の輪郭が明瞭になり、着色剤の発色も良好になるので、包装シートのデザイン性を向上させることができる。
包装シート10に樹脂製フィルムを用いた場合、用いられる樹脂としては、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン、ポリエステル、ポリビニルアルコール等を挙げることができる。樹脂製フィルムとしては、延伸加工されたものが好ましい。また、樹脂製フィルムは、非通気性フィルムであってもよいし、通気性フィルムであってもよい。
包装シート10に不織布を用いた場合、風合い、柔軟性等を向上させることができる。用いられる不織布としては、メルトブロー不織布、スパンボンド不織布等が好ましく、これらの不織布の層を組み合わせ複数積層させたものを用いることもできる。また、不織布を構成する繊維は、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン、ポリエステル、ナイロン等のポリアミド等であってよい。
なお、包装シート10に紙を用いた場合には、廃棄の際の環境負担が少なく、独特の風合い、例えば天然素材の優しい印象の見た目及び手触りを付与できる。なお、本明細書において、紙とは、植物繊維その他の繊維を膠着剤で膠着させて平板状にしたものを指すことができる。特に、植物繊維(パルプ)を主原料としたもの、例えば含有繊維のうち植物繊維が50%以上であるもの、好ましくは80%以上であるものを指すことができる。紙に含まれるパルプの種類としては、木材パルプ、非木材パルプ、古紙パルプが含まれていてよく、これらは、機械パルプ、化学パルプのいずれであってもよい。紙には、添加剤が添加されていてもよい。さらに、包装シート10に用いられる具体的な紙の例としては、洋紙、和紙、加工紙、合成紙等の様々な種類の紙を挙げることができる。また、従来他の用途で使用されている紙、例えば、新聞用紙、印刷用紙(上質紙を含む)、筆記用紙、図画用紙、包装用紙、薄葉紙、雑種紙等と呼ばれる紙を未加工で又は加工して用いることもできる。薄葉紙を用いる場合、薄口模造紙、インディアンペーパー、ライスペーパー、グラシン紙、ティシュペーパー、トイレットペーパー、ろ紙等であってもよい。
なお、包装シート10としては、1枚の包装シート10が、上述の材料からなる単層のシートであってもよいし、1枚の包装シート10が、異なる材料からなる複数の層を積層させてなる積層シートであってもよい。例えば、樹脂フィルムと紙とが積層されたシートであってもよい。
また、包装シート10の内面には剥離処理が施されていてもよい。剥離処理は、例えばシリコーン系樹脂、パラフィン系樹脂、フッ素樹脂等を含む液体の剥離剤(離型剤)を塗布する処理であってよい。包装シート10に対する剥離処理によって、吸収性物品1の裏面のズレ止め用粘着部9、9、…を直接的に包装シート10の内面に接触させることができるので、吸収性物品1と包装シート10との間に別途剥離シートを設ける必要がなくなる。包装シート10への剥離処理は、部材点数を低減できることから、好ましい。
個装吸収性物品100において、吸収性物品1は、包装シート10と共に折り畳まれることによって包装されている。個装吸収性物品100を展開した状態を示す図2を利用して説明すると、個装吸収性物品100は、包装シート10の内面に吸収性物品1を、吸収性物品1のバックシート若しくはズレ止め用粘着部9、9、…が対向するように載置された状態で、包装シート10と吸収性物品1とが共に、幅方向D2に沿った第1折り線F1及び第2折り線F2にて長手方向D1に共に折り畳まれている。図2に示す例では、第1折り線F1で折り畳まれる領域が、包装シート10の長手方向D1の第1端11を含む第1領域R1であり、第2折り線F2で折り畳まれる領域が、包装シート10の長手方向D1の第2端12を含む第2領域R2であり、第1領域R1と第2領域R2との間の領域が第3領域R3である。図示の例では、包装シート10は、巻三つ折り(内三つ折り)に、すなわち、第2領域R2が先に折り畳まれ、第1領域R1が、第2領域R2の外面に重なるように折り畳まれる。そして、包装シート10が折り畳まれた状態で、横方向D2の両縁部15、15が、長手方向D1に沿って封止されている。
このような三つ折り以上の包装シート10の折り畳みと縁部15、15の封止による包装形式は比較的簡便である。また、衛生的に吸収性物品1を包むことができるし、吸収性物品1の取出しも容易である。なお、包装シート10は三つ折りでなくてもよく、横方向D2に沿った1つの折り線にて折り畳まれた二つ折りとされていてもよい。
図1に示すように、個装吸収性物品100の両縁部15、15はそれぞれ、長手方向D1に封止されている。本明細書において、「封止」とは、完全に気密に閉鎖することを意味するのではなく、包装された吸収性物品1が包装シート10外へ抜け出ることのないよう包装シート10が折り畳まれた状態を維持するために、横方向D2の縁部15、15を閉じること、又はその閉じられた状態を指す
縁部15の封止は、長手方向D1に沿って形成された接合領域21によって形成されている。接合領域21は、包装シート10同士が厚み方向に接合されてなる複数の接合部から形成されていてよい。接合部の形式は限定されないが、包装シート10が樹脂フィルム及び/又は樹脂繊維を含む材料を有する場合には、ヒートシール、超音波シールによる融着によって形成されたものであると好ましい。また、接合部は、圧着等の機械的な接合形式によっても形成でき、このような接合形式は、包装シート10が紙を含む場合に好ましい。なお、上記の接合形式に代えて又は上記の接合形式に追加的に、接着剤等を利用してもよい。また、縁部15には、接合領域21が長手方向D1に離間している領域である非接合領域22が設けられている。接合領域21に含まれる接合部、及び非接合領域22については、後に詳述する。
上述のような包装構造を有する個装吸収性物品100は、製造ラインにおいて連続的に製造され得る。ここで、図5に、製造の後半の段階で使用され得る、個装吸収性物品の連続体の切断装置50を示す。図5の上図は、切断装置50を横から見た模式図であり、下図は、上図にて搬送される製造途中の製品を上から見た模式図である。
個装吸収性物品100の製造では、例えば、後に包装シート10となる長尺状包装シート10aを搬送方向Dtに搬送しつつ、長尺状包装シート10aの内面に、吸収性物品1、1、…を搬送方向Dtに間隔を空けて順次配置し、搬送方向Dtに沿った2つの折り線にて順に折り畳むことによって吸収性物品1、1、…を包み込み、長尺状の個装吸収性物品の連続体を得る。そして、個装吸収性物品の連続体は、例えば、接合領域形成用の一対のロールに通過させることによって、吸収性物品1、1、…の間の位置で包装シート10同士を接合し、搬送方向Dtに直交する直交方向Dvに沿った接合領域21、21、…を形成する。接合領域形成用の一対のロールは、例えば、表面に、接合領域に含まれる接合部の形状に対応する凹凸が形成されたロールと、表面に凹凸のないロールとを対向させるものであってよい。このような接合領域形成用の一対のロールによって、切断前の連続した2つの個装吸収性物品100、100の隣接する縁部15、15の接合領域21、21を、連続して同時に形成できる。
接合領域21、21、…の形成後、個装吸収性物品の連続体は、さらに切断装置50(図5)に供され、一対のロール51、52間に通過させる。一対のロール51、52は、例えば一方のロール51の凸部51a、51a、…と、ロール52の凸部52a、52a、…とが、所定位置で互いに押し付けられるように構成されている。ロール51の凸部51a、51a、…の表面には、所定の切断位置CP、CP、…において直交方向Dvに沿って包装シートを切断できるカッタが形成されており、他方のロール52の凸部52a、52a、…の表面は、上記カッタを受容できるように成形されていてよい。
個装吸収性物品100の製造におけるこのような切断工程では、上記連続体(吸収性物品1、1…が内部に配置された長尺状包装シート10a)は、一対のロール51、52によって厚み方向に圧縮されることになるが、この際、吸収性物品1とともに閉じ込められた空気も圧縮される。圧縮された空気は、直交方向Dvに逃げて、重ねられた長尺状包装シート10a同士の間から外部へ逃げることもできる。しかしながら、包装の構造、包装シート10及び吸収性物品1の構成、或いは装置の運転条件等によっては、空気が直交方向Dvに逃げ切れず、搬送方向Dtに及び/又は搬送方向Dtと反対方向に押しやられる。特に、切断装置50においては、ロールの回転方向に沿った、搬送方向Dtと反対方向(矢印A)に押しやられやすくなる。これにより、空気の圧力が接合領域21に横方向D2に掛かり、その圧力が大きい場合には、接合領域21の接合部が剥がれ、場合によっては封止が壊れて破裂し得る。そうすると、縁部15、15が開いた個装吸収性物品100、すなわち十分な封止がなされていない個装吸収性物品100が製造される可能性がある。
これに対し、本形態では、特に図1及び図4に示すように、個装吸収性物品100の横方向D2の縁部15、15に、非接合領域22が設けられている。非接合領域22は、接合領域21が長手方向D1に不連続となっている領域である。非接合領域22においては、包装シート10同士が厚み方向に接合されておらず、そのため個装吸収性物品100の内外を連通する横方向D2に沿った空気の通路となる(図4)。よって、個装吸収性物品の製造において、吸収性物品1、1、…を包んでいる長尺状包装シート10aに閉じ込められた空気が圧縮されても、空気は非接合領域22を通って横方向D2外方に排出され、空気の圧力が過度に高まることがない。そのため、空気の圧力の影響で接合領域21の接合部が剥がれて縁部15、15の封止が損なわれることを防止できる。よって、封止不良の発生を防止し、封止が確実になされた個装吸収性物品100を得ることができる。すなわち、縁部15の封止の品質を高めることができる。
非接合領域22を有する上述の構成は、特に、吸収性物品100の裏側に配置されたズレ止め用接着部9、9、…(図2及び図3)が横方向D2に延在する形態において好適である。ズレ止め用接着部9、9、…が横方向D2に延在している場合、包装シート10と吸収性物品1との間にできる空気の通り道が長手方向D1に妨げられ得る(図3)。そのため、個装吸収性物品100の内部の空気は横方向D2に誘導されやすくなり、縁部15に形成された接合領域21に掛かる圧力が高くなりやすい。これに対し、非接合領域22があることで、空気が横方向D2に沿って外部にスムーズに排出されるので、接合領域21へのダメージを防止し、適切な封止が維持される。
続いて、接合領域21及び非接合領域22についてより詳細に説明する。図6に、図1の個装吸収性物品100の縁部15の部分IIIの拡大図を示す。図6に示すように、接合領域21は、互いに離間して形成された複数の接合部211、211、…を含む。接合部211、211、…は、包装シート10同士が厚み方向に接合されてなる部分である。接合部211、211、…は、重ねられた包装シート10を加圧及び/又は加熱されることによって、より具体的にはヒートシール、超音波シール等のシール手段によって融着により形成できる。包装シート10が樹脂フィルムから形成されている又は樹脂フィルムを含む場合には、融着による接合部211、211、…の形成は、比較的簡便に行うことができ、また確実な接合が形成できるので、好ましい。なお、重ねられた包装シート10同士が厚み方向に加圧される手段であれば、接合部211、211、…を含む接合領域21は、接着剤を利用して形成してもよい。
図6に示す例では、接合部211、211、…は点状に散在していて、互いに離間して形成されているが、接合領域21全体の包装シート10が厚み方向に接合された形態とすることもできる。但し、離間した複数の接合部211、211、…であると、特に接合が溶着により形成される場合には、縁部15、15が過度に硬くなって個装吸収性物品100の手触りを損ねることを防止できる。
また、1つの接合部211の平面視形状は、図6に示すような正方形の他、正方形以外の四角形、四角形以外の多角形、円形若しくは楕円形、又はそれら以外の形状(星形、ハート形)等であってよい。接合領域21が複数の接合部211、211、…から構成されている場合、隣り合う接合部211、211、…同士の間隔は、長手方向D1で0.1~5.0mmであってよい。
非接合領域22は、接合領域21が長手方向D1に不連続になっている領域である。別言すると、非接合領域22は、接合領域21を長手方向D1に2つに分断している領域である。非接合領域22においては接合部211が形成されておらず、非接合領域22と一方の接合領域21との境界に接する接合部211と、非接合領域22と他方の接合領域21との境界に接する接合部211との間が、接合領域21内の接合部211同士の間隔より大きくなっている。
非接合領域22の長手方向D1の長さLは、非接合領域22の横方向D2の長さWの0.5~3倍であってよい。すなわち、L/Wが0.5~3であってよい。非接合領域22の長さLは、当該非接合領域22によって長手方向D1に2つに分断されている一方の接合領域21と、非接合領域22との境界に位置する接合部211と、もう一方の接合領域21と非接合領域22との境界に位置する接合部211との、長手方向D1の長さとすることができる。また、横方向D2の長さWは、接合領域21と非接合領域22との境界において、接合領域21の最も内側に位置する接合部211の内端から縁部15の最外端(包装シート10の横方向D2の外端)までの長さとすることができる。縁部15において、接合領域21が横方向D2の外端まで形成されているのであれば、非接合領域22の横方向D2の長さWは、接合領域21の横方向D2の長さであると言える。
非接合領域22の長手方向D1の長さLは、2~6mmであってよい。また、非接合領域22の横方向D2の長さWは、5~18mmであってよい。
非接合領域22は、個装吸収性物品100の縁部15の長手方向D1のいずれの箇所に形成されていてもよいが、特に図1及び図4に示されているように、個装吸収性物品100の長手方向D1の中央から第2折り線F2までの領域に形成されていると好ましく、第2折り線F2に近い位置に形成されているとより好ましい。図1~図4に示すように、包装シート10が内三つ折りにされている場合、第1折り線F1に近い部分に閉じ込められた空気は、最外側に位置する第1領域R1の内面に沿って長手方向D1に外部に排出されやすい傾向がある。その一方、第2領域R2と第3領域R3との間の空気は、長手方向D1に沿って外部に排出されにくく、特に第2折り線F2付近の空気は外部に排出されにくい。そのため、非接合領域22を第2折り線F2付近に形成しておくことで、個装吸収性物品100内部の空気を効率的に排出することができ、封止をより確実に形成するという効果を一層向上させることができる。
非接合領域22は、両縁部15、15にそれぞれ形成されているが(図1)、一方の縁部15のみに形成されていてもよい。また、1つの縁部15に形成される非接合領域22の数は1つに限られず、2以上あってもよい。
図7に、縁部の封止の変形例、すなわち接合領域21及び非接合領域22の変形例を示す。図7に示す接合領域21では、各接合部211の平面視形状は、長手方向D1に対して斜めに傾斜した四角形(平行四辺形)である。図7に示す例においても、接合領域21が不連続に形成され、すなわち非接合領域22が形成されている。すなわち、包装シート10同士が厚み方向に接合されていない領域が、横方向D2に沿った通路として形成されるので、個装吸収性物品100の内部の空気を外部へと横方向D2に容易に排出できる。
なお、上述においては、接合領域の形成と切断(図5)とを別々に行う形態について説明したが、切断工程は、接合領域の形成と同時に行ってもよい。例えば、ロール51の凸部51a、51a、…の表面に、カッタに加えて、接合領域21の接合部に対応する凹凸が形成されていて、ロール52の凸部52a、52a、…は凹凸のない表面を有していてよい。そして、ロール51の凸部51aとロール52の凸部52aとが押し合わされた際に、切断と同時に、直交方向Dvに沿った接合領域21が形成されるようになっていてよい。このように、切断と接合領域の形成とを同時に行う場合でも、縁部15に非接合領域22が設けられていることで、圧縮された空気による縁部15、15における封止の意図せぬ開きを防止でき、封止不良の発生を抑制できる。
また、本形態による構成の作用・効果は、切断工程においてのみならず、切断工程以外においても、長尺状包装シート10a又は包装シート10内に閉じ込められた空気が圧縮される工程であるならば、例えば接合領域の形成工程においても、得ることができる。さらには、個装吸収性物品100の製造後であっても、個装吸収性物品100に圧力が加わって内部の空気が急激に圧縮されるような状況でも、非接合領域22が設けられていることで、縁部15の封止が開いてしまうことを防止できる。
図8~10に、本形態の変形例として、吸収性物品1及び包装シート10を四つ折りして形成された個装吸収性物品200を示す。図8は、個装吸収性物品200の平面図であり、図9は、図8のIV-IV線断面図、図10は、図8のV-V線断面図である。個装吸収性物品200は四つ折りされていること以外、個装吸収性物品100(図1~図4)と同様の構成を有する。
個装吸収性物品200においても、第2領域R2が第2折り線F2にて折り畳まれた後で、第1領域R1が第1折り線F1にて、第2領域R2の外面に重なるように折り畳まれる。但し、個装吸収性物品200においては、第2領域R2が折り畳まれる前に、第2領域R2内の位置で、すなわち第2折り線F2第2端12との位置にある第3折り線F3にて折り畳まれる。このように3つの折り線にて折り畳まれている形態を製造する場合であっても、非接合領域22が設けられていることで、圧縮された空気が外部へ容易に抜けることができ、縁部15の封止を確実に形成することができる。すなわち、個装吸収性物品200における縁部15の封止の品質を高めることができる。
図11に、接合領域21のさらなる変形例を示す。図11に示す例の基本的な構成は、図6に示す構成と同様であるが、長手方向D1に間欠して配置された接合部211、211、…の列のうち、横方向D2で最も内側の列においては、当該最も内側の列より外側の接合部211、211、…の列に比べて、接合部211、211、…が長手方向D1に疎らに配置されている。このような構成では、個装吸収性物品の製造において、包装シート10若しくは長尺状包装シート10a(図5)に厚み方向に圧力が掛かった場合に、最も内側に配置された接合部211、211、…の列に沿って包装シート10が破れることを防止できる。
以上、本発明を実施形態に基づき説明したが、本発明はこれらの実施形態によって限定されるものではない。また、上記実施形態は、特許請求の範囲に記載された範囲内において、様々な変更、修正、置換、付加、削除、及び組合せ等が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に属する。上述した構成要素は任意に組合せが可能である。
1 吸収性物品
3 トップシート
4 吸収体
7 サイドシート
9 ズレ止め用粘着剤
10 包装シート
10a 長尺状包装シート
11 長手方向の第1端
12 長手方向の第2端
15 縁部
21 接合領域
211 接合部(融着部)
22 非接合領域
50 切断装置
51、52 ロール
100 個装吸収性物品
D1 包装シートの長手方向
D2 包装シートの横方向
F1 第1折り線
F2 第2折り線
F3 第3折り線
L 非接合領域の長手方向長さ
R1 第1領域
R2 第2領域
R3 第3領域
W 非接合領域の横方向長さ

Claims (6)

  1. 包装シートと、前記包装シートにより個装された吸収性物品とを含む個装吸収性物品であって、
    前記包装シートは、長手方向と前記長手方向に直交する横方向とを有し、
    前記包装シートは前記長手方向に折り畳まれ、前記横方向の縁部にそれぞれ、前記長手方向に沿って接合領域が形成され、
    前記縁部の少なくとも一方に、前記接合領域が前記長手方向に不連続となっている非接合領域が設けられている、個装吸収性物品。
  2. 前記非接合領域の平面視での前記長手方向の長さが、前記非接合領域の前記横方向の長さの0.5~3倍である、請求項1に記載の個装吸収性物品。
  3. 前記接合領域が、前記包装シート同士が接合されてなる複数の接合部を含む、請求項1又は2に記載の個装吸収性物品。
  4. 前記接合部が融着によって形成されている、請求項3に記載の個装吸収性物品。
  5. 前記包装シートが、前記長手方向の第1端を含む第1領域と、前記第1端の反対側の第2端を含む第2領域とを有し、
    前記第2領域が、前記横方向に沿った第2折り線で折り畳まれた後に、前記第1領域が、前記横方向に沿った第1折り線で折り畳まれており、
    前記非接合領域が、前記折り畳まれた状態で前記長手方向の中央より前記第2折り線に近い位置に形成されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の個装吸収性物品。
  6. 前記吸収性物品が、当該吸収性物品の裏面が前記包装シートの内面に対向するように配置されており、
    前記裏面に、前記横方向に延在する複数のズレ止め用粘着部が形成されている、請求項1から5のいずれか一項に記載の個装吸収性物品。
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