JP2023072959A - 木造建築物の補強構造、木造建築物の補強方法、及び板状補強プレート - Google Patents

木造建築物の補強構造、木造建築物の補強方法、及び板状補強プレート Download PDF

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Abstract

Figure 2023072959000001
【課題】短期間で施工可能で施工費用を低減して木造建築物の基礎周りを補強・補修できる木造建築物の補強構造、木造建築物の補強方法、及び板状補強プレートを提供する。
【解決手段】木造建築物の鉄筋コンクリート製の基礎2と、この基礎2上に載置された木質材からなる土台3と、この土台3に取り付けられた木質材からなる柱4と、を接合して補強する木造建築物の補強構造10において、板状の補強プレートである板状補強プレート1を基礎2と土台3の側面に沿って設置し、板状補強プレート1を貫通して土台3の側面から柱4に向け斜め上方に木ビス14を挿入して基礎2と土台3と柱4とを接合する。
【選択図】図2

Description

本発明は、木造建築物の補強構造、木造建築物の補強方法、及びそれに用いる板状補強プレートに関するものである。
従来、木造建築物の基礎と木製の軸組材との接合は、耐震性を得るため、木質材からなる土台が柱の脚部で緊結され、桁や胴差、及び筋交いとともにトラス構造として軸組を形成するために必要な部材(羽子板ボルト等)により布基礎やベタ基礎などの鉄筋コンクリート製の基礎に緊結されている。
例えば、特許文献1には、柱3と土台2との隅部両側に金属アングル4を当接し、両金属アングル4,4の土台2に当接する一片を、土台2を貫通する筒状ボルト6で固定し、両金属アングル4,4の他片を、少なくとも柱3の厚さの1/2より長い釘等で固定した木造建築における仕口装置(構造)が開示されている(特許文献1の明細書の段落[0012]~[0013]、図面の図1等参照)。
この特許文献1に記載の仕口装置(構造)は、金属アングルの一片と、土台又は桁(横材)とを貫通ボルト又は長い木ねじで連結固定したので、柱と土台又は柱と桁との連結状態がきわめて強固であり、桁又は土台の全断面に柱に掛った外力(又はその逆)を伝えることができるとされている。
しかし、特許文献1に記載の仕口装置(構造)は、基礎と土台を鉛直に接合するものであるため、外壁や床を完全に撤去する場合や新築の際にしか適用できず、既設の木造建築物の補強や補修には適用することができないという問題があった。
既設木造建築物の補強・補修に適用できるものとしては、特許文献2に、既存建物の耐震改修工法が開示されている。この特許文献2に記載の既存建物の耐震改修工法は、既存建物の土台から約40cm程度上部までの建物外周部分の外壁を剥がし、アンカーボルトの不足している個所に土台補強金物で補強し、また、土台が腐食している個所はその腐食している部分を切除して替え材と交換し、該替え材を土台補強金物で固定し、仕口部を隅部補強金物で固め、柱と筋かい端部の接合部を隅部補強金物により補強するものである(特許文献2の特許請求の範囲の請求項1、明細書の段落[0013]~[0023]、図面の図5~図7等参照)。
この特許文献2に記載の既存建物の耐震改修工法は、家人が居住している状態を維持しながら、地震に強い木造建築物に改修することができ、費用的にも安価で、且つ効果的な耐震改修を実現できるとされている。
しかし、特許文献2に記載の既存建物の耐震改修工法は、雨がかりとなる外壁や床の一部を剥がして施工するものであり、防水や断熱の処理をやり直す必要があり、改修工事が大掛かりなものとなってしまう。このため、特許文献2に記載の既存建物の耐震改修工法は、その居室に居住できない施工期間が長期化するだけでなく、施工費がかさむという問題があった。
また、特許文献3には、被接合木材50に、アンカーナット53が嵌め込まれると共にアンカーボルト70の先端が挿入できる被挿入穴部51を設ける穴の形成工程と、被挿入穴部51に対するアンカーナット53及びアンカー座金55のセット工程と、複数のアンカービス用孔55aに、アンカービス57を打ち込むことでアンカー座金55を固定するアンカー座金の固定工程と、接合材60のセット工程と、施工側面の座金65のセット工程と、アンカーボルト70をアンカーナット53に螺合させることで締め付けて被接合木材50に接合材60を接合する接合工程と、を有する木材用あと施工アンカーの施工方法開示されている(特許文献3の特許請求の範囲の請求項1、明細書の段落[0016]~[0030]、図面の図1,図3等参照)。
この特許文献3に記載の木材用あと施工アンカーの施工方法は、柱・梁・土台等の被接合木材に貫通穴を設けることなく木材用あと施工アンカーを構成でき、被接合木材に対して接合材を適切且つ合理的に接合できるという特別有利な効果を奏するとされている。
しかし、この特許文献3に記載の木材用あと施工アンカーの施工方法も、既存の木造建築物に適用した場合、外壁や床を撤去する必要があり、施工している居室に居住できない期間が長期化するだけでなく、施工費がかさむという問題が発生する。
特開平11-1961号公報 特開2004-218236号公報 特開2017-125302号公報
そこで、本発明は、前述した問題に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、短期間で施工可能で施工費用を低減して木造建築物の基礎周りを補強・補修できる木造建築物の補強構造、木造建築物の補強方法、及び板状補強プレートを提供することにある。
第1発明に係る木造建築物の補強構造は、木造建築物の鉄筋コンクリート製の基礎と、この基礎上に載置された木質材からなる土台と、この土台に取り付けられた木質材からなる柱と、を接合して補強する木造建築物の補強構造であって、前記基礎と前記土台と前記柱とを接合する接合部材である板状補強プレートが前記基礎と前記土台の側面に沿って設置されており、前記板状補強プレートを貫通して前記土台の側面から前記柱に向け斜め上方に木ビスが挿入されて前記基礎と前記土台と前記柱とを接合されていることを特徴とする。
第2発明に係る木造建築物の補強構造は、請求項1に記載の木造建築物の補強構造において、前記木ビスは、前記土台の床下側の側面から前記柱に向け斜め上方に挿入されていることを特徴とする。
第3発明に係る木造建築物の補強方法は、木造建築物の鉄筋コンクリート製の基礎と、この基礎上に載置された木質材からなる土台と、この土台に取り付けられた木質材からなる柱と、を接合して補強する木造建築物の補強方法であって、前記基礎と前記土台と前記柱とを接合する接合部材である板状補強プレートを前記基礎と前記土台の側面に沿って設置し、前記板状補強プレートを貫通して前記土台の側面から前記柱に向け斜め上方に木ビスを挿入して前記基礎と前記土台と前記柱とを接合して補強することを特徴とする。
第4発明に係る木造建築物の補強方法は、請求項3に記載の木造建築物の補強方法において、前記木ビスは、前記土台の床下側の側面から前記柱に向け斜め上方に挿入することを特徴とする。
第5発明に係る板状補強プレートは、木造建築物の鉄筋コンクリート製の基礎と、この基礎上に載置された木質材からなる土台と、この土台に取り付けられた木質材からなる柱と、を接合して補強する板状補強プレートであって、前記基礎に沿って設置される矩形板状のプレート下部と、このプレート下部と連続して前記土台に沿って設置される矩形板状のプレート上部と、を備え、前記プレート上部には、前記土台の側面から前柱に向け斜め上方に木ビスを挿入可能に階段状に傾斜した複数の木ビス挿入部が形成されていることを特徴とする。
第1発明~第5発明によれば、床や外壁を部分的に撤去することなく、板状補強プレートを介して土台と柱を木ビスで接合して基礎に連結することができるため、木造建築物の基礎周りを補強・補修でき、短期間で施工が可能で施工費用を低減することができる。
特に、第2発明及び第4発明によれば、外壁を撤去することなく、床下からの施工だけで木造建築物の基礎周りを補強・補修することができる。このため、さらに短期間で施工が可能で施工費用を低減することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る板状補強プレートを示す図であり、(a)が正面図、(b)が斜視図である。 図2は、本発明の実施形態に係る木造建築物の補強構造を示す鉛直断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る木造建築物の補強構造及び補強方法、及びそれらに用いる板状補強プレートについて、図面を参照しながら詳細に説明する。
<板状補強プレート>
先ず、図1,2を用いて、本発明の実施形態に係る板状補強プレート1について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る板状補強プレート1を示す図であり、(a)が正面図、(b)が斜視図である。また、図2は、本実施形態に係る補強プレート1を用いた木造建築物の補強構造10を示す鉛直断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る板状補強プレート1(以下、単に補強プレート1ともいう。)は、平板状の薄鋼板から曲げ加工された鋼板からなる概略平板状の補強プレートであり、図2に示すように、後述の基礎2と、土台3と、柱4と、を接合して補強する接合部材としての機能を有いている。
この補強プレート1は、基礎2に沿って設置される矩形板状のプレート下部11と、このプレート下部11と連続して土台3に沿って設置される矩形板状のプレート上部12と、を備えている。また、図1(b)に示すように、補強プレート1は、基礎2と土台3の側面の段差に合わせて直角に折れ曲がって雁行した正面視矩形状の板材となっている(図2も参照)。
勿論、基礎2と土台3の側面に段差がない場合は、プレート下部11とプレート上部12との境界が直角に折れ曲がって雁行する必要はなく、側面視で直線状となっていればよい。また、基礎2と土台3の側面に段差がある場合でも、スペーサーとして他の木板を介装することにより、側面視で直線状としてもよい。そうすることにより、折り曲げ加工の手間と費用を低減することができるからである。
このプレート下部11には、図1,図2に示すように、正面視矩形状の薄鋼板に、コンクリートに削孔しながら挿入可能なコンクリート用ビスやスクリューアンカー等のあと施工アンカー用のアンカー孔13が複数形成されている。
一方、プレート上部12には、薄鋼板から折り曲げ加工されて階段状に折れ曲がって傾斜した複数段の木ビス挿入部14が形成されている。また、この木ビス挿入部14には、木ビスを挿入するための円形のビス孔15が複数穿設されている。このように、木ビス挿入部14が階段状に折れ曲がって傾斜しているため、後述のように、木ビス9bを土台3の側面から柱4に向け斜め上方にねじ込んで挿入することが容易となっている。
なお、補強プレート1として、鋼板からなるものを例示して説明したが、本発明に係る板状補強プレートは、鋼板に限られず、FRP(繊維強化プラスチック:Fiber Reinforced Plastics)や樹脂成形板など、補強する強度に応じた木ビス挿入部14が形成されたプレート状の部材とすることができる。
また、板状補強プレートをFRPや樹脂成形板とした場合は、アンカー孔13やビス孔15を設けず、板状補強プレートにそのまま木ビスやコンクリート用ビス等をねじ込んで貫通させて挿入しても構わない。但し、ねじ込むビスの径より小径でもアンカー孔13やビス孔15を設けることによりビスの直進性が向上するため好ましい。
<木造建築物の補強構造及び補強方法>
次に、図2を用いて、本発明の実施形態に係る木造建築物の補強構造10(以下、単に補強構造10ともいう。)及び本発明の実施形態に係る木造建築物の補強方法(以下、単に補強方法ともいう。)について説明する。在来工法である木造軸組工法により建築された既存の木造建築物の基礎2周りを前述の補強プレート1を用いて補強・補修する場合を例示して説明する。
簡単に、既存の木造建築物の基礎2周りを説明すると、布基礎又はベタ基礎である鉄筋コンクリート製の基礎2の上に、木質材からなる土台3が載置されて図示しないアンカーボルト等で接合され、その土台3の上に、軸組材である木質材からなる柱4が(ほぞ)4aでつなぎ合わされて立設されている。なお、土台3や柱4の外側の側面には、外装材5が設置されている。
ここで、木質材とは、原木から切り出された木材である無垢材に限られず、ひき板又は小角材を木目方向に平行にして、厚さ、幅、長さ方向に集成接着した集成材や、単板を繊維方向を揃えて積層、接着した軸材料である単板積層材(LVL:Laminated Veneer Lumber)など、を含む原材をエレメント(構成要素)に分解し、再構成した材料を含むものを指す。
また、土台3の内側の側面には、大引き6や根太掛けが架け渡され、その大引き6等の上に根太7が載置されて床8が設置されている。このため、背景技術で述べたように、既存の木造建築物の基礎2周りを補強・補修する場合は、外装材5(外壁)及び床8のいずれか一方又はその両方を解体撤去した上、土台3と柱4の基礎2との連結不足や腐食した土台3や柱4を補強・補修した後、再度、外装材5(外壁)や床8を構築し直す必要があった。よって、外装材5(外壁)や床8を復旧するまでの間、居室に居住できない期間が長期化する上、施工費がかさむという問題があった。
本実施形態に係る補強構造10では、図2に示すように、前述の補強プレート1が基礎2と土台3の内側の側面に沿って設置されて、あと施工アンカーであるコンクリート用ビス9aで補強プレート1を貫通して基礎2に接合され、木ビス9bで補強プレート1を貫通して土台3及び柱4に接合されている。
つまり、本実施形態に係る補強方法では、前述の補強プレート1のプレート下部11を基礎2の内側の側面に当接して、電動工具等を用いてプレート下部11の複数のアンカー孔13にコンクリート用ビス9aをそれぞれねじ込むことにより、基礎2の内側側面に固定して設置する。
その後、プレート上部12の木ビス挿入部14のビス孔15に、木ビス9bを土台3の内側の側面から柱4に向け斜め上方にねじ込んで挿入する。このとき、木ビス挿入部14のビス孔15が形成されている面が、プレート下部11及びプレート上部12の一般部(木ビス挿入部14を除く部分)の板面に対して傾斜して設けられている。このため、ビス孔15が形成されている面に対して木ビス9bを直交してねじ込むだけで、図2に示すように、柱4の内部に到達する所望の深さまで木ビス9bを容易に到達させることができる。
但し、補強プレート1は、外装材5の下部を一部取り外し、基礎2及び土台3の外側の側面に当接させて、木ビス9bを土台3の内側の側面から柱4に向け斜め上方にねじ込んで挿入することもできる。しかし、背景技術で述べたように、雨がかりである外装材5の一部を撤去するため、雨仕舞が困難で手間がかかる上、外装材5(外壁)を復旧するまでの間、居室に居住できない期間ができるという問題と施工費がかさむという問題は発生する。
これに対して、補強プレート1を基礎2の内側の側面に取り付け、プレート上部12の木ビス挿入部14から柱4に向け斜め上方にねじ込んで挿入する場合は、既存の木造建築物であっても、床下点検口から床下の基礎2内に入って施工することが可能である。このため、短期間で施工が可能で施工費用を低減することができる。
以上説明した本発明の実施形態に係る補強プレート1、補強プレート1を用いた補強構造10及び補強方法によれば、床8や外装材5などを部分的に撤去することなく、板状補強プレート1を介して土台3と柱4を木ビス9bで接合して基礎2に連結することができるため、木造建築物の基礎2の周りを補強・補修でき、短期間で施工が可能で施工費用を低減することができる。
また、補強プレート1、補強構造10及び補強方法によれば、床下点検口からの施工が可能な補強プレート1を基礎2の内側の側面に取り付け、プレート上部12の木ビス挿入部14から柱4に向け斜め上方にねじ込んで挿入するので、外装材5を含めて外壁を撤去することなく、床下からの施工だけで木造建築物の基礎2周りを補強・補修することができる。このため、さらに短期間で施工が可能で施工費用を低減することができる。
以上、本発明の実施形態に係る補強プレート1、補強構造10及び補強方について詳細に説明した。しかし、前述した又は図示した実施形態は、いずれも本発明を実施するにあたって具体化した一実施形態を示したものに過ぎない。よって、例示した実施形態によって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。
10:補強構造(木造建築物の補強構造)
1:補強プレート(板状補強プレート)
11:プレート下部
12:プレート上部
13:アンカー孔
14:木ビス挿入部
15:ビス孔
2:基礎
3:土台
4:柱
4a:(ほぞ)
5:外装材(外壁)
6:大引き
7:根太
8:床
9a:コンクリート用ビス(あと施工アンカー)
9b:木ビス

Claims (5)

  1. 木造建築物の鉄筋コンクリート製の基礎と、この基礎上に載置された木質材からなる土台と、この土台に取り付けられた木質材からなる柱と、を接合して補強する木造建築物の補強構造であって、
    前記基礎と前記土台と前記柱とを接合する接合部材である板状補強プレートが前記基礎と前記土台の側面に沿って設置されており、前記板状補強プレートを貫通して前記土台の側面から前記柱に向け斜め上方に木ビスが挿入されて前記基礎と前記土台と前記柱とを接合されていること
    を特徴とする木造建築物の補強構造。
  2. 前記木ビスは、前記土台の床下側の側面から前記柱に向け斜め上方に挿入されていること
    を特徴とする請求項1に記載の木造建築物の補強構造。
  3. 木造建築物の鉄筋コンクリート製の基礎と、この基礎上に載置された木質材からなる土台と、この土台に取り付けられた木質材からなる柱と、を接合して補強する木造建築物の補強方法であって、
    前記基礎と前記土台と前記柱とを接合する接合部材である補強プレートを前記基礎と前記土台の側面に沿って設置し、前記板状補強プレートを貫通して前記土台の側面から前記柱に向け斜め上方に木ビスを挿入して前記基礎と前記土台と前記柱とを接合して補強すること
    を特徴とする木造建築物の補強方法。
  4. 前記木ビスは、前記土台の床下側の側面から前記柱に向け斜め上方に挿入すること
    を特徴とする請求項3に記載の木造建築物の補強方法。
  5. 木造建築物の鉄筋コンクリート製の基礎と、この基礎上に載置された木質材からなる土台と、この土台に取り付けられた木質材からなる柱と、を接合して補強する板状補強プレートであって、
    前記基礎に沿って設置される矩形板状のプレート下部と、このプレート下部と連続して前記土台に沿って設置される矩形板状のプレート上部と、を備え、
    前記プレート上部には、前記土台の側面から前柱に向け斜め上方に木ビスを挿入し易いように階段状に傾斜した複数の木ビス挿入部が形成されていること
    を特徴とする板状補強プレート。
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