JP2023065223A - モータ制御装置、および、当該モータ制御装置に設けられた電流検出器の異常検出方法 - Google Patents

モータ制御装置、および、当該モータ制御装置に設けられた電流検出器の異常検出方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2023065223000001
【課題】電流検出器の異常をより正確に検出できるモータ制御装置を提供する。
【解決手段】モータ制御装置は、電流検出器の異常の有無を判定する異常判定部を備え、前記異常判定部は、規定の基準電流値Idefとモータ抵抗値とを乗算した値である理想電圧指令閾値Eirに、デッドタイムTdに起因して生じる電圧誤差であるデッドタイム電圧誤差Edtを加算した値を、電圧指令閾値Eaとして算出し、電圧指令値の実効値が前記電圧指令閾値Ea以上、かつ、前記電流検出値の実効値が前記基準電流値Idefより低い値である電流検出閾値Ia以下の場合に、電流検出器7,8の異常を示す信号を出力する。
【選択図】図4

Description

本明細書は、PMW制御にて3相モータに電圧を印加しているモータ制御装置、および、当該モータ制御装置に設けられた電流検出器の異常検出方法を開示する。
工作機械等に使用されるモータ制御装置では、電流検出値を基に、モータやインバータ等を過電流から保護している。電流検出器に異常があると、過電流を検出して保護することができなくなるため、さまざまな電流検出器の異常検出方法が考えられている。
例えば、全ての動力線に電流検出器を設けた場合は、U相、V相、W相の3相交流電流の3相和は0であることより、電流検出器の異常を検出することは容易にできる。
また、1相のみに電流検出器を設けた場合でも、電流値とモータ抵抗値を乗算した値が電圧値になることを利用し、その相の電流検出器の異常を検出することができる。
特許文献1では、2相の電流検出値より電流検出器の異常を検出する方法が示されている。回転座標系であるdq軸平面上では、相対的に固定座標系の3相が回転することを利用し、1相の電流検出値よりモータ駆動制御をすることで、電流制御によるフィードバックの影響を避けた状態で、電流検出器の異常を検出することができる。
特許文献2では、電流検出値が0の時の、コンバータが出力したPWM制御前の直流電圧の電圧変動を検出することにより、モータが回転していない状態の電流検出器の異常を検出することができる。また、各電流検出器の電流検出値を基に異常を検出しているため、異常が発生した電流検出器を特定することもできる。
特開2014-73009号公報 特開2001-157460号公報
工作機械等に使用されるモータ駆動装置では、モータ回転中に電流検出器に異常が発生した場合は、モータが指令に追従できなくなるため、何かしらの異常が検出される。しかし、モータが停止している状態で回転子が特定の場所にあると、電流を流してもモータが回転しない相が存在する。そのような場合、電流検出器の異常により電流検出値が0となれば、他の異常が検出されないまま指令電圧が高くなるため、モータや動力線に過電流が流れ、焼損する恐れがある。よって、モータ停止中に、電流検出器の異常を検出することが求められる。
電流検出器の異常を検出するために、U相、V相、W相の3相交流電流の3相和が0であることを利用するには、全ての電線に電流検出器を設ける必要がある。しかし、3相交流電流の3相和が0であることを利用して、2相の電流検出値よりモータ駆動制御を行っていた場合、電流検出器を増やすことによるコストアップや装置の大型化につながる。
また、電流値とモータ抵抗値を乗算した値が電圧値になることを利用し、電流検出器の異常を検出する場合は、デッドタイム電圧誤差を考慮していないため、デッドタイム電圧誤差が大きい場合は、電流検出器に異常がないにもかかわらず「異常」と判断する誤検出が発生し、誤検出回避のためマージンを設定すると、デッドタイム電圧誤差が小さい場合に、異常が発生しても、これを速やかに検出できない、検出漏れが発生する課題がある。
特許文献1では、回転座標系であるdq軸平面上で相対的に固定座標系の3相が回転することを利用しているため、モータ停止中は電流検出器の異常を検出することができない。また、異常が発生した電流検出器を特定することはできない。
特許文献2では、電流検出値が0の時のコンバータが出力した直流電圧の電圧変動により、電流検出器の異常を検出しているため、モータ停止中も異常を検出できる。しかし、工作機械等の産業機械では、複数のモータを使用していることが一般的であり、ひとつのコンバータに複数のモータ制御装置が接続されていることがある。この場合、他のモータ駆動の影響により電圧変動が生じるため、対象モータが停止中に、同じコンバータに接続されている他のモータが動作した場合は誤検出する。
本明細書で開示するモータ制御装置は、3相モータの駆動を制御するモータ制御装置であって、3相それぞれの電圧指令値を出力する電流制御部と、前記電圧指令値に応じてスイッチングのパルス幅を変調することで、コンバータから出力される直流電圧を交流電圧に変換して、前記3相モータの3相それぞれの動力線に印加するPWM制御部と、3相の前記動力線の少なくとも一つに設けられ、前記動力線に流れる電流値を、電流検出値として検出する1以上の電流検出器と、前記電流検出器の異常の有無を判定する異常判定部と、を備え、前記異常判定部は、規定の基準電流値とモータ抵抗値とを乗算した値である理想電圧指令閾値に、前記スイッチングのデッドタイムに起因して生じる電圧誤差であるデッドタイム電圧誤差を加算した値を、電圧指令閾値として算出し、前記電圧指令値の実効値が前記電圧指令閾値以上、かつ、前記電流検出値の実効値が前記基準電流値より低い値である電流検出閾値以下の場合に、前記電流検出器の異常を示す信号を出力する、ことを特徴とする。
この場合、前記異常判定部は、前記デッドタイムに、キャリア周波数および前記直流電圧の電源電圧値を乗算した値を、前記デッドタイム電圧誤差として算出してもよい。
また、前記電流制御部は、トルク指令値に基づいて算出された3相それぞれの補償前電圧指令値に、デッドタイム補償値を加算した値を、3相それぞれの前記電圧指令値として出力するデッドタイム補償器を有し、前記デッドタイム補償器は、電流指令値が、規定のデッドタイム補償電流パラメータ超過の場合は、規定のデッドタイム補償電圧パラメータを前記デッドタイム補償値として算出し、前記電流指令値が、前記デッドタイム補償電流パラメータ以下の場合は、前記デッドタイム補償電圧パラメータに、デッドタイム補償電流パラメータに対する前記電流指令値の比率を、乗算した値を前記デッドタイム補償値として算出してもよい。
また、前記異常判定部は、前記デッドタイムに、前記キャリア周波数および前記直流電圧の電源電圧値を乗算した値を、前記デッドタイム電圧誤差として算出してもよい。
また、前記異常判定部は、前記デッドタイム補償電圧パラメータを、前記デッドタイム電圧誤差として算出してもよい。
また、前記異常判定部は、前記デッドタイムに、前記キャリア周波数および前記直流電圧の電源電圧値を乗算した値を、デッドタイム電圧誤差演算値として算出し、前記デッドタイム補償電圧パラメータ、および、前記デッドタイム電圧誤差演算値のうち、大きいほうを、前記デッドタイム電圧誤差として算出してもよい。
また、前記異常判定部は、前記デッドタイムに、前記キャリア周波数および前記直流電圧の電源電圧値を乗算した値を、デッドタイム電圧誤差演算値として算出し、前記デッドタイム補償電圧パラメータ、および、デッドタイム電圧誤差演算値のうち、小さいほうを、前記デッドタイム電圧誤差として算出してもよい。
本明細書で開示する電流検出器の異常検出方法は、規定の基準電流値とモータの抵抗値とを乗算した値である理想電圧指令閾値に、前記モータに電圧印加するためのスイッチングのデッドタイムに起因して生じる電圧誤差であるデッドタイム電圧誤差を加算した値を、電圧指令閾値として算出し、前記電圧指令値の実効値が前記電圧指令閾値以上、かつ、前記電流検出器で検出された電流検出値の実効値が前記基準電流値より低い値である前記電流検出閾値以下の場合に、前記電流検出器の異常を示す信号を出力する、ことを特徴とする。
本明細書で開示する技術によれば、各相の電圧指令値と電流検出値、及び、デッドタイム電圧誤差を考慮した閾値を用いて異常判定するため、誤検出することなく過大な電流が流れる前に速やかに異常を検出できる。
モータ制御装置の構成を示すブロック図である。 電流電圧特性の一例を示す図である。 モータ制御装置の構成の他の例を示すブロック図である。 U相異常判定器の構成を示す図である。 モータ制御装置の構成の他の例を示すブロック図である。
図1に、モータ制御装置のブロック図を示す。コンバータ5は、3相交流電源6を入力として電源電圧値Epの直流電圧を出力する。このコンバータ5には、1以上(図示例では2つ)のモータ制御装置100が接続されている。モータ制御装置100は、図示しない上位制御装置が出力したトルク指令値を入力として3相モータを駆動するための電圧指令値を演算する電流制御部1と、3相交流電源6を入力として電源電圧値Epの直流電圧を出力するコンバータ5と、電圧指令値に応じてスイッチングのパルス幅を変調することにより直流電圧を3相交流電圧に変換してモータ動力線に印加するPWM制御部2と、U相電流を検出する電流検出器7と、V相電流を検出する電流検出器8と、電流検出器7の異常を検出するU相異常判定器9と、電流検出器8の異常を検出するV相異常判定器10と、を備えている。なお、電流制御部1、PWM制御部2、U相異常判定器9およびV相異常判定器10は、物理的には、プロセッサとメモリを有するコンピュータで構成されてもよいし、電気回路で構成されてもよい。また、PWM制御部2は、所定のキャリア周波数Fcaのキャリア波を用いてパルス幅変調を行う。また、スイッチングにおいては、所定のデッドタイムTdを設けている。
U相異常判定器9、および、V相異常判定器10は、電流電圧特性に基づいた電圧指令閾値Eaおよび電流検出閾値Iaを使用して、電圧指令値と電流検出値より電流検出器の異常を判定する。電流電圧特性は、PWM制御では、デッドタイムによる電圧誤差が生じるため、図2の実線のようになる。なお、図2の破線は、電流値とモータ抵抗値を乗算した値を電圧値として表した、デッドタイムがない場合の理想の電流電圧特性である。デッドタイム電圧誤差Edtは、デッドタイムTdにキャリア周波数Fcaと電源電圧値Epを乗算した値となることが広く知られている。すなわち、Edt=Td×Fca×Epとなる。
U相異常判定器9は、U相電圧指令実効値が所定の電圧指令閾値Ea以上、かつ、U相電流検出実効値が所定の電流検出閾値Ia以下の場合に、電流検出器7に異常が発生していると判定して、図示しない上位制御装置へU相電流検出器異常信号を出力する。V相異常判定器10も同様の処理を行う。
電圧指令閾値Eaおよび電流検出閾値Iaは、所定の基準電流Idefに基づいて設定する。基準電流Idefの値は、許容最大電流より小さい値であれば、特に限定されない。したがって、例えば、連続して通電可能な定格電流Irを、基準電流Idefとして取り扱ってもよい。
電圧指令閾値Eaは、この基準電流Idefが流れるときの、実際の電圧値である。例えば、定格電流Irを基準電流Idefとすると、この定格電流Irが流れるときの電圧値は、理論上は、定格電流Irにモータ抵抗値を乗算した値であり、図2における理想電圧指令閾値Eirである。しかし、現実には、デッドタイム電圧誤差Edtが存在するため、定格電流Irが流れるときの、実際の電圧値は、理想電圧指令閾値Eirにデッドタイム電圧誤差Edtを加算した値となる。そのため、本例では、電圧指令閾値Eaを式(1)により算出する。かかる値を電圧指令閾値Eaとして用いた場合、定格電流Ir以上の電流が流れる前に速やかに電流検出器7,8の異常を検出することができる。
Ea=Eir+Edt ・・・(1)
電流検出閾値Iaは、基準電流Idefより低い値であれば特に限定されない。換言すれば、本例では、電圧指令実効値が、電圧指令閾値Eaのときに流れるべき電流より低い値が、電流検出閾値Iaとして設定される。例えば、本例では、電圧指令閾値Eaは、定格電流Irを基準として求めており、電流検出器7,8に異常がない場合において、電圧指令実効値が電圧指令閾値Eaとなれば、検出電流値は、定格電流Ir相当となるはずである。そのため、本例では、電流検出閾値Iaを、定格電流Irよりも低い値、より具体的には、式(2)に示すように、定格電流Irに0以上1未満の適切な乗数Aをかけた値としている。乗数Aは、回路上の誤差や演算誤差およびマージンを考慮した値としてもよいが、本例では、電流検出器7,8が故障した際には電流検出値の値がほぼ0になることを想定し、例えば、定格電流Irの0.5%(すなわちA=0.005とした値)を電流検出閾値Iaとしている。
Ia=Ir×A (なお、0≦A<1) ・・・(2)
以上のとおり、本例では、デッドタイム電圧誤差Edtを考慮して、基準電流Idefが流れるときの実際の電圧値を算出し、この実際の電圧値を電圧指令閾値Eaとしている。また、基準電流Idefより小さい値を電流検出閾値Iaとしている。この場合、電圧実効値が電圧指令閾値Ea以上であるにもかかわらず、電流検出値が電流検出閾値Iaより小さい場合には、電流検出器7,8に何らかの異常が発生していると判断できる。また、電圧指令閾値Eaは、デッドタイム電圧誤差Edtを反映した値であるため、誤検出や検出漏れを効果的に防止できる。
次に、図3を参照して、電流検出器7,8の異常検出技術の他の例について説明する。図3のモータ制御装置100は、図1のモータ制御装置100にデッドタイム補償を加えたものであり、同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。図1の例ではU、V、Wで表現する固定座標系の電圧指令値Eu*、Ev*、Ew*を電流制御部1から出力しているが、電流制御部1の内部でdq変換することは可能である。図3の電流制御部1は、指令値演算部12とデッドタイム補償器11とを備え、指令値演算部12は、dq軸電流指令値演算部13と、dq軸電圧指令値演算部14と、3相変換器15および16と、dq変換器17と、を備えている。
dq軸電流指令値演算部13では、図示しない上位制御装置が出力したトルク指令値より、dq回転座標系であるd軸電流指令値およびq軸電流指令値を算出する。dq変換器17では、固定座標系のU相電流検出値IuおよびV相電流検出値Ivから、dq回転座標系のd軸電流検出値およびq軸電流検出値に変換する。dq軸電圧指令値演算部14では、d軸電流指令値とd軸電流検出値よりデッドタイム補償前のd軸電圧指令値を求め、q軸電流指令値とq軸電流検出値よりデッドタイム補償前のq軸電圧指令値を求める。3相変換器15では、dq回転座標系のデッドタイム補償前のd軸電圧指令値およびデッドタイム補償前のq軸電圧指令値を逆dq変換することにより、固定座標系のデッドタイム補償前の電圧指令値Eu*’,Ev*’,Ew*’に変換する。また、3相変換器16は、dq軸電流指令値演算部13が出力したdq回転座標系のd軸電流指令値およびq軸電流指令値を逆dq変換することにより、固定座標系の電流指令値Iu*,Iv*,Iw*に変換する。
デッドタイム補償器11では、デッドタイム補償値算出器18を備え、デッドタイム補償前U相電圧指令値Eu*’に、デッドタイム補償値算出器18が算出したU相デッドタイム補償値Eudtを加え、デッドタイム補償前V相電圧指令値Ev*’にデッドタイム補償値算出器18が算出したV相デッドタイム補償値Evdtを加え、デッドタイム補償前W相電圧指令値Ew*’にデッドタイム補償値算出器18が算出したW相デッドタイム補償値Ewdtを加える。デッドタイム補償値算出器18は、U相デッドタイム補償値Eudt、および、V相デッドタイム補償値Evdt、および、W相デッドタイム補償値Ewdtの演算をそれぞれ行うが、U相のみ下記で説明する。
デッドタイム補償値算出器18は、デッドタイム補償電圧パラメータEdtp、および、デッドタイム補償電流パラメータIdtをモータごとに有している。デッドタイム補償電流パラメータIdtは、デッドタイム電圧誤差Edtが安定し始める電流値であり、デッドタイム補償電圧パラメータEdtpは、安定後のデッドタイム電圧誤差Edtである。すなわち、図2に示す通り、デッドタイム電圧誤差Edtは、所定の電流値Idt、すなわち、デッドタイム補償電流パラメータIdt未満では、電圧の増加に伴い増加する。一方で、電流が、デッドタイム補償電流パラメータIdt以上となれば、デッドタイム電圧誤差は、所定の値であるデッドタイム補償電圧パラメータEdtpで安定する。
U相電流指令値Iu*が、デッドタイム補償電流パラメータIdt超過であれば、式(3)のように、U相デッドタイム補償電圧パラメータEudtとしてデッドタイム補償電圧パラメータEdtpを出力する。U相電流指令値Iu*がデッドタイム補償電流パラメータIdt以下であれば、式(4)のように、U相デッドタイム補償値Eudtとして、デッドタイム補償電圧パラメータEdtpに、デッドタイム補償電流パラメータIdtに対するU相電流指令値Iu*の比率をかけた値を出力する。
Eudt=Edtp (Iu*>Idt) ・・・(3)
Eudt=Edtp×(Iu*/Idt) (Iu*≦Idt) ・・・(4)
ここで、定格電流Ir(ひいては基準電流Idef)は、デッドタイム電流パラメータIdt以上であるため、デッドタイム補償電圧パラメータEdtpをデッドタイム電圧誤差Edtとして、異常判定部4の内部にあるU相異常判定器9、および、V相異常判定器10で使用すれば、余分にパラメータを持つことなく、簡単に異常判定を行うことができる。しかし、デッドタイム補償電圧パラメータEdtpは、モータ毎にチューニングされたパラメータであり、多少の誤差が存在する。
次に、図4を参照して、電流検出器の異常検出技術の他の例について説明する。図4は、U相異常判定器9の構成を示す図である。U相異常判定器9は、U相電圧指令実効値算出器22と、電圧指令閾値算出器23と、U相電流検出実効値算出器24と、電流検出閾値算出器25と、U相異常信号出力器26とを備えている。U相電圧指令実効値算出器22は、U相電圧指令値Eu*よりU相電圧指令実効値を求め、U相電流検出実効値算出器24は、U相電流検出値IuよりU相電流検出実効値を求める。
電圧指令閾値算出器23には、デッドタイムTdと、キャリア周波数Fcaと、電源電圧値Epに加え、さらに、デッドタイム補償電圧パラメータEdtpが入力される。デッドタイム補償電圧パラメータEdtpは、上述した通り、各モータに設定される値であり、安定後のデッドタイム電圧誤差の値である。電圧指令閾値算出器23は、式(5)に基づいて、デッドタイム電圧誤差演算値Edtcを算出する。すなわち、デッドタイム電圧誤差演算値Edtcは、デッドタイムTdにキャリア周波数Fcaと電源電圧値Epを乗算した値である。また、電圧指令閾値算出器23は、デッドタイム電圧誤差演算値Edtcまたは各モータに設定されたデッドタイム補償電圧パラメータEdtpの大きい方が、デッドタイム電圧誤差Edtとして出力されるように、スイッチ29を切り替える。
Edtc=Td×Fca×Ep ・・・(5)
Edt=max(Edtp,Edtc) ・・・(6)
電圧指令閾値算出器23は、理想電圧指令閾値Eirにデッドタイム電圧誤差Edtを加えることにより、式(1)で表される電圧指令閾値Eaを算出する。例えば、連続して通電可能な定格電流Irとモータ抵抗値より求めた、定格電流時の理想の電圧値を理想電圧指令閾値Eirとして使用した場合、定格電流Ir以上の電流が流れる前に速やかに異常を検出することができる。電流検出閾値Iaとして、式(2)のように定格電流Irに0以上1未満の適切な乗数Aをかけた値を使用する。定格電流Irに回路上の誤差や演算誤差およびマージンを考慮した乗数Aを設定してもよいが、簡単のため、電流検出器が故障した際に0に近い値が出力されること想定し、例えば、定格電流Irの0.5%を電流検出閾値Iaとしてもよい。
U相異常信号出力器26は、U相電圧指令実効値が電圧指令閾値Ea以上、かつ、U相電流検出実効値が電流検出閾値Ia以下の場合に、電流検出器7の異常と判定して、図示しない上位制御装置へU相電流検出器異常信号を出力する。V相異常判定器10も、U相異常判定器9と同様の処理を行う。ただし、電圧指令閾値Ea、および、電流検出閾値Iaは同一の値になるため、流用してもよい。
次に、図5を参照して、電流検出器7,8の異常検出技術の他の例について説明する。図5のモータ制御装置は、図3のモータ制御装置と比較して、電流制御部1の内部構成が異なるのみであり、その他の構成は、図3のモータ制御装置と同様である。したがって、図5のモータ制御装置では、図3のモータ制御装置と同一の構成には、同一の符号を付して、それらの説明を省略する。図5のモータ制御装置では、電流制御部1において、3相フィードバック制御を行っている。この電流制御部1は、指令値演算部12に、3相電流指令値演算部34と、3相電圧指令値演算部35を備える。3相電流指令値演算部34は、図示しない上位制御装置が出力したトルク指令値を入力として、3相それぞれの電流指令値を出力する。3相電圧指令値演算部35は、3相それぞれの電流指令値、および、U相およびV相それぞれの電流検出値を入力として、デッドタイム補償前の電圧指令値Eu*’,Ev*’,Ew*’を出力する。ただし、ここで説明した構成は一例であり、固定座標系の電圧指令値を電流制御部1から出力するのであれば、電流制御部1の内部構成は、変更されてもよい。
また、これまでの説明は一例であり、電圧指令閾値Eaとして、デッドタイム電圧誤差Edtを反映した値を用いるのであれば、その他の構成は、適宜、変更されてもよい。例えば、図4の例では、デッドタイム電圧誤差演算値Edtcまたはデッドタイム補償電圧パラメータEdtpの大きい方をデッドタイム電圧誤差Edtとして使用することでマージンを確保して誤検出を防止している。しかし、デッドタイム電圧誤差演算値Edtcまたはデッドタイム補償電圧パラメータEdtpの小さい方を選択し、より厳しい閾値を設定することで、検出漏れを防止してもよい。すなわち、式(7)に基づいて、デッドタイム電圧誤差Edtを特定してもよい。
Edt=min(Edtp,Edtc) ・・・(7)
また、デッドタイム電圧補償を行わない場合も、デッドタイム補償電圧パラメータの代わりに別途デッドタイム電圧誤差パラメータ等を持ち、デッドタイム電圧誤差Edtの特定に使用してもよい。
また、上述の説明では、U相およびV相に電流検出器を設置しているが、電流検出器が設置される相は、適宜、変更されもよい。したがって、各相の電流検出器の異常を検出するために、3相全てに電流検出器を設置してもよいし、いずれか1相にのみ電流検出器を設置してもよい。
いずれにしても、本明細書で開示した技術によれば、デッドタイム電圧誤差を考慮した電流電圧特性に基づき、電流検出器の異常を検出することが簡単に可能となるため、デッドタイム電圧誤差による誤検出や、異常時に定格電流以上の電流が流れることを防ぐことができる。
1 電流制御部、2 PWM制御部、3 モータ、4 異常判定部、5 コンバータ、6 3相交流電源、7,8 電流検出器、9 U相異常判定器、10 V相異常判定器、11 デッドタイム補償器、12 指令値演算部、13 dq軸電流指令値演算部、14 dq軸電圧指令値演算部、15,16 3相変換器、17 dq変換器、18 デッドタイム補償値算出器、19,20,21 加算器、22 U相電圧指令実効値算出器、23 電圧指令閾値算出器、24 U相電流検出実効値算出器、25 電流検出閾値算出器、26 U相異常信号出力器、27,28,33 乗算器、29 スイッチ、30 加算器、31,32 パラメータ、34 3相電流指令値演算部、35 3相電圧指令値演算部、100 モータ制御装置。

Claims (8)

  1. 3相モータの駆動を制御するモータ制御装置であって、
    3相それぞれの電圧指令値を出力する電流制御部と、
    前記電圧指令値に応じてスイッチングのパルス幅を変調することで、コンバータから出力される直流電圧を交流電圧に変換して、前記3相モータの3相それぞれの動力線に印加するPWM制御部と、
    3相の前記動力線の少なくとも一つに設けられ、前記動力線に流れる電流値を、電流検出値として検出する1以上の電流検出器と、
    前記電流検出器の異常の有無を判定する異常判定部と、
    を備え、前記異常判定部は、
    規定の基準電流値とモータ抵抗値とを乗算した値である理想電圧指令閾値に、前記スイッチングのデッドタイムに起因して生じる電圧誤差であるデッドタイム電圧誤差を加算した値を、電圧指令閾値として算出し、
    前記電圧指令値の実効値が前記電圧指令閾値以上、かつ、前記電流検出値の実効値が前記基準電流値より低い値である電流検出閾値以下の場合に、前記電流検出器の異常を示す信号を出力する、
    ことを特徴とするモータ制御装置。
  2. 請求項1に記載のモータ制御装置であって、
    前記異常判定部は、前記デッドタイムに、キャリア周波数および前記直流電圧の電源電圧値を乗算した値を、前記デッドタイム電圧誤差として算出する、ことを特徴とする、モータ制御装置。
  3. 請求項1に記載のモータ制御装置であって、
    前記電流制御部は、トルク指令値に基づいて算出された3相それぞれの補償前電圧指令値に、デッドタイム補償値を加算した値を、3相それぞれの前記電圧指令値として出力するデッドタイム補償器を有し、
    前記デッドタイム補償器は、
    電流指令値が、規定のデッドタイム補償電流パラメータ超過の場合は、規定のデッドタイム補償電圧パラメータを前記デッドタイム補償値として算出し、
    前記電流指令値が、前記デッドタイム補償電流パラメータ以下の場合は、前記デッドタイム補償電圧パラメータに、デッドタイム補償電流パラメータに対する前記電流指令値の比率を、乗算した値を前記デッドタイム補償値として算出する、
    ことを特徴とする、モータ制御装置。
  4. 請求項3に記載のモータ制御装置であって、
    前記異常判定部は、前記デッドタイムに、前記キャリア周波数および前記直流電圧の電源電圧値を乗算した値を、前記デッドタイム電圧誤差として算出する、ことを特徴とする、モータ制御装置。
  5. 請求項3に記載のモータ制御装置であって、
    前記異常判定部は、前記デッドタイム補償電圧パラメータを、前記デッドタイム電圧誤差として算出する、ことを特徴とする、モータ制御装置。
  6. 請求項3に記載のモータ制御装置であって、
    前記異常判定部は、
    前記デッドタイムに、前記キャリア周波数および前記直流電圧の電源電圧値を乗算した値を、デッドタイム電圧誤差演算値として算出し、
    前記デッドタイム補償電圧パラメータ、および、前記デッドタイム電圧誤差演算値のうち、大きいほうを、前記デッドタイム電圧誤差として算出する、
    ことを特徴とするモータ制御装置。
  7. 請求項3に記載のモータ制御装置であって、
    前記異常判定部は、
    前記デッドタイムに、前記キャリア周波数および前記直流電圧の電源電圧値を乗算した値を、デッドタイム電圧誤差演算値として算出し、
    前記デッドタイム補償電圧パラメータ、および、前記デッドタイム電圧誤差演算値のうち、小さいほうを、前記デッドタイム電圧誤差として算出する、
    ことを特徴とするモータ制御装置。
  8. モータ制御装置に設けられた電流検出器の異常検出方法であって、
    規定の基準電流値とモータの抵抗値とを乗算した値である理想電圧指令閾値に、前記モータに電圧印加するためのスイッチングのデッドタイムに起因して生じる電圧誤差であるデッドタイム電圧誤差を加算した値を、電圧指令閾値として算出し、
    前記電圧指令値の実効値が前記電圧指令閾値以上、かつ、前記電流検出器で検出された電流検出値の実効値が前記基準電流値より低い値である前記電流検出閾値以下の場合に、前記電流検出器の異常を示す信号を出力する、
    ことを特徴とする異常検出方法。
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