JP2023085148A - インレットボックス - Google Patents

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Abstract

Figure 2023085148000001
【課題】シール性に優れたシール部を有するインレットボックスを提供する。
【解決手段】開口部3の内周縁のシール面5との対向位置に設けられ、シール面5との間を全周にわたってシールするシール部12を備え、シール部12は、周方向にわたってシール面5へ向かって突設されてシール面5に密着する外周リップ部41と、外周リップ部41よりも内周側において、周方向にわたってシール面5へ向かって突設されてシール面5に密着する内周リップ部42と、を有し、外周リップ部41と内周リップ部42との間には、シール面5、外周リップ部41及び内周リップ部42によって形成される内側空間部S1と、シール面5に対して反対側に隙間をあけて配置されるリッド20の蓋体31との間の外側空間部S2と、を連通する水抜き孔45が形成されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、インレットボックスに関する。
自動車等の車両の給油口には、給油口を開閉させるリッド装置が取り付けられる。このリッド装置は、車体側パネルに形成された取付穴に取り付けられるフューエルインレットボックスを有している。
特許文献1には、取付穴の周縁部の取付面に対してシールするリング形状のシール部材がフューエルインレットボックスに設けられ、このシール部材が二つのリップ部を有することが示されている。
特開2014-69595号公報
上記の特許文献1に記載のフューエルインレットボックスのように、二重のリップ部を有するシール部材を備えれば、車体側パネルとのシール性を高めることができ、例えば、洗車時においても、シール部材によるシール箇所を超えた水の浸入が抑えられる。
しかし、リップ部を二重にしても、それぞれのリップ部を取付面に対して均一に押圧させることは難しい。例えば、外周側のリップ部による押圧力が高くなると、その分内周側のリップ部による押圧力が低くなることがある。この場合、外周側のリップ部を超えてリップ部同士の間に入り込んだ水が増え、水圧が上昇すると、内周側のリップ部を超えて内側に入り込むおそれがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、シール性に優れたシール部を有するインレットボックスを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るインレットボックスは、下記(1)~(5)を特徴としている。
(1) 車体パネルに形成された開口部に嵌め込まれて装着されるインレットボックスであって、
前記開口部の内周縁のシール面との対向位置に設けられ、前記シール面との間を全周にわたってシールするシール部を備え、
前記シール部は、
周方向にわたって前記シール面へ向かって突設されて前記シール面に密着する第1リップ部と、
前記第1リップ部よりも内周側において、周方向にわたって前記シール面へ向かって突設されて前記シール面に密着する第2リップ部と、
を有し、
前記第1リップ部と前記第2リップ部との間には、前記シール面、前記第1リップ部及び前記第2リップ部によって形成される内側空間部と、前記シール面に対して反対側に隙間をあけて配置されるリッドとの間の外側空間部と、を連通する水抜き孔が形成されている、
インレットボックス。
上記(1)の構成のインレットボックスによれば、車体パネルに対して第1リップ部と第2リップ部とによって二重にシールすることにより、良好なシール状態を得ることができる。
しかも、高圧洗浄機等によって洗車する際に、第1リップ部を超えてシール面、第1リップ部及び第2リップ部によって形成される内側空間部に水が浸入しても、この水は内側空間部から水抜き孔を通して外側空間部へ排出される。これにより、内側空間部に入り込んだ水が第2リップ部を超えて車体パネルの開口部へ浸入するのを抑えることができる。
(2) 前記開口部への装着方向に沿う断面視において、
前記水抜き孔は、前記第2リップ部の延在方向に沿って形成されている、
上記(1)に記載のインレットボックス。
上記(2)の構成のインレットボックスによれば、内部空間部内の水を第2リップ部に沿って円滑に水抜き孔へ誘導して排出させることができる。
(3) 前記水抜き孔における前記外側空間部側の開口端からなる排水口の周囲には、前記外側空間部へ入り込む水を前記リッド側へ誘導する段差部が形成されている、
上記(1)または(2)に記載のインレットボックス。
上記(3)の構成のインレットボックスによれば、洗車時にインレットボックスのフランジ部とリッドとの間の外側空間部に水が吹き込んでも、この水を、排水口の周囲に形成された段差部によってリッド側へ誘導することができる。これにより、排水口から水抜き孔内に水が入り込むのが抑えられる。
(4) 前記水抜き孔における外側空間部側の開口端からなる排水口は、前記リッドの内側における前記リッドとの対向位置に配置される、
上記(1)から(3)のいずれかに記載のインレットボックス。
上記(4)の構成のインレットボックスによれば、リッドによって、車両に吹き付けられる水が排水口へ直接当たるのを防ぎ、排水口から水抜き孔へ水が浸入するのを抑えることができる。
(5) 前記車体パネルの前記開口部への装着状態において、前記水抜き孔が下方に配置される、
上記(1)から(4)のいずれかに記載のインレットボックス。
上記(5)の構成のインレットボックスによれば、内側空間部内の水を下方に配置された水抜き孔から円滑に排出させることができる。
本発明によれば、シール性に優れたシール部を有するインレットボックスを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、車体パネルの開口部に装着された本実施形態に係るインレットボックスの斜視図である。 図2は、車体パネルの開口部に装着されたリッド装置の斜視図である。 図3は、図2におけるA-A断面図である。 図4は、図2におけるB-B断面図である。 図5は、車体パネルの開口部に装着されたリッド装置を鉛直方向に沿って断面視した斜視図である。 図6は、図5におけるC部拡大図である。 図7は、図3におけるD部拡大図である。 図8は、図1におけるE部拡大図である。 図9は、参考例に係るシール部を示す図であって、シール部の一部の鉛直方向に沿う断面図である。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
図1は、車体パネルの開口部に装着された本実施形態に係るインレットボックスの斜視図である。図2は、車体パネルの開口部に装着されたリッド装置の斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係るインレットボックス10は、自動車等の車両におけるリアフェンダなどの車体パネル2に設けられた開口部3に装着される。開口部3は、例えば、給油口または給電口として車両に設けられる。
図2に示すように、インレットボックス10には、リッド20が組付けられ、このリッド20とともにリッド装置1を構成する。リッド装置1は、リッド20によって開口部3を開閉させるもので、ユーザは、開口部3が開いた状態で車両への給油作業または給電作業を行い、給油作業または給電作業の終了後にリッド装置1のリッド20によって開口部3を閉鎖させる。
リッド装置1は、開口部3を閉じた状態でリッド20をロックするロック機構(図示略)を有しており、例えば、車室内のオープナを操作したり、車両のドアロックの解除操作に連動してリッド20のロックが解除されて開閉可能となる。リッド装置1では、ロックが解除された状態でリッド20の表面を押し込むことにより、プッシュリフタ(図示略)によってリッド20が一定量押上げられる。
図3は、図2におけるA-A断面図である。図4は、図2におけるB-B断面図である。
図3及び図4に示すように、車体パネル2に形成された開口部3は、その内周縁が内側へ凹むように段差4を有している。そして、この段差4を有する部分が全周にわたってシール面5とされている。
インレットボックス10は、例えば、合成樹脂から成形されたもので、筒状に形成されており、車体パネル2に対して、開口部3の外側から嵌め込まれて装着される。インレットボックス10は、開口部3への装着側と反対側にフランジ部11を有している。このフランジ部11には、シール面5との間をシールするシール部12が設けられている。
また、インレットボックス10は、一側部に、外側へ張り出すアーム収容室13を有している。さらに、インレットボックス10は、他側部側に、プッシュリフタが装着されるプッシュリフタ装着部14を有している。
リッド20は、支持体21と、蓋体31とを有している。支持体21は、本体部22と、アーム部23とを有している。本体部22は、略板状に形成されており、この本体部22におけるインレットボックス10への組付け側と反対側の前面側に蓋体31が取り付けられる。アーム部23は、本体部22の一側部に一体に連設されている。アーム部23は、本体部22から斜め後方へ延在され、先端部分が前方側へ湾曲されている。
支持体21は、インレットボックス10の前方側からアーム部23を挿し込んでアーム収容室13内に収容させるようにインレットボックス10に組付けられる。そして、この支持体21は、アーム収容室13に収容されたアーム部23の先端部分が回動軸24によって回動可能に支持される。これにより、インレットボックス10のフランジ部11が設けられた開口側に対してリッド20が開閉可能とされている。
図5は、車体パネルの開口部に装着されたリッド装置を鉛直方向に沿って断面視した斜視図である。図6は、図5におけるC部拡大図である。図7は、図3におけるD部拡大図である。
図5~図7に示すように、インレットボックス10のフランジ部11に設けられたシール部12は、車体パネル2の開口部3にインレットボックス10を嵌め込んで装着した状態で、シール面5に対向配置される。このシール部12は、例えば、インレットボックス10を成形する際に、2色成形によって成形されたもので、弾性を有する樹脂材料によって成形されている。このシール部12は、外周リップ部(第1リップ部)41及び内周リップ部(第2リップ部)42を有している。外周リップ部41及び内周リップ部42は、それぞれインレットボックス10のフランジ部11に、周方向にわたって成形されている。なお、シール部12は、2色成形に限らず、別途に成形してインレットボックス10に取り付けてもよい。
断面視において、外周リップ部41は、径方向外方へ延在され、内周リップ部42は、車体パネル2へのインレットボックス10の装着方向(図5における矢印Diの方向)へ向かって径方向外方へ傾斜する方向へ延在されている。そして、車体パネル2へのインレットボックス10の装着状態において、外周リップ部41及び内周リップ部42は、先端部分がシール面5に押し付けられる。これにより、外周リップ部41及び内周リップ部42は、弾性変形してシール面5に密着する。
また、外周リップ部41及び内周リップ部42は、互いに離間した位置に形成されている。したがって、車体パネル2へのインレットボックス10の装着状態において、シール面5とシール部12との間には、シール面5、外周リップ部41及び内周リップ部42によって区画される内側空間部S1が周方向にわたって形成される。
図8は、図1におけるE部拡大図である。
図8に示すように、インレットボックス10は、水抜き孔45を有している。この水抜き孔45は、車体パネル2へのインレットボックス10の装着状態において、インレットボックス10の下方位置に形成されている。水抜き孔45は、正面視において、楕円形状に形成されている。
図6及び図7に示すように、水抜き孔45は、断面視において、装着方向へ向かって径方向外方へ傾斜された内周リップ部42の延在方向に沿って形成されている。この水抜き孔45は、その一端側の開口端45aが、シール面5、外周リップ部41及び内周リップ部42によって区画される内側空間部S1で開口されている。また、この水抜き孔45は、その他端側の開口端45bが排水口46とされている。排水口46は、周状に形成されている内周リップ部42よりも内側に開口されている。また、排水口46は、リッド20の蓋体31の内側におけるリッド20の蓋体31との対向位置に配置される。これにより、排水口46は、リッド20の蓋体31の下縁よりも上方に配置される。そして、排水口46は、インレットボックス10のフランジ部11と、リッド20の蓋体31との間に形成される外側空間部S2で開口されている。この水抜き孔45の排水口46は、その周縁が突出されている。これにより、排水口46には、その周囲に段差部47が形成されている。
そして、この水抜き孔45によって、シール面5、外周リップ部41及び内周リップ部42によって区画される内側空間部S1と、インレットボックス10のフランジ部11とリッド20の蓋体31との間に形成される外側空間部S2とが互いに連通されている。
上記のインレットボックス10では、車体パネル2の開口部3に嵌め込んで装着することにより、外周リップ部41及び内周リップ部42がシール面5に弾性変形しながら密着する。これにより、車体パネル2とインレットボックス10との間が二重にシールされ、良好なシール状態が得られる。
ここで、参考例に係るシール部について説明する。なお、上記実施形態と同一構成部分は同一符号を付して説明を省略する。
図9は、参考例に係るシール部を示す図であって、シール部の一部の鉛直方向に沿う断面図である。
図9に示すように、参考例においても、外周リップ部41と、内周リップ部42とを備えている。したがって、この参考例の場合も、車体パネル2とインレットボックス10との間が二重にシールされ、良好なシール状態が得られる。
ところで、高圧洗浄機等による洗車時では、高圧で吹き付けられる水W1が外周リップ部41を超える場合がある。この外周リップ部41を超えた水W1は、外周リップ部41と内周リップ部42との間の内側空間部S1に溜まるが、この内側空間部S1内の水圧が上がると、内周リップ部42を超えて車体パネル2の開口部3へ浸入するおそれがある。
これに対して、本実施形態に係るインレットボックス10では、図7に示すように、内側空間部S1に溜まった水W1の水圧が上がると、その水W1は、内周リップ部42の延在方向に沿って形成された水抜き孔45を円滑に通り、水抜き孔45の排水口46から外側空間部S2へ排出される。したがって、水W1が内周リップ部42を超えて車体パネル2の開口部3へ浸入するのが抑えられる。さらに、本実施形態に係るインレットボックス10では、排水口46が、周状に形成されている内周リップ部42よりも内側に開口されており、水抜き孔45が内周リップ部42の延在方向に沿って形成され、開口端45aが外周リップ部41と内周リップ部42との間で開口されているので、水抜き孔45からの水の浸入も抑制することができる。
以上、説明したように、本実施形態に係るインレットボックス10によれば、車体パネル2に対して外周リップ部41と内周リップ部42とによって二重にシールすることにより、良好なシール状態を得ることができる。
しかも、高圧洗浄機等によって洗車する際に、外周リップ部41を超えて内側空間部S1に入り込んだ水W1を、水抜き孔45を通して外側空間部S2へ排出させ、水W1が内周リップ部42を超えて車体パネル2の開口部3へ浸入するのを抑えることができる。
しかも、水抜き孔45は、内周リップ部42の延在方向に沿って形成されているので、内部空間部S1内の水W1を内周リップ部42に沿って円滑に水抜き孔45へ誘導して排出させることができる。
また、洗車時にインレットボックス10のフランジ部11とリッド20の蓋体31との間の外側空間部S2に水W2が吹き込んでも、この水W2は、排水口46の周囲に形成された段差部47によってリッド20側へ誘導される。これにより、排水口46から水抜き孔45内に水W2が入り込むのも抑えられる。
また、水抜き孔45の排水口46は、リッド20の蓋体31の内側における蓋体31との対向位置に配置されている。したがって、リッド20の蓋体31によって、車両に吹き付けられる水が排水口46へ直接当たるのを防ぎ、排水口46から水抜き孔45へ水が浸入するのを抑えることができる。
また、車体パネル2の開口部3への装着状態において、水抜き孔45が下方に配置されるので、内側空間部S1内の水W1を下方に配置された水抜き孔45から円滑に排出させることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上記実施形態では、一つの水抜き孔45を設けた場合を例示したが、水抜き孔45は、複数設けてもよい。また、水抜き孔45の正面視における形状は楕円形状に限らず、円形状、長円形状あるいは矩形状であってもよい。また、段差部47は、直角に限らず、テーパー形状等であってもよい。
ここで、上述した本発明の実施形態に係るインレットボックスの特徴をそれぞれ以下[1]~[5]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 車体パネル(2)に形成された開口部(3)に嵌め込まれて装着されるインレットボックス(10)であって、
前記開口部(3)の内周縁のシール面(5)との対向位置に設けられ、前記シール面(5)との間を全周にわたってシールするシール部(12)を備え、
前記シール部(12)は、
周方向にわたって前記シール面(5)へ向かって突設されて前記シール面(5)に密着する第1リップ部(外周リップ部41)と、
前記第1リップ部(外周リップ部41)よりも内周側において、周方向にわたって前記シール面(5)へ向かって突設されて前記シール面(5)に密着する第2リップ部(内周リップ部42)と、
を有し、
前記第1リップ部(外周リップ部41)と前記第2リップ部(内周リップ部42)との間には、前記シール面(5)、前記第1リップ部(外周リップ部41)及び前記第2リップ部(内周リップ部42)によって形成される内側空間部(S1)と、前記シール面(5)に対して反対側に隙間をあけて配置されるリッド(20)との間の外側空間部(S2)と、を連通する水抜き孔(45)が形成されている、
インレットボックス。
[2] 前記開口部(3)への装着方向に沿う断面視において、
前記水抜き孔(45)は、前記第2リップ部(内周リップ部42)の延在方向に沿って形成されている、
上記[1]に記載のインレットボックス。
[3] 前記水抜き孔(45)における前記外側空間部(S2)側の開口端(45b)からなる排水口(46)の周囲には、前記外側空間部(S2)へ入り込む水(W2)を前記リッド(20)側へ誘導する段差部(47)が形成されている、
上記[1]または[2]に記載のインレットボックス。
[4] 前記水抜き孔(45)における外側空間部(S2)側の開口端(45b)からなる排水口(46)は、前記リッド(20)の内側における前記リッド(20)との対向位置に配置される、
上記[1]から[3]のいずれか一つに記載のインレットボックス。
[5] 前記車体パネル(2)の前記開口部(3)への装着状態において、前記水抜き孔(45)が下方に配置される、
上記[1]から[4]のいずれか一つに記載のインレットボックス。
2 車体パネル
3 開口部
5 シール面
10 インレットボックス
12 シール部
41 外周リップ部(第1リップ部)
42 内周リップ部(第2リップ部)
45 水抜き孔
46 排水口
47 段差部
S1 内側空間部
S2 外側空間部

Claims (5)

  1. 車体パネルに形成された開口部に嵌め込まれて装着されるインレットボックスであって、
    前記開口部の内周縁のシール面との対向位置に設けられ、前記シール面との間を全周にわたってシールするシール部を備え、
    前記シール部は、
    周方向にわたって前記シール面へ向かって突設されて前記シール面に密着する第1リップ部と、
    前記第1リップ部よりも内周側において、周方向にわたって前記シール面へ向かって突設されて前記シール面に密着する第2リップ部と、
    を有し、
    前記第1リップ部と前記第2リップ部との間には、前記シール面、前記第1リップ部及び前記第2リップ部によって形成される内側空間部と、前記シール面に対して反対側に隙間をあけて配置されるリッドとの間の外側空間部と、を連通する水抜き孔が形成されている、
    インレットボックス。
  2. 前記開口部への装着方向に沿う断面視において、
    前記水抜き孔は、前記第2リップ部の延在方向に沿って形成されている、
    請求項1に記載のインレットボックス。
  3. 前記水抜き孔における前記外側空間部側の開口端からなる排水口の周囲には、前記外側空間部へ入り込む水を前記リッド側へ誘導する段差部が形成されている、
    請求項1または請求項2に記載のインレットボックス。
  4. 前記水抜き孔における外側空間部側の開口端からなる排水口は、前記リッドの内側における前記リッドとの対向位置に配置される、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のインレットボックス。
  5. 前記車体パネルの前記開口部への装着状態において、前記水抜き孔が下方に配置される、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のインレットボックス。
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