JP2023090323A - ワークの搬送方法、及びワーク搬送装置 - Google Patents

ワークの搬送方法、及びワーク搬送装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ワークの検査精度を高めることを可能にしたワークの搬送方法、及びワーク搬送装置を提供する。【解決手段】ワークの搬送方法は、ワークWを検査する検査部12において検査部搬送装置14を用いてワークWを搬送する検査部搬送工程を備える。ワークWの搬送方法における検査部搬送工程では、ワークWを検査する第1検査位置P1でワークWの搬送を一時的に停止させる。ワークWの搬送方法における検査部搬送工程では、ワークWを検査する第1検査位置P1でワークWの搬送速度を低下させてもよい。【選択図】図5

Description

本発明は、ワークの搬送方法、及びワーク搬送装置に関する。
従来、ガラス物品等のワークを検査する検査部では、ワークを搬送するワーク搬送装置が用いられている。例えば、特許文献1には、ワークを円弧状の搬送経路で搬送するワーク搬送装置が開示されている。
特開2018-017547号公報
上記のように、ワークを搬送する搬送装置を用いてワークを検査する場合、例えば、ワークの検査精度をより高めるという観点で未だ改善の余地がある。
本発明の目的は、ワークの検査精度を高めることを可能にしたワークの搬送方法、及びワーク搬送装置を提供することにある。
上記課題を解決するワークの搬送方法は、ワークを検査する検査部において前記ワークを搬送する検査部搬送工程を備えるワークの搬送方法であって、前記検査部搬送工程は、前記ワークを検査する検査位置で前記ワークの搬送速度を低下させる、又は前記ワークを検査する検査位置で前記ワークの搬送を一時的に停止させる。この方法によれば、上記の検査部搬送工程を備えるため、より低速で搬送されるワーク、又は搬送を一時的に停止したワークを検査部の検査位置で高精度で検査することが可能となる。
上記ワークの搬送方法は、前記検査部にコンベア装置を用いて前記ワークを連続的に搬入する搬入工程をさらに備え、前記検査部搬送工程では、前記搬入工程における前記ワークの搬入速度よりも前記検査位置までの前記ワークの搬送速度を速くしてもよい。この方法によれば、上記のような検査部搬送工程でワークを搬送する場合であっても、搬入工程におけるワークの搬入速度を所定の速度以上に維持することが可能となる。
上記ワークの搬送方法において、前記コンベア装置、及び前記検査部搬送装置は、複数の前記ワークを支持する支持部をそれぞれ有し、前記コンベア装置における複数の前記支持部の間隔は、前記検査部搬送装置における複数の前記支持部の間隔よりも狭くてもよい。この方法によれば、例えば、コンベア装置における複数の支持部において一つおきにワークを支持させて複数のワークを搬送した場合であっても、検査部に搬入するワークの搬入速度を所定の速度以上に維持することが容易となる。
上記ワークの搬送方法において、前記検査部搬送装置は、前記検査位置に対応して配置され、前記ワークを保持する保持部と、前記ワークを前記保持部に搬入するとともに前記保持部から前記ワークを搬出するワーク移載装置と、を備え、前記検査部搬送工程では、前記ワークを検査する検査位置で前記ワークの搬送を一時的に停止させてもよい。例えば、このようなワーク移載装置によりワークを保持部に保持させることで、上記検査位置でワークの搬送を容易に停止させることができる。
上記ワークの搬送方法において、前記ワーク移載装置は、前記ワークを支持する移載用支持部材を有し、前記移載用支持部材は、平行クランク機構により動作されてもよい。この方法によれば、比較的簡素な構造でワークを移載することが可能となる。
上記ワークの搬送方法において、前記検査部搬送工程は、前記平行クランク機構の動作を停止する停止段階を含んでもよい。この方法によれば、ワーク移載装置の動作のタイミングを容易に調整することができる。例えば、ワークの搬送を検査位置で一時的に停止する停止時間を容易に調整することが可能となる。
上記ワークの搬送方法において、前記検査部搬送装置は、円弧状の搬送経路で前記ワークを搬送してもよい。例えば、このような検査部搬送装置を用いて、ワークを検査する検査位置でワークの搬送速度を低下させることができる。
上記ワークの搬送方法において、前記ワークは、長尺状のワークであり、前記ワークの長手方向が搬送方向と直交する姿勢で搬送されてもよい。例えば、このような長尺状のワークを、上記検査部搬送装置を用いて搬送することができる。
ワーク搬送装置は、ワークを検査する検査部において前記ワークを搬送する検査部搬送装置を備えるワーク搬送装置であって、前記検査部搬送装置は、前記ワークを検査する検査位置で前記ワークの搬送速度を低下させる、又は前記ワークを検査する検査位置で前記ワークの搬送を一時的に停止させる。
本発明は、ワークの検査精度を高めることを可能にするという効果を発揮する。
図1は、第1実施形態におけるワーク搬送装置を示す概略平面図である。 図2は、図1の2-2線に沿った断面図である。 図3は、ワーク搬送装置の動作を説明する説明図である。 図4は、ワーク搬送装置の動作を説明する説明図である。 図5は、ワーク搬送装置の動作を説明する説明図である。 図6は、第2実施形態におけるワーク搬送装置を示す概略図である。
(第1実施形態)
以下、ワーク搬送装置、及びワークの搬送方法の第1実施形態について図面を参照して説明する。なお、図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張又は簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率についても、実際と異なる場合がある。
<ワーク搬送装置の概要>
図1及び図2に示すように、ワーク搬送装置11は、ワークWを検査する検査部12と、検査部12にワークWを搬入する第1コンベア装置13とを備えている。ワーク搬送装置11は、検査部12でワークWを搬送する検査部搬送装置14をさらに備えている。本実施形態のワーク搬送装置11は、検査部12から搬出されるワークWを搬送する第2コンベア装置15をさらに備えている。図2に示すように、ワーク搬送装置11は、制御部16をさらに備えている。
図1に示すように、本実施形態のワークWは、長尺状のワークWであり、長手方向の両端となる第1端Waと第2端Wbとを有している。ワーク搬送装置11は、平面視でワークWの長手方向が搬送方向に直交する姿勢でワークWを搬送する。詳述すると、本実施形態のワークWは、管ガラスである。ワーク搬送装置11は、管ガラスの管軸方向が搬送方向に直交する姿勢で管ガラスを搬送する。図面に示すX方向が搬送方向であり、図面に示すY軸がワークWの長手方向に沿った方向、すなわち管ガラスの管軸に沿った方向であり、Z軸が上下方向に沿った方向である。
<検査部>
図2~図5に示すように、本実施形態の検査部12は、第1撮像装置12a、第2撮像装置12b、及び第3撮像装置12cを備えている。第1撮像装置12a、第2撮像装置12b、及び第3撮像装置12cは、ワークWの搬送方向の上流側から順に配置されている。
図5に示すように、検査部12では、所定の検査位置に配置されたワークWが検査される。第1撮像装置12aで撮像されるワークWは、第1検査位置P1に配置されている。第2撮像装置12bで撮像されるワークWは、第2検査位置P2に配置されている。第3撮像装置12cで撮像されるワークWは、第3検査位置P3に配置されている。
第1撮像装置12a、第2撮像装置12b、及び第3撮像装置12cは、ワークWを検査するためのワークWの画像を取得する。ワークWの検査項目としては、例えば、ワークWの端部の形状欠陥の検査、ワークWの清浄性の検査等が挙げられる。撮像装置としては、例えば、CCDやCMOS等の撮像素子を備えたカメラを用いることができる。検査部12は、例えば、撮像装置と向かい合う位置に設置された照明装置を備えていてもよい。
<第1コンベア装置>
図1及び図2に示すように、ワーク搬送装置11の第1コンベア装置13は、検査部12の上流側に配置されている。第1コンベア装置13は、ワークWの第1端Wa側と第2端Wb側のそれぞれに対応して一対設けられている。図2に示すように、第1コンベア装置13は、無端状の第1ベルト部13aと、第1ベルト部13aに設けられた複数の第1支持部13bとを備えている。一対の第1コンベア装置13は、平面視でワークWの長手方向が搬送方向に直交する姿勢となるようにワークWを搬送する。本実施形態の第1コンベア装置13は、検査部12に一定の速度でワークWを連続的に搬入する。
<検査部搬送装置>
図1に示すように、ワーク搬送装置11の検査部搬送装置14は、ワークWの第1端Wa側と第2端Wb側のそれぞれに対応して一対設けられている。図5に示すように、ワーク搬送装置11の検査部搬送装置14は、第1検査位置P1、第2検査位置P2及び第3検査位置P3でワークWの搬送を一時的に停止させる。また、検査部搬送装置14は、ワークWを検査する第1検査位置P1までのワークWの搬送速度を第1コンベア装置13におけるワークWの搬入速度よりも速くする。
図1~図5に示すように、本実施形態の検査部搬送装置14は、ワークWを保持する保持部17と、ワークWを保持部17に搬入するとともに保持部17からワークWを搬出するワーク移載装置18を備えている。保持部17は、第1保持部17aと、17aの下流側に配置される第2保持部17bとを有している。第2保持部17bは、ワークWを検査する検査位置に対応して配置されている。
第1保持部17aは、ワークWを静止した状態で保持する。第2保持部17bは、検査位置のワークWを転動させる転動機構を有している。詳述すると、第2保持部17bは、複数の回転体から構成され、隣り合う回転体で保持されるワークWは、ワークWの軸線回りに回転される。本実施形態のワークWである管ガラスは、管軸回りに回転される。
図2~図5に示すように、ワーク移載装置18は、ワークWを支持する移載用支持部材18aを有している。移載用支持部材18aは、平行クランク機構により動作される。詳述すると、ワーク移載装置18は、一対の回転軸18bと、一対の回転軸18bの少なくとも一方を回転駆動させる駆動部18cとを有している。また、ワーク移載装置18は、一対の回転軸18bにより回転される一対のアーム部18dと、アーム部18dと移載用支持部材18aとを回転可能に連結する一対の連結部18eとを有している。
このように検査部搬送装置14は、平行クランク機構の動作により、検査部12のワークWを搬送する。検査部搬送装置14は、平行クランク機構の動作を停止する停止段階を含んでワークWを搬送することが好ましい。
ワーク移載装置18の移載用支持部材18aは、複数のワークWを支持するように構成されている。詳述すると、図1及び図2に示すように、移載用支持部材18aは、ワークWを支持する移載用支持部19を複数有している。また、ワーク移載装置18の第2保持部17bは、第1検査位置P1、第2検査位置P2等の複数の検査位置に対応した複数のワークWを保持するように構成されている。
上述した第1コンベア装置13における複数の第1支持部13bの間隔は、移載用支持部材18aにおける複数の移載用支持部19の間隔よりも狭い。
<第2コンベア装置>
図1及び図2に示すように、ワーク搬送装置11の第2コンベア装置15は、検査部12の下流側に配置されている。第2コンベア装置15は、検査部搬送装置14により搬出されるワークWを搬送する。第2コンベア装置15についても第1コンベア装置13と同様に、ワークWの第1端Wa側と第2端Wb側のそれぞれに対応して一対設けられている。図2に示すように、第2コンベア装置15は、無端状の第2ベルト部15aと、第2ベルト部15aに設けられた複数の第2支持部15bとを備えている。一対の第2コンベア装置15は、平面視でワークWの長手方向が搬送方向に直交する姿勢となるようにワークWを搬送する。本実施形態の第2コンベア装置15は、検査部12で検査が完了したワークWを選別装置20に搬送する。選別装置20は、例えば、不良品のガラス管を良品のガラス管の搬送経路から脱離させる選別機構を備えている。
<制御部>
制御部16は、第1撮像装置12a、第2撮像装置12b、及び第3撮像装置12cで取得した画像に基づきワークWの状態が異常か否かを判定する。第1撮像装置12a、第2撮像装置12b、及び第3撮像装置12cは、例えば、ワークWの端部、ワークWの外周面等の画像を取得する。制御部16は、例えば、画像処理部と、記憶部等を備えている。画像処理部は、例えば、ワークWを含む画像の二値化処理や輝度の補正処理等の画像処理を必要に応じて行うように構成することができる。記憶部には、例えば、正常なワークWの画像や、輝度値等の閾値を予め記憶させることができる。制御部16は、図示を省略したプロセッサ、メモリ、ソフトウェア、画像表示装置等により構成することができる。
制御部16におけるワークWの状態の判定は、例えば、記憶部に予め記憶させた正常なワークWの画像に基づく閾値と、画像処理部で得られた実際の画像に基づく値とを対比することで行うことができる。制御部16の上記判定は、深層学習(ディープラーニング)による学習で構築された学習モデルを用いて、ワークWの状態が異常か否かを判定するように構成することもできる。学習モデルは、例えば、ニューラルネットワークモデル等の人工知能(AI)モデルが挙げられる。制御部16における判定結果に基づいて、選別装置20は、良品のワークと不良品のワークとを選別する。
<ワークの搬送方法>
次に、ワークWの搬送方法について主な作用とともに説明する。
図2に示すように、ワークWの搬送方法は、ワークWを検査する検査部12に第1コンベア装置13を用いてワークWを連続的に搬入する搬入工程を備えている。また、図2~図5に示すように、ワークWの搬送方法は、検査部搬送装置14を用いて検査部12のワークWを搬送する検査部搬送工程を備えている。
本実施形態の検査部搬送工程は、例えば、ワークWを検査する第1検査位置P1でワークWの搬送を一時的に停止させている。詳述すると、例えば、第1検査位置P1には、ワークWを所定の位置で保持する第2保持部17bが配置されている。第2保持部17bにワークWが保持されることで、ワークWの搬送を第1検査位置P1で一時的に停止した状態でワークWを検査することが可能となる。第2検査位置P2及び第3検査位置P3においてもそれぞれワークWを一時的に停止した状態でワークWを検査することができる。第1検査位置P1で検査されたワークWは、第2検査位置P2及び第3検査位置P3において順次検査される。
このようにワークWの搬送方法では、例えば、第1検査位置P1で搬送を一時的に停止した状態のワークWを高精度で検査することが可能となる。これにより、ワークWの検査精度を高めることが可能となる。
検査部搬送工程では、搬入工程におけるワークWの搬入速度よりも、ワークWを検査する第1検査位置P1までのワークWの搬送速度を速くする。この方法によれば、上記のような検査部搬送工程でワークWを搬送する場合であっても、搬入工程におけるワークWの搬入速度を所定の速度以上に維持することが可能となる。また、検査部搬送工程では、ワークWを検査する第1検査位置P1までのワークWの搬送速度をより速めることで、例えば、第1検査位置P1におけるワークWの停止時間をより長く確保することが可能となる。
検査部搬送工程では、平行クランク機構により動作される移載用支持部材18aを用いている。検査部搬送工程では、平行クランク機構の動作を停止する停止段階を含むことが好ましい。この場合、ワーク移載装置18の動作のタイミングを容易に調整することができる。例えば、ワークWの搬送を第1検査位置P1で一時的に停止する停止時間を容易に調整することが可能となる。
次に、第1実施形態の作用及び効果について説明する。
(1-1)ワークWの搬送方法は、検査部搬送装置14を用いて検査部12のワークWを搬送する検査部搬送工程を備えている。検査部搬送工程は、例えば、ワークWを検査する第1検査位置P1でワークWの搬送を一時的に停止させている。この方法によれば、例えば、第1検査位置P1におけるワークWの検査精度を高めることが可能となる。
(1-2)ワークWの搬送方法は、検査部12に第1コンベア装置13を用いてワークWを連続的に搬入する搬入工程をさらに備えている。検査部搬送工程では、搬入工程におけるワークWの搬入速度よりも第1検査位置P1までのワークWの搬送速度を速くしている。この場合、上記のような検査部搬送工程でワークWを搬送する場合であっても、搬入工程におけるワークWの搬入速度を所定の速度以上に維持することが可能となる。従って、ワークWの搬送効率の低下を抑えることが可能となる。
(1-3)第1コンベア装置13における複数の第1支持部13bは、例えば、ワークWの外形寸法に応じて選択して用いることもできる。例えば、ワークWの外形寸法が比較的大きい場合、第1コンベア装置13における複数の第1支持部13bにおいて一つおきにワークWを支持させることで、隣り合うワークWの接触を回避することが可能となる。
上記実施形態では、第1コンベア装置13における複数の第1支持部13bの間隔は、検査部搬送装置14における移載用支持部19の間隔よりも狭い。このように複数の第1支持部13bの間隔を設定することで、例えば、複数の第1支持部13bを一つおきに用いた場合であっても、検査部12に搬入するワークWの搬入速度を所定の速度以上に維持することが容易となる。なお、第1支持部13b及び移載用支持部19の数は、3つ以上であり、好ましくは、4つ以上、さらに好ましくは、5つ以上である。
(1-4)検査部搬送装置14は、第2保持部17bとワーク移載装置18とを備えている。この場合、ワーク移載装置18によりワークWを第2保持部17bに保持させることで、例えば、第1検査位置P1でワークWの搬送を容易に停止させることができる。
(1-5)ワーク移載装置18は、ワークWを支持する移載用支持部材18aを有している。移載用支持部材18aは、平行クランク機構により動作される。この場合、比較的簡素な構造でワークWを移載することが可能となる。
(1-6)検査部搬送工程は、ワーク移載装置18の平行クランク機構の動作を停止する停止段階を含むことが好ましい。この場合、ワーク移載装置18の動作のタイミングを容易に調整することができる。例えば、ワークWの搬送を第1検査位置P1で一時的に停止する停止時間を容易に調整することが可能となる。
(1-7)ワークWの搬送方法で搬送するワークWは、長尺状のワークWであり、ワークWは、ワークWの長手方向が搬送方向と直交する姿勢で搬送される。例えば、このような長尺状のワークWの検査精度を高めることができる。
(1-8)ワーク移載装置18の移載用支持部材18aは、複数のワークWを支持するように構成されている。ワーク移載装置18の第2保持部17bは、複数の検査位置(第1検査位置P1、第2検査位置P2等)に対応した複数のワークWを保持するように構成されている。この場合、例えば、検査部12で複数のワークWを同時に検査することが可能となる。また、例えば、一つのワークWに対して複数種の検査を行うことができる。
(1-9)検査部搬送装置14の第2保持部17bは、例えば、第1検査位置P1のワークWを転動させる転動機構を備えている。この場合、ワークWの外周に沿った検査を容易に行うことができる。
(第2実施形態)
ワーク搬送装置11、及びワークWの搬送方法の第2実施形態について第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
図6に示すように、第2実施形態のワーク搬送装置11は、検査部12にワークWを搬入するとともに検査部12からワークWを搬出する第3コンベア装置21を備えている。第3コンベア装置21は、無端状の第3ベルト部21aと、第3ベルト部21aに設けられた複数の第3支持部21bとを備えている。
ワーク搬送装置11は、ワークWを円弧状の搬送経路で搬送する回転機構を有する検査部搬送装置22を備えている。この検査部搬送装置22は、ワークWを軸線回りに回転可能に支持するローラ23を複数備えている。ワークWは、隣り合うローラ23により構成される支持部に支持される。図6に示す一例では、各ローラ23は反時計回りに自転する。このとき、ローラ23群の全体は、時計回り方向に円弧軌道で周回する。検査部搬送装置22は、複数のワークWを軸線回りで時計回り方向に回転させながら、時計回り方向に円弧軌道で順次搬送する。
検査部搬送装置22について詳述すると、各ローラ23は、検査部搬送装置22の側方視で略円形に構成されるベース機構部24の外周部に回転可能に設けられている。検査部搬送装置22のベース機構部24を駆動部25によって回転することで、ローラ23群を周回することができる。このように構成された検査部搬送装置22は、上方に凸となる円弧状の搬送経路(円弧軌道)を有している。
また、各ローラ23は、伝達スプロケット、ギヤ等の動力伝達部26を備え、回転駆動されるサブ機構部27から伝達される動力により回転する。サブ機構部27は、ベース機構部24の駆動部25とは異なる駆動部28によって回転する。これにより、ローラ23は、上述したように自転する。このように第2実施形態の検査部搬送装置22についても、例えば、第1検査位置P1のワークWを転動させる転動機構を備えている。
次に、ワーク搬送装置11におけるワークWの搬送速度の設定の一例について説明する。
ワーク搬送装置11は、第3コンベア装置21により第1搬送速度S1でワークWを搬送する第1搬送領域R1を有する。また、ワーク搬送装置11の検査部12は、第2搬送速度S2でワークWを搬送する第2搬送領域R2と、第3搬送速度S3でワークWを搬送する第3搬送領域R3とを有する。第2搬送領域R2は、検査部12の上流端から第1検査位置P1の付近まで領域、第1検査位置P1付近から第2検査位置P2付近までの領域、及び第2検査位置P2付近から第3検査位置P3付近までの領域である。第3搬送領域R3は、第1検査位置P1、第2検査位置P2、第3検査位置P3等をそれぞれ通過する領域である。
第1搬送速度S1、第2搬送速度S2、及び第3搬送速度S3は、以下の関係式(1)を満たす。
S3<S1<S2・・・(1)
このように第2実施形態の検査部搬送工程では、例えば、第1検査位置P1でワークWの搬送速度を低下させる。また、第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、検査部搬送工程では、第1検査位置P1までのワークWの搬送速度を搬入工程におけるワークWの搬入速度よりも速くする。
次に、第2実施形態の作用及び効果について説明する。
(2-1)検査部搬送工程では、例えば、第1検査位置P1でワークWの搬送速度を低下させている。このため、第1検査位置P1で搬送速度が低下されたワークWを高精度で検査することが可能となる。従って、第1検査位置P1におけるワークWの検査精度を高めることが可能となる。
(2-2)ワークWの搬送方法は、検査部12に第3コンベア装置21を用いてワークWを連続的に搬入する搬入工程をさらに備えている。検査部搬送工程では、搬入工程におけるワークWの搬入速度よりも第1検査位置P1までのワークWの搬送速度を速くしている。この場合、上記のような検査部搬送工程でワークWを搬送する場合であっても、搬入工程におけるワークWの搬入速度を所定の速度以上に維持することが可能となる。従って、ワークWの搬送効率の低下を抑えることが可能となる。
(2-3)第3コンベア装置21は、複数の第3支持部21bを有している。検査部搬送装置22は、隣り合うローラ23により構成される支持部を複数有している。第3支持部21bの間隔は、検査部搬送装置22の支持部の間隔よりも狭い。この場合、第1実施形態の(1-3)欄で述べた効果と同様の効果が得られる。なお、第3コンベア装置21の第3支持部21b及び検査部搬送装置22の支持部の数は、3つ以上であり、好ましくは、4つ以上、さらに好ましくは、5つ以上である。
(2-4)第2実施形態においても、第1実施形態の(1-7)~(1-9)欄に記載の効果と同様の効果を得ることができる。
<変更例>
上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・長尺状のワークWの断面形状は、円形状に限定されず、例えば、楕円形状、多角形状等であってもよい。
・ワークWの全体形状は、長尺状に限定されず、例えば、球状、多角形状等であってもよい。
・ワークWの材料は、ガラスに限定されず、例えば、金属、樹脂、セラミックス等であってもよい。
・第1実施形態のワーク移載装置18において、検査部搬送装置14の移載用支持部材18aは、平行クランク機構以外の機構により動作するものであってもよい。移載用支持部材18aは、例えば、ロボットアームにより動作するように変更することもできる。
・第2実施形態の検査部搬送装置22において、検査部搬送装置22を水平方向に延びる搬送経路で搬送する搬送装置に変更してもよい。
・第2実施形態の検査部搬送装置22は、ワークWを検査する検査位置でワークWの搬送を一時的に停止させることも可能である。すなわち、ワークWの搬送方法において、ワークWを検査する検査位置でワークWの搬送を一時的に停止させる検査部搬送工程は、第2実施形態の検査部搬送装置22を用いて行うこともできる。
・第1実施形態において、第1コンベア装置13における複数の第1支持部13bの間隔は、検査部搬送装置14における複数の移載用支持部19の間隔よりも広くてもよいし、同じであってもよい。また、第2コンベア装置15における複数の第2支持部15bの間隔についても適宜変更することができる。
・第2実施形態において、第3コンベア装置21における第3支持部21bの間隔は、検査部搬送装置22において隣り合うローラ23で構成されるワークWの支持部の間隔よりも広くてもよいし、同じであってもよい。
・第1実施形態において、検査部搬送装置14の移載用支持部材18aが支持するワークWの数、第2保持部17bが保持するワークWの数は、単数であってもよい。第1実施形態における第1コンベア装置13の第1支持部13bの数、第2コンベア装置15の第2支持部15bの数は、単数であってもよい。
・第2実施形態において、検査部搬送装置22が支持するワークWの数は、単数であってもよい。第2実施形態における第3コンベアの第3支持部21bの数は、単数であってもよい。
・第1実施形態及び第2実施形態において、検査部搬送工程における第1検査位置P1までのワークWの搬送速度と、搬入工程におけるワークWの搬入速度とを同じ速度に変更してもよい。すなわち、搬入工程におけるワークWの搬入速度は、検査部搬送工程におけるワークWの搬送速度に合わせるように変更すればよい。
・第1実施形態及び第2実施形態において、ワーク搬送装置11の検査部搬送装置14,22は、搬送方向に直交する方向に沿って一対配置されているが、検査部搬送装置14,22の数は、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
・第1実施形態において、ワーク搬送装置11の第1コンベア装置13は、搬送方向に直交する方向に沿って一対配置されているが、第1コンベア装置13の数は、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。ワーク搬送装置11の第2コンベア装置15の数についても、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
・第2実施形態において、ワーク搬送装置11の第3コンベア装置21は、搬送方向に直交する方向に沿って一対配置されているが、第3コンベア装置21の数は、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
・検査部12における第1検査位置P1、第2検査位置P2、及び第3検査位置P3では、ワークWの画像を用いた検査を行っているが、撮像装置以外の検査装置を用いる検査や目視による検査を行ってもよい。
・検査部12における検査位置の数は、3つ以外の複数であってもよいし、単数であってもよい。
11…ワーク搬送装置
12…検査部
13…第1コンベア装置
13b…第1支持部
14,22…検査部搬送装置
17b…第2保持部
18…ワーク移載装置
18a…移載用支持部材
19…移載用支持部
21…第3コンベア装置
21b…第3支持部
P1…第1検査位置
P2…第2検査位置
P3…第3検査位置
W…ワーク

Claims (9)

  1. ワークを検査する検査部において検査部搬送装置を用いて前記ワークを搬送する検査部搬送工程を備えるワークの搬送方法であって、
    前記検査部搬送工程では、前記ワークを検査する検査位置で前記ワークの搬送速度を低下させる、又は前記ワークを検査する検査位置で前記ワークの搬送を一時的に停止させる、ワークの搬送方法。
  2. 前記検査部にコンベア装置を用いて前記ワークを連続的に搬入する搬入工程をさらに備え、
    前記検査部搬送工程では、前記搬入工程における前記ワークの搬入速度よりも前記検査位置までの前記ワークの搬送速度を速くする、請求項1に記載のワークの搬送方法。
  3. 前記コンベア装置、及び前記検査部搬送装置は、複数の前記ワークを支持する支持部をそれぞれ有し、
    前記コンベア装置における複数の前記支持部の間隔は、前記検査部搬送装置における複数の前記支持部の間隔よりも狭い、請求項2に記載のワークの搬送方法。
  4. 前記検査部搬送装置は、前記検査位置に対応して配置され、前記ワークを保持する保持部と、
    前記ワークを前記保持部に搬入するとともに前記保持部から前記ワークを搬出するワーク移載装置と、を備え、
    前記検査部搬送工程では、前記ワークを検査する検査位置で前記ワークの搬送を一時的に停止させる、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のワークの搬送方法。
  5. 前記ワーク移載装置は、前記ワークを支持する移載用支持部材を有し、
    前記移載用支持部材は、平行クランク機構により動作される、請求項4に記載のワークの搬送方法。
  6. 前記検査部搬送工程は、前記平行クランク機構の動作を停止する停止段階を含む、請求項5に記載のワークの搬送方法。
  7. 前記検査部搬送装置は、円弧状の搬送経路で前記ワークを搬送する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のワークの搬送方法。
  8. 前記ワークは、長尺状のワークであり、前記ワークの長手方向が搬送方向と直交する姿勢で搬送される、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のワークの搬送方法。
  9. ワークを検査する検査部において前記ワークを搬送する検査部搬送装置を備えるワーク搬送装置であって、
    前記検査部搬送装置は、前記ワークを検査する検査位置で前記ワークの搬送速度を低下させる、又は前記ワークを検査する検査位置で前記ワークの搬送を一時的に停止させる、ワーク搬送装置。
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