JP2023075412A - 収納装置、衣類処理装置、及び衣類処理方法 - Google Patents

収納装置、衣類処理装置、及び衣類処理方法 Download PDF

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耕一 反田
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Abstract

【課題】処理対象物を適切に収納する。【解決手段】収納装置は、処理対象物を収納する収納部へ処理対象物を収納する際に処理対象物を挟持するための収納板及び押さえ板と、収納部に処理対象物を収納可能か否かを判定する収納可否判定部758と、収納可否判定部758により収納可能と判定された場合、収納板及び押さえ板を制御して処理対象物を収納部に収納し、収納可否判定部758により収納不可と判定された場合、処理対象物を収納部に収納しない収納制御部759と、を備える。【選択図】図9

Description

本開示は、衣類などの処理対象物を収納するための収納装置、衣類処理装置、及び衣類処理方法に関する。
衣類などの処理対象物を展開して折り畳む処理装置が提案されている。例えば、特許文献1には、被処理物の任意の点を保持可能な複数の保持装置と、処理後の被処理物を保持装置から受け取って収納する収納装置を備える処理装置が開示されている。
特開2020-054473号公報
処理後の被処理物の形状によっては、被処理物が収納装置や他の構成などに引っかかるなどのトラブルが発生し、収納に失敗したり、被処理物や装置の構成などを破損したりするなどの不具合を誘発する可能性がある。
本開示は、処理対象物を適切に収納する技術を提供する。
本開示における収納装置は、処理対象物を収納する収納部へ処理対象物を収納する際に処理対象物を挟持するための収納板及び押さえ板と、収納部に処理対象物を収納可能か否かを判定する収納可否判定部と、収納可否判定部により収納可能と判定された場合、収納板及び押さえ板を制御して処理対象物を収納部に収納し、収納可否判定部により収納不可と判定された場合、処理対象物を収納部に収納しない収納制御部と、を備える。
本開示における衣類処理装置は、処理対象物を処理するための処理部と、処理部により処理された処理対象物を収納する収納部と、収納部に処理対象物を収納する収納装置と、を備える。収納装置は、収納部へ処理対象物を収納する際に処理対象物を挟持するための収納板及び押さえ板と、収納部に処理対象物を収納可能か否かを判定する収納可否判定部と、収納可否判定部により収納可能と判定された場合、収納板及び押さえ板を制御して処理対象物を収納部に収納し、収納可否判定部により収納不可と判定された場合、処理対象物を収納部に収納しない収納制御部と、を備える。
本開示における衣類処理方法は、処理対象物を収納する収納部に処理対象物を収納可能か否かを判定するステップと、収納可能と判定された場合、処理対象物を挟持するための収納板及び押さえ板を制御して処理対象物を収納部に収納し、収納不可と判定された場合、処理対象物を収納部に収納しないステップと、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本開示の技術によれば、処理対象物を適切に収納することができる。
実施の形態1における衣類処理装置の斜視図 実施の形態1における衣類処理装置の正面概略構成図 実施の形態1における衣類処理装置の側面概略構成図 実施の形態1における収納装置の概略構成図 実施の形態1における収納装置の概略構成図 実施の形態1における収納装置の概略構成図 実施の形態1に係る保持部の概略構成図 実施の形態1に係る保持部の概略構成図 実施の形態1に係る保持部の別の例の概略構成図 実施の形態1に係る保持部の別の例の概略構成図 実施の形態1における収納装置と制御装置の機能構成図 実施の形態1における衣類処理方法の手順を示すフローチャート
(本開示の基礎となった知見等)
本開示に係る衣類処理装置は、衣類などの処理対象物を折り畳み、折り畳んだ処理対象物を収納部に収納する。処理後の処理対象物の形状によっては、被処理物が収納装置や他の構成などに引っかかるなどのトラブルが発生し、収納に失敗したり、被処理物や装置の構成などを破損したりするなどの不具合を誘発する可能性がある。
このような課題を発明者らは発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。本開示に係る収納装置及び衣類処理装置は、処理対象物を収納する収納部へ処理対象物を収納する際に処理対象物を挟持するための収納板及び押さえ板と、収納部に処理対象物を収納可能か否かを判定する収納可否判定部と、収納可否判定部により収納可能と判定された場合、収納板及び押さえ板を制御して処理対象物を収納部に収納し、収納可否判定部により収納不可と判定された場合、処理対象物を収納部に収納しない収納制御部と、を備える。これにより、処理対象物を収納部に収納する際の不具合を未然に防ぐことができる。
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
以下、図1~図10を用いて、実施の形態1を説明する。なお、衣類処理装置1の3方向について、前側正面から見て、左右の幅方向を矢印で示すX方向(左方向X1、右方向X2)、前後の奥行き方向を矢印で示すY方向(前方向Y1、後方向Y2)、上下の高さ方向を矢印で示すZ方向(上方向Z1、下方向Z2)として説明する。
[1-1.構成]
[1-1-1.衣類処理装置の全体構成]
衣類処理装置1は、変形性薄物としての処理対象物Tを保持、認識、折り畳み、及び、収納する装置である。図1に示されるように、衣類処理装置1は、筐体100、及び、筐体100内に構成される、受入部200と、保持装置300と、作業板装置400と、撮像装置500と、支持部600と、収納装置700と、制御装置900と、を備える。なお、受入部200及びその上方の処理空間が1つの筐体に構成され、収納装置700などは別の筐体内に構成されて、それぞれの筐体が連結されて一体となるように構成されてもよい。
処理対象物Tは、例えば、衣類及びタオル類などの布地、フィルム、紙ならびにシートなどに代表される変形性薄物である。その形状は、タオル類のように矩形であってもよいし、Tシャツやランニングシャツ、長袖シャツ、ズボンのような略矩形であってもよい。
筐体100は、直方体の枠を形成するフレーム110と、直方体の所定の面に外郭120が設けられて構成される。フレーム110と外郭120とは、一体に形成されてもよい。
受入部200は、処理対象物Tを外部から受け入れる収容部である。図1から図3に示されるように、受入部200は、上面が開口した箱型形状を有する。受入部200は、ユーザがアクセスし易いように、衣類処理装置1における底部に配設され、奥行き方向(Y方向)に出し入れ可能に配設される。例えば、受入部200は、下部にガイドレール210が設けられ、前方向Y1に引き出される。処理対象物Tは、引き出された受入部200に上方から入れられる。受入部200は、処理対象物Tが入れられると、ガイドレール210に沿って後方向Y2に戻され、筐体100内に収められる。
保持装置300は、処理対象物Tを処理するために、処理対象物Tを保持する装置である。保持装置300は、処理対象物Tを保持する保持部310と、保持部310を幅方向(X方向)、奥行き方向(Y方向)、高さ方向(Z方向)の3方向に移動させる移動機構320と、を含む。保持装置300は、複数設けられ、受入部200内に入れられた処理対象物Tを保持して持ち上げるとともに、処理対象物Tを一時的に載置できる作業板装置400と協働して、処理対象物Tを持ち替えながら展開及び折り畳みを行う。
衣類処理装置1は、図1から図3に示されるように、保持装置300として2基の保持装置300A,300Bを備える。保持装置300Aは、保持部310として1つの保持部310Aを有し、保持部310Aを3方向に移動させる移動機構320Aを有する。保持装置300Bは、保持部310として2基の保持部310B,311Bを有し、保持部310B,311Bをそれぞれ3方向に移動させる移動機構320Bを有する。
保持部310A,310B,311Bは、後述する作業板装置400の作業板410に対して、幅方向、奥行き方向、高さ方向にそれぞれ相対移動可能である。例えば、移動機構320A、320Bは、保持部310A,310B,311Bが作業板410の縁部に沿って一列に並ぶように位置させることができる。
保持装置300A、300Bは、後述する制御装置900と有線又は無線により通信可能に接続される。そして、制御装置900により、保持部310A、310B,311B及び移動機構320A、320Bの動作が制御される。
保持装置300A,300Bに用いられる移動機構320A,320Bについて、保持装置300Aの移動機構320Aの構成を用いて説明する。保持装置300Bの移動機構320Bの構成は、保持部の数を除いて保持装置300Aの構成と基本的に同じである。よって、保持装置300Bは、保持装置300Aの符号中「A」を「B」に置き換えた符号を用いればよく、その説明を省略する。
移動機構320Aは、図2に示されるように、幅方向移動機構330Aと、高さ方向移動機構340Aと、奥行き方向移動機構350Aと、を備える。
幅方向移動機構330Aは、保持部310Aを幅方向(X方向)に移動させる。幅方向移動機構330Aは、保持部310Aを移動させるための駆動力源となる幅方向駆動部332A、及び、移動のガイドとなるXガイド334Aを有する。詳細は図示しないが、幅方向駆動部332Aは、正転及び逆転が可能なモータであり、ピニオンギアを有する。Xガイド334Aは、幅方向駆動部332Aの動力がピニオンギアを介して伝達されるラックギア及びレールであり、その長手方向が幅方向に沿うように配置される。幅方向駆動部332Aは、通電により、Xガイド334Aに沿ってスライド移動する。幅方向駆動部332AがXガイド334Aに沿って幅方向に移動すると、幅方向駆動部332Aに固定された保持部310Aも幅方向に移動する。
高さ方向移動機構340Aは、幅方向移動機構330Aとともに保持部310Aを高さ方向(Z方向)に移動させる。高さ方向移動機構340Aは、幅方向移動機構330Aを移動させるための駆動力源となる高さ方向駆動部342A、及び、移動のガイドとなるZガイド344Aを有する。高さ方向駆動部342Aは、正転及び逆転が可能なモータである。詳細は図示しないが、高さ方向駆動部342Aは、幅方向移動機構330Aの枠体の左端に固定され、右端へ駆動力を伝達する伝動シャフトを有する。左右2本のZガイド344Aは、ラック・アンド・ピニオンを含み、その長手方向が高さ方向に沿うようにして配置される。左右2本のZガイド344Aは、上端で連結され、アーチ型に構成される。高さ方向駆動部342Aへの通電により、幅方向移動機構330Aが高さ方向に沿って移動する。
奥行き方向移動機構350Aは、保持装置300A全体(高さ方向移動機構340A、幅方向移動機構330A及び保持部310A)を奥行き方向(Y方向)に移動させる。奥行き方向移動機構350Aは、高さ方向移動機構340Aを移動させるための動力源となる奥行き方向駆動部352A、及び、移動のガイドとなる複数のYガイド354を有する。詳細は図示しないが、奥行き方向駆動部352Aは、正転及び逆転が可能なモータであり、ピニオンギアを有する。奥行き方向駆動部352Aは、高さ方向移動機構340Aの枠体上部の連結部左端に固定され、右端へ駆動力を伝達する伝動シャフトを有する。Yガイド354は、奥行き方向駆動部352Aの動力が伝達されるラックギア及びレールであり、その長手方向が奥行き方向に沿うようにして、左右のZガイド344Aそれぞれの上下端に配置される。
Yガイド354への駆動力の伝達について、上部のYガイド354には、上述したように、奥行き方向駆動部352Aの動力が伝動シャフトで伝達される。そして、下部のYガイド354には、高さ方向移動機構340Aの枠体内に設けられるギアベルトを介して上部に設けられる伝動シャフトから駆動力が伝達される。奥行き方向駆動部352Aへの通電により、アーチ型の高さ方向移動機構340Aが奥行き方向に沿って平行に移動し、幅方向移動機構330A及び保持部310Aも同じく移動する。
なお、本実施の形態において、2基の保持装置300A,300Bは、奥行き方向(Y方向)に移動するために上下左右4本のYガイド354を共用する。このため、常に保持装置300Aは保持装置300Bより後側に位置する。また、保持装置300Bにおいて、2つの保持部310B,311Bは幅方向(X方向)に移動するためにXガイド334Bを共用する。このため、常に保持部310Bは保持部311Bより左側に位置する。
本実施の形態では、移動機構としてラック&ピニオン式で、駆動部のモータも移動する構成としたが、これに限られない。例えば、ボールねじを利用したり、ワイヤによる懸架を利用したりして、モータは移動しない構成などでもよい。
作業板装置400は、認識処理や折り畳み処理の際に処理対象物Tを載置する作業板410を回転及び移動させる装置である。作業板装置400は、移動機構320と同様の移動機構を備える。作業板410は、図2に示されるように、作業平面の角部を面取りされた略矩形の板材である。作業板410は、角部の角がないように形成されることにより、布類などの処理対象物Tが引っ掛かる不具合が抑制される。作業板410は、作業板410の長手方向、つまり、長辺の2つの縁部がそれぞれ回転軸と平行になるように回転軸に固定される。
撮像装置500は、処理対象物Tを受け入れた後の掴み処理、認識処理及び折り畳み処理する際に、当該処理対象物Tの端点等を検出する装置である。図2及び図3に示されるように、撮像装置500は、第1撮像部510と、第2撮像部520と、第3撮像部530と、を含む。第1撮像部510及び第2撮像部520は、例えばデジタルスチルカメラが使用され、端点検出や、処理対象物Tの種類の判別などに使用される。第3撮像部530は、例えばステレオカメラが使用され、端点検出のための奥行き方向の距離や処理対象物Tの幅を測定するために使用される。いずれの撮像部も正面内壁側のフレームに設けられ、レンズの向きは後方向Y2である。
支持部600は、処理対象物Tの折り畳みの際に、折り畳みラインを押さえておいたり、処理対象物Tの皺を伸ばしたりなど、処理対象物Tを支持する壁面である。例えば、支持部600は、作業板410の前方に設けられる正面側支持部610及び後方に設けられる背面側支持部620のうち少なくともいずれか一方を含む。
収納装置700は、処理された処理対象物Tを保持装置300から受け取って収納する。収納装置700は、図1及び図2に示されるように、複数の収納部710を備える。収納装置700は、処理対象物Tを受け取り各収納部710に格納する運搬部を含んでもよい。収納装置700は、受入部200及び保持装置300などが収納される処理空間の横に隣接して配設されており、処理空間と収納装置700とを合わせて、衣類処理装置1が構成される。
制御装置900は、衣類処理装置1における各部の制御を統括する。制御装置900は、主として、ROM、RAM、演算装置、及び入出力インターフェイスから構成される。ROMには、オペレーティングシステム、衣類処理装置1の各部を制御するための制御プログラム、及び、制御プログラムの実行に必要なデータが格納されている。また、演算装置は、ROMに格納されている制御プログラムをRAMにロードしたり、ROMから直接実行したりするために設けられる。つまり、制御装置900は、演算装置が制御プログラムを実行することにより、衣類処理装置1を制御できる。そして、演算装置が処理したデータは、入出力インターフェイスを介して、衣類処理装置1の各部(保持装置300、作業板装置400等)へ送信される。演算装置の処理に必要なデータは、衣類処理装置1の各部(撮像装置500等)から入出力インターフェイスを介して受信される。
[1-1-2.収納装置の詳細]
保持装置300などにより折り畳まれた処理対象物Tを収納部710に収納するための収納装置700の詳細について説明する。
図4~図6は、実施の形態1に係る収納装置700の構成を概略的に示す。収納装置700は、収納部710へ処理対象物Tを収納する際に処理対象物Tを挟持するための収納板750及び押さえ板751を備える。図4は、収納板750及び押さえ板751の概略斜視図である。図5及び図6は、収納板750と押さえ板751とで処理対象物Tを挟持した状態を示す上面図である。
押さえ板751は、収納板750よりもやや小さいサイズを有する。収納板750の周縁部には、処理対象物Tのはみ出しを検出するためのはみ出し検出補助部753が設けられる。押さえ板751には、処理対象物Tのはみ出しを検出するためのスリット752が設けられる。これらの詳細については後述する。
図7Aは、実施の形態1に係る保持部310の構成を概略的に示す。保持部310の先端に、処理対象物Tを把持するための把持部として機能するHand部315が設けられる。Hand部315は、2本のフィンガ315aを備える。図7Bに示すように、2本のフィンガ315aを閉じることにより、2本のフィンガ315aの間に処理対象物Tを把持する。フィンガ315aの角度θを検知することにより、処理対象物Tの厚みtを算出することができる。
図8Aは、実施の形態に係る保持部310の構成の別の例を概略的に示す。図7Aに示した保持部310では、2本のフィンガ315aを回転させることにより処理対象物Tを把持したが、本図に示す保持部310では、図8Bに示すように、2本のフィンガ315aの間隔を狭めることにより処理対象物Tを把持する。2本のフィンガ315aの間隔dを検知することにより、処理対象物Tの厚みtを算出することができる。
図9は、実施の形態1に係る収納装置700と制御装置900の機能構成を示す。本図では、処理対象物Tを収納部710に収納する機能に関する構成を示している。収納装置700は、Hand部角度センサ754、挟持部角度センサ755、RGBカメラ756デプスカメラ757を備える。制御装置900は、保持装置制御部901、収納装置制御部904を備える。収納装置制御部904は、収納可否判定部758、収納制御部759を備える。
保持装置制御部901は、保持部310の動作を制御する。保持装置制御部901は、保持部310の位置、Hand部315の姿勢、Hand部315が備える2本のフィンガ315aの角度などを制御する。Hand部角度センサ754は、2本のフィンガ315aの角度を検知する。保持部310が図8A及び図8Bに示した構成を有する場合は、Hand部角度センサ754に代えて、又は加えて、2本のフィンガ315aの間隔を検知する間隔センサが設けられる。
挟持部角度センサ755は、収納板750と押さえ板751との間の角度を検知する。挟持部角度センサ755に代えて、又は加えて、収納板750と押さえ板751の間隔を検知する間隔センサが設けられてもよい。RGBカメラ756は、RGBのそれぞれの画素値を検出するための素子を備え、対象物のカラー画像を撮像する。デプスカメラ757は、測距機能を有し、対象物までの距離情報を含む画像を撮像する。
収納可否判定部758は、収納部710に処理対象物Tを収納可能か否かを判定する。収納可能と判定された場合は、収納制御部759は、収納板750と押さえ板751を制御して処理対象物Tを収納部710に収納する。収納不可と判定された場合は、収納制御部759は、処理対象物Tを収納部710に収納しない。これにより、収納部710に収納できない処理対象物Tを収納部710に収納してしまうのを防ぐことができる。
収納部710に収納できない処理対象物Tは、例えば、厚みが厚すぎるもの、外形サイズが大きすぎるものなどである。処理対象粒Tの厚みの上限は、例えば、収納部710に処理対象物Tを投函するための収納口の幅と同程度か、それよりもやや小さくてもよい。処理対象物Tの外形サイズの上限は、例えば、収納部710の収納スペースのサイズと同程度か、それよりもやや小さくてもよい。処理対象物Tの外形サイズの上限は、収納板750と押さえ板751とで処理対象物Tを挟持したときに収納板750又は押さえ板751からはみ出してしまうような大きさであってもよい。
収納可否判定部758は、処理対象物Tの厚みに基づいて、収納部710に処理対象物Tを収納可能か否かを判定してもよい。収納可否判定部758は、処理対象物Tの厚みが所定値未満である場合は収納可能であると判定し、処理対象物Tの厚みが所定値以上である場合は収納不可であると判定してもよい。収納可否判定部758は、収納板750と押さえ板751の間に処理対象物Tを挟持するときの収納板750又は押さえ板751からの処理対象物Tのはみ出しを検出し、検出結果に基づいて、収納部710に処理対象物Tを収納可能か否かを判定してもよい。収納可否判定部758は、処理対象物Tがはみ出していない場合は収納可能であると判定し、処理対象物Tがはみ出している場合は収納不可であると判定してもよい。これにより、処理対象物Tを収納部710に収納する際の不具合を未然に防ぐことができる。収納可否判定部758は、処理対象物Tの厚みとはみ出しの双方に基づいて収納可否を判定してもよいし、いずれか一方のみに基づいて収納可否を判定してもよい。
収納可否判定部758は、収納板750と押さえ板751とで処理対象物Tを挟持する前に収納可否を判定してもよい。これにより、処理対象物Tを収納部710に収納できないことを早期に判定して処理を終了することが可能となるので、処理時間を短縮することができる。収納可否判定部758は、収納板750と押さえ板751とで処理対象物Tを挟持した後に収納可否を判定してもよい。これにより、収納可否判定の堅牢性や精度を向上させることができる。
収納可否判定部758は、収納板750と押さえ板751とで処理対象物Tを挟持する前に、処理対象物Tの厚みに基づいて収納可否を判定してもよい。これにより、処理対象物Tを収納部710に収納できないことを早期に判定して処理を終了することが可能となるので、処理時間を短縮することができる。この場合、収納可否判定部758は、収納板750と押さえ板751とで処理対象物Tを挟持する前に、Hand部315で処理対象物Tを把持したときのフィンガ315aの角度又は間隔をHand部角度センサ754又は間隔センサから取得し、フィンガ315aの角度又は間隔から算出された処理対象物Tの厚みに基づいて収納可否を判定してもよい。これにより、Hand部315を制御するためにHand部315に設けられたセンサを利用して収納可否を判定することができるので、収納装置700の製造コストを抑えることができる。
収納可否判定部758は、収納板750と押さえ板751とで処理対象物Tを挟持した後に、処理対象物Tの厚みに基づいて収納可否を判定してもよい。これにより、収納可否判定の堅牢性や精度を向上させることができる。この場合、収納可否判定部758は、収納板750と押さえ板751とで処理対象物Tを挟持した後に、収納板750と押さえ板751とで処理対象物Tを挟持したときの収納板750と押さえ板751との間の角度又は間隔を挟持部角度センサ755又は間隔センサから取得し、収納板750と押さえ板751との間の角度又は間隔から算出された処理対象物Tの厚みに基づいて収納可否を判定してもよい。これにより、収納板750と抑え板751を制御するために収納装置700に設けられたセンサを利用して収納可否を判定することができるので、収納装置700の製造コストを抑えることができる。また、収納可否判定部758は、収納板750と押さえ板751とで処理対象物Tを挟持した後に、Hand部315で処理対象物Tを把持したときのフィンガ315aの角度又は間隔から算出された処理対象物Tの厚みに基づいて収納可否を判定してもよい。これにより、Hand部315を制御するためにHand部315に設けられたセンサを利用して収納可否を判定することができるので、収納装置700の製造コストを抑えることができる。
収納可否判定部758は、収納板750と押さえ板751とで処理対象物Tを挟持したときの状態をRGBカメラ756又はデプスカメラ757により撮像した撮像画像から算出された処理対象物Tの厚みに基づいて収納可否を判定してもよい。収納可否判定部758は、収納板750又は押さえ板751から処理対象物Tがはみ出していたり、処理対象物Tの厚みが厚すぎて収納板750と押さえ板751との間の角度が所定の角度以上開いていたりするのを撮像画像から検出し、検出結果に基づいて、収納可否を判定してもよい。これにより、収納可否判定の堅牢性や精度を向上させることができる。
収納可否判定部758は、収納板750と押さえ板751とで処理対象物Tを挟持する前に、処理対象物Tが収納板750又は押さえ板751からはみ出すことを検出し、検出結果に基づいて、収納可否を判定してもよい。これにより、処理対象物Tを収納部710に収納する際の不具合を未然に防ぐことができる。この場合、収納可否判定部758は、収納板750と押さえ板751とで処理対象物Tを挟持する前の処理対象物Tの外形サイズに基づいて収納可否を判定してもよい。これにより、処理対象物Tを収納部710に収納できないことを早期に判定して処理を終了することが可能となるので、処理時間を短縮することができる。収納可否判定部758は、例えば、デプスカメラ757により撮像された撮像画像に基づいて処理対象物Tの外形サイズを計測してもよいし、RGBカメラ756により撮像された撮像画像に基づいて処理対象物Tの外形サイズを計測してもよい。収納可否判定部758は、RGBカメラ756により撮像された撮像画像からRGB情報に基づいて処理対象物Tの撮像領域を抽出し、抽出された処理対象物Tの外形サイズを計測してもよい。収納可否判定部758は、デプスカメラ757により撮像された撮像画像からデプス情報に基づいて処理対象物Tの撮像領域を抽出し、抽出された処理対象物Tの外形サイズを計測してもよい。これにより、収納可否判定の堅牢性や精度を向上させることができる。
収納可否判定部758は、収納板750と押さえ板751とで処理対象物Tを挟持した後に、処理対象物Tのはみ出しを検出し、検出結果に基づいて収納可否を判定してもよい。この場合、収納可否判定部758は、収納板750と押さえ板751とで処理対象物Tを挟持した状態をRGBカメラ756又はデプスカメラ757により撮像した撮像画像に基づいて、処理対象物Tのはみ出しを検出してもよい。これにより、収納可否判定の堅牢性や精度を向上させることができる。
収納可否判定部758は、収納板750と押さえ板751とで処理対象物Tを挟持した後に、収納板750の縁の連続性から処理対象物Tのはみ出しを検出してもよい。図5及び図6に示したように、本実施の形態の収納装置700においては、収納板750と押さえ板751のサイズが異なり、押さえ板751は収納板750よりも小さい。したがって、押さえ板751側から画像を撮像すると、収納板750の縁を撮像することができる。図5に示したように、処理対象物Tが収納板750からはみ出していない場合は、撮像画像において、収納板750の縁が連続している。図6に示したように、処理対象物Tが収納板750からはみ出している場合は、撮像画像において、収納板750の縁が処理対象物Tにより分断されて不連続になっている。したがって、収納可否判定部758は、撮像画像において収納板750の縁が連続しているか否かを検出することにより、処理対象物Tのはみ出しを検出してもよい。これにより、収納可否判定の堅牢性や精度を向上させることができる。
収納板750の縁の連続性を検出する精度を向上させるために、図4~図6に示すように、収納板750の縁にはみ出し検出補助部753が設けられてもよい。はみ出し検出補助部753は、処理対象物Tに含まれない、又は含まれる頻度が十分に低いような、特殊な色又は素材を含んでもよい。例えば、はみ出し検出補助部753は、蛍光色を含んでもよいし、導光板やLEDなどの発光する素材を含んでもよい。これにより、はみ出し検出補助部753と処理対象物Tを区別しやすくすることができるので、収納可否判定の堅牢性や精度を向上させることができる。
図5及び図6に示したように、本実施の形態の収納装置700においては、押さえ板751の長手方向中央付近にスリット752が設けられ、押さえ板751のスリット752と重なる位置にはみ出し検出補助部753が設けられる。図5に示したように、処理対象物Tがスリット752側にはみ出していない場合は、撮像画像において、スリット752の部分のはみ出し検出補助部753が連続している。図6に示したように、処理対象物Tがスリット752側にはみ出している場合は、撮像画像において、スリット752の部分のはみ出し検出補助部753が処理対象物Tにより分断されて不連続になっている。したがって、収納可否判定部758は、撮像画像においてスリット752の部分のはみ出し検出補助部753が連続しているか否かを検出することにより、処理対象物Tのスリット752側のはみ出しを検出してもよい。これにより、収納可否判定の堅牢性や精度を向上させることができる。
収納可否判定部758は、上記の収納可否判定の方法のうち、いずれか1つの方法を実行してもよいし、任意の組合せの2以上の方法を実行してもよい。RGBカメラ756、デプスカメラ757は、必要でない場合は省略されてもよい。
[1-2.動作]
以上のように構成された衣類処理装置1について、以下その動作、作用を説明する。
図10は、実施の形態1に係る衣類処理方法の手順を示すフローチャートである。制御装置900は、保持部310などを制御して、処理対象物Tの展開や折り畳みなどの処理を進める(S10)。処理対象物Tの処理が終了すると、収納可否判定部758は、収納部710に処理対象物Tを収納可能か否かを判定する(S12)。収納可否判定部758により収納可能と判定された場合(S14のY)、収納制御部759は、収納板750及び押さえ板751を制御して処理対象物Tを収納部710に収納する(S16)。収納可否判定部758により収納不可と判定された場合(S14のN)、S16をスキップし、処理対象物Tを収納部710に収納しない。
[1-3.効果等]
以上のように、本実施の形態において、収納装置700は、処理対象物Tを収納する収納部710へ処理対象物Tを収納する際に処理対象物Tを挟持するための収納板750及び押さえ板751と、収納部710に処理対象物Tを収納可能か否かを判定する収納可否判定部758と、収納可否判定部758により収納可能と判定された場合、収納板750及び押さえ板751を制御して処理対象物Tを収納部710に収納し、収納可否判定部758により収納不可と判定された場合、処理対象物Tを収納部710に収納しない収納制御部759と、を備える。これにより、処理対象物Tを収納部710に収納する際の不具合を未然に防ぐことができる。
また、本実施の形態において、収納可否判定部758は、処理対象物Tの厚みに基づいて、収納部710に処理対象物Tを収納可能か否かを判定する。これにより、処理対象物Tを収納部710に収納する際の不具合を未然に防ぐことができる。
また、本実施の形態において、収納可否判定部758は、収納板750と押さえ板751の間に処理対象物Tを挟持するときの収納板750又は押さえ板751からの処理対象物Tのはみ出しを検出し、検出結果に基づいて、収納部710に処理対象物Tを収納可能か否かを判定する。これにより、処理対象物Tを収納部710に収納する際の不具合を未然に防ぐことができる。
また、本実施の形態において、収納可否判定部758は、収納板750と押さえ板751とで処理対象物Tを挟持する前に収納可否を判定する。これにより、処理対象物Tを収納部710に収納できないことを早期に判定して処理を終了することが可能となるので、処理時間を短縮することができる。
また、本実施の形態において、収納可否判定部758は、収納板750と押さえ板751とで処理対象物Tを挟持した後に収納可否を判定する。これにより、収納可否判定の堅牢性や精度を向上させることができる。
また、本実施の形態において、収納可否判定部758は、収納板750と押さえ板751とで処理対象物Tを挟持する前に、処理対象物Tの厚みに基づいて収納可否を判定する。これにより、処理対象物Tを収納部710に収納できないことを早期に判定して処理を終了することが可能となるので、処理時間を短縮することができる。
また、本実施の形態において、収納装置700は、処理対象物Tを把持するHand部315を備え、収納可否判定部758は、収納板750と押さえ板751とで処理対象物Tを挟持する前に、Hand部315で処理対象物Tを把持したときのフィンガ315aの角度又は間隔から算出された処理対象物Tの厚みに基づいて収納可否を判定する。これにより、Hand部315を制御するためにHand部315に設けられたセンサを利用して収納可否を判定することができるので、収納装置700の製造コストを抑えることができる。
また、本実施の形態において、収納可否判定部758は、収納板750と押さえ板751とで処理対象物Tを挟持した後に、処理対象物Tの厚みに基づいて収納可否を判定する。これにより、収納可否判定の堅牢性や精度を向上させることができる。
また、本実施の形態において、収納可否判定部758は、収納板750と押さえ板751とで処理対象物Tを挟持した後に、収納板750と押さえ板751とで処理対象物Tを挟持したときの収納板750と押さえ板751との間の角度又は間隔から算出された処理対象物Tの厚みに基づいて収納可否を判定する。これにより、収納板750と抑え板751を制御するために収納装置700に設けられたセンサを利用して収納可否を判定することができるので、収納装置700の製造コストを抑えることができる。
また、本実施の形態において、収納装置700は、処理対象物Tを把持するHand部315を備え、収納可否判定部758は、収納板750と押さえ板751とで処理対象物Tを挟持した後に、Hand部315で処理対象物Tを把持したときのフィンガ315aの角度又は間隔から算出された処理対象物Tの厚みに基づいて収納可否を判定する。これにより、Hand部315を制御するためにHand部315に設けられたセンサを利用して収納可否を判定することができるので、収納装置700の製造コストを抑えることができる。
また、本実施の形態において、収納可否判定部758は、収納板750と押さえ板751とで処理対象物Tを挟持したときの状態をRGBカメラ756又はデプスカメラ757により撮像した撮像画像から算出された処理対象物Tの厚みに基づいて収納可否を判定する。これにより、収納可否判定の堅牢性や精度を向上させることができる。
また、本実施の形態において、収納可否判定部758は、収納板750と押さえ板751とで処理対象物Tを挟持する前に、処理対象物Tが収納板750又は押さえ板751からはみ出すことを検出し、検出結果に基づいて、収納可否を判定する。これにより、処理対象物Tを収納部710に収納する際の不具合を未然に防ぐことができる。
また、本実施の形態において、収納可否判定部758は、収納板750と押さえ板751とで処理対象物Tを挟持する前の処理対象物Tの外形サイズに基づいて収納可否を判定する。これにより、処理対象物Tを収納部710に収納できないことを早期に判定して処理を終了することが可能となるので、処理時間を短縮することができる。
また、本実施の形態において、収納可否判定部758は、デプスカメラ757により撮像された撮像画像に基づいて処理対象物Tの外形サイズを計測する。これにより、収納可否判定の堅牢性や精度を向上させることができる。
また、本実施の形態において、収納可否判定部758は、RGBカメラ756により撮像された撮像画像に基づいて処理対象物Tの外形サイズを計測する。これにより、収納可否判定の堅牢性や精度を向上させることができる。
また、本実施の形態において、収納可否判定部758は、収納板750と押さえ板751とで処理対象物Tを挟持した後に、処理対象物Tのはみ出しを検出し、検出結果に基づいて収納可否を判定する。これにより、収納可否判定の堅牢性や精度を向上させることができる。
また、本実施の形態において、収納板750と押さえ板751はサイズが異なり、収納可否判定部758は、収納板750と押さえ板751とで処理対象物Tを挟持した後に、収納板750の縁の連続性から処理対象物Tのはみ出しを検出する。これにより、収納可否判定の堅牢性や精度を向上させることができる。
また、本実施の形態において、収納板750は、収納可否判定部758により収納板750の縁の連続性を検出するために、収納板750の縁にはみ出し検出補助部753を備える。これにより、収納可否判定の堅牢性や精度を向上させることができる。
また、本実施の形態において、はみ出し検出補助部753は、処理対象物Tに含まれない色又は素材を含む。これにより、収納可否判定の堅牢性や精度を向上させることができる。
また、本実施の形態において、はみ出し検出補助部753は、発光する素材を含む。これにより、収納可否判定の堅牢性や精度を向上させることができる。
また、本実施の形態において、押さえ板751は、スリット752を備え、収納板750は、押さえ板751のスリット752と重なる位置にはみ出し検出補助部753を備える。これにより、収納可否判定の堅牢性や精度を向上させることができる。
また、本実施の形態において、衣類処理装置1は、処理対象物Tを処理するための処理部と、処理部により処理された処理対象物Tを収納する収納部710と、収納部710に処理対象物Tを収納する収納装置700と、を備え、収納装置700は、処理対象物Tを収納する収納部710へ処理対象物Tを収納する際に処理対象物Tを挟持するための収納板750及び押さえ板751と、収納部710に処理対象物Tを収納可能か否かを判定する収納可否判定部758と、収納可否判定部758により収納可能と判定された場合、収納板750及び押さえ板751を制御して処理対象物Tを収納部710に収納し、収納可否判定部758により収納不可と判定された場合、処理対象物Tを収納部710に収納しない収納制御部759と、を備える。これにより、処理対象物Tを収納部710に収納する際の不具合を未然に防ぐことができる。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態1で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
なお、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、衣類などの処理対象物を処理する衣類処理装置に利用可能である。
1 衣類処理装置
T 処理対象物
100 筐体
110 フレーム
120 外郭
200 受入部
210 ガイドレール
300、300A、300B 保持装置
310、310A、310B、311B 保持部
315 Hand部
315a フィンガ
320、320A、320B 移動機構
330、330A、330B 幅方向移動機構
332A、332B 幅方向駆動部
334A、334B Xガイド
340A、340B 高さ方向移動機構
342A、342B 高さ方向駆動部
344A、344B Zガイド
350A、350B 奥行き方向移動機構
352A、352B 奥行き方向駆動部
354A、354B Yガイド
400 作業板装置
410 作業板
400 作業板装置
410 作業板
500 撮像装置
510 第1撮像部
520 第2撮像部
530 第3撮像部
600 支持部
610 正面側支持部
620 背面側支持部
700 収納装置
710 収納部
750 収納板
751 押さえ板
752 スリット
753 はみ出し検出補助部
754 Hand部角度センサ
755 挟持部角度センサ
756 RGBカメラ
757 デプスカメラ
758 収納可否判定部
759 収納制御部
900 制御装置
901 保持装置制御部
904 収納装置制御部
X1 左方向
X2 右方向
Y1 前方向
Y2 後方向
Z1 上方向
Z2 下方向

Claims (23)

  1. 処理対象物を収納する収納部へ前記処理対象物を収納する際に前記処理対象物を挟持するための収納板及び押さえ板と、
    前記収納部に前記処理対象物を収納可能か否かを判定する収納可否判定部と、
    前記収納可否判定部により収納可能と判定された場合、前記収納板及び前記押さえ板を制御して前記処理対象物を前記収納部に収納し、前記収納可否判定部により収納不可と判定された場合、前記処理対象物を前記収納部に収納しない収納制御部と、
    を備える
    収納装置。
  2. 前記収納可否判定部は、前記処理対象物の厚みに基づいて、前記収納部に前記処理対象物を収納可能か否かを判定する
    請求項1に記載の収納装置。
  3. 前記収納可否判定部は、前記収納板と前記押さえ板の間に前記処理対象物を挟持するときの前記収納板又は前記押さえ板からの前記処理対象物のはみ出しを検出し、検出結果に基づいて、前記収納部に前記処理対象物を収納可能か否かを判定する
    請求項1に記載の収納装置。
  4. 前記収納可否判定部は、前記収納板と前記押さえ板とで前記処理対象物を挟持する前に収納可否を判定する
    請求項1に記載の収納装置。
  5. 前記収納可否判定部は、前記収納板と前記押さえ板とで前記処理対象物を挟持した後に収納可否を判定する
    請求項1に記載の収納装置。
  6. 前記収納可否判定部は、前記収納板と前記押さえ板とで前記処理対象物を挟持する前に、前記処理対象物の厚みに基づいて収納可否を判定する
    請求項2及び4に記載の収納装置。
  7. 前記処理対象物を把持する把持部を備え、
    前記収納可否判定部は、前記収納板と前記押さえ板とで前記処理対象物を挟持する前に、前記把持部で前記処理対象物を把持したときの前記把持部の角度又は間隔から算出された前記処理対象物の厚みに基づいて収納可否を判定する
    請求項6に記載の収納装置。
  8. 前記収納可否判定部は、前記収納板と前記押さえ板とで前記処理対象物を挟持した後に、前記処理対象物の厚みに基づいて収納可否を判定する
    請求項2及び5に記載の収納装置。
  9. 前記収納可否判定部は、前記収納板と前記押さえ板とで前記処理対象物を挟持した後に、前記収納板と前記押さえ板とで前記処理対象物を挟持したときの前記収納板と前記押さえ板との間の角度又は間隔から算出された前記処理対象物の厚みに基づいて収納可否を判定する
    請求項8に記載の収納装置。
  10. 前記処理対象物を把持する把持部を備え、
    前記収納可否判定部は、前記収納板と前記押さえ板とで前記処理対象物を挟持した後に、前記把持部で前記処理対象物を把持したときの前記把持部の角度又は間隔から算出された前記処理対象物の厚みに基づいて収納可否を判定する
    請求項8に記載の収納装置。
  11. 前記収納可否判定部は、前記収納板と前記押さえ板とで前記処理対象物を挟持したときの状態を撮像装置により撮像した撮像画像から算出された前記処理対象物の厚みに基づいて収納可否を判定する
    請求項8に記載の収納装置。
  12. 前記収納可否判定部は、前記収納板と前記押さえ板とで前記処理対象物を挟持する前に、前記処理対象物が前記収納板又は前記押さえ板からはみ出すことを検出し、検出結果に基づいて、収納可否を判定する
    請求項3及び4に記載の収納装置。
  13. 前記収納可否判定部は、前記収納板と前記押さえ板とで前記処理対象物を挟持する前の前記処理対象物の外形サイズに基づいて収納可否を判定する
    請求項12に記載の収納装置。
  14. 前記収納可否判定部は、デプスカメラにより撮像された撮像画像に基づいて前記処理対象物の外形サイズを計測する
    請求項13に記載の収納装置。
  15. 前記収納可否判定部は、RGBカメラにより撮像された撮像画像に基づいて前記処理対象物の外形サイズを計測する
    請求項13に記載の収納装置。
  16. 前記収納可否判定部は、前記収納板と前記押さえ板とで前記処理対象物を挟持した後に、前記処理対象物のはみ出しを検出し、検出結果に基づいて収納可否を判定する
    請求項3及び5に記載の収納装置。
  17. 前記収納板と前記押さえ板はサイズが異なり、
    前記収納可否判定部は、前記収納板と前記押さえ板とで前記処理対象物を挟持した後に、前記収納板の縁の連続性から前記処理対象物のはみ出しを検出する
    請求項16に記載の収納装置。
  18. 前記収納板は、前記収納可否判定部により前記収納板の縁の連続性を検出するために、前記収納板の縁にはみ出し検出補助部を備える
    請求項17に記載の収納装置。
  19. 前記はみ出し検出補助部は、前記処理対象物に含まれない色又は素材を含む
    請求項18に記載の収納装置。
  20. 前記はみ出し検出補助部は、発光する素材を含む
    請求項18に記載の収納装置。
  21. 前記押さえ板は、スリットを備え、
    前記収納板は、前記押さえ板の前記スリットと重なる位置に前記はみ出し検出補助部を備える
    請求項17に記載の収納装置。
  22. 処理対象物を処理するための処理部と、
    前記処理部により処理された前記処理対象物を収納する収納部と、
    前記収納部に前記処理対象物を収納する収納装置と、
    を備え、
    前記収納装置は、
    前記収納部へ前記処理対象物を収納する際に前記処理対象物を挟持するための収納板及び押さえ板と、
    前記収納部に前記処理対象物を収納可能か否かを判定する収納可否判定部と、
    前記収納可否判定部により収納可能と判定された場合、前記収納板及び前記押さえ板を制御して前記処理対象物を前記収納部に収納し、前記収納可否判定部により収納不可と判定された場合、前記処理対象物を前記収納部に収納しない収納制御部と、
    を備える
    衣類処理装置。
  23. 処理対象物を収納する収納部に前記処理対象物を収納可能か否かを判定するステップと、
    収納可能と判定された場合、前記処理対象物を挟持するための収納板及び押さえ板を制御して前記処理対象物を前記収納部に収納し、収納不可と判定された場合、前記処理対象物を前記収納部に収納しないステップと、
    を備える
    衣類処理方法。
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