JP2023082747A - 自動車 - Google Patents

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正弘 前田
Masahiro Maeda
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    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

【課題】ブレーキの作動を確実化しつつクランクケースの掃気をしっかりと行える構造を開示する。【解決手段】エンジンは、ブレーキブースター26をアシストするバキュームポンプ25を備えており、バキュームポンプ25の排気口が掃気通路38を介してクランクケース39に接続されている。バキューム通路35と新気通路36とは三方弁37を介して接続されている。高負荷域のブレーキ非作動時には、新気を取り込みつつバキュームポンプ25を駆動してクランクケース39を掃気する。ブレーキ作動時には、バキュームポンプ25を駆動してブレーキブースター26をアシストする。低負荷域では、ブレーキブースター26は吸気負圧で作動するが、クランクケース39のガス濃度が基準値を超えたら、新気を取り込みつつバキュームポンプ25を駆動してクランクケース39を強制掃気する。【選択図】図1

Description

本願発明は、ブレーキブースターがバキュームポンプでアシストされると共にブローバイガス還流システムを備えた自動車に関するものであり、特に、動力源として水素エンジンを搭載した自動車を好適な対象にしている。
水素は石油代替のクリーン燃料として古くから着目されており、自動車用エンジンについても水素を燃料として使用することが研究されているが、まだ実用化に至っていない。実用化されていない理由の1つに、水素が空気の15分の1の質量しかなく揮発性及び引火性が非常に高いことが挙げられる。すなわち、水素エンジンの実用化を阻む問題として、安全性の問題が横たわっている。
水素エンジンの安全性は幾つかの視点で検討できるが、1つの視点として、ブローバイガスの点が挙げられる。すなわち、ガソリンエンジンにしてもディーゼルエンジンにしても、微量の燃料が燃焼室からクランクケースにブローバイガスとして吹き抜ける現象があり、そこで、ブローバイガスをオイルが除去された状態でPCV通路から吸気通路に還流させているが、水素は可燃性が高いため、例えば僅かでも火炎がクランクケースに吹き抜けると、クランクケースに吹き抜けた水素が燃焼して大事に至るおそれがある。
従って、水素エンジンではブローバイガスの管理は非常に重要であり、クランクケース39から積極的に掃気して、ブローバイガスの水素濃度を安全値以下に維持する必要がある。
他方、バスや大型トラックを除く乗用車のような自動車のブレーキは、一般に、負圧作動式のブレーキブースターによって踏み込み力が増幅されてマスターシリンダに伝えられているが、過給機の普及などによって吸気系のみでは必要な負圧を確保できない事態があることから、機械式又は電動式のバキュームポンプを設けて、バキュームポンプによってブレーキブースター用の負圧を生成することが行われている。
そして、特許文献1には、ブレーキブースター用のバキュームポンプの排気をクランクケース(実施形態では動弁室)に送って、クランクケースを掃気することによってブローバイガスの濃度を低下させることが開示されている。
具体的には、特許文献1は、第1の位置と第2の位置とに切り換え可能な流路切り換え装置を備えており、エンジンが低負荷状態で吸気通路が所定値未満の負圧のときには、切り換え装置は第2の位置にあって、PCVバルブが開いてブローバイガスは自然還流すると共に、バキュームポンプの作動によってブレーキブースターをアシストできる。他方、エンジンが高負荷状態にあって吸気通路の内圧が所定値以上である場合は、切り換え装置は第1の位置に移行して、バキュームポンプが駆動されて、排気(新気)がクランクケースに強制的に送られて、クランクケースが掃気されるようになっている。
特開2017-115683号公報
特許文献1では、切り換え装置が第1の位置に移行すると、バキュームポンプで新気が吸引されてこれがクランクケースに送られてクランクケースの内部が掃気されるが、この状態ではバキュームポンプの吸引力はブレーキブースターに作用していない。従って、バキュームポンプによってブレーキブースターをアシストしつつクランクケースを掃気することはできないが、ブレーキブースターを優先させる必要から、クランクケースの掃気がおろそかになるおそれがある。従って、水素エンジンに適用した場合、安全な状態までクランクケースを掃気できるか否か不安が残る。
また、いずれの状態でも、ブレーキブースターと吸気通路とは遮断されていて、ブレーキブースターの作動はバキュームポンプのみによって行われるため、バキュームポンプが故障した場合の対策が十分とは言い難い。
本願発明はこのような現状を背景に成されたものであり、ブレーキブースターの作動の確実性とブローバイガスの掃気の確実性とを向上させる技術を開示せんとするものである。
本願発明のエンジンは、
「エンジンのクランクケースに吹き抜けたブローバイガスを吸気通路に還流させるPCV通路と、
ブレーキブースターの排気口とバキュームポンプの吸引口とに接続されたバキューム通路と、
前記バキュームポンプの排気口とクランク室とに連通した掃気通路と、
前記吸気通路が負圧のときに開くように前記PCV通路に設けたPCVバルブと、
前記バキューム通路と前記吸気通路とに連通した新気通路と、を備えている」
という基本構成になっている。
そして、上記基本構成において、
「前記吸気通路の内圧が所定値よりも正圧側に高くなると前記バキュームポンプが駆動されて前記ブレーキブースターに作用する負圧が増大されると共に、前記クランクケース内のブローバイガス濃度が所定値よりも高くなると、前記吸気通路の内圧が所定値以下であっても前記新気通路とバキューム通路とを連通させて前記バキュームポンプが駆動されるように制御される」
という特徴を有している。
本願発明において、制御は、通路の切り換えとバキュームポンプのON・OFFとの組合せによって行える。通路の切り換えはバルブで行われるが、バルブとしては、三方弁又は流路を継断するだけの2方弁を使用できる。バルブの切り換え及びバキュームポンプの駆動は、水素濃度や吸気負圧、ブレーキ負圧、ブレーキの踏み込み力(加速度)、回転数、負荷などを因子として行える。
本願発明では、バキュームポンプの負圧をブレーキブースターに作用させつつ、バキュームポンプの排気をクランクケースに送ってクランクケースの内部を掃気できる。従って、ブレーキの作動を確実化して走行安全性を確保しつつ、クランクケース内でのブローバイガスの濃度が基準以上に高くなることを防止して、エンジンを安全に運転できる。また、ブレーキブースターは吸気負圧によっても作動し得るため、安全性が更に高い。
従って、水素エンジンのようにブローバイガスの濃度管理を厳格に行う必要があるエンジンを搭載した自動車に好適である。そして、ブレーキブースターを作動させるためのバキュームポンプを利用してクランクケースを掃気するものであるため、構造が複雑化することもない。
実施形態の模式図である。 (A)(B)とも変形例の模式図である。
次に、本願発明の実施形態を説明する。本実施形態は、4サイクル多気筒水素エンジンが搭載された自動車に具体化している。以下では、方向を特定するため前後・左右の文言を使用するが、前後方向はエンジンのクランク軸線方向であり、左右方向はクランク軸線及びシリンダボア軸線と直交した方向としている。
(1).実施形態の構造
車体の前部に設けたエンジンルームにエンジンが配置されている。エンジンの基本構造は従来と同様であり、エンジン本体として、シリンダブロック1とその上面に固定されたシリンダヘッド2、シリンダヘッド2の上面に固定されたヘッドカバー3、シリンダブロック1の下面に固定されたオイルパン4を備えている。シリンダブロック1及びヘッドカバー3の前面は図示しないフロントカバーで覆われており、フロントカバーとシリンダブロック1及びヘッドカバー3とで囲われた空間にタイミングチェーン(図示せず)が配置されている。
シリンダブロック1には、クランク軸5がクランクキャップを介して回転自在に保持されており、シリンダボア3にスライド自在に嵌挿されたピストン7とクランク軸5のクランクピン8とが、コンロッド9によって相対動自在に連結されている。
シリンダヘッド2には、始端を吸気側面2aに開口させて終端をシリンダボア6に開口させた吸気ポート10と、始端をシリンダボア6に開口させて終端を排気側面2bに開口させた排気ポート11とが形成されている。吸気ポート10は吸気バルブ12で開閉され、排気ポート11は排気バルブ13で開閉される。敢えて述べるまでもないが、バルブ12,13はカム軸14,15に設けたカムによって駆動される。
シリンダヘッド2の吸気側面2aには吸気マニホールド16が固定されて、シリンダヘッド2の排気側面2bには排気マニホールド又は排気ターボ過給機(いずれも図示せず)が固定されている。吸気マニホールド16は、サージタンク16aとこれから分岐した複数本の枝通路16bとを備えており、サージタンク16aにはスロットルバルブ17が固定されて、枝通路16bは吸気ポート10に接続されている。
シリンダヘッド2のうち各吸気ポート10の上方部には燃料噴射弁(インジェクタ)18を配置している一方、シリンダヘッド2のうちシリンダボア6と対向した面には点火プラグ(図示せず)が配置されている。従って、本実施形態のエンジンは、ポート噴射タイプであるが、燃料噴射弁18をシリンダボア6に向けて露出させた直噴タイプも採用可能である。
本実施形態のエンジンは液体水素を燃料とした水素エンジンであり、従って、燃料噴射弁18から液体水素が霧化されて噴出する。水素燃料は、個別の燃料噴射弁18に配管によって供給してもよいし、前後長手の1本のデリバリ管から供給してもよい。
内燃機関は吸気系の部材としてエアクリーナ19を備えており、エアクリーナ19のクリーン室19aに吸気ダクト20が接続されて、吸気ダクト20がスロットルバルブ17に接続されている。吸気ダクト20と吸気マニホールド16は、全体として吸気通路を構成している。
スロットルバルブ17は、正確には、筒状のスロットルボデーと、バタフライ式の弁体と、弁体を駆動するモータ(アクチュエータ)とを備えており、弁体の開度がECU(エンジン・コントロール・ユニット)21によって制御される。エンジンが排気ターボ過給機等の過給機を備えている場合は、吸気ダクト20の中途部に過給機のコンプレッサが介在することになる。
シリンダブロック1の一側部には、ブローバイガスが流入するPCVセパレータ室22を設けており、PCVセパレータ室22とサージタンク16aとがPCV通路23によって接続されている。PCVセパレータ室22に負圧で開くPCVバルブ24を設けているが、PCVバルブ24は、PCV通路23のうちの任意の部位に設けることが可能である。
PCVセパレータ室22は、ヘッドカバー3に設ける場合もある。すなわち、ヘッドカバー3の内部にバッフルプレートを配置して、バッフルプレートとヘッドカバー3との間にPCVセパレータ室22を形成する場合もある。この場合は、ヘッドカバー3とサージタンク16aとがPCV通路で接続される。また、この場合は、PCVセパレータ室22には、シリンダブロック1及びシリンダヘッド2に設けた通路からブローバイガスが流入する。
エンジンは、補助機器としてバキュームポンプ25を備えている。バキュームポンプ25は、機械式又は電動式であり、機械式の場合は、いずれか一方のカム軸14,15で駆動されるか、又は、クランク軸5から取りだされた動力で駆動される。
バキュームポンプ25は、基本的にはブレーキブースター26を駆動するためのものであり、運転者がブレーキペダル27を踏むと、その動きがブレーキブースター26で増幅されてマスターシリンダ(図示せず)に伝達される。符号28はシリンダ、符号29はピストン、符号30は負圧切り替え用の弁室、符号31は弁体となるプランジャであり、ブレーキペダル27とプランジャ31とピストン29とが一体に動く。シリンダ28と弁室30とは、第1及び第2の管路32,33によって接続されている。符号34は大気開放ポートである。
バキュームポンプ25の吸引口とブレーキブースター26の排気口とは、バキューム通路35によって接続されている一方、サージタンク16a(あるいは吸気ダクト20)から新気通路36が分岐しており、新気通路36とバキューム通路35とが三方弁37によって接続されている。
三方弁37は、第1~第3の3つのポート37a,37b,37cを有しており、第1ポート37aはバキューム通路35のうちブレーキブースター26の側に接続されて、第2ポート37bは新気通路36に接続されて、第3ポート37cはバキューム通路35のうちバキュームポンプ25の側に接続されている。
三方弁37は、3つの吸気ポート37a,37b,37cが互いに連通した第1状態と、第1ポート37aと第3ポート37cとが連通して第2ポート37bは遮断された第2状態とに切り換え可能である。バキュームポンプ25の排気口は、掃気通路38を介してクランクケース39と連通している。
ECU21には、制御のために多数のセンサ類が電気的に接続されている。すなわち、ブレーキペダル27の踏み込み力センサ(加速度センサ)40、ブレーキブースター26の負圧検知センサ41、サージタンク16aに設けた吸気圧センサ42、クランクケース39に設けた水素濃度センサ43、クランク軸5の回転数(角速度)を検知する回転センサ44などが接続されている。スロットルバルブ17の駆動モータや開度センサ、燃料噴射弁18の制御部などもECU21と結線されている。
(2).まとめ
以上の構成において、バキュームポンプ25と三方弁37とは、サージタンク16aにおける吸気負圧やクランクケース39の水素濃度等を要素として制御される。すなわち、まず、エンジンが低負荷域にあるなどしてサージタンク16aの吸気負圧が予め定めた基準値よりも低く(負圧側に高く)、かつ、クランクケース39の内部の水素濃度が予め定めた基準値よりも低い場合は、三方弁37は全てのポート37a,37b,37cが連通した第1状態にあると共に、バキュームポンプ25は駆動されていない。
従って、この状態では、ブレーキブースター26は吸気負圧のみによって駆動されている。また、PCVバルブ24は負圧によって開くため、クランクケース39の掃気はPCVバルブ24によって行われている。なお、一点鎖線で示すように、エアクリーナ19のクリーン室18aとヘッドカバー3とを換気通路45によって接続することも可能であり、この場合は、動弁室及びクランクケース39での気体の流れがスムースに行われるため、PCVバルブ24による掃気・換気を促進できる。
次に、エンジンが高負荷状態等にあってサージタンク16aの吸気負圧が所定値以上に正圧側に高い場合は、ブレーキブースター26に作用する負圧が足りないため、ブレーキペダル27が踏まれたら、三方弁37を、新気通路36が遮断されて第1ポート37aと第3ポート37cとが連通した第2状態に切り換えると共に、バキュームポンプ25を駆動する。
従って、負圧不足によってブレーキの効きが悪くなることはない。この場合は、バキュームポンプ25は空回りに近い状態になっているが、ブレーキペダル27が踏まれるとエンジンは減速してサージタンク16aは負圧化するため、PCVバルブ24が開いてクランクケース39の水素は排出できる。
高負荷運転状態ではブローバイガスの量も多くなるが、ブレーキペダル27が踏まれずにアクセルペダルが踏まれ続けている場合(或いは、スロットルバルブ17の開度に大きな変化がない場合)で、かつ、クランクケース39の水素濃度が基準値を超えた場合は、三方弁37を第2状態に切り換えると共にバキュームポンプ25を駆動することにより、新気をバキュームポンプ25の排気口からクランクケース39に送って、クランクケース39を掃気できる。この場合は、クランクケース39とサージタンク16aとの間に圧力差が生じて、PCV通路23はサージタンクの側が相対的に負圧になるため、PCVバルブ24が開いてクランクケース39の水素(ブローバイガス)が排出される。
次に、低負荷状態であってサージタンク16aの負圧は所定値よりも低いものの、クランクケース39での水素濃度が基準値よりも高くなった場合は、三方弁37は第1状態のままでバキュームポンプ25を駆動する。すると、バキュームポンプ25から新気が排気されて、これがクランクケース39に流入するため、クランクケース39とサージタンク16aとの間に圧力差が生じて、PCVバルブ24が開いて水素ガスが掃気される。
この場合は、ブレーキブースター26には、サージタンク16aの負圧とバキュームポンプ25の負圧との両方が作用するが、いずれであっても、ブレーキを的確に効かせることができる。以上の説明のとおり、本実施形態は、ブレーキブースター26の作動を確実化しつつ、クランクケース39の内部を必要に応じて掃気し、水素濃度を運転状態に関係なく基準値以下に抑えて安全性を確保できる。
以上の説明は制御の基本であるが、補助的な要因に基づいて補正することができる。例えば、ブレーキブースター26の負圧とサージタンク16aの負圧とが相違する場合、ブレーキブースター26の負圧を優先して三方弁37の切り換えとバキュームポンプ25のON・OFFとを制御できる。
図1の実施形態は弁装置として三方弁37を使用したが、弁装置の例としては、図2(A)に示すように、新気通路36のみに単なる切り換え弁46を設けたり、図2(B)に示すように、新気通路36に切り換え弁46を設けることに加えて、バキューム通路35のうちブレーキブースター26の側に切り換え弁46を設けたりすることも可能である。図2(B)の例では、バキューム通路35の切り換え弁46を閉じて新気通路36の切り換え弁46を開くことにより、バキュームポンプ25によって新気を吸い込んでクランクケース39に送気できる。
本願発明は、バキュームポンプを備えたエンジン駆動式の自動車に具体化できる。従って、産業上利用できる。
1 シリンダブロック
2 シリンダヘッド
3 ヘッドカバー
6 シリンダボア
7 ピストン
16 吸気通路を構成する吸気マニホールド
16a サージタンク
17 スロットルバルブ
20 吸気通路を構成する吸気ダクト
21 ECU
22 PCVセパレータ室
23 PCV通路
24 PCVバルブ
25 バキュームポンプ
26 ブレーキブースター
27 ブレーキペダル
35 バキューム通路
36 新気通路
37 三方弁
38 掃気通路
39 クランクケース

Claims (1)

  1. エンジンのクランクケースに吹き抜けたブローバイガスを吸気通路に還流させるPCV通路と、
    ブレーキブースターの排気口とバキュームポンプの吸引口とに接続されたバキューム通路と、
    前記バキュームポンプの排気口とクランク室とに連通した掃気通路と、
    前記吸気通路が負圧のときに開くように前記PCV通路に設けたPCVバルブと、
    前記バキューム通路と前記吸気通路とに連通した新気通路と、を備えており、
    前記吸気通路の内圧が所定値よりも正圧側に高くなると前記バキュームポンプが駆動されて前記ブレーキブースターに作用する負圧が増大されると共に、前記クランクケース内のブローバイガス濃度が所定値よりも高くなると、前記吸気通路の内圧が所定値以下であっても前記新気通路とバキューム通路とを連通させて前記バキュームポンプが駆動されるように制御される、
    自動車。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4303424A1 (en) * 2022-07-06 2024-01-10 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle controller, vehicle control method, and storage medium

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