JP2023084750A - オペレータ検出システム及び自動搬送車管理システム - Google Patents

オペレータ検出システム及び自動搬送車管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】基板に対する作業を行う基板作業装置の周囲にいるオペレータをセンサによって検出する場合に、基板作業装置の配置が変更されてもセンサの位置や角度などを変更する工事を極力不要にすること。【解決手段】基板に対する作業を行う基板作業装置Mの周囲にいる設備オペレータ17を検出するオペレータ検出システム60であって、設備オペレータ17を検出するためのオペレータ検出センサ12と、オペレータ検出センサ12の検出信号に基づいて設備オペレータ17を検出する自動搬送車管理装置13(オペレータ検出装置)と、を備え、オペレータ検出センサ12が基板作業装置Mに配されている、オペレータ検出システム60。【選択図】図5

Description

本明細書で開示する技術はオペレータ検出システム及び自動搬送車管理システムに関する。
従来、工場などにおいて、設備に補給する補給品などを自動搬送車によって自動搬送する場合に、搬送経路上の障害物(オペレータや何らかの物体など)をセンサによって検出することが行われている(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、特許文献1には、自律車両の計画経路が横切る領域を監視下におく多数のカメラを配置し、自律車両が領域内の計画経路に沿って動いている間に、カメラを使用して、領域内の物体の存在を検出し、現在の位置における物体が、自律車両の計画経路を妨害している場合、自律車両の動きを変更することが記載されている。
特開2019-109879号公報
上述した特許文献1には、工場の内壁、天井、柱、床などにカメラが配置されることが記載されている。しかしながら、工場の内壁、天井、柱、床などにカメラを配置すると、設備の配置が変更されて計画経路が変更になった場合にカメラの位置や角度などが合わなくなり、それらを変更する工事が必要になる。
本明細書では、基板に対する作業を行う基板作業装置の周囲にいるオペレータをセンサによって検出する場合に、基板作業装置の配置が変更されてもセンサの位置や角度などを変更する工事を極力不要にできる技術を開示する。
基板に対する作業を行う基板作業装置の周囲にいるオペレータを検出するオペレータ検出システムであって、オペレータを検出するためのセンサと、前記センサの検出信号に基づいてオペレータを検出するオペレータ検出装置と、を備え、前記センサが前記基板作業装置に配されている。
上記の構成によれば、基板に対する作業を行う基板作業装置の周囲にいるオペレータをセンサによって検出する場合に、基板作業装置の配置が変更されてもセンサの位置や角度などを変更する工事を極力不要にできる。
実施形態1に係る製造工場の模式図 基板作業装置の電気的構成を示すブロック図 基板作業装置、オペレータ検出センサ及び設備オペレータを上側から見た模式図 自動搬送車管理装置の電気的構成を示すブロック図 オペレータ検出システム(自動搬送車管理システを兼ねる)の模式図 経路計画の作成のシーケンスチャート 経路計画の作成の具体例を示す模式図 実施形態2に係るオペレータ検出システム(自動搬送車管理システを兼ねる)の模式図 基板作業装置、オペレータ検出センサ及び設備オペレータを上側から見た模式図 全方位カメラによって撮像された360度画像の模式図 全方位カメラによって撮像された360度画像の模式図 実施形態3に係るオペレータ検出システムの模式図 実施形態4に係るオペレータ検出システム(自動搬送車管理システを兼ねる)の模式図 実施形態5に係る経路計画の具体例を示す模式図 実施形態6に係る基板作業装置への補給品の搬送の指示の具体例を示す模式図 実施形態7に係る基板作業装置の電気的構成を示すブロック図
(本実施形態の概要)
(1)本開示に係るオペレータ検出システムは、基板に対する作業を行う基板作業装置の周囲にいるオペレータを検出するオペレータ検出システムであって、オペレータを検出するためのセンサと、前記センサの検出信号に基づいてオペレータを検出するオペレータ検出装置と、を備え、前記センサが前記基板作業装置に配されている。
上記のオペレータ検出システムによると、基板作業装置にセンサが配されているので、基板作業装置の配置が変更されるとセンサの位置や角度も変更される。このため、基板作業装置の周囲にいるオペレータをセンサによって検出する場合に、基板作業装置の配置が変更されてもセンサの位置や角度などを変更する工事を極力不要にできる。
(2)本開示に係るオペレータ検出システムは、基板に対する作業を行う基板作業装置の周囲にいるオペレータを検出するオペレータ検出システムであって、前記基板作業装置と、オペレータを検出するためのセンサと、前記基板作業装置と通信可能に接続されており、前記センサの検出信号に基づいてオペレータを検出するオペレータ検出装置と、を備え、前記センサが前記基板作業装置に配されており、前記センサの検出信号が前記基板作業装置を介して前記オペレータ検出装置に送信される。
上記のオペレータ検出システムによると、基板作業装置にセンサが配されているので、基板作業装置の配置が変更されるとセンサの位置や角度も変更される。このため、基板作業装置の周囲にいるオペレータをセンサによって検出する場合に、基板作業装置の配置が変更されてもセンサの位置や角度などを変更する工事を極力不要にできる。
更に、上記のオペレータ検出システムによると、センサの検出信号が基板作業装置を介してオペレータ検出装置に送信される。このため、オペレータ検出装置と基板作業装置とを通信可能に接続している通信線とは別の信号線を用いてセンサの検出信号をオペレータ検出装置に送信する場合に比べ、オペレータ検出システムの構成を簡素にできる。
(3)本開示に係るオペレータ検出システムは、基板に対する作業を行う基板作業装置の周囲にいるオペレータを検出するオペレータ検出システムであって、前記基板作業装置と、オペレータを検出するためのセンサと、を備え、前記センサが前記基板作業装置に配されており、前記基板作業装置は、前記センサの検出信号に基づいてオペレータを検出するオペレータ検出装置としても機能する。
上記のオペレータ検出システムによると、基板作業装置にセンサが配されているので、基板作業装置の配置が変更されるとセンサの位置や角度も変更される。このため、基板作業装置の周囲にいるオペレータをセンサによって検出する場合に、基板作業装置の配置が変更されてもセンサの位置や角度などを変更する工事を極力不要にできる。
更に、上記のオペレータ検出システムによると、基板作業装置がオペレータ検出装置としても機能するので、センサの検出信号に基づいてオペレータを検出する装置を基板作業装置とは別に用意する場合に比べ、オペレータ検出システムの構成を簡素にできる。
(4)上記のオペレータ検出システムは、複数の前記センサを備え、複数の前記センサの検出信号に基づいてオペレータの位置を検出してもよい。
上記のオペレータ検出システムによると、複数のセンサの検出信号に基づくことにより、オペレータがいるか否かだけでなく、オペレータがいる場合にそのオペレータの位置(方位及び距離)まで検出できる。言い換えると、複数のセンサを備えていると、それら複数のセンサの検出信号を統合してステレオ的な処理を行うことにより、オペレータの位置を検出できる。
(5)前記センサはカメラであってもよい。
センサとしてカメラを用いる場合は、各カメラによって撮像された画像上のオペレータの位置から、各カメラについてそのカメラから見てどの方向にオペレータがいるかを判断し、カメラ毎に判断したオペレータがいる方向の交点をオペレータの位置(方位及び距離)として検出することにより、オペレータがいるか否かだけでなく、オペレータがいる場合にそのオペレータの位置まで検出できる。
(6)オペレータ検出システムは、種類の異なる複数の前記センサを備えていてもよい。
センサの種類が1種類だけである場合は、オペレータとオペレータ以外の物体とを識別できないこともあり得る。種類の異なる複数のセンサを備えていると、センサの種類が1種類だけである場合に比べ、オペレータとオペレータ以外の物体との識別精度が向上する。
(7)本開示に係る自動搬送車管理システムは、基板に対する作業を行う基板作業装置に補給品を自動で搬送する自動搬送車を管理する自動搬送車管理システムであって、(1)から(6)のいずれか一つに記載のオペレータ検出システムと、管理装置と、を備え、前記管理装置は、前記オペレータ検出システムの検出結果に基づいて、前記自動搬送車を効率よく運行するための所定の処理を実行する。
上記の自動搬送車管理システムによると、オペレータ検出システムの検出結果に基づいて自動搬送車を効率よく運行できる。
(8)前記所定の処理は前記自動搬送車に前記基板作業装置への補給品の搬送を指示する処理であり、前記管理装置は、前記所定の処理において、前記オペレータ検出システムによって検出されたオペレータの近傍の前記基板作業装置以外の前記基板作業装置に補給品を搬送するよう指示してもよい。
オペレータが基板作業装置に対して何らかの作業をしている場合は、その基板作業装置の近傍でオペレータが検出される。その場合、自動搬送車にその基板作業装置への補給品の搬送を指示すると、自動搬送車はオペレータを検知して安全のためにその基板作業装置の近傍からオペレータがいなくなるまで待機する必要がある。
上記の自動搬送車管理システムによると、検出されたオペレータの近傍の基板作業装置(言い換えるとオペレータが作業中の基板作業装置)以外の基板作業装置への補給品の搬送を指示するので、オペレータが作業中の基板作業装置に補給品を搬送する場合に比べて自動搬送車を効率よく運行できる。
(9)前記所定の処理は前記自動搬送車の経路計画を作成する処理であり、前記管理装置は、前記所定の処理において、前記オペレータ検出システムによって検出されたオペレータを避けた搬送経路を走行するように経路計画を作成してもよい。
基板作業装置に補給品を搬送する場合、最短経路で搬送することが望ましいが、最短経路上にオペレータがいる場合も最短経路で搬送すると、自動搬送車はオペレータが最短経路上からいなくなるまで待機する必要がある。
上記の自動搬送車管理システムによると、オペレータ検出システムによって検出されたオペレータを避けた搬送経路を走行するように経路計画を作成するので、搬送経路上からオペレータがいなくなるまで待機する場合に比べて自動搬送車を効率よく運行できる。
(10)前記所定の処理は前記自動搬送車の経路計画を作成する処理であり、前記管理装置は、前記所定の処理において、前記オペレータ検出システムの検出結果に基づいて搬送経路毎にオペレータの数を判断し、オペレータの数が最も少ない搬送経路を走行するように経路計画を作成してもよい。
搬送経路上にオペレータがいる場合、自動搬送車はオペレータが搬送経路上からいなくなるまで待機する必要があるため、搬送経路上に多くのオペレータがいる場合は搬送経路上にいるオペレータが少ない場合に比べて搬送に時間を要する。
上記の自動搬送車管理システムによると、オペレータの数が最も少ない搬送経路を走行するように経路計画を作成するので、オペレータの数が多い搬送経路を走行する場合に比べて自動搬送車を効率よく運行できる。
(11)前記所定の処理は、前記オペレータ検出システムによって検出されたオペレータに、前記自動搬送車の搬送経路上にいることを報知する処理であってもよい。
搬送経路上にオペレータがいる場合、自動搬送車はオペレータが搬送経路上からいなくなるまで待機する必要があるため、自動搬送車に待ち時間が生じる。
上記の自動搬送車管理システムによると、報知されたオペレータが搬送経路上から移動することにより、自動搬送車の待ち時間を低減できる。このため自動搬送車を効率よく運行できる。
[本開示の実施形態の詳細]
以下に、本開示の実施形態について説明する。本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
本開示の実施形態は、装置、方法、これらの装置または方法の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の種々の態様で実現できる。
<実施形態1>
実施形態1を図1ないし図7に基づいて説明する。以降の説明において前後方向及び左右方向とは図1に示す前後方向及び左右方向を基準とする。以降の説明では同一の構成要素には一部を除いて図面の符号を省略している場合がある。
(1)製造工場
図1を参照して、実施形態1に係る製造工場1について説明する。製造工場1は部品が実装された実装基板を製造する工場である。製造工場1には基板に部品を実装する複数の実装ラインL(L1、L2、L3)、実装ラインLを構成している後述する基板作業装置Mに補給する補給品が保管されている保管庫10、補給品を搬送する1以上の自動搬送車11、設備オペレータ17(オペレータの一例)を検出するための複数のオペレータ検出センサ12(センサの一例)、及び、自動搬送車管理装置13(オペレータ検出装置及び管理装置の一例)が配されている。
基板作業装置M、自動搬送車11及び自動搬送車管理装置13は図示しない通信ネットワークを介して通信可能に接続されている。自動搬送車11は図示しないアクセスポイントを介して通信ネットワークに無線接続されている。
図1において段取りエリア14は自動搬送車11への補給品の搭載(言い換えると積み込み)などを行うための場所である。段取りエリア14には保管庫10が配されている。待機エリア15は自動搬送車11が待機する場所である。待機エリア15は段取りエリア14の近傍に配されている。
段取りエリアオペレータ16は段取りエリア14で自動搬送車11への補給品の搭載などを行うオペレータである。設備オペレータ17は実装ラインLで発生した作業(自動搬送車11によって基板作業装置Mまで搬送された補給品を基板作業装置Mに取り付ける作業や基板作業装置Mのエラー対処など)を行うオペレータである。
(1-1)実装ライン
図1に示すように、実装ラインL1は複数の基板作業装置M(ローダーM11、スクリーン印刷機M12、印刷検査機M13、ディスペンサM14、表面実装機M15、実装後外観検査機M16、リフロー装置M17、硬化後外観検査機M18及びアンローダーM19)を備えており、これらが図示しない複数のコンベアを介して一列に並んでいる。実装ラインL2,L3も同様である。
基板作業装置Mに補給する補給品は基板作業装置Mによって異なる。例えばスクリーン印刷機M12の場合は基板に回路パターンを印刷するための半田ペーストが補給品として補給される。ディスペンサM14の場合は基板に塗布する接着剤が補給品として補給される。表面実装機M15の場合は部品テープが巻き回されているリールや、部品が行列状に載置されている部品トレイなどが補給品として補給される。
図2を参照して、各基板作業装置Mに共通する電気的構成について説明する。基板作業装置Mは制御部20、記憶部21、通信部22、作業部23及び操作パネル24を備えている。
制御部20はCPU20A、RAM20Bなどを備えている。記憶部21には制御部20によって実行される各種のプログラムやデータが記憶されている。通信部22は基板作業装置Mを通信ネットワークに接続するための通信回路である。作業部23の構成は基板作業装置Mによって異なる。例えばスクリーン印刷機M12の作業部23はマスクを用いて基板に回路パターンを印刷する作業を行う。表面実装機M15の作業部23は回路パターンが印刷された基板に部品を実装する作業を行う。
操作パネル24は液晶ディスプレイ、タッチパネル、各種の操作ボタンなどで構成されている。設備オペレータ17は操作パネル24を操作することによって基板作業装置Mに対する各種の設定などを行うことができる。
(1-2)オペレータ検出センサ
図2に示すように、実施形態1に係るオペレータ検出センサ12は基板作業装置Mの制御部20に電気的に接続されている。実施形態1に係るオペレータ検出センサ12は超音波センサである。1つの基板作業装置Mにはオペレータ検出センサ12が2つ接続されている。2つは一例であり、オペレータ検出センサ12は1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
図3を参照して、オペレータ検出センサ12の配置について説明する。便宜上、図3では基板作業装置Mを4つのみ示している。1つの基板作業装置Mに配されている2つのオペレータ検出センサ12は基板作業装置Mの上面の左右両側に設けられている。図3において一点鎖線で示す扇状の領域30はオペレータ検出センサ12の検出範囲を示している。図3に示すように、隣り合う基板作業装置Mのオペレータ検出センサ12の検出範囲は一部が重なっている。
実施形態1では、オペレータ検出センサ12(すなわち超音波センサ)の検出範囲内には設備オペレータ17以外に物体は存在しないものとする。自動搬送車11も基板作業装置Mの周囲に存在することがあるが、一般に自動搬送車11は基板作業装置Mよりも背が低いので、オペレータ検出センサ12の検出範囲に入らないものとする。このため、本実施形態では、オペレータ検出センサ12によって物体が検出された場合は、その物体は設備オペレータ17であるとする。
(1-3)自動搬送車
図1を参照して、自動搬送車11について説明する。自動搬送車11は補給品を段取りエリア14から基板作業装置Mに自動で搬送する搬送車である。自動搬送車11は例えばAGV(Automatic Guided Vehicle)である。自動搬送車11はAGVにロボットを搭載したAMR(Autonomous Mobile Robot)であってもよい。自動搬送車11がAMRである場合は、基板作業装置Mへの補給品の補給は自動搬送車11によって自動で行われる。
自動搬送車11は制御部、無線通信部、自車位置を検出するためのセンサ、搬送経路上の障害物(設備オペレータ17や何らかの物体など)を検知するためのセンサなどを備えている。自動搬送車11は走行中に搬送経路上の障害物を検知すると安全のために停止し、搬送経路上から障害物がなくなるまで待機する。このため、自動搬送車11の搬送経路上に障害物があると自動搬送車11に待ち時間が生じる。
(1-4)自動搬送車管理装置
自動搬送車管理装置13は自動搬送車11によって段取りエリア14から基板作業装置Mまで補給品を搬送するときの経路計画を作成する装置である。経路計画の作成は、搬送経路の決定あるいは搬送経路の選択と言い換えることもできる。
図4を参照して、自動搬送車管理装置13の電気的構成について説明する。自動搬送車管理装置13は所謂パーソナルコンピュータであり、制御部40、記憶部41、通信部42、入力部43及び出力部44を備えている。
制御部40はCPU40A、RAM40Bなどを備えている。記憶部41には制御部40によって実行される各種のプログラムやデータが記憶されている。通信部42は自動搬送車管理装置13を通信ネットワークに接続するための通信回路である。入力部43はキーボード、マウス、タッチパネルなどの入力装置である。出力部44は液晶ディスプレイなどの表示装置である。
記憶部41に記憶されているプログラムにはパーソナルコンピュータを自動搬送車管理装置13として機能させる自動搬送車管理プログラムが含まれる。
(1-5)オペレータ検出システム及び自動搬送車管理システム
図5に示すように、実施形態1に係るオペレータ検出システム60は、複数のオペレータ検出センサ12、複数の基板作業装置M及び自動搬送車管理装置13で構成されている。自動搬送車管理装置13はオペレータ検出装置の一例である。すなわち、実施形態1では自動搬送車管理装置13がオペレータ検出装置を兼ねている。実施形態1では自動搬送車管理装置13がオペレータ検出装置を兼ねていることから、オペレータ検出システム60は実施形態1に係る自動搬送車管理システムの一例でもある。自動搬送車管理装置13とオペレータ検出装置とは別々の装置として構成されてもよい。
(2)自動搬送車の経路計画の作成
図1を参照して、自動搬送車管理装置13によって実行される自動搬送車の経路計画の作成について説明する。
基板作業装置Mは補給品の残数(あるいは残量)とその補給品の使用状況とから補給品切れとなる時刻を予測する。基板作業装置Mには補給品切れとなる時刻までの余裕時間が記憶されている。基板作業装置Mは補給品切れとなる時刻までの時間が余裕時間を下回ると自動搬送車管理装置13に補給品の補給要求を送信する。
自動搬送車管理装置13は、基板作業装置Mから補給要求を受信すると、オペレータ検出センサ12の検出信号に基づいて自動搬送車11の経路計画を作成する。自動搬送車管理装置13がオペレータ検出センサ12の検出信号に基づいて経路計画を作成する処理は、自動搬送車を効率よく運行するための所定の処理の一例である。
ここでは先ず経路計画の作成のシーケンスについて説明し、その後に具体例について説明する。
(2-1)経路計画の作成のシーケンス
図6を参照して、経路計画の作成のシーケンスについて説明する。
S101では、いずれかの基板作業装置Mから自動搬送車管理装置13に補給要求が送信される。
S102では、自動搬送車管理装置13は各基板作業装置Mにオペレータ検出センサ12の検出信号の送信を要求する。
S103では、各基板作業装置Mはオペレータ検出センサ12から検出信号を取得する。
S104では、各基板作業装置Mはオペレータ検出センサ12の検出信号を自動搬送車管理装置13に送信する。
S105では、自動搬送車管理装置13は各基板作業装置Mから受信した検出信号に基づいて、基板作業装置Mの周囲にいる設備オペレータ17を検出する。
S106では、自動搬送車管理装置13は検出した設備オペレータ17を避けた搬送経路を走行するように経路計画を作成する。
S107では、自動搬送車管理装置13は補給要求の要求元(言い換えると補給品の搬送先)の基板作業装置MとS106で作成した経路計画とを示す搬送情報を自動搬送車11に送信する。
S108では、自動搬送車11は受信した搬送情報によって示される基板作業装置Mに、搬送情報によって示される搬送経路を走行して補給品を搬送する。
(2-2)経路計画の作成の具体例
図7を参照して、経路計画の作成の具体例について説明する。図7に示す例では基板作業装置M29から補給要求を受信した場合を示している。図7に示す搬送経路R2は基板作業装置M29までの最短経路である。本来は最短経路R2を走行することが好ましいが、図7に示す例では最短経路R2上に設備オペレータ17がいる。このため、自動搬送車管理装置13は、検出した設備オペレータ17を避けた搬送経路を走行するように経路計画を作成する。
具体的には、図7に示す例では検出した設備オペレータ17を避けた搬送経路として搬送経路R1、R3及びR4がある。検出した設備オペレータ17を避けて補給品を搬送できる搬送経路が複数ある場合は、自動搬送車管理装置13はそれら複数の搬送経路のうち最も短い搬送経路(図7に示す例では搬送経路R1)を選択することが好ましい。
(3)実施形態の効果
実施形態1に係るオペレータ検出システム60によると、オペレータ検出センサ12が基板作業装置Mに配されているので、基板作業装置Mの配置が変更されるとオペレータ検出センサ12の位置や角度も変更される。このため、基板作業装置Mの周囲にいる設備オペレータ17をオペレータ検出センサ12によって検出する場合に、基板作業装置Mの配置が変更されてもオペレータ検出センサ12の位置や角度などを変更する工事を極力不要にできる。
オペレータ検出システム60によると、オペレータ検出センサ12の検出信号が基板作業装置Mを介して自動搬送車管理装置13(オペレータ検出装置の一例)に送信される。このため、自動搬送車管理装置13と基板作業装置Mとを通信可能に接続している通信線(すなわち通信ネットワーク)とは別の信号線を用いてオペレータ検出センサ12の検出信号を自動搬送車管理装置13に送信する場合に比べ、オペレータ検出システム60の構成を簡素にできる。
自動搬送車管理システム60によると、オペレータ検出システム60によって検出された設備オペレータ17を避けた搬送経路を走行するように経路計画を作成するので、搬送経路上から設備オペレータ17がいなくなるまで待機する場合に比べて自動搬送車11を効率よく運行できる。
<実施形態2>
図8を参照して、実施形態2に係るオペレータ検出システム260について説明する。実施形態2に係るオペレータ検出システム260は実施形態1と同様に複数のオペレータ検出センサ212、複数の基板作業装置M及び自動搬送車管理装置13で構成されている。オペレータ検出センサ212も基板作業装置Mに接続されている。実施形態2でも自動搬送車管理装置13がオペレータ検出装置を兼ねている。
実施形態2に係るオペレータ検出センサ212は360度画像を撮像する全方位カメラ(カメラの一例)である。実施形態2では基板作業装置M毎に1つの全方位カメラ212が基板作業装置Mの上面の概ね中央に配されている。
図9Aは実装ラインの周囲に3人の設備オペレータ17がいる状況を示している。図9Bに示す画像70は、図9Aに示す状況で基板作業装置M11に配されている全方位カメラ212によって撮像された360度画像を模式的に示している。図9Cに示す画像71は、基板作業装置M12に配されている全方位カメラ212によって撮像された360度画像を模式的に示している。
自動搬送車管理装置13は、各基板作業装置Mから360度画像(検出信号の一例)を受信すると、受信した360度画像上で設備オペレータ17を検出する。画像上で設備オペレータ17を検出する方法としては、Haar-like特徴量を用いた顔検出や、HOG(Histograms of Oriented Gradients)特徴量による人物シルエットの検出などが挙げられる。この他、設備オペレータ17は作業帽などを着用しているのが一般的なため、作業帽を特徴として検出してもよい。あるいは設備オペレータ17の衣類を特徴として検出してもよい。
図9Aに示すように、自動搬送車管理装置13は、360度画像上で設備オペレータ17を検出すると、その360度画像を撮像した全方位カメラ212に対する設備オペレータ17の角度方向を判断する。そして、自動搬送車管理装置13は全方位カメラ212毎にその全方位カメラ212を起点として上述した角度方向に延びる直線を設定し、全方位カメラ212毎に設定した直線の交点の位置(XY座標)を設備オペレータ17の位置(方位及び距離)として検出する。
複数の全方位カメラ212のキャリブレーションは、ステレオカメラのキャリブレーションと同様の方法で行うことができる。一般にステレオカメラのキャリブレーションでは各カメラ共通で見える位置にキャリブレーションの治具を配置し、各カメラでその治具を撮像して分解能や位置関係を調整することが行われている。複数の全方位カメラ212についてもそのような方法でキャリブレーションが可能である。
実施形態2に係るオペレータ検出システム260によると、複数の全方位カメラ212を備えており、各全方位カメラ212についてその全方位カメラ212から見てどの方向に設備オペレータ17がいるかを判断し、全方位カメラ212毎に判断した設備オペレータ17がいる方向の交点を設備オペレータ17の位置として検出することにより、設備オペレータ17がいるか否かだけでなく、設備オペレータ17がいる場合にその設備オペレータ17の位置まで検出できる。言い換えると、複数の全方位カメラ212を備えていると、それら複数の全方位カメラ212の検出信号を統合してステレオ的な処理を行うことにより、設備オペレータ17の位置を検出できる。
通常、複数の基板作業装置Mは図示しないコンベアを基準にした直線状配置が保証されるため、全方位カメラ212を基板作業装置Mに配すると、基板作業装置Mの配置が変更されても複数の全方位カメラ212の位置関係が変化し難い。このため、基板作業装置Mに全方位カメラ212を配すると、複数の全方位カメラ212の検出信号に基づいて設備オペレータ17の位置を検出する場合に、基板作業装置Mの配置が変更されても複数の全方位カメラ212の位置関係を調整することなく(あるいは少ない調整で)設備オペレータ17の位置を検出できるという利点もある。
<実施形態3>
図10に示すように、実施形態3に係るオペレータ検出システム360はオペレータ検出センサ12と基板作業装置Mとで構成されている。実施形態3では各基板作業装置Mがそれぞれオペレータ検出センサ12の検出信号に基づいて設備オペレータ17を検出するオペレータ検出装置としても機能する。各基板作業装置Mは検出結果を自動搬送車管理装置13に送信する。
実施形態3に係るオペレータ検出システム360によると、基板作業装置Mがオペレータ検出装置としても機能するので、オペレータ検出センサ12の検出信号に基づいて設備オペレータ17を検出する装置を基板作業装置Mとは別に用意する場合に比べ、オペレータ検出システム360の構成を簡素にできる。
自動搬送車管理装置13が各基板作業装置Mから送信された検出信号に基づいて設備オペレータ17を検出する場合は、自動搬送車管理装置13に負荷が集中する。これに対し、実施形態3に係るオペレータ検出システム360では設備オペレータ17を検出する処理が複数の基板作業装置Mに分散されるので、自動搬送車管理装置13への負荷の集中を回避できるという利点もある。
更に、自動搬送車管理装置13が各基板作業装置Mから送信された検出信号に基づいて設備オペレータ17を検出する場合は、通信ネットワークを介して検出信号が送信されるので通信ネットワークの負荷が大きくなる。これに対し、基板作業装置Mが設備オペレータ17を検出する場合はその検出結果を自動搬送車管理装置13に送信すればよいので、検出信号を送信する場合に比べて通信ネットワークの負荷を軽減できるという利点もある。
<実施形態4>
図11に示すように、実施形態4に係るオペレータ検出システム460は複数のオペレータ検出センサ12と自動搬送車管理装置13とで構成されている。実施形態4でも自動搬送車管理装置13がオペレータ検出装置を兼ねている。実施形態4では基板作業装置Mはオペレータ検出システム460を構成していない。
実施施形態4に係るオペレータ検出センサ12も基板作業装置Mに配されているが、基板作業装置Mには電気的に接続されておらず、信号線61を介して自動搬送車管理装置13に直接接続されている。このため、オペレータ検出センサ12の検出信号は基板作業装置Mを介さずに自動搬送車管理装置13に送信される。
実施形態4に係るオペレータ検出システム460によると、基板作業装置Mの周囲にいる設備オペレータ17をオペレータ検出センサ12によって検出する場合に、基板作業装置Mの配置が変更されてもオペレータ検出センサ12の位置や角度などを変更する工事を極力不要にできる。
<実施形態5>
前述した実施形態1では、自動搬送車管理装置13は、自動搬送車を効率よく運行するための所定の処理として、検出した設備オペレータ17を避けた搬送経路を走行するように経路計画を作成する処理を実行する。これに対し、実施形態5では、自動搬送車管理装置13はオペレータ検出システム60の検出結果に基づいて搬送経路毎に設備オペレータ17の数を判断し、設備オペレータ17の数が最も少ない搬送経路を走行するように経路計画を作成する。
図12を参照して、実施形態5に係る経路計画の作成の具体例について説明する。図12に示す例では基板作業装置M29に補給品を搬送する搬送経路として4つの搬送経路R1,R2,R3及びR4がある。図12に示す例では搬送経路R1に3人の設備オペレータ17がおり、搬送経路R2及びR3にそれぞれ2人の設備オペレータ17、搬送経路R4に1人の設備オペレータ17がいる。この場合、設備オペレータ17の数が最も少ない搬送経路は搬送経路R4であるので、自動搬送車管理装置13は搬送経路R4を走行するように経路計画を作成する。
実施形態5に係る自動搬送車管理システム60によると、設備オペレータ17の数が最も少ない搬送経路を走行するように経路計画を作成するので、設備オペレータ17の数が多い搬送経路を走行する場合に比べて自動搬送車11を効率よく運行できる。
<実施形態6>
実施形態6に係る所定の処理は、自動搬送車11に基板作業装置Mへの補給品の搬送を指示する処理であり、オペレータ検出システムによって検出されたオペレータの近傍の基板作業装置M以外の基板作業装置Mへの補給品の搬送を指示する。
図13を参照して、実施形態6に係る所定の処理の具体例について説明する。図13に示す例では基板作業装置M26及び基板作業装置M34が自動搬送車管理装置13に補給要求を送信しているとする。図13に示す例では、設備オペレータ17が基板作業装置M26に対して何らかの作業をしている。このため基板作業装置M26の近傍に設備オペレータ17が検出される。この場合、自動搬送車11に基板作業装置M26への補給品の搬送を指示すると、自動搬送車11は設備オペレータ17が基板作業装置M26の近傍からいなくなるまで待ち時間が生じる。このため、自動搬送車管理装置13は、近傍に設備オペレータ17が検出されていない基板作業装置M34に補給品を搬送するよう自動搬送車11に指示する。
実施形態6に係る自動搬送車管理システム60によると、検出された設備オペレータ17の近傍の基板作業装置M26以外の基板作業装置M34に補給品を搬送するよう指示するので、設備オペレータ17が近傍にいる基板作業装置M26に補給品を搬送する場合に比べて自動搬送車11を効率よく運行できる。
<実施形態7>
実施形態7に係る所定の処理は、オペレータ検出システム60によって検出された設備オペレータ17に、自動搬送車11の搬送経路上にいることを報知する処理である。
図14に示すように、実施形態7に係る基板作業装置Mはブザーやスピーカなどの発音部25を備えている。実施形態7では、自動搬送車管理装置13は自動搬送車11が基板作業装置Mまで最短経路で走行するように経路計画を作成する。そして、自動搬送車管理装置13は、最短経路上で設備オペレータ17が検出された場合は、検出された設備オペレータ17に最も近い基板作業装置Mに報知音の発音を指示する。発音を指示された基板作業装置Mは発音部25によって報知音を発音する。自動搬送車管理装置13は設備オペレータ17に最も近い基板作業装置Mだけでなくその周囲の基板作業装置Mにも発音を指示してもよい。
実施形態7に係る自動搬送車管理システム60によると、報知された設備オペレータ17が搬送経路上から移動することにより、自動搬送車11の待ち時間を低減できる。このため自動搬送車11を効率よく運行できる。
<他の実施形態>
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書によって開示される技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態ではオペレータ検出センサとして超音波センサや全方位カメラを例に説明したが、オペレータ検出センサはこれらに限定されない。例えば、オペレータ検出センサはLiDAR(Light Detection And Ranging)、デジタルカメラ(カメラの一例)、人感センサ(赤外線センサ)であってもよい。
LiDARは光によって物体を検知するセンサである。一般にLiDARは全方位を検出できるので、LiDARを用いる場合は基板作業装置Mの上面の中央に1つだけ設けてもよい。LiDARの場合はセンサ単体で設備オペレータ17の位置(方位及び距離)を検出できる。
オペレータ検出センサとしてデジタルカメラを用いる場合は、全方位カメラ212の場合と同様に、複数のデジタルカメラの検出信号を統合してステレオ的な処理を行うことによって設備オペレータ17の位置(方位及び距離)を検出してもよい。
ここでは全方位カメラ212やデジタルカメラの検出信号を統合して設備オペレータ17の位置を検出する場合を説明したが、全方位カメラ212やデジタルカメラ以外のセンサの検出信号を統合して設備オペレータ17の位置を検出してもよい。
(2)上記実施形態では1種類のオペレータ検出センサ(実施形態1の場合は超音波センサ、実施形態2の場合は全方位カメラ)を用いて設備オペレータ17を検出する場合を例に説明したが、検出に用いるオペレータ検出センサは1種類に限定されず、複数種類のセンサを組み合わせてもよい。例えば超音波センサやLiDARは物体を検出できるが、それが人であるか否かまでは検出できない。このため、人感センサと組み合わせ、検出された物体の温度が所定値以上であれば設備オペレータ17であると判断してもよい。
このように、種類の異なる複数のオペレータ検出センサ12を備えていると、オペレータ検出センサ12の種類が1種類だけである場合に比べ、オペレータとオペレータ以外の物体との識別精度が向上する。
(3)上記実施形態2ではオペレータ検出センサとして全方位カメラ212を用いる場合を例に説明したが、2つの180度カメラで360度を撮像してもよいし、360度をn等分してn個のカメラで360度を撮像してもよい。
(4)上記実施形態ではオペレータ検出センサが基板作業装置Mの上面に配されている場合を例に説明した。これに対し、オペレータ検出センサは基板作業装置Mの左右の側面に配されてもよい。
(5)上記実施形態では複数の基板作業装置Mのそれぞれにオペレータ検出センサが配されている場合を例に説明した。これに対し、オペレータ検出センサはいずれか一つの基板作業装置Mだけに配されていてもよい。あるいは、複数の基板作業装置Mに一つ置きにオペレータ検出センサを配するなどのように、必ずしも全ての基板作業装置Mにオペレータ検出センサが配されなくてもよい。
(6)上記実施形態7では最短経路上にいる設備オペレータ17に報知する場合を例に説明した。これに対し、実施形態5のように設備オペレータ17の数が最も少ない搬送経路を走行するように経路計画を作成する場合に、設備オペレータ17の数が最も少ない搬送経路上の設備オペレータ17に報知してもよい。
11:自動搬送車
12:オペレータ検出センサ(センサの一例)
13:自動搬送車管理装置(オペレータ検出装置及び管理装置の一例)
17:設備オペレータ(オペレータの一例)
60:オペレータ検出システム(自動搬送車管理システム)
212:オペレータ検出センサ、全方位カメラ(センサの一例)
260:オペレータ検出システム(自動搬送車管理システム)
360:オペレータ検出システム
460:オペレータ検出システム(自動搬送車管理システム)
M(M11~M19、M21~M29、M31~M39):基板作業装置
R1~R4:搬送経路

Claims (11)

  1. 基板に対する作業を行う基板作業装置の周囲にいるオペレータを検出するオペレータ検出システムであって、
    オペレータを検出するためのセンサと、
    前記センサの検出信号に基づいてオペレータを検出するオペレータ検出装置と、
    を備え、
    前記センサが前記基板作業装置に配されている、オペレータ検出システム。
  2. 基板に対する作業を行う基板作業装置の周囲にいるオペレータを検出するオペレータ検出システムであって、
    前記基板作業装置と、
    オペレータを検出するためのセンサと、
    前記基板作業装置と通信可能に接続されており、前記センサの検出信号に基づいてオペレータを検出するオペレータ検出装置と、
    を備え、
    前記センサが前記基板作業装置に配されており、前記センサの検出信号が前記基板作業装置を介して前記オペレータ検出装置に送信される、オペレータ検出システム。
  3. 基板に対する作業を行う基板作業装置の周囲にいるオペレータを検出するオペレータ検出システムであって、
    前記基板作業装置と、
    オペレータを検出するためのセンサと、
    を備え、
    前記センサが前記基板作業装置に配されており、
    前記基板作業装置は、前記センサの検出信号に基づいてオペレータを検出するオペレータ検出装置としても機能する、オペレータ検出システム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のオペレータ検出システムであって、
    複数の前記センサを備え、複数の前記センサの検出信号に基づいてオペレータの位置を検出する、オペレータ検出システム。
  5. 請求項4に記載のオペレータ検出システムであって、
    前記センサはカメラである、オペレータ検出システム。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のオペレータ検出システムであって、
    種類の異なる複数の前記センサを備えている、オペレータ検出システム。
  7. 基板に対する作業を行う基板作業装置に補給品を自動で搬送する自動搬送車を管理する自動搬送車管理システムであって、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のオペレータ検出システムと、
    管理装置と、
    を備え、
    前記管理装置は、前記オペレータ検出システムの検出結果に基づいて、前記自動搬送車を効率よく運行するための所定の処理を実行する、自動搬送車管理システム。
  8. 請求項7に記載の自動搬送車管理システムであって、
    前記所定の処理は前記自動搬送車に前記基板作業装置への補給品の搬送を指示する処理であり、
    前記管理装置は、前記所定の処理において、前記オペレータ検出システムによって検出されたオペレータの近傍の前記基板作業装置以外の前記基板作業装置に補給品を搬送するよう指示する、自動搬送車管理システム。
  9. 請求項7に記載の自動搬送車管理システムであって、
    前記所定の処理は前記自動搬送車の経路計画を作成する処理であり、
    前記管理装置は、前記所定の処理において、前記オペレータ検出システムによって検出されたオペレータを避けた搬送経路を走行するように経路計画を作成する、自動搬送車管理システム。
  10. 請求項7に記載の自動搬送車管理システムであって、
    前記所定の処理は前記自動搬送車の経路計画を作成する処理であり、
    前記管理装置は、前記所定の処理において、前記オペレータ検出システムの検出結果に基づいて搬送経路毎にオペレータの数を判断し、オペレータの数が最も少ない搬送経路を走行するように経路計画を作成する、自動搬送車管理システム。
  11. 請求項7に記載の自動搬送車管理システムであって、
    前記所定の処理は、前記オペレータ検出システムによって検出されたオペレータに、前記自動搬送車の搬送経路上にいることを報知する処理である、自動搬送車管理システム。
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