JP2023058244A - 断裁機及び断裁機の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業者が冊子の向きを変える作業や冊子の向きを変えるための別途の装置を必要とせずに、綴じられた背を有する複数の冊子を崩れないように適切に積載する。【解決手段】回転テーブルと、押圧部と、断裁部と、回転テーブルを回転させるとともに回転テーブルを移動させる駆動部と、断裁された冊子を積載位置へ向け搬送方向に沿って搬送する搬送部と、駆動部および搬送部を制御する制御部と、を備え、制御部は、断裁部により縁部が断裁された冊子を背が回転テーブルの回転中心に対して所定方向に配置されるように回転させた状態で搬送方向に沿って搬送させる第1搬送モード(S104)と、断裁部により縁部が断裁された冊子を背が回転中心に対して所定方向とは異なる方向に配置されるように回転させた状態で搬送方向に沿って搬送させる第2搬送モード(S105)とを切り替えて実行する断裁機を提供する。【選択図】図10
Description
本発明は、断裁機及び断裁機の制御方法に関する。
従来、冊子の縁部を断裁刃により断裁する断裁機が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示される断裁機は、回転テーブルと、押圧板と、断裁刃と、を備え、冊子を回転テーブルの上に載置して押圧板で固定し、回転テーブルを90度ずつ回転させ、断裁刃によって冊子の天辺と地辺と小口辺の三方をそれぞれ断裁する。断裁機は、断裁された冊子を搬送経路に沿って搬送し、スタック部に積載する。
綴じられた背を有する冊子は背側の厚みが小口側の厚みよりも厚くなる。そのため、スタック部に同一形状の複数の冊子を積載する場合に、積み上げられた複数の冊子の背側の高さが小口側の高さよりも高くなる。これにより、複数の冊子を安定して積み上げることができず、上方側に積載される冊子の一部が下方側に積載される冊子に対して位置ずれを起こし、複数の冊子からなる冊子ブロックが崩れてしまう可能性がある。冊子ブロックに位置ずれや崩れが生じると、作業者は、冊子ブロックを複数の冊子が揃った状態で適切に梱包することができない。
以上のような問題に対し、複数の冊子を積載する際に、全ての冊子の背の位置が同一とならないように冊子の向きを変え、背と小口とを所定冊数毎に交互に積載する方法が考えられる。しかしながら、冊子の向きを変えるには、作業者が冊子の向きを変える作業を行うか、あるいは断裁機から搬送される冊子の向きを変えるための別途の装置が必要となる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、作業者が冊子の向きを変える作業や冊子の向きを変えるための別途の装置を必要とせずに、綴じられた背を有する複数の冊子を崩れないように適切に積載することが可能な断裁機および断裁機の制御方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る断裁機は、綴じられた背を有する冊子が載置される回転テーブルと、前記冊子を前記回転テーブルに押圧する押圧部と、断裁刃を断裁位置と非断裁位置との間で移動させるとともに前記冊子の前記背を除く縁部を断裁する断裁部と、前記押圧部により前記冊子が押圧された状態で前記回転テーブルを回転させるとともに前記断裁部に対して前記回転テーブルを移動させる駆動部と、前記断裁部により前記縁部が断裁された前記冊子を積載位置へ向け搬送方向に沿って搬送する搬送部と、前記駆動部および前記搬送部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記断裁部により前記縁部が断裁された前記冊子を前記背が前記回転テーブルの回転中心に対して所定方向に配置されるように回転させた状態で前記搬送方向に沿って搬送させる第1搬送モードと、前記断裁部により前記縁部が断裁された前記冊子を前記背が前記回転中心に対して前記所定方向とは異なる方向に配置されるように回転させた状態で前記搬送方向に沿って搬送させる第2搬送モードとを切り替えて実行する。
本発明の一態様に係る断裁機によれば、綴じられた背を有する冊子が押圧部により回転テーブルに押圧され、駆動部により回転テーブルが回転するとともに断裁部に対する位置が調整される。断裁部により縁部が断裁された冊子は、搬送部によって搬送方向に沿って積載位置へ搬送される。駆動部および搬送部は、制御部により、第1搬送モードと第2搬送モードを切り替えて実行するように制御される。
第1搬送モードと第2搬送モードとを切り替えて実行することにより、第1搬送モードにより積載位置に搬送される冊子の背と、第2搬送モードにより積載位置に搬送される冊子の背とが、回転テーブルの回転中心に対して異なった方向に配置される。そのため、積載位置に積載される複数の冊子の全ての背を回転テーブルの回転中心に対して同一方向に配置する場合に比べ、冊子の一部の高さが他の部分の高さよりも過度に高くなって上方側に積載される冊子の一部が下方側に積載される冊子に対して位置ずれを起こすことや、複数の冊子が崩れてしまうことを防止することができる。
このように、本発明の一態様に係る断裁機によれば、作業者が冊子の向きを変える作業や冊子の向きを変えるための別途の装置を必要とせずに、綴じられた背を有する複数の冊子を崩れないように適切に積載することができる。
本発明の一態様に係る断裁機において、前記第2搬送モードは、前記断裁部により前記縁部が断裁された前記冊子を前記背が前記回転中心に対して前記所定方向の反対方向に配置されるように回転させた状態で前記搬送方向に沿って搬送させるモードであってもよい。
本構成の断裁機によれば、第1搬送モードと第2搬送モードとを切り替えて実行することにより、第1搬送モードにより積載位置に搬送される冊子の背と、第2搬送モードにより積載位置に搬送される冊子の背とが、回転テーブルの回転中心に対して反対方向に配置される。そのため、積載位置に積載される複数の冊子の全ての背を回転テーブルの回転中心に対して同一方向に配置する場合に比べ、積載位置に搬送される複数の冊子の上方側の一部が位置ずれを起こすことや、複数の冊子が崩れてしまうことをより確実に防止することができる。
上記構成の断裁機において、前記制御部は、前記第1搬送モードおよび前記第2搬送モードの双方において、前記背が延びる方向が前記搬送方向と一致するように前記駆動部を制御する形態であってもよい。
本形態の断裁機によれば、背が延びる方向が搬送方向と一致するように駆動部を制御することにより、積載位置において背が延びる方向を搬送方向と一致させた状態で複数の冊子を積載することができる。
本形態の断裁機によれば、背が延びる方向が搬送方向と一致するように駆動部を制御することにより、積載位置において背が延びる方向を搬送方向と一致させた状態で複数の冊子を積載することができる。
上記形態の断裁機において、前記制御部は、前記搬送方向に直交する幅方向において、前記第1搬送モードで搬送される前記冊子の前記背の位置と、前記第2搬送モードで搬送される前記冊子の小口の位置とが一致するように前記駆動部を制御するようにしてもよい。
上記の断裁機によれば、第1搬送モードで搬送される冊子の背の位置と第2搬送モードで搬送される冊子の小口の位置とが一致するため、積載位置に積載される複数の冊子が幅方向において同一の位置に適切に積載される。
本発明の一態様に係る断裁機において、前記制御部は、所定数の前記冊子を前記第1搬送モードで搬送したことに応じて前記第1搬送モードを前記第2搬送モードへ切り替え、前記所定数の前記冊子を前記第2搬送モードで搬送したことに応じて前記第2搬送モードを前記第1搬送モードへ切り替える構成としてもよい。
本構成の断裁機によれば、所定数の冊子を搬送したことに応じて第1搬送モードと第2搬送モードとが切り替えられるため、積載位置に積載される冊子の背の位置と小口の位置とが所定数の冊子毎に切り替わり、複数の冊子の位置ずれや崩れを適切に防止することができる。
本発明の一態様に係る断裁機において、前記制御部は、前記第1搬送モードで連続的に搬送される前記冊子の厚さの合計が所定値を上回らないように前記第1搬送モードを前記第2搬送モードへ切り替え、前記第2搬送モードで連続的に搬送される前記冊子の厚さの合計が前記所定値を上回らないように前記第2搬送モードを前記第1搬送モードへ切り替える構成としてもよい。
本構成の断裁機によれば、第1搬送モードまたは第2搬送モードのいずれかで連続的に搬送される冊子の厚さの合計が所定値を上回らないように搬送モードが切り替えられる。そのため、積載位置に積載される冊子の背の位置と小口の位置とが積載される複数の冊子の高さ(厚さの合計)に応じて切り替わり、複数の冊子の位置ずれや崩れを適切に防止することができる。
本発明の一態様に係る断裁機の制御方法は、前記断裁機が、綴じられた背を有する冊子が載置される回転テーブルと、前記冊子を前記回転テーブルに押圧する押圧部と、断裁刃を断裁位置と非断裁位置との間で移動させるとともに前記冊子の前記背を除く縁部を断裁する断裁部と、前記押圧部により前記冊子が押圧された状態で前記回転テーブルを回転させるとともに前記断裁部に対して前記回転テーブルを移動させる駆動部と、前記断裁部により前記縁部が断裁された前記冊子を積載位置へ向け搬送方向に沿って搬送する搬送部と、を備え、前記断裁部により前記縁部が断裁された前記冊子を前記背が前記回転テーブルの回転中心に対して所定方向に配置されるように回転させた状態で前記搬送方向に沿って搬送させるよう前記駆動部および前記搬送部を制御する第1搬送モードを実行する第1制御工程と、前記断裁部により前記縁部が断裁された前記冊子を前記背が前記回転中心に対して前記所定方向とは異なる方向に配置されるように回転させた状態で前記搬送方向に沿って搬送させるよう前記駆動部および前記搬送部を制御する第2搬送モードを実行する第2制御工程と、を備える。
本発明の一態様に係る断裁機の制御方法によれば、綴じられた背を有する冊子が押圧部により回転テーブルに押圧され、駆動部により回転テーブルが回転するとともに断裁部に対する位置が調整される。断裁部により縁部が断裁された冊子は、搬送部によって搬送方向に沿って積載位置へ搬送される。駆動部および搬送部は、第1制御工程および第2制御工程により、第1搬送モードと第2搬送モードを切り替えて実行するように制御される。
第1搬送モードと第2搬送モードとを切り替えて実行することにより、第1搬送モードにより積載位置に搬送される冊子の背と、第2搬送モードにより積載位置に搬送される冊子の背とが、回転テーブルの回転中心に対して異なった方向に配置される。そのため、積載位置に積載される複数の冊子の全ての背を回転テーブルの回転中心に対して同一方向に配置する場合に比べ、冊子の一部の高さが他の部分の高さよりも過度に高くなって上方側に積載される冊子の一部が下方側に積載される冊子に対して位置ずれを起こすことや、複数の冊子が崩れてしまうことを防止することができる。
このように、本発明の一態様に係る断裁機の制御方法によれば、作業者が冊子の向きを変える作業や冊子の向きを変えるための別途の装置を必要とせずに、綴じられた背を有する複数の冊子を崩れないように適切に積載することができる。
本発明によれば、作業者が冊子の向きを変える作業や冊子の向きを変えるための別途の装置を必要とせずに、綴じられた背を有する複数の冊子を崩れないように適切に積載することが可能な断裁機および断裁機の制御方法を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態に係る三方断裁機100について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る三方断裁機100の全体構成を示す斜視図である。図1に示すように、三方断裁機100は、回転テーブル10と、押圧部20と、断裁部30と、駆動部40と、搬送部50と、集積部60と、搬出部70と、供給部80と、制御部90と、を備える。
本実施形態の三方断裁機100は、綴じられた背204を有する冊子200の三方の縁部を断裁する装置である。図2は、図1に示す三方断裁機100により断裁される冊子200を示す斜視図である。図2に示すように、冊子200は、積層された複数のシート210が糊220により糊付けされ、表紙230で包むことにより綴じられた背204を有する。
図2に示す冊子200は、糊220により複数のシート210を糊付けして表紙230で包んだものであったが、他の態様であってもよい。例えば、背204にクロステープが貼り付けられてテープ製本された冊子であってもよい。また、例えば、背204が糊付けされ、表紙によって包まれていない天糊製本された冊子であってもよい。また、背204が糸や針などで綴じられた冊子であってもよい。
冊子200は、供給部80から断裁部30に供給され、断裁部30により、小口201側の断裁線L1と、天202側の断裁線L2と、地203側の断裁線L3に沿って断裁される。冊子200は、背204側のシート210が糊220により糊付けされ、かつ背204が表紙230に包まれている。そのため、冊子200の背204の厚さT1は、冊子200の小口201の厚さT2よりも厚い。
図3は、複数の冊子200が積み上げられた冊子ブロックBKを地側からみた図であり、全ての冊子200の背204の位置を一致させた状態を示す。図4は、複数の冊子200が積み上げられた冊子ブロックBKを地側からみた図であり、上方側の冊子200の背204の位置と下方側の冊子200の背204の位置とが冊子200の中心CLに対して反対側になるようにした状態を示す。
図3に示すように、冊子200の背204の厚さT1は、冊子200の小口201の厚さT2よりも厚い。そのため、全ての冊子200の背204の位置を一致させた状態にすると、冊子ブロックBKの一方側(図3で左方側)の高さH1が、冊子ブロックBKの他方側(図3で右方側)の高さH2よりも高くなる。
この状態では、冊子200を積み上げる数が多くなるにつれて、冊子ブロックBKの一方側の高さH1と他方側の高さH2との差が大きくなる。これにより、上方側の冊子200が下方側の冊子200に対して位置ずれを起こし、あるいは冊子ブロックBKの全体が崩れる可能性がある。
一方、図4に示すように、上方側の冊子200の背204の位置と下方側の冊子200の背204の位置とが冊子200の中心CLに対して反対側になるようにすると、冊子ブロックBKの一方側(図4で左方側)の高さH1と、冊子ブロックBKの他方側(図4で右方側)の高さH2と一致する。
この状態では、冊子200を積み上げる数が多くなっても、冊子ブロックBKの一方側の高さH1と他方側の高さH2とに差が生じない。したがって、上方側の冊子200が下方側の冊子200に対して位置ずれを起こすことや、冊子ブロックBKの全体が崩れることがない。本実施形態の三方断裁機100は、図4に示すように、冊子ブロックBKの一方側の高さH1と、冊子ブロックBKの他方側の高さH2とが一致するように、複数の冊子200を積載位置へ向けて搬送する。
ここで、冊子200を断裁部30で断裁する際に冊子200を回転させる機構について説明する。三方断裁機100は、押圧部20により冊子200を回転テーブル10に押圧した状態で、駆動部40により回転テーブル10を回転させる。図5は、図1に示す三方断裁機の回転テーブル近傍の部分拡大図である。
回転テーブル10は、綴じられた背204を有する1つの冊子200が載置される部材である。図5に示すように、回転テーブル10は、冊子200が載置されるテーブル本体11と、テーブル本体11の縁部から連続して鉛直方向に立ち上がる突き当て部12と、を有する。冊子200は、位置決め機構(図示略)によって、背204が突き当て部12に突き当てられる。
押圧部20は、冊子200を回転テーブル10のテーブル本体11に押圧することにより、冊子200を回転テーブル10に対して相対的に回転しないように固定する機構である。図5に示すように、押圧部20は、テーブル本体11の上方に配置される押圧板21と、押圧板21の上面に接続された押圧板昇降部22と、を有する。押圧板昇降部22は、例えば、エアシリンダにより構成される。
押圧部20は、押圧板昇降部22によって押圧板21を下降させることにより押圧板21の下面によってテーブル本体11に載置された冊子200の上面を押圧し、テーブル本体11の上に冊子200を固定する。
駆動部40は、押圧部20により冊子200が押圧された状態で回転テーブル10を回転させる機構である。図5に示すように、駆動部40は、鉛直方向に延びるとともにテーブル本体11の下面に接続された回転軸41と、回転軸41を支持する軸受42と、回転軸41を回転軸RA回りに回転させるモータ43と、を有する。
図1に示すように、駆動部40は、回転テーブル10および押圧部20を断裁部30に近接または離間する方向に移動させる移動機構44を有する。移動機構44は、断裁部30に対して回転テーブル10を移動させることにより、冊子200を断裁可能な断裁状態と冊子200を断裁不能な非断裁状態とを切り替える。
断裁部30は、断裁刃31と、受け部32と、断裁刃31を受け部32に近接または離間するように移動させる駆動機構(図示略)と、を有する。断裁部30は、移動機構44により冊子200が断裁状態となっている場合に、駆動機構により断裁刃31を非断裁位置(図1に示す位置)から断裁位置(断裁刃31が受け部32に接触する位置)に移動せせる。断裁刃31が冊子200に接触して受け部32まで移動することにより、冊子200が断裁される。断裁部30は、冊子200の背204を除く縁部である小口201、天202、地203の三方をそれぞれ断裁する。
搬送部50は、図1に示すように、断裁された冊子200を把持するチャックヘッド51を有する。搬送部50は、冊子200を把持したチャックヘッド51を、駆動機構(図示略)により、断裁部30から集積部60の棚61が配置される積載位置へ向けて搬送方向TDに沿って搬送する。
集積部60は、断裁された冊子200が載置される棚61と、棚61を昇降させる昇降機構62と、棚61に載置された冊子200を搬出部70の入口71に供給するコンベヤ63と、を有する。
搬出部70は、ベルトコンベヤまたは駆動ローラコンベヤまたはフリーローラコンベヤにより構成されており、集積部60から入口71に供給される冊子200を搬出する装置である。ここで、図6から図8を参照し、搬送部50により断裁部30から搬送される冊子200を集積部60の積載位置に積載し、集積部60から搬出部70へ搬出する動作を説明する。
図6は、搬送部50と集積部60と搬出部70とを示す正面図であり、棚61に冊子200が積載されていない状態を示す。棚61は、断裁部30の出口33と同じ高さに配置されている。集積部60は、図6に示す状態から搬送部50により冊子200を搬送方向TDに沿って搬送した後、棚61を冊子200の厚さ分だけ下降させ、図7に示す状態とする。
図7は、搬送部50と集積部60と搬出部70とを示す正面図であり、棚61に冊子200が積載された状態を示す。集積部60は、光電センサ64から水平に照射される照射光を遮らない位置となるまで冊子200を載置した棚61を下降させる。集積部60は、棚61に新たな冊子200が積載されるたびに、冊子200の厚さ分だけ棚61を下降させる動作を繰り返す。
図6から図8に示すように、棚61には被検出板61aが取り付けられている。集積部60が備える近接センサ65は、棚61に断裁部30の出口33と搬出部70の入口71との高低差に応じた高さの複数の冊子200が積載されたときに、被検出板61aを検出する。図8は、搬送部50と集積部60と搬出部70とを示す正面図であり、近接センサ65が被検出板61aを検出する状態を示す。図8に示す状態となったことに応じて、集積部60は、コンベヤ63を動作させ、棚61に積載された複数の冊子200を含む冊子ブロックBKを搬出部70へ搬送する。
以上においては、近接センサ65が被検出板61aを検出したことに応じて、集積部60に積載された冊子ブロックBKを搬出部70へ搬送するものとしたが、他の態様であってもよい。例えば、集積部60に積載された冊子ブロックBKを搬出部70へは搬送せずに集積部60に集積するようにしてもよい。この場合、制御部90は、近接センサ66が被検出板61aを検出した場合に集積部60に積載される冊子200が満載になったと判断し、棚61の下降を停止させる。
供給部80は、図1に示すように、供給台81と、給送部82と、搬送部83と、を有する。給送部82は、供給台81に載置された複数の冊子200を1つずつ搬送部83へ向けて給送する。搬送部83は、給送部82から供給される冊子200を1つずつ搬送方向TDに沿って断裁部30へ搬送する。
制御部90は、押圧部20と、断裁部30と、駆動部40と、搬送部50と、供給部80とを含む三方断裁機100の各部を制御する装置である。制御部90は、記憶部(図示略)に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、三方断裁機100の各部を制御する。
次に、図9から図20を参照して、三方断裁機100の制御部90が実行する処理について説明する。図9は、三方断裁機100の概略構成を示すブロック図である。図9に示すように、制御部90は、信号線91を介して、押圧部20,断裁部30,駆動部40,搬送部50,集積部60,供給部80への制御信号の伝達や、各部からの信号の受信を行うことが可能である。
制御部90は、例えば、タッチパネルディスプレイ(図示略)を備える入力部95を有する。三方断裁機100の作業者は、入力部95を介して、三方断裁機100を制御するための各種の設定を制御部90に行う。
図10は、本実施形態の制御部90が実行する三方断裁機100の制御方法を示すフローチャートである。図10に示すように、ステップS101で、制御部90は、作業者による入力部95への入力操作に応じて、断裁部30が断裁する冊子200のサイズおよび断裁位置を設定する。断裁位置は、図2に示す小口201側の断裁線L1,天202側の断裁線L2,地203側の断裁線L3に対応する位置である。
ステップS102で、制御部90は、三方断裁機100が実行する断裁処理における積載モードを設定する。図13は、積載モードの設定画面を示す図である。作業者は、入力部95に表示される設定画面を介して複数の積載モードのいずれかを設定する。図13に示すように、積載モードとして、通常積載モード95aと、クロス積載-冊数回転モード95bと、クロス積載-高さ回転モード95cと、逆向き積載モード95dのいずれかを設定することができる。
通常積載モード95aおよび逆向き積載モード95dは、積載位置LP(図14参照)に積載される複数の冊子200の背204の位置を一致させる積載モードである。通常積載モード95aと逆向き積載モード95dでは、積載位置LPに積載される複数の冊子200の背204の位置が、冊子200の中心に対して180度異なる。
クロス積載-冊数回転モード95bとクロス積載-高さ回転モード95cは、積載位置LPに積載される複数の冊子200の一部の背204の位置を、複数の冊子200のその他の背204の位置と180度異ならせるモードである。
クロス積載-冊数回転モード95bは、作業者が入力部95を介して指定した所定冊数が積載位置LPに積載されたことに応じて、積載位置LPに積載される背204の位置を切り替えるモードである。クロス積載-高さ回転モード95cは、背204の位置が同位置で積載位置LPに積載される複数の冊子200の高さ(厚さの合計)が、作業者が入力部95を介して指定した所定高さを上回らないように、積載位置LPに積載される背204の位置を切り替えるモードである。
ステップS103で、制御部90は、第1搬送モードを実行するかどうかを判断し、YESであればステップS104(第1制御工程)で第1搬送モードを実行し、NOであればステップS105(第2制御工程)で第2搬送モードを実行する。制御部90は、1つの冊子200を断裁部30により断裁する度に、ステップS103の判断を行い、第1搬送モードまたは第2搬送モードのいずれかを実行する。
第1搬送モードは、断裁部30により縁部が断裁された冊子200を背204が回転テーブル10の回転中心Cに対して所定方向に配置されるように回転させた状態で搬送方向TDに沿って搬送させるモードである。第2搬送モードは、断裁部30により縁部が断裁された冊子200を背204が回転テーブル10の回転中心Cに対して所定方向の反対方向に配置されるように回転させた状態で搬送方向TDに沿って搬送させるモードである。
ステップS102で通常積載モード95aが設定された場合、制御部90は、ステップS103で、複数の冊子200のすべてについて第1搬送モードを実行すると判断する。ステップS102で逆向き積載モード95dが設定された場合、制御部90は、ステップS103で、複数の冊子200のすべてについて第2搬送モードを実行すると判断する。
ステップS102でクロス積載-冊数回転モード95bが設定された場合、制御部90は、ステップS103で、作業者が入力部95を介して指定した所定冊数が積載位置LPに積載されるまでは第1搬送モードを実行すると判断する。制御部90は、作業者が入力部95を介して指定した所定冊数が積載位置LPに積載されたことに応じて、第2搬送モードを実行すると判断する。
また、制御部90は、第2搬送モードに切り替えてから所定冊数が積載位置LPに積載されるまでは第2搬送モードを実行すると判断する。制御部90は、第2搬送モードに切り替えてから所定冊数が積載位置LPに積載されたことに応じて、第1搬送モードを実行すると判断する。以上のように、制御部90は、積載位置LPに所定冊数の冊子200が積載される度に、第1搬送モードを実行するとの判断と、第2搬送モードを実行するとの判断を切り替える。
ステップS102でクロス積載-高さ回転モード95cが設定された場合、制御部90は、ステップS103で、背204の位置が同位置で積載位置LPに積載される複数の冊子200の高さが、作業者が入力部95を介して指定した所定高さを上回らないと判断する場合は第1搬送モードを実行すると判断する。制御部90は、複数の冊子200の高さが、作業者が入力部95を介して指定した所定高さを上回ると判断する場合、その冊子200を積載位置LPに搬送して所定高さを上回ってしまうことがないように、第2搬送モードを実行すると判断する。
また、制御部90は、第2搬送モードに切り替えてから、背204の位置が同位置で積載位置LPに積載される複数の冊子200の高さが、作業者が入力部95を介して指定した所定高さを上回らないと判断する場合は、第2搬送モードを実行すると判断する。制御部90は、複数の冊子200の高さが、作業者が入力部95を介して指定した所定高さを上回ると判断する場合、その冊子200を積載位置LPに搬送して所定高さを上回ってしまうことがないように、第1搬送モードを実行すると判断する。以上のように、制御部90は、積載位置LPに所定高さを上回らない上限冊数の冊子200が積載される度に、第1搬送モードを実行するとの判断と、第2搬送モードを実行するとの判断を切り替える。
ステップS106で、制御部90は、断裁処理を終了するかどうかを判断し、YESであれば図10のフローチャートの処理を終了し、NOであればステップS103を再び実行する。制御部90は、連続して処理すべき冊子200が存在する場合はNOと判定し、複数の冊子200に対して第1搬送モードまたは第2搬送モードを実行する。
次に、図11を参照して、第1搬送モードについて説明する。図11は、図10で実行される第1搬送モードにおける各処理を示すフローチャートである。
ステップS201で、制御部90は、供給部80から断裁部30に冊子200を搬送するよう供給部80を制御する。図14は、供給部80の搬送部83が冊子200を保持した状態を示す。搬送部83は、冊子200を保持した状態でガイドG上を搬送方向TDに沿って移動し、冊子200を回転テーブル10に載置する。図15は、回転テーブル10に冊子200が載置された状態を示す。
ステップS202で、制御部90は、回転テーブル10に冊子200を押圧するよう押圧部20を制御する。
ステップS203で、制御部90は、冊子200の地203側を断裁するよう断裁部30および駆動部40を制御する。制御部90は、図15に示す状態において、回転テーブル10を回転中心C回りに時計回りの回転方向RD1に沿って90度回転するよう駆動部40を制御する。
また、制御部90は、地203側の断裁線L3が断裁刃31の断裁位置と一致するように、回転テーブル10を搬送方向TDに直交する移動方向MDに沿って断裁部30に向けて移動させ、図16に示す状態とする。制御部90は、断裁刃31を非断裁位置から断裁位置に移動させ、冊子200の地203を断裁線L3に沿って断裁する。
ステップS204で、制御部90は、冊子200の小口201側を断裁するよう断裁部30および駆動部40を制御する。制御部90は、図16に示す状態において、回転テーブル10を回転中心C回りに時計回りの回転方向RD1に沿って90度回転するよう駆動部40を制御する。
また、制御部90は、小口201側の断裁線L1が断裁刃31の断裁位置と一致するように、回転テーブル10を搬送方向TDに直交する移動方向MDに沿って移動させ、図17に示す状態とする。制御部90は、断裁刃31を非断裁位置から断裁位置に移動させ、冊子200の小口201を断裁線L1に沿って断裁する。
ステップS205で、制御部90は、冊子200の点202側を断裁するよう断裁部30および駆動部40を制御する。制御部90は、図17に示す状態において、回転テーブル10を回転中心C回りに時計回りの回転方向RD1に沿って90度回転するよう駆動部40を制御する。
また、制御部90は、天202側の断裁線L2が断裁刃31の断裁位置と一致するように、回転テーブル10を搬送方向TDに直交する移動方向MDに沿って移動させ、図18に示す状態とする。制御部90は、断裁刃31を非断裁位置から断裁位置に移動させ、冊子200の天202を断裁線L2に沿って断裁する。
ステップS206で、制御部90は、図18に示す状態において、回転テーブル10を時計回りの回転方向RD1に沿って90度回転させるよう駆動部40を制御する。
ステップS207で、制御部90は、回転テーブル10を移動方向MDに沿って断裁部30から遠ざかる方向に第1搬送位置まで移動させ、図19に示す状態とする。
ステップS207で、制御部90は、回転テーブル10を移動方向MDに沿って断裁部30から遠ざかる方向に第1搬送位置まで移動させ、図19に示す状態とする。
第1搬送位置は、搬送方向TDに直交する幅方向WDにおいて、断裁刃31から冊子200の背204までの距離が冊子200のサイズに応じた距離D1となる位置である。距離D1は、図20に示す距離D2と同じ距離であり、第1搬送位置に移動した回転テーブル10に載置される冊子200の背204の位置は、後述する第2搬送位置に移動した回転テーブル10に載置される冊子200の小口201の位置と一致する。
ステップS208で、制御部90は、押圧部20が冊子200を回転テーブル10に押圧する状態を解除するよう押圧部20を制御する。制御部90は、チャックヘッド51がより断裁された冊子200の地203を把持し、断裁部30から集積部60の積載位置LPへ冊子200を搬送するように搬送部50を制御する。搬送部50により搬送される冊子200は、図19に点線で示す位置に積載される。
ステップS208で、制御部90は、回転テーブル10を移動方向MDに沿って移動させ、回転テーブル10の回転中心Cが図14に示す待機位置における回転中心Cと一致するようにする。以上により、1つの冊子200に対する第1搬送モードの実行が終了する。
次に、図12を参照して、第2搬送モードについて説明する。図12は、図10で実行される第2搬送モードにおける各処理を示すフローチャートである。図12に示すステップS301からステップS305までの処理は、図11に示すステップS201からステップS205までの処理と同様であるため、以下での説明を省略する。
ステップS306で、制御部90は、図18に示す状態において、回転テーブル10を反時計回りの回転方向RD2に沿って90度回転させるよう駆動部40を制御する。
ステップS307で、制御部90は、回転テーブル10を移動方向MDに沿って断裁部30から遠ざかる方向に第2搬送位置まで移動させ、図20に示す状態とする。
ステップS307で、制御部90は、回転テーブル10を移動方向MDに沿って断裁部30から遠ざかる方向に第2搬送位置まで移動させ、図20に示す状態とする。
第2搬送位置は、搬送方向TDに直交する幅方向WDにおいて、断裁刃31から冊子200の小口201までの距離が冊子200のサイズに応じた距離D2となる位置である。距離D2は、図19に示す距離D1と同じ距離であり、第2搬送位置に移動した回転テーブル10に載置される冊子200の小口201の位置は、第1搬送位置に移動した回転テーブル10に載置される冊子200の背204の位置と一致する。
ステップS308で、制御部90は、押圧部20が冊子200を回転テーブル10に押圧する状態を解除するよう押圧部20を制御する。制御部90は、チャックヘッド51がより断裁された冊子200の天202を把持し、断裁部30から集積部60の積載位置LPへ冊子200を搬送するように搬送部50を制御する。搬送部50により搬送される冊子200は、図20に点線で示す位置に積載される。
ステップS309で、制御部90は、図20に示す状態において、回転テーブル10を時計回りの回転方向RD1に沿って180度回転させるよう駆動部40を制御する。
また、ステップS310で、制御部90は、回転テーブル10を移動方向MDに沿って移動させ、回転テーブル10の回転中心Cが図14に示す待機位置における回転中心Cと一致するようにする。以上により、1つの冊子200に対する第2搬送モードの実行が終了する。
また、ステップS310で、制御部90は、回転テーブル10を移動方向MDに沿って移動させ、回転テーブル10の回転中心Cが図14に示す待機位置における回転中心Cと一致するようにする。以上により、1つの冊子200に対する第2搬送モードの実行が終了する。
図19に示すように、第1搬送モードで搬送部50により搬送される冊子200は、背204が延びる方向が搬送方向TDに一致している。また、図20に示すように、第2搬送モードで搬送部50により搬送される冊子200は、背204が延びる方向が搬送方向TDに一致している。制御部90は、第1搬送モードおよび第2搬送モードの双方において、背204が延びる方向が搬送方向TDと一致するように駆動部40を制御する。
図19に示すように、制御部90は、第1搬送モードにおいて、搬送方向TDに直交する幅方向WDにおいて、断裁刃31から冊子200の背204までの距離が冊子200のサイズに応じた距離D1となるように駆動部40を制御する。また、図20に示すように、制御部90は、第2搬送モードにおいて、幅方向WDにおいて、断裁刃31から冊子200の小口201までの距離が冊子200のサイズに応じた距離D2となるように駆動部40を制御する。
そして、制御部90は、所定サイズの冊子200に対して第1搬送モードと第2搬送モードを切り替えながら複数の冊子200を積載位置LPへ積載する場合に、距離D1と距離D2とが一致するように駆動部40を制御する。すなわち、制御部90は、幅方向WDにおいて、第1搬送モードで搬送される冊子200の背204の位置と、第2搬送モードで搬送される冊子200の小口201の位置とが一致するように駆動部40を制御する。
このようにすることで、積載位置LPに積載される冊子ブロックBKは、第1搬送モードで搬送される冊子200の小口201の位置と第2搬送モードで搬送される冊子の背204の位置が一致する。また、積載位置LPに積載される冊子ブロックBKは、第1搬送モードで搬送される冊子200の背204の位置と第2搬送モードで搬送される冊子の小口201の位置が一致する。そして、冊子ブロックBKは、図4に示すように、第1搬送モードで搬送される冊子の数と第2搬送モードで搬送される冊子の数とが同じであれば、各位置で略同じ高さとなるように安定的に積み上げられる。
以上説明した本実施形態の三方断裁機100が奏する作用及び効果について説明する。
本実施形態の三方断裁機100によれば、綴じられた背204を有する冊子200が押圧部20により回転テーブル10に押圧され、駆動部40により回転テーブル10が回転するとともに断裁部30に対する位置が調整される。断裁部30により縁部が断裁された冊子200は、搬送部50によって搬送方向TDに沿って積載位置LPへ搬送される。駆動部40および搬送部50は、制御部90により、第1搬送モードと第2搬送モードを切り替えて実行するように制御される。
本実施形態の三方断裁機100によれば、綴じられた背204を有する冊子200が押圧部20により回転テーブル10に押圧され、駆動部40により回転テーブル10が回転するとともに断裁部30に対する位置が調整される。断裁部30により縁部が断裁された冊子200は、搬送部50によって搬送方向TDに沿って積載位置LPへ搬送される。駆動部40および搬送部50は、制御部90により、第1搬送モードと第2搬送モードを切り替えて実行するように制御される。
第1搬送モードと第2搬送モードとを切り替えて実行することにより、第1搬送モードにより積載位置LPに搬送される冊子200の背204と、第2搬送モードにより積載位置LPに搬送される冊子200の背204とが、回転テーブル10の回転中心Cに対して反対方向(180度回転した方向)に配置される。
そのため、積載位置LPに積載される複数の冊子200の全ての背204を回転テーブル10の回転中心Cに対して同一方向に配置する場合に比べ、冊子200の一部の高さが他の部分の高さよりも過度に高くなって上方側に積載される冊子200の一部が下方側に積載される冊子200に対して位置ずれを起こすことや、複数の冊子200が崩れてしまうことを防止することができる。
このように、本実施形態の三方断裁機100によれば、作業者が冊子200の向きを変える作業や冊子200の向きを変えるための別途の装置を必要とせずに、綴じられた背204を有する複数の冊子200を崩れないように適切に積載することができる。
本実施形態の三方断裁機100によれば、第1搬送モードで搬送される冊子200の背204の位置と第2搬送モードで搬送される冊子200の小口201の位置とが一致するため、積載位置LPに積載される複数の冊子200が幅方向WDにおいて同一の位置に適切に積載される。
本実施形態の三方断裁機100によれば、積載モードとしてクロス積載-冊数回転モード95bを設定する場合、所定数の冊子200を搬送したことに応じて第1搬送モードと第2搬送モードとが切り替えられる。そのため、積載位置LPに積載される冊子200の背204の位置と小口201の位置とが所定数の冊子毎に切り替わり、複数の冊子200の位置ずれや崩れを適切に防止することができる。
本実施形態の三方断裁機100によれば、積載モードとしてクロス積載-高さ回転モード95cを設定する場合、第1搬送モードまたは第2搬送モードのいずれかで連続的に搬送される冊子200の高さ(厚さの合計)が所定値を上回らないように搬送モードが切り替えられる。そのため、積載位置LPに積載される冊子200の背204の位置と小口201の位置とが積載される複数の冊子200の高さ(厚さの合計)に応じて切り替わり、複数の冊子200の位置ずれや崩れを適切に防止することができる。
以上の説明において、断裁部30が固定されており、駆動部40により回転テーブル10の位置を断裁部30に対して移動させるものとしたが、他の態様であってもよい。例えば、回転テーブル10の位置が固定されており、断裁部30に駆動機構を設け、断裁部30の位置を回転テーブル10に対して移動させるようにしてもよい。
以上の説明において、第2搬送モードは、断裁部30により縁部が断裁された冊子200を背204が回転テーブル10の回転中心Cに対して所定方向の反対方向(180度回転した方向)に配置されるように回転させた状態で搬送方向TDに沿って搬送させるモードであるものとしたが、他の態様であってもよい。例えば、第2搬送モードは、断裁部30により縁部が断裁された冊子200を背204が回転テーブル10の回転中心Cに対して所定方向とは異なる方向(180度回転した方向を含み同一方向を含まない任意の方向)に配置されるように回転させた状態で搬送方向TDに沿って搬送させるモードとしてもよい。
以上の説明において、第1搬送モードおよび第2搬送モードの双方において、冊子200を1冊ずつ供給部80から断裁部30へ搬送し、断裁部30で断裁し、搬送部50で集積部60に搬送するものとしたが、他の態様であってもよい。例えば、冊子200を2以上の所定冊数ずつ供給部80から断裁部30へ搬送し、断裁部30で断裁し、搬送部50で集積部60に搬送してもよい。
具体的には、搬送部83は、給送部82から供給される冊子200を2以上の所定冊数ずつ搬送方向TDに沿って断裁部30へ搬送してもよい。その場合、断裁部30は、2以上の所定冊数の冊子200をまとめて断裁する。また、搬送部50は、断裁部30で断裁された2以上の所定冊数の冊子200をまとめて集積部60に搬送する。また、制御部90による第1搬送モードと第2搬送モードとの切り替えの判断(ステップS103の判断)は、2以上の所定冊数ごとに行われる。
10 回転テーブル
11 テーブル本体
12 突き当て部
20 押圧部
21 押圧板
22 押圧板昇降部
30 断裁部
31 断裁刃
32 受け部
40 駆動部
41 回転軸
42 軸受
43 モータ
44 移動機構
50 搬送部
51 チャックヘッド
60 集積部
61 棚
61a 被検出板
62 昇降機構
63 コンベヤ
70 搬出部
71 入口
80 供給部
81 供給台
82 給送部
83 搬送部
90 制御部
95 入力部
100 三方断裁機
200 冊子
201 小口
202 天
203 地
204 背
210 シート
220 糊
230 表紙
BK 冊子ブロック
C 回転中心
CL 中心
G ガイド
L1,L2,L3 断裁線
LP 積載位置
MD 移動方向
RD1,RD2 回転方向
T1,T2 厚さ
TD 搬送方向
WD 幅方向
11 テーブル本体
12 突き当て部
20 押圧部
21 押圧板
22 押圧板昇降部
30 断裁部
31 断裁刃
32 受け部
40 駆動部
41 回転軸
42 軸受
43 モータ
44 移動機構
50 搬送部
51 チャックヘッド
60 集積部
61 棚
61a 被検出板
62 昇降機構
63 コンベヤ
70 搬出部
71 入口
80 供給部
81 供給台
82 給送部
83 搬送部
90 制御部
95 入力部
100 三方断裁機
200 冊子
201 小口
202 天
203 地
204 背
210 シート
220 糊
230 表紙
BK 冊子ブロック
C 回転中心
CL 中心
G ガイド
L1,L2,L3 断裁線
LP 積載位置
MD 移動方向
RD1,RD2 回転方向
T1,T2 厚さ
TD 搬送方向
WD 幅方向
Claims (12)
- 綴じられた背を有する冊子が載置される回転テーブルと、
前記冊子を前記回転テーブルに押圧する押圧部と、
断裁刃を断裁位置と非断裁位置との間で移動させるとともに前記冊子の前記背を除く縁部を断裁する断裁部と、
前記押圧部により前記冊子が押圧された状態で前記回転テーブルを回転させるとともに前記断裁部に対して前記回転テーブルを移動させる駆動部と、
前記断裁部により前記縁部が断裁された前記冊子を積載位置へ向け搬送方向に沿って搬送する搬送部と、
前記駆動部および前記搬送部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記断裁部により前記縁部が断裁された前記冊子を前記背が前記回転テーブルの回転中心に対して所定方向に配置されるように回転させた状態で前記搬送方向に沿って搬送させる第1搬送モードと、前記断裁部により前記縁部が断裁された前記冊子を前記背が前記回転中心に対して前記所定方向とは異なる方向に配置されるように回転させた状態で前記搬送方向に沿って搬送させる第2搬送モードとを切り替えて実行する断裁機。 - 前記第2搬送モードは、前記断裁部により前記縁部が断裁された前記冊子を前記背が前記回転中心に対して前記所定方向の反対方向に配置されるように回転させた状態で前記搬送方向に沿って搬送させるモードである請求項1に記載の断裁機。
- 前記制御部は、前記第1搬送モードおよび前記第2搬送モードの双方において、前記背が延びる方向が前記搬送方向と一致するように前記駆動部を制御する請求項2に記載の断裁機。
- 前記制御部は、前記搬送方向に直交する幅方向において、前記第1搬送モードで搬送される前記冊子の前記背の位置と、前記第2搬送モードで搬送される前記冊子の小口の位置とが一致するように前記駆動部を制御する請求項3に記載の断裁機。
- 前記制御部は、所定数の前記冊子を前記第1搬送モードで搬送したことに応じて前記第1搬送モードを前記第2搬送モードへ切り替え、前記所定数の前記冊子を前記第2搬送モードで搬送したことに応じて前記第2搬送モードを前記第1搬送モードへ切り替える請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の断裁機。
- 前記制御部は、前記第1搬送モードで連続的に搬送される前記冊子の厚さの合計が所定値を上回らないように前記第1搬送モードを前記第2搬送モードへ切り替え、前記第2搬送モードで連続的に搬送される前記冊子の厚さの合計が前記所定値を上回らないように前記第2搬送モードを前記第1搬送モードへ切り替える請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の断裁機。
- 断裁機の制御方法であって、
前記断裁機は、
綴じられた背を有する冊子が載置される回転テーブルと、
前記冊子を前記回転テーブルに押圧する押圧部と、
断裁刃を断裁位置と非断裁位置との間で移動させるとともに前記冊子の前記背を除く縁部を断裁する断裁部と、
前記押圧部により前記冊子が押圧された状態で前記回転テーブルを回転させるとともに前記断裁部に対して前記回転テーブルを移動させる駆動部と、
前記断裁部により前記縁部が断裁された前記冊子を積載位置へ向け搬送方向に沿って搬送する搬送部と、を備え、
前記断裁部により前記縁部が断裁された前記冊子を前記背が前記回転テーブルの回転中心に対して所定方向に配置されるように回転させた状態で前記搬送方向に沿って搬送させるよう前記駆動部および前記搬送部を制御する第1搬送モードを実行する第1制御工程と、
前記断裁部により前記縁部が断裁された前記冊子を前記背が前記回転中心に対して前記所定方向とは異なる方向に配置されるように回転させた状態で前記搬送方向に沿って搬送させるよう前記駆動部および前記搬送部を制御する第2搬送モードを実行する第2制御工程と、を備える断裁機の制御方法。 - 前記第2搬送モードは、前記断裁部により前記縁部が断裁された前記冊子を前記背が前記回転中心に対して前記所定方向の反対方向に配置されるように回転させた状態で前記搬送方向に沿って搬送させる請求項7に記載の断裁機の制御方法。
- 前記第1制御工程および前記第2制御工程は、前記背が延びる方向が前記搬送方向と一致するように前記駆動部を制御する請求項8に記載の断裁機の制御方法。
- 前記第1制御工程および前記第2制御工程は、前記搬送方向に直交する幅方向において、前記第1搬送モードで搬送される前記冊子の前記背の位置と、前記第2搬送モードで搬送される前記冊子の小口の位置とが一致するように前記駆動部を制御する請求項9に記載の断裁機の制御方法。
- 所定数の前記冊子を前記第1搬送モードで搬送したことに応じて前記第1搬送モードを前記第2搬送モードへ切り替え、前記所定数の前記冊子を前記第2搬送モードで搬送したことに応じて前記第2搬送モードを前記第1搬送モードへ切り替える請求項7から請求項10のいずれか一項に記載の断裁機の制御方法。
- 前記第1搬送モードで連続的に搬送される前記冊子の厚さの合計が所定値を上回らないように前記第1搬送モードを前記第2搬送モードへ切り替え、前記第2搬送モードで連続的に搬送される前記冊子の厚さの合計が前記所定値を上回らないように前記第2搬送モードを前記第1搬送モードへ切り替える請求項7から請求項10のいずれか一項に記載の断裁機の制御方法。
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