JP2023056202A - 表面改質無機酸化物及び表面改質無機酸化物を含有するトナー組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】長時間の撹拌においても帯電量を十分に維持できることから、経時での帯電安定性に優れた正帯電の表面改質無機酸化物及び前記正帯電の表面改質無機酸化物を外添剤として含有するトナー組成物を提供する。【解決手段】無機酸化物粒子が、下記一般式(1)【化1】TIFF2023056202000008.tif21167(1)(式中、R1は炭素数1~5個のアルキル基、R2は分岐鎖、脂環構造及び/またはエチレン性不飽和結合を有していてもよい炭素数1~20個の炭化水素基、R3は水素または分岐鎖、脂環構造及び/若しくはエチレン性不飽和結合を有していてもよい炭素数1~20個の炭化水素基、Meはメチル基、nは1~3の整数、mは2~5の整数、lは1または2を示す。)で表されるアミノシラン化合物で表面処理され、窒素含有量(質量%)を前記無機酸化物粒子の比表面積(m2/g)で除した窒素無機酸化物処理度が、0.00050以上である正帯電の表面改質無機酸化物。【選択図】なし
Description
本発明は、正帯電の表面改質無機酸化物及び正帯電の表面改質無機酸化物を外添剤として含有するトナー組成物に関するものであり、特に、経時での帯電安定性に優れた正帯電の表面改質無機酸化物及び前記正帯電の表面改質無機酸化物を外添剤として含有するトナー組成物に関する。
近年、カラーレーザープリンタやカラーコピーマシンについて、デジタル化、高画質化がますます進められている。従来のデジタル方式のカラーレーザープリンタやカラーコピーマシンのドラムには、主にOPC(有機感光体)ドラムが使用され、OPCドラムに用いるトナーとしては主に負帯電性のトナーが使用されており、それに応じて外添剤も負帯電性のものが使用されていた。しかし、OPCドラムは耐久性や環境性に問題があり、OPCドラムに代えて、耐久性に優れているアモルファスシリコン感光ドラムも用いられることがある。アモルファスシリコン感光ドラムでは、主に正帯電性のトナーが使用されており、それに応じて外添剤も正帯電性のものが使用されている。このように、ドラムの種類に応じて、負帯電性のトナーと正帯電性のトナーが使い分けられている。
電子写真用トナー等のトナーに使用される外添剤としては、トナーの流動性向上、帯電制御、OPCドラム等のドラム上のクリーニングなどのために、無機酸化物粒子が使用されている。無機酸化物粒子は、特に、トナーの帯電制御において非常に重要な役割を果たしており、印刷装置に合わせた帯電性をトナーに付与し、長期間にわたってトナーの帯電性を維持することが要求されている。
表面処理されていない未処理の無機酸化物粒子は、その表面に水酸基を有しており水と水素結合するために親水性である。親水性の無機酸化物粒子を外添剤として用いた場合に、は、環境の湿度によって、無機酸化物粒子への水分吸着量が変化することでトナーの帯電性が変化してしまう。そこで、親水性の無機酸化物粒子をアミノシラン化合物やシリコーンオイルなどで表面処理をし、無機酸化物粒子表面の水酸基を低減した疎水性の無機酸化物粒子が使用される。一般的には、疎水性の無機酸化物粒子は、表面処理の結果、表面にアルキル基を有するので、負帯電性を示す。疎水性の無機酸化物粒子としては、例えば、アミノ置換アルキル基を有するシラン化合物とオルガノポリシロキサンによってシリカ粒子表面が処理された疎水性シリカが提案されている(特許文献1)。特許文献1の疎水性シリカでは、60%以上の疎水化率が得られるとされている。
上記のように、負帯電性の電子写真用トナーを使用する電子写真機が広く使用されているが、一方で、アモルファスシリコン感光ドラム等の負極性の感光ドラムを使用した場合には、正帯電性トナーが使用される。しかし、正帯電性トナーが使用される場合には、表面にアルキル基を有する疎水性の無機酸化物粒子を外添剤として使用すると、トナーの正帯電性を著しく低下させてしまう。
そこで、正帯電性トナーに使用される外添剤には、表面処理剤としてアミノシランカップリング剤やアミノシラザンを用いて正帯電性を付与した疎水性の無機酸化物粒子が使用されている。表面処理剤としてアミノシラザンを使用した疎水性の無機酸化物粒子としては、シリカ、アルミナ、セリア、ゲルマニア、チタニア、ジルコニアおよびこれらの混合物からなる群から選ばれる金属酸化物が環状シラザンにより処理された電荷が調整された金属酸化物が提案されている(特許文献2)。
しかし、表面処理剤としてアミノシランカップリング剤やアミノシラザンを用いると、アミノ基は水と水素結合をすることで長期間撹拌した場合に正帯電性の低下が起こることがある。このため、特許文献2のような従来の正帯電性無機酸化物粒子は、表面処理剤として、さらにアルキルシランカップリング剤、シリコーンオイル、アルキルシラザンなどの疎水化剤を併用することで正帯電性の低下を抑制している。
しかしながら、上記のように疎水化剤を併用した正帯電性無機酸化物粒子においても、アミノ基は疎水化剤とは別々に無機酸化物粒子表面に結合していることから、アミノ基が十分に疎水化剤によって保護をされていない。従って、従来の正帯電性無機酸化物粒子では、温度や湿度の環境変化、トナーの撹拌による機械的衝撃、トナーの摩擦などによって、表面処理剤が分解または変質してしまい、長時間の撹拌において帯電量を十分には維持できていないという問題があった。
また、従来の正帯電性無機酸化物粒子を外添剤として添加したトナーでは、撹拌初期の帯電量の上昇が十分ではない場合があり、長時間の撹拌において帯電量が低下してしまうことから、撹拌時間によって帯電量が変化してしまうという問題があった。
上記事情に鑑み、本発明は、長時間の撹拌においても帯電量を十分に維持できることから、経時での帯電安定性に優れた正帯電の表面改質無機酸化物及び前記正帯電の表面改質無機酸化物を外添剤として含有するトナー組成物を提供することを目的とする。
本発明の構成の要旨は以下の通りである。
[1]無機酸化物粒子が、下記一般式(1)
(1)
(式中、R1は炭素数1~5個のアルキル基、R2は分岐鎖、脂環構造及び/またはエチレン性不飽和結合を有していてもよい炭素数1~20個の炭化水素基、R3は水素または分岐鎖、脂環構造及び/若しくはエチレン性不飽和結合を有していてもよい炭素数1~20個の炭化水素基、Meはメチル基、nは1~3の整数、mは2~5の整数、lは1または2を示す。)で表されるアミノシラン化合物で表面処理され、
窒素含有量(質量%)を前記無機酸化物粒子の比表面積(m2/g)で除した窒素無機酸化物処理度が、0.00050以上である正帯電の表面改質無機酸化物。
[2]炭素含有量(質量%)を前記無機酸化物粒子のBET比表面積(m2/g)で除した炭素無機酸化物処理度が、0.0015以上である[1]に記載の表面改質無機酸化物。
[3]前記無機酸化物粒子が、気相法シリカ粒子、気相法アルミナ粒子及び気相法チタニア粒子からなる群から選択された少なくとも1種の無機酸化物粒子を含む[1]または[2]に記載の表面改質無機酸化物。
[4]前記無機酸化物粒子が、シリカ、アルミナ及びチタニアからなる群から選択された少なくとも2種を含む気相法複合無機酸化物粒子を含む[1]または[2]に記載の表面改質無機酸化物。
[5]前記無機酸化物粒子のBET比表面積が、30m2/g以上400m2/g以下である[1]乃至[4]のいずれか1つに記載の表面改質無機酸化物。
[6]前記無機酸化物粒子が、さらに、シリコーンオイル、アルキルシラン類及びアルキルシラザン類からなる群から選択された少なくとも1種の疎水性付与剤で表面処理されている[1]乃至[5]のいずれか1つに記載の表面改質無機酸化物。
[7]前記表面改質無機酸化物と鉄粉キャリアとを30秒間撹拌した後における、ブローオフ帯電量測定装置で測定された撹拌初期ブローオフ帯電量を、前記表面改質無機酸化物と鉄粉キャリアとを10分間撹拌した後における、ブローオフ帯電量測定装置で測定された撹拌後期ブローオフ帯電量で除した値が、0.70以上1.70以下である[1]乃至[6]のいずれか1つに記載の表面改質無機酸化物。
[8]トナーの外添剤用である[1]乃至[7]のいずれか1つに記載の表面改質無機酸化物。
[9][1]乃至[8]のいずれか1つに記載の表面改質無機酸化物を含有するトナー組成物。
[10]前記トナー組成物と鉄粉キャリアとを30秒間撹拌した後における、ブローオフ帯電量測定装置で測定された撹拌初期ブローオフ帯電量を、前記トナー組成物と鉄粉キャリアとを10分間撹拌した後における、ブローオフ帯電量測定装置で測定された撹拌後期ブローオフ帯電量で除した値が、0.70以上1.30以下である[9]に記載のトナー組成物。
[1]無機酸化物粒子が、下記一般式(1)
(式中、R1は炭素数1~5個のアルキル基、R2は分岐鎖、脂環構造及び/またはエチレン性不飽和結合を有していてもよい炭素数1~20個の炭化水素基、R3は水素または分岐鎖、脂環構造及び/若しくはエチレン性不飽和結合を有していてもよい炭素数1~20個の炭化水素基、Meはメチル基、nは1~3の整数、mは2~5の整数、lは1または2を示す。)で表されるアミノシラン化合物で表面処理され、
窒素含有量(質量%)を前記無機酸化物粒子の比表面積(m2/g)で除した窒素無機酸化物処理度が、0.00050以上である正帯電の表面改質無機酸化物。
[2]炭素含有量(質量%)を前記無機酸化物粒子のBET比表面積(m2/g)で除した炭素無機酸化物処理度が、0.0015以上である[1]に記載の表面改質無機酸化物。
[3]前記無機酸化物粒子が、気相法シリカ粒子、気相法アルミナ粒子及び気相法チタニア粒子からなる群から選択された少なくとも1種の無機酸化物粒子を含む[1]または[2]に記載の表面改質無機酸化物。
[4]前記無機酸化物粒子が、シリカ、アルミナ及びチタニアからなる群から選択された少なくとも2種を含む気相法複合無機酸化物粒子を含む[1]または[2]に記載の表面改質無機酸化物。
[5]前記無機酸化物粒子のBET比表面積が、30m2/g以上400m2/g以下である[1]乃至[4]のいずれか1つに記載の表面改質無機酸化物。
[6]前記無機酸化物粒子が、さらに、シリコーンオイル、アルキルシラン類及びアルキルシラザン類からなる群から選択された少なくとも1種の疎水性付与剤で表面処理されている[1]乃至[5]のいずれか1つに記載の表面改質無機酸化物。
[7]前記表面改質無機酸化物と鉄粉キャリアとを30秒間撹拌した後における、ブローオフ帯電量測定装置で測定された撹拌初期ブローオフ帯電量を、前記表面改質無機酸化物と鉄粉キャリアとを10分間撹拌した後における、ブローオフ帯電量測定装置で測定された撹拌後期ブローオフ帯電量で除した値が、0.70以上1.70以下である[1]乃至[6]のいずれか1つに記載の表面改質無機酸化物。
[8]トナーの外添剤用である[1]乃至[7]のいずれか1つに記載の表面改質無機酸化物。
[9][1]乃至[8]のいずれか1つに記載の表面改質無機酸化物を含有するトナー組成物。
[10]前記トナー組成物と鉄粉キャリアとを30秒間撹拌した後における、ブローオフ帯電量測定装置で測定された撹拌初期ブローオフ帯電量を、前記トナー組成物と鉄粉キャリアとを10分間撹拌した後における、ブローオフ帯電量測定装置で測定された撹拌後期ブローオフ帯電量で除した値が、0.70以上1.30以下である[9]に記載のトナー組成物。
上記[7]における「表面改質無機酸化物と鉄粉キャリアとを撹拌」とは、表面改質無機酸化物1.0質量部と鉄粉キャリア500質量部とをガラス製容器に入れ、温度23℃、相対湿度50%の環境下にて40時間静置後、24rpmにて振とうさせて撹拌することを意味する。また、上記[10]における「トナー組成物と鉄粉キャリアとを撹拌」とは、表面改質無機酸化物2.0質量部と正帯電性トナー98.0質量部と混合してトナー組成物を得、得られたトナー組成物2.0質量部と鉄粉キャリア48質量部とをガラス製容器に入れ、温度23℃、相対湿度50%の環境下にて40時間静置後、24rpmにて振とうさせて撹拌することを意味する。
本発明の正帯電の表面改質無機酸化物の態様によれば、無機酸化物粒子が、下記一般式(1)
(1)
(式中、R1は炭素数1~5個のアルキル基、R2は分岐鎖、脂環構造及び/またはエチレン性不飽和結合を有していてもよい炭素数1~20個の炭化水素基、R3は水素または分岐鎖、脂環構造及び/若しくはエチレン性不飽和結合を有していてもよい炭素数1~20個の炭化水素基、Meはメチル基、nは1~3の整数、mは2~5の整数、lは1または2を示す。)で表されるアミノシラン化合物で表面処理され、表面改質無機酸化物中における窒素含有量(質量%)を無機酸化物粒子の比表面積(m2/g)で除した窒素無機酸化物処理度が0.00050以上であることにより、長時間の撹拌においても帯電量を十分に維持できることから、経時での帯電安定性に優れた正帯電の表面改質無機酸化物を得ることができる。また、上記一般式(1)で表されるアミノシラン化合物で表面処理され、上記窒素無機酸化物処理度が0.00050以上であることにより、迅速な帯電に寄与することができる。
(式中、R1は炭素数1~5個のアルキル基、R2は分岐鎖、脂環構造及び/またはエチレン性不飽和結合を有していてもよい炭素数1~20個の炭化水素基、R3は水素または分岐鎖、脂環構造及び/若しくはエチレン性不飽和結合を有していてもよい炭素数1~20個の炭化水素基、Meはメチル基、nは1~3の整数、mは2~5の整数、lは1または2を示す。)で表されるアミノシラン化合物で表面処理され、表面改質無機酸化物中における窒素含有量(質量%)を無機酸化物粒子の比表面積(m2/g)で除した窒素無機酸化物処理度が0.00050以上であることにより、長時間の撹拌においても帯電量を十分に維持できることから、経時での帯電安定性に優れた正帯電の表面改質無機酸化物を得ることができる。また、上記一般式(1)で表されるアミノシラン化合物で表面処理され、上記窒素無機酸化物処理度が0.00050以上であることにより、迅速な帯電に寄与することができる。
本発明の正帯電の表面改質無機酸化物の態様によれば、表面改質無機酸化物中における炭素含有量(質量%)を無機酸化物粒子のBET比表面積(m2/g)で除した炭素無機酸化物処理度が0.0015以上であることにより、さらに確実に経時での帯電安定性に優れた正帯電の表面改質無機酸化物を得ることができる。
本発明の正帯電の表面改質無機酸化物の態様によれば、無機酸化物粒子が、気相法シリカ粒子、気相法アルミナ粒子及び気相法チタニア粒子からなる群から選択された少なくとも1種の無機酸化物粒子を含む、または無機酸化物粒子が、シリカ、アルミナ及びチタニアからなる群から選択された少なくとも2種を含む気相法複合無機酸化物粒子を含むことにより、本発明の正帯電の表面改質無機酸化物が添加された組成物の帯電量の調整がより容易化でき、また、確実に迅速な帯電が可能となる。
本発明の正帯電の表面改質無機酸化物の態様によれば、無機酸化物粒子のBET比表面積が、30m2/g以上400m2/g以下であることにより、本発明の正帯電の表面改質無機酸化物が添加されたトナー組成物等の組成物に優れた流動性を付与しつつ、トナー組成物等の組成物に含まれるトナー粒子等の粒子に対する埋没を抑制することができる。
先ず、本発明の正帯電の表面改質無機酸化物について、詳細に説明する。本発明の正帯電の表面改質無機酸化物は、無機酸化物粒子が、下記一般式(1)
(1)
(式中、R1は炭素数1~5個のアルキル基、R2は分岐鎖、脂環構造及び/またはエチレン性不飽和結合を有していてもよい炭素数1~20個の炭化水素基、R3は水素または分岐鎖、脂環構造及び/若しくはエチレン性不飽和結合を有していてもよい炭素数1~20個の炭化水素基、Meはメチル基、nは1~3の整数、mは2~5の整数、lは1または2を示す。)で表されるアミノシラン化合物で表面処理され、表面改質無機酸化物中における窒素含有量(質量%)を無機酸化物粒子の比表面積(m2/g)で除した窒素無機酸化物処理度が0.00050以上である。すなわち、本発明の正帯電の表面改質無機酸化物は、所定量以上の上記一般式(1)で表されるアミノシラン化合物で無機酸化物粒子が表面処理されている結果、窒素無機酸化物処理度が0.00050以上となっている。本発明の正帯電の表面改質無機酸化物は、無機酸化物粒子が、上記一般式(1)で表されるアミノシラン化合物で表面処理されている。従って、上記一般式(1)で表されるアミノシラン化合物は、無機酸化物粒子の表面改質剤として機能する。本発明の正帯電の表面改質無機酸化物は、微粒子状である。
(式中、R1は炭素数1~5個のアルキル基、R2は分岐鎖、脂環構造及び/またはエチレン性不飽和結合を有していてもよい炭素数1~20個の炭化水素基、R3は水素または分岐鎖、脂環構造及び/若しくはエチレン性不飽和結合を有していてもよい炭素数1~20個の炭化水素基、Meはメチル基、nは1~3の整数、mは2~5の整数、lは1または2を示す。)で表されるアミノシラン化合物で表面処理され、表面改質無機酸化物中における窒素含有量(質量%)を無機酸化物粒子の比表面積(m2/g)で除した窒素無機酸化物処理度が0.00050以上である。すなわち、本発明の正帯電の表面改質無機酸化物は、所定量以上の上記一般式(1)で表されるアミノシラン化合物で無機酸化物粒子が表面処理されている結果、窒素無機酸化物処理度が0.00050以上となっている。本発明の正帯電の表面改質無機酸化物は、無機酸化物粒子が、上記一般式(1)で表されるアミノシラン化合物で表面処理されている。従って、上記一般式(1)で表されるアミノシラン化合物は、無機酸化物粒子の表面改質剤として機能する。本発明の正帯電の表面改質無機酸化物は、微粒子状である。
本発明の表面改質無機酸化物は、長時間の撹拌においても正帯電量を十分に維持できることから、経時での帯電安定性に優れている。また、本発明の表面改質無機酸化物は、本発明の表面改質無機酸化物が添加された組成物の迅速な正帯電に寄与することができ、トナーの外添剤として使用すると、印刷装置の小型化、高速化に対応することができる。
上記一般式(1)で表されるアミノシラン化合物は、2級アミンまたは3級アミンを有し、また、末端にアルキル基を有するアミノシラン化合物である。上記一般式(1)で表されるアミノシラン化合物は、無機酸化物粒子に反応したアミノシラン化合物のうちのアミノ基が最外部ではなく内部に存在することで、空気中の水分がアミノ基に吸着することが防止されて、経時での帯電安定性に優れ、また、迅速な帯電に寄与すると考えられる。
1級アミンを有するアミノシラン化合物では、水と末端アミノ基は非常に親和性が高いため、経時での帯電安定性が低下してしまうと考えられるので、別途、疎水化剤と組み合わせて無機酸化物粒子を表面処理する必要がある。別途、疎水化剤を添加することで、無機酸化物粒子に反応させることができるアミノシラン化合物の量は限定されてしまう。一方で、上記一般式(1)で表されるアミノシラン化合物で無機酸化物粒子を表面処理すると、疎水化剤と組み合わせなくともよく、また、疎水化剤と組み合わせる場合でも、疎水化剤の添加量は、従来と比較して少量でよいので、無機酸化物粒子表面を修飾するアミノシラン化合物の量を増加させることができることから、経時での帯電安定性に優れ、また、迅速な帯電に寄与すると考えられる。
無機酸化物粒子の表面処理に使用されるアミノシラン化合物は、上記一般式(1)で表されるアミノシラン化合物であれば、特に限定されないが、経時での帯電安定性が確実に向上する点から、R1は、炭素数1~3個のアルキル基が好ましく、炭素数1~2個のアルキル基が特に好ましい。また、経時での帯電安定性が確実に向上する点から、R2は、分岐鎖、脂環構造及び/またはエチレン性不飽和結合を有していてもよい炭素数1~15個の炭化水素基が好ましく、分岐鎖、脂環構造及び/またはエチレン性不飽和結合を有していてもよい炭素数1~10個の炭化水素基がより好ましく、分岐鎖及び/または脂環構造を有していてもよい炭素数1~10個の炭化水素基が特に好ましい。また、経時での帯電安定性が確実に向上する点から、R3は水素または分岐鎖、脂環構造及び/若しくはエチレン性不飽和結合を有していてもよい炭素数1~15個の炭化水素基が好ましく、水素または分岐鎖、脂環構造及び/若しくはエチレン性不飽和結合を有していてもよい炭素数1~10個の炭化水素基がより好ましく、水素または分岐鎖及び/または脂環構造を有していてもよい炭素数1~10個の炭化水素基が特に好ましい。
また、経時での帯電安定性が確実に向上する点から、mは、2~4の整数が好ましく、2または3が特に好ましい。また、経時での帯電安定性が確実に向上する点から、nは、2または3が好ましく、3が特に好ましい。
本発明の表面改質無機酸化物は、窒素無機酸化物処理度が0.00050以上であれば、特に限定されないが、その下限値は、経時での帯電安定性が確実に向上する点から、0.00060が好ましい。一方で、窒素無機酸化物処理度の上限値は、窒素含有量の上昇に伴い表面処理剤量が上昇することで、表面改質無機酸化物粒子の凝集による流動性の低下を確実に防止する点から、0.01000が好ましく、0.00800が特に好ましい。
また、本発明の表面改質無機酸化物中における窒素含有量は、窒素無機酸化物処理度が0.00050以上となれば、特に限定されないが、その下限値は、経時での帯電安定性が確実に向上する点から、0.100質量%が好ましい。一方で、表面改質無機酸化物中における窒素含有量の上限値は、窒素含有量の上昇に伴い表面処理剤量が上昇することで、表面改質無機酸化物粒子の凝集による流動性の低下を確実に防止する点から、1.700質量%が好ましく、1.500質量%が特に好ましい。
表面改質無機酸化物中における炭素含有量(質量%)を無機酸化物粒子のBET比表面積(m2/g)で除した炭素無機酸化物処理度は、特に限定されないが、その下限値は、さらに確実に経時での帯電安定性に優れた正帯電の表面改質無機酸化物を得ることができる点から、0.0015が好ましい。一方で、炭素無機酸化物処理度の上限値は、炭素含有量の上昇に伴い表面処理剤量が上昇することで、表面改質無機酸化物粒子の凝集による流動性の低下を確実に防止する点から、0.0700が好ましく、0.0600が特に好ましい。なお、本発明の表面改質無機酸化物は、所定量以上の上記一般式(1)で表されるアミノシラン化合物で無機酸化物粒子が表面処理されている結果、所定の炭素無機酸化物処理度を有している。
また、本発明の表面改質無機酸化物中における炭素含有量は、特に限定されないが、その下限値は、経時での帯電安定性が確実に向上する点から、0.300質量%が好ましい。一方で、表面改質無機酸化物中における炭素含有量の上限値は、炭素含有量の上昇に伴い表面処理剤量が上昇することで、表面改質無機酸化物粒子の凝集による流動性の低下を確実に防止する点から、19.0質量%が好ましく、17.0質量%が特に好ましい。
無機酸化物粒子としては、例えば、気相法で製造、すなわち、火炎加水分解法で製造された無機酸化物粒子である気相法無機酸化物粒子が挙げられる。気相法無機酸化物粒子としては、本発明の表面改質無機酸化物が添加された組成物の帯電量の調整がより容易化でき、また、確実に迅速な帯電が可能となる点から、気相法シリカ粒子、気相法アルミナ粒子、気相法チタニア粒子、シリカ、アルミナ及びチタニアからなる群から選択された少なくとも2種を含む気相法複合無機酸化物粒子が好ましい。これらの無機酸化物粒子は、単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明の表面改質無機酸化物で使用される無機酸化物粒子のBET比表面積は、特に限定されないが、その下限値は、本発明の表面改質無機酸化物が添加されたトナー組成物等の組成物に優れた流動性を付与する点から、30m2/gが好ましく、40m2/gがより好ましく、50m2/gが特に好ましい。一方で、無機酸化物粒子のBET比表面積の上限値は、本発明の表面改質無機酸化物が添加されたトナー組成物等の組成物に含まれるトナー粒子等の粒子に対する埋没を抑制する点から、400m2/gが好ましく、390m2/gがより好ましく、380m2/gが特に好ましい。
無機酸化物粒子が気相法無機酸化物粒子の場合には、例えば、火炎温度、水素又は酸素割合、三塩化アルミニウム量、火炎内の残留時間、凝固帯域の長さ等の反応条件を調整することにより、無機酸化物粒子のBET比表面積を調整することができる。
本発明の表面改質無機酸化物をトナーに添加したときの帯電量は、無機酸化物粒子の比表面積が小さいほど、またトナーに対する表面改質無機酸化物の被覆率が高いほど、大きくなる。また、例えば、電子写真プロセスにおいては、高比表面積、すなわち、無機酸化物粒子の粒子径が小さいほど、トナー粒子に埋没しやすいものの、流動性改善効果は高く、無機酸化物粒子の粒子径が大きいほど、トナーの流動性は低下するものの、トナー粒子に対する埋没は抑制される傾向にある。従って、表面改質無機酸化物に求められる物性に応じて、適切な比表面積の無機酸化物粒子を選ぶことができる。また、表面改質無機酸化物の帯電量は、同一重量の表面改質無機酸化物をトナーに添加した場合には、小粒子径である、すなわち、比表面積の大きい無機酸化物粒子の方が高い帯電性を示すため、表面改質無機酸化物に求められる物性に応じて、適宜、適切な粒子径、添加量を選択することができる。
また、本発明の表面改質無機酸化物では、無機酸化物粒子が、一般式(1)で表されるアミノシラン化合物でのみ表面処理されていてもよく、一般式(1)で表されるアミノシラン化合物と疎水性付与剤(疎水化剤)とで表面処理されていてもよい。すなわち、無機酸化物粒子の表面処理剤として、一般式(1)で表されるアミノシラン化合物のみが使用されていてもよく、一般式(1)で表されるアミノシラン化合物と疎水性付与剤とが併用されていてもよい。
疎水性付与剤としては、例えば、アルキルシラン類、アルキルシラザン類、シリコーンオイル等が挙げられる。
アルキルシラン類としては、例えば、下記一般式(2)
R4 pSiR5 (4-p) (2)
(式中、R4は、炭素数1以上18以下の炭化水素基を表し、R5は炭素数1以上18以下の炭化水素基、塩素原子、ヒドロキシ基または炭素数1~3のアルコキシ基、好ましくは炭素数1~2のアルコキシ基を表し、pは1~3の整数を表す。)で示される有機ケイ素化合物が挙げられる。一般式(2)におけるR4は、窒素、酸素、リン等のヘテロ原子は含まず、炭素と水素のみのアルキル基である。R5がアルコキシ基の場合には、アルコキシ基の炭素数は1~3である。アルコキシ基の炭素数が4以上であると、反応性の低下により無機酸化物粒子の表面改質に長時間を要する傾向がある。さらに、アルコキシ基の炭素数が4以上の有機ケイ素化合物は、一般的に工業的な入手が困難である。
R4 pSiR5 (4-p) (2)
(式中、R4は、炭素数1以上18以下の炭化水素基を表し、R5は炭素数1以上18以下の炭化水素基、塩素原子、ヒドロキシ基または炭素数1~3のアルコキシ基、好ましくは炭素数1~2のアルコキシ基を表し、pは1~3の整数を表す。)で示される有機ケイ素化合物が挙げられる。一般式(2)におけるR4は、窒素、酸素、リン等のヘテロ原子は含まず、炭素と水素のみのアルキル基である。R5がアルコキシ基の場合には、アルコキシ基の炭素数は1~3である。アルコキシ基の炭素数が4以上であると、反応性の低下により無機酸化物粒子の表面改質に長時間を要する傾向がある。さらに、アルコキシ基の炭素数が4以上の有機ケイ素化合物は、一般的に工業的な入手が困難である。
アルキルシラザン類としては、ヘキサメチルジシラザン等が挙げられる。
シリコーンオイルの25℃における動粘度は、例えば、0.65mm2/s~10000mm2/sが挙げられる。無機酸化物粒子の表面処理にシリコーンオイルを用いる場合には、シリコーンオイルを適当な溶媒に溶解させる必要があり、シリコーンオイルの動粘度が10000mm2/s超の場合、無機酸化物粒子の表面処理を行うにあたり、多量の溶媒を必要とする。これは工程の複雑化およびコストアップ、さらには溶媒を揮発させる際には、表面改質無機酸化物の凝集を生じさせやすいといった問題がある。
一般式(1)で表されるアミノシラン化合物と疎水性付与剤を併用する場合、上記一般式(1)で表されるアミノシラン化合物と疎水性付与剤の使用割合は、上記一般式(1)で表されるアミノシラン化合物100質量部に対して、疎水性付与剤5.0質量部以上50質量部以下が好ましく、10質量部以上30質量部以下が特に好ましい。一般式(1)で表されるアミノシラン化合物と疎水性付与剤を併用する場合、炭素無機酸化物処理度は、一般式(1)で表されるアミノシラン化合物の炭素含有量と疎水性付与剤の炭素含有量を合計した炭素含有量に基づく値である。
本発明の表面改質無機酸化物において、無機酸化物粒子を一般式(1)で表されるアミノシラン化合物(または一般式(1)で表されるアミノシラン化合物と疎水性付与剤)で表面処理する方法は、特に限定されず、一般的な例として、通常の表面改質法を用いることができる。具体的な例としては、一般式(1)で表されるアミノシラン化合物(または一般式(1)で表されるアミノシラン化合物と疎水性付与剤)を蒸発させて無機酸化物粒子と接触させる方法、不活性ガス雰囲気下、無機酸化物粒子を流動させながら一般式(1)で表されるアミノシラン化合物(または一般式(1)で表されるアミノシラン化合物と疎水性付与剤)を無機酸化物粒子の表面にスプレー等で噴霧する方法(乾式接触法)、一般式(1)で表されるアミノシラン化合物(または一般式(1)で表されるアミノシラン化合物と疎水性付与剤)を所定の溶媒に溶解させ、無機酸化物粒子を、一般式(1)で表されるアミノシラン化合物(または一般式(1)で表されるアミノシラン化合物と疎水性付与剤)を溶解させた溶媒中に分散させる方法等が挙げられる。このうち、無機酸化物粒子の凝集を防いで均一な表面処理をする点で、乾式接触法が好ましい。
乾式接触法で使用する不活性ガスとしては、例えば、窒素、ヘリウム、アルゴン等の酸素を含まないガスが挙げられる。また、乾式接触法における加熱条件としては、例えば、熱処理温度80℃以上370℃以下、加熱時間15分以上350分以下が挙げられる。
本発明の表面改質無機酸化物は、経時での帯電安定性に優れており、例えば、本発明の表面改質無機酸化物と鉄粉キャリアとを30秒間撹拌した後における、ブローオフ帯電量測定装置で測定された撹拌初期ブローオフ帯電量を、前記表面改質無機酸化物と鉄粉キャリアとを10分間撹拌した後における、ブローオフ帯電量測定装置で測定された撹拌後期ブローオフ帯電量で除した値が、0.70以上1.70以下、好ましくは0.80以上1.65以下の範囲となる特性を有している。
本発明の表面改質無機酸化物は、電子写真等のトナーの外添剤用、粉体塗料の外添剤用等として使用することができる。
本発明の表面改質無機酸化物が電子写真等のトナーの外添剤として用いられることで、本発明の表面改質無機酸化物を含有する電子写真等のトナー組成物が得られる。本発明の表面改質無機酸化物が粉体塗料の外添剤として用いられることで、本発明の表面改質無機酸化物を含有する粉体塗料組成物が得られる。
以下に、本発明の表面改質無機酸化物を含有する電子写真用トナー組成物の製造方法について説明する。電子写真用トナー組成物の製造にあたり、本発明の表面改質無機酸化物の添加量は、所望の特性向上効果が得られるような添加量であれば、特に限定されず、例えば、電子写真用トナー組成物中に、本発明の表面改質無機酸化物が0.1質量%~6.0質量%含有されていることが好ましい。電子写真用トナー組成物中の本発明の表面改質無機酸化物の含有量が0.1質量%未満では、表面改質無機酸化物を添加したことによる帯電に関する諸効果が十分に得られない傾向がある。また、表面改質無機酸化物の含有量が6.0質量%を超えるとトナー表面から脱離して表面改質無機酸化物が単体で存在するようになり、画像特性やクリーニング特性に問題が生じてくる傾向がある。
本発明の表面改質無機酸化物含有するトナー組成物は、経時での帯電安定性に優れており、例えば、トナー組成物と鉄粉キャリアとを30秒間撹拌した後における、ブローオフ帯電量測定装置で測定された撹拌初期ブローオフ帯電量を、前記トナー組成物と鉄粉キャリアとを10分間撹拌した後における、ブローオフ帯電量測定装置で測定された撹拌後期ブローオフ帯電量で除した値が、0.70以上1.30以下、好ましくは0.80以上1.20以下の範囲となる特性を有している。
次に、本発明の実施例を説明するが、本発明はその趣旨を超えない限り、実施例の態様に限定されるものではない。
実施例及び比較例の表面改質無機酸化物の調製
<実施例1>
BET比表面積が200m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 200、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対して2-メチル-アミノエチルトリメトキシシラン13.2gをスプレー(噴霧)し、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
<実施例1>
BET比表面積が200m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 200、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対して2-メチル-アミノエチルトリメトキシシラン13.2gをスプレー(噴霧)し、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
<実施例2>
BET比表面積が130m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 130、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対して3-(n-ブチル)-アミノプロピルトリメトキシシラン11.3gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
BET比表面積が130m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 130、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対して3-(n-ブチル)-アミノプロピルトリメトキシシラン11.3gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
<実施例3>
BET比表面積が170m2/gの気相法シリカアルミナ複合酸化物粒子(商品名AEROSIL MOX 170 Evonik Industries社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカアルミナ複合酸化物粒子100gに対して3-シクロヘキシルアミノプロピルトリメトキシシラン16.4gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
BET比表面積が170m2/gの気相法シリカアルミナ複合酸化物粒子(商品名AEROSIL MOX 170 Evonik Industries社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカアルミナ複合酸化物粒子100gに対して3-シクロヘキシルアミノプロピルトリメトキシシラン16.4gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
<実施例4>
BET比表面積が300m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 300、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対して3-(n-デシル)-アミノプロピルトリメトキシシラン35.3gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
BET比表面積が300m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 300、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対して3-(n-デシル)-アミノプロピルトリメトキシシラン35.3gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
<実施例5>
BET比表面積が50m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 50、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対して3-(n-デシル)-アミノプロピルトリエトキシシラン6.7gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
BET比表面積が50m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 50、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対して3-(n-デシル)-アミノプロピルトリエトキシシラン6.7gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
<実施例6>
BET比表面積が200m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 200、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対して2-メチル-アミノエチルトリメトキシシラン1.6gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
BET比表面積が200m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 200、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対して2-メチル-アミノエチルトリメトキシシラン1.6gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
<実施例7>
BET比表面積が200m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 200、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対して3-(n-デシル)-アミノプロピルトリメトキシシラン15.3gとジメチルシリコーンオイル(商品名KF-96 100cs、信越化学工業株式会社製)3.3gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
BET比表面積が200m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 200、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対して3-(n-デシル)-アミノプロピルトリメトキシシラン15.3gとジメチルシリコーンオイル(商品名KF-96 100cs、信越化学工業株式会社製)3.3gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
<実施例8>
BET比表面積が300m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 300、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対して3-(n-デシル)-アミノプロピルトリメトキシシラン23gとヘキサメチルジシラザン(HMDS)5.0gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
BET比表面積が300m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 300、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対して3-(n-デシル)-アミノプロピルトリメトキシシラン23gとヘキサメチルジシラザン(HMDS)5.0gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
<実施例9>
BET比表面積が200m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 200、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対して3-(n-デシル)-アミノプロピルトリメトキシシラン15.3gとイソブチルトリメトキシシラン3.3gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
BET比表面積が200m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 200、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対して3-(n-デシル)-アミノプロピルトリメトキシシラン15.3gとイソブチルトリメトキシシラン3.3gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
<実施例10>
BET比表面積が50m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 50、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対して3-(n-デシル)-アミノプロピルトリメトキシシラン5.9gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
BET比表面積が50m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 50、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対して3-(n-デシル)-アミノプロピルトリメトキシシラン5.9gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
<実施例11>
BET比表面積が380m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 380、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対して3-(n-デシル)-アミノプロピルトリメトキシシラン44.7gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
BET比表面積が380m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 380、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対して3-(n-デシル)-アミノプロピルトリメトキシシラン44.7gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
<実施例12>
BET比表面積が100m2/gの気相法アルミナ粒子(商品名AEROXIDE Alu C、Evonik Industries社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法アルミナ粒子100gに対して3-(n-デシル)-アミノプロピルトリメトキシシラン11.8gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
BET比表面積が100m2/gの気相法アルミナ粒子(商品名AEROXIDE Alu C、Evonik Industries社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法アルミナ粒子100gに対して3-(n-デシル)-アミノプロピルトリメトキシシラン11.8gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
<実施例13>
BET比表面積が90m2/gの気相法チタニア粒子(商品名AEROXIDE TiO2 P90、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法チタニア粒子100gに対して3-(n-デシル)-アミノプロピルトリメトキシシラン10.6gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
BET比表面積が90m2/gの気相法チタニア粒子(商品名AEROXIDE TiO2 P90、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法チタニア粒子100gに対して3-(n-デシル)-アミノプロピルトリメトキシシラン10.6gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
<比較例1>
BET比表面積が200m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 200、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対して3-(n-デシル)-アミノプロピルトリメトキシシラン1.0gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
BET比表面積が200m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 200、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対して3-(n-デシル)-アミノプロピルトリメトキシシラン1.0gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
<比較例2>
BET比表面積が300m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 300、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対してN-メチル-アザ-2,2,4-トリメチルシラシクロペンタン5gとヘキサメチルジシラザン(HMDS)12gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
BET比表面積が300m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 300、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対してN-メチル-アザ-2,2,4-トリメチルシラシクロペンタン5gとヘキサメチルジシラザン(HMDS)12gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
<比較例3>
BET比表面積が200m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 200、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対してアミノ変性シリコーンオイル(商品名KF-393、信越化学工業株式会社製)17.9gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
BET比表面積が200m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 200、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対してアミノ変性シリコーンオイル(商品名KF-393、信越化学工業株式会社製)17.9gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
<比較例4>
BET比表面積が200m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 200、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対してN-2-アミノエチル-3-アミノプロピルトリエトキシシラン(商品名KBM-603、信越化学工業株式会社製)16.3gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
BET比表面積が200m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 200、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対してN-2-アミノエチル-3-アミノプロピルトリエトキシシラン(商品名KBM-603、信越化学工業株式会社製)16.3gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
<比較例5>
BET比表面積が300m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 300、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対してN-2-アミノエチル-3-アミノプロピルトリエトキシシラン(商品名KBM-603、信越化学工業株式会社製)24.5g とジメチルシリコーンオイル(商品名KF-96 100cs、信越化学工業株式会社製)5gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
BET比表面積が300m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 300、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対してN-2-アミノエチル-3-アミノプロピルトリエトキシシラン(商品名KBM-603、信越化学工業株式会社製)24.5g とジメチルシリコーンオイル(商品名KF-96 100cs、信越化学工業株式会社製)5gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
<比較例6>
BET比表面積が300m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 300、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対してN-2-アミノエチル-3-アミノプロピルトリエトキシシラン(商品名KBM-603、信越化学工業株式会社製)24.5gとヘキサメチルジシラザン(HMDS)5gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
BET比表面積が300m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 300、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対してN-2-アミノエチル-3-アミノプロピルトリエトキシシラン(商品名KBM-603、信越化学工業株式会社製)24.5gとヘキサメチルジシラザン(HMDS)5gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
<比較例7>
BET比表面積が300m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 300、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対してN-2-アミノエチル-3-アミノプロピルトリエトキシシラン(商品名KBM-603、信越化学工業株式会社製)24.5gとイソブチルトリメトキシシラン5gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
BET比表面積が300m2/gの気相法シリカ粒子(商品名AEROSIL 300、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対してN-2-アミノエチル-3-アミノプロピルトリエトキシシラン(商品名KBM-603、信越化学工業株式会社製)24.5gとイソブチルトリメトキシシラン5gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
<比較例8>
BET比表面積が100m2/gの気相法アルミナ粒子(商品名AEROXIDE Alu C、Evonik Industries社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対してN-2-アミノエチル-3-アミノプロピルトリエトキシシラン(商品名KBM-603、信越化学工業株式会社製)8.2gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
BET比表面積が100m2/gの気相法アルミナ粒子(商品名AEROXIDE Alu C、Evonik Industries社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対してN-2-アミノエチル-3-アミノプロピルトリエトキシシラン(商品名KBM-603、信越化学工業株式会社製)8.2gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
<比較例9>
BET比表面積が90m2/gの気相法チタニア粒子(商品名AEROXIDE TiO2 P90、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対してN-2-アミノエチル-3-アミノプロピルトリエトキシシラン(商品名KBM-603、信越化学工業株式会社製)7.3gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
BET比表面積が90m2/gの気相法チタニア粒子(商品名AEROXIDE TiO2 P90、日本アエロジル株式会社製)を反応槽に入れ、窒素雰囲気下、撹拌しながら気相法シリカ粒子100gに対してN-2-アミノエチル-3-アミノプロピルトリエトキシシラン(商品名KBM-603、信越化学工業株式会社製)7.3gをスプレーし、150℃で60分加熱撹拌後に冷却し、表面改質無機酸化物を調製した。
実施例及び比較例のトナーサンプルの調製
<実施例14>
ポリエステルを含有する正帯電性トナーを用意し、ヘンシェルミキサーを用いて用意した正帯電性トナー98gに対して実施例1で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、評価用トナーサンプルを調製した。
<実施例14>
ポリエステルを含有する正帯電性トナーを用意し、ヘンシェルミキサーを用いて用意した正帯電性トナー98gに対して実施例1で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、評価用トナーサンプルを調製した。
<実施例15>
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して実施例2で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して実施例2で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
<実施例16>
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して実施例3で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して実施例3で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
<実施例17>
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して実施例4で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して実施例4で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
<実施例18>
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して実施例5で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して実施例5で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
<実施例19>
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して実施例6で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して実施例6で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
<実施例20>
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して実施例7で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して実施例7で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
<実施例21>
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して実施例8で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して実施例8で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
<実施例22>
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して実施例9で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して実施例9で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
<実施例23>
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して実施例10で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して実施例10で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
<実施例24>
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して実施例11で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して実施例11で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
<実施例25>
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して実施例12で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して実施例12で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
<実施例26>
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して実施例13で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して実施例13で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
<比較例10>
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して比較例1で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して比較例1で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
<比較例11>
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して比較例2で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して比較例2で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
<比較例12>
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して比較例3で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して比較例3で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
<比較例13>
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して比較例4で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して比較例4で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
<比較例14>
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して比較例5で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して比較例5で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
<比較例15>
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して比較例6で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して比較例6で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
<比較例16>
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して比較例7で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して比較例7で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
<比較例17>
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して比較例8で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して比較例8で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
<比較例18>
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して比較例9で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
ヘンシェルミキサーを用いて正帯電性トナー98gに対して比較例9で調製した表面改質無機酸化物2gを外添し、実施例14と同様にして、評価用トナーサンプルを調製した。
評価項目
(1)表面改質無機酸化物の帯電量
上記のように調製した表面改質無機酸化物0.1gと鉄粉キャリア50gとをガラス容器(容量75ml)に入れ、温度23℃、相対湿度50%環境下に40時間静置した。上記条件にて調製されたサンプルをターブラミキサーで24rpmにて振とうさせて撹拌し、撹拌開始から30秒後と10分後(600秒後)に、表面改質無機酸化物と鉄粉キャリアとの混合物を0.1g採取し、ブローオフ帯電量測定装置(「TB-200」、東芝ケミカル株式会社製)でブローオフ帯電量の測定を行った。
(1)表面改質無機酸化物の帯電量
上記のように調製した表面改質無機酸化物0.1gと鉄粉キャリア50gとをガラス容器(容量75ml)に入れ、温度23℃、相対湿度50%環境下に40時間静置した。上記条件にて調製されたサンプルをターブラミキサーで24rpmにて振とうさせて撹拌し、撹拌開始から30秒後と10分後(600秒後)に、表面改質無機酸化物と鉄粉キャリアとの混合物を0.1g採取し、ブローオフ帯電量測定装置(「TB-200」、東芝ケミカル株式会社製)でブローオフ帯電量の測定を行った。
(2)トナーの帯電量
上記のように調製した評価用トナーサンプル2gと鉄粉キャリア48gとをガラス容器(容量75ml)に入れ、温度23℃、相対湿度50%環境下に40時間静置した。上記条件にて調製されたサンプルをターブラミキサーで24rpmにて振とうさせて撹拌し、撹拌開始から30秒後と10分後(600秒後)に、評価用トナーサンプルと鉄粉キャリアとの混合物を0.05g採取し、ブローオフ帯電量測定装置(「MODEL230TO」、トレックジャパン株式会社製)でブローオフ帯電量の測定を行った。
上記のように調製した評価用トナーサンプル2gと鉄粉キャリア48gとをガラス容器(容量75ml)に入れ、温度23℃、相対湿度50%環境下に40時間静置した。上記条件にて調製されたサンプルをターブラミキサーで24rpmにて振とうさせて撹拌し、撹拌開始から30秒後と10分後(600秒後)に、評価用トナーサンプルと鉄粉キャリアとの混合物を0.05g採取し、ブローオフ帯電量測定装置(「MODEL230TO」、トレックジャパン株式会社製)でブローオフ帯電量の測定を行った。
実施例及び比較例の表面改質無機酸化物の特性を下記表1に、実施例及び比較例の表面改質無機酸化物のブローオフ帯電量を下記表2に、実施例及び比較例のトナーのブローオフ帯電量を下記表3に、それぞれ示す。なお、表1の炭素含有量と窒素含有量は、燃焼法元素分析装置(株式会社住化分析センター製、商品名: SUMIGRAPH NC-22)を用いて次の条件により測定することで求めた。
検出器の条件:「INJ/DET」=100℃、「COL」=70℃
ガス流速:O2=350mL/min、He=80mL/min
検出器の条件:「INJ/DET」=100℃、「COL」=70℃
ガス流速:O2=350mL/min、He=80mL/min
上記表1、2から、無機酸化物粒子が一般式(1)で表されるアミノシラン化合物で表面処理され、窒素無機酸化物処理度が0.00050以上である実施例1~13の表面改質無機酸化物では、表面改質無機酸化物と鉄粉キャリアとを30秒間撹拌した後における、ブローオフ帯電量測定装置で測定された撹拌初期ブローオフ帯電量を、表面改質無機酸化物と鉄粉キャリアとを10分間撹拌した後における、ブローオフ帯電量測定装置で測定された撹拌後期ブローオフ帯電量で除した値が、1.52~1.68の範囲に抑制できたので、長時間の撹拌においても正の帯電量を十分に維持でき、経時での帯電安定性に優れた正帯電の表面改質無機酸化物を得ることができた。また、実施例1~13では、撹拌初期ブローオフ帯電量が100μC/g以上と、迅速な帯電に寄与することができた。
また、上記表1、3から、実施例1~13の表面改質無機酸化物で評価用トナーサンプルを調製した実施例14~26では、評価用トナーサンプルと鉄粉キャリアとを30秒間撹拌した後における、ブローオフ帯電量測定装置で測定された撹拌初期ブローオフ帯電量を、評価用トナーサンプルと鉄粉キャリアとを10分間撹拌した後における、ブローオフ帯電量測定装置で測定された撹拌後期ブローオフ帯電量で除した値が、0.77~0.93の範囲に抑制できたので、長時間の撹拌においても正の帯電量を十分に維持でき、経時での帯電安定性に優れた正帯電のトナー組成物を得ることができた。
一方で、上記表1、2から、無機酸化物粒子が一般式(1)で表されるアミノシラン化合物で表面処理されているものの、窒素無機酸化物処理度が0.00015である比較例1の表面改質無機酸化物では、負の帯電であり、また、表面改質無機酸化物と鉄粉キャリアとを30秒間撹拌した後における、ブローオフ帯電量測定装置で測定された撹拌初期ブローオフ帯電量を、表面改質無機酸化物と鉄粉キャリアとを10分間撹拌した後における、ブローオフ帯電量測定装置で測定された撹拌後期ブローオフ帯電量で除した値が、2.02に上昇してしまい、長時間の撹拌において帯電量を十分に維持できなかった。また、上記表1、3から、比較例1の表面改質無機酸化物で評価用トナーサンプルを調製した比較例10では、評価用トナーサンプルは、負の帯電であり、また、評価用トナーサンプルと鉄粉キャリアとを30秒間撹拌した後における、ブローオフ帯電量測定装置で測定された撹拌初期ブローオフ帯電量を、評価用トナーサンプルと鉄粉キャリアとを10分間撹拌した後における、ブローオフ帯電量測定装置で測定された撹拌後期ブローオフ帯電量で除した値が、0.63まで低下してしまい、長時間の撹拌において帯電量を十分に維持できなかった。
また、上記表1、2から、無機酸化物粒子が一般式(1)で表されるアミノシラン化合物ではなく、他のケイ素含有化合物で表面処理されている比較例2~9の表面改質無機酸化物では、表面改質無機酸化物と鉄粉キャリアとを30秒間撹拌した後における、ブローオフ帯電量測定装置で測定された撹拌初期ブローオフ帯電量を、表面改質無機酸化物と鉄粉キャリアとを10分間撹拌した後における、ブローオフ帯電量測定装置で測定された撹拌後期ブローオフ帯電量で除した値が、1.83~2.50に上昇し、長時間の撹拌において正の帯電量を十分に維持できず、経時での帯電安定性が得られなかった。また、上記表1、3から、比較例2~9の表面改質無機酸化物で評価用トナーサンプルを調製した比較例11~18では、評価用トナーサンプルと鉄粉キャリアとを30秒間撹拌した後における、ブローオフ帯電量測定装置で測定された撹拌初期ブローオフ帯電量を、評価用トナーサンプルと鉄粉キャリアとを10分間撹拌した後における、ブローオフ帯電量測定装置で測定された撹拌後期ブローオフ帯電量で除した値が、0.41~0.47まで低下してしまい、長時間の撹拌において帯電量を十分に維持できず、経時での帯電安定性が得られなかった。
本発明の表面改質無機酸化物は、長時間の撹拌においても帯電量を十分に維持できることから、経時での帯電安定性に優れており、例えば、電子写真等のトナーの外添剤用、粉体塗料の外添剤用として利用価値が高い。
Claims (10)
- 炭素含有量(質量%)を前記無機酸化物粒子のBET比表面積(m2/g)で除した炭素無機酸化物処理度が、0.0015以上である請求項1に記載の表面改質無機酸化物。
- 前記無機酸化物粒子が、気相法シリカ粒子、気相法アルミナ粒子及び気相法チタニア粒子からなる群から選択された少なくとも1種の無機酸化物粒子を含む請求項1または2に記載の表面改質無機酸化物。
- 前記無機酸化物粒子が、シリカ、アルミナ及びチタニアからなる群から選択された少なくとも2種を含む気相法複合無機酸化物粒子を含む請求項1または2に記載の表面改質無機酸化物。
- 前記無機酸化物粒子のBET比表面積が、30m2/g以上400m2/g以下である請求項1乃至4のいずれか1項に記載の表面改質無機酸化物。
- 前記無機酸化物粒子が、さらに、シリコーンオイル、アルキルシラン類及びアルキルシラザン類からなる群から選択された少なくとも1種の疎水性付与剤で表面処理されている請求項1乃至5のいずれか1項に記載の表面改質無機酸化物。
- 前記表面改質無機酸化物と鉄粉キャリアとを30秒間撹拌した後における、ブローオフ帯電量測定装置で測定された撹拌初期ブローオフ帯電量を、前記表面改質無機酸化物と鉄粉キャリアとを10分間撹拌した後における、ブローオフ帯電量測定装置で測定された撹拌後期ブローオフ帯電量で除した値が、0.70以上1.70以下である請求項1乃至6のいずれか1項に記載の表面改質無機酸化物。
- トナーの外添剤用である請求項1乃至7のいずれか1項に記載の表面改質無機酸化物。
- 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の表面改質無機酸化物を含有するトナー組成物。
- 前記トナー組成物と鉄粉キャリアとを30秒間撹拌した後における、ブローオフ帯電量測定装置で測定された撹拌初期ブローオフ帯電量を、前記トナー組成物と鉄粉キャリアとを10分間撹拌した後における、ブローオフ帯電量測定装置で測定された撹拌後期ブローオフ帯電量で除した値が、0.70以上1.30以下である請求項9に記載のトナー組成物。
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