JP2023064776A - 移動装置、移動方法、衣類処理装置、及び制御装置 - Google Patents

移動装置、移動方法、衣類処理装置、及び制御装置 Download PDF

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Hiroaki Murata
耕一 反田
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Abstract

【課題】対象物を移動する技術を向上させる。【解決手段】移動装置731は、処理対象物Tを挟持するための2以上の挟持部721と、2以上の挟持部721のそれぞれを移動させるための移動部と、移動部を制御する収納制御部60と、を備え、収納制御部60は、処理対象物Tを挟持した2以上の挟持部721を所定位置に移動させた後、処理対象物Tの下側の下板721bを引き抜くことにより処理対象物Tを落下させる。【選択図】図4

Description

本開示は、対象物を移動するための移動装置、移動方法、及び移動装置を利用可能な衣類処理装置、移動装置を制御する制御装置に関する。
衣類などの対象物を処理して収納するための技術として、特許文献1には、洗濯後の複数の軟体品を乾燥室に収容し該軟体品に熱を加え乾燥するとともに、乾燥を終了した段階で前記軟体品を乾燥室より送出する乾燥装置と、乾燥後の軟体品を分離室に収容し該軟体品を夫々に分離するとともに、分離された軟体品を前記分離室より順次送出する分離装置と、分離後の軟体品をプレス可能な状態に展開する展開装置と、展開後の軟体品を所定方向にプレスするプレス装置と、プレス後の軟体品を折畳む折畳装置と、折畳み後の軟体品を複数の収納箇所を有する収納棚に移送する移送装置とを具備したことを特徴とするランドリーシステムが開示されている。
実開平02-040400号公報
特許文献1に開示されたランドリーシステムでは、1つの収納棚に1つの軟体品が移送装置から押し込まれるので、1つの収納棚に複数の軟体品を重ねて収納することはできない。
本開示は、対象物を移動するための技術を向上させることを目的とする。
本開示において、移動装置は、対象物を挟持するための2以上の挟持部と、2以上の挟持部のそれぞれを移動させるための移動部と、移動部を制御する制御部と、を備える。制御部は、対象物を挟持した2以上の挟持部を所定位置に移動させた後、対象物の下側の挟持部を引き抜くことにより対象物を落下させる。
本開示において、移動方法は、2以上の挟持部により対象物を挟持するステップと、対象物を挟持した2以上の挟持部を所定位置に移動させるステップと、対象物の下側の挟持部を引き抜くことにより対象物を落下させるステップと、を備える。
本開示において、衣類処理装置は、処理対象物を処理する処理部と、処理部により処理された処理対象物を収納部に移動する移動装置と、を備える。移動装置は、対象物を挟持するための2以上の挟持部と、2以上の挟持部のそれぞれを移動させるための移動部と、移動部を制御する制御部と、を備える。制御部は、処理対象物を挟持した2以上の挟持部を収納部の内部に移動させた後、処理対象物の下側の挟持部を引き抜くことにより処理対象物を落下させる。
本開示において、制御装置は、対象物を挟持するための2以上の挟持部のそれぞれを移動させるための移動部を制御する制御部を備える。制御部は、対象物を挟持した2以上の挟持部を所定位置に移動させた後、対象物の下側の挟持部を引き抜くことにより対象物を落下させる。
本開示の技術によれば、対象物を移動させる技術を向上させることができる。
実施の形態1における衣類処理装置の斜視図 実施の形態1における衣類処理装置の正面概略構成図 実施の形態1における衣類処理装置の側面概略構成図 実施の形態1に係る移動装置の構成を概略的に示す正面図 実施の形態1に係る移動装置により処理対象物が収納部に収納される様子を概略的に示す図 実施の形態1に係る移動装置により処理対象物が収納部に収納される様子を概略的に示す図 移動装置の別の構成例を示す図 実施の形態1に係る移動装置により処理対象物が収納部に収納される様子を概略的に示す図 実施の形態1に係る移動装置により処理対象物が収納部に収納される様子を概略的に示す図 実施の形態1に係る移動装置により処理対象物が収納部に収納される様子を概略的に示す図 実施の形態1に係る収納制御部の機能構成図 実施の形態1に係る移動方法の手順を示すフローチャート
(本開示の基礎となった知見等)
本開示に係る衣類処理装置は、衣類などの処理対象物を折り畳む構成と、折り畳まれた処理対象物を収納棚に収納する構成を備える。1つの収納棚に複数の処理対象物を重ねて収納するためには、収納する処理対象物を既に収納されている処理対象物の上に乗せる必要がある。
このような課題を発明者らは発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。本開示に係る衣類処理装置及び移動装置は、対象物を挟持した2以上の挟持部を所定位置に移動させた後、対象物の下側の挟持部を引き抜くことにより対象物を落下させる。これにより、既に収納されている処理対象物の上に処理対象物を重ねることができるので、収納棚により多くの処理対象物を収納することができる。
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
以下、図1~図12を用いて、実施の形態1を説明する。なお、衣類処理装置1の3方向について、前側正面から見て、左右の幅方向を矢印で示すX方向(左方向X1、右方向X2)、前後の奥行き方向を矢印で示すY方向(前方向Y1、後方向Y2)、上下の高さ方向を矢印で示すZ方向(上方向Z1、下方向Z2)として説明する。
[1-1.構成]
[1-1-1.衣類処理装置の全体構成]
衣類処理装置1は、変形性薄物としての処理対象物Tを保持、認識、折り畳み、及び、収納する装置である。図1に示されるように、衣類処理装置1は、筐体100、及び、筐体100内に構成される、受入部200と、保持装置300と、作業板装置400と、撮像装置500と、支持部600と、収納装置700と、制御装置900と、を備える。なお、受入部200及びその上方の処理空間が1つの筐体に構成され、収納装置700などは別の筐体内に構成されて、それぞれの筐体が連結されて一体となるように構成されてもよい。
処理対象物Tは、例えば、衣類及びタオル類などの布地、フィルム、紙ならびにシートなどに代表される変形性薄物である。その形状は、タオル類のように矩形であってもよいし、Tシャツやランニングシャツ、長袖シャツ、ズボンのような略矩形であってもよい。
筐体100は、直方体の枠を形成するフレーム110と、直方体の所定の面に外郭120が設けられて構成される。フレーム110と外郭120とは、一体に形成されてもよい。
受入部200は、処理対象物Tを外部から受け入れる収容部である。図1から図3に示されるように、受入部200は、上面が開口した箱型形状を有する。受入部200は、ユーザがアクセスし易いように、衣類処理装置1における底部に配設され、奥行き方向(Y方向)に出し入れ可能に配設される。例えば、受入部200は、下部にガイドレール210が設けられ、前方向Y1に引き出される。処理対象物Tは、引き出された受入部200に上方から入れられる。受入部200は、処理対象物Tが入れられると、ガイドレール210に沿って後方向Y2に戻され、筐体100内に収められる。
保持装置300は、処理対象物Tを処理するために、処理対象物Tを保持する装置である。保持装置300は、処理対象物Tを保持する保持部310と、保持部310を幅方向(X方向)、奥行き方向(Y方向)、高さ方向(Z方向)の3方向に移動させる移動機構320と、を含む。保持装置300は、複数設けられ、受入部200内に入れられた処理対象物Tを保持して持ち上げるとともに、処理対象物Tを一時的に載置できる作業板装置400と協働して、処理対象物Tを持ち替えながら展開及び折り畳みを行う。
衣類処理装置1は、図1から図3に示されるように、保持装置300として2基の保持装置300A,300Bを備える。保持装置300Aは、保持部310として1つの保持部310Aを有し、保持部310Aを3方向に移動させる移動機構320Aを有する。保持装置300Bは、保持部310として2基の保持部310B,311Bを有し、保持部310B,311Bをそれぞれ3方向に移動させる移動機構320Bを有する。
保持部310A,310B,311Bは、後述する作業板装置400の作業板410に対して、幅方向、奥行き方向、高さ方向にそれぞれ相対移動可能である。例えば、移動機構320A、320Bは、保持部310A,310B,311Bが作業板410の縁部に沿って一列に並ぶように位置させることができる。
保持装置300A、300Bは、後述する制御装置900と有線又は無線により通信可能に接続される。そして、制御装置900により、保持部310A、310B,311B及び移動機構320A、320Bの動作が制御される。
保持装置300A,300Bに用いられる移動機構320A,320Bについて、保持装置300Aの移動機構320Aの構成を用いて説明する。保持装置300Bの移動機構320Bの構成は、保持部の数を除いて保持装置300Aの構成と基本的に同じである。よって、保持装置300Bは、保持装置300Aの符号中「A」を「B」に置き換えた符号を用いればよく、その説明を省略する。
移動機構320Aは、図2に示されるように、幅方向移動機構330Aと、高さ方向移動機構340Aと、奥行き方向移動機構350Aと、を備える。
幅方向移動機構330Aは、保持部310Aを幅方向(X方向)に移動させる。幅方向移動機構330Aは、保持部310Aを移動させるための駆動力源となる幅方向駆動部332A、及び、移動のガイドとなるXガイド334Aを有する。詳細は図示しないが、幅方向駆動部332Aは、正転及び逆転が可能なモータであり、ピニオンギアを有する。Xガイド334Aは、幅方向駆動部332Aの動力がピニオンギアを介して伝達されるラックギア及びレールであり、その長手方向が幅方向に沿うように配置される。幅方向駆動部332Aは、通電により、Xガイド334Aに沿ってスライド移動する。幅方向駆動部332AがXガイド334Aに沿って幅方向に移動すると、幅方向駆動部332Aに固定された保持部310Aも幅方向に移動する。
高さ方向移動機構340Aは、幅方向移動機構330Aとともに保持部310Aを高さ方向(Z方向)に移動させる。高さ方向移動機構340Aは、幅方向移動機構330Aを移動させるための駆動力源となる高さ方向駆動部342A、及び、移動のガイドとなるZガイド344Aを有する。高さ方向駆動部342Aは、正転及び逆転が可能なモータである。詳細は図示しないが、高さ方向駆動部342Aは、幅方向移動機構330Aの枠体の左端に固定され、右端へ駆動力を伝達する伝動シャフトを有する。左右2本のZガイド344Aは、ラック・アンド・ピニオンを含み、その長手方向が高さ方向に沿うようにして配置される。左右2本のZガイド344Aは、上端で連結され、アーチ型に構成される。高さ方向駆動部342Aへの通電により、幅方向移動機構330Aが高さ方向に沿って移動する。
奥行き方向移動機構350Aは、保持装置300A全体(高さ方向移動機構340A、幅方向移動機構330A及び保持部310A)を奥行き方向(Y方向)に移動させる。奥行き方向移動機構350Aは、高さ方向移動機構340Aを移動させるための動力源となる奥行き方向駆動部352A、及び、移動のガイドとなる複数のYガイド354を有する。詳細は図示しないが、奥行き方向駆動部352Aは、正転及び逆転が可能なモータであり、ピニオンギアを有する。奥行き方向駆動部352Aは、高さ方向移動機構340Aの枠体上部の連結部左端に固定され、右端へ駆動力を伝達する伝動シャフトを有する。Yガイド354は、奥行き方向駆動部352Aの動力が伝達されるラックギア及びレールであり、その長手方向が奥行き方向に沿うようにして、左右のZガイド344Aそれぞれの上下端に配置される。
Yガイド354への駆動力の伝達について、上部のYガイド354には、上述したように、奥行き方向駆動部352Aの動力が伝動シャフトで伝達される。そして、下部のYガイド354には、高さ方向移動機構340Aの枠体内に設けられるギアベルトを介して上部に設けられる伝動シャフトから駆動力が伝達される。奥行き方向駆動部352Aへの通電により、アーチ型の高さ方向移動機構340Aが奥行き方向に沿って平行に移動し、幅方向移動機構330A及び保持部310Aも同じく移動する。
なお、本実施の形態において、2基の保持装置300A,300Bは、奥行き方向(Y方向)に移動するために上下左右4本のYガイド354を共用する。このため、常に保持装置300Aは保持装置300Bより後側に位置する。また、保持装置300Bにおいて、2つの保持部310B,311Bは幅方向(X方向)に移動するためにXガイド334Bを共用する。このため、常に保持部310Bは保持部311Bより左側に位置する。
本実施の形態では、移動機構としてラック&ピニオン式で、駆動部のモータも移動する構成としたが、これに限られない。例えば、ボールねじを利用し、モータは移動しない構成などでもよい。
作業板装置400は、認識処理や折り畳み処理の際に処理対象物Tを載置する作業板410を回転及び移動させる装置である。作業板装置400は、移動機構320と同様の移動機構を備える。作業板410は、図2に示されるように、作業平面の角部を面取りされた略矩形の板材である。作業板410は、角部の角がないように形成されることにより、布類などの処理対象物Tが引っ掛かる不具合が抑制される。作業板410は、作業板410の長手方向、つまり、長辺の2つの縁部がそれぞれ回転軸と平行になるように回転軸に固定される。
撮像装置500は、処理対象物Tを受け入れた後の掴み処理、認識処理及び折り畳み処理する際に、当該処理対象物Tの端点等を検出する装置である。図2及び図3に示されるように、撮像装置500は、第1撮像部510と、第2撮像部520と、第3撮像部530と、を含む。第1撮像部510及び第2撮像部520は、例えばデジタルスチルカメラが使用され、端点検出や、処理対象物Tの種類の判別などに使用される。第3撮像部530は、例えばステレオカメラが使用され、端点検出のための奥行き方向の距離や処理対象物Tの幅を測定するために使用される。いずれの撮像部も正面内壁側のフレームに設けられ、レンズの向きは後方向Y2である。
支持部600は、処理対象物Tの折り畳みの際に、折り畳みラインを押さえておいたり、処理対象物Tの皺を伸ばしたりなど、処理対象物Tを支持する壁面である。例えば、支持部600は、作業板410の前方に設けられる正面側支持部610及び後方に設けられる背面側支持部620のうち少なくともいずれか一方を含む。
収納装置700は、処理された処理対象物Tを保持装置300から受け取って収納する。収納装置700は、図1及び図2に示されるように、複数の収納部710を備える。収納装置700は、処理対象物Tを受け取り各収納部710に格納する運搬部を含んでもよい。収納装置700は、受入部200及び保持装置300などが収納される処理空間の横に隣接して配設されており、処理空間と収納装置700とを合わせて、衣類処理装置1が構成される。
制御装置900は、衣類処理装置1における各部の制御を統括する。制御装置900は、主として、ROM、RAM、演算装置、及び入出力インターフェイスから構成される。ROMには、オペレーティングシステム、衣類処理装置1の各部を制御するための制御プログラム、及び、制御プログラムの実行に必要なデータが格納されている。また、演算装置は、ROMに格納されている制御プログラムをRAMにロードしたり、ROMから直接実行したりするために設けられる。つまり、制御装置900は、演算装置が制御プログラムを実行することにより、衣類処理装置1を制御できる。そして、演算装置が処理したデータは、入出力インターフェイスを介して、衣類処理装置1の各部(保持装置300、作業板装置400等)へ送信される。演算装置の処理に必要なデータは、衣類処理装置1の各部(撮像装置500等)から入出力インターフェイスを介して受信される。
[1-1-2.収納装置の詳細]
上述した衣類処理装置1において、収納部710に処理対象物Tを収納する技術について説明する。
図4は、実施の形態1に係る移動装置の構成を概略的に示す正面図である。移動装置731は、折り畳まれた処理対象物Tを収納部710に移動して収納する。移動装置731は、挟持部721と、レール722と、支持部726と、駆動部727とを備える。図1~3においては図示を省略しているが、移動装置731は、Zガイド344に取り付けられる。
挟持部721は、処理対象物Tを挟持する。本図では、2枚の板状の挟持部721が重なって1枚に見えている。処理対象物Tを収納部710に収納するときに処理対象物Tの上側に位置する挟持部721を上板721aと呼び、処理対象物Tの下側に位置する挟持部721を下板721bと呼ぶ。挟持部721は、処理対象物Tを挟持可能な形状であればよい。例えば、挟持部721は、網目状の形状を有していてもよいし、複数の棒や板などが組み合わされた形状を有していてもよい。挟持部721は、3つ以上設けられてもよい。
支持部726は、2枚の挟持部721のそれぞれをレール722に対して摺動及び回転可能に支持する。本図では、2つの支持部726及び2本のレール722も重なって1つに見えている。上板721aは、支持部726aにより、レール722aに対して摺動及び回転可能に支持される。下板721bは、支持部726bにより、レール722bに対して摺動及び回転可能に支持される。
レール722は、支持部726を介して、2枚の挟持部721の左右方向(X方向)の移動を案内する。また、レール722は回転可能に設けられ、支持部726を介して、2枚の挟持部721を回転させる。
駆動部727は、2枚の挟持部721のそれぞれをレール722に対して摺動及び回転させるための駆動力を発生する。また、駆動部727は、レール722を介して挟持部721をZガイド344に沿って上下方向に移動させるための駆動力を発生する。駆動部727は、モータと、モータの回転力を支持部726などに伝達する機構により構成されてもよい。上板721a又は下板721bを移動させたり回転させたりするための駆動部と、レール722を上下方向に移動させるための駆動部が、それぞれ別個に設けられてもよいし、少なくとも一部が共通化されてもよい。
上述したように、Zガイド344は、奥行き方向移動機構350により、奥行き方向(Y方向)に移動される。すなわち、2枚の挟持部721は、Y方向には、奥行き方向移動機構350によりZガイド344と一体的に移動可能であり、Z方向には、駆動部727によりレール722と一体的に移動可能であり、X方向には、駆動部727によりそれぞれ独立して移動可能である。レール722、支持部726、駆動部727、奥行き方向移動機構350は、挟持部721を移動させるための移動部として機能する。
図5~図10は、実施の形態1に係る移動装置731により処理対象物Tが収納部710に収納される様子を概略的に示す。図5~図8は側面図であり、図9及び図10は正面図である。
図5に示すように、制御装置900は、駆動部727を制御して、2枚の挟持部721を所定位置に移動させ、上板721aが下、下板721bが上、上板721aと下板721bの間の角度が所定角度となるように、上板721a又は下板721bを回転させる。制御装置900は、移動機構320を制御して、処理対象物Tを保持している保持部310を上板721aの上方に移動させ、処理対象物Tを上板721aの上に載せて処理対象物Tを離す。
図6に示すように、制御装置900は、駆動部727を制御して、処理対象物Tが上板721aの上でずり落ちないように、上板721aを水平に近くなるまで回転させる。また、制御装置900は、駆動部727を制御して、下板721bを上板721aの方に回転させ、上板721aと下板721bの間に処理対象物Tを挟持する。
図5及び図6に示すように、上板721aの下板721bに対向する面に、処理対象物Tを挟持したときに処理対象物Tがずれないように押さえるための押さえ部728が設けられる。押さえ部728は、弾性を有する弾性体などにより構成される。これにより、処理対象物Tの厚みによらず、処理対象物Tを適切に押さえることができる。また、処理対象物Tの型崩れや傷みを抑えることができる。本図の例では、押さえ部728は、回転軸から遠い側の高さが低くなるように設けられる。これにより、厚手の処理対象物Tを挟持する場合に、挟持部721が閉じきれなくなることを防ぐことができる。押さえ部728は、リブ形状を有していてもよい。これにより、処理対象物Tの一部を押さえることができるので、処理対象物Tを押し付ける力を軽減させることができる。押さえ部728は、蛇腹形状を有していてもよい。これにより、処理対象物Tの全体を押さえることができるので、処理対象物Tがずれにくくすることができる。
図7は、移動装置731の別の構成例を示す。本図に示した移動装置731では、挟持部721の回転軸であるレール722の近傍に、処理対象物Tを挟持したときに処理対象物Tが挟持部721からはみ出すことを抑止するためのはみ出し抑止部743が設けられる。はみ出し抑止部743は、弾性を有するシートなどにより構成されてもよい。これにより、上板721aと下板721bの間の隙間から処理対象物Tがはみ出すのを防ぐことができる。
2枚の挟持部721で処理対象物Tを挟持すると、制御装置900は、挟持部721を収納部710の方へ移動させる。このとき、挟持部721が他の構成と接触しないようにするために、挟持部721を所定角度、例えば挟持部721の面が略垂直となるように回転させてから挟持部721を移動させてもよい。制御装置900は、図8に示すように、収納部710に設けられた収納口729の近傍に挟持部721を移動させ、上板721aが上、下板721bが下、上板721a及び下板721bが略水平となるように、上板721a及び下板721bを回転させる。
図9に示すように、制御装置900は、収納口729の近傍に設けられた棚ふち742に挟持部721を乗せて、挟持部721を収納口729から挿入する。図1~図3では図示を省略しているが、収納部710は、受入部200及び保持装置300などが収納される処理空間の左右双方に隣接して配設されている。左側の収納部710に処理対象物Tを収納する場合は、挟持部721の左半分により処理対象物Tを挟持し、右側の収納部710に処理対象物Tを収納する場合は、挟持部721の右半分により処理対象物Tを挟持する。本図の例では、制御装置900は、左側の収納部710に処理対象物Tを収納するために、処理対象物Tを挟持している挟持部721の左半分を左側の収納部710の内部に移動させる。
図10に示すように、制御装置900は、上板721aを収納部710の内部に残したまま、下板721bを所定の速度で引き抜く。これにより、処理対象物Tが落下し、収納部710の内部に収納される。下板721bが引き抜かれるときに処理対象物Tが下板721bととも引き抜かれるのを防ぐために、下板721bの上面の摩擦係数は、上板721aの下面の摩擦係数よりも小さくなるように構成される。例えば、下板721bの上面に滑り材が設けられてもよいし、下板721bの上面が滑り性の良好な材料によりコーティングされてもよい。下板721bを引き抜く速度は、これらの仕様に応じて、処理対象物Tの形状が大きく崩れない程度の速度を実験を通して設定されてもよい。
上板721aには、下板721bが引き抜かれるときに処理対象物Tが下板721bとともに引き抜かれることを抑止するための引き抜き抑止部741が設けられる。引き抜き抑止部741は、上板721aの長手方向の中央付近に設けられ、引き抜き抑止部741の左側又は右側に挟持された処理対象物Tが引き抜かれることを抑止する。引き抜き抑止部741は、弾性を有する弾性体などにより構成されてもよい。これにより、誤って引き抜き抑止部741で処理対象物Tを挟んだ場合であっても、処理対象物Tが逃げることができるので、処理対象物Tが傷まないようにすることができる。引き抜き抑止部741は、板状の壁であってもよいし、任意の形状の突起であってもよい。
図11は、実施の形態1に係る収納制御部60の機能構成を示す。収納制御部60は、制御装置900に備えられる。収納制御部60は、回転制御部61、X方向移動制御部62、Y方向移動制御部63、及びZ方向移動制御部64を備える。
回転制御部61は、駆動部727を制御して、挟持部721を回転させる。X方向移動制御部62は、駆動部727を制御して、上板721a及び下板721bをレール722に沿ってX方向に移動させる。Y方向移動制御部63は、奥行き方向移動機構350を制御してZガイド344を移動させることにより、挟持部721をY方向に移動させる。Z方向移動制御部64は、駆動部727を制御してレール722をZガイド344に沿って移動させることにより、挟持部721をZ方向に移動させる。
[1-2.動作]
以上のように構成された衣類処理装置1について、以下その動作、作用を説明する。
制御装置900は、保持装置300、作業板装置400、撮像装置500などを制御して、処理対象物Tの展開や折り畳みなどの処理を進める。これらの装置は、本開示の処理部として機能する。移動装置731は、処理部により折り畳まれた処理対象物Tを収納部710に収納する。
図12は、実施の形態1に係る移動方法の一例の手順を示すフローチャートである。収納制御部60は、挟持部721を所定位置に移動させて原点を設定する(S10)。所定位置は、挟持部721が移動可能な位置に設けられた突起などであってもよい。この場合、収納制御部60は、移動装置731の構成要素のいずれかが突起に当接したことを検知し、その位置を原点としてもよい。収納制御部60は、原点が正しく設定されたか否かを判定し(S12)、原点が正しく設定されていない場合は(S12のN)、原点の設定をやり直す(S10)。原点が正しく設定された場合は(S12のY)、収納制御部60は、挟持部721を処理対象物受取位置に移動させる(S14)。
収納制御部60は、上板721aが下、下板721bが上、上板721aと下板721bの間の角度が所定角度となるように、上板721a又は下板721bを回転させる(S16)。収納制御部60は、処理対象物Tを保持している保持部310を制御して、処理対象物Tを上板721aの上に載置する(S18)。収納制御部60は、処理対象物Tが上板721aの上でずり落ちないように、上板721aを水平に近くなるまで回転させる(S20)。収納制御部60は、下板721bを上板721aの方に回転させ、上板721aと下板721bの間に処理対象物Tを挟持する(S22)。収納制御部60は、挟持部721が正しく閉じているか否かを判定し(S24)、閉じていない場合は(S24のN)、処理対象物Tの挟持をやり直す(S22)。閉じている場合は(S24のY)、収納制御部60は、挟持部721を収納位置に移動させる(S26)。収納制御部60は、処理対象物Tが挟持部721からはみ出しているか否かを判定し(S28)、はみ出している場合は(S28のN)、S10に戻って最初からやり直す。はみ出していない場合は(S28のY)、次の処理に進む。
収納制御部60は、挟持部721を棚ふち742に乗せて(S30)、挟持部721を収納口729から挿入する(S32)。収納制御部60は、挟持部721のX方向の移動量を判定し(S34)、処理対象物Tが収納部710の内部に挿入されるまで(S34のN)、挟持部721をX方向に移動させる(S32)。挟持部721のX方向の移動に不良がある場合は、S10に戻って最初からやり直す。処理対象物Tが収納部710の内部に挿入されると(S34のY)、収納制御部60は、下板721bを収納部710の外部に引き抜く(S36)。これにより、処理対象物Tが落下し、収納部710の内部に収納される。収納制御部60は、上板721aを収納部710の外部に引き抜く(S38)。収納制御部60は、挟持部721を所定位置に移動させて原点を設定し(S40)、挟持部721を所定の待機位置に移動させる(S42)。
[1-3.効果等]
以上のように、本実施の形態において、移動装置731は、処理対象物Tを挟持するための2以上の挟持部721と、2以上の挟持部721のそれぞれを移動させるための移動部と、移動部を制御する収納制御部60と、を備え、収納制御部60は、処理対象物Tを挟持した2以上の挟持部721を所定位置に移動させた後、処理対象物Tの下側の下板721bを引き抜くことにより処理対象物Tを落下させる。これにより、処理対象物Tを折り畳まれた状態のまま収納部710に移動して収納することができる。また、既に収納されている処理対象物の上に処理対象物を重ねることができるので、収納部710により多くの処理対象物を収納することができる。
また、本実施の形態において、所定位置は、左右のうち少なくとも一方に設けられた収納部710の内部であり、移動部は、2以上の挟持部721のそれぞれを左右方向に移動可能であり、収納制御部60は、処理対象物Tを収納部710の内部に移動させる。これにより、これにより、処理対象物Tを折り畳まれた状態のまま左右の収納部710に移動して収納することができる。
また、本実施の形態において、所定位置は、前後のうち少なくとも一方に設けられた収納部710の内部であり、移動部は、2以上の挟持部721のそれぞれを前後方向に移動可能であり、収納制御部60は、処理対象物Tを収納部710の内部に移動させる。これにより、処理対象物Tを折り畳まれた状態のまま前後の収納部710に移動して収納することができる。
また、本実施の形態において、収納部710は、上下方向に複数の段を有し、移動部は、2以上の挟持部721を上下方向に移動可能であり、収納制御部60は、処理対象物Tを収納部710の所定の段に移動させる。これにより、処理対象物Tを折り畳まれた状態のまま収納部710の所定の段に移動して収納することができる。
また、本実施の形態において、処理対象物Tの上側の上板721aに、処理対象物Tの下側の下板721bが引き抜かれるときに処理対象物Tが下板721bとともに引き抜かれることを抑止するための引き抜き抑止部741が設けられる。これにより、処理対象物Tが下板721bとともに引き抜かれることを抑止し、収納部710の内部に収納することができる。
また、本実施の形態において、引き抜き抑止部741は、上板721aの長手方向の中央付近に設けられ、引き抜き抑止部741のいずれか一方側に処理対象物Tが挟持される。これにより、左右又は前後の収納部710の内部に処理対象物Tを収納することができる。
また、本実施の形態において、引き抜き抑止部741は、弾性を有する。これにより、引き抜き抑止部741により処理対象物Tが挟まれた場合も、処理対象物Tを逃がすことができる。
また、本実施の形態において、2以上の挟持部721のいずれかに、処理対象物Tを挟持したときに処理対象物Tがずれないように押さえるための押さえ部728が設けられる。これにより、処理対象物Tの厚みによらず、処理対象物Tがずれないように挟持することができる。また、処理対象物Tの型崩れや傷みを抑えることができる。
また、本実施の形態において、押さえ部728は、弾性を有する。これにより、処理対象物Tの厚みによらず、処理対象物Tがずれないように挟持することができる。また、処理対象物Tの型崩れや傷みを抑えることができる。
また、本実施の形態において、押さえ部728は、リブ形状を有する。これにより、処理対象物Tの一部を押さえることができるので、処理対象物Tを押し付ける力を軽減させることができる。
また、本実施の形態において、押さえ部728は、蛇腹形状を有する。これにより、処理対象物Tの全体を押さえることができるので、処理対象物Tがずれにくくすることができる。
また、本実施の形態において、2以上の挟持部721の少なくともいずれかは、長辺に平行な回転軸の周りに回転可能に設けられ、収納制御部60は、挟持部721を回転させることにより処理対象物Tを挟持する。これにより、処理対象物Tを適切に挟持することができる。
また、本実施の形態において、回転軸の近傍に、処理対象物Tを挟持したときに処理対象物Tが挟持部721からはみ出すことを抑止するためのはみ出し抑止部743が設けられる。これにより、上板721aと下板721bの間の隙間から処理対象物Tがはみ出すのを防ぐことができる。
また、本実施の形態において、下板721bの表面は、上板721aの表面よりも、摩擦係数が小さい。これにより、処理対象物Tが下板721bとともに引き抜かれることを抑え、収納部710の内部に収納することができる。
また、本実施の形態において、移動方法は、2以上の挟持部721により対象物を挟持するステップと、処理対象物Tを挟持した2以上の挟持部721を所定位置に移動させるステップと、処理対象物Tの下側の下板721bを引き抜くことにより処理対象物Tを落下させるステップと、を備える。これにより、処理対象物Tを折り畳まれた状態のまま収納部710に移動して収納することができる。また、既に収納されている処理対象物の上に処理対象物を重ねることができるので、収納部710により多くの処理対象物を収納することができる。
また、本実施の形態において、衣類処理装置1は、処理対象物Tを処理する処理部と、処理部により処理された処理対象物Tを収納部710に移動する移動装置731と、を備え、移動装置731は、処理対象物Tを挟持するための2以上の挟持部721と、2以上の挟持部721のそれぞれを移動させるための移動部と、移動部を制御する収納制御部60と、を備え、収納制御部60は、処理対象物Tを挟持した2以上の挟持部721を収納部710の内部に移動させた後、処理対象物Tの下側の下板721bを引き抜くことにより処理対象物Tを落下させる。これにより、処理対象物Tを折り畳まれた状態のまま収納部710に移動して収納することができる。また、既に収納されている処理対象物の上に処理対象物を重ねることができるので、収納部710により多くの処理対象物を収納することができる。
また、本実施の形態において、制御装置900は、処理対象物Tを挟持するための2以上の挟持部721のそれぞれを移動させるための移動部を制御する収納制御部60を備え、収納制御部60は、処理対象物Tを挟持した2以上の挟持部721を所定位置に移動させた後、処理対象物Tの下側の下板721bを引き抜くことにより処理対象物Tを落下させる。これにより、処理対象物Tを折り畳まれた状態のまま収納部710に移動して収納することができる。また、既に収納されている処理対象物の上に処理対象物を重ねることができるので、収納部710により多くの処理対象物を収納することができる。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態1で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
実施の形態1では、処理部の左右に収納部710が設けられる例を示したが、処理部の前後に収納部710が設けられてもよい。
なお、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、衣類などの処理対象物を移動する移動装置や処理対象物を処理する衣類処理装置に利用可能である。
1 衣類処理装置
T 処理対象物
60 収納制御部
61 回転制御部
62 X方向移動制御部
63 Y方向移動制御部
64 Z方向移動制御部
100 筐体
110 フレーム
120 外郭
200 受入部
210 ガイドレール
300、300A、300B 保持装置
310、310A、310B、311B 保持部
320、320A、320B 移動機構
330、330A、330B 幅方向移動機構
332A、332B 幅方向駆動部
334A、334B Xガイド
340A、340B 高さ方向移動機構
342A、342B 高さ方向駆動部
344A、344B Zガイド
350A、350B 奥行き方向移動機構
352A、352B 奥行き方向駆動部
354A、354B Yガイド
400 作業板装置
410 作業板
400 作業板装置
410 作業板
500 撮像装置
510 第1撮像部
520 第2撮像部
530 第3撮像部
600 支持部
610 正面側支持部
620 背面側支持部
700 収納装置
710 収納部
721 挟持部
721a 上板
721b 下板
722、722a、722b レール
726、726a、726b 支持部
727 駆動部
728 押さえ部
729 収納口
731 移動装置
741 引き抜き抑止部
743 はみ出し抑止部
900 制御装置
X1 左方向
X2 右方向
Y1 前方向
Y2 後方向
Z1 上方向
Z2 下方向

Claims (17)

  1. 対象物を挟持するための2以上の挟持部と、
    前記2以上の挟持部のそれぞれを移動させるための移動部と、
    前記移動部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記対象物を挟持した前記2以上の挟持部を所定位置に移動させた後、前記対象物の下側の挟持部を引き抜くことにより前記対象物を落下させる
    移動装置。
  2. 前記所定位置は、左右のうち少なくとも一方に設けられた棚の内部であり、
    前記移動部は、前記2以上の挟持部のそれぞれを左右方向に移動可能であり、
    前記制御部は、前記対象物を前記棚の内部に移動させる
    請求項1に記載の移動装置。
  3. 前記所定位置は、前後のうち少なくとも一方に設けられた棚の内部であり、
    前記移動部は、前記2以上の挟持部のそれぞれを前後方向に移動可能であり、
    前記制御部は、前記対象物を前記棚の内部に移動させる
    請求項1又は2に記載の移動装置。
  4. 前記棚は、上下方向に複数の段を有し、
    前記移動部は、前記2以上の挟持部を上下方向に移動可能であり、
    前記制御部は、前記対象物を前記棚の所定の段に移動させる
    請求項2又は3に記載の移動装置。
  5. 前記対象物の上側の挟持部に、前記対象物の下側の挟持部が引き抜かれるときに前記対象物が前記対象物の下側の挟持部とともに引き抜かれることを抑止するための引き抜き抑止部が設けられる
    請求項1から4のいずれかに記載の移動装置。
  6. 前記引き抜き抑止部は、前記対象物の上側の挟持部の長手方向の中央付近に設けられ、前記引き抜き抑止部のいずれか一方側に前記対象物が挟持される
    請求項5に記載の移動装置。
  7. 前記引き抜き抑止部は、弾性を有する
    請求項5又は6に記載の移動装置。
  8. 前記2以上の挟持部のいずれかに、前記対象物を挟持したときに前記対象物がずれないように押さえるための押さえ部が設けられる
    請求項1から7のいずれかに記載の移動装置。
  9. 前記押さえ部は、弾性を有する
    請求項8に記載の移動装置。
  10. 前記押さえ部は、リブ形状を有する
    請求項8又は9に記載の移動装置。
  11. 前記押さえ部は、蛇腹形状を有する
    請求項8又は9に記載の移動装置。
  12. 前記2以上の挟持部の少なくともいずれかは、長辺に平行な回転軸の周りに回転可能に設けられ、
    前記制御部は、前記挟持部を回転させることにより前記対象物を挟持する
    請求項1から11のいずれかに記載の移動装置。
  13. 前記回転軸の近傍に、前記対象物を挟持したときに前記対象物が前記挟持部からはみ出すことを抑止するためのはみ出し抑止部が設けられる
    請求項1から12のいずれかに記載の移動装置。
  14. 前記対象物の下側の挟持部の表面は、前記対象物の上側の挟持部の表面よりも、摩擦係数が小さい
    請求項1から13のいずれかに記載の移動装置。
  15. 2以上の挟持部により対象物を挟持するステップと、
    前記対象物を挟持した2以上の挟持部を所定位置に移動させるステップと、
    前記対象物の下側の挟持部を引き抜くことにより前記対象物を落下させるステップと、
    を備える
    移動方法。
  16. 処理対象物を処理する処理部と、
    前記処理部により処理された処理対象物を収納部に移動する移動装置と、
    を備え、
    前記移動装置は、
    対象物を挟持するための2以上の挟持部と、
    前記2以上の挟持部のそれぞれを移動させるための移動部と、
    前記移動部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記処理対象物を挟持した前記2以上の挟持部を前記収納部の内部に移動させた後、前記処理対象物の下側の挟持部を引き抜くことにより前記処理対象物を落下させる
    衣類処理装置。
  17. 対象物を挟持するための2以上の挟持部のそれぞれを移動させるための移動部を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記対象物を挟持した前記2以上の挟持部を所定位置に移動させた後、前記対象物の下側の挟持部を引き抜くことにより前記対象物を落下させる
    制御装置。
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