JP2023050976A - 端末装置のためのコンピュータプログラム、コンピュータプログラムを記憶するコンピュータ可読記録媒体、及び、端末装置によって実行される方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ラベルプリンタに印刷を実行させるためのデータベースファイルを生成するためのユーザの利便性を向上させることが可能な技術を提供すること。【解決手段】端末装置コンピュータプログラムは、端末装置のコンピュータを、以下の各部、即ち、互いに類似する第1のラベルファイルと第2のラベルファイルとが存在する状態において、第1のラベルファイルと第2のラベルファイルとに基づいて第3のラベルファイルを生成するラベルファイル生成部と、データベースファイルを生成するデータベースファイル生成部と、第3のラベルファイルとデータベースファイルとを利用して、第1の印刷データと第2の印刷データとを生成する印刷データ生成部と、第1の印刷データと第2の印刷データとをラベルプリンタに送信する送信部と、として機能させてもよい。【選択図】図4
Description
本明細書が開示する技術は、データベースファイルを利用した印刷をラベルプリンタに実行させるための技術に関する。
特許文献1には、ラベルのデータベース印刷について開示されている。データベース印刷では、データベースから読み出されたデータが所定の位置に配置されて印刷される。
上記のデータベースを作成するためには、ユーザは、例えば、様々なテキストをデータベースに入力しなければならない。本明細書では、ラベルプリンタに印刷を実行させるためのデータベースファイルを生成するためのユーザの利便性を向上させることが可能な技術を提供する。
本明細書は、端末装置のためのコンピュータプログラムを開示する。コンピュータプログラムは、前記端末装置のコンピュータを、以下の各部、即ち、互いに類似する第1のラベルファイルと第2のラベルファイルとが存在する状態において、データベースファイルを利用した印刷の準備指示が取得される場合に、前記第1のラベルファイルと前記第2のラベルファイルとに基づいて第3のラベルファイルを生成するラベルファイル生成部であって、前記第1のラベルファイルは、印刷対象オブジェクトが配置されるべき1個以上のオブジェクト領域と、当該1個以上のオブジェクト領域のうちの第1のオブジェクト領域に記述されている第1のテキスト情報と、を含み、前記第2のラベルファイルは、印刷対象オブジェクトが配置されるべき1個以上のオブジェクト領域と、当該1個以上のオブジェクト領域のうちの第2のオブジェクト領域であって、前記第1のオブジェクト領域に類似する前記第2のオブジェクト領域に記述されている第2のテキスト情報と、を含み、前記第3のラベルファイルは、印刷対象オブジェクトが配置されるべき1個以上のオブジェクト領域を含むと共に、前記第1のテキスト情報と前記第2のテキスト情報とのいずれも含まず、当該1個以上のオブジェクト領域は、前記第1及び第2のオブジェクト領域に類似する第3のオブジェクト領域を含む、前記ラベルファイル生成部と、前記第1のラベルファイルと前記第2のラベルファイルとが存在する状態において、前記準備指示が取得される場合に、前記第3のラベルファイルに関連付けられるデータベースファイルを生成するデータベースファイル生成部であって、前記データベースファイルは、前記第3のオブジェクト領域に対応する第1のフィールド名と、前記第1のテキスト情報を用いて得られる第1のテキストと、前記第2のテキスト情報を用いて得られる第2のテキストと、を関連付けて記憶する、前記データベースファイル生成部と、前記第3のラベルファイルと前記データベースファイルとが生成された後に、前記第3のラベルファイルを利用した印刷の指示である印刷指示が取得される場合に、前記第3のラベルファイルと、前記第3のラベルファイルに関連付けられている前記データベースファイルと、を利用して、第1の印刷データと第2の印刷データとを生成する印刷データ生成部であって、前記第1の印刷データでは、前記データベースファイルに記憶されている前記第1のテキストを用いて得られる前記第1のテキスト情報が、前記第1のテキストに関連付けられている前記第1のフィールド名に対応する前記第3のオブジェクト領域に記述されており、前記第2の印刷データでは、前記データベースファイルに記憶されている前記第2のテキストを用いて得られる前記第2のテキスト情報が、前記第2のテキストに関連付けられている前記第1のフィールド名に対応する前記第3のオブジェクト領域に記述されている、前記印刷データ生成部と、前記第1の印刷データと前記第2の印刷データとをラベルプリンタに送信する送信部と、として機能させてもよい。
上記の構成によると、端末装置は、準備指示を取得する場合に、互いに類似する第1のラベルファイルと第2のラベルファイルとに基づいて第3のラベルファイルを生成する。端末装置は、準備指示を取得する場合に、さらに、第3のラベルファイルに含まれる第3のオブジェクト領域に対応する第1のフィールド名と、第1のラベルファイルに含まれる第1のテキスト情報を用いて得られる第1のテキストと、第2のラベルファイルに含まれる第2のテキスト情報を用いて得られる第2のテキストと、を含むデータベースファイルを生成する。従って、ユーザは、ラベルプリンタに印刷を実行させるためのデータベースファイルの生成を望む場合に、第1のテキスト及び第2のテキストを入力しなくても、データベースファイルを容易に生成することができる。このために、ユーザの利便性を向上させることができる。
上記のコンピュータプログラムを記憶するコンピュータ可読記録媒体、上記のコンピュータプログラムによって実現される端末装置そのもの、及び、上記の端末装置によって実行される方法も、新規で有用である。
(通信システム2の構成;図1)
図1に示されるように、通信システム2は、携帯端末10とラベルプリンタ50とを備える。携帯端末10及びラベルプリンタ50のそれぞれは、AP(Access Pointの略)6との無線接続を確立している。従って、携帯端末10及びラベルプリンタ50は、AP6を介して相互に通信可能である。
図1に示されるように、通信システム2は、携帯端末10とラベルプリンタ50とを備える。携帯端末10及びラベルプリンタ50のそれぞれは、AP(Access Pointの略)6との無線接続を確立している。従って、携帯端末10及びラベルプリンタ50は、AP6を介して相互に通信可能である。
本実施例では、ユーザが、各デバイス10,50を利用して、管理対象物に貼り付けられるラベルを生成することを実現する。ラベルは、ラベルプリンタ50が粘着性を有するシールにラベル画像を印刷することによって生成される。携帯端末10は、ラベル画像を表わすデータファイルであるラベルファイルを生成し、ラベルファイルから得られる印刷データをラベルプリンタ50に送信する。特に、本実施例では、携帯端末10は、互いに類似する複数個のラベルファイルに基づいて、新たなラベルファイル及びcsv(Comma Separated Valueの略)ファイルを生成することができる。そして、携帯端末10は、当該ラベルファイル及び当該csvファイルを利用した印刷をラベルプリンタ50に実行させることができる。
(携帯端末10の構成;図1)
携帯端末10は、例えば、携帯電話、スマートフォン、PDA、ノートPC、タブレットPC等の可搬型の端末装置である。携帯端末10は、表示部12と、無線LANインターフェース14と、カメラ16と、制御部20と、を備える。以下では、インターフェースを「I/F」と記載する。
携帯端末10は、例えば、携帯電話、スマートフォン、PDA、ノートPC、タブレットPC等の可搬型の端末装置である。携帯端末10は、表示部12と、無線LANインターフェース14と、カメラ16と、制御部20と、を備える。以下では、インターフェースを「I/F」と記載する。
表示部12は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。表示部12は、いわゆるタッチパネルとしても機能する。従って、ユーザは、表示部12に表示された複数のキーを操作することによって、様々な指示を携帯端末10に入力することができる。即ち、表示部12は、操作部としても機能する。
無線LANI/F14は、Wi-Fi方式に従ったWi-Fi通信を実行するためのI/Fであり、AP6との無線接続を確立している。Wi-Fi方式は、例えば、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers、 Inc.の略)の802.11の規格、及び、それに準ずる規格(例えば、802.11a、11b、11g、11n、11ac等)に基づく無線通信方式である。
制御部20は、CPU22とメモリ24とを備える。CPU22は、メモリ24に格納されているOS(Operating Systemの略)プログラム28、印刷アプリケーション30等に従って、様々な処理を実行する。メモリ24は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。以下では、OSプログラム28、印刷アプリケーション30のことを、それぞれ、「OS28」、「印刷アプリ30」と記載する。
OS28は、携帯端末10の種々の基本的な動作を制御するためのプログラムである。印刷アプリ30は、携帯端末10を利用して、ラベルプリンタ50に印刷を実行させるためのアプリケーションである。印刷アプリ30は、例えば、ラベルプリンタ50のベンダによって提供されるアプリケーションであり、インターネット上のサーバ(図示省略)から携帯端末10にインストールされる。
(ラベルプリンタ50の構成;図1)
ラベルプリンタ50は、ラベル画像をシールに印刷してラベルを生成するラベル印刷機能を有する周辺装置(例えば携帯端末10の周辺装置)である。ラベルプリンタ50は、表示部52と、印刷実行部54と、無線LANI/F56と、制御部60と、を備える。
ラベルプリンタ50は、ラベル画像をシールに印刷してラベルを生成するラベル印刷機能を有する周辺装置(例えば携帯端末10の周辺装置)である。ラベルプリンタ50は、表示部52と、印刷実行部54と、無線LANI/F56と、制御部60と、を備える。
表示部52は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。印刷実行部54は、いわゆる熱転写方式の印刷機構であり、ラベル画像をシールに転写することによってラベルを生成する。なお、変形例では、印刷実行部54は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構であってもよい。無線LANI/F56は、上述した無線LANI/F14と同様である。
制御部60は、CPU62とメモリ64とを備える。CPU62は、メモリ64に格納されているプログラム70に従って、様々な処理を実行する。メモリ64は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。
(各ラベルファイルLF1~LF6の構成;図1及び図2)
続いて、携帯端末10のメモリ24に記憶される複数個のラベルファイルLF1~LF6について説明する。各ラベルファイルLF1~LF6は、ユーザによって予め生成されたラベルファイルであってもよいし、印刷アプリ30において予め決められているデフォルトのラベルファイルであってもよい。
続いて、携帯端末10のメモリ24に記憶される複数個のラベルファイルLF1~LF6について説明する。各ラベルファイルLF1~LF6は、ユーザによって予め生成されたラベルファイルであってもよいし、印刷アプリ30において予め決められているデフォルトのラベルファイルであってもよい。
まず、図1に示されるラベルファイルLF1について説明する。ラベルファイルLF1には、テキスト「AAA」と、テキスト「BBB」と、画像Imと、を含む。テキスト「AAA」、テキスト「BBB」、画像Imは、それぞれ、左側、中央、右側の破線で表される長方形領域に記述されている。以下では、上記のテキスト、画像等のことを「印刷対象オブジェクト」と記載することがある。また、印刷対象オブジェクトが配置される領域(ラベルファイルLF1の例では長方形領域)のことを「オブジェクト領域」と記載することがある。特に、テキストが配置されるオブジェクト領域のことを「テキストオブジェクト領域」と記載し、画像が配置されるオブジェクト領域のことを「画像オブジェクト領域」と記載する。以下では、オブジェクトのことを「OB」と記載する。即ち、ラベルファイルLF1は、3つのOB領域(具体的には2つのテキストOB領域と1つの画像OB領域)と、3つの印刷対象OB(即ち2つのテキスト「AAA」、「BBB」及び1つの画像Im)と、を含む。
ラベルファイルLF1は、さらに、OB情報OI1を含む。OB情報OI1は、ラベルファイルLF1に含まれる各OB領域に関する情報である。具体的には、OB情報OI1は、各OB領域について、当該OB領域に配置されるべき印刷対象OBの種類を示す種類情報と、当該OB領域の位置を示す座標と、を含む。
ここで、本実施例の座標について説明する。図1に示されるように、座標系では、ラベルファイルLF1によって表わされるラベル画像の左上の隅が原点であり、紙面右側がX軸正の方向であり、紙面下側をY軸正の方向である。そして、OB領域の座標は、当該OB領域の左上の隅の座標である。実際には、OB情報OI1は、さらに、OB領域のサイズを示すサイズ情報を含むが、本実施例ではサイズ情報を省略している。なお、変形例では、OB領域の座標は、OB領域の中心の座標であってもよい。また、別の変形例では、OB領域の座標は、OB領域の4隅のそれぞれの座標の組合せであってもよい。この場合、OB領域のサイズを示すサイズ情報は不要である。
ラベルファイルLF2は、3つのOB領域(具体的には2つのテキストOB領域と1つの画像OB領域)と、3つの印刷対象OB(即ち2つのテキスト「XXX」、「YYY」及び1つの画像Im)と、OB情報OI2と、を含む。ここで、図1のラベルファイルLF1の左側のテキストOB領域の座標(X11,Y11)と、図2のラベルファイルLF2の左側のテキストOB領域の座標(X21,Y21)と、は近似する。ここで、2つの座標が「近似する」とは、2つの座標の間の距離が所定値未満であることを意味する。
同様に、ラベルファイルLF1のテキストOB領域の座標(X12,Y12)と、ラベルファイルLF2のテキストOB領域の座標(X22,Y22)と、は近似する。また、ラベルファイルLF1の画像OB領域の座標(X13,Y13)と、ラベルファイルLF2の画像OB領域の座標(X23,Y23)と、は近似する。
ラベルファイルLF1とラベルファイルLF2とでは、OB領域の数(即ち3)が一致する。特に、両者とも、2つのテキストOB領域と1つの画像OB領域とを含む。即ち、ラベルファイルLF1とラベルファイルLF2とでは、各OB領域の種類情報が一致する。また、ラベルファイルLF1とラベルファイルLF2とでは、2つのテキストOB領域のそれぞれの座標が近似すると共に、画像OB領域の座標が近似する。このように、本実施例では、2つのラベルファイルについて、OB領域の数が一致し、かつ、各OBの種類が一致し、かつ、各OB領域の座標が近似する場合に、2つのラベルファイルが「類似する」と表現する。即ち、ラベルファイルLF1とラベルファイルLF2とは互いに類似する。
ラベルファイルLF3は、3つのOB領域(具体的には2つのテキストOB領域と1つの画像OB領域)と、3つの印刷対象OB(即ち2つのテキスト「ZZZ」、「WWW」及び1つの画像Im)と、OB情報OI3と、を含む。ラベルファイルLF3は、ラベルファイルLF1に類似すると共に、ラベルファイルLF2にも類似する。
ラベルファイルLF4は、2つのテキストOB領域と、2つのテキスト「AAA」、「BBB」と、OB情報OI4と、を含む。ラベルファイルLF4は、画像OB領域を含まない。ラベルファイルLF4に含まれるOB領域の数(即ち2)と、各ラベルファイルLF1~LF3に含まれるOB領域の数(即ち3)と、が一致しないので、ラベルファイルLF4は、各ラベルファイルLF1~LF3に類似しない。
ラベルファイルLF5は、QRコード(登録商標)QR1が配置されるOB領域と、テキスト図形「BBB」が配置されるOB領域と、画像Imが配置される画像OB領域と、OB情報OI5と、を含む。QRコードQR1は、テキスト「AAA」をコード化することによって得られるコード画像である。ここで、「テキスト図形」は、テキストを用いて得られる図形であり、本実施例では、テキストの右側に行くにつれて、文字の大きさが大きくなる図形である。以下では、QRコードが配置されるOB領域のことを「コードOB領域」と記載し、テキスト図形が配置されるOB領域のことを「テキスト図形OB領域」と記載する。ラベルファイルLF5に含まれる各OB領域の種類(即ち、1つのコード、1つのテキスト図形、及び1つの画像)と、各ラベルファイルLF1~LF3に含まれるOB領域の種類(即ち、2つのテキスト及び1つの画像)と、が一致しないので、ラベルファイルLF5は、各ラベルファイルLF1~LF3に類似しない。ラベルファイルLF5は、ラベルファイルLF4にも類似しない。
ラベルファイルLF6は、テキスト「XXX」をコード化することによって得られるQRコードQR2がコードOB領域に配置される点と、テキスト図形「YYY」がテキスト図形OB領域に配置される点と、を除いて、ラベルファイルLF5と同様である。ラベルファイルLF6は、ラベルファイルLF5と類似すると共に、各ラベルファイルLF1~LF4に類似しない。
(ケースA;図3~図5)
続いて、CPU22が印刷アプリ30に従って実行する処理の内容を説明する。まず、図3~図5を参照して、ケースAを説明する。ケースAでは、互いに類似する2つのラベルファイルLF1,LF2に基づいて、新たなラベルファイル及びcsvファイルが生成される。
続いて、CPU22が印刷アプリ30に従って実行する処理の内容を説明する。まず、図3~図5を参照して、ケースAを説明する。ケースAでは、互いに類似する2つのラベルファイルLF1,LF2に基づいて、新たなラベルファイル及びcsvファイルが生成される。
印刷アプリ30(即ちCPU22)は、メモリ24に記憶済みのラベルファイルLF1~LF6の一覧を表わす保存ラベル一覧画面を表示部12に表示させる(図3の左上の画面)。当該画面では、ラベルファイルLF1のみが図示され、ラベルファイルLF2~LF6の図示が省略されている。
印刷アプリ30は、T10において、ユーザからラベルファイルLF1を長押しする操作を受け付ける。この場合、印刷アプリ30は、図3の左下に示されるように、各ラベルファイルLF1~LF6に対応する各チェックボックスと、検索ボタンB1と、を保存ラベル一覧画面に追加する。ここでは、T10で選択済みのラベルファイルLF1に対応するチェックボックスにチェックが付されており、他の各ラベルファイルLF2~LF6に対応する各チェックボックスにはチェックが付されていない。検索ボタンB1は、チェックが付されているラベルファイルLF1に類似するラベルファイルを検索するためのボタンである。
印刷アプリ30は、T12において、ラベルファイルLF1に対応するチェックボックスにチェックが付されている状態で、ユーザから検索ボタンB1の選択を受け付ける。この場合、印刷アプリ30は、選択済みのラベルファイルLF1に類似するラベルファイルを検索する。具体的には、まず、印刷アプリ30は、メモリ24に記憶済みの各ラベルファイルLF1~LF6の中から、ラベルファイルLF1以外の1つのラベルファイルを特定する。そして、印刷アプリ30は、ラベルファイルLF1に含まれるOB情報OI1と、特定済みのラベルファイルに含まれるOB情報と、を比較することによって、ラベルファイルLF1と特定済みのラベルファイルとが類似するのか否かを判断する。2つのラベルファイルが類似するのか否かの基準は、上記で説明した通りである(即ち、OB領域の数、種類、及び、位置に基づいて判断される)。印刷アプリ30は、ラベルファイルLF1以外の各ラベルファイルLF2~LF6について上記の類似判断を実行し、ラベルファイルLF1に類似する全てのラベルファイルを決定する。このように、印刷アプリ30は、ラベルファイルLF1に類似するラベルファイルを自動で検索することができる。従って、ユーザがラベルファイルLF1に類似するラベルファイルを検索しなくてもよいので、ユーザの利便性が向上する。
本実施例では、ラベルファイルLF1に類似するラベルファイルとして、2つのラベルファイルLF2及びLF3が決定される(図2参照)。この場合、印刷アプリ30は、図3の右上に示されるように、検索結果画面を表示部12に表示させる。検索結果画面は、3つのラベルファイル(即ち、選択済みのラベルファイルLF1、及び、検索で見つかった2つのラベルファイルLF2,LF3)と、データベース化ボタンB2と、を含む。3つのラベルファイルLF1~LF3のそれぞれには、チェックボックスが対応付けられている。検索結果画面の初期状態では、全てのチェックボックスにチェックが付されている。データベース化ボタンB2は、チェックが付されている各ラベルファイルに基づいて、新たなラベルファイル及びcsvファイルを生成するためのボタンである。
印刷アプリ30は、T14において、ユーザから、ラベルファイルLF3に対応するチェックボックスからチェックを外す操作を受け付ける(図3の右下の検索結果画面参照)。このように、ユーザは、新たなラベルファイル及びcsvファイルの元になるラベルファイルを選択することができる。そして、印刷アプリ30は、T16において、ユーザからデータベース化ボタンB2の選択を受け付ける。
(図3の続き;図4)
印刷アプリ30は、図3のT16において、ユーザからデータベース化ボタンB2の選択を受け付けると、以下の処理を実行する。まず、印刷アプリ30は、最初に選択済みのラベルファイルLF1をコピーして、ラベルファイルLF1と同じラベルファイルを生成する。以下では、当該ラベルファイルのことを「中間ラベルファイル」と記載する。印刷アプリ30は、中間ラベルファイルから、画像OB領域以外の2つのテキストOB領域を特定する。そして、印刷アプリ30は、中間ラベルファイルから、当該2つのテキストOB領域のそれぞれに記述されているテキスト(即ち「AAA」及び「BBB」)を削除する。この結果、印刷アプリ30は、2つのテキストOB領域と、画像Imが配置された画像OB領域と、を含むラベルファイルLF10を生成する。なお、テキストが削除された2つのテキストOB領域のそれぞれには、当該OB領域がテキストOB領域であることを示すテキスト(即ち「Text1」及び「Text2」)が記述される。
印刷アプリ30は、図3のT16において、ユーザからデータベース化ボタンB2の選択を受け付けると、以下の処理を実行する。まず、印刷アプリ30は、最初に選択済みのラベルファイルLF1をコピーして、ラベルファイルLF1と同じラベルファイルを生成する。以下では、当該ラベルファイルのことを「中間ラベルファイル」と記載する。印刷アプリ30は、中間ラベルファイルから、画像OB領域以外の2つのテキストOB領域を特定する。そして、印刷アプリ30は、中間ラベルファイルから、当該2つのテキストOB領域のそれぞれに記述されているテキスト(即ち「AAA」及び「BBB」)を削除する。この結果、印刷アプリ30は、2つのテキストOB領域と、画像Imが配置された画像OB領域と、を含むラベルファイルLF10を生成する。なお、テキストが削除された2つのテキストOB領域のそれぞれには、当該OB領域がテキストOB領域であることを示すテキスト(即ち「Text1」及び「Text2」)が記述される。
上述したように、ラベルファイルLF10は、ラベルファイルLF1のコピーに基づいて生成される。従って、ラベルファイルLF10に含まれる各OB領域の座標は、ラベルファイルLF1に含まれる各OB領域の座標に一致する。このため、ユーザは、ラベルファイルLF10を利用して、最初に選択済みのラベルファイルLF1と同じレイアウトを有するラベル画像の印刷をラベルプリンタ50に実行させることができる。
印刷アプリ30は、ユーザからデータベース化ボタンB2の選択を受け付けると、さらに、csvファイルCF1を生成する。csvファイルCF1は、以下のようにして生成される。まず、印刷アプリ30は、中間ラベルファイルから削除された上記の2つのテキスト「AAA」、「BBB」を含む1行分のレコードをcsvファイルCF1内に記述する。
次いで、印刷アプリ30は、データベース化ボタンB2の選択時にチェックされているラベルファイルLF2(図3の右下の画面参照)に含まれる2つのテキストOB領域に記述されている2つのテキスト「XXX」、「YYY」を特定する。そして、印刷アプリ30は、当該2つのテキスト「XXX」、「YYY」を含む1行分のレコードをcsvファイルCF1内に追加する。csvファイルCF1において、テキスト「AAA」とテキスト「XXX」とは同じ列に記述されており、テキスト「BBB」とテキスト「YYY」とは同じ列に記述されている。そして、印刷アプリ30は、テキスト「AAA」とテキスト「XXX」とが記述されている列にフィールド名F1を追加すると共に、テキスト「BBB」とテキスト「YYY」とが記述されている列にフィールド名F2を追加する。このようにして、フィールド名F1とテキスト「AAA」とテキスト「XXX」とが関連付けて記憶されると共に、フィールド名F2とテキスト「BBB」とテキスト「YYY」とが関連付けて記憶されるcsvファイルCF1が生成される。
また、印刷アプリ30は、OBテーブルOTをラベルファイルLF10内に生成する。OBテーブルOTは、ラベルファイルLF10に含まれる各テキストOB領域を示す各OB名(本実施例では「Text1」及び「Text2」)と、csvファイルCF1に含まれる各フィールド名(本実施例では「F1」及び「F2」)と、を関連付けて記憶するテーブルである。
ラベルファイルLF10とcsvファイルCF1とが生成されると、図4の左上に示されるように、保存ラベルファイルの一覧にラベルファイルLF10が追加される。ラベルファイルLF10には、csvファイルCF1が関連付けられている。具体的には、ラベルファイルLF10は、csvファイルCF1を特定するための情報(例えばcsvファイルCF1のファイルパスを示す情報)を含む。
印刷アプリ30は、T20において、ユーザから、保存ラベル一覧に含まれるラベルファイルLF10の選択を受け付けると、ラベルファイルLF10によって表わされるラベル画像の編集等を実行可能なプレビュー画面(図4の左下の画面)を表示部12に表示させる。当該プレビュー画面は、ラベルファイルLF10によって表わされるラベル画像のプレビューを示すプレビュー領域PAと、複数のボタンB3~B6と、ラベルファイルLF10に関連付けられているcsvファイルCF1に含まれる情報と、を含む。プレビュー領域PAは、2つのテキストOB領域OB1,OB2と、画像OB領域OB3と、画像OB領域に配置される画像Imと、を含む。ユーザは、プレビュー領域PAにおいて、ラベル画像を編集することができる。例えば、ユーザは、OB領域の位置を変更したり、OB領域に記述されるテキスト又は画像を変更したりすることができる。
複数のボタンB3~B6は、閉じるボタンB3と、保存ボタンB4と、印刷ボタンB5と、メニューボタンB6と、を含む。閉じるボタンB3は、図4の左下のプレビュー画面を閉じるためのボタンである。閉じるボタンB3が選択されると、保存ラベル一覧画面が再び表示される。保存ボタンB4は、編集後のラベル画像(即ち編集後のラベルファイル)を保存するためのボタンである。印刷ボタンB5は、ラベル画像をラベルプリンタ50に印刷させるためのボタンである。メニューボタンB6は、ラベルファイルLF10を編集するための様々なメニュー(例えば、OB領域の追加)を選択するためのボタンである。
また、プレビュー画面内のcsvファイルCF1は、各行に対応する各チェックボックスを含む。初期状態では、全ての行に対応する全てのチェックボックスにチェックが付されている。
印刷アプリ30は、T30において、ユーザから印刷ボタンB5の選択を受け付ける。この場合、印刷アプリ30は、以下のようにして、2つの印刷データを生成する。まず、印刷アプリ30は、csvファイルCF1に含まれる1行目の情報(即ち「AAA」及び「BBB」)に基づいて、第1の印刷データを生成する。具体的には、印刷アプリ30は、csvファイルCF1から、フィールド名F1に関連付けられているテキスト「AAA」を特定する。そして、印刷アプリ30は、OBテーブルOTから、フィールド名F1に関連付けられているOB名「Text1」を特定する。そして、印刷アプリ30は、特定済みのテキスト「AAA」を特定済みのOB名「Text1」に対応するOB領域OB1に記述する。同様に、印刷アプリ30は、csvファイルCF1から、フィールド名F2に関連付けられているテキスト「BBB」を特定し、OBテーブルOTから、フィールド名F2に関連付けられているOB名「Text2」を特定する。そして、印刷アプリ30は、特定済みのテキスト「BBB」を特定済みのOB名「Text2」に対応するOB領域OB2に記述する。このようにして、第1の印刷データが生成される。
次いで、印刷アプリ30は、csvファイルCF1に含まれる2行目の情報(即ち「XXX」及び「YYY」)に基づいて、第2の印刷データを生成する。第2の印刷データを生成する手法は、2つのテキスト「XXX」、「YYY」が利用される点を除くと、第1の印刷データを生成する手法と同様である。これにより、テキスト「XXX」がOB領域OB1に記述されていると共に、テキスト「YYY」がOB領域OB2に記述されている第2の印刷データが生成される。印刷アプリ30は、無線LANI/F14を介して、第1の印刷データと第2の印刷データとをラベルプリンタ50に順次送信する。
ラベルプリンタ50は、無線LANI/F56を介して、携帯端末10から第1の印刷データと第2の印刷データとを順次受信する。ラベルプリンタ50は、第1の印刷データによって表わされるラベル画像をシールに印刷してラベルLB1を生成する。ラベルプリンタ50は、第2の印刷データによって表わされるラベル画像をシールに印刷してラベルLB2を生成する。このように、印刷アプリ30は、2つのラベルファイルLF1,LF2に基づいて生成されたcsvファイルCF1を利用した印刷をラベルプリンタ50に実行させることができる。
(図4の続き;図5)
その後、印刷アプリ30は、T50において、ユーザから、保存ラベル一覧画面において、ラベルファイルLF10の選択を再び受け付けると、プレビュー画面を表示部12に再び表示させる。その後、印刷アプリ30は、T60において、csvファイルCF1の1行目に対応するチェックボックスのチェックを外す操作を受け付ける(図5の右上のプレビュー画面参照)。
その後、印刷アプリ30は、T50において、ユーザから、保存ラベル一覧画面において、ラベルファイルLF10の選択を再び受け付けると、プレビュー画面を表示部12に再び表示させる。その後、印刷アプリ30は、T60において、csvファイルCF1の1行目に対応するチェックボックスのチェックを外す操作を受け付ける(図5の右上のプレビュー画面参照)。
その後、印刷アプリ30は、T70において、ユーザから印刷ボタンB5の選択を受け付ける。この場合、印刷アプリ30は、csvファイルCF1から選択されなかった1行目の情報(即ちテキスト「AAA」及び「BBB」)に基づく第1の印刷データを生成せず、第2の印刷データのみを生成し、無線LANI/F14を介して、第2の印刷データをラベルプリンタ50に送信する。この結果、ラベルプリンタ50において、ラベルLB2のみが生成される。このように、ユーザは、csvファイルCF1に含まれる所望の情報が記述されたラベルLB2のみをラベルプリンタ50に生成させることができる。
(ケースB;図6)
続いて、図6を参照して、ケースBを説明する。ケースBでは、ラベルファイルLF5に類似するラベルファイルに基づいて、新たなラベルファイルLF11及びcsvファイルCF2が生成される。
続いて、図6を参照して、ケースBを説明する。ケースBでは、ラベルファイルLF5に類似するラベルファイルに基づいて、新たなラベルファイルLF11及びcsvファイルCF2が生成される。
T110の処理は、長押しされるラベルファイルがラベルファイルLF5である点を除いて、図2のT10の処理と同様である。T112の処理は、ラベルファイルLF5に対応するチェックボックスにチェックが付されている状態で検索ボタンB1が選択される点を除いて、図3のT12の処理と同様である。
印刷アプリ30は、T112において、検索ボタンB1が選択される場合に、選択済みのラベルファイルLF5に類似するラベルファイルを検索する。具体的な処理は、OB情報OI5が利用される点を除くと上述の処理と同様である。この結果、印刷アプリ30は、ラベルファイルLF6をラベルファイルLF5に類似するラベルファイルとして決定する。従って、図6の左下の検索結果画面は、2つのラベルファイルLF5及びLF6を含む。T116の処理は、図3のT16の処理と同様である。
印刷アプリ30は、T116において、ユーザからデータベース化ボタンB2の選択を受け付けると、以下の処理を実行する。まず、印刷アプリ30は、最初に選択済みのラベルファイルLF5をコピーして、ラベルファイルLF5と同じ中間ラベルファイルを生成する。印刷アプリ30は、中間ラベルファイルから、画像OB領域以外の2つのOB領域(即ち、QRコードQR1が配置されているコードOB領域、及び、テキスト図形「BBB」が配置されているテキスト図形OB領域)を特定する。そして、印刷アプリ30は、中間ラベルファイルから、当該2つのOB領域に配置されているQRコード及びテキスト図形を削除する。この結果、印刷アプリ30は、コードOB領域と、テキスト図形OB領域と、画像Imが配置された画像OB領域と、を含むラベルファイルLF11を生成する。なお、QRコードが削除されたコードOB領域には、当該OB領域がコードOB領域であることを示すテキスト「Code」が記述される。また、テキスト図形が削除されたテキスト図形OB領域には、当該OB領域がテキスト図形OB領域であることを示すテキスト「Textfig」が記述される。ラベルファイルLF11に含まれる各OB領域の座標は、ラベルファイルLF5の含まれる各OB領域の座標に一致する。
印刷アプリ30は、ユーザからデータベース化ボタンB2の選択を受け付けると、さらに、csvファイルCF2を生成する。csvファイルCF2は、以下のようにして生成される。まず、印刷アプリ30は、中間ラベルファイルから削除されたQRコードQR1をデコードすることによって、テキスト「AAA」を特定する。次いで、印刷アプリ30は、中間ラベルファイルから削除されたテキスト図形「BBB」から、テキスト「BBB」を特定する。そして、印刷アプリ30は、これらのテキスト「AAA」、「BBB」を含む1行分のレコードをcsvファイルCF2内に記述する。
次いで、印刷アプリ30は、データベース化ボタンB2の選択時にチェックされているラベルファイルLF6に含まれるQRコードQR2をデコードすることによって、テキスト「XXX」を特定する。また、印刷アプリ30は、ラベルファイルLF6に含まれるテキスト図形「YYY」から、テキスト「YYY」を特定する。そして、印刷アプリ30は、これらのテキスト「XXX」、「YYY」を含む1行分のレコードをcsvファイルCF2内に追加する。csvファイルCF2において、テキスト「AAA」とテキスト「XXX」とは同じ列に記述されており、テキスト「BBB」とテキスト「YYY」とは同じ列に記述されている。そして、印刷アプリ30は、テキスト「AAA」とテキスト「XXX」とが記述されている列にフィールド名F1を追加すると共に、テキスト「BBB」とテキスト「YYY」とが記述されている列にフィールド名F2を追加する。このようにして、フィールド名F1とテキスト「AAA」とテキスト「XXX」とが関連付けて記憶されると共に、フィールド名F2とテキスト「BBB」とテキスト「YYY」とが関連付けて記憶されるcsvファイルCF2が生成される。
また、印刷アプリ30は、OBテーブルOTをラベルファイルLF11内に生成する。OBテーブルOTは、コードOB領域を示すOB名「Code」とフィールド名F1とを関連付けて記憶すると共に、テキスト図形OB領域を示すOB名「Textfig」とフィールド名F2とを関連付けて記憶するテーブルである。
ラベルファイルLF11とcsvファイルCF2とが生成されると、図6の右上に示されるように、保存ラベルファイル一覧画面にラベルファイルLF11が追加される。ラベルファイルLF11には、csvファイルCF2が関連付けられている。具体的には、ラベルファイルLF11は、csvファイルCF2を特定するための情報を含む。
T120の処理は、ラベルファイルLF11が選択される点を除いて、図4のT20の処理と同様である。印刷アプリ30は、T130において、ユーザから印刷ボタンB5の選択を受け付ける。この場合、印刷アプリ30は、以下のようにして、2つの印刷データを生成する。まず、印刷アプリ30は、csvファイルCF2に含まれる1行目に情報(即ち「AAA」及び「BBB」)に基づいて、第1の印刷データを生成する。具体的には、印刷アプリ30は、csvファイルCF1から、フィールド名F1に関連付けられているテキスト「AAA」を特定する。そして、印刷アプリ30は、OBテーブルOTから、フィールド名F1に関連付けられているOB名「Code」を特定する。そして、印刷アプリ30は、特定済みのテキスト「AAA」をコード化することによって得られるQRコード(即ちQR1)を、特定済みのOB名「Code」に対応するOB領域OB1に配置する。同様に、印刷アプリ30は、csvファイルCF2から、フィールド名F2に関連付けられているテキスト「BBB」を特定し、OBテーブルOTから、フィールド名F2に関連付けられているOB名「Textfig」を特定する。そして、印刷アプリ30は、特定済みのテキスト「BBB」をコード化することによって得られるテキスト図形「BBB」を、特定済みのOB名「Textfig」に対応するOB領域OB2に配置する。このようにして、第1の印刷データが生成される。
次いで、印刷アプリ30は、csvファイルCF2に含まれる2行目の情報(即ち「XXX」及び「YYY」)に基づいて、第2の印刷データを生成する。第2の印刷データを生成する手法は、2つのテキスト「XXX」、「YYY」が利用される点を除くと、第1の印刷データを生成する手法と同様である。これにより、QRコードQR1がOB領域OB1に記述されていると共に、テキスト図形「YYY」がOB領域OB2に記述されている第2の印刷データが生成される。印刷アプリ30は、無線LANI/F14を介して、第1の印刷データと第2の印刷データとをラベルプリンタ50に順次送信する。
ラベルプリンタ50は、無線LANI/F56を介して、携帯端末10から第1の印刷データと第2の印刷データとを順次受信する。ラベルプリンタ50は、第1の印刷データによって表わされるラベル画像をシールに印刷してラベルLB3を生成する。ラベルプリンタ50は、第2の印刷データによって表わされるラベル画像をシールに印刷してラベルLB4を生成する。このように、印刷アプリ30は、2つのラベルファイルLF5,LF6とに基づいて生成されたcsvファイルCF2を利用した印刷をラベルプリンタ50に実行させることができる。
(本実施例の効果)
上記の構成によると、携帯端末10は、データベース化ボタンB2の選択を受け付ける場合に、互いに類似するラベルファイルLF1とラベルファイルLF2とに基づいてラベルファイルLF10を生成する(あるいはLF5及びLF6に基づいてLF11を生成する)。携帯端末10は、データベース化ボタンB2の選択を受け付ける場合に、csvファイルCF1(あるいはCF2)を生成する。csvファイルCF1は、各フィールド名F1,F2と各テキスト「AAA」等とを含む。従って、ユーザは、ラベルプリンタ50に印刷を実行させるためのcsvファイルCF1(あるいはCF2)の生成を望む場合に、各テキストを入力しなくても、csvファイルCF1(あるいはCF2)を容易に生成することができる。このために、ユーザの利便性を向上させることができる。そして、携帯端末10は、生成済みのcsvファイルCF1(あるいはCF2)を利用した印刷をラベルプリンタ50に実行させることができる。
上記の構成によると、携帯端末10は、データベース化ボタンB2の選択を受け付ける場合に、互いに類似するラベルファイルLF1とラベルファイルLF2とに基づいてラベルファイルLF10を生成する(あるいはLF5及びLF6に基づいてLF11を生成する)。携帯端末10は、データベース化ボタンB2の選択を受け付ける場合に、csvファイルCF1(あるいはCF2)を生成する。csvファイルCF1は、各フィールド名F1,F2と各テキスト「AAA」等とを含む。従って、ユーザは、ラベルプリンタ50に印刷を実行させるためのcsvファイルCF1(あるいはCF2)の生成を望む場合に、各テキストを入力しなくても、csvファイルCF1(あるいはCF2)を容易に生成することができる。このために、ユーザの利便性を向上させることができる。そして、携帯端末10は、生成済みのcsvファイルCF1(あるいはCF2)を利用した印刷をラベルプリンタ50に実行させることができる。
(対応関係)
携帯端末10、ラベルプリンタ50が、それぞれ、「端末装置」、「ラベルプリンタ」の一例である。印刷アプリ30が、「コンピュータプログラム」の一例である。ラベルファイルLF1、LF2、LF10が、それぞれ、「第1のラベルファイル」、「第2のラベルファイル」、「第3のラベルファイル」の一例である。ケースAにおいて、ラベルファイルLF2及びLF3が、「対象ラベルファイル」の一例である。テキスト「AAA」が、「印刷対象オブジェクト」の一例である。ラベルファイルLF1のテキスト「AAA」が記述されているテキストOB領域、ラベルファイルLF2のテキスト「XXX」が記述されているテキストOB領域、ラベルファイルLF10のOB領域OB1が、それぞれ、「第1のオブジェクト領域」、「第2のオブジェクト領域」、「第3のオブジェクト領域」の一例である。ラベルファイルLF1のテキスト「BBB」が記述されているテキストOB領域、ラベルファイルLF2のテキスト「YYY」が記述されているテキストOB領域、ラベルファイルLF10のOB領域OB2が、それぞれ、「第4のオブジェクト領域」、「第5のオブジェクト領域」、「第6のオブジェクト領域」の一例である。ラベルファイルLF1の画像Imが配置されている画像OB領域、ラベルファイルLF2の画像Imが配置されている画像OB領域、ラベルファイルLF10のOB領域OB3が、それぞれ、「第7のオブジェクト領域」、「第8のオブジェクト領域」、「第9のオブジェクト領域」の一例である。ラベルLB1に対応する第1の印刷データ、ラベルLB2に対応する第2の印刷データが、それぞれ、「第1の印刷データ」、「第2の印刷データ」の一例である。テキスト「AAA」、「XXX」、「BBB」、「YYY」が、それぞれ、「第1のテキスト」、「第2のテキスト」、「第4のテキスト」、「第5のテキスト」の一例である。ケースAでは、テキスト「AAA」、「XXX」、「BBB」、「YYY」が、それぞれ、「第1のテキスト情報」、「第2のテキスト情報」、「第4のテキスト情報」、「第5のテキスト情報」の一例である。ケースBでは、QRコードQR1、QRコードQR2、テキスト図形「BBB」、テキスト図形「YYY」が、それぞれ、「第1のテキスト情報」、「第2のテキスト情報」、「第4のテキスト情報」、「第5のテキスト情報」の一例である。画像Imが、「特定画像」の一例である。csvファイルCF1が、「データベースファイル」の一例である。フィールド名F1、F2が、それぞれ、「第1のフィールド名」、「第2のフィールド名」の一例である。OB情報に含まれる種類、座標が、それぞれ、「種類情報」、「位置情報」の一例である。データベース化ボタンB2の選択、印刷ボタンB5の選択、検索ボタンB1の選択が、それぞれ、「準備指示」、「印刷指示」、「検索指示」の一例である。
携帯端末10、ラベルプリンタ50が、それぞれ、「端末装置」、「ラベルプリンタ」の一例である。印刷アプリ30が、「コンピュータプログラム」の一例である。ラベルファイルLF1、LF2、LF10が、それぞれ、「第1のラベルファイル」、「第2のラベルファイル」、「第3のラベルファイル」の一例である。ケースAにおいて、ラベルファイルLF2及びLF3が、「対象ラベルファイル」の一例である。テキスト「AAA」が、「印刷対象オブジェクト」の一例である。ラベルファイルLF1のテキスト「AAA」が記述されているテキストOB領域、ラベルファイルLF2のテキスト「XXX」が記述されているテキストOB領域、ラベルファイルLF10のOB領域OB1が、それぞれ、「第1のオブジェクト領域」、「第2のオブジェクト領域」、「第3のオブジェクト領域」の一例である。ラベルファイルLF1のテキスト「BBB」が記述されているテキストOB領域、ラベルファイルLF2のテキスト「YYY」が記述されているテキストOB領域、ラベルファイルLF10のOB領域OB2が、それぞれ、「第4のオブジェクト領域」、「第5のオブジェクト領域」、「第6のオブジェクト領域」の一例である。ラベルファイルLF1の画像Imが配置されている画像OB領域、ラベルファイルLF2の画像Imが配置されている画像OB領域、ラベルファイルLF10のOB領域OB3が、それぞれ、「第7のオブジェクト領域」、「第8のオブジェクト領域」、「第9のオブジェクト領域」の一例である。ラベルLB1に対応する第1の印刷データ、ラベルLB2に対応する第2の印刷データが、それぞれ、「第1の印刷データ」、「第2の印刷データ」の一例である。テキスト「AAA」、「XXX」、「BBB」、「YYY」が、それぞれ、「第1のテキスト」、「第2のテキスト」、「第4のテキスト」、「第5のテキスト」の一例である。ケースAでは、テキスト「AAA」、「XXX」、「BBB」、「YYY」が、それぞれ、「第1のテキスト情報」、「第2のテキスト情報」、「第4のテキスト情報」、「第5のテキスト情報」の一例である。ケースBでは、QRコードQR1、QRコードQR2、テキスト図形「BBB」、テキスト図形「YYY」が、それぞれ、「第1のテキスト情報」、「第2のテキスト情報」、「第4のテキスト情報」、「第5のテキスト情報」の一例である。画像Imが、「特定画像」の一例である。csvファイルCF1が、「データベースファイル」の一例である。フィールド名F1、F2が、それぞれ、「第1のフィールド名」、「第2のフィールド名」の一例である。OB情報に含まれる種類、座標が、それぞれ、「種類情報」、「位置情報」の一例である。データベース化ボタンB2の選択、印刷ボタンB5の選択、検索ボタンB1の選択が、それぞれ、「準備指示」、「印刷指示」、「検索指示」の一例である。
以上、本明細書が開示する技術の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)印刷アプリ30は、ユーザから、ユーザが印刷することを望むラベルに対応するcsvファイルに含まれる行の選択を受け付けることなく、csvファイルCF1内の全ての行の情報に基づいて、印刷データを生成してもよい。また、別の変形例では、印刷アプリ30は、図4のT30において、印刷ボタンB5が選択される場合に、csvファイルCF1の行のうち、印刷データを生成すべき行を選択するための画面を表示してもよい。
(変形例2)上記の実施例では、印刷アプリ30は、検索ボタンB1が選択される場合に、選択済みの1つのラベルファイルに類似するラベルファイルを自動で検索した。これに代えて、変形例では、ユーザが類似するラベルファイルを手動で検索する構成であってもよい。そして、印刷アプリ30は、ユーザが手動で検索した類似するラベルファイルに基づいて、csvファイルを生成してもよい。本変形例では、「検索部」を省略可能である。
(変形例3)上記の実施例では、印刷アプリ30は、ラベルファイルに含まれるOB領域の数、種類、及び、位置に基づいて、類似するラベルファイルを検索した。これに代えて、変形例では、例えば、OB領域の数及び種類に基づいて、類似するラベルファイルを検索してもよい。一般的に言うと、「検索部」によって実行される処理は、上記の実施例の形態に限定されない。
(変形例4)上記の実施例のラベルファイルLF10の各OB領域の位置は、ラベルファイルLF1の対応するOB領域の位置と同じであった。これに代えて、変形例では、ラベルファイルLF10の各OB領域の位置は、例えば、ラベルファイルLF1の対応するOB領域の位置と、ラベルファイルLF2の対応するOB領域の位置と、の平均の位置であってもよい。
(変形例5)印刷アプリ30は、図3のT12で検索ボタンB1が選択されることに応じて、類似するラベルファイルが検索された後に、検索結果画面を表示することなく、検索された類似するラベルファイルに基づいて、自動的に、ラベルファイルLF10及びcsvファイルCF1を生成してもよい。本変形例では、「表示制御部」を省略可能である。
(変形例6)上記の実施例のケースAでは、2つのテキストOB領域と、1つの画像OB領域と、を含むラベルファイルについて説明したが、ラベルファイルに含まれるOB領域の組合せは、上記の実施例の形態に限定されない。例えば、ラベルファイルは、1つのテキストOB領域又は3つ以上のテキストOB領域を含んでいてもよいし、画像OB領域を含んでいなくてもよいし、2つ以上の画像OB領域を含んでいてもよい。
(変形例7)テキストをコード化することによって得られる画像は、QRコードでなくてもよく、例えばバーコードであってもよい。また、上記の実施例では「テキスト図形」は、テキストの右側に行くにつれて、文字の大きさが大きくなる図形を例として説明したが、テキスト図形はこれに限定されない。例えば、テキストを円形状に配置した図形など、テキストを用いて得られる図形であれば何でもよい。一般的に言うと、「テキストを図形化することによって得られる情報」は、上記のQRコード、テキスト図形等、テキストを図形化することによって得られる情報であれば何でもよい。
(変形例8)上記の実施例では、2つの行を有するcsvファイルCF1が生成されるケースについて説明したが、本技術を適用することによって、3つ以上の行を有するcsvファイルを生成することも可能である。即ち、3つ以上の互いに類似するラベルファイルに基づいて、新たなラベルファイルとcsvファイルとが生成されてもよい。この場合、新たなラベルファイルの各OB領域の位置は、当該3つ以上のラベルファイルのうちの1つのラベルファイルの対応するOB領域の位置と同じであってもよいし、当該3つ以上のラベルファイルのそれぞれの対応するOB領域の位置の平均の位置であってもよい。
(変形例9)印刷アプリ30は、図3のT16において、データベース化ボタンB2の選択を受け付けることに応じて新たなラベルファイルCF10を生成すると、当該ラベルファイルLF10の元となった2つのラベルファイルLF1及びLF2を削除してもよい。この場合、図4の左上の保存ラベル一覧画面は、ラベルファイルLF1及びLF2を含まない。
(変形例10)上記で説明した各種処理は、ソフトウェア(例えば印刷アプリ30)によって実現されていたが、これらの処理の少なくとも1つが、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独で、あるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、6:AP、10:携帯端末、12:表示部(操作部)、14,56:無線LANI/F、20,60:制御部、22,62:CPU、24,64:メモリ、28:OSプログラム、30:印刷アプリケーション、52:表示部、54:印刷実行部、70:プログラム
Claims (12)
- 端末装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記端末装置のコンピュータを、以下の各部、即ち、
互いに類似する第1のラベルファイルと第2のラベルファイルとが存在する状態において、データベースファイルを利用した印刷の準備指示が取得される場合に、前記第1のラベルファイルと前記第2のラベルファイルとに基づいて第3のラベルファイルを生成するラベルファイル生成部であって、
前記第1のラベルファイルは、印刷対象オブジェクトが配置されるべき1個以上のオブジェクト領域と、当該1個以上のオブジェクト領域のうちの第1のオブジェクト領域に記述されている第1のテキスト情報と、を含み、
前記第2のラベルファイルは、印刷対象オブジェクトが配置されるべき1個以上のオブジェクト領域と、当該1個以上のオブジェクト領域のうちの第2のオブジェクト領域であって、前記第1のオブジェクト領域に類似する前記第2のオブジェクト領域に記述されている第2のテキスト情報と、を含み、
前記第3のラベルファイルは、印刷対象オブジェクトが配置されるべき1個以上のオブジェクト領域を含むと共に、前記第1のテキスト情報と前記第2のテキスト情報とのいずれも含まず、当該1個以上のオブジェクト領域は、前記第1及び第2のオブジェクト領域に類似する第3のオブジェクト領域を含む、前記ラベルファイル生成部と、
前記第1のラベルファイルと前記第2のラベルファイルとが存在する状態において、前記準備指示が取得される場合に、前記第3のラベルファイルに関連付けられるデータベースファイルを生成するデータベースファイル生成部であって、前記データベースファイルは、前記第3のオブジェクト領域に対応する第1のフィールド名と、前記第1のテキスト情報を用いて得られる第1のテキストと、前記第2のテキスト情報を用いて得られる第2のテキストと、を関連付けて記憶する、前記データベースファイル生成部と、
前記第3のラベルファイルと前記データベースファイルとが生成された後に、前記第3のラベルファイルを利用した印刷の指示である印刷指示が取得される場合に、前記第3のラベルファイルと、前記第3のラベルファイルに関連付けられている前記データベースファイルと、を利用して、第1の印刷データと第2の印刷データとを生成する印刷データ生成部であって、前記第1の印刷データでは、前記データベースファイルに記憶されている前記第1のテキストを用いて得られる前記第1のテキスト情報が、前記第1のテキストに関連付けられている前記第1のフィールド名に対応する前記第3のオブジェクト領域に記述されており、前記第2の印刷データでは、前記データベースファイルに記憶されている前記第2のテキストを用いて得られる前記第2のテキスト情報が、前記第2のテキストに関連付けられている前記第1のフィールド名に対応する前記第3のオブジェクト領域に記述されている、前記印刷データ生成部と、
前記第1の印刷データと前記第2の印刷データとをラベルプリンタに送信する送信部と、
として機能させる、コンピュータプログラム。 - 前記印刷データ生成部は、
前記第1のテキストと前記第2のテキストとの双方の選択を含む前記印刷指示が取得される場合に、前記第1の印刷データと前記第2の印刷データとを生成し、
前記第1のテキストと前記第2のテキストとの一方のみの選択を含む前記印刷指示が取得される場合に、前記選択に従って、前記第1の印刷データと前記第2の印刷データとのうちの一方の印刷データのみを生成する、請求項1に記載のコンピュータプログラム。 - 前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記第1のラベルファイルの指定を含む検索指示が取得される場合に、前記第1のラベルファイルに類似するラベルファイルを検索する検索部として機能させ、
前記ラベルファイル生成部は、前記検索によって前記第2のラベルファイルが見つかった後に、前記準備指示を取得する場合に、前記第1のラベルファイルと前記第2のラベルファイルとに基づいて前記第3のラベルファイルを生成する、請求項1又は2に記載のコンピュータプログラム。 - 前記第1のラベルファイルは、前記1個以上のオブジェクト領域のそれぞれについて、当該オブジェクト領域に配置されるべき印刷対象オブジェクトの種類を示す種類情報と、当該オブジェクト領域の位置を示す位置情報と、を含み、
前記検索部は、
前記第1のラベルファイルに含まれる前記1個以上のオブジェクト領域の数と、検索対象のラベルファイルである対象ラベルファイルに含まれる1個以上のオブジェクト領域の数と、が一致し、かつ、
前記第1のラベルファイルに含まれる前記1個以上のオブジェクト領域のそれぞれの種類情報と、前記対象ラベルファイルに含まれる前記1個以上のオブジェクト領域のそれぞれの種類情報と、が一致し、かつ、
前記第1のラベルファイルに含まれる前記1個以上のオブジェクト領域のそれぞれの位置と、前記対象ラベルファイルに含まれる前記1個以上のオブジェクト領域のそれぞれの位置と、が近似する場合に、
前記対象ラベルファイルを前記第1のラベルファイルに類似するラベルファイルとして決定する、請求項3に記載のコンピュータプログラム。 - 前記第3のラベルファイルに含まれる前記1個以上のオブジェクト領域のそれぞれの位置情報は、前記第1のラベルファイルに含まれる前記1個以上のオブジェクト領域のそれぞれの位置情報に一致する、請求項4に記載のコンピュータプログラム。
- 前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記検索によって前記第2のラベルファイルを含む複数個のラベルファイルが見つかる場合に、前記複数個のラベルファイルの中から1個以上のラベルファイルを選択するための検索結果画面を前記端末装置の表示部に表示させる表示制御部として機能させ、
前記ラベルファイル生成部は、前記検索結果画面において、前記複数個のラベルファイルの中から前記第2のラベルファイルが選択される場合に、前記第1のラベルファイルと前記第2のラベルファイルとに基づいて前記第3のラベルファイルを生成する、請求項3から5のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。 - 前記第1のラベルファイルは、さらに、前記1個以上のオブジェクト領域のうちの前記第1のオブジェクト領域とは異なる第4のオブジェクト領域に記述されている第4のテキスト情報を含み、
前記第2のラベルファイルは、さらに、前記1個以上のオブジェクト領域のうちの前記第2のオブジェクト領域とは異なる第5のオブジェクト領域に記述されている第5のテキスト情報を含み、
前記第3のラベルファイルは、前記1個以上のオブジェクト領域を含むと共に、前記第1のテキスト情報、前記第2のテキスト情報、前記第4のテキスト情報、及び、前記第5のテキスト情報のいずれも含まず、当該1個以上のオブジェクト領域は、前記第3のオブジェクト領域と、前記第4及び第5のオブジェクト領域に類似する第6のオブジェクト領域と、を含み、
前記データベースファイルは、前記第1のフィールド名と前記第1のテキストと前記第2のテキストとを関連付けて記憶すると共に、前記第6のオブジェクト領域に対応する第2のフィールド名と、前記第4のテキスト情報を用いて得られる第4のテキストと、前記第5のテキスト情報を用いて得られる第5のテキストと、を関連付けて記憶し、
前記第1の印刷データでは、前記第1のテキスト情報が前記第3のオブジェクト領域に記述されていると共に、前記データベースファイルに記憶されている前記第4のテキストを用いて得られる前記第4のテキスト情報が、前記第4のテキストに関連付けられている前記第2のフィールド名に対応する前記第6のオブジェクト領域に記述されており、
前記第2の印刷データでは、前記第2のテキスト情報が前記第3のオブジェクト領域に記述されていると共に、前記データベースファイルに記憶されている前記第5のテキストを用いて得られる前記第5のテキスト情報が、前記第5のテキストに関連付けられている前記第2のフィールド名に対応する前記第6のオブジェクト領域に記述されている、請求項1から6のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。 - 前記第1のラベルファイルは、さらに、前記1個以上のオブジェクト領域のうちの前記第1のオブジェクト領域とは異なる第7のオブジェクト領域に配置されている特定画像を含み、
前記第2のラベルファイルは、さらに、前記1個以上のオブジェクト領域のうちの前記第2のオブジェクト領域とは異なる第8のオブジェクト領域に配置されている前記特定画像を含み、
前記第3のラベルファイルは、前記1個以上のオブジェクト領域と、前記第7のオブジェクト領域及び前記第8のオブジェクト領域に類似する第9のオブジェクト領域に配置された前記特定画像と、を含むと共に、前記第1のテキスト情報及び前記第2のテキスト情報のいずれも含まず、
前記データベースファイルは、前記第1のフィールド名と前記第1のテキストと前記第2のテキストとを関連付けて記憶すると共に、前記第9のオブジェクト領域に対応する第3のフィールド名と前記特定画像とを関連付けて記憶せず、
前記第1の印刷データでは、前記第1のテキスト情報が前記第3のオブジェクト領域に記述されていると共に、前記第3のラベルファイルに含まれる前記特定画像が前記第9のオブジェクト領域に配置されており、
前記第2の印刷データでは、前記第2のテキスト情報が前記第3のオブジェクト領域に記述されていると共に、前記第3のラベルファイルに含まれる前記特定画像が前記第9のオブジェクト領域に配置されている、請求項1から7のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。 - 前記第1のテキスト情報は、前記第1のテキストである、請求項1から8のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
- 前記第1のテキスト情報は、前記第1のテキストを図形化することによって得られる情報である、請求項1から8のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
- 請求項1から10のいずれか一項に記載のコンピュータプログラムを記憶するコンピュータ可読記録媒体。
- 端末装置によって実行される方法であって、
互いに類似する第1のラベルファイルと第2のラベルファイルとが存在する状態において、データベースファイルを利用した印刷の準備指示が取得される場合に、前記第1のラベルファイルと前記第2のラベルファイルとに基づいて第3のラベルファイルを生成するラベルファイル生成工程であって、
前記第1のラベルファイルは、印刷対象オブジェクトが配置されるべき1個以上のオブジェクト領域と、当該1個以上のオブジェクト領域のうちの第1のオブジェクト領域に記述されている第1のテキスト情報と、を含み、
前記第2のラベルファイルは、印刷対象オブジェクトが配置されるべき1個以上のオブジェクト領域と、当該1個以上のオブジェクト領域のうちの第2のオブジェクト領域であって、前記第1のオブジェクト領域に類似する前記第2のオブジェクト領域に記述されている第2のテキスト情報と、を含み、
前記第3のラベルファイルは、印刷対象オブジェクトが配置されるべき1個以上のオブジェクト領域を含むと共に、前記第1のテキスト情報と前記第2のテキスト情報とのいずれも含まず、当該1個以上のオブジェクト領域は、前記第1及び第2のオブジェクト領域に類似する第3のオブジェクト領域を含む、前記ラベルファイル生成工程と、
前記第1のラベルファイルと前記第2のラベルファイルとが存在する状態において、前記準備指示が取得される場合に、前記第3のラベルファイルに関連付けられるデータベースファイルを生成するデータベースファイル生成工程であって、前記データベースファイルは、前記第3のオブジェクト領域に対応する第1のフィールド名と、前記第1のテキスト情報を用いて得られる第1のテキストと、前記第2のテキスト情報を用いて得られる第2のテキストと、を関連付けて記憶する、前記データベースファイル生成工程と、
前記第3のラベルファイルと前記データベースファイルとが生成された後に、前記第3のラベルファイルを利用した印刷の指示である印刷指示が取得される場合に、前記第3のラベルファイルと、前記第3のラベルファイルに関連付けられている前記データベースファイルと、を利用して、第1の印刷データと第2の印刷データとを生成する印刷データ生成工程であって、前記第1の印刷データでは、前記データベースファイルに記憶されている前記第1のテキストを用いて得られる前記第1のテキスト情報が、前記第1のテキストに関連付けられている前記第1のフィールド名に対応する前記第3のオブジェクト領域に記述されており、前記第2の印刷データでは、前記データベースファイルに記憶されている前記第2のテキストを用いて得られる前記第2のテキスト情報が、前記第2のテキストに関連付けられている前記第1のフィールド名に対応する前記第3のオブジェクト領域に記述されている、前記印刷データ生成工程と、
前記第1の印刷データと前記第2の印刷データとをラベルプリンタに送信する送信工程と、
を備える、方法。
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2021
- 2021-09-30 JP JP2021161378A patent/JP2023050976A/ja active Pending
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