JP2023053590A - ディスク装置用サスペンション、ディスク装置、およびディスク装置用サスペンションの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ハードディスク装置等に使用されるディスク装置用サスペンション、ディスク装置、およびディスク装置用サスペンションの製造方法に関する。
パーソナルコンピュータなどの情報処理装置には、ハードディスク装置(HDD)が使用されている。ハードディスク装置は、スピンドルを中心に回転する磁気ディスクや、ピボット軸を中心に旋回するキャリッジなどを含んでいる。キャリッジはアクチュエータアームを有し、ボイスコイルモータ等のポジショニング用モータによってピボット軸を中心にディスクのトラック幅方向に旋回する。
上記アクチュエータアームにディスク装置用サスペンション(これ以降、単にサスペンションと称す)が取り付けられている。サスペンションは、ロードビームや、ロードビームに重ねられたフレキシャなどを含んでいる。フレキシャの先端付近に形成されたジンバル部には、磁気ヘッドを構成するスライダが設けられている。スライダには、データの読取りあるいは書込み等のアクセスを行なうための素子(トランスジューサ)が設けられている。これらのロードビーム、フレキシャ、およびスライダなどによって、ヘッドジンバルアセンブリが構成されている。
ディスクの高記録密度化に対応するためには、ヘッドジンバルアセンブリをさらに小形化し、かつディスクの記録面に対してスライダをさらに高精度に位置決めできるようにすることが必要である。さらに、記録密度の向上に対するハードディスク装置の記録容量の向上への要求が強いため、ハードディスク装置が備える磁気ディスクの枚数を増やすこと(いわゆる多盤化)が進められている。
磁気ディスクの枚数を増やすためには、磁気ディスクなどを薄型化するだけでなく、磁気ディスク同士の間隔を小さくする必要がある。磁気ディスク同士の間隔を小さくすると、磁気ディスク同士の間で向かい合うサスペンション同士が接触するリスクが高まる。そのため、サスペンションの薄型化が要求されている。
例えば、特許文献1には、記録媒体として磁気ディスクの設置枚数を増大可能なディスク装置が開示されている。しかし、特許文献1に記載されたディスク装置が備えるサスペンションであっても、磁気ディスクの枚数を増やした場合、向かい合うサスペンションの先端のタブ同士が接触する可能性がある。
そこで、本発明は、磁気ディスクの枚数の増加に対応可能なディスク装置用サスペンション、ディスク装置、およびディスク装置用サスペンションの製造方法を提供することを目的の一つとする。
一実施形態に係るディスク装置用サスペンションは、ロードビームと、スライダが搭載される搭載部を有し、前記ロードビームに重ねられたフレキシャと、を備える。前記ロードビームは、前記ロードビームの長手方向に前記搭載部よりも延出するタブを有し、前記タブは、前記ロードビームの短手方向における両端部よりも前記短手方向における中央部が凸となるように湾曲した形状を有し、前記両端部は、前記短手方向と平行な平坦面をそれぞれ有する。
前記タブは、前記長手方向および前記短手方向と交差する前記ロードビームの厚さ方向において、前記フレキシャの側に位置する円弧状の第1面と、前記第1面の反対側の円弧状の第2面と、を有し、前記平坦面は、前記第2面とそれぞれ接続されてもよい。前記両端部は、前記第1面と前記平坦面とを接続する接続面をさらに有してもよい。
前記両端部は、前記第1面と前記接続面とが接続された第1エッジと、前記平坦面と前記接続面とが接続された第2エッジとをさらに有し、前記厚さ方向における前記第1エッジから第2エッジまでの距離は、前記第1面と前記第2面の間の厚さの2分の1以下であってもよい。
一実施形態に係るディスク装置用サスペンションの製造方法は、タブの短手方向における両端部よりも前記短手方向における中央部が凸となるように金属板を湾曲した形状に形成する湾曲工程と、前記両端部に前記短手方向と平行な平坦面をそれぞれ形成する平坦工程と、を有する。
前記金属板は、前記湾曲工程において円弧状に形成される第3面と、前記湾曲工程において円弧状に形成され前記第3面の反対側の第4面と、前記第3面と前記第4面とを接続する第5面と、前記第4面と前記第5面とが接続されたエッジと、を有し、前記平坦工程においては、前記エッジを平坦にしてもよい。
一実施形態に係るディスク装置は、第1ディスクと、前記第1ディスクに間隔を置いて対向する第2ディスクと、前記第1ディスクに対してデータの読取りあるいは書込みを行う第1サスペンションと、前記第2ディスクに対してデータの読取りあるいは書込みを行う第2サスペンションと、隙間を有し、前記第1ディスクおよび前記第2ディスクの外周部側に設けられたランプと、を備える。前記第1サスペンションおよび第2サスペンションは、ロードビームと、スライダが搭載される搭載部を有し前記ロードビームに重ねられたフレキシャと、を備え、前記ロードビームは、前記ロードビームの長手方向に前記搭載部よりも延出するタブを有する。前記タブは、前記ロードビームの短手方向における両端部よりも前記短手方向における中央部が凸となるように湾曲した形状を有し、前記両端部は、前記短手方向と平行な平坦面をそれぞれ有する。前記搭載部が前記第1ディスクおよび前記第2ディスクからそれぞれ退避した際、前記第1サスペンションおよび第2サスペンションは、前記平坦面が間隔を置いて対向した状態で前記隙間に位置している。
本発明によれば、磁気ディスクの枚数の増加に対応可能なディスク装置用サスペンション、ディスク装置、およびディスク装置用サスペンションの製造方法を提供することができる。
図1は、ディスク装置(HDD)1の一例を示す概略的な斜視図である。このディスク装置1は、ケース2と、スピンドル3を中心に回転する複数の磁気ディスク(これ以降、単にディスク4と称す)と、ピボット軸5を中心に旋回可能なキャリッジ6と、キャリッジ6を駆動するためのポジショニング用モータ(ボイスコイルモータ)7と、ケース2に設けられたランプ9と、を有している。ランプ9は、ディスク4の外周部側に設けられている。ケース2は、図示しない蓋によって密閉される。
図2は、ディスク装置1の一部を示す概略的な断面図である。図1および図2に示されるように、キャリッジ6に複数のアーム(キャリッジアーム)8が設けられている。各アーム8の先端部には、サスペンション10が取り付けられている。各サスペンション10の先端部には、磁気ヘッドを構成するスライダ11が設けられている。
ディスク4が高速で回転すると、ディスク4とスライダ11との間に空気が流入することによって、エアベアリングが形成される。ポジショニング用モータ7によってキャリッジ6が旋回すると、サスペンション10がディスク4の径方向に移動することにより、スライダ11がディスク4の所望トラックまで移動する。
ディスク4の停止時には、サスペンション10が図1に示すランプ9に向けて退避する。ディスク4の駆動時には、ランプ9に退避していたサスペンション10がランプ9からディスク4に向けて移動する。
図2に示すように、ディスク4は、第1ディスク4Aと、第2ディスク4Bと、を有している。第1ディスク4Aは、第2ディスク4Bに間隔を置いて対向している。他の観点からは、第1ディスク4Aは、ケース2の厚さ方向に第2ディスク4Bと向かい合っている。第1ディスク4Aは面40Aを有し、第2ディスク4Bは面40Aに対向する面40Bを有している。
ディスク装置1が備える複数のサスペンション10には、第1サスペンション10Aと、第2サスペンション10Bとが含まれている。第1サスペンション10Aおよび第2サスペンション10Bは、第1ディスク4Aと第2ディスク4Bとの間に位置している。第1サスペンション10Aは、ケース2の厚さ方向に第2サスペンション10Bと向かい合っている。
第1サスペンション10Aは、第1ディスク4Aの面40A側に対してデータの読取りあるいは書込みを行うスライダ11Aを有する。第2サスペンション10Bは、第2ディスク4Bの面40B側に対してデータの読取りあるいは書込みを行うスライダ11Bを有する。複数のディスク4は2枚に限られず、3枚以上でもよい。ディスク4の枚数に応じて、サスペンション10の数量は適宜変更される。
図3は、サスペンション10の先端側の一部をスライダ11側から見た概略的な斜視図である。サスペンション10は、キャリッジ6のアーム8(図1および図2に示す)に固定される図示しないベースプレートと、ロードビーム21と、ロードビーム21に重ねられたフレキシャ22と、を備えている。フレキシャ22は、ロードビーム21に沿って配置されている。フレキシャ22は、ロードビーム21にレーザースポット溶接等により固定されている。
ロードビーム21およびフレキシャ22は、いずれもサスペンション10の長手方向に延びている。以下、サスペンション10、ロードビーム21およびフレキシャ22の長手方向を長手方向Xとし、長手方向Xに直交する方向(幅方向)をサスペンション10、ロードビーム21およびフレキシャ22などの短手方向Yとする。
長手方向Xおよび短手方向Yと交差(例えば、直交)する方向をサスペンション10、ロードビーム21およびフレキシャ22などの厚さ方向Zとする。また、ロードビーム21の先端近傍に円弧状の矢印で示すように、スウェイ方向Sを定義する。
磁気ヘッドを構成するスライダ11の先端部には、例えばMR素子のように磁気信号と電気信号とを変換可能な素子12が設けられている。これらの素子12によって、ディスク4に対するデータの書込みあるいは読取り等のアクセスが行なわれる。スライダ11、ロードビーム21およびフレキシャ22などによって、ヘッドジンバルアセンブリ(head gimbal assembly)が構成されている。
ロードビーム21は、面21aを有している。面21aには、フレキシャ22が配置されている。フレキシャ22は、ロードビーム21の本体部21Aに重なっている。フレキシャ22は、薄いステンレス鋼の板からなるメタルベース30と、メタルベース30に沿って配置された配線部41と、を有している。配線部41の一部は、スライダ11用の端子41aを介してスライダ11の素子12に電気的に接続されている。
メタルベース30の厚さは、ロードビーム21の厚さよりも小さい。メタルベース30の厚さは、好ましくは12~25μmであり、一例では20μmである。ロードビーム21の厚さは、例えば30μmである。
フレキシャ22は、タング31と、第1アウトリガー32と、第2アウトリガー33と、を有している。タング31には、スライダ11が搭載されている。タング31は、スライダ11が搭載される搭載部の一例である。
第1アウトリガー32および第2アウトリガー33は、短手方向Yにおけるタング31の両側にそれぞれ配置されている。第1アウトリガー32および第2アウトリガー33は、短手方向Yにおけるタング31の両外側に張り出す形状である。タング31、第1アウトリガー32および第2アウトリガー33は、いずれもメタルベース30の一部であり、例えばエッチングによってそれぞれの輪郭が形成される。
ロードビーム21の本体部21Aの先端付近には、タング31に向かって突出する図示しないディンプルが形成されている。ディンプルの先端は、タング31に接している。タング31は、ディンプルの先端を中心として揺動し、所望のジンバル運動をなすことができる。タング31、第1アウトリガー32、第2アウトリガー33およびディンプルなどによってジンバル部50が構成されている。
ジンバル部50には、第1マイクロアクチュエータ素子51および第2マイクロアクチュエータ素子52が搭載されている。マイクロアクチュエータ素子51,52は、タング31をスウェイ方向Sに回動させる機能を有している。
マイクロアクチュエータ素子51,52は、短手方向Yにおけるスライダ11の両側に配置されている。マイクロアクチュエータ素子51,52は、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)等の圧電体から形成されている。
第1マイクロアクチュエータ素子51の両端部51a,51bは、それぞれタング31のアクチュエータ支持部34,35に導電性接着剤などにより固定されている。第2マイクロアクチュエータ素子52の両端部52a,52bは、それぞれタング31のアクチュエータ支持部36,37に導電性接着剤などにより固定されている。
ロードビーム21の本体部21Aは、ベースプレートと接続される一端の反対側に位置する先端部21bを有している。ロードビーム21には、先端部21bから長手方向Xに延出するタブ60が形成されている。ディスク4の停止時には、タブ60がガイドされることで、サスペンション10が退避位置まで移動する。
タブ60は、ロードビーム21の本体部21Aと一体に形成されている。図3に示すように、タブ60は、長手方向Xに延出する細長い形状である。タブ60は、長手方向Xにおいてタング31よりも延出している。
タブ60は、短手方向Yにおいて、端部60aと、端部60aの反対側の端部60bと、中央部60cと、を有している。中央部60cは、短手方向Yにおいて端部60aと端部60bとの間に位置している。以下、端部60aおよび端部60bを合わせて「両端部60a,60b」と呼ぶことがある。
図4は、図3のIV-IV線に沿って示すタブ60の断面図である。タブ60は、厚さ方向Zにおいて、フレキシャ22の側に向けて湾曲する円弧状に形成されている。ここで、タブ60が「フレキシャ22の側に向けて湾曲する」とは、厚さ方向Zのうちロードビーム21の面21aの反対側の面から面21aに向かう方向(図4における上方向)に凸となるようにタブ60が曲がっていることを意味する。より具体的には、図4に示すように、タブ60は、両端部60a,60bよりも中央部60cが凸となるように湾曲した形状を有している。
タブ60は、円弧状の面61(第1面)と、面61の反対側の円弧状の面62(第2面)と、を有している。両端部60a,60bは、面62に接続された平坦面63と、面61と平坦面63とを接続する接続面64と、をそれぞれ有している。面61は、厚さ方向Zにおいて、フレキシャ22の側(ロードビーム21の本体部21Aの面21aと同じ側)に位置している。タブ60は、厚さ方向Zにおいて面62から面61に向けて湾曲している。面61および面62の曲率中心は、厚さ方向Zにおいて面62側に位置している。
平坦面63は、タブ60の両端部60a,60bに長手方向Xに沿って形成されている。例えば、平坦面63は、本体部21Aと接続されたタブ60の基端から先端にかけて全体的に形成されている。図4に示すように、平坦面63は、短手方向Yと平行な面である。ここで、「短手方向Yと平行」とは、短手方向Yに対してわずかに傾いている場合も含む。さらに、平坦面63は、長手方向Xと平行な面でもよい。
両端部60a,60bにおける厚さ方向Zの平坦面63と面61との間隔は、短手方向Yにおいて、中央部60cから離れるに向かうに従い小さくなっている。接続面64は、タブ60の両端部60a,60bに長手方向Xに沿って形成されている。図4に示す例において、接続面64は、平坦面63に対して傾斜する面である。他の観点からは、平坦面63は、接続面64を介して面61と接続されている。
図5は、サスペンション10がランプ9に退避した際のタブ60とランプ9との関係を示す図である。図5においては、タブ60の先端側から見た、タブ60およびランプ9の断面の一部を示している。図5は、例えば、スライダ11が搭載されたタング31が第1ディスク4Aおよび第2ディスク4Bからそれぞれ退避している状態である。
図5に示す例において、ランプ9は、2つの支持面90と、2つの支持面90の間に形成された隙間91と、を有している。ランプ9は、例えば、合成樹脂で形成される。第1サスペンション10Aのタブ60および第2サスペンション10Bのタブ60は、それぞれ隙間91に位置している。
タブ60は、隙間91において支持面90にそれぞれ支持されている。タブ60の中央部60cにおいて、面61は、支持面90とそれぞれ接触している。第1サスペンション10Aの面62および平坦面63は、厚さ方向Zにおいて第2サスペンション10Bの面62および平坦面63に間隔を置いて対向している。この場合、平坦面63同士が最も近接している。
図5に示すように、平坦面63同士は、互いに平行である。平坦面63同士の間には、隙間Gがそれぞれ形成されている。他の観点からは、第1サスペンション10Aの平坦面63は、第2サスペンション10Bの平坦面63と接触していない。
タブ60に平坦面63および接続面64が形成されていない場合におけるサスペンション10A,10Bのタブ60の端部60bの形状をそれぞれ破線で示す。平坦面63が形成されていない場合、例えば、図5に矢印Pで示す位置において、タブ60同士が接触するおそれがある。
図6は、タブ60の厚さ方向Zにおける厚さT60の一例を示す図である。図6に示すように、両端部60a,60bは、面61と接続面64とが接続されたエッジ65(第1エッジ)と、平坦面63と接続面64とが接続されたエッジ66(第2エッジ)と、をさらに有している。
図6に破線で示すように面62と接続面64とを延長した交点をエッジM67とする。平坦面63が形成されない場合においてタブ60は、エッジM67を有する。図5に矢印Pで示す位置においては、エッジM67が接触している。
ここで、厚さ方向Zにおけるエッジ65からエッジ66までの距離を距離hとする。距離hは、エッジ65に対するエッジ66の突出高さということもできる。面61と面62の間の厚さを厚さtとする。短手方向Yにおける両端部60a,60bのエッジ65の距離を距離Wとし、面62の曲率半径を曲率半径Rとする。距離hは、例えば厚さtの2分の1以下であることが好ましい(t/2≧h)。
上述のように距離hを設定することで、図6に示すように、タブ60の厚さ方向Zにおける厚さT60を平坦面63が形成されない場合のタブ60の厚さT600よりも小さくすることができる。さらに、タブ60の厚さ方向Zにおける厚さT60を小さくすることで平坦面63の短手方向Yにおける長さを長くすることができる。平坦面63の短手方向Yにおける長さが長くなることで、平坦面63の長手方向Xおよび短手方向Yにおける面積を大きくすることができる。
図7は、タブ60の厚さ方向Zにおける厚さT60の他の例を示す図である。ここで、厚さ方向Zにおけるエッジ65からエッジM67までの距離を距離Hとする。距離hは、例えば距離Hの2分の1以下であることが好ましい(H/2≧h)。
距離hを距離Hの2分の1以下にすることで、タブ60の厚さT60をより一層小さくすることができる。さらに、タブ60の厚さ方向Zにおける厚さT60を小さくすることで平坦面63の短手方向Yにおける長さをより長くすることができる。
図6および図7に示す例おいて、例えば、厚さtは0.030mmであり、距離Wは0.250mmであり、曲率半径Rは0.160mmであり、距離Hは0.023mmであり、距離hは0.008mmである。各寸法は、上述の例に限られない。
次に、タブ60を有するロードビーム21を備えるサスペンション10の製造方法について説明する。ロードビーム21の材料である平板状態の金属板は、予め所定形状に輪郭がトリミングされている。金型セットを用いてトリミングされた金属板をプレス加工することにより、金属板からロードビーム21を成形することができる。
ロードビーム21のタブ60は、例えば金型セットを用いてコイニング加工することにより湾曲した形状に形成される。以下、サスペンション10の製造方法のうち、タブ60の製造方法について主に説明する。
図8乃至図10は、タブ60の製造方法の一例を示す図である。図8以降においては、金属板Mのうちタブ60が形成される部分の断面を示している。金属板Mの長手方向、短手方向および厚さ方向は、ロードビーム21の長手方向X、短手方向Yおよび厚さ方向Zと一致する。図6を用いて説明した厚さtは、金属板Mの板厚に相当する。
図8に示すように、金属板Mは、面61となる面M61(第3面)と、面62となる面M62(第4面)と、面M61と面M62とを接続する面M68(第5面)と、面M62と面M68とが接続されたエッジM67と、を有している。エッジM67は、図6および図7を用いて説明したエッジM67に相当する。
金属板Mは、短手方向Yにおいて、端部Maと、端部Maの反対側の端部Mbと、中央部Mcと、を有している。中央部Mcは、短手方向Yにおいて端部Maと端部Mbとの間に位置している。以下、端部Maおよび端部Mbを合わせて「両端部Ma,Mb」と呼ぶことがある。端部Maは端部60aとなり、端部Mbは端部60bとなり、中央部Mcは中央部60cとなる。
タブ60の製造方法は、湾曲工程と、平坦工程と、を有している。湾曲工程においては、例えば、金型セットを用いて金属板Mをコイニング加工することにより、金属板Mが円弧状に形成される。図9に示すように、湾曲工程により金属板Mは、両端部Ma,Mbよりも中央部Mcが凸となるように湾曲した形状を有している。
平坦工程においては、例えば、金型セットを用いてエッジM67を厚さ方向Zにおいて面M61に向けて押圧することによりエッジM67が潰され平坦になることで、図10に示すように、平坦面63が形成される。以下、金属板Mの一部を潰すことを「潰し加工」と呼ぶ。両端部Ma,Mbにおいて、例えば、エッジM67の潰し加工は同時に行われる。平坦面63は、例えば所定の表面性状を有するように形成される。
平坦面63は、金属板Mの両端部Ma,Mbに長手方向Xに沿って形成されている。図10に示すように、平坦面63が短手方向Yと平行となるように、エッジM67は潰されている。さらに、平坦面63は、長手方向Xと平行な面でもよい。
平坦面63が形成されると、接続面64も形成される。接続面64は、面M68の一部である。平坦工程においては、接続面64が形成されるようにエッジM67の潰し加工が行われる。接続面64は、例えば、平坦面63に対して傾斜する面である。
以上の製造方法により、金属板Mからタブ60が形成される。平坦工程は、湾曲工程の前に行われてもよいし、湾曲工程の後に行われてもよいし、湾曲工程と同時に行われてもよい。その後、ロードビーム21に沿って、フレキシャ22が所定の位置に重ねられる。
図11および図12は、タブ60の製造方法の他の例を示す図である。
例えば、湾曲工程の前において、エッジM67およびその近傍の面M62,M68がエッチング工程により傾斜処理される。他の観点からは、エッチング工程によりエッジM67が落とされている。例えば、エッチング工程は、ロードビーム21の所定形状の輪郭に金属板をエッチングによりトリミングする際に行われる。
例えば、湾曲工程の前において、エッジM67およびその近傍の面M62,M68がエッチング工程により傾斜処理される。他の観点からは、エッチング工程によりエッジM67が落とされている。例えば、エッチング工程は、ロードビーム21の所定形状の輪郭に金属板をエッチングによりトリミングする際に行われる。
エッチング工程により、金属板Mには、面M61と面M62とを接続する面M69が形成される。面M69は、例えば、曲面を有している。エッチング工程は、平坦工程の一部に含まれる。
湾曲工程においては、図11に示すように、面M69を有する金属板Mが円弧状に形成される。平坦工程においては、例えば、金型セットを用いて面M69を押圧することにより面M69の一部が潰され平坦になることで、図12に示すように、平坦面63が形成される。
両端部Ma,Mbにおいて、例えば、面M69の潰し加工は同時に行われる。平坦面63は、例えば、面M69よりも平滑な表面性状を有するように形成される。図12に示すように、平坦面63が短手方向Yと平行となるように、面M69は潰されている。さらに、平坦面63は、長手方向Xと平行な面でもよい。
平坦面63が形成されると、接続面64も形成される。接続面64は、面M69の一部である。平坦工程においては、接続面64が形成されるように面M69の潰し加工が行われる。面M69は、エッチング工程が湾曲工程の後に行われることで形成されてもよい。図8乃至図10において説明したように、面M69の潰し加工は、湾曲工程の前に行われてもよいし、湾曲工程の後に行われてもよいし、湾曲工程と同時に行われてもよい。
以上のように構成されたサスペンション10におけるロードビーム21のタブ60は、平坦面63を有している。タブ60の厚さ方向Zの厚さT60は、平坦面63が形成されていない場合のタブ60の厚さT600よりも小さくなっている。これにより、タブ60同士が接触しにくく、ディスク4同士の間隔およびランプ9の支持面90同士の間隔を小さくすることができる。他の観点からは、従来よりも小さい間隔であっても、タブ60同士が接触しにくい。
例えば、ディスク4同士の間隔を小さくすることで、同一のケース2に対してより多くのディスク4を設けることが可能となる。このように、本実施形態に係るサスペンション10によれば、ディスクの枚数の増加に対応することができる。
タブ60の平坦面63は、両端部60a,60bにおいて面62とそれぞれ接続されている。これにより、サスペンション10がランプ9に退避した際には、タブ60の平坦面63同士が間隔を置いてランプ9の隙間91で対向することができる。
例えば、図5において破線で示すようにタブ60が平坦面63を有さない場合、両端部60a,60bが隙間91で接触する可能性がある。タブ60が平坦面63を有する場合には、両端部60a,60b(特に、エッジM67)が接触するような支持面90同士の間隔であっても、平坦面63同士は間隔を置いて対向することができる。他の観点からは、支持面90同士の間隔は、さらに小さくすることができる。
例えば、ディスク装置1が外部から衝撃を受けるとサスペンション10のタブ60同士が接触する可能性がある。タブ60が平坦面63を有している場合には、平坦面63同士が接触する。平坦面63同士が接触する場合、例えばエッジM67同士が接触する場合と比較して、接触時に塵などのパーティクルが発生しにくい。
これにより、パーティクルによるディスク4の損傷を抑制することができ、スライダ11によるディスク4に対するデータの読取りあるいは書込み等のアクセス不良の発生を防止することができる。
平坦面63は短手方向Yに平行な面であるため、図5に示すように平坦面63同士は互いに平行である。そのため、平坦面63同士は面接触しやすく、パーティクルが発生しにくい。他の観点からは、タブ60のエッジ同士は接触しにくい。
タブ60は、平坦面63と面61とを接続する接続面64を有している。そのため、エッジ65は、平坦面63と面61とが直接接続された場合に形成されるエッジよりも鋭利なエッジになりにくい。
例えば、距離hを厚さtの2分の1以下にすることでタブ60の厚さT60をより小さくすることができる。タブ60の厚さT60が小さくなれば、ディスク4同士の間隔およびランプ9の支持面90同士の間隔をさらに小さくすることができる。例えば、ディスク4同士の間隔を小さくすることができれば、ディスクの枚数のさらなる増加に対応することができる。
以上のように構成された本実施形態に係るサスペンション10の製造方法によれば、平坦面63を有するタブ60を得ることができる。より具体的には、平坦工程により、タブ60の両端部60a,60bにおいて、短手方向Yと平行な平坦面63を形成することができる。
金型セットによる潰し加工で平坦面63を形成するため、ケミカルエッチングに比べ、タブ60において寸法精度の高い平坦面63を得ることができる。これにより、タブ60がランプ9の隙間91に位置している際に、平坦面63同士の間隔(クリアランス)を十分に確保することができる。
さらに、平坦面63を平滑な表面性状を有するように形成することで、平坦面63同士が接触した際のパーティクルの発生をより抑制することができる。平坦工程を湾曲工程と同時に行うことで、製造工程を増加させることなく、タブ60に平坦面63を形成することができる。平坦工程を湾曲工程の前に行う場合には、平板状態の金属板Mに対してエッジM67を金型セットにより潰すことができるため、平坦面63を容易に形成することができる。
平坦工程においては、金属板MのエッジM67を潰し加工により潰すことで平坦面63を形成してもよいし、エッチング工程により面M69を形成した後に潰し加工をすることで平坦面63を形成してもよい。
エッチング工程により面M69を形成した後に面M69に対して潰し加工をすることで、タブ60の厚さT60をより小さくすることができる。面M69をエッチング工程により形成することで、金属板Mの潰し加工における金属板Mの潰し量は、面M69を形成しない場合の潰し加工よりも軽減される。
金型セットによる金属板Mの潰し量を軽減することで、金型セットへの負担が抑制される。これにより、金型セットをメンテナンスする間隔を広くすることができ、作業者の負担を軽減することができる。
本実施形態に係るサスペンション10を備えるディスク装置1によれば、サスペンション10のタブ60の厚さT60が小さいため、ディスク4の枚数の増加させたディスク装置1を得ることができる。以上の他にも、本実施形態からは種々の好適な効果を得ることができる。
本実施形態によれば、ディスク4の枚数の増加に対応可能なサスペンション10、サスペンション10を備えるディスク装置1、およびサスペンション10の製造方法を提供することができる。
以上の実施形態にて開示した発明を実施するに当たっては、ロードビームやフレキシャの形状などの具体的な態様をはじめとして、ディスク装置用サスペンションを構成する各要素の具体的な態様を種々に変更できる。なお、接続面64は、例えば、平坦面63と面61とを接続する曲面でもよい。
なお、タブ60の製造方法における平坦工程では、例えば、レーザーによりエッジM67を落とし平坦面63を形成してもよい。平坦工程における他の例としては、図11に示すエッチング工程で形成された面M69の一部をレーザーにより平坦にすることで、平坦面63を形成してもよい。レーザーの照射は、湾曲工程の前に行われてもよいし、湾曲工程の後に行われてもよい。レーザーにより平坦面63を形成することで、パーティクルが発生しにくい平坦面63を形成することができる。
1…ディスク装置、10…サスペンション、11…スライダ、21…ロードビーム、22…フレキシャ、60…タブ、60a,60b…端部、60c…中央部、63…平坦面。
Claims (7)
- ロードビームと、
スライダが搭載される搭載部を有し、前記ロードビームに重ねられたフレキシャと、を備え、
前記ロードビームは、前記ロードビームの長手方向に前記搭載部よりも延出するタブを有し、
前記タブは、前記ロードビームの短手方向における両端部よりも前記短手方向における中央部が凸となるように湾曲した形状を有し、
前記両端部は、前記短手方向と平行な平坦面をそれぞれ有する、
ディスク装置用サスペンション。 - 前記タブは、前記長手方向および前記短手方向と交差する前記ロードビームの厚さ方向において、前記フレキシャの側に位置する円弧状の第1面と、前記第1面の反対側の円弧状の第2面と、を有し、
前記平坦面は、前記第2面とそれぞれ接続されている、
請求項1に記載のディスク装置用サスペンション。 - 前記両端部は、前記第1面と前記平坦面とを接続する接続面をさらに有する、
請求項2に記載のディスク装置用サスペンション。 - 前記両端部は、前記第1面と前記接続面とが接続された第1エッジと、前記平坦面と前記接続面とが接続された第2エッジとをさらに有し、
前記厚さ方向における前記第1エッジから第2エッジまでの距離は、前記第1面と前記第2面の間の厚さの2分の1以下である、
請求項3に記載のディスク装置用サスペンション。 - タブを有するロードビームを備えるディスク装置用サスペンションの製造方法であって、
前記タブの短手方向における両端部よりも前記短手方向における中央部が凸となるように金属板を湾曲した形状に形成する湾曲工程と、
前記両端部に前記短手方向と平行な平坦面をそれぞれ形成する平坦工程と、を有する、
ディスク装置用サスペンションの製造方法。 - 前記金属板は、前記湾曲工程において円弧状に形成される第3面と、前記湾曲工程において円弧状に形成され前記第3面の反対側の第4面と、前記第3面と前記第4面とを接続する第5面と、前記第4面と前記第5面とが接続されたエッジと、を有し、
前記平坦工程においては、前記エッジを平坦にする、
請求項5に記載のディスク装置用サスペンションの製造方法。 - 第1ディスクと、
前記第1ディスクに間隔を置いて対向する第2ディスクと、
前記第1ディスクに対してデータの読取りあるいは書込みを行う第1サスペンションと、
前記第2ディスクに対してデータの読取りあるいは書込みを行う第2サスペンションと、
隙間を有し、前記第1ディスクおよび前記第2ディスクの外周部側に設けられたランプと、を備え、
前記第1サスペンションおよび第2サスペンションは、ロードビームと、スライダが搭載される搭載部を有し前記ロードビームに重ねられたフレキシャと、を備え、
前記ロードビームは、前記ロードビームの長手方向に前記搭載部よりも延出するタブを有し、
前記タブは、前記ロードビームの短手方向における両端部よりも前記短手方向における中央部が凸となるように湾曲した形状を有し、
前記両端部は、前記短手方向と平行な平坦面をそれぞれ有し、
前記搭載部が前記第1ディスクおよび前記第2ディスクからそれぞれ退避した際、前記第1サスペンションおよび第2サスペンションは、前記平坦面が間隔を置いて対向した状態で前記隙間に位置している、
ディスク装置。
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