JP2022115514A - 衣類処理装置及び衣類処理方法 - Google Patents

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祥平 谷口
Shohei Taniguchi
耕一 反田
Koichi Handa
明宏 細川
Akihiro Hosokawa
英史 松井
Hidefumi Matsui
星秀 春山
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Abstract

【課題】衣類などの処理対象物を折り畳む技術を向上させる。【解決手段】衣類処理装置1は、処理対象物Tを折り畳むための作業に使用される作業板410と、作業板410を移動させるための回転駆動部又は走行駆動部と、作業板410との間で処理対象物Tを挟持可能な支持部と、処理対象物Tを折り位置において作業板410と支持部との間に挟持するように回転駆動部又は走行駆動部を制御する作業板装置制御部と、を備える。【選択図】図12A

Description

本開示は、衣類などの処理対象物を処理するための衣類処理装置及び衣類処理方法に関する。
衣類などの処理対象物を展開して折り畳む処理装置が提案されている。例えば、特許文献1には、被処理物の任意の点を保持可能な複数の保持装置と、被処理物を載置可能な載置装置を備える処理装置が開示されている。この処理装置は、複数の保持装置の少なくとも2つが被処理物の2つの端点を保持している状態において撮像された画像に基づいて、少なくとも2つの長手部分を有する被処理物を認識し、複数の保持装置及び載置装置を用いて展開する。
特開2020-054473号公報
処理対象物を折り畳むために載置装置に載置したときに、処理対象物が滑って折り位置がずれる場合があることを、本発明者らは課題として認識した。
本開示は、衣類などの処理対象物を折り畳む技術を向上させるための技術を提供する。
本開示における衣類処理装置は、処理対象物を折り畳むための作業に使用される作業部と、作業部を移動させるための第1移動部と、作業部との間で処理対象物を挟持可能な支持部と、処理対象物を折り位置において作業部と支持部との間に挟持するように第1移動部を制御する第1制御部と、を備える。
本開示における衣類処理方法は、処理対象物の折り位置を取得するステップと、処理対象物を折り畳むための作業に使用される作業部との間で処理対象物を挟持可能な支持部の位置に折り位置がくるように処理対象物を位置させるステップと、処理対象物を折り位置において作業部と支持部との間に挟持するように作業部を移動させるステップと、を備える。
本開示の技術によれば、衣類などの処理対象物を折り畳む技術を向上させることができる。
実施の形態1における衣類処理装置の斜視図 実施の形態1における衣類処理装置の正面概略構成図 実施の形態1における衣類処理装置の側面概略構成図 実施の形態1における衣類処理装置の保持部の斜視図 実施の形態1における衣類処理装置の保持部のYaw部の縦断面模式図 実施の形態1における衣類処理装置の保持部のHand部の縦断面模式図 実施の形態1における衣類処理装置の作業板装置の正面模式図及び側面模式図 実施の形態1における衣類処理装置の撮像装置の側面模式図 実施の形態1における衣類処理装置の支持部の側面模式図 実施の形態1における衣類処理装置の収納装置の動作を示す模式図 実施の形態1における衣類処理装置の収納装置の動作を示す正面模式図 実施の形態1における衣類処理装置の制御装置のブロック図 処理対象物を折り畳む手順の例を示す図 処理対象物を折り畳む手順の例を示す図 処理対象物を折り畳む手順の例を示す図 処理対象物を折り畳む手順の別の例を示す図 処理対象物を折り畳む手順の別の例を示す図 支持部の正面模式図 支持部の断面模式図 実施の形態1に係る衣類処理方法の手順を示すフローチャート
(本開示の基礎となった知見等)
変形性薄物である処理対象物を折り畳むために処理対象物を作業板に載置すると、処理対象物が滑って折り位置がずれる場合がある。
このような課題を発明者らは発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。本開示に係る衣類処理装置は、処理対象物を、その折り畳み線に沿うように作業板のエッジと支持部とで挟んでホールドする。そして、処理対象物を作業板に掛けるように保持部を移動する。これにより、処理対象物は、作業板のエッジを軸にして折り畳まれるため、折り畳み線で適切に折り畳むことができる。
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
以下、図1~図15を用いて、実施の形態1を説明する。なお、衣類処理装置1の3方向について、前側正面から見て、左右の幅方向を矢印で示すX方向(左方向X1、右方向X2)、前後の奥行き方向を矢印で示すY方向(前方向Y1、後方向Y2)、上下の高さ方向を矢印で示すZ方向(上方向Z1、下方向Z2)として説明する。
[1-1.構成]
[1-1-1.衣類処理装置の全体構成]
衣類処理装置1は、変形性薄物としての処理対象物Tを保持、認識、折り畳み、及び、収納する装置である。図1に示されるように、衣類処理装置1は、筐体100、及び、筐体100内に構成される、受入部200と、保持装置300と、作業板装置400と、撮像装置500と、支持部600と、収納装置700と、制御装置900と、を備える。なお、受入部200及びその上方の処理空間が1つの筐体に構成され、収納装置700などは別の筐体内に構成されて、それぞれの筐体が連結されて一体となるように構成されてもよい。
処理対象物Tは、例えば、衣類及びタオル類などの布地、フィルム、紙ならびにシートなどに代表される変形性薄物である。その形状は、タオル類のように矩形であってもよいし、Tシャツやランニングシャツ、長袖シャツ、ズボンのような略矩形であってもよい。
<筐体100>
筐体100は、直方体の枠を形成するフレーム110と、直方体の所定の面に外郭120が設けられて構成される。フレーム110と外郭120とは、一体に形成されてもよい。
<受入部200>
受入部200は、処理対象物Tを外部から受け入れる収容部である。図1から図3に示されるように、受入部200は、上面が開口した箱型形状を有する。受入部200は、ユーザがアクセスし易いように、衣類処理装置1における底部に配設され、奥行き方向(Y方向)に出し入れ可能に配設される。例えば、受入部200は、下部にガイドレール210が設けられ、前方向Y1に引き出される。処理対象物Tは、引き出された受入部200に上方から入れられる。受入部200は、処理対象物Tが入れられると、ガイドレール210に沿って後方向Y2に戻され、筐体100内に収められる。
受入部200は、処理対象物Tが受入部200の底面中央付近に集まるように構成されてもよい。例えば、受入部200の底面が、中央に向けて傾斜するように形成されてもよい。この傾斜によって、処理対象物Tは、受入部200に入れられた後、底面中央付近に集められる。これにより、受入部200に投入された処理対象物Tの位置が特定されやすくなり、処理の短時間化に寄与できる。
[1-1-2.保持装置の構成]
保持装置300は、処理対象物Tを処理するために、処理対象物Tを保持する装置である。保持装置300は、処理対象物Tを保持する保持部310と、保持部310を幅方向(X方向)、奥行き方向(Y方向)、高さ方向(Z方向)の3方向に移動させる移動機構320と、を含む。保持装置300は、複数設けられ、受入部200内に入れられた処理対象物Tを保持して持ち上げるとともに、処理対象物Tを一時的に載置できる作業板装置400と協働して、処理対象物Tを持ち替えながら展開及び折り畳みを行う。
衣類処理装置1は、図1から図3に示されるように、保持装置300として2基の保持装置300A,300Bを備える。保持装置300Aは、保持部310として1つの保持部310Aを有し、保持部310Aを3方向に移動させる移動機構320Aを有する。保持装置300Bは、保持部310として2基の保持部310B,311Bを有し、保持部310B,311Bをそれぞれ3方向に移動させる移動機構320Bを有する。
保持部310A,310B,311Bは、後述する作業板装置400の作業板410に対して、幅方向、奥行き方向、高さ方向にそれぞれ相対移動可能である。例えば、移動機構320A、320Bは、保持部310A,310B,311Bが作業板410の縁部に沿って一列に並ぶように位置させることができる。
保持装置300A、300Bは、後述する制御装置900と有線又は無線により通信可能に接続される。そして、制御装置900により、保持部310A、310B,311B及び移動機構320A、320Bの動作が制御される。
<移動機構320>
保持装置300A,300Bに用いられる移動機構320A,320Bについて、保持装置300Aの移動機構320Aの構成を用いて説明する。保持装置300Bの移動機構320Bの構成は、保持部の数を除いて保持装置300Aの構成と基本的に同じである。よって、保持装置300Bは、保持装置300Aの符号中「A」を「B」に置き換えた符号を用いればよく、その説明を省略する。
移動機構320Aは、図2に示されるように、幅方向移動機構330Aと、高さ方向移動機構340Aと、奥行き方向移動機構350Aと、を備える。
幅方向移動機構330Aは、保持部310Aを幅方向(X方向)に移動させる。幅方向移動機構330Aは、保持部310Aを移動させるための駆動力源となる幅方向駆動部332A、及び、移動のガイドとなるXガイド334Aを有する。詳細は図示しないが、幅方向駆動部332Aは、正転及び逆転が可能なモータであり、ピニオンギアを有する。Xガイド334Aは、幅方向駆動部332Aの動力がピニオンギアを介して伝達されるラックギア及びレールであり、その長手方向が幅方向に沿うように配置される。幅方向駆動部332Aは、通電により、Xガイド334Aに沿ってスライド移動する。幅方向駆動部332AがXガイド334Aに沿って幅方向に移動すると、幅方向駆動部332Aに固定された保持部310Aも幅方向に移動する。
高さ方向移動機構340Aは、幅方向移動機構330Aとともに保持部310Aを高さ方向(Z方向)に移動させる。高さ方向移動機構340Aは、幅方向移動機構330Aの左右両端に設けられ、幅方向移動機構330Aを移動させるための駆動力源となる高さ方向駆動部342A、及び、移動のガイドとなるZガイド344Aを有する。高さ方向駆動部342Aは、正転及び逆転が可能なモータであり、ピニオンギアを有する。詳細は図示しないが、高さ方向駆動部342Aは、幅方向移動機構330Aの枠体の左端に固定され、右端へ駆動力を伝達する伝動シャフトを有する。左右2本のZガイド344Aは、高さ方向駆動部342Aの動力がピニオンギア及び伝動シャフトを介して伝達されるラックギア及びレールであり、その長手方向が高さ方向に沿うようにして配置される。左右2本のZガイド344Aは、上端で連結され、アーチ型に構成される。高さ方向駆動部342Aへの通電により、幅方向移動機構330Aが高さ方向に沿って移動する。
奥行き方向移動機構350Aは、保持装置300A全体(高さ方向移動機構340A、幅方向移動機構330A及び保持部310A)を奥行き方向(Y方向)に移動させる。奥行き方向移動機構350Aは、高さ方向移動機構340Aを移動させるための動力源となる奥行き方向駆動部352A、及び、移動のガイドとなる複数のYガイド354を有する。詳細は図示しないが、奥行き方向駆動部352Aは、正転及び逆転が可能なモータであり、ピニオンギアを有する。奥行き方向駆動部352Aは、高さ方向移動機構340Aの枠体上部の連結部左端に固定され、右端へ駆動力を伝達する伝動シャフトを有する。Yガイド354は、奥行き方向駆動部352Aの動力が伝達されるラックギア及びレールであり、その長手方向が奥行き方向に沿うようにして、左右のZガイド344Aそれぞれの上下端に配置される。
Yガイド354への駆動力の伝達について、上部のYガイド354には、上述したように、奥行き方向駆動部352Aの動力が伝動シャフトで伝達される。そして、下部のYガイド354には、高さ方向移動機構340Aの枠体内に設けられるギアベルトを介して上部に設けられる伝動シャフトから駆動力が伝達される。奥行き方向駆動部352Aへの通電により、アーチ型の高さ方向移動機構340Aが奥行き方向に沿って平行に移動し、幅方向移動機構330A及び保持部310Aも同じく移動する。
なお、本実施の形態において、2基の保持装置300A,300Bは、奥行き方向(Y方向)に移動するために上下左右4本のYガイド354を共用する。このため、常に保持装置300Aは保持装置300Bより後側に位置する。また、保持装置300Bにおいて、2つの保持部310B,311Bは幅方向(X方向)に移動するためにXガイド334Bを共用する。このため、常に保持部310Bは保持部311Bより左側に位置する。
以上、移動機構320について説明した。本実施の形態では、移動機構としてラック&ピニオン式で、駆動部のモータも移動する構成としたが、これに限られない。例えば、ボールねじを利用し、モータは移動しない構成などでもよい。
<保持部310>
図4~図6を用いて、保持部310の構成について説明する。本実施の形態では、保持部310A、310B、311Bの3つの保持部310が配設される。3つの保持部310の構成は、左右対称の部分もあるが、基本的に同じである。
図4に示すように、保持部310は、Yaw部312、Pitch部313、Roll部314、及びHand部315の4つのユニットが、それぞれ回動シャフト316(図5)を介して連結して構成される。
また、図5に示すように、Yaw部312は、Hand部315を奥行き方向(Y方向)のYaw軸を中心に回動させる駆動部が内蔵される。駆動部は、モータ312aとウォームギヤを含む複数の減速ギヤ312bからなり、最終的に回動シャフト316を回転駆動させる。回動シャフト316には、位置検出センサ316aが設けられる。回動シャフト316は管状であり、中央の穴から各ユニットへ電源線や信号線を配線することができる。また、制御基板312cがYaw部312内部に設けられる。
減速ギヤ312bの1つに、トルクリミッタ312dが内蔵されてもよい。なんらかのエラーで指令値と異なる動作をした保持部310Aが周囲のユニットに衝突したり、処理対象物Tがどこかに引っかかった状態で駆動しようとしたりする場合などの異常事態において、2次側がこれ以上動かない状態(ロック状態)でモータ312aが駆動されるとモータ312aが破損する可能性がある。そこで、所定以上の負荷がかかるとトルクリミッタ312dが空回りすることで、このような異常状態においてもモータ312aの破損を防止できる。
異常状態の回避としては、駆動部を構成するいずれかひとつの軸部にトルクセンサ312eが設けられてもよい。トルクセンサ312eは、軸部が回動するときのトルクを検出する。これにより、Hand部315が保持する処理対象物Tにかかる力を推定し、処理対象物Tへ必要以上の負荷をかけてしまうことを防止し、適切な負荷で処理対象物Tを保持できるとともに、異常時には停止するなどの制御が可能となる。
保持部310Aは、力覚センサ317を有してもよい。力覚センサ317は、Hand部315が保持する処理対象物Tにかかる力やモーメントを検出する。これにより、処理対象物Tへ必要以上の負荷をかけてしまうことを防止し、適切な負荷で処理対象物Tを保持するように制御できる。
なお、本実施の形態では、Yaw部312の一次側に力覚センサ317を構成したが、構成位置はこれに限られない。例えば、Roll部314とHand部315との間に構成することもできる。前者の場合、力覚センサ317の制御基板や配線を保持部310Aの外部に構成することができるため、保持部310Aの小型化が図れる。後者の場合、Hand部315により近い位置に力覚センサ317が設けられるため、処理対象物Tにかかる力やモーメントを高い精度で検出できる。
Pitch部313及びRoll部314の基本構成は、Yaw部312と同様である。Pitch部313は、Hand部315を幅方向(X方向)のPitch軸を中心に回動させる。Roll部314は、Hand部315をRoll軸(Z方向)中心に回動させる。
このように、保持部310AはYaw軸、Pitch軸、及びRoll軸の回動軸を有するため、処理対象物Tを自在に保持したり、保持している処理対象物Tに対して他の保持部310B、311Bでさらに保持したりして、処理対象物Tを自在に扱うことができる。
なお、図5に示すように、保持部310Aの各ユニットのモータ駆動やセンサ値の検出を行う制御基板312cを各ユニットの中に内蔵してもよい。これにより、内蔵された制御基板312cからの短い配線で処理できるとともに、各ユニットを連結している回動シャフト316の穴を通る配線の本数が減り、回動シャフト316の大きさが抑制されて保持部310Aを小型化できる。
<Hand部315>
図6に示すように、Hand部315は、処理対象物Tを保持するために対向する2本のフィンガ315a、及び、フィンガ315aを開閉する駆動部で構成される。駆動部は、モータ315bと、複数の減速ギヤ315cと、回動ギヤ315dと、からなり、最終的に対向する2本のフィンガ315aを連動させて回転駆動し、開閉させる。
フィンガ315aは、最後の回動ギヤ315dに固定される付け根部分が板バネ315eで構成される。これにより、保持する処理対象物Tに必要以上の負荷をかけてしまうことを防止し、適切な負荷で処理対象物Tを保持できる。また、例えば、作業板410に掛けられた処理対象物Tをフィンガ315aで作業板410ごと一旦保持し、次に作業板410から処理対象物Tだけを引き抜くときに、板バネ315eの付勢力によりフィンガ315aを作業板410の厚み分だけ自動的に閉じることができ、モータ315bをさらに動作させなくても処理対象物Tを把持し続けることができる。
Hand部315の駆動部には、上述した保持部310Aの駆動部と同様に、トルクリミッタ315fが設けられてもよい。これにより、フィンガ315aが保持する処理対象物Tへ必要以上の負荷をかけてしまうことを防止し、適切な負荷で処理対象物Tを保持できる。
[1-1-3.作業板装置の構成]
作業板装置400は、認識処理や折り畳み処理の際に処理対象物Tを載置する作業板410を回転及び移動させる装置である。図7に示すように、作業板装置400は、作業板410、回転駆動部420、走行駆動部430、及び伝動部440で構成される。作業板装置400は、そのままでは作業板410を無限に回転させられる回転機構である。
作業板410は、回転駆動部420に設けられる回転軸421に固定される。回転駆動部420は、作業板410を幅方向(X方向)の回転軸421を中心にして回転させる。走行駆動部430は、作業板410を高さ方向に移動させる。伝動部440は、モータの駆動力を伝えるギヤ及びベルトなどが設けられる。
作業板装置400は、上述した移動機構320と同様の移動するための機構を備える。本実施の形態において、作業板装置400は、保持部310Bが設けられる移動機構320AのZガイド344Aを兼用して、走行駆動部430が組み合わされる。このため、作業板装置400は、Zガイド344Aにおいて、常に保持部310Aの下方で上下に移動するように構成される。
<作業板410>
作業板410は、図2に示すように、作業平面の角部を面取りされた略矩形の板材である。作業板410は、角部の角がないように形成されることにより、布類などの処理対象物Tが引っ掛かる不具合が抑制される。
作業板410は、作業板410の長手方向、つまり、長辺の2つの縁部がそれぞれ回転軸421と平行になるように回転軸421に固定される。このため、両方の縁部を用いての処理が容易となる。なお、図7に示すように、作業板410が回転軸421に対して偏心して配置されてもよい。この場合、回転軸421から作業板410の縁部までの距離が、それぞれの縁部ごとに異なる。これにより、例えば、処理対象物Tを回転軸421からの距離が長い側の縁部に当接させることで、同じ幅、同じ傾斜角(例えば60度)であれば、偏心していない場合に比べてより高く処理対象物Tを持ち上げることができ、衣類処理装置1内の限られたスペースをより有効に活用できる。
なお、図1及び図7に示すように、作業板410の角部を面取りする代わりに、作業板410の左右端面に側端板411が設けられてもよい。側端板411は、作業板410の長手方向両端に作業板410に対して直角に設けられ、角部を面取りされた平板である。これにより、側端板411は、作業板410の角部を覆うとともに、自身も丸みを帯びることにより、作業板410に角をなくし、処理対象物Tが引っ掛かる不具合をより抑制できる。さらに、作業板410の長辺縁部の直線部分を長くして作業性を向上できるとともに、処理対象物Tが作業板410の伝動部440にまで飛び出して不具合が発生することを抑制できる。
また、処理対象物Tの処理中、作業板410の作業平面及び縁部において、処理対象物Tを滑らせたいとき、又は、滑らせたくないとき、の両方がある。このような場合に備えて、裏表ある作業平面の一方を滑りやすい面に形成し、他方を滑りにくい面に形成してもよい。また、2つある長辺の縁部の一方を滑りやすい縁部に形成し、他方を滑りにくい縁部に形成してもよい。これらを使い分けることにより、処理対象物Tを自在に処理できる。
あるいは、作業平面及び縁部のいずれにおいても、滑り止めとなる突起部が出没自在の構成としてもよい。これにより、滑らせたいときには突起部が没入し、滑らせたくないときには突起部が突出して処理対象物Tを係止すれば、処理対象物Tを自在に処理できる。
さらに、作業板410の作業平面又は縁部において、上記した滑り止めとなるような突起部が、左右に移動するように構成されてもよい。これにより、作業板410上の処理対象物Tを移動させることができる。また、左右に分離して構成される突起部が、それぞれ外側に移動するように構成されてもよい。これにより、作業板410上で皺になった処理対象物Tを広げることができる。
<作業板装置400の駆動部>
回転駆動部420及び走行駆動部430は、図示しないが、いずれも上述した保持部310の駆動部のように、モータ、減速ギヤ、トルクリミッタ、及びトルクセンサ等の駆動機構を組み合わせ、適切な回転速度又は移動速度になるように構成される。
回転駆動部420の回転用モータ422は、右側に設けられる。回転駆動部420の回転軸421は、中空構造であり、内部空間に走行駆動部430の伝動シャフト431が貫通して設けられる。作業板410を回転させる回転軸421は、回転位置検出センサ(図示せず)が設けられ、いずれの方向にも無限に回転できるように構成される。作業板410の向きを初期化する原点設定構成は、特に限られないが、例えば、図7に示すように、筐体100内の下部に初期化機構450が設けられ、回転軸421などの回転部の円周の所定位置に突起部が設けられ、所定のタイミングでリンク等の構成により突起部により作業板410の回転を係止することにより行われてもよい。
走行駆動部430の駆動機構は、左右に設けられる。走行駆動部430は、詳細は図示しないが、左側に設けられた走行用モータ432から伝動部440に設けられるベルト及び伝動シャフト431を介して右側にも駆動力を伝達し、左右に設けられる走行ギヤを駆動する。そして、左右のアンバランスが発生しないようにして作業板410を上下に移動させる。また、走行位置検出センサが走行駆動部430に設けられる。
作業板装置400は、保持装置300の動きと連動して動作するように制御される。制御装置900は、例えば、処理対象物Tの種類を認識する認識処理の際に、保持装置300に保持され下方向Z2に垂れ下がる処理対象物Tを、所定の向きに回転させた作業板410の表面又は縁部にまたがるように載置する。そして、処理対象物Tの一端を水平方向に引っ張って変位させて処理対象物Tを衣類処理装置1の底面から離間させつつその上下方向の長さを小さくする。これにより、大きな処理対象物Tであっても保持装置300によって持ち上げて、作業板装置400と協働して処理対象物Tの最下端を受入部200の底面から離して、保持することができる。また、処理対象物Tを保持装置300のみで上方向Z1に持ち上げるだけの場合に比べ、衣類処理装置1の高さ寸法を小さくすることができる。また、作業板装置400は、処理対象物Tを折り畳む折畳処理の際に、作業板410の縁部に処理対象物Tを引っ掛けることで、処理対象物Tに折り畳み線を設定できる。
[1-1-4.撮像装置の構成]
撮像装置500は、処理対象物Tを受け入れた後の掴み処理、認識処理及び折り畳み処理する際に、当該処理対象物Tの端点等を検出する装置である。図2及び図3に示すように、撮像装置500は、第1撮像部510と、第2撮像部520と、第3撮像部530と、を含む。第1撮像部510及び第2撮像部520は、例えばデジタルスチルカメラが使用され、端点検出や、処理対象物Tの種類の判別などに使用される。第3撮像部530は、例えばステレオカメラが使用され、端点検出のための奥行き方向の距離や処理対象物Tの幅を測定するために使用される。いずれの撮像部も正面内壁側のフレームに設けられ、レンズの向きは後方向Y2である。
第1撮像部510及び第2撮像部520のデジタルスチルカメラのレンズとして、広角レンズを使用してもよい。この場合、第1撮像部510及び第2撮像部520の視野が広がるので、1つの撮像部でより大きな処理対象物Tを撮像できる。また、レンズとして可変焦点レンズを用いて処理対象物Tを任意の倍率で撮像するようにしてもよい。この場合、低倍率で広い視野を確保することができるとともに、必要に応じて高倍率の拡大撮影が可能となり、第1撮像部510又は第2撮像部520によって、処理対象物Tの織り目状態から処理対象物Tの材質を検知することができる。処理対象物Tの材質を把握できれば、その材質に適した把持や折り畳み等も可能になる。
図8は、各撮像部の撮像範囲の一例を示す図である。第1撮像部510は、受入部200の少し上方に設けられ、レンズの向きは斜めの下方向Z2である。具体的には、第1撮像部510は、A11~A12の範囲を撮像可能である。つまり、第1撮像部510は、受入部200に入れられた処理対象物Tを撮像する。この処理対象物Tの画像データは、例えば、初めの衣類の掴み上げのための画像データを取得するために使われたり、また折り畳みの進捗をチェックするために用いられたりする。
第2撮像部520は、正面の中央部近傍に設けられ、A21~A22の撮像範囲を有する。図8に示すように、A21~A22の撮像範囲は広く、例えば衣類処理装置1内の天井から底までの範囲にある処理対象物Tを撮像する。第2撮像部520は、例えば、展開時及び折り畳み時の処理対象物Tを撮像する。撮像された画像データは、処理対象物Tの種類又は部位等の判別において、処理対象物Tを照合するための画像を撮像するために用いられる。
第3撮像部530は、第1撮像部510と第2撮像部520との間に設けられ、A31~A32の撮像範囲を有する。第3撮像部530は、例えば左右に並んだ2つのレンズを有するステレオカメラであり、処理対象物Tの奥行き方向の距離を測定するために用いられる。第3撮像部530により撮像された画像データは、折り畳み中の最下点や衣類幅等の測距データを取得するために用いられてもよい。第3撮像部530の撮像範囲A31~A32には、作業板410が含まれる。
なお、デジタルスチルカメラのイメージセンサとしては、例えば、モノクロ又はカラーのCCD又はCMOSを用いることができる。カラーのCCD又はCMOSを用いた場合は、処理対象物Tの認識工程において、処理対象物Tの「色」を認識の判断ための一要素として用いることができる。また、第3撮像部530は、ステレオカメラに代えて、赤外線カメラを用いて距離データを取得してもよい。
また、撮像装置500は、座標系を安定させるため移動可能ではないが、これに限られるものではない。例えば、いくつかの撮像部は保持部310に設けられ、適宜、位置および角度を変えて、処理対象物Tを撮像できるように構成されてもよい。これにより、制御装置900は、必要に応じて撮像部の位置を変えて必要とする画像データを取得し、処理対象物Tについて、より詳細に認識することができる。
<ホコリの除去装置>
図示しないが、衣類処理装置1の筐体内で舞うホコリ等がレンズに付着し、積層することを抑制するために、第1撮像部510、第2撮像部520、及び第3撮像部530のいずれか又は複数のカメラのレンズを斜めの下方向Z2に向けたり、レンズ前方にレンズカバーを設けたりしてもよい。
さらに、これらのレンズ又はレンズカバーに付着したホコリを除去する除去装置が設けられてもよい。除去装置は、特に限られないが、例えば、レンズ又はレンズカバーを布類又は刷毛等で拭うワイパーでもよいし、ホコリを風で吹き飛ばすブロアでもよい。これにより、衣類処理装置1の筐体内で舞うホコリ等がレンズ又はレンズカバーに付着し、積層することをより抑制できる。特に、このような除去装置を頻繁に作動させることが望ましい。なお、ワイパーの一例として、処理対象物Tを処理するたびに、処理対象物Tが少なくとも1回はレンズ又はレンズカバーに触れるように構成されてもよい。これにより、常にレンズ又はレンズカバーへのホコリの付着が抑制され、きれいな画像を取得できる。
[1-1-5.その他の主要構成]
<支持部600>
支持部600は、処理対象物Tの折り畳みの際に、折り畳みラインを押さえておいたり、処理対象物Tの皺を伸ばしたりなど、処理対象物Tを支持する壁面である。例えば、支持部600は、作業板410の前方に設けられる正面側支持部610及び後方に設けられる背面側支持部620のうち少なくともいずれか一方を含む。例えば、図9に示すように、折り畳みの際に、作業板410は、保持部310に保持されて垂れ下がった処理対象物Tを、その折り畳み線に沿うように、作業板410の前縁部と正面側支持部610とで挟んでホールドする。そして、保持部310が処理対象物Tを作業板410に掛けるように移動する。これにより、処理対象物Tは、作業板410の縁部を軸にして折り畳まれるため、折り畳み線で適切に折り畳むことができる。
なお、支持部600は、衣類処理装置1で処理できる処理対象物Tの大きさを見極めておき、それに応じた大きさの正面側支持部610及び背面側支持部620が所定の高さ位置に設けられてもよい。あるいは、支持部600は、高さ方向の移動機構を備え、上下に移動できるように構成されてもよい。これにより、処理対象物Tの長さ又は折り畳み線の位置に対して、より柔軟に対応できる。
<収納装置700>
収納装置700は、処理された処理対象物Tを保持装置300から受け取って収納する。収納装置700は、図1、図10A及び図10Bに示されるように、複数の収納部710、及び、処理対象物Tを受け取り各収納部710に格納する運搬部720を含む。収納装置700は、受入部200及び保持装置300などが収納される処理空間の横に隣接して配設されており、処理空間と収納装置700とを合わせて、衣類処理装置1が構成される。
本実施の形態において、図2に示すように、収納装置700は、5つの収納部710を高さ方向に配列して備える。収納の機構及び動作は、特に限られないが、一例を簡単に説明する。例えば、図10A及び図10Bに示すように、各収納部710に処理対象物Tを運ぶ運搬部720を備えてもよい。運搬部720は、図示しない移動装置を含み、処理対象物Tの折り畳みなどの処理中は、処理空間内の壁際に格納される。
図10Aに示すように、運搬部720は、3枚の挟持板721a、721b、721c(これらを総称して「挟持板721」という)と、レール722a、722bと、連結部723a、723bと、回転軸724と、蝶番725とを備える。レール722aは、挟持板721a及び721bを水平方向に一体的に摺動させる。レール722bは、挟持板721cを水平方向に摺動させる。連結部723aは、挟持板721aと挟持板721bとを連結する。連結部723bは、挟持板721a及び721bと挟持板721cとを連結する。連結部723bにより挟持板721a及び721bと挟持板721cとが連結されているときは、3枚の挟持板721が一体的に移動する。連結部723bによる連結が解除されているときは、挟持板721a及び721bと挟持板721cとは独立して移動する。回転軸724は、挟持板721の長手方向に平行に設けられる。蝶番725は、回転軸724の周りで3枚の挟持板721を回転させる。
図10Aは、折り畳まれた処理対象物Tを挟持板721で挟持する手順を示す。まず、挟持板721を回転させて垂直に立てる。処理対象物Tを保持部310で保持し、挟持板721の直上から挟持板721bと挟持板721cの間に挿入する。挟持板721bは、連結部723aを軸として回転可能に設けられている。これにより、処理対象物Tの厚みに応じて挟持板721bと挟持板721cとの間の隙間を増減させることができるので、様々な厚みの処理対象物Tを適切に保持することができる。挟持板721bは、挟持板721cとの間の隙間を閉じる方向に付勢されている。これにより、挟持板721bと挟持板721cとの間に処理対象物Tを適度な力で挟持することができる。処理対象物Tが挟持板721bと挟持板721cとの間に挟持されると、挟持板721を回転させて水平に戻す。
図10Bは、挟持板721に挟持された処理対象物Tを収納部710に収納する手順を示す。各収納部710は、その処理空間側の側面に上部で支持され重力で閉じるドア711を有する。運搬部720は、制御装置900による仕分けの指示に従って、所定の収納部710のドア711を押し開けて収納部710の内部に進入する。そして、運搬部720は、下側の挟持板721の進入前側を開放して処理対象物Tを滑り落とし、処理対象物Tを収納部710の底に載置しつつ、挟持板721を閉じながら退出する。
なお、上記のように収納部710の側面にドア711が設けられるのではなく、複数の収納部710が個別に上下して、所定の収納部710の上部に運搬部720が進入できる空間が設けられるように構成されてもよい。また、挟持板721は、観音開き構成で下向きに開閉する構成でもよい。あるいは、図10Bの最下段に示すように、挟持板721cが水平方向に勢いよく引き抜かれる構成でもよい。この場合、連結部723による連結が解除され、挟持板721a及び721bは収納部710の内部に残り、挟持板721cのみが収納部710の外部に引き抜かれてもよい。処理対象物Tが挟持板721cとともに移動することなく収納部710の内部に落ちやすくするために、挟持板721bの挟持面は処理対象物Tが滑りにくく、挟持板721cの挟持面は処理対象物Tが滑りやすいように構成されてもよい。これらの構成であれば、1つの収納部710に複数の処理対象物Tをきれいに積み重ねることができる。さらに、所定の収納部710が処理空間に引き込まれ、保持部310が処理対象物Tを直接収納するように構成されてもよい。
<制御装置900>
制御装置900は、衣類処理装置1における各部の制御を統括する。制御装置900は、主として、ROM、RAM、演算装置、及び入出力インターフェイスから構成される。ROMには、オペレーティングシステム、衣類処理装置1の各部を制御するための制御プログラム、及び、制御プログラムの実行に必要なデータが格納されている。また、演算装置は、ROMに格納されている制御プログラムをRAMにロードしたり、ROMから直接実行したりするために設けられる。つまり、制御装置900は、演算装置が制御プログラムを実行することにより、衣類処理装置1を制御できる。そして、演算装置が処理したデータは、入出力インターフェイスを介して、衣類処理装置1の各部(保持装置300、作業板装置400等)へ送信される。演算装置の処理に必要なデータは、衣類処理装置1の各部(撮像装置500等)から入出力インターフェイスを介して受信される。
図11に示すように、制御装置900は、保持装置制御部901、作業板装置制御部902、撮像装置制御部903、収納装置制御部904、種類認識部910、部位検出部911、長さ検出部912、ずれ補正部913、特異事象検出部914、第1点検出部915、第2点検出部916、端点検出部917、を備える。
保持装置制御部901は、保持装置300における保持部310、及びそれぞれの移動機構320の動作を制御する。つまり、保持装置制御部901が、保持部310における各種モータを制御することにより、Hand部315の向きを調節、及び、対向するフィンガ315aを互いに近接又は離間させ、処理対象物Tの把持又はその開放を行う。また、保持装置制御部901が移動機構320における幅方向移動機構330の動作を制御することにより、保持部310が幅方向(X方向)に移動する。また、保持装置制御部901が移動機構320における高さ方向移動機構340の動作を制御することにより、保持部310が高さ方向(Z方向)に移動する。また、保持装置制御部901が移動機構320における奥行き方向移動機構350の動作を制御することにより、保持部310が奥行き方向(Y方向)に移動する。
作業板装置制御部902は、作業板装置400における回転駆動部420及び走行駆動部430の動作を制御する。つまり、作業板装置制御部902が回転駆動部420の動作を制御することにより、作業板410が回転するとともに所定の角度を保持する。また、作業板装置制御部902が走行駆動部430の動作を制御することにより、作業板410が高さ方向(Z方向)に移動する。
撮像装置制御部903は、撮像装置500における第1撮像部510、第2撮像部520、及び第3撮像部530の動作を制御する。つまり、撮像装置制御部903が第1撮像部510、第2撮像部520、及び第3撮像部530を制御することにより、所望のタイミングでデジタル画像を取得できる。取得された画像データは、RAM等に記憶される。
収納装置制御部904は、収納装置700における運搬部720の動作を制御する。
種類認識部910は、撮像装置500における第1撮像部510、第2撮像部520、及び第3撮像部530で得られた画像データに基づいて処理対象物Tの種類等を認識する。この種類識別について説明すると、種類認識部910は、予め、Tシャツ、ランニングシャツ、スカート、タオル、ハンカチ、フィルム、紙、あるいは、シートといった多種多様な処理対象物Tの画像データ(学習用画像データ)から抽出された特徴量に基づき、所定の機械学習アルゴリズムを用いて学習する。種類認識部910は、第2撮像部520及び第3撮像部530で得られた画像データに写された、現在処理中の処理対象物Tの特徴量を算出する。そして、種類認識部910は、算出した特徴量毎に機械学習アルゴリズムを用いて当該処理対象物Tがある種類(例えば、Tシャツ、ランニングシャツ、長袖シャツ、ズボン、タオル等)に該当する確率を種類毎にパーセンテージで計算する。然る後、最も確率の高い(すなわち、パーセンテージの高い)ものを当該処理対象物Tの種類として認識する。また、種類認識部910では、処理対象物Tの種類毎に折り畳み方が予め決められており、各種類の折り畳み方が「折り畳み情報」として蓄積されている。
部位検出部911は、撮像装置500で得られた画像データに基づいて、処理対象物Tの袖などの特徴的な部位を検出する。
長さ検出部912は、撮像装置500で得られた画像データに基づいて、処理対象物Tの縦方向の長さ(例えば、Tシャツの着丈寸法)及び横方向の長さ(例えば、Tシャツの幅寸法)を得る。
ずれ補正部913は、処理対象物Tが作業板410に掛けられている状態で、処理対象物Tのずれを補正する。例えば、処理対象物Tが作業板410に掛けられている状態で、作業板410の長手方向(X方向)の縁と、処理対象物TのX方向の縁とが略平行でない場合、ずれが生じている。このとき、ずれ補正部913は、作業板410の長手方向(X方向)の縁と、処理対象物TのX方向の縁とが略平行になるようにずれ補正を行う。
特異事象検出部914は、撮像装置500で得られた画像データに基づいて、処理対象物Tの折り畳み方法に影響する異常な事象を検出する。つまり、処理対象物Tの特異事象とは、袖及び裾などが意図せずに折り重なったりねじれたりした状態、処理対象物Tが想定以上に厚い状態、折り畳み途中で一部がはみ出た状態、紐などの付属的なものが垂れた状態、などを含む。
第1点検出部915は、受入部200における底面に載置された処理対象物Tの任意の点を検出する。例えば、第1点検出部915は、処理対象物Tの最も高い位置を第1点P1として検出する。
第2点検出部916は、保持部310が保持する処理対象物Tに対し、端点以外の任意の点を特定する。第2点検出部916は、例えば、処理対象物Tの2つの長袖部分を特定した場合、長袖部分の中間位置を任意の点としてもよい。
端点検出部917は、保持部310が保持する処理対象物Tに対し、高さ方向における最下点(端点)の位置を検出する。具体的には、第3撮像部530により撮像された画像を用いて、高さ方向に加えて、幅方向及び奥行き方向における処理対象物Tの最下点の座標を取得する。
なお、衣類処理装置1の処理としては、処理対象物Tを保持して展開したり、種類などを認識したり、折り畳んだり、収納したりすることができるが、ここでは具体的には説明しない。各構成において、必要に応じて説明される。
[1-1-6.折り畳み方法]
衣類処理装置1により衣類を折り畳む方法について説明する。実施の形態1に係る衣類処理装置1は、図9に関連して前述したように、保持部310に保持されて垂れ下がった処理対象物Tを、その折り畳み線に沿うように、作業板410のエッジと支持部600とで挟んでホールドする。そして、処理対象物Tを作業板410に掛けるように保持部310を移動する。これにより、処理対象物Tは、作業板410のエッジを軸にして折り畳まれるため、折り畳み線で適切に折り畳むことができる。
図12A、図12B、及び図12Cは、処理対象物Tを折り畳む手順の例を示す。図9に示した例と同様に、作業板410の正面側と背面側の双方に正面側支持部610と背面側支持部620が設置されている。支持部600は、少なくとも作業板410の前方又は後方に設置されればよい。本実施の形態のように、作業板410の前方と後方の両側に設置される場合、処理対象物Tをどちらで挟持するかによって、折り畳む方向を変えることができる。また、作業板410の上側と下側など、高さを変えて複数設置されてもよい。また、3以上の支持部600が設置されてもよいし、高さ方向に広い範囲を有する支持部600が設置されてもよい。これにより、折り畳み作業の状況などに応じて適切な支持部600を使用して折り畳み作業を進めることができる。図9に示した例では、正面側支持部610と背面側支持部620が同じ高さに設置されたが、本図の例では、異なる高さに設置される。これにより、処理対象物Tのサイズや折り畳み作業の状況などに応じて適切な支持部600を使用して折り畳み作業を進めることができる。支持部600は、固定的に設置されてもよいし、高さや位置が可変とされてもよい。
まず、種類認識部910は、処理対象物Tの種類等を認識し、認識された種類の折り畳み方や折り位置を示す折り畳み情報を取得する。保持装置制御部901は、図12Aに示すように、処理対象物Tの折り位置が正面側支持部610又は背面側支持部620の近傍にくるように、処理対象物Tを保持している保持部310を移動する。図12Aの例では、処理対象物Tの折り位置が背面側支持部620の近傍にくるように保持部310が移動されている。
つづいて、作業板装置制御部902は、作業板410のエッジで処理対象物Tの折り位置を押さえられる位置に作業板410を移動する。さらに、作業板装置制御部902は、図12Bに示すように、作業板410を回転して、処理対象物Tの折り位置において作業板410のエッジと背面側支持部620との間に処理対象物Tを挟持してホールドする。
この状態において、保持装置制御部901は、図12Cに示すように、処理対象物Tが作業板410の上に載置されるように保持部310を移動する。この状態で保持部310が処理対象物Tを解放すると、処理対象物Tが折り位置で折り畳まれた状態で作業板410に載置される。
図13A及び図13Bは、処理対象物Tを折り畳む手順の別の例を示す。処理対象物Tが比較的長い場合は、図12A及び図12Bに示した手順で処理対象物Tの折り位置を押さえた後、保持装置制御部901は、図13Aに示すように、保持部310をいったん折り位置から離れる方向に移動して、処理対象物Tのしわと弛みを伸ばす。つづいて、保持装置制御部901は、図13Bに示すように、処理対象物Tが作業板410の上に載置されるように保持部310を移動する。処理対象物Tが作業板410の上に載置された後に、保持部310を正面側支持部610の方に戻せば、処理対象物Tを三つ折りにすることもできる。
保持装置制御部901は、保持部310が処理対象物Tを保持した状態で処理対象物Tを回転させるように移動機構320を制御可能である。これにより、処理対象物Tの長手方向、短手方向、斜め方向など、任意の向きの折り畳み線で処理対象物Tを折り畳むことができる。
図14Aは、支持部600の正面模式図であり、図14Bは、支持部600の断面模式図である。支持部600は、処理対象物Tを挟持する面に溝部601を備える。溝部601は、直線状に形成され、作業板410のエッジが嵌入可能な幅を有する。処理対象物Tの折り畳み線を溝部601に合わせ、作業板410のエッジを溝部601に嵌入させることにより、より確実に処理対象物Tを折り畳み線で押さえることができる。溝部601は、作業板410のエッジと嵌合する形状に形成されてもよい。
処理対象物Tを挟持する支持部600の挟持面及び作業板410のエッジは、弾性を有してもよい。支持部600の挟持面及び作業板410のエッジのいずれかにゴムや樹脂などの弾性体602が設けられてもよいし、支持部600全体又は作業板410全体が弾性体で構成されてもよい。これにより、処理対象物Tを作業板410のエッジと支持部600の間に挟持したときに安定して挟持させることができるとともに、処理対象物Tに与えるダメージを低減させることができる。
[1-2.動作]
以上のように構成された衣類処理装置1について、以下その動作、作用を説明する。
図15は、実施の形態1に係る衣類処理方法の手順を示すフローチャートである。種類認識部910は、処理対象物Tの折り位置を取得する(S10)。保持装置制御部901は、処理対象物Tの折り位置が支持部600の近傍にくるように保持部310を移動する(S12)。作業板装置制御部902は、作業板410のエッジで処理対象物Tの折り位置を押さえられる位置に作業板410を移動し、作業板410を回転して処理対象物Tの折り位置を挟持する(S14)。
作業板装置制御部902は、処理対象物Tを支持部600との間で挟持するときの押し付け力を制御する。作業板装置400は、処理対象物Tを一定の押し付け力で押し付けるために、トルクリミッタなどを備えてもよい。作業板装置制御部902は、処理対象物Tの種類、素材、厚みなどに応じた押し付け力で処理対象物Tを押し付けるように、作業板装置400の回転駆動部420を制御してもよい。作業板装置制御部902は、回転駆動部420に設けられたトルクセンサや、支持部600に設けられた圧力センサなどにより押し付け力を検知し、適切な押し付け力となるように回転駆動部420をフィードバック制御してもよい。
保持装置制御部901は、処理対象物Tが作業板410の上に載置されるように保持部310を移動する(S16)。この状態で保持部310が処理対象物Tを解放すると、処理対象物Tが折り位置で折り畳まれた状態で作業板410に載置される(S18)。
[1-3.効果等]
以上のように、本実施の形態において、衣類処理装置1は、処理対象物Tを折り畳むための作業に使用される作業板410と、作業板410を移動させるための回転駆動部420又は走行駆動部430と、作業板410との間で処理対象物Tを挟持可能な支持部600と、処理対象物Tを折り位置において作業板410と支持部600との間に挟持するように回転駆動部420又は走行駆動部430を制御する作業板装置制御部902と、を備える。これにより、処理対象物Tを折り畳み線で適切に折り畳むことができる。
また、本実施の形態において、処理対象物Tを挟持する支持部600の挟持面、及び作業板410のエッジの少なくともいずれか一方は弾性を有する。これにより、処理対象物Tを作業板410のエッジと支持部600の間に挟持したときに安定して挟持させることができるとともに、処理対象物Tに与えるダメージを低減させることができる。
また、本実施の形態において、衣類処理装置1は、処理対象物Tを保持する保持部310と、保持部310を移動させるための移動機構320と、移動機構320を制御する保持装置制御部901と、を更に備え、保持装置制御部901は、保持部310が処理対象物Tを保持した状態で処理対象物Tを回転させるように移動機構320を制御可能である。これにより、任意の向きの折り畳み線で処理対象物Tを折り畳むことができる。
また、本実施の形態において、保持装置制御部901は、処理対象物Tが作業板410と支持部600との間に挟持された状態で処理対象物Tを作業板410に載置するように移動機構320を制御可能である。これにより、処理対象物Tを折り畳み線で適切に折り畳むことができる。
また、本実施の形態において、支持部600は、複数設けられ、少なくとも作業板410の前方及び後方の両側、又は高さを変えて設けられる。これにより、折り畳み作業の状況などに応じて適切な支持部600を使用して折り畳み作業を進めることができる。
また、本実施の形態において、支持部600は、溝部601を備える。これにより、より確実に処理対象物Tを折り畳み線で折り畳むことができる。
また、本実施の形態において、作業板装置制御部902は、処理対象物Tを支持部600との間で挟持するときの押し付け力を制御する。これにより、処理対象物Tを適切な押し付け力で折り畳むことができる。
また、本実施の形態において、衣類処理方法は、処理対象物Tの折り位置を取得するステップと、処理対象物Tを折り畳むための作業に使用される作業板410との間で処理対象物Tを挟持可能な支持部600の位置に折り位置がくるように処理対象物Tを位置させるステップと、処理対象物Tを折り位置において作業板410と支持部600との間に挟持するように作業板410を移動させるステップと、を備える。これにより、処理対象物Tを折り畳み線で適切に折り畳むことができる。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態1で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
なお、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、衣類処理装置に利用可能である。
1 衣類処理装置
T 処理対象物
X1 左方向
X2 右方向
Y1 前方向
Y2 後方向
Z1 上方向
Z2 下方向
100 筐体
110 フレーム
120 外郭
200 受入部
210 ガイドレール
300 保持装置
300A、300B 保持装置
310、310A、310B、311B 保持部
312 Yaw部
312a モータ
312b 減速ギヤ
312c 制御基板
312d トルクリミッタ
312e トルクセンサ
313 Pitch部
314 Roll部
315 Hand部
315a フィンガ
315b モータ
315c 減速ギヤ
315d 回動ギヤ
315e 板バネ
315f トルクリミッタ
316 回動シャフト
316a 位置検出センサ
317 力覚センサ
320、320A、320B 移動機構(第2移動部)
330、330A、330B 幅方向移動機構
332A、332B 幅方向駆動部
334A、334B Xガイド
340A、340B 高さ方向移動機構
342A、342B 高さ方向駆動部
344A、344B Zガイド
350A、350B 奥行き方向移動機構
352A、352B 奥行き方向駆動部
354A、354B Yガイド
400 作業板装置
410 作業板(作業部)
411 側端板
420 回転駆動部(第1移動部)
421 回転軸
422 回転用モータ
430 走行駆動部(第1移動部)
431 伝動シャフト
432 走行用モータ
440 伝動部
450 初期化機構
500 撮像装置
510 第1撮像部
520 第2撮像部
530 第3撮像部
600 支持部
601 溝部
602 弾性体
610 正面側支持部
620 背面側支持部
700 収納装置
710a、710b、710c、710d、710e 収納部
711 ドア
720 運搬部
721、721a、721b、721c 挟持板
722a、722b レール
723 連結部
724 回転軸
725 蝶番
900 制御装置
901 保持装置制御部(第2制御部)
902 作業板装置制御部(第1制御部)
903 撮像装置制御部
904 収納装置制御部
910 種類認識部
911 部位検出部
912 長さ検出部
913 ずれ補正部
914 特異事象検出部
915 第1点検出部
916 第2点検出部
917 端点検出部

Claims (8)

  1. 処理対象物を折り畳むための作業に使用される作業部と、
    前記作業部を移動させるための第1移動部と、
    前記作業部との間で前記処理対象物を挟持可能な支持部と、
    前記処理対象物を折り位置において前記作業部と前記支持部との間に挟持するように前記第1移動部を制御する第1制御部と、
    を備える衣類処理装置。
  2. 処理対象物を挟持する前記支持部の挟持面、及び前記作業部のエッジの少なくともいずれか一方は弾性を有する。
    請求項1に記載の衣類処理装置。
  3. 前記処理対象物を保持する保持部と、
    前記保持部を移動させるための第2移動部と、
    前記第2移動部を制御する第2制御部と、
    を更に備え、
    前記第2制御部は、前記保持部が前記処理対象物を保持した状態で前記処理対象物を回転させるように前記第2移動部を制御可能である
    請求項1又は2に記載の衣類処理装置。
  4. 前記第2制御部は、前記処理対象物が前記作業部と前記支持部との間に挟持された状態で前記処理対象物を前記作業部に載置するように前記第2移動部を制御可能である
    請求項3に記載の衣類処理装置。
  5. 前記支持部は、複数設けられ、少なくとも前記作業部の前方及び後方の両側、又は高さを変えて設けられる
    請求項1から4のいずれかに記載の衣類処理装置。
  6. 前記支持部は、溝部を備える
    請求項1から5のいずれかに記載の衣類処理装置。
  7. 前記第1制御部は、前記処理対象物を前記支持部との間で挟持するときの押し付け力を制御する
    請求項1から6のいずれかに記載の衣類処理装置。
  8. 処理対象物の折り位置を取得するステップと、
    前記処理対象物を折り畳むための作業に使用される作業部との間で前記処理対象物を挟持可能な支持部の位置に前記折り位置がくるように前記処理対象物を位置させるステップと、
    前記処理対象物を折り位置において前記作業部と前記支持部との間に挟持するように前記作業部を移動させるステップと、
    を備える衣類処理方法。
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