JP2023062801A - 除塵装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】除塵装置において、粉塵類の飛散を効果的に抑制する。
【解決手段】ワークの被処理面Hに対向して配置される除塵装置1であって、除塵装置1は、空気流S、TをワークWに向けて噴射する第一の噴射口7aが設けられた第一の噴射室7と、第一の噴射口7aを中に位置させてその外側に配置され、被処理面H上に付着した粉塵類又は浮遊する粉塵類を空気流S、Tと共に吸引する吸引口9aが設けられた吸引室9と、吸引口9aを中に位置させてその外側に配置され、ワークWに向け空気流Vを噴射させて第一の噴射口7aから噴射された空気流S、Tの吸引口9a外方への移動を阻止する第二の噴射口11aが設けられた第二の噴射室11と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】ワークの被処理面Hに対向して配置される除塵装置1であって、除塵装置1は、空気流S、TをワークWに向けて噴射する第一の噴射口7aが設けられた第一の噴射室7と、第一の噴射口7aを中に位置させてその外側に配置され、被処理面H上に付着した粉塵類又は浮遊する粉塵類を空気流S、Tと共に吸引する吸引口9aが設けられた吸引室9と、吸引口9aを中に位置させてその外側に配置され、ワークWに向け空気流Vを噴射させて第一の噴射口7aから噴射された空気流S、Tの吸引口9a外方への移動を阻止する第二の噴射口11aが設けられた第二の噴射室11と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、除塵装置に関する。
従来、ワーク表面に付着した粉塵類の除去をするためには、ワークから数mmから数十mm離間させた丸形またはスリット形状の開口から、圧縮空気を噴射して粉塵類を吹き飛ばし、そのとき飛散した粉塵類をフード内のダクト等によって集塵することが行われている。
圧縮空気によって吹き飛ばされた粉塵類を効率良く除去するためには、圧縮空気の噴射口の周辺近傍に集塵のための吸引口を設けることが考えられる。特許文献1には、噴射室の両側に隣接する二個の吸引室が、一体構造であるような除塵ヘッドが開示されている。
上記の特許文献1における除塵ヘッドでは、圧縮空気に吹き飛ばされた粉塵類が高速で飛散する場合に、噴射口に隣接する吸引口では粉塵類を捕集しきれない場合が生じる。また、高速で飛散する粉塵類を捕集するために、吸引風量を増やした場合には、空気の吸引経路の吸引抵抗が上昇し、結果として粉塵類の飛散抑制効果に限界が生じる。
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、除塵装置において、粉塵類の飛散を効果的に抑制することである。
本発明の一側面は、ワークの被処理面に対向して配置される除塵装置である。この除塵装置は、第一の噴射室と、吸引室と、第二の噴射室と、を備える。第一の噴射室は、空気流をワークに向けて噴射する第一の噴射口が設けられている。吸引室は、第一の噴射口を中に位置させてその外側に配置され、被処理面上に付着した粉塵類又は浮遊する粉塵類を空気流と共に吸引する吸引口が設けられている。第二の噴射室は、吸引口を中に位置させてその外側に配置され、ワークに向け空気流を噴射させて第一の噴射口から噴射された空気流の吸引口外方への移動を阻止する第二の噴射口が設けられている。
第一の噴射口から空気流をワークに向けて噴射し、その外側の吸引口により被処理面上に付着した粉塵類又は浮遊する粉塵類を空気流と共に吸引し、さらにその外側の第二の噴射口からワークに向けて空気流を噴射するので、粉塵類が外部に流出するのを防止しながら、粉塵類を吸引することができる。
第一の噴射口から空気流をワークに向けて噴射し、その外側の吸引口により被処理面上に付着した粉塵類又は浮遊する粉塵類を空気流と共に吸引し、さらにその外側の第二の噴射口からワークに向けて空気流を噴射するので、粉塵類が外部に流出するのを防止しながら、粉塵類を吸引することができる。
本発明の一態様では、第一の噴射室内に位置し、第一の噴射口に向けて開口する内管を備え、内管内を通過する空気流と、第一の噴射室と内管との間を通過する空気流と、を第一の噴射口からワークに向けて噴射してもよい。
内管内を通過する空気流と、第一の噴射室と内管との間を通過する空気流と、をワークに向けて噴射するので、粉塵類が第一の噴射室に逆流するのを防止することができる。
内管内を通過する空気流と、第一の噴射室と内管との間を通過する空気流と、をワークに向けて噴射するので、粉塵類が第一の噴射室に逆流するのを防止することができる。
本発明の一態様では、第一の噴射口は、この噴射口が形成される壁部の端面に円形の孔として形成され、吸引口と、第二の噴射口は、端面に第一の噴射口を囲む環状のスリットに形成されてもよい。
第一の噴射口が、円形の孔として形成され、吸引口と、第二の噴射口は、第一の噴射口を囲む環状のスリットに形成されるので、粉塵類を効果的に吸引することができる。
第一の噴射口が、円形の孔として形成され、吸引口と、第二の噴射口は、第一の噴射口を囲む環状のスリットに形成されるので、粉塵類を効果的に吸引することができる。
本発明の一態様では、第二の噴射口には、空気流を整流する整流部が設けられる。
第二の噴射口に、空気流を整流する整流部が設けられるので、空気流を整えて粉塵類の外部への流出を効果的に防止できる。
第二の噴射口に、空気流を整流する整流部が設けられるので、空気流を整えて粉塵類の外部への流出を効果的に防止できる。
本発明の一態様では、整流部は、ワークに向けて空気流を直交して噴射する環状のスリットである。
整流部が、ワークに向けて空気流を直交して噴射する環状のスリットとして形成されるので、好適な空気流を生じさせることができる。
整流部が、ワークに向けて空気流を直交して噴射する環状のスリットとして形成されるので、好適な空気流を生じさせることができる。
本発明の一態様では、第二の噴射室は、第二の噴射口へ空気流を供給するバッファータンクを構成している。
第二の噴射室は、第二の噴射口へ空気流を供給するバッファータンクとして機能するので、安定した空気流を生じさせることができる。
第二の噴射室は、第二の噴射口へ空気流を供給するバッファータンクとして機能するので、安定した空気流を生じさせることができる。
本発明の一態様では、吸引室は、噴射室を形成する壁部を中に位置させて環状空間として形成されると共に、吸引室内に螺旋流を生じさせるように、その接線方向に接続された管路を介して負圧源と接続されている。
吸引室内に螺旋流を生じさせるので、粉塵類の吸引を効率よく行うことができる。
吸引室内に螺旋流を生じさせるので、粉塵類の吸引を効率よく行うことができる。
本発明の一態様では、第二の噴射室には、イオナイザによって生成されたイオンを含む空気が供給される。
第二の噴射室に、イオンを含む空気が供給されるので、ワーク表面を除電して効果的に粉塵類を除去できる。
第二の噴射室に、イオンを含む空気が供給されるので、ワーク表面を除電して効果的に粉塵類を除去できる。
本発明の一態様では、レーザー光を第一の噴射室に通過させ、ワークをレーザー加工するレーザー光源を備える。
レーザー光が第一の噴射室を通過するレーザー光源が備えられるので、ワークをレーザー加工しながら加工で生じた粉塵類を除去することができる。
レーザー光が第一の噴射室を通過するレーザー光源が備えられるので、ワークをレーザー加工しながら加工で生じた粉塵類を除去することができる。
本発明の一態様では、第一の噴射室には、ワークをブラスト加工するブラスト媒体を噴射するノズルが挿通される。
第一の噴射室にブラスト材が供給されるので、ワークをブラスト処理しながら処理で生じた粉塵類を除去することができる。
第一の噴射室にブラスト材が供給されるので、ワークをブラスト処理しながら処理で生じた粉塵類を除去することができる。
本発明によれば、粉塵類の飛散を効果的に抑制した除塵装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
本実施形態は、ワークの表面に各種加工等の際に生じた粉塵類を除去する除塵装置に関する。
図1は、本実施形態に係る除塵装置1の断面図である。図2と図4は、除塵装置1の断面斜視図であって、図2は、除塵装置1を上方から見た図であり、図4は、除塵装置1を下方から見た図である。図3は、除塵装置1の透過斜視図である。除塵装置1は、ワークの被処理面Hに対向して配置し、ワークに付着している、もしくはワーク近傍に浮遊している粉塵類を吸引する。ここで処理とは、空気流でワーク表面の粉塵類を吹き飛ばすこと、後述するようにレーザー光でワークを加工すること、ブラスト材でワーク表面を研磨すること等、その他の処理をすることを言う。除塵装置1の装置本体3には、空気流をワークWに向けて噴射する第一の噴射口7aが設けられた第一の噴射室7と、第一の噴射口7aを中に位置させてその外側に配置され、被処理面上に付着した粉塵類又は浮遊する粉塵類を空気流と共に吸引する吸引口9aが設けられた吸引室9と、吸引口9aを中に位置させてその外側に配置され、ワークに向け空気流を噴射させて第一の噴射口7aから噴射された空気流の吸引口9a外方への移動を阻止する第二の噴射口11aが設けられた第二の噴射室11と、を備える。
(第1実施形態)
本実施形態は、ワークの表面に各種加工等の際に生じた粉塵類を除去する除塵装置に関する。
図1は、本実施形態に係る除塵装置1の断面図である。図2と図4は、除塵装置1の断面斜視図であって、図2は、除塵装置1を上方から見た図であり、図4は、除塵装置1を下方から見た図である。図3は、除塵装置1の透過斜視図である。除塵装置1は、ワークの被処理面Hに対向して配置し、ワークに付着している、もしくはワーク近傍に浮遊している粉塵類を吸引する。ここで処理とは、空気流でワーク表面の粉塵類を吹き飛ばすこと、後述するようにレーザー光でワークを加工すること、ブラスト材でワーク表面を研磨すること等、その他の処理をすることを言う。除塵装置1の装置本体3には、空気流をワークWに向けて噴射する第一の噴射口7aが設けられた第一の噴射室7と、第一の噴射口7aを中に位置させてその外側に配置され、被処理面上に付着した粉塵類又は浮遊する粉塵類を空気流と共に吸引する吸引口9aが設けられた吸引室9と、吸引口9aを中に位置させてその外側に配置され、ワークに向け空気流を噴射させて第一の噴射口7aから噴射された空気流の吸引口9a外方への移動を阻止する第二の噴射口11aが設けられた第二の噴射室11と、を備える。
除塵装置1は、第一の噴射室7内に位置し、第一の噴射口7aに向けて開口する内管13をさらに備える。そして、図1に示すように、内管13の流入口41に供給され内管13内を通過する空気流(矢印S)と、第一の噴射室の第一の流入口35に供給され、第一の噴射室7と内管13との間を通過する空気流(矢印T)と、を第一の噴射口7aからワークWに向けて噴射する。
図4に示すように、第一の噴射口7aは、この噴射口7aが形成される壁部の端面5(第1の噴射口7a及び吸引口9aが形成されている側の面)に円形の孔として形成される。また、内管13の噴射口13aは、第一の噴射口7aに臨むように開口する。内管13の噴射口13aは、先端が徐々にすぼまる円錐形の先端がカットされた部分に形成されている。この内管13の噴射口13aを含めた形状は、前述の形状に限られることなく、各種変形した形状であってよい。吸引口9aと、第二の噴射口11aは、端面5に第一の噴射口7aを囲む環状のスリットに形成される。第二の噴射口11aには、空気流を整流する整流部15が設けられる。本実施形態では、整流部15は、ワークWに向けて空気流(図1に示す矢印V)を直交して噴射する環状のスリット15aである。この環状のスリット15aは、図において上端から下端まで同一寸法の幅を有するスリットである。
図3に示すように、第二の噴射室11には、第二の流入口39から空気流が供給される。本実施形態では、2個の第二の流入口39から空気流が供給されており、第二の噴射室11は、装置本体3内にドーナッツ状の空間として形成され、環状のスリット15aへ空気流を供給するバッファータンクを構成している。図1に示すように、吸引室9は、排気口37に負圧源等(図示せず)を接続し、空気流Uを発生させ、吸引口9aから第一の噴射口7aと第二の噴射口11aとから噴射されたワークW表面状の空気流を吸引する。図3に示すように、本実施形態では、排気口37は、4つ設けられている。
除塵装置1は、図3に示すように、装置本体3の端面5をワークWの被処理面Hに対向するように配置して駆動を開始する。端面5とワークWとの間の間隙は数mm程度であってよい。好適には、2mm以下であってよい。図1に示すように、ワークWに対しては、第一の噴射室7を介して第一の噴射口7aからの空気流Tと、内管13を介して内管13の噴射口13aからの空気流Sが、ワークW上の粉塵類を吹き飛ばすように噴射される。空気流Tは、第一の噴射室7内に配置される内管13と第一の噴射室7との間隙を通過してくる空気流である。
図4に示すように、第一の噴射口7aのまわりには、吸引口9aが、第一の噴射口7aを囲む環状のスリットとして形成されている。吸引口9aのまわりには、第二の噴射口11aが、吸引口9aを囲む環状のスリットとして形成されている。第二の噴射口11aには、整流部15が設けられている。この整流部15は、上端から下端まで同一寸法の幅を有するスリット15aであるので、ここを通過する空気は、その流れが一方向に整えられて、その下端開講部からワークに噴射される空気がエアカーテンを構成し、粉塵類が外方へ飛散するのを効果的に抑制する。図3に示すように、第二の流入口39から供給された空気流がバッファータンクとして機能する第二の噴射室11を通過して、第二の噴射口11aから空気流V(図1)としてワークWに向けて噴射される。
第一の噴射口7aから噴射された図1に示す空気流S、Tとこの空気流が吹き飛ばしたワークW上に付着した粉塵類又は浮遊する粉塵類と、第二の噴射口11aから噴射される空気流Vとは、第一の噴射口7aと第二の噴射口11aとの間に形成された環状の吸引口9aから吸引され、吸引室9を通過する図1に示す空気流Uとして排気口37から排出される。
以上述べたように、本実施形態における除塵装置1は、第一の噴射口7aからワークWに噴射した空気流S、TでワークW上の粉塵類を吹き飛ばし吸引口9aから吸引する。吸引口9aのまわりには、第二の噴射口11aが環状に設けられ、ワークWに向けて空気流Vを噴射しているので、ワークWから吹き飛ばしされた粉塵類が装置外部に漏洩するのを環状に形成されるエアカーテン状の空気流Vによって効果的に抑制することができる。
第一の噴射口7aからは、内管13からの空気流Sと、内管13と第一の噴射室7との間を通過する空気流TとがワークWに向けて噴射されているので、空気流Tによって粉塵類が第一の噴射口7aに戻るのを抑制して効率のよい除塵が可能となる。吸引口9aは、第一の噴射口7aを囲んで環状に形成されているので、空気流S、Tによって吹き飛ばした粉塵類を確実に吸引することができる。吸引口7aのまわりには、第二の噴射口11aが環状に形成され、ワークWに向けて空気流Vを噴射しているので、粉塵類の吸引を強化するため吸引口9aからの吸引力を増加させても、ワークWが吸引口9aに吸い付くのを妨げ、ワークWの浮き上がりを防ぐことができる。
第二の噴射口11aには、整流部15が設けられているので、第二の噴射口11aからの空気流のベクトルをそろえて、粉塵類の飛散を防止する所望の空気流を得ることができる。第二の噴射室は、バッファータンクとして機能するので、本実施形態のように少ない個数の第二の吸引口39から空気流を供給しても、第二の噴射口11aからの空気流Vの圧力を位置によらず均等に噴射させることができる。かくして、粉塵類の装置外部への漏洩を効果的に抑制し、吸引によるワークの吸い付きを防止できる除塵装置1を提供することができる。
(変形例)
本変形例では、図3に示すように、第二の噴射室11には、イオナイザ27によって生成されたイオンを含む空気が供給される。これ以外の部分については、他の実施形態と同じ構成を有しており、本変形例は、前述の実施形態、および後述の実施形態に適用することができる。本変形例では、それぞれその実施形態における作用効果に加え、第二の噴射口11aからワークWに向けてイオンを含む空気を噴射し、ワークWを除電し、静電気によって付着した粉塵類を効率よく除去することができる。
本変形例では、図3に示すように、第二の噴射室11には、イオナイザ27によって生成されたイオンを含む空気が供給される。これ以外の部分については、他の実施形態と同じ構成を有しており、本変形例は、前述の実施形態、および後述の実施形態に適用することができる。本変形例では、それぞれその実施形態における作用効果に加え、第二の噴射口11aからワークWに向けてイオンを含む空気を噴射し、ワークWを除電し、静電気によって付着した粉塵類を効率よく除去することができる。
(第2実施形態)
図5は本実施形態における除塵装置10を示している。本実施形態が上述の第1実施形態と異なるのは、第1実施形態における吸引室9に設けられる図3に示す排気口37の部分である。本実施形態では、吸引室9は、噴射室7を形成する壁部17を中に位置させて環状空間9bとして形成されると共に、吸引室内9に螺旋流を生じさせるように、その接線方向に接続された管路19を介して負圧源21と接続されている。その他の構成については、第1実施形態と同様であり、第1実施形態における作用効果に加え、吸引室9内に生じさせた螺旋流によって粉塵類をワークWから効率良く吸引することができる。
図5は本実施形態における除塵装置10を示している。本実施形態が上述の第1実施形態と異なるのは、第1実施形態における吸引室9に設けられる図3に示す排気口37の部分である。本実施形態では、吸引室9は、噴射室7を形成する壁部17を中に位置させて環状空間9bとして形成されると共に、吸引室内9に螺旋流を生じさせるように、その接線方向に接続された管路19を介して負圧源21と接続されている。その他の構成については、第1実施形態と同様であり、第1実施形態における作用効果に加え、吸引室9内に生じさせた螺旋流によって粉塵類をワークWから効率良く吸引することができる。
(第3実施形態)
図6は、本実施形態における除塵装置20を示している。本実施形態における除塵装置20は、レーザー光を第一の噴射室7内の内管13に通過させ、ワークWをレーザー加工するレーザー光源33を備える。本実施形態では、他の実施形態における作用効果により、ワークWをレーザー加工の際に、レーザー加工によって生じた粉塵類を効率良く除去することができる。
図6は、本実施形態における除塵装置20を示している。本実施形態における除塵装置20は、レーザー光を第一の噴射室7内の内管13に通過させ、ワークWをレーザー加工するレーザー光源33を備える。本実施形態では、他の実施形態における作用効果により、ワークWをレーザー加工の際に、レーザー加工によって生じた粉塵類を効率良く除去することができる。
(第4実施形態)
図7は、本実施形態における除塵装置30を示している。本実施形態における除塵装置30は、第一の噴射室7内の内管13には、ワークWをブラスト加工するブラスト媒体bを噴射するノズル43が挿通される。本実施形態では、他の実施形態における作用効果により、ワークWをブラスト加工を行う際に、ブラスト加工によって生じた粉塵類を効率良く除去することができる。
図7は、本実施形態における除塵装置30を示している。本実施形態における除塵装置30は、第一の噴射室7内の内管13には、ワークWをブラスト加工するブラスト媒体bを噴射するノズル43が挿通される。本実施形態では、他の実施形態における作用効果により、ワークWをブラスト加工を行う際に、ブラスト加工によって生じた粉塵類を効率良く除去することができる。
1、10、20、30 除塵装置
5 端面
7 第一の噴射室
7a 第一の噴射口
9 吸引室
9a 吸引口
9b 環状空間
11 第二の噴射室
11a 第二の噴射口
13 内管
15 整流部
15a 環状のスリット
17 壁部
19 管路
21 負圧源
23 イオナイザ
33 レーザー光源
43 ブラスト媒体を噴射するノズル
W ワーク
b ブラスト媒体
S、T、U、V 空気流
H ワークの被処理面
5 端面
7 第一の噴射室
7a 第一の噴射口
9 吸引室
9a 吸引口
9b 環状空間
11 第二の噴射室
11a 第二の噴射口
13 内管
15 整流部
15a 環状のスリット
17 壁部
19 管路
21 負圧源
23 イオナイザ
33 レーザー光源
43 ブラスト媒体を噴射するノズル
W ワーク
b ブラスト媒体
S、T、U、V 空気流
H ワークの被処理面
Claims (10)
- ワークの被処理面に対向して配置される除塵装置であって、
前記除塵装置は、
空気流を前記ワークに向けて噴射する第一の噴射口が設けられた第一の噴射室と、
前記第一の噴射口を中に位置させてその外側に配置され、前記被処理面上に付着した粉塵類又は浮遊する粉塵類を前記空気流と共に吸引する吸引口が設けられた吸引室と、
前記吸引口を中に位置させてその外側に配置され、前記ワークに向け空気流を噴射させて前記第一の噴射口から噴射された空気流の前記吸引口外方への移動を阻止する第二の噴射口が設けられた第二の噴射室と、を備えた除塵装置。 - 前記第一の噴射室内に位置し、前記第一の噴射口に向けて開口する内管を備え、前記内管内を通過する空気流と、前記第一の噴射室と前記内管との間を通過する空気流と、を前記第一の噴射口から前記ワークに向けて噴射する、請求項1に記載の除塵装置。
- 前記第一の噴射口は、この噴射口が形成される壁部の端面に円形の孔として形成され、前記吸引口と、前記第二の噴射口は、前記端面に前記第一の噴射口を囲む環状のスリットに形成される、請求項1または2に記載の除塵装置。
- 前記第二の噴射口には、空気流を整流する整流部が設けられる、請求項1から3のいずれか1項に記載の除塵装置。
- 前記整流部は、前記ワークに向けて前記空気流を直交して噴射する環状のスリットである、請求項4に記載の除塵装置。
- 前記第二の噴射室は、前記第二の噴射口へ空気流を供給するバッファータンクを構成している、請求項1から5のいずれか1項に記載の除塵装置。
- 前記吸引室は、前記噴射室を形成する壁部を中に位置させて環状空間として形成されると共に、前記吸引室内に螺旋流を生じさせるように、その接線方向に接続された管路を介して負圧源と接続されている、請求項3から6のいずれか1項に記載の除塵装置。
- 前記第二の噴射室には、イオナイザによって生成されたイオンを含む空気が供給される、請求項1から7のいずれか1項に記載の除塵装置。
- レーザー光を前記第一の噴射室に通過させ、前記ワークをレーザー加工するレーザー光源を備える、請求項1から8のいずれか1項に記載の除塵装置。
- 前記第一の噴射室には、前記ワークをブラスト加工するブラスト媒体を噴射するノズルが挿通される、請求項1から8のいずれか1項に記載の除塵装置。
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2022
- 2022-10-18 CN CN202211272028.1A patent/CN116000014A/zh active Pending
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CN116000014A (zh) | 2023-04-25 |
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