JP2023050342A - 集合継手 - Google Patents
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Abstract
【課題】床スラブに対する集合継手の位置によらずに耐火材の機能を発揮することができる集合継手を提供する。【解決手段】集合継手100は、立管が配置される立管接続部11と、横管P3が配置される横管接続部12と、を備える集合部10と、集合部10の下部に配置される本管部20と、集合部10と本管部20の少なくともいずれか1つの外周に配置される遮音カバー40と、横管接続部12の下方に配置される上側耐火材50と、上側耐火材50の下方に、上側耐火材50と間隔をあけて配置される下側耐火材60と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、集合継手に関する。
マンションやホテル等の建物に用いられる単管式排水システムにおいて、各階の排水をまとめて立管に導く集合継手が用いられる。集合継手は、建物における床スラブに埋設されて配置される。このとき、建物内で火災が発生すると、集合継手および立管を通して煙や有毒ガスが上層階に侵入する。このため、火災発生時に集合継手の内部を密閉するために、集合継手には熱膨張性耐火材が備えられている。
特許文献1に記載の排水配管構造では、熱膨張性耐火材が、集合継手の外面に設けられたくぼみに埋め込まれている。
特許文献1に記載の排水配管構造では、熱膨張性耐火材が、集合継手の外面に設けられたくぼみに埋め込まれている。
集合継手において、耐火材は一般的に横枝を接続する部位(横管接続部)を備える集合部の下部に配置される。また、集合継手は、一般的に横管接続部が床スラブにほぼ接触する状態で配管する。すると、耐火材が床スラブの厚さ方向(軸方向)の内部に位置することとなる。これにより、火災発生時に耐火材が膨張したとき、耐火材が集合継手の外側に向けて膨張することが床スラブによって抑えられる。結果として、耐火材が集合継手の内部を押しつぶすように膨張し、集合継手の内部を閉塞する。
これに対し、例えば、P型便器(横排水便器)と集合継手とを接続する場合は、集合継手の横管接続部を、床スラブから上方向に移動した(例えば、150mm)位置に配管することがある。すると、上述のように配置された耐火材が、床スラブの厚さ方向の内部に位置しないことがある。すると、火災時に耐火材の膨張によって集合継手を閉塞することができなくなる課題があった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、床スラブに対する集合継手の位置によらずに耐火材の機能を発揮することができる集合継手を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る集合継手は、立管が配置される立管接続部と、横管が配置される横管接続部と、を備える集合部と、前記集合部の下部に配置される本管部と、前記横管接続部の下方に配置される上側耐火材と、前記上側耐火材の下方に、前記上側耐火材と間隔をあけて配置される下側耐火材と、を備える。
本発明に係る集合継手は、立管が配置される立管接続部と、横管が配置される横管接続部と、を備える集合部と、前記集合部の下部に配置される本管部と、前記横管接続部の下方に配置される上側耐火材と、前記上側耐火材の下方に、前記上側耐火材と間隔をあけて配置される下側耐火材と、を備える。
この発明によれば、上側耐火材の下に、上側耐火材と間隔をあけて配置される下側耐火材を備える。これにより、床スラブに対して集合継手の位置が上下した場合であっても、上側耐火材と下側耐火材の少なくともいずれか一方が床スラブの内部に位置する。よって、床スラブに対する集合継手の位置によらずに、耐火材の機能を発揮することができる。したがって、集合継手の位置によって別種の製品を用意する必要がなく、品揃えを少なくすることができる。
上側耐火材と下側耐火材とを間隔をあけて設けることで、上側耐火材と下側耐火材とを区別せずに軸方向に連続して耐火材を配置する場合と比較して、使用する耐火材の量を抑えることができる。よって、費用を抑えつつ、十分な耐火性能を確保することができる。
上側耐火材と下側耐火材とを間隔をあけて設けることで、上側耐火材と下側耐火材とを区別せずに軸方向に連続して耐火材を配置する場合と比較して、使用する耐火材の量を抑えることができる。よって、費用を抑えつつ、十分な耐火性能を確保することができる。
また、前記集合部と前記本管部の少なくともいずれか1つの外周に配置される遮音カバーを更に備え、前記下側耐火材が、前記遮音カバーの内周面に配置されていてもよい。
この発明によれば、下側耐火材が遮音カバーの内周面に配置されている。これにより、下側耐火材を遮音カバーによって本管部に押さえつけるように固定することができる。よって、別途固定用の部材を用意せずに下側耐火材を固定することができる。
また、前記集合部と前記本管部の少なくともいずれか1つの外周に配置される遮音カバーを更に備え、前記下側耐火材が、前記遮音カバーの外側に配置されていてもよい。
この発明によれば、下側耐火材が遮音カバーの外側に配置されている。これにより、床スラブに集合継手を取り付けた後に下側耐火材の位置を目視することができる。よって、下側耐火材の施工状況を容易に確認することができる。
また、前記集合部と前記本管部の少なくともいずれか1つの外周に配置される遮音カバーを更に備え、前記下側耐火材が、前記遮音カバーの厚さ方向の内部に配置されていてもよい。
この発明によれば、下側耐火材が遮音カバーの厚さ方向の内部に配置されている。これにより、遮音カバーを取り付ける作業のみによって下側耐火材を取り付けることができる。更に、遮音カバーと本管部との間で下側耐火材の位置がずれることを防ぐことができる。
また、前記下側耐火材が、前記本管部の周方向の40%以上に配置されていてもよい。
この発明によれば、下側耐火材が本管部の周方向の40%以上に配置されている。このように下側耐火材を本管部の全周に設けないことで、費用を抑えつつ十分な耐火性能を確保することができる。
また、前記上側耐火材の軸方向の寸法が20mm以上160mm以下であり、前記下側耐火材の軸方向の寸法が20mm以上80mm以下であり、前記上側耐火材と前記下側耐火材との軸方向の間隔が10mm以上70mm以下であってもよい。
この発明によれば、上側耐火材の軸方向の寸法が20mm以上160mm以下であり、下側耐火材の軸方向の寸法が20mm以上80mm以下であり、上側耐火材と下側耐火材との軸方向の間隔が10mm以上70mm以下である。ここで、建築物に用いられる床スラブは少なくとも75mm以上の厚さであることが一般的である。これに対し、上側耐火材と下側耐火材の寸法及びそれらの間隔を上述のような関係とすることで、床スラブに対して集合継手の軸方向の位置をずらした場合であっても、床スラブの内部に上側耐火材又は下側耐火材の少なくとも一部が位置するようにできる。これにより、床スラブに対する集合継手の軸方向の位置を自由に設定することができる。
本発明によれば、床スラブに対する集合継手の位置によらずに耐火材の機能を発揮することができる集合継手を提供することができる。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係る集合継手100を説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る集合継手100は、複数階を備える建物の単管式排水システムに用いられる。集合継手100は、建物の床スラブSに設けられた貫通孔Hの内部に配置(埋設)される。集合継手100と床スラブSとの間には、モルタルMが充填されている。
図1に示すように、本実施形態に係る集合継手100は、複数階を備える建物の単管式排水システムに用いられる。集合継手100は、建物の床スラブSに設けられた貫通孔Hの内部に配置(埋設)される。集合継手100と床スラブSとの間には、モルタルMが充填されている。
本実施形態に係る集合継手100において、上側耐火材50又は下側耐火材60は、火災発生時に加熱され膨張する。これにより、集合継手100の内部を閉塞し、集合継手100の内部を通じて煙が上階に移動することを防ぐ。これにより、建物において耐火性能を担保する。
集合継手100は、集合部10と、本管部20と、接続管部30と、遮音カバー40と、上側耐火材50と、下側耐火材60と、を備える。
集合継手100は、集合部10と、本管部20と、接続管部30と、遮音カバー40と、上側耐火材50と、下側耐火材60と、を備える。
以下の説明において、接続管部30の中心軸線Oに沿う方向を軸方向といい、軸方向に沿う接続管部30の集合部10側を上方、本管部20側を下方という。また、軸方向から見た平面視で、中心軸線Oと直交する方向を径方向といい、軸方向から見た平面視で中心軸線O回りに周回する方向を周方向という。
集合部10は、第1立管P1又は横管P3が配置される。具体的には、第1立管P1の端部又は横管P3の端部が、集合部10に挿入される。集合部10は、立管接続部11と、横管接続部12と、集水室13と、本管接続部14と、を備える。
立管接続部11は、第1立管P1が配置される。立管接続部11は集合部10の上方に位置する。図1に示すように、立管接続部11は第1立管P1が挿入される受口である。
立管接続部11は、第1立管P1が配置される。立管接続部11は集合部10の上方に位置する。図1に示すように、立管接続部11は第1立管P1が挿入される受口である。
横管接続部12は、横管P3が配置される。横管接続部12は集合部10の径方向の外側に位置する。図1に示すように、横管接続部12は横管P3が挿入される受口である。横管接続部12は、集合部10に1箇所のみ設けられていてもよいし、複数設けられていてもよい。
図1に示すように、横管接続部12における径方向の外端部には、横管P3が各々別に接続される横部接続管12aが取付けられている。横部接続管12aの外径は、横管接続部12の外径よりも大きい。
図1に示すように、横管接続部12における径方向の外端部には、横管P3が各々別に接続される横部接続管12aが取付けられている。横部接続管12aの外径は、横管接続部12の外径よりも大きい。
集水室13は、立管接続部11及び横管接続部12を介して第1立管P1及び横管P3から流入した排水が集約される部位である。図1に示すように、集水室13の内部には、集水室13の内部における排水の流れを整えるための整流板13aを備える。
本管接続部14は集合部10の下方に位置する。図1に示すように、本管接続部14は、接続管部30を介して本管部20と接続する。本管接続部14は、接続管部30が接続される受口である。
本管接続部14は集合部10の下方に位置する。図1に示すように、本管接続部14は、接続管部30を介して本管部20と接続する。本管接続部14は、接続管部30が接続される受口である。
集合部10は、例えば、樹脂組成物を射出成形等で一体に成形した部材である。
樹脂組成物を構成する樹脂としては、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂等のポリオレフィン系樹脂、ABS樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂等を例示でき、ポリ塩化ビニル系樹脂が好ましい。「ポリオレフィン系樹脂」とは、ポリオレフィン単体の樹脂か、複数種の樹脂を含む場合、最も多い樹脂がポリオレフィンである樹脂を意味する。同様に「ポリ塩化ビニル系樹脂」とは、ポリ塩化ビニル単体の樹脂か、複数種の樹脂を含む場合、最も多い樹脂がポリ塩化ビニルである樹脂を意味する。
樹脂組成物を構成する樹脂としては、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂等のポリオレフィン系樹脂、ABS樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂等を例示でき、ポリ塩化ビニル系樹脂が好ましい。「ポリオレフィン系樹脂」とは、ポリオレフィン単体の樹脂か、複数種の樹脂を含む場合、最も多い樹脂がポリオレフィンである樹脂を意味する。同様に「ポリ塩化ビニル系樹脂」とは、ポリ塩化ビニル単体の樹脂か、複数種の樹脂を含む場合、最も多い樹脂がポリ塩化ビニルである樹脂を意味する。
本管部20は、集合部10の下部に配置される。本管部20は、上側接続部21と、傾斜管部22と、下側接続部23と、を有する。
上側接続部21は、本管部20の上端寄りに位置し、集合部10の下方に接続している。傾斜管部22は、上側接続部21の下方に位置し、上側接続部21から下方に向かうに従い漸次縮径している。即ち、本管部20は、集合部10から下方に向かい、漸次窄まっている。下側接続部23は、傾斜管部22の下端部から下方に延び、第2立管P2と接続している。
上側接続部21は、本管部20の上端寄りに位置し、集合部10の下方に接続している。傾斜管部22は、上側接続部21の下方に位置し、上側接続部21から下方に向かうに従い漸次縮径している。即ち、本管部20は、集合部10から下方に向かい、漸次窄まっている。下側接続部23は、傾斜管部22の下端部から下方に延び、第2立管P2と接続している。
上側接続部21の外径は、集合部10の本管接続部14の外径と同等である。傾斜管部22の下端部における外径は、上側接続部21の外径よりも小さい。傾斜管部22の軸方向の大きさは、上側接続部21の軸方向の大きさよりも大きい。上側接続部21は、接続管部30を上方から受け入れて、接続管部30と接続する。つまり、上側接続部21は、接続管部30が接続される受口である。
下側接続部23の外径は、上側接続部21の外径よりも小さく、かつ傾斜管部22における下端部の外径よりも大きい。下側接続部23の軸方向の大きさは、上側接続部21の軸方向の大きさよりも小さい。下側接続部23は、第2立管P2を下方から受け入れて、第2立管P2と接続する。つまり、下側接続部23は、第2立管P2が接続される受口である。
上側接続部21は、傾斜管部22と一体成形物でもよいし、各々を別に成形し、これを接続したものでもよい。
傾斜管部22は、例えば、樹脂組成物を射出成形することで製造できる。傾斜管部22を構成する樹脂組成物としては、集合部10を構成する樹脂組成物と同様である。図1に示すように、傾斜管部22の内周面には、本管部20の内部の排水流れを整える傾斜部整流板22aが設けられていてもよい。
下側接続部23は、例えば、樹脂組成物を射出成形することで製造できる。下側接続部23を構成する樹脂組成物としては、集合部10を構成する樹脂組成物と同様である。
傾斜管部22と下側接続部23とは、一体成形物でもよいし、各々を別に成形し、これを接続したものでもよい。
傾斜管部22は、例えば、樹脂組成物を射出成形することで製造できる。傾斜管部22を構成する樹脂組成物としては、集合部10を構成する樹脂組成物と同様である。図1に示すように、傾斜管部22の内周面には、本管部20の内部の排水流れを整える傾斜部整流板22aが設けられていてもよい。
下側接続部23は、例えば、樹脂組成物を射出成形することで製造できる。下側接続部23を構成する樹脂組成物としては、集合部10を構成する樹脂組成物と同様である。
傾斜管部22と下側接続部23とは、一体成形物でもよいし、各々を別に成形し、これを接続したものでもよい。
接続管部30は、集合部10と本管部20とを接続する。接続管部30は、円筒状の部材である。接続管部30の上方は集合部10の本管接続部14の内部に配置される。接続管部30の下方は本管部20の上側接続部21の内部に配置される。これにより、集合部10と本管部20とを接続する。
集合部10及び本管部20は、接着材等により互いに接続されている。
なお、本実施形態では、集合継手100が集合部10及び本管部20を有するが、集合継手100が集合部10及び本管部20以外の部材を有してもよい。
集合部10及び本管部20は、接着材等により互いに接続されている。
なお、本実施形態では、集合継手100が集合部10及び本管部20を有するが、集合継手100が集合部10及び本管部20以外の部材を有してもよい。
遮音カバー40は、集合部10と本管部20の少なくともいずれか1つの外周に配置される。図1に示すように、遮音カバー40は、集合部10の上方から下方にかけて、及び本管部20の上方から下方にかけて配置される。または、図2に示すように、集合部10のみに遮音カバー40が配置され、本管部20には配置されなくてもよい。あるいは、モルタルMの内部に位置する部位のみ遮音カバー40を設けないとしてもよい。
遮音カバー40は、集合部10及び本管部20に巻き付けるように配置され、テープTにより固定される。また、集合部10の立管接続部11の上端は、枝上カバー10cが配置される。遮音カバー40は、吸音材41と、遮音材42と、を備える。
遮音カバー40は、集合部10及び本管部20に巻き付けるように配置され、テープTにより固定される。また、集合部10の立管接続部11の上端は、枝上カバー10cが配置される。遮音カバー40は、吸音材41と、遮音材42と、を備える。
吸音材41は、例えば、グラスウール、ロックウール、フェルト等の繊維からなる。また、繊維の密度は40Kg/m3以上であることが好ましい。また、特に耐火性の高いロックウールが好適に用いられる。吸音材41は、集合部10及び本管部20の内部にて発生した排水に伴う音を吸収する。このことで、建物の居室内に排水音が漏れ聞こえることを防ぐ。
吸音材41は、例えば、シート状である。これにより、集合部10及び本管部20に吸音材41を取り付けるときは、本管部20に巻き付けるようにして取り付ける。
また、上述の通り、吸音材41は繊維からなる。このとき、吸音材41を集合部10及び本管部20に巻きつけて固定するときに吸音材41同士を繋ぎ合わせることが困難な場合がある。この場合は、集合部10又は本管部20に対して外側に化粧層を設けてもよい。化粧層は、例えば、アルミクラフト紙やアルミガラスクロス等が好適に用いられる。このことで、化粧層に接着テープ等が接合できる。よって、吸音材41同士のつなぎ合わせが容易になる。
また、上述の通り、吸音材41は繊維からなる。このとき、吸音材41を集合部10及び本管部20に巻きつけて固定するときに吸音材41同士を繋ぎ合わせることが困難な場合がある。この場合は、集合部10又は本管部20に対して外側に化粧層を設けてもよい。化粧層は、例えば、アルミクラフト紙やアルミガラスクロス等が好適に用いられる。このことで、化粧層に接着テープ等が接合できる。よって、吸音材41同士のつなぎ合わせが容易になる。
遮音材42は、吸音材41の外側に備えられる。遮音材42は、例えば、EPDM等オレフィン系エラストマー、軟質塩ビ、アスファルシートからなる。遮音材42は、吸音材41によって吸収しきれなかった音を遮る。このことで、より建物の居室内に排水音が漏れ聞こえにくくする。
遮音材42は、例えば、シート状である。集合部10及び本管部20に遮音材42を取り付けるときは、集合部10及び本管部20に巻き付けるようにして取り付ける。
また、遮音材42は、あらかじめ集合部10及び本管部20の形状に合わせて管状体に成形されていてもよい。このことで、シート状である場合と比較して、集合部10及び本管部20への取り付けが容易となる。
また、遮音材42は、あらかじめ集合部10及び本管部20の形状に合わせて管状体に成形されていてもよい。このことで、シート状である場合と比較して、集合部10及び本管部20への取り付けが容易となる。
なお、吸音材41と遮音材42とを集合部10及び本管部20に取り付ける時は、あらかじめ吸音材41と遮音材42とを接着剤又は両面テープ等によって固定させてもよい。なお、この場合は、遮音材42はシート状とすることが好ましい。このことによって、遮音カバー40として一度に集合部10及び本管部20に取り付けることができ、作業時間を短縮することができる。
上側耐火材50は、横管接続部12の下方に配置される。具体的には、例えば、本管接続部14の外周に巻き付けるように配置される。上側耐火材50は、例えば、熱膨張性黒鉛が用いられる。上側耐火材50は、例えば、シート状の部材である。上側耐火材50は、建物において火災が発生した時に加熱されることで膨張する。このとき、上側耐火材50が集合部10の内側に向けて膨張することで、集合部10の内部を変形させて閉塞する。これにより、集合継手100の内部を介して煙などが上階に移動することを防ぐ。
あるいは、上側耐火材50を配置することに代えて、図3に示すように、接続管部30の材質に耐火材の材質を含ませることで上側耐火材50としてもよい。つまり、別途の上側耐火材50を設けることなく、上側耐火材50の機能を持たせてもよい。
あるいは、上側耐火材50を配置することに代えて、図3に示すように、接続管部30の材質に耐火材の材質を含ませることで上側耐火材50としてもよい。つまり、別途の上側耐火材50を設けることなく、上側耐火材50の機能を持たせてもよい。
下側耐火材60は、上側耐火材50の下方に、上側耐火材50と間隔をあけて配置される。具体的には、例えば、図1に示すように、本管部20の傾斜管部22の外周面に配置する。下側耐火材60を傾斜管部22の外周面に配置した場合は、集合継手100の外径に影響を及ぼさないから、床スラブSの貫通孔Hの内径に影響を及ぼさずに配置することができる。下側耐火材60は、例えば、熱膨張性黒鉛が用いられる。
下側耐火材60は、本管部20の周方向の40%以上に配置されている。例えば、下側耐火材60は、図4に示すように、本管部20の周方向において一部のみに設けてもよい。また、図5に示すように、本管部20の周方向において間隔をあけて複数設けてもよい。なお、下側耐火材60の周方向の寸法は、30mm以上が好ましく、50mm以上がより好ましい。
あるいは、下側耐火材60を配置することに代えて、図3に示すように、第2立管P2の材質に耐火材の材質を含ませることで下側耐火材60としてもよい。つまり、別途の下側耐火材60を設けることなく、下側耐火材60の機能を持たせてもよい。
あるいは、下側耐火材60を配置することに代えて、図3に示すように、第2立管P2の材質に耐火材の材質を含ませることで下側耐火材60としてもよい。つまり、別途の下側耐火材60を設けることなく、下側耐火材60の機能を持たせてもよい。
本実施形態において、下側耐火材60は、シート状の部材である。下側耐火材60を本管部20における傾斜管部22の周方向に取り付けるとき、図6に示すように、下側耐火材60の下方に切れ込みK1を設けることが好ましい。これにより、傾斜管部22にシート状の下側耐火材60を取り付けた時、下側耐火材60の下方に皺が生じることを防ぐ。あるいは、図7に示す様に、山形切れ込みK2を設けてもよい。この場合は、シート状の母材から下側耐火材60を製造するとき、図7に示す上側と下側にそれぞれ下側耐火材60を形成することができる。よって、歩留まりを良くすることができる。
下側耐火材60は、図1に示すように、遮音カバー40の内周面に配置されていてもよい。この場合は、本管部20の外周面と遮音カバー40の内周面とによって下側耐火材60を挟むように固定することができる。
下側耐火材60は、図8に示すように、遮音カバー40の外側に配置されていてもよい。この場合は、施工時に下側耐火材60を外側から目視することで、床スラブSに対する集合継手100の取り付け位置の目安としてもよい。また、図2に示すように、本管部20の外周面に遮音カバー40を配置せず、本管部20の外周面に下側耐火材60のみが設けられていてもよい。
下側耐火材60は、図8に示すように、遮音カバー40の外側に配置されていてもよい。この場合は、施工時に下側耐火材60を外側から目視することで、床スラブSに対する集合継手100の取り付け位置の目安としてもよい。また、図2に示すように、本管部20の外周面に遮音カバー40を配置せず、本管部20の外周面に下側耐火材60のみが設けられていてもよい。
あるいは、図9に示すように、下側耐火材60が、遮音カバー40の厚さ方向の内部に配置されていてもよい。つまり、遮音カバー40の内部に下側耐火材60を埋設してもよい。この場合は、遮音カバー40を取り付ける作業によって、同時に下側耐火材60の配置を行う。また、遮音カバー40の内部における下側耐火材60の位置を目視できるように、遮音カバー40の外周面にインクやシール等によって目印を施してもよい。
上記各構成を備える集合継手100は、上述のように建物の床スラブSに設けられて貫通孔Hの内部に配置される。このとき、床スラブSに対する集合継手100の軸方向の位置は次の例がある。すなわち、図1に示すように、集合継手100の横管接続部12と床スラブSとの距離が近い場合と、図10に示すように、集合継手100の横管接続部12と床スラブSとの距離が遠い場合がある。一般的には図1に示すような態様で配置される。図10に示す態様は、例えば、横管接続部12に接続される横管P3が、P型便器(横排水便器)に接続されている場合に用いられる。
図1に示す態様の場合は、上側耐火材50が床スラブSの貫通孔Hの内部に位置し、下側耐火材60は貫通孔Hの外側に位置する。これに対し、図10に示す態様の場合は、下側耐火材60が床スラブSの貫通孔Hの内部に位置し、上側耐火材50は貫通孔Hの外側に位置する。このように、上側耐火材50と下側耐火材60とを軸方向に間隔をあけて設けることで、同一の集合継手100によって図1及び図10に示すいずれの態様にも対応可能とする。
ここで、一般的な建物に用いられる床スラブSの軸方向の厚さは、最も薄い場合において75mmである。75mmの床スラブSは、低層の簡易な建物(プレハブ等)の床材に用いられるデッキプレートを想定している。また、火災発生時に耐火材の膨張によって集合部10又は本管部20の内部を閉塞するためには、床スラブSの厚さ方向の内部において、上側耐火材50又は下側耐火材60のいずれか少なくとも5mm以上埋設されていることが好ましく、30mm以上埋設されることがより好ましい。
なお、図11に示すように、床スラブSが比較的厚い場合であっても、貫通孔Hに充填されるモルタルMが薄い場合がある。あるいは、図12に示すように、床スラブSが凹凸状の形状を備える場合において、貫通孔Hが設けられる部位の床スラブS及びモルタルMの厚さが薄い場合がある。この場合は、モルタルMの厚さを基準として、上側耐火材50及び下側耐火材60の埋設された寸法を検討する。
本実施形態において、上側耐火材50の軸方向の寸法は、20mm以上160mm以下であり、90mmであることが最も好ましい。下側耐火材60の軸方向の寸法は、20mm以上80mm以下であり、50mmであることが最も好ましい。上側耐火材50と下側耐火材60との軸方向の間隔は、10mm以上70mm以下であり、40mmであることが最も好ましい。
以下、図13を用いて、本実施形態に係る集合継手100における上側耐火材50と下側耐火材60との軸方向の寸法、及び上側耐火材50と下側耐火材60との軸方向の間隔について説明する。
図13に示すように、集合継手100と床スラブSとの位置関係において、集合継手100が床スラブSに対して最も低い位置となるのは、横管接続部12が床スラブSの上面に接した状態である。以下、この位置を最下点と呼称する。また、集合継手100が床スラブSに対して最も高い位置となるのは、P型便器に接続される横管P3の最高位置である。一般的に用いられているP型便器における横管P3の高さは、最も高い場合において、上述の最下点から横管P3を軸方向の上方に130mm移動させた高さである。本実施形態においては、上述の最下点から、集合継手100を軸方向の上方に150mm移動させた位置を想定して検討した。
図13に示すように、集合継手100と床スラブSとの位置関係において、集合継手100が床スラブSに対して最も低い位置となるのは、横管接続部12が床スラブSの上面に接した状態である。以下、この位置を最下点と呼称する。また、集合継手100が床スラブSに対して最も高い位置となるのは、P型便器に接続される横管P3の最高位置である。一般的に用いられているP型便器における横管P3の高さは、最も高い場合において、上述の最下点から横管P3を軸方向の上方に130mm移動させた高さである。本実施形態においては、上述の最下点から、集合継手100を軸方向の上方に150mm移動させた位置を想定して検討した。
図13に示すように、上側耐火材50の上端を横管接続部12の下端に合わせて配置する。上側耐火材50の軸方向の寸法を90mmとする。下側耐火材60の上端を上側耐火材50の下端から軸方向に40mmの位置に配置する。下側耐火材60の軸方向の寸法を50mmとする。
このとき、集合継手100を最下点から軸方向の上方に60mm移動した位置までは、上側耐火材50における下側の30mmが床スラブSの内部に位置することとなり、上記要件を満たす。
このとき、集合継手100を最下点から軸方向の上方に60mm移動した位置までは、上側耐火材50における下側の30mmが床スラブSの内部に位置することとなり、上記要件を満たす。
また、集合継手100を最下点から軸方向の上方に55mm移動させると、床スラブSの下面が下側耐火材60の上端と一致する。このため、集合継手100の最下点からの移動距離が60mmを超え、床スラブSの内部に位置する上側耐火材50の寸法が30mm以下になった後は、下側耐火材60が床スラブSの内部に位置することとなる。よって、床スラブSの内部に位置する耐火材の寸法を、上側耐火材50と下側耐火材60との双方を合わせて30mm以上確保することができる。このため、図13に示すように、下側耐火材60における下側の30mmのみが床スラブSの内部に位置することとなる位置、すなわち集合継手100を最下点から軸方向の上方に150mm移動させるまでは、上記要件を満たすことができる。
また、上側耐火材50及び下側耐火材60の大きさの寸法範囲について、上側耐火材50及び下側耐火材60の軸方向の寸法をいずれも範囲内最小の20mmとした場合を考える。この場合であっても、上側耐火材50と下側耐火材60との間隔が上述の範囲内の上限である70mm以下であれば、床スラブSの寸法が最小で75mmであるから、少なくとも上側耐火材50又は下側耐火のうち5mmが床スラブSの内部に埋設されることとなる。よって上述の要件を満たすことができる。
以上説明したように、本実施形態に係る集合継手100によれば、上側耐火材50の下に、上側耐火材50と間隔をあけて配置される下側耐火材60を備える。これにより、床スラブSに対して集合継手100の位置が上下した場合であっても、上側耐火材50と下側耐火材60の少なくともいずれか一方が床スラブSの内部に位置する。よって、床スラブSに対する集合継手100の位置によらずに、耐火材の機能を発揮することができる。したがって、集合継手100の位置によって別種の製品を用意する必要がなく、品揃えを少なくすることができる。
上側耐火材50と下側耐火材60とを間隔をあけて設けることで、上側耐火材50と下側耐火材60とを区別せずに軸方向に連続して耐火材を配置する場合と比較して、使用する耐火材の量を抑えることができる。よって、費用を抑えつつ、十分な耐火性能を確保することができる。
上側耐火材50と下側耐火材60とを間隔をあけて設けることで、上側耐火材50と下側耐火材60とを区別せずに軸方向に連続して耐火材を配置する場合と比較して、使用する耐火材の量を抑えることができる。よって、費用を抑えつつ、十分な耐火性能を確保することができる。
また、下側耐火材60が遮音カバー40の内周面に配置されている。これにより、下側耐火材60を遮音カバー40によって本管部20に押さえつけるように固定することができる。よって、別途固定用の部材を用意せずに下側耐火材60を固定することができる。
また、下側耐火材60が遮音カバー40の外側に配置されている。これにより、床スラブSに集合継手100を取り付けた後に下側耐火材60の位置を目視することができる。よって、下側耐火材60の施工状況を容易に確認することができる。
また、下側耐火材60が遮音カバー40の厚さ方向の内部に配置されている。これにより、遮音カバー40を取り付ける作業のみによって下側耐火材60を取り付けることができる。更に、遮音カバー40と本管部20との間で下側耐火材60の位置がずれることを防ぐことができる。
また、下側耐火材60が本管部20の周方向の40%以上に配置されている。このように下側耐火材60を本管部20の全周に設けないことで、費用を抑えつつ十分な耐火性能を確保することができる。
また、上側耐火材50の軸方向の寸法が20mm以上160mm以下であり、下側耐火材60の軸方向の寸法が20mm以上80mm以下であり、上側耐火材50と下側耐火材60との軸方向の間隔が10mm以上70mm以下である。ここで、建築物に用いられる床スラブSは少なくとも75mm以上の厚さであることが一般的である。これに対し、上側耐火材50と下側耐火材60の寸法及びそれらの間隔を上述のような関係とすることで、床スラブSに対して集合継手100の軸方向の位置をずらした場合であっても、床スラブSの内部に上側耐火材50又は下側耐火材60の少なくとも一部が位置するようにできる。これにより、床スラブSに対する集合継手100の軸方向の位置を自由に設定することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、熱膨張性黒鉛等の耐火材を、集合部10や本管部20の材料に含んでもよい。
また、本管部20の傾斜管部22の外周面において、下側耐火材60を配置するための窪みを設けてもよい。また、前記窪みは、傾斜管部22の内部に位置する傾斜部整流板22aの形状と対応させてもよい。
また、上側耐火材50も、下側耐火材60と同様に、図4又は図5に示すように周方向において間欠的に設けられていてもよい。
また、集合継手100は接続管部30を備えず、集合部10と本管部20とが直接接続されていてもよい。例えば、本管接続部14と上側接続部21とが接着剤で固定されてもよい。これに加えて、上記のいずれかがいずれかに挿入されて固定されてもよい。
例えば、熱膨張性黒鉛等の耐火材を、集合部10や本管部20の材料に含んでもよい。
また、本管部20の傾斜管部22の外周面において、下側耐火材60を配置するための窪みを設けてもよい。また、前記窪みは、傾斜管部22の内部に位置する傾斜部整流板22aの形状と対応させてもよい。
また、上側耐火材50も、下側耐火材60と同様に、図4又は図5に示すように周方向において間欠的に設けられていてもよい。
また、集合継手100は接続管部30を備えず、集合部10と本管部20とが直接接続されていてもよい。例えば、本管接続部14と上側接続部21とが接着剤で固定されてもよい。これに加えて、上記のいずれかがいずれかに挿入されて固定されてもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
10 集合部
11 立管接続部
12 横管接続部
20 本管部
40 遮音カバー
50 上側耐火材
60 下側耐火材
100 集合継手
P1 第1立管
P2 第2立管
P3 横管
11 立管接続部
12 横管接続部
20 本管部
40 遮音カバー
50 上側耐火材
60 下側耐火材
100 集合継手
P1 第1立管
P2 第2立管
P3 横管
Claims (6)
- 立管が配置される立管接続部と、横管が配置される横管接続部と、を備える集合部と、
前記集合部の下部に配置される本管部と、
前記横管接続部の下方に配置される上側耐火材と、
前記上側耐火材の下方に、前記上側耐火材と間隔をあけて配置される下側耐火材と、
を備える、
集合継手。 - 前記集合部と前記本管部の少なくともいずれか1つの外周に配置される遮音カバーを更に備え、
前記下側耐火材が、前記遮音カバーの内周面に配置されている、
請求項1に記載の集合継手。 - 前記集合部と前記本管部の少なくともいずれか1つの外周に配置される遮音カバーを更に備え、
前記下側耐火材が、前記遮音カバーの外側に配置されている、
請求項1に記載の集合継手。 - 前記集合部と前記本管部の少なくともいずれか1つの外周に配置される遮音カバーを更に備え、
前記下側耐火材が、前記遮音カバーの厚さ方向の内部に配置されている、
請求項1に記載の集合継手。 - 前記下側耐火材が、前記本管部の周方向の40%以上に配置されている、
請求項1から4のいずれか1項に記載の集合継手。 - 前記上側耐火材の軸方向の寸法が20mm以上160mm以下であり、
前記下側耐火材の軸方向の寸法が20mm以上80mm以下であり、
前記上側耐火材と前記下側耐火材との軸方向の間隔が10mm以上70mm以下である、
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の集合継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021160394A JP2023050342A (ja) | 2021-09-30 | 2021-09-30 | 集合継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021160394A JP2023050342A (ja) | 2021-09-30 | 2021-09-30 | 集合継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023050342A true JP2023050342A (ja) | 2023-04-11 |
Family
ID=85805378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021160394A Pending JP2023050342A (ja) | 2021-09-30 | 2021-09-30 | 集合継手 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2023050342A (ja) |
-
2021
- 2021-09-30 JP JP2021160394A patent/JP2023050342A/ja active Pending
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A621 | Written request for application examination |
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