JP2023066597A - 車両下部構造 - Google Patents

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まりな 羽野
Marina Hano
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Abstract

【課題】サスペンションメンバにタンクプロテクタ及びダイナミックダンパの取付スペースがない場合であっても、タンクプロテクタ及びダイナミックダンパを取り付けることができる車両下部構造を提供する。【解決手段】車両下部構造10は、フロントサスペンションメンバ11と、フロントサスペンションメンバ11の下側であって、燃料タンク13の前方であって燃料タンク13の下端位置よりも低い位置に取り付けられるタンクプロテクタ20と、タンクプロテクタ20の上部に取り付けられるダイナミックダンパ30と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、フロントサスペンションメンバにタンクプロテクタ及びダイナミックダンパが設けられる車両下部構造に関する。
車両下部構造では、フロントサスペンションメンバにタンクプロテクタが設けられる。タンクプロテクタは、車両走行時に路面の落下物等の障害物が燃料タンク等の車載部品に接触しないように当該車載部品を保護する。
また、車両下部構造では、フロントサスペンションメンバにダイナミックダンパが設けられる(例えば、特許文献1)。ダイナミックダンパとは、フロントサスペンションメンバの振動を抑制する部品である。
特開2004-245261号公報
ここで、サスペンションメンバにタンクプロテクタのようなブラケット及びダイナミックダンパを取り付けるためには、サスペンションメンバに両部品の取付スペースを確保する必要がある。しかし、車種によってはサスペンションメンバに両部品の取付スペースを確保することが困難な場合もある。
そこで、本発明は、サスペンションメンバにブラケット及びダイナミックダンパの取付スペースがない場合であっても、ブラケット及びダイナミックダンパを取り付けることができる車両下部構造を提供することを目的とする。
本発明に係る車両下部構造は、フロントサスペンションメンバと、フロントサスペンションメンバの下側であって、燃料タンク又はバッテリの前方であって燃料タンク又はバッテリの下端位置よりも低い位置に取り付けられる第1ブラケットと、第1ブラケットの上部に取り付けられるダイナミックダンパと、を備えることを特徴とする。
このように、燃料タンク又はバッテリの下端位置よりも低い位置に取り付けられる第1ブラケットにダイナミックダンパが取り付けられることによって、フロントサスペンションメンバにダイナミックダンパを取り付けるための取付スペースが必要ない。
本発明に係る車両下部構造において、ダイナミックダンパは、第2ブラケットと、第2ブラケットに接合された弾性部材と、弾性部材に接合された錘と、を有し、第1ブラケットは、車幅方向に沿った長尺状かつ中空状に形成され、質量を低減するための質量低減部が形成され、第2ブラケットは、質量低減部を補強し、第1ブラケットとダイナミックダンパとを一体化することが好ましい。
このように、第1ブラケットとダイナミックダンパとを一体化することによって、部品の共通化を図ることができる。また、車両下部構造の質量を低減することができる。
本発明の車両下部構造によれば、サスペンションメンバにブラケット及びダイナミックダンパの取付スペースがない場合であってもブラケット及びダイナミックダンパを取り付けることができる。
実施形態の一例である車両下部構造を示す側面図である。 サスペンションメンバからタンクプロテクタ及びダイナミックダンパをそれぞれ分離して示す斜視図である。 タンクプロテクタとダイナミックダンパとを分離して視点を変えて示す拡大斜視図である。
以下、本発明の実施形態の一例について詳細に説明する。以下の説明において、具体的な形状、材料、方向、数値等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等に合わせて適宜変更することができる。
「車両下部構造」
図1を用いて、実施形態の一例である車両下部構造10について説明する。
車両下部構造10は、後述するフロントサスペンションメンバ11に第1ブラケットとしてのタンクプロテクタ20及びダイナミックダンパ30が設けられる車両の下部構造である。車両下部構造10によれば、詳細は後述するが、フロントサスペンションメンバ11にタンクプロテクタ20及びダイナミックダンパ30の取付スペースがない場合であっても、タンクプロテクタ20及びダイナミックダンパ30を取り付けることができる。
車両は、本例では四輪のエンジン車両としているが、これに限定されない。車両は、電動車両又はハイブリッド車両であってもよい。
車両下部構造10の底面は、サスペンションメンバとしてのフロントサスペンションメンバ11の底面と、車両前後方向に沿って設けられるアンダーリインフォース12の底面と、燃料を貯留する燃料タンク13の底面とによって構成されている。
また、車両下部構造10では、フロントサスペンションメンバ11、アンダーリインフォース12、燃料タンク13の順に車両の前から後方向に沿って設けられる。フロントサスペンションメンバ11、アンダーリインフォース12及び燃料タンク13のうち、後述するタンクプロテクタ20を除いた場合には、燃料タンク13の底面が最下面に位置しており、路面GLとの距離が最短となる。
フロントサスペンションメンバ11は、サスペンションの骨格部材であって、車体と前輪14とを接続して路面より受ける衝撃又は及び振動が車室に伝わらないようにしている。アンダーリインフォース12は、車幅方向において左右一対にて車体前後方向に沿って設けられ、矩形状の閉断面を有している。燃料タンク13は、車両の走行のために使用される燃料を貯留するタンクである。
フロントサスペンションメンバ11の後部には、後述するタンクプロテクタ20が設けられている。タンクプロテクタ20は、燃料タンク13よりも前方にて燃料タンク13よりも下方に突出して設けられる。これにより、タンクプロテクタ20の底面が車両下部構造10の最下面に位置し、路面の落下物等の障害物から燃料タンク13を保護することができる。また、タンクプロテクタ20の上部には後述するダイナミックダンパ30が設けられている。
「タンクプロテクタ」
図1乃至図3を用いて、タンクプロテクタ20について説明する。
第1ブラケットとしてのタンクプロテクタ20は、上述したように車両走行時に路面の落下物等の障害物が燃料タンク13に接触しないように当該障害物から燃料タンク13を保護する部品である。タンクプロテクタ20によれば、路面の落下物等の障害物を払いのけて当該障害物から燃料タンク13を保護することができる。第1ブラケットは、燃料タンク13を保護するタンクプロテクタ20に限定されることなく、車両がハイブリッド車又は電動車両であればバッテリを保護する部品であってもよい。
図1に示すように、タンクプロテクタ20は、上述したように燃料タンク13よりも前方にて、フロントサスペンションメンバ11の後方に設けられ、燃料タンク13よりも下方に突出して設けられる。なお、タンクプロテクタ20の一部が燃料タンク13の下端よりも下方に突出していればよく、タンクプロテクタ20の全部が燃料タンク13の下端よりも下方に設けられている必要はない。図2及び図3に示すように、タンクプロテクタ20は、中空の部品であって、車幅方向に沿って長尺状に構成される。タンクプロテクタ20は、上部を構成する上カバー21と、下部を構成する下カバー22とを有している。
上カバー21は、車幅方向に垂直な断面視が上方に突出した凸形状に形成される。上カバー21の車幅方向の中央部には、タンクプロテクタ20の質量を低減するための質量低減部としての開口部21Aが形成されている。なお、質量低減部は開口部21Aに限定されることなく、切り欠き部等であってもよい。
開口部21Aには、後述するダイナミックダンパ30のダンパブラケット31が取り付けられ、タンクプロテクタ20を補強すると共にタンクプロテクタ20とダイナミックダンパ30とが一体化されている。また、上カバー21は、締結部材によってフロントサスペンションメンバ11の後部に固定される。
下カバー22は、車幅方向に垂直な断面視が下方に突出した凸形状に形成される。下カバー22は、上カバー21に締結部材によって固定される。
「ダイナミックダンパ」
図1乃至図3を用いて、ダイナミックダンパ30について説明する。
ダイナミックダンパ30は、フロントサスペンションメンバ11の共振周波数を車両の実用周波数域から外れた周波数とし、フロントサスペンションメンバ11の共振による振動又は騒音を低減する部品である。
ダイナミックダンパ30は、上述したように、タンクプロテクタ20の上部に設けられている。これにより、フロントサスペンションメンバ11にダイナミックダンパ30を取り付けるためのスペースが必要ない。より詳細には、図2に示すように、ダイナミックダンパ30は、タンクプロテクタ20の上部であって、フロントサスペンションメンバ11の車幅方向の中央部の底面において窪んだ空間11Aに配置されている。
本実施形態では、タンクプロテクタ20をフロントサスペンションメンバ11に固定した状態でタンクプロテクタ20がダイナミックダンパ30をフロントサスペンションメンバ11の空間11Aに押し付けることによって、フロントサスペンションメンバ11とダイナミックダンパ30とが一体的に振動する振動体を構成し、ダイナミックダンパ30の振動を低減している。
ダイナミックダンパ30は、タンクプロテクタ20の上部に設けられる第2ブラケットとしてのダンパブラケット31と、ダンパブラケット31に接合された弾性部材としてのゴム片32A、32Bと、ゴム片32A、32Bに接合された錘33とを有している。
ダンパブラケット31は、タンクプロテクタ20に取り付けられると共にゴム片32A、32Bを固定支持する部材である。ダンパブラケット31は、平板状の底部31Aと、底部31Aの前端部にて立設された前壁部31Bと、底部31Aの後端部にて立設された後壁部31Cとを有する。
底部31Aは、タンクプロテクタ20の上カバー21の開口部21Aを塞ぐように固定され、上述した質量低減のために形成された開口部21Aを補強している。
ここで、タンクプロテクタ20が燃料タンク13を保護するためには、タンクプロテクタ20に所定以上の剛性が必要である。そして、タンクプロテクタ20が所定以上の剛性を有する場合に、タンクプロテクタ20とダイナミックダンパ30とが別構成の場合よりも、本実施形態のようにダイナミックダンパ30のダンパブラケット31がタンクプロテクタ20の開口部21Aを塞ぐ構成の場合の方が車両下部構造10の質量低減を図ることができる。
さらに、底部31Aは、タンクプロテクタ20と一体化して構成されている。これにより、タンクプロテクタ20とダイナミックダンパ30とを一体化して、部品の共通化を図ることができる。
換言すれば、ダンパブラケット31は、ゴム片32A、32Bを固定支持する支持部材であって、タンクプロテクタ20の剛性を向上させる補強部材であって、タンクプロテクタ20とダイナミックダンパ30とを一体化する接続部材である。
ゴム片32A、32Bは、ダンパブラケット31と錘33とを連結する。ゴム片32Aは、ダンパブラケット31の前壁部31Bの内側に加硫接着によって固定されている。ゴム片32Bは、ダンパブラケット31の後壁部31Cの内側に加硫接着によって固定されている。
錘33は、ゴム片32A、32Bによって固定支持されている。錘33は、直方体に形成され、前面がゴム片32Aに加硫接着によって固定され、後面がゴム片32Bに加硫接着によって固定されている。
「効果」
車両下部構造10によれば、フロントサスペンションメンバ11にタンクプロテクタ20及びダイナミックダンパ30の取付スペースがない場合であっても、タンクプロテクタ20及びダイナミックダンパ30を取り付けることができる。
また、フロントサスペンションメンバ11は、鋳造部品であって多くの車種で同じ部品として展開される場合が多く、ダイナミックダンパ30を取り付ける取付孔を有さない場合もある。車両下部構造10によれば、フロントサスペンションメンバ11がダイナミックダンパ30の取付孔を有さない場合であっても、タンクプロテクタ20を介してダイナミックダンパ30を取り付けることができる。
また、車両下部構造10によれば、上述したように車両下部構造10の質量を低減することができる。
さらに、車両下部構造10によれば、タンクプロテクタ20とダイナミックダンパ30とを一体化することによって、部品の共通化を図ることができる。
なお、本発明は上述した実施形態およびその変形例に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項の範囲内において種々の変更や改良が可能であることは勿論である。
10 車両下部構造、11 フロントサスペンションメンバ(サスペンションメンバ)、12 アンダーリインフォース、13 燃料タンク、20 タンクプロテクタ(第1ブラケット)、21 上カバー、21A 開口部(質量低減部)、22 下カバー、30 ダイナミックダンパ、31 ダンパブラケット(第2ブラケット)、31A 底部、31B 前壁部、31C 後壁部、32A ゴム片(弾性部材)、32B ゴム片(弾性部材)、33 錘

Claims (2)

  1. フロントサスペンションメンバと、
    前記フロントサスペンションメンバの下側であって、燃料タンク又はバッテリの前方であって前記燃料タンク又は前記バッテリの下端位置よりも低い位置に取り付けられる第1ブラケットと、
    前記第1ブラケットの上部に取り付けられるダイナミックダンパと、
    を備える、
    車両下部構造。
  2. 請求項1に記載の車両下部構造であって、
    前記ダイナミックダンパは第2ブラケットと、前記第2ブラケットに接合された弾性部材と、前記弾性部材に接合された錘と、を有し、
    前記第1ブラケットは、車幅方向に沿った長尺状かつ中空状に形成され、質量を低減するための質量低減部が形成され、
    前記第2ブラケットは、前記質量低減部を補強し、前記第1ブラケットと前記ダイナミックダンパとを一体化する、
    車両下部構造。
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