JP7211738B2 - 配管構造、及び集合継手の端部処理方法 - Google Patents

配管構造、及び集合継手の端部処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7211738B2
JP7211738B2 JP2018164834A JP2018164834A JP7211738B2 JP 7211738 B2 JP7211738 B2 JP 7211738B2 JP 2018164834 A JP2018164834 A JP 2018164834A JP 2018164834 A JP2018164834 A JP 2018164834A JP 7211738 B2 JP7211738 B2 JP 7211738B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
pipe
vertical
end processing
joint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018164834A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020037795A (ja
Inventor
英治 木村
斉太 渕上
総 齋藤
武司 徳丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP2018164834A priority Critical patent/JP7211738B2/ja
Publication of JP2020037795A publication Critical patent/JP2020037795A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7211738B2 publication Critical patent/JP7211738B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Description

本発明は、配管構造、及び集合継手の端部処理方法に関する。
従来、集合住宅等で使用される給排水用の配管として、各階層を上下に貫通する縦管と、各階層内部に延設された横管と、を接続する樹脂製の集合継手において、縦管に接続可能な縦管接続部と、縦管接続部の側面に突設されて横管を接続可能な横管接続部と、を有している。樹脂製の集合継手の場合には、鋳鉄製のものに比べて軽量なため、排水音が発生し易いことから、例えば下記特許文献1に示すような遮音カバーで覆われた配管構造が知られている。
このような集合継手に設けられる遮音カバーは、横管接続部が挿入される貫通孔が形成され、集合継手に巻き付けられて取り付けられている。遮音カバーとしては、一般的に縦管接続部を覆う吸音材と、吸音材を覆う遮音材と、を有する二層構造ものが採用され、遮音性が高められている。
特開2016-142003号公報
しかしながら、上述したような従来の配管構造では、集合継手の縦管接続部に遮音カバーを巻き付ける場合において、遮音カバーの端面処理(すなわち、水仕舞い)を行うことになるが、止水性を十分に確保することが難しいという問題があった。
具体的には、遮音カバーに吸音材を併設する場合には、遮音カバーが肉厚になるため、段差部の端部処理を行うことが難しかった。また、樹脂製の集合継手の遮音カバーの上端部をテープ止めにより処理する場合には、上端部をテープで巻き付ける箇所に段差が生じる。そのため、テープを伸ばしながら数周回のテープで巻き付ける必要があり、作業時間がかかるうえ、熟練技術が必要であった。さらに、遮音カバー内に水が浸入したときには、遮音カバー内部の水を外方に放出することが難しいという問題があった。また、テープ止めによる端部処理の場合には、処理後の外観が悪いといった問題があった。
そのため、遮音カバーの端部処理において、処理後の外観と、止水性を向上させることとをバランスよく達成できることが求められており、その点で改善の余地があった。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、端部処理にかかる作業を容易に行うことができるうえ、外観と止水性に優れた配管構造、集合継手の端部処理部材、及び集合継手の端部処理方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明に係る配管構造は、複数の配管のそれぞれに接続可能な接続部を有する集合継手と、複数の前記接続部の少なくとも一つを覆うカバーと、を備えた配管構造であって、前記接続部に装着されるとともに、前記カバーの少なくとも上端部分の外周面を覆う端部処理部材が設けられ、前記端部処理部材は、前記カバーの外周側に重なる外筒を備えていることを特徴としている。
また、本発明に係る集合継手の端部処理部材は、上述した配管構造に設けられる集合継手の端部処理部材であって、前記外筒が前記カバーの外周側に重なるように設定されていることを特徴としている。
また、本発明に係る集合継手の端部処理方法は、上述した端部処理部材を用いて前記集合継手の前記接続部の端部を止水処理するための集合継手の端部処理方法であって、複数の前記接続部の少なくとも一つを前記カバーで覆う工程と、前記外筒が前記カバーの外周側に重なるようにして前記接続部に前記端部処理部材を装着する工程と、を有することを特徴としている。
本発明では、集合継手の接続部を覆うカバーの端部の外周側に端部処理部材の外筒が重なるように配置され、すなわち外筒の下端がカバーの上端よりも下方に位置した状態で配置されているので、カバー内への水の浸入を抑制することができ、止水性に優れた端面処理を容易に行うことができる。
さらに、本発明では、カバーの端部が端部処理部材の外筒の内側に隠れた状態となることから、カバーの端部が露出することがなく、カバーの端部をテープ止めにより端部処理を行った場合に比べて、処理後の外観が良好になるという利点がある。
また、本発明に係る配管構造は、前記外筒における前記カバーとの筒軸方向に沿う重なり長さは5~30mmであることが好ましい。
このような構成とすることで、外筒の開口側の端部からカバーの端部に向けて水が伝わりにくくなることから、カバーの内側への水の浸入をより確実に抑制することができる。また、外筒とカバーとの重なり長さが30mmを超えることがないので、端部処理部材を取り付ける際に内筒と外筒との間にカバーの端部が嵌入により配置しにくくなるといったことを防ぐことができる。
また、本発明に係る配管構造は、前記接続部の外周面に外装される内筒と、前記内筒を外側から囲繞する前記外筒と、前記内筒及び前記外筒を筒軸方向の一方から一体に覆うとともに、前記配管が挿通される貫通穴を有する天壁板と、を備え、前記内筒と前記外筒との間に前記カバーの端部が配置され、前記外筒が前記カバーの外周側に重なっていることを特徴としてもよい。
この場合には、集合継手の接続部を覆うカバーの端部が端部処理部材の内筒と外筒との間に配置され、かつ外筒の下端がカバーの上端よりも下方に位置して、カバーの上端に外筒が重なった状態で配置されているので、カバー内への水の浸入を抑制することができ、止水性に優れた端面処理を行うことができる。
また、端部処理部材は、従来のようにテープ止めされた構成ではなく、内筒を接続部の外周面に外装するだけで容易に取り付けることができる。そのため、端部処理部材におけるカバーの端部の配置部分(内筒と外筒との間の空間)に水の逃げ道が設けられた構成となるので、仮にカバー内が浸水した場合でも水を容易に放出することができる。
また、本発明に係る配管構造は、前記天壁板は、前記接続部の内側に装着されるパッキンに対して液密に当接されていることが好ましい。
本発明では、端部処理部材の内周側において、天壁板とパッキンとが液密に当接されて止水された状態となっているので、配管の外周面を伝う水が接続部と天壁板の間を通過して、接続部とカバーとの間に浸入することを防止できる。
また、本発明に係る配管構造は、前記内筒は、前記カバーの内周側に重なっていることが好ましい。
本発明では、内筒と外筒との間の凹部でカバーの端部を挟持するように保持することができ、凹部とカバーの端部との間に生じる隙間を小さくすることができ、止水性を高めることができる。
本発明の配管構造、集合継手の端部処理部材、及び集合継手の端部処理方法によれば、端部処理にかかる作業を容易に行うことができるうえ、外観と止水性に優れている。
本発明の実施形態による配管構造における集合継手の概略構成を示す正面図であって、中心軸線より紙面左が遮音カバーを設けた状態の図であり、中心軸線より紙面右側が遮音カバーを設ける前の状態の図である。 集合継手の上部の要部を拡大した縦断面図である。 (a)は吸音シートの平面図、(b)は遮音シートの平面図である。 端部処理部材を斜め上方から見た斜視図である。 端部処理部材を斜め下方から見た斜視図である。 端部処理部材を下方から見た平面図である。
以下、本発明による実施形態の配管構造、集合継手の端部処理部材、及び集合継手の端部処理方法について、図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態による継手部1(配管構造)は、例えば、建物排水用として用いられ、床スラブ3に形成された貫通孔31内に配置される。継手部1は、集合継手10を備えている。
集合継手10は、上部接続管11と、上部接続管11に中間管15を介して接続された下部接続管12と、を備えている。上部接続管11は、縦管P1(配管)に接続可能な縦管接続部13と、縦管接続部13の外周側面13aに突設されて横管P2(配管)を接続可能な横管接続部14と、を有している。上部接続管11の上端部には、縦管P1が接続される。
ここで、以下の説明において、縦管接続部13の中心軸線Oに沿う縦管接続部13の上部接続管11側を上方、下部接続管12側を下方という。また、中心軸線O方向から見た平面視で、中心軸線Oと直交する方向を径方向といい、軸方向から見た平面視で中心軸線O回りに周回する方向を周方向という。
縦管接続部13は、堰止め板(図示省略)を内面に備えている。堰止め板は、その設置角度が垂直方向から-30°~20°とされている。設置角度が20°より傾くと、傾斜板によって旋回された旋回流が十分に堰き止められずに、横管P2への逆流が発生してしまうおそれもがでてくる。また-30°よりも傾くと受け止めた水の跳ね返りが大きくなり、流れを乱してしまうおそれがあり、管内の圧力変動が大きくなってしまうおそれがある。
縦管接続部13の外周側面13aには、周方向に一定の間隔をあけた複数箇所(4箇所)において径方向の外側に向けて突出する突起部130が設けられている。具体的に突起部130は、周方向に90度ピッチの間隔をあけて4組配置されている。各突起部130は、周方向に沿って延びるリブ130Aが中心軸線O方向に等間隔で3つ配列された状態で設けられている。
リブ130Aの外周側面13aから突出端130aまでの突出高さは、後述する吸音シート21の厚さ寸法よりも僅かに大きい寸法となっている(図2参照)。突起部130の各リブ130Aは、円周方向に同じ長さで延在し、その延長寸法は任意に設定することが可能である。後述するように、突起部130は、集合継手10を床スラブ3に固定するためのリング状の支持金具(図示省略)が挟持された状態で支持される箇所となるので、それぞれの突起部130は同一の周長となるように設定されている。突起部130は、周方向の全周にわたって間欠的に配置されている。
横管接続部14は、図1に示すように、縦管接続部13の周壁から径方向の外側に向けて延びている。本実施形態の例では横管接続部14は3つ配置されている。
3つの横管接続部14のうちの2つが中心軸線Oを径方向に挟む位置に各別に配置されている。残りの横管接続部14は、径方向のうち、前記2つの横管接続部14それぞれが延びる方向と、上面視で90°をなす方向に延びている。なお、横管接続部14の数量および延びる方向は、このような態様に限られず、任意に変更することができる。横管接続部14における径方向の外端部には、横管P2が各別に接続される。
上部接続管11は、例えば、ポリ塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、非膨張性黒鉛を0.1~1.0重量部の割合で含むポリ塩化ビニル系樹脂組成物をキャビティ内に射出充填されて得られる。
上部接続管11の下端部に、中間管15が接続される。中間管15の外径は、上部接続管11における縦管接続部13の外径よりも小さくなっている。中間管15の周壁が、縦管接続部13の下端部の内側に嵌合されている。
中間管15は、ポリ塩化ビニル系樹脂で構成され、ポリ塩化ビニル系樹脂と熱膨張性黒鉛とを含有する樹脂組成物を含有するものが好ましい。すなわち、中間管15は、樹脂組成物を成形することによって作製される。通常、中間管15は、樹脂組成物を押出成形することによって作製される。
また、中間管15は、中間管15の全体が樹脂組成物からなる単層構造でもよいし、複数の層からなる複層構造でもよい。複層構造の場合、いずれかの層が樹脂組成物から形成されていればよい。例えば、中間管15が、表層と中間層と内層とからなる3層構造である場合には、中間層が樹脂組成物から形成されたものが挙げられ、表層、中間層、内層は吸熱剤を含有していてもよい。
なお、中間管15が熱膨張性黒鉛を含有しない場合には、熱膨張性黒鉛を含有するシート状の耐火材を中間管15の外面または中間管15を覆う遮音材の外面に巻きつけ、耐火材をスラブ貫通部に埋設するようにしてもよい。
中間層が熱膨張性黒鉛を含有する場合、中間層は黒色を呈する。そのため、表層と内層は黒色以外の着色剤を含有させ、中間層と区別可能にしておくことが好ましい。
表層および内層の厚みとしては、それぞれ0.3mm以上3.0mm以下であることが好ましく、0.6mm以上1.5mm以下が好ましい。被覆層の厚みが0.3mm以上であれば、管としての機械的強度を充分に確保でき、3.0mm以下であれば、耐火性の低下を抑制できる。
また、中間管15は、JIS K6741に記載の性能を満たすものであることが好ましい。
下部接続管12は、上方よりも下方が縮径された管状をなしている。下部接続管12は、上端部に位置し、中間管15の下方に接続される接続管部16と、接続管部16の下方に接続されるとともに、下方に向かうに従い漸次、縮径する傾斜管部17と、傾斜管部17の下端部に接続されるとともに、縦管P1が接続される下側管部18と、を備えている。接続管部16、傾斜管部17、および下側管部18は、例えば合成樹脂材料の射出成形により一体に形成されている。
接続管部16の内径は、中間管15の外径よりも大きくなっている。中間管15の周壁が、接続管部16の内側に嵌合されている。傾斜管部17の上端部における外径は、接続管部16の外径よりも小さくなっている。傾斜管部17の下端部における外径は、傾斜管部17の上端部の外径よりも小さくなっている。傾斜管部17の中心軸線O方向の大きさは、接続管部16の中心軸線O方向の大きさよりも大きくなっている。
下側管部18の外径は、接続管部16の外径よりも小さく、かつ傾斜管部17における下端部の外径よりも大きくなっている。下側管部18の中心軸線O方向の大きさは、接続管部16の中心軸線O方向の大きさよりも小さくなっている。下側管部18の内側に、縦管P1が下方から嵌合されることにより、縦管P1が下部接続管12に接続される。
また、上部接続管11および下部接続管12に、非熱膨張黒鉛や水酸化マグネシウムなどの難燃剤を配合しても良い。
遮音カバー20(カバー)は、図2に示すように、縦管接続部13の外周側面13aに径方向の外側から巻き付けられて縦管接続部13を覆う吸音シート21(吸音材)と、吸音シート21を覆う遮音シート22(遮音材)と、を有している。吸音シート21及び遮音シート22はそれぞれ、可撓性を有している。
吸音シート21は、図3(a)に示すように、縦管接続部13に巻き付ける前の状態において、正面視で縦方向よりも横方向(長辺方向)に長い矩形帯状をなしている。吸音シート21は、縦方向が集合継手10の中心軸線O方向と一致するように、縦管接続部13に巻き付けられる。
吸音シート21には、横管接続部14が嵌合される第1嵌合口24が形成されている。第1嵌合口24は、横方向に間隔をあけて3つ配置されている。第1嵌合口24は、正面視で楕円状をなし、長軸方向が縦方向と一致し、短軸方向が横方向と一致する。第1嵌合口24は、横管接続部14に挿通されることにより、横方向に広げられて真円形状を呈する。
吸音シート21には、縦管接続部13の突起部130(リブ130A)を内側に配置させる矩形状の開口部21Aが形成されている。開口部21Aは、横方向に間隔をあけて複数(4つ)配置されている。図示の例では、左右両側に位置する開口部21Aは、半分に分割された形状をなしており、周方向に巻き付けた状態で左右の開口部21Aが対になって1つの開口部21Aが形成される。開口部21Aは、1箇所の突起部130の形状に合わせて正面視で横長形状をなしている。開口部21Aは、吸音シート21のうち、第1嵌合口24の上方に位置する部分に各別に配置されている。
吸音シート21は、繊維材料によりシート状に形成されている。吸音シート21の素材としては、例えばフェルト、グラスウール、ロックウール等を採用することができる。図2に示すように、吸音シート21の厚みは1~20mmで、面密度は0.1~2kg/mとなっている。
なお、吸音シート21の材料としては、繊維材料でなくてもよく、上記厚みおよび面密度の範囲内であれば、発泡ウレタン、発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレンのような多孔質材料を用いても良い。
遮音シート22は、図3(b)に示すように、縦管接続部13に巻き付ける前の状態において、正面視で縦方向よりも横方向(長辺方向)に長い矩形帯状をなしている。遮音シート22は、縦方向が集合継手10の中心軸線O方向と一致するように、縦管接続部13に巻き付けられる。
遮音シート22には、横管接続部14が嵌合される第2嵌合口25が形成されている。第2嵌合口25は、横方向に間隔をあけて3つ配置されている。第2嵌合口25は、正面視で縦長の楕円状をなし、長軸方向が縦方向と一致し、短軸方向が横方向と一致する。第2嵌合口25は、横管接続部14に挿通されることにより、横方向に広げられて真円形状を呈する。
遮音シート22を吸音シート21の外周側に巻き付ける際には、第2嵌合口25が拡がるように遮音シート22を弾性変形させながら、横管接続部14が第2嵌合口25に挿入されて嵌合される。このため、遮音シート22の弾性復元力により、第2嵌合口25の内周縁部が、横管接続部14の外周面に密に当接している。
遮音シート22の横方向の両端部同士は、縦管接続部13の外周側面13aのうち、横管接続部14が突設されていない部分で互いに接続される。
遮音シート22の横方向の両端部同士を径方向に互いに重ね合わされた状態で、接着テープにより固定される。接着テープとしては、例えば接着性および止水性のあるブチルゴムテープ等を用いることができる。
なお、遮音シート22の両端部同士は、接着テープに代えて、接着剤により互いに接続されてもよい。また、両端部に設けられたファスナーや面ファスナー等により着脱可能に接続されてもよい。
遮音シート22は、基材樹脂100重量部に対して、無機フィラーを300~3000重量部含有する樹脂組成物により形成されている。基材樹脂としては、オレフィン系樹脂を採用することができる。遮音シート22の厚みは1~5mmで、面密度は1~8kg/mである。
なお、遮音シート22の基材樹脂としては、オレフィン系樹脂に限られず、改質アスファルトやエラストマー、ゴム、ポリオレフィン樹脂、軟質塩化ビニル樹脂等といった弾性を備えた材料であってもよい。
無機フィラーとしては、例えば、シリカ、珪藻土、アルミナ、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化鉄、酸化錫、酸化アンチモン、フェライト類、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、塩基性炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸亜鉛、炭酸バリウム、ドーンナイト、ハイドロタルサイト、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、石膏繊維、ケイ酸カルシウム、タルク、クレー、マイカ、モンモリロナイト、ベントナイト、活性白土、セピオライト、イモゴライト、セリサイト、ガラス繊維、ガラスビーズ、シリカ系バルン、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、窒化ケイ素、カーボンブラック、グラファイト、炭素繊維、炭素バルン、木炭粉末、各種金属粉、チタン酸カリウム、硫酸マグネシウム、チタン酸ジルコン酸鉛、アルミニウムボレート、硫化モリブデン、炭化ケイ素、ステンレス繊維、ホウ酸亜鉛、各種磁性粉、スラグ繊維、フライアッシュ、脱水汚泥等が挙げられ、これらのうち、重量とコストのバランスから炭酸カルシウム、硫酸バリウムを用いることが好ましい。なお、これらは、単独でも、2種以上を混合して用いてもよい。
遮音シート22は可撓性を有している。遮音シート22の引張弾性率は5~500kg/cmであることが好ましい。集合継手10に巻き付けることが容易であるためである。100kg/cm程度が柔らかすぎず、硬すぎず巻きやすい。
なお、遮音シート22の片面または両面に、合成繊維不織布やガラス繊維不織布等の表面材を積層してもよい。
集合継手10の下部は、図1に示すように、建築構造物の床スラブ3に形成される貫通孔31に挿通されている。
貫通孔31の内周面のうち、下側に位置する部分には、径方向の内側に向けて張り出した段部32が形成されている。段部32は、貫通孔31をモルタルで埋め戻したときに筒状に形成されるものであり、貫通孔31と同軸に配置されている。段部32には、上方を向く載置面32aが形成されている。
そして遮音カバー20の下端部は、床スラブ3の上面3aと下面3bとの間に配置されている。遮音カバー20の下端部は、貫通孔31内における段部32の載置面32aに載置されている。
貫通孔31の内径は、遮音カバー20の外径よりも大きくなっている。貫通孔31の段部32の内径は、径方向に対向する集合継手10の下部接続管12における接続管部16の外径よりも大きくなっている。
また、集合継手10のうち、少なくとも床スラブ3内に埋設された部分は、熱膨張管とされている。図示の例では、下部接続管12の接続管部16が熱膨張管とされている。
熱膨張管は、例えば床スラブ3の階下で火災が発生する等して加熱されることで、膨張して拡径する。これにより、接続管部16の外周面が、床スラブ3における貫通孔31内の段部32の内周面に当接する。このようにして、火災により発生した炎や熱が、床スラブ3の上の階に伝わることなく、遮断される。
ここで、床スラブ3への配管構造からの振動の伝達について説明する。
集合継手10の内部に排水が流下すると、排水が集合継手10の内面に衝突することで集合継手10が振動する。この振動が集合継手10の外周面から貫通孔31の内周面を介して床スラブ3に伝達されることがある。
ここで一般に、床スラブ3の貫通孔31から内周面に伝達された振動は、床スラブ3の上面3aおよび下面3bにおいて顕著に伝達される。振動のエネルギーが表面に偏ることで、減衰が小さく振幅が大きくなるためである。
このため、本実施形態の継手部1では、遮音カバー20の下端部を段部32に配置することで、集合継手10の外周面と、床スラブ3の上面3aにおける貫通孔31の開口周縁部と、の間に遮音カバー20を介在させている。
このように本実施形態では、集合継手10が床スラブ3に形成された貫通孔31内に挿入され、集合継手10の下部が、床スラブ3内に埋設されている。そして、集合継手10を覆う遮音カバー20の下端部が、床スラブ3の上面3aと下面3bとの間に配置されている。このため、集合継手10の外周面と、床スラブ3の上面3aにおける集合継手10の貫通孔31の開口周縁部と、の間に遮音カバー20を介在させることができる。これにより、床スラブ3のうち、集合継手10からの振動が顕著に伝わりやすい上面3aに、集合継手10からの振動が伝わるのを、遮音カバー20の吸音シート21および遮音シート22により遮断することが可能になる。このようにして、施工される建築構造物の床スラブ3を介して異音が生じるのを確実に抑制することができる。
また、集合継手10のうち、床スラブ3内に埋設された部分が熱膨張管であるため、仮に床スラブ3の階下で火災等による温度上昇があった場合に、熱膨張管が膨張することで、床スラブ3の上層階に階下からの熱が伝わるのを防ぐことができる。
集合継手10には、図1及び図2に示すように、縦管P1が接続される上部接続管11の上端部には、縦パッキン45を介して縦ブッシュ41(接続部)が設けられ、さらに縦ブッシュ41の上端部には端部処理部材60が設けられている。
縦ブッシュ41は、図2に示すように、嵌合部41aと、嵌合部41aから下方に向けて延びる支持脚部を介して取り付けられた旋回羽根(図示省略)と、を備えている。嵌合部41aは、縦ブッシュ41の上端部より小径で上部接続管11の縦管接続部13内に嵌合する筒状をしている。縦ブッシュ41の外周面の上端部には、周方向に沿って所定長さで延在するアンダーカット成形された係合凸部41cが設けられている。
縦パッキン45は、エチレン-プロピレン-ジエンゴム(EPDM)等の通常排水設備に使用されているゴム材料からなり、上端部が縦管P1の外周面に水密に密着するパッキンである。縦パッキン45の上端部45aは、縦ブッシュ41の上端面41bとほぼ一致するように縦ブッシュ41の内側に嵌合されている。
端部処理部材60は、図2に示すように、縦ブッシュ41の上部に外嵌され、内側に縦管P1を挿通可能な貫通穴60aが形成されたリング状の部材である。
端部処理部材60は、図4~図6に示すように、縦ブッシュ41の上部の外周面に外装される内筒61と、内筒61を径方向の外側から囲繞する外筒62と、内筒61及び外筒62を筒軸方向(中心軸線O方向と一致)の一方から一体に覆うとともに、縦管P1が挿通される前記貫通穴60aを有するリング状の天壁板63と、を備えている。
内筒61と外筒62との間に形成される周方向の環状溝64(凹部)には、遮音カバー20の上端部20aが嵌入されている。つまり、環状溝64には、吸音シート21と遮音シート22とが重ねられた状態で密実な状態で挿入されている。内筒61と外筒62とは、それぞれの下端部61b、62bが遮音カバー20の上端部20aよりも下方に位置している。すなわち、外筒62は、遮音カバー20の外周側に重なった状態で配置されている。
そして、内筒61の内周面には、周方向に所定の長さで延在する係合突起61aが形成されている。端部処理部材60は、係合突起61aが縦ブッシュ41の係合凸部41cに対してアンダーカット係合することにより縦ブッシュ41に装着される。
外筒62の筒軸方向に沿った長さ寸法で遮音カバー20との重なり長さLは、5~30mmに設定されている。
天壁板63は、縦ブッシュ41の内側に装着される縦パッキン45の上端部45aに対して液密に当接されている。これにより縦パッキン45は、縦ブッシュ41からの離脱が防止されている。天壁板63の上面には、周方向に延在するリング状の上リング65が設けられている。上リング65は、天壁板63を補強するために設けられている。
そして、縦ブッシュ41、縦パッキン45、及び端部処理部材60は、予め組み立てて一体化したのち、縦ブッシュ41の嵌合部41aを上部接続管11の縦管接続部13に嵌合接着することができる。
また、縦ブッシュ41、及び端部処理部材60は、いずれもポリ塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、非膨張性黒鉛を0.1~3.0重量部の割合で含むポリ塩化ビニル系樹脂組成物を射出成形して得られる。なお、難燃剤としては、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム等であってもかまわない。
次に、上述した継手部1を施工する方法について、図面を用いて説明する。
先ず、図1に示すように、継手部1の集合継手10は、多層階建築物の排水立管路の各階の横枝管合流部に用いられ、以下のように施工される。
すなわち、中間管15と上部接続管11の嵌合接続部を含む部分を床スラブ3の貫通孔31に臨ませた状態で設置し、下側の階の縦管P1(例えば、市販品である積水化学工業社製のエスロン(登録商標)耐火VPパイプが使用できる)を下部接続管12の下側管部18に嵌合させて接着する。また、縦ブッシュ41と端部処理部材60を介して上側の階の縦管P1の下端部を縦パッキン45に嵌合させる。
次に、床スラブ3の貫通孔31にモルタルを充填し、中間管15と上部接続管11の嵌合接続部を含む部分をモルタル内に埋設する。
ここで、施工前において予め縦管接続部13に遮音カバー20を取り付けておく。具体的には、先ず、図2に示すように、縦管接続部13に吸音シート21を巻き付ける。このとき、吸音シート21の各第1嵌合口24(図3(a)参照)に横管接続部14を挿通させるとともに、開口部21A内に縦管接続部13の突起部130が配置されように取り付ける。巻き付けた吸音シート21の端部同士は、例えば接着テープや接着剤などを使用して接続する。その後、吸音シート21を覆うようにして遮音シート22を巻き付ける。このとき、遮音シート22の各第2嵌合口25(図3(b)参照)に横管接続部14を挿通させて取り付ける。巻き付けた遮音シート22の端部同士は、例えば接着テープや接着剤などを使用して接続する。続いて、横管P2の端部を横管接続部14に挿入して横管P2を接続する。
さらに、図2に示すように、遮音カバー20の上端部20aに端部処理部材60を取り付ける。具体的には、縦ブッシュ41の内側に縦パッキン45を配置し、縦ブッシュ41の係合凸部41cに端部処理部材60の内筒61の係合突起61aを係合させつつ、環状溝64内に遮音カバー20の上端部20aを嵌入させる。これにより端部処理部材60が装着され、端部処理部材60の天壁板63が縦パッキン45の上端部45aに液密に接触した状態で配置される。なお、端部処理部材60と遮音カバー20との嵌入部分に対して、テープ等による巻き付けや貼り付けは不要である。
さらに、縦管接続部13の上部に縦管P1を挿入して接続する。この縦管P1は、端部処理部材60の貫通穴60aに挿通され、縦ブッシュ41の内側に係合されている筒状の縦パッキン45に液密に保持される。
このような施工手順によって集合継手10を用いた継手部1が施工される。
次に、上述した構成の配管構造、集合継手の端部処理部材、及び集合継手の端部処理方法の作用について、図面を用いて詳細に説明する。
本実施形態では、図1に示すように、集合継手10の縦管接続部13を覆う遮音カバー20の上端部20aが端部処理部材60の内筒61と外筒62との間の環状溝64に嵌入された状態で配置され、かつ外筒62の下端部62bが遮音カバー20の上端部20aよりも下方に位置して、遮音カバー20の上端部20aに外筒62が重なった状態で配置されているので、遮音カバー20の内側への水の浸入を抑制することができ、止水性に優れた端面処理を行うことができる。
また、端部処理部材60は、従来のようにテープ止めされた構成ではなく、内筒61を縦ブッシュ41の外周面に外装するだけで容易に取り付けることができる。そのため、端部処理部材60における遮音カバー20の上端部20aの嵌入部分(環状溝64)に水の逃げ道が設けられた構成となるので、仮に遮音カバー20内が浸水した場合でも水を容易に放出することができる。
さらに、本実施形態では、遮音カバー20の上端部20aが端部処理部材60の外筒62の内側に隠れた状態となることから、遮音カバー20の上端部分が露出することがなく、遮音カバー20の上端部20aをテープ止めにより端部処理を行った場合に比べて、処理後の外観が良好になるという利点がある。
また、本実施形態では、端部処理部材60の外筒62における遮音カバー20との筒軸方向に沿う重なり長さLを5~30mmとすることで、外筒62の下端部62b(開口側の端部)から遮音カバー20の上端部20aに向けて水が伝わりにくくなることから、遮音カバー20の内側への水の浸入をより確実に抑制することができる。また、外筒62と遮音カバー20との重なり長Lが30mmを超えることがないので、端部処理部材60を取り付ける際に内筒61と外筒62との間に遮音カバー20の上端部20aが嵌入により配置しにくくなるといったことを防ぐことができる。
また、本実施形態では、端部処理部材60の内周側において、天壁板63と縦パッキン45とが液密に当接されて止水された状態となっているので、縦管P1の外周面を伝う水が縦ブッシュ41と天壁板63の間を通過して、縦ブッシュ41と遮音カバー20との間に浸入することを防止できる。
また、本実施形態では、内筒61が遮音カバー20の内周側に重なっていて、内筒61の下端部61bが遮音カバー20の上端部20aよりも下方に位置しているので、環状溝64で遮音カバー20の上端部20aを挟持するように保持することができ、環状溝64と遮音カバー20の上端部20aとの間に生じる隙間を小さくすることができ、止水性を高めることができる。
このように、本実施形態による配管構造、集合継手の端部処理部材、及び集合継手の端部処理方法では、端部処理にかかる作業を容易に行うことができるうえ、外観と止水性に優れ、仮に遮音カバー20内が浸水した場合でも水を容易に放出することができる。
以上、本発明による配管構造、集合継手の端部処理部材、及び集合継手の端部処理方法の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上述した実施形態では、端部処理部材60の環状溝64に遮音カバー20の上端部20aが嵌入された状態で配置されているが、嵌入させただけではなく、環状溝64内で接着により固着させるようにしてもかまわない。
また、本実施形態では、端部処理部材60において外筒62における遮音カバー20との筒軸方向に沿う重なり長さLが5~30mmとしているが、この重なり長さLであることに制限されることはない。
また、端部処理部材60の内筒61や天壁板63の構成は、上述した実施形態に制限されることはない。例えば、内筒61が遮音カバー20の内周側に重なっていない形状のものであってもかまわない。
さらに、端部処理部材60において、天壁板63が縦ブッシュ41の内側に装着される縦パッキン45に対して液密に当接しない構成であってもかまわない。すなわち、本実施形態では、端部処理部材60を縦パッキン45の固定部材と共用として部材点数を減らした構成としているが、縦パッキン45の固定部材を端部処理部材60と別体で設ける構成であってもよい。
また、本実施形態では、集合継手10の上端部に配置される縦管接続部13に巻き付けられる遮音カバー20の端部処理として端部処理部材60を設けた構成としているが、縦管接続部13のみが適用対象ではなく、例えば横管接続部14、或いは下部の接続部に巻き付けられた遮音カバーの端部処理に端部処理部材を適用することもできる。
さらに、遮音カバー、突起部などの構成についても上述した実施形態に限定されることはなく、適宜な構成のものを採用することができる。
また、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1 継手部(配管構造)
3 床スラブ
10 集合継手
11 上部接続管
12 下部接続管
13 縦管接続部
14 横管接続部
20 遮音カバー(カバー)
20a 上端部
41 縦ブッシュ(接続部)
45 縦パッキン
45a 上端部
60 端部処理部材
61 内筒
61b 下端部
62 外筒
62b 下端部
63 天壁板
64 環状溝(凹部)
130 突起部
L 重なり長さ
P1 縦管(配管)
P2 横管(配管)
O 中心軸線

Claims (5)

  1. 複数の配管のそれぞれに接続可能な接続部を有する集合継手と、
    複数の前記接続部の少なくとも一つを覆うカバーと、を備えた配管構造であって、
    前記接続部に装着されるとともに、前記カバーの少なくとも上端部分の外周面を覆う端部処理部材が設けられ、
    前記端部処理部材は、前記カバーの外周側に重なる外筒を備え
    前記配管構造は、
    前記接続部の外周面に外装される内筒と、
    前記内筒を外側から囲繞する前記外筒と、
    前記内筒及び前記外筒を筒軸方向の一方から一体に覆うとともに、前記配管が挿通される貫通穴を有する天壁板と、を備え、
    前記内筒と前記外筒との間に前記カバーの端部が配置され、
    前記外筒が前記カバーの外周側に重なっていることを特徴とする配管構造。
  2. 前記外筒における前記カバーとの筒軸方向に沿う重なり長さは5~30mmであることを特徴とする請求項1に記載の配管構造。
  3. 前記天壁板は、前記接続部の内側に装着されるパッキンに対して液密に当接されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の配管構造。
  4. 前記内筒は、前記カバーの内周側に重なっていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の配管構造。
  5. 複数の配管のそれぞれに接続可能な接続部を有する集合継手と、
    複数の前記接続部の少なくとも一つを覆うカバーと、を備えた配管構造に設けられる集合継手の端部処理部材を用いて前記集合継手の前記接続部の端部を止水処理するための集合継手の端部処理方法であって、
    前記端部処理部材は、前記接続部に装着されるとともに、前記カバーの少なくとも上端部分の外周面を覆い、
    前記端部処理部材は、前記カバーの外周側に重なる外筒を備え、
    前記外筒が前記カバーの外周側に重なるように設定され、
    前記端部処理方法は、
    複数の前記接続部の少なくとも一つを前記カバーで覆う工程と、
    前記外筒が前記カバーの外周側に重なるようにして前記接続部に前記端部処理部材を装着する工程と、
    を有することを特徴とする集合継手の端部処理方法。
JP2018164834A 2018-09-03 2018-09-03 配管構造、及び集合継手の端部処理方法 Active JP7211738B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018164834A JP7211738B2 (ja) 2018-09-03 2018-09-03 配管構造、及び集合継手の端部処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018164834A JP7211738B2 (ja) 2018-09-03 2018-09-03 配管構造、及び集合継手の端部処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020037795A JP2020037795A (ja) 2020-03-12
JP7211738B2 true JP7211738B2 (ja) 2023-01-24

Family

ID=69737629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018164834A Active JP7211738B2 (ja) 2018-09-03 2018-09-03 配管構造、及び集合継手の端部処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7211738B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7498658B2 (ja) * 2020-04-09 2024-06-12 株式会社クボタケミックス 排水配管継手
CN111720649A (zh) * 2020-05-26 2020-09-29 中国检验检疫科学研究院 出气孔消音装置
JP7526061B2 (ja) 2020-09-18 2024-07-31 積水化学工業株式会社 遮音カバー及び配管構造、遮音カバーの施工方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004150621A (ja) 2002-02-01 2004-05-27 Noriatsu Kojima 耐火二層管
JP2004257523A (ja) 2003-02-27 2004-09-16 Noriatsu Kojima 耐火二層管
JP2006029063A (ja) 2004-06-18 2006-02-02 Noriatsu Kojima 排水管及びその排水管の取付け構造、ならびに排水管継手及びその排水管継手の支持構造
JP2010236688A (ja) 2009-03-31 2010-10-21 Inaba Denki Sangyo Co Ltd 集合管用遮音カバー

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004150621A (ja) 2002-02-01 2004-05-27 Noriatsu Kojima 耐火二層管
JP2004257523A (ja) 2003-02-27 2004-09-16 Noriatsu Kojima 耐火二層管
JP2006029063A (ja) 2004-06-18 2006-02-02 Noriatsu Kojima 排水管及びその排水管の取付け構造、ならびに排水管継手及びその排水管継手の支持構造
JP2010236688A (ja) 2009-03-31 2010-10-21 Inaba Denki Sangyo Co Ltd 集合管用遮音カバー

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020037795A (ja) 2020-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6541212B2 (ja) 管継手構造、配管構造、建物
JP7211738B2 (ja) 配管構造、及び集合継手の端部処理方法
JP7344782B2 (ja) 排水配管継手
JP4916256B2 (ja) 排水配管構造
JP7546132B2 (ja) カバー付き集合継手の製造方法および集合継手
JP4777704B2 (ja) 防音管体及びその防音管体の配設方法
JP2024094425A (ja) 配管構造
JP2009264577A (ja) 防音排水管
JP2006308071A (ja) 防音管体
JP2024024060A (ja) 排水配管継手および排水配管継手の施工方法
JPH09262305A (ja) 防火区画体貫通部の防火処理用シート及び防火処理構造
JP7549119B2 (ja) 排水配管継手
JP6205154B2 (ja) 耐火被覆材及び耐火構造
JP6916241B2 (ja) 管継手構造
JP2021162158A (ja) 配管構造
JP7132035B2 (ja) 配管構造および配管システム
JP4889453B2 (ja) 貫通部用耐火二層管または耐火二層管継手
JP6158559B2 (ja) 耐火被覆材及び耐火構造
JP2020029935A (ja) キャップおよび継手の遮音構造
JP7465708B2 (ja) 排水配管継手および排水配管継手の製造方法
JP7498658B2 (ja) 排水配管継手
JP7282835B2 (ja) 配管構造および管継手
JP2020033867A (ja) 継手
JP7545882B2 (ja) 排水配管継手及び排水設備
JP4936682B2 (ja) 防音管体の施工構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210823

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220728

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220809

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230112

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7211738

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151