JP2023045503A - 基板処理装置、半導体装置の製造方法、及びプログラム - Google Patents

基板処理装置、半導体装置の製造方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】搬送室等での先行の基板の滞留の発生の抑制と処理室の未使用時間の低減を実現することで、スループットを向上させる。【解決手段】基板を処理する複数の処理室と、前記基板を搬送する搬送機構を有する搬送室と、前記基板がそれぞれの前記処理室に搬送可能となる基板搬送可能時間を算出し、算出したそれぞれの前記処理室への前記基板搬送可能時間のうち、最も短い時間となる前記処理室への基板搬送経路を選択し、選択した前記基板搬送経路に基づいて前記搬送機構の制御を行う制御部と、を備える技術が提供される。【選択図】図1

Description

本開示は、基板処理装置、半導体装置の製造方法、及びプログラムに関する。
従来、基板処理装置において、複数の処理室で基板を1枚ずつ処理する並列運転動作が行われている。この並列運転において、各処理室での処理時間が異なるような場合には、基板の処理予定の処理室で先行の基板処理が実行中であるために、搬送室等での滞留が発生する場合がある。この場合、後続の基板の処理予定の処理室が空いているにもかかわらず、搬送できないため、スループットの低下や処理室の温度低下による成膜均一性の低下という課題がある。
例えば、特許文献1では、各処理室での処理時間が異なる場合でも、基板の投入間隔を一定にすることにより、基板の処理室での滞留を抑制している。しかしながら、処理室外での滞留については、課題が残る場合がある。
国際公開第2005/055314号
本開示の目的は、搬送室等での先行の基板の滞留の発生の抑制と処理室の未使用時間の低減を実現することで、スループットを向上させることにある。
本開示の一態様によれば、 基板を処理する複数の処理室と、
前記基板を搬送する搬送機構を有する搬送室と、
前記基板がそれぞれの前記処理室に搬送可能となる基板搬送可能時間を算出し、算出したそれぞれの前記処理室への前記基板搬送可能時間のうち、最も短い時間となる前記処理室への基板搬送経路を選択し、選択した前記基板搬送経路に基づいて前記搬送機構の制御を行う制御部と、
を備える技術が提供される。
本開示によれば、搬送室等での先行の基板の滞留の発生の抑制と処理室の未使用時間の低減を実現することで、スループットを向上させることができる。
本実施形態で好適に用いられる基板処理装置の構成図である。 本実施形態の基板処理装置における制御系の構成図である。 本実施形態の搬送工程のフロー図である。 本実施形態における基板処理装置への基板の投入の搬送制御のフロー図である。 本実施形態における基板搬送可能時間算出処理のフロー図である。 基板を基板処理装置へ投入する搬送制御の判断タイミングにおける、基板配置の状態例である。 図6の状態において、各処理室について、実行中の基板処理残時間と実行予定の処理の時間をまとめた表である。 本実施形態における真空搬送室への基板の搬送制御のフロー図である。 本実施形態における搬送基板の決定のフロー図である。 真空搬送室への基板の搬送制御の判断タイミングにおける、基板配置の状態例である。 図10の状態において、ロードロック室に配置されている、候補基板と他候補基板Sについて、対応する処理室の実行中の処理の残時間と、実行予定の処理の時間をまとめたものである。 本実施形態の処理室の条件を予め整える処理の実行タイミング判断フロー図である。 処理室の条件を予め整える処理の実行タイミングの判断時における、基板配置の状態例である。 図13の状態において、関係する各基板について、対応する処理室の実行中の処理の残時間と、処理室の条件を予め整える処理の処理時間をまとめた表である。 本実施形態においてロードロック室に空きを作る処理の制御のフロー図である。 本実施形態において処理済基板をロードロック室から払い出してロードロック室をEVAC完了状態とするまでの時間を算出するフロー図である。 ロードロック室に空きを作る処理の実行タイミングの判断時における、基板配置の状態例である。 図17の状態において、ロードロック室の未処理基板の払い出し時間Tと、処理済基板行き先処理室の基板搬送可能時間をまとめた表である。 従来の並列処理における処理室の使用タイムチャートの一例である。 本実施形態が適用された並列処理における処理室の使用タイムチャートの一例である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において用いられる図面は、いずれも模式的なものである。また、本実施形態では、半導体基板を処理する基板処理装置及び半導体装置の製造方法を例として説明するが、例えば、LCD用基板を処理する基板処理装置などに同様な構成や動作を適用することも可能である。以下の説明においては、これら基板を単に基板Sと呼ぶ。
(基板処理装置の構成)
図1に示されるように、本実施形態に係る基板処理装置10は、減圧状態で基板Sを取り扱う真空側の構成と、大気圧状態において基板Sを取り扱う大気圧側の構成とを備えている。真空側の構成は、主に、真空搬送室TMと、ロードロック室LM1,LM2と、基板Sを処理する処理室(処理機構)PM1~PM4とを備えている。大気圧側の構成は、主に、大気圧搬送室EFEMと、配置部としてのロードポートLP1~LP3とを備えている。ロードポートLP1~LP3には、基板Sを収納したキャリアCA1~CA3が、基板処理装置10の外部から搬送されて載置され、また、基板処理装置10の外部へ搬送される。このような構成により、例えば、ロードポートLP1上のキャリアCA1から未処理の基板Sが取り出され、ロードロック室LM1を経て、処理室PM1へ搬入されて処理された後、処理済みの基板Sは、その逆の手順で、ロードポートLP1上のキャリアCA1へ戻される。
(真空側の構成)
真空搬送室TMは、真空状態などの大気圧未満の負圧(減圧)に耐えることが出来る真空気密可能な構造に構成されている。なお、本実施形態においては、真空搬送室TMの筐体は、平面視が五角形で、上下両端が閉塞した箱形状に形成されている。ロードロック室LM1,LM2、処理室PM1~PM4は、真空搬送室TMの外周を囲むように配置されている。なお、処理室PM1~PM4を総称又は代表する場合は、処理室PMと称する。ロードロック室LM1,LM2を総称又は代表する場合は、ロードロック室LMと称する。その他の構成(後述する真空ロボットVR、アームVRA等)についても同様のルールとする。
真空搬送室TM内には、減圧状態で基板Sを搬送する搬送手段としての真空ロボットVRが例えば1台設けられている。真空ロボットVRは、基板Sを基板載置部である2組の基板支持アーム(以下、アーム)VRAに載せることで、ロードロック室LM及び処理室PMとの間で、基板Sの搬送を行なう。真空ロボットVRは、真空搬送室TMの気密性を維持しつつ昇降できるように構成される。また、2組のアームVRAは、上下方向に離間して設けられ、それぞれ水平方向に伸縮でき、係る水平面内で回転移動できるように構成されている。
処理室PMは、基板Sが載置される基板載置部をそれぞれ備える。さらには、処理室PMに処理ガス等のガスを供給可能なガス供給部及び処理室PM内の雰囲気を排気可能な排気部が接続される。処理室PMは、例えば基板Sを1枚ずつ減圧状態で処理する枚葉式の処理室として構成されている。すなわち、処理室PMは、それぞれが例えばプラズマ等を用いたエッチングやアッシング、化学反応による成膜など、基板Sに付加価値を与える処理室として機能する。
処理室PMは、開閉弁としてのゲートバルブPGVにより真空搬送室TMにそれぞれ連接される。したがって、ゲートバルブPGVを開けることにより、真空搬送室TMとの間で減圧下にて基板Sの搬送を行うことが可能である。また、ゲートバルブPGVを閉じることにより、処理室PM内の圧力や処理ガス雰囲気を保持したまま、基板Sに対して各種の基板処理を行うことが可能である。
ロードロック室LMは、真空搬送室TM内へ基板Sを搬入する載置部として、あるいは真空搬送室TM内から基板Sを搬出する載置部として機能する。ロードロック室LMの内部には、基板Sを搬入搬出する際、基板Sを一時的に支持するバッファステージ(不図示)が、それぞれ設けられている。バッファステージは、複数枚(例えば2枚)の基板Sを保持する多段型スロットとして構成することができる。
また、ロードロック室LMは、開閉弁としてのゲートバルブLGVにより真空搬送室TMにそれぞれ連接されており、また、開閉弁としてのゲートバルブLDにより後述する大気圧搬送室EFEMにそれぞれ連接されている。したがって、真空搬送室TM側のゲートバルブLGVを閉じたまま、大気圧搬送室EFEM側のゲートバルブLDを開けることにより、真空搬送室TM内の真空気密を保持したまま、ロードロック室LMと大気圧搬送室EFEMとの間で、大気圧下にて基板Sの搬送を行うことが可能である。
また、ロードロック室LMは、真空状態などの大気圧未満の減圧に耐えることが出来る構造に構成されており、その内部をそれぞれ真空排気することが可能となっている。したがって、大気圧搬送室EFEM側のゲートバルブLDを閉じてロードロック室LMの内部を真空排気した後で、真空搬送室TM側のゲートバルブLGVを開けることにより、真空搬送室TM内の真空状態を保持したまま、ロードロック室LMと真空搬送室TMとの間で、減圧下にて基板Sの搬送を行うことが可能である。このように、ロードロック室LMは、大気圧状態と減圧状態とを切換え可能に構成されている。
(大気圧側の構成)
一方、基板処理装置10の大気圧側には、上述の通り、ロードロック室LM1,LM2に接続されたフロントモジュールである大気圧搬送室EFEM(Equipment Front End Module)と、大気圧搬送室EFEMに接続され、例えば1ロット分、25枚の基板Sをそれぞれ収納した基板収納容器としてのキャリアCA1~CA3を載置する配置部としてのロードポートLP1~LP3と、が設けられている。このようなキャリアCA1~CA3としては、例えばFOUP(Front Opening Unified Pod)が使用される。ここで、ロードポートLP1~LP3を総称又は代表する場合は、ロードポートLPと称する。キャリアCA1~CA3を総称又は代表する場合は、キャリアCAと称する。真空側の構成と同様に大気圧側の構成(後述するキャリアドアCAH1~CAH3、キャリアオープナCP1~CP3等)についても同様のルールとする。
大気圧搬送室EFEM内には、搬送手段としての大気圧ロボットARが例えば1台設けられている。大気圧ロボットARは、ロードロック室LM1とロードポートLP1上のキャリアCAとの間で基板Sの搬送を行なう。大気圧ロボットARも、真空ロボットVRと同様に基板を載置する2組のアームARAを有する。大気圧ロボットAR、及び真空ロボットVRが、基板Sを搬送する搬送機構となる。また、大気圧搬送室EFEM、及び、真空搬送室TMが、搬送室となる。
キャリアCA1には、キャリアCAのキャップ(蓋)であるキャリアドアCAHが設けられている。ロードポートLP上に載置されたキャリアCAのドアCAHが開放された状態で、基板搬入搬出口CAA1を通して、大気圧ロボットARによりキャリアCA内に基板Sが収納され、また、キャリアCA内の基板Sが大気圧ロボットARにより搬出される。
大気圧搬送室EFEM内には、それぞれキャリアドアCAHを開閉するためのキャリアオープナCPが、それぞれロードポートLPに隣設されている。つまり、大気圧搬送室EFEM内は、キャリアオープナCPを介してロードポートLPに隣接して設けられている。
キャリアオープナCPは、キャリアドアCAHと密着可能なクロージャと、クロージャを水平及び鉛直方向に動作させる駆動機構とを有する。キャリアオープナCPは、キャリアドアCAHにクロージャを密着した状態で、クロージャをキャリアドアCAHとともに水平及び鉛直方向に動かすことにより、キャリアドアCAHを開閉する。
大気圧搬送室EFEM内には、基板位置修正装置として、基板Sの結晶方位の位置合わせ等を行うオリフラ合わせ装置であるアライナーAUが設けられている。また、大気圧搬送室EFEMには、大気圧搬送室EFEMの内部にクリーンエアを供給するクリーンエアユニット(図示しない)が設けられている。
ロードポートLPは、ロードポートLP上に、複数枚の基板Sを収納したキャリアCA1~CA3をそれぞれ載置するように構成される。それぞれのキャリアCA内には、基板Sをそれぞれ収納する収納部としてのスロット(図示せず)が例えば1ロット分、25スロット設けられている。各ロードポートLPはキャリアCAが載置されると、キャリアCAに付され、キャリアCAを識別するキャリアIDを示すバーコード等を読み取って記憶するよう構成される。
次に、基板処理装置10を統括的に制御する制御部20について説明する。制御部20は、基板処理装置10の各部を制御するよう構成される。
制御部20は、図1に示すように基板処理装置10内に設けるだけでなく、基板処理装置10外に設けられていてもよい。また、例えばパソコン(パーソナルコンピュータ)等の一般的な汎用コンピュータとして構成されていてもよい。この場合、各種プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体(USBメモリ、DVD等)を用いて汎用コンピュータにプログラムをインストールすることにより、各コントローラを構成することができる。
また、上述の処理を実行するプログラムを供給するための手段は、任意に選択できる。さらに、上述のように所定の記録媒体を介して供給するほか、例えば、通信回線、通信ネットワーク、通信システムなどを介して供給することができる。この場合、例えば、通信ネットワークの掲示板に当該プログラムを掲示し、これをネットワークを介して搬送波に重畳して供給してもよい。そして、このようにして提供されたプログラムを起動し、基板処理装置のOS(Operating System)の制御下、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上述の処理を実行することができる。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)20A、RAM(Random Access Memory)20B、記憶装置20C、I/Oポート20Dを備えたコンピュータとして構成されている。RAM20B、記憶装置20C、I/Oポート20Dは、内部バス20Eを介して、CPU20Aとデータ交換可能なように構成されている。制御部20には、内部バス20Eを介して、例えばタッチパネルやディスプレイ等として構成された入出力装置22が接続され、外部記憶装置(例えば、USBメモリやメモリカード等の半導体メモリ)23が接続されている。
記憶装置20Cは、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)等で構成されている。記憶装置20C内には、基板処理装置10の動作を制御する制御プログラムや、基板処理の手順や条件などが記載されたプログラムレシピ等が読み出し可能に格納されている。プロセスレシピ(処理レシピ)等の各種プログラムレシピは、各手順を制御部20に実行させ、所定の結果を得ることが出来るように組み合わされたものであり、プログラムとして機能する。以下、このプログラムレシピや制御プログラム等を総称して、単にプログラムともいう。なお、本明細書においてプログラムという言葉を用いた場合は、プログラムレシピ単体のみを含む場合、制御プログラム単体のみを含む場合、または、その両方を含む場合がある。
RAM20Bは、CPU20Aによって読み出されたプログラムやデータ等が一時的に保持されるメモリ領域(ワークエリア)として構成されている。
I/Oポート20Dは、真空ロボットVRや大気圧ロボットAR、各種バルブ(PGV、LGV等)、スイッチ、その他の制御対象各部に接続されている。
(基板搬送工程)
図3には、本実施形態の基板処理装置10において、基板Sが処理される際の搬送工程のフローが示されている。ロードポートLPにキャリアCAとしてFOUPを載置し(H1)、大気圧ロボットARを用いてFOUPから基板Sを取り出して大気圧搬送室EFEM内に搬送する(H2)。次に、大気圧ロボットARにより大気圧搬送室EFEMからロードロック室LMへ搬送し(H3)、真空ロボットVRを用いてロードロック室LMから真空搬送室TMへ搬送する(H4)。そして、真空ロボットVRにより真空搬送室TMから処理室PMへ搬送し(H5)、処理室PM内で処理が行われる。 処理室PM内での処理が終了した後、真空ロボットVRにより処理室PMから真空搬送室TMへ搬送し(H6)、真空ロボットVRで真空搬送室TMからロードロック室LMへ搬送する(H7)。そして、大気圧ロボットARによりロードロック室LMから大気圧搬送室EFEMへ搬送し(H8)、大気圧ロボットARを用いて大気圧搬送室EFEMからFOUP内で基板Sを戻す(H9)
上記の搬送工程を有する基板処理装置10において、搬送機構の制御、及び、搬送室PMの制御について説明する。制御部20では、以下の4項目の判断が、各々のタイミングで周期的に行われる。なお、ここでの「基板処理装置10内)は、FOUPから出されている状態をいい、ロードポートLP上のFOUP内に収納されている状態を含まない。
(1)基板処理装置10内に既に搬送されている全基板Sの処理に要する予定の時間と搬送時間から、各処理室PMの使用可能となる時間を算出して、最も短い時間で処理室PMに搬送可能となる基板S(最も短い時間で行き先処理室PMが使用可能となる基板S)を、ロードポートLPのFOUPから大気圧搬送室EFEM内へ処理室PMの決定情報を付与して投入する(図3のH1→H2)。当該基板Sの該当処理室PMまでの搬送経路が基板搬送経路となる。
(2)基板処理装置10内にある未処理の基板Sの各々について、処理される処理室PMに搬送可能となる時間(行き先処理室PMが使用可能となる時間)を算出し、最も短い時間で搬送可能となる基板Sを真空搬送室TMに搬送する(図3のH4→H5)。
(3)基板処理装置10内にある先行で搬送されている基板Sによって、基板Sの滞留が余儀なくされた場合に、滞留の解消される時間を基板Sの処理に要する時間と搬送時間から算出する。そして、前記の滞留の解消される時間と処理室PMの条件を予め整える処理に要する時間から、処理室PMの条件を予め整える処理を実行するタイミングを制御する。
(4)基板処理装置10のロードロック室LM(載置部)に未処理の基板Sと処理済の基板Sが混在した場合に、未処理の基板Sが処理室PMに搬送可能となる時間と、処理済の基板SをFOUPに搬送するのに必要な時間(ロードロック室LMの吸排気処理に要する時間と処理済の基板Sを冷却するのに要する時間と大気搬送室EFEMでの搬送時間から算出する)から、処理済の基板SをFOUPに搬送することによって未処理の基板Sを処理室PMに搬送することに遅延を及ぼすか否かを判断する。遅延を及ぼさないと判定した場合のみ、処理済の基板SをFOUPに搬送して、ロードロック室LM(載置部)に空きを作る。
以下、上記の制御(1)~(4)の各々について、例を挙げて説明する。
(1)基板処理装置10への基板Sの投入の搬送制御
図4に示されるように、まず、処理室PMの使用可能となる時間Tを、処理室PM毎に算出する(S10)。時間Tの算出は、基板処理装置10内に既に搬送されている基板Sの情報から行われる。
図5に示されるように、基板搬送可能時間算出処理では、ステップS11で、基板処理装置10内に既に搬送されている先行基板Sの処理状態を確認する。確認は、基板S毎に実行される。基板Sの処理状態が、処理済みの場合にはステップS16へ進み、未処理又は処理中の場合にはステップS12へ進む。ステップS12では、基板Sの位置を確認する。基板Sの位置が、FOUPの場合にはステップS16へ進み、処理室PMの場合にはステップS15へ進み、それ以外の場合、すなわち、大気圧搬送室EFEM(アライナーAUを含む)、ロードロック室LM、真空搬送室TMの場合にはステップS13へ進む。ステップS13では、処理室PMにおいて当該基板Sが処理室PMに搬入される前に実行される前処理(JOB前処理、前処理、ウォームアップTypelなど)の実行予定時間を処理室の基板搬送可能時間として加算し、ステップS14で、当該基板Sの処理室PMにおける処理(本処理)に予定されている時間を加算する。そして、ステップS15へ進む。
ステップS15では、対象となっている処理室PMの時間Tに、当該基板Sが処理室PM搬出後に実行される後処理(後処理、枚数クリーニング、JOB後処理など)の実行予定時間を加算し、ステップS16へ進む。
ステップS16では、基板処理装置10内に基板搬送可能時間を算出していない基板Sがあるかどうかを判断し、判断が肯定された場合には、ステップS17で、次の基板Sを選択し、ステップS11へ戻る。判断が否定された場合、すなわち、基板処理装置10内のすべての基板Sについて時間算出の処理が完了していれば、ステップS18で、対象となる処理室PMの基板処理残時間Tを、当該処理室PMの時間Tに加算し、基板搬送可能時間算出処理を終了する。当該基板搬送可能時間算出処理により、各処理室PMの基板搬送可能時間Tを算出することができる。
次に、図4のステップS20へ進み、搬送対象処理室PMを選択する。搬送対象とする処理室PMの選択は、基板搬送可能時間算出処理で算出した各処理室の基板搬送可能時間Tの中で最も短いものから順に選択する。
次に、ステップS22で、選択した処理室PMへ搬送する基板Sを取得する。当該取得は、選択した処理室PMを使用する基板SがFOUP内にあり、かつ、基板処理装置10へ投入が可能な基板Sならば取得する。ステップS24で、基板Sの取得ができたかどうか、すなわち、対象基板Sがあるかどうかを判断し、判断が否定された場合(無し)には、ステップS20へ戻り、基板搬送可能時間Tの中で次に短いものを、搬送対象処理室PMとして選択する。そして、上記の処理を繰り返す。ステップS24で、投入可能な基板Sの取得ができた場合(有り)には、ステップS26で、当該基板Sの投入指示を行って本処理を終了する。
図6、図7を用いて、基板処理装置10への基板Sの投入の搬送制御についての一例を説明する。
図6は、基板Sを基板処理装置10へ投入する搬送制御の判断タイミング(図3のH1→H2)における、基板処理装置10の状態例である。基板処理装置10内には、処理室PM1、PM2、PM3、大気圧搬送室EFEM、ロードロック室LMの各々に1枚の基板S、合計5枚の基板Sが先行基板として存在している。
図7は、図6の状態において、各処理室PMについて、実行中の処理の残時間(基板処理残時間T)と、実行予定の処理の時間をまとめたものである。表中の各時間Tは、後述の図11、14、18を含め、以下に対応している。これらの時間のうち、真空搬送室TM及び大気圧搬送室EFEM内での処理時間は、本開示の搬送時間となる。
:処理室PMの基板処理残時間(処理実行中のJOB前処理を含む)
JPre:JOB前処理実行予定時間
Main:本処理実行予定時間
Pre:前処理実行予定時間
Post:後処理実行予定時間
CC:枚数クリーニング処理実行予定時間
:対象基板が処理室に搬送可能となる時間(基板搬送可能時間)
:載置部を大気状態の雰囲気に整える時間
:載置部を真空状態の雰囲気に整える時間
:対象基板の冷却に要する時間
AT:対象基板の大気搬送に要する時間
CO:対象基板を載置部からの払出しに要する時間(基板Sの払い出し時間)
図7に示されるように、処理室PM1は、基板処理残時間Tに後処理実行予定時間TPostと枚数クリーニング処理実行予定時間TCCが加算された375000msが基板搬送可能時間Tとなる。処理室PM2は、基板処理残時間Tに、ロードロック室LMに待機中の基板S(PM2行き)についての前処理実行予定時間TPreと本処理実行予定時間Tmainが加算された201000が基板搬送可能時間Tとなる。処理室PM3は、基板処理残時間Tに、ロードロック室LMに待機中の基板S(PM3行き)についての本処理実行予定時間Tmainが加算された156000msが基板搬送可能時間Tとなる。処理室PM4は、基板処理残時間T(図7では実行中のJOB前処理を基板処理残時間Tとして計上する)の372000msが基板搬送可能時間Tとなる。
以上より、基板搬送可能時間Tが最短である基板搬送経路を選択し、投入される基板Sは基板搬送可能時間Tが最短の処理室PM3に搬送する基板Sであることが判断できる。基板搬送可能時間Tが最短である基板Sを投入することにより、搬送途中での無駄な待ち時間が削減できる。これにより、生産のスループットの向上に貢献できる。
(2)真空搬送室への基板Sの搬送制御
基板処理装置10内にある未処理の基板Sの内、どの基板Sを真空搬送室TMへ搬送するかについて、以下のようにして決定する。
図8に示されるように、まず、ステップS30で、EVAC(排気)完了状態のロードロック室LMにおける搬送候補の未処理基板S(以下「候補基板S」と称する)を取得する。候補基板Sを取得できない(候補基板Sが存在しない)場合には、処理を終了する。取得に成功した場合には、ステップS32で、他の搬送候補として、EVAC(排気)未完了状態のロードロック室LMの未処理基板S、大気圧搬送室EFEM(アライナーAUを含む)の未処理基板S(以下「他候補基板S」と称する)を取得する。他候補基板Sを取得できない(他候補基板Sが存在しない)場合には、ステップS38へ進む。
ステップS32で、取得に成功した場合には、ステップS34で、ステップS30、S32の各々で取得した候補基板S、他候補基板Sについて、対応する処理室PM(行き先の処理室)の基板搬送可能時間Tを算出する。基板搬送可能時間Tの算出は、判定時点での処理室PMで実行されている基板処理残時間Tと、その処理が完了して候補基板Sが処理室PMに搬送されるまでに実行される基板搬送前処理(JOB前処理、前処理など)と、処理室PM内に搬送されている基板Sがある場合は、この基板Sが処理室PM搬出後に実行される後処理(後処理、枚数クリーニング、JOB後処理など)の実行予定時間を加算した時間となる。
次に、ステップS36へ進み、候補基板S、他候補基板Sについて、基板搬送可能時間Tとロードロック室LMの状態から搬送基板Sの決定処理を行う。搬送基板Sの決定処理は、図9に示されるように、ステップS36-1で、各基板Sの行き先処理室PMの基板搬送可能時間Tを比較し、候補基板Sの基板搬送可能時間Tが他候補基板Sの基板搬送可能時間T以下の場合には、ステップS36-6へ進み、候補基板Sの基板搬送可能時間Tが他候補基板Sの基板搬送可能時間Tよりも長い短い場合には、ステップS36-2へ進む。
ステップS36-2では、他候補基板Sのロードロック室LMの状態を確認し、当該ロードロック室LMが、VENT(大気開放)中又はVENT完了状態の場合にはステップS36-3へ進み、EVAC完了状態の場合にはステップS36-7へ進み、EVAC中の場合にはステップS36-4へ進む。ステップS36-3では、EVAC時間を取得し、ステップS36-5へ進む。ステップS36-4では、EVAC残時間を取得し、ステップS36-5へ進む。
ステップS36-5では、EVAC時間またはEVAC残時間と処理室PMの基板搬送可能時間Tとを比較し、処理室PMの基板搬送可能時間TがEVAC時間またはEVAC残時間以下の場合には、ステップS36-6へ進み、候補基板Sを搬送基板Sとして決定する。処理室PMの基板搬送可能時間TがEVAC時間またはEVAC残時間より長い場合には、ステップS36-7へ進み、他候補基板Sを搬送基板Sとして決定する。
そして、図8のステップS38へ進み、搬送基板Sとして決定された基板Sを真空搬送室TMに搬送し、本処理を終了する。
図10、図11を用いて、真空搬送室TMへの基板Sの搬送制御についての一例を説明する。
図10は、真空搬送室TMへの基板Sの搬送制御の判断タイミング(図3のH3→H4)における、基板処理装置10の状態例である。基板処理装置10内には、処理室PM1、PM2、PM3、2つのロードロック室LMの各々に1枚の基板S、合計5枚の基板Sが存在している。
図11は、図10の状態において、ロードロック室LMに配置されている、候補基板S(A)と他候補基板S(B)について、対応する処理室PMの実行中の処理の残時間(基板処理残時間T)と、実行予定の処理の時間をまとめたものである。
図11に示されるように、候補基板S(A)は、行き先である処理室PM3の基板処理残時間Tが加算された51000msが基板搬送可能時間Tとなる。他候補基板S(B)は、行き先である処理室PM2の基板処理残時間Tに、前処理実行予定時間TPreが加算された126000msが基板搬送可能時間Tとなる。以上より、基板搬送可能時間Tが最短である基板搬送経路の選択として、基板S(A)を真空搬送室TMへ搬送することを判断できる。
(3)処理室PMの条件を予め整える処理の実行タイミング
図12に示されるように、ステップS40で、各処理室PMにおいてJOB前処理の実行要求があるかどうかを判断し、判断が肯定された場合には、ステップS41へ進み、判断が否定された場合には、ステップS46へ進む。ステップS41では、搬送阻害要因となる基板Sの有無を判断する。
搬送阻害要因となる基板Sの有無判断は、真空搬送室TMにJOB前処理を実行する要因の基板S以外の未処理基板Sがある、又は、 合計で有効ロードロック室LM数以上のJOB前処理を実行する要因の未処理基板がロードロック室LM、大気圧搬送室EFEM(アライナーAUを含む)にある、のどちらかを満たしている場合、有りの判定となる。有りの判定となった場合はJOB前処理の実行タイミングの調整が必要となる。これは、JOB前処理を実行する処理室PMへ、対象となる基板Sが到達できる時間(搬送時間として搬送機構上での待機時間も含む基板搬送可能時間)がJOB前処理の実行完了よりも遅れる可能性があるからである。
ステップS41での判断で阻害要因となる基板Sが有りと判断された場合には、ステップS42へ進み、無しと判断された場合には、ステップS45へ進む。
ステップS42では、阻害要因基板Sの処理室PMの基板搬送可能時間Tである時間T1を取得する。時間T1は、阻害要因基板Sを処理室PWへ搬送できる時間であり、JOB前処理の処理室PMで処理される基板Sを搬送することができるようになる時間(基板搬送可能時間)である。阻害要因基板Sの処理室PMの基板搬送可能時間Tは、判定時点での処理室PMで実行されている基板処理残時間Tと、その処理が完了して候補基板Sが処理室PMに搬送されるまでに実行される搬送前処理(JOB前処理、前処理など)と、同一処理室での処理予定の先行の基板Sがある場合は、その基板Sの搬送前処理、本処理、搬送後処理の実施時間を加算する。また、処理室PM内に搬送されている基板Sがある場合は、この基板Sが処理室搬出後に実行される後処理(後処理、枚数クリーニング、JOB後処理など)の実行予定時間を加算した時間となる。
次に、ステップS43へ進み、JOB前処理 / ウォームアップTypelの処理開始可能時間T2を取得する。そして、ステップS44へ進み、ステップS42で取得した阻害要因基板Sの処理室PMの基板搬送可能時間TであるT1と、ステップS43で取得したJOB前処理 / ウォームアップTypelの処理開始可能時間T2と、を比較する。時間T1が時間T2以下の場合には、ステップS45へ進み、JOB前処理を開始する。時間T1が時間T2よりも長い場合には、ステップS46へ進み、JOB前処理を開始せず待ち状態とする。
これにより、阻害要因基板Sの処理室PMの基板搬送可能時間TがJOB前処理以下となった場合に、JOB前処理が実行されるので、対象基板Sの処理室PMへの搬送が、JOB前処理の完了よりも遅れてしまうことが回避でき、JOB前処理の完了に合わせて基板Sを処理室PMへ搬送することができる。したがって、JOB前処理完了後の処理室PMの温度低下を低減することができる。
図13、図14を用いて、処理室PMの条件を予め整える処理の実行タイミングについての一例を説明する。
図13は、処理室PMの条件を予め整える処理の実行タイミングの判断タイミング(図3のH7)における、基板処理装置10の状態例である。基板処理装置10内には、処理室PM1、PM3、PM4、真空搬送室TM、2つのロードロック室LMの各々に1枚の基板S、合計6枚の基板Sが存在している。
図14は、図13の状態において、ロードロック室LMに配置されている基板S(A)、基板S(B)、真空搬送室TMに配置されている基板S(C)について、対応する処理室PMの実行中の処理の残時間(基板処理残時間T)と、処理室PMの条件を予め整える処理の処理時間をまとめたものである。
図13から、真空搬送室TMにJOB前処理(処理開始可能時間:JOB前処理実行時間TJPre300000ms)を実行する要因の基板S(C)以外の未処理基板S(A)があり、搬送阻害要因となる基板S(A)が有ることが判断できる。基板S(A)の処理予定の処理室PM3の基板搬送可能時間Tは360000msであり、基板S(C)の処理予定の処理室PM2の条件を予め整える処理の処理開始可能時間300000msよりも長くなっている。したがって、処理室PM2でJOB前処理の実行タイミング待ちである。基板S(A)の行き先処理室PM3について基板搬送可能時間Tが基板S(C)の行き先処理室PM2の条件を予め整える処理の処理開始可能時間である300000msを下回ったとき、処理室PM2の条件を予め整える処理を実行する。
(4)基板処理装置10のロードロック室LMに空きを作る処理の制御
基板処理装置10のロードロック室LMに空きを作るか否かについて、以下のようにして決定する。
図15に示されるように、まず、ステップS50で、ロードロック室LMにおける基板Sの混在状態を確認する。ロードロック室LMに、未処理基板Sと処理済基板Sとが混在していない場合には、処理を終了し、未処理基板Sと処理済基板Sとが混在している場合には、ステップS51へ進む。ステップS51では、ロードロック室LMの排気状態を確認する。ロードロック室LMがEVAC中又はVENT中の場合には、処理を終了し、ロードロック室LMがEVAC又はVENTを完了した状態であれば、ステップS52へ進む。
ステップS52では、基板Sの行き先処理室PMの基板搬送可能時間TをT3として算出する。次に、ステップS53へ進み、処理済基板Sをロードロック室LMから払い出してロードロック室LMをEVAC完了状態とするまでの時間T4を算出する。時間T4の算出は、図16に示すように、ステップS53-1で、ロードロック室LMの排気状態を確認し、VENT完了状態であれば、ステップS53-4へ進み、基板S冷却時間、EVAC処理時間、処理済基板S搬送時間の和を、処理済基板Sの払い出し時間T4として算出する。
ステップS53-1で確認したロードロック室LMの排気状態が、EVAC完了状態であれば、ステップS53-2へ進み、VENT処理時間と基板S冷却時間とを比較する。VENT処理時間が基板S冷却時間以下の場合には、ステップS53-4へ進み、基板S処理時間、EVAC処理時間、処理済基板S搬送時間の和を、処理済基板Sの払い出し時間T4として算出する。VENT処理時間が基板S冷却時間よりも長い場合には、ステップS53-3へ進み、VENT処理時間、EVAC処理時間、処理済基板S搬送時間の和を、処理済基板Sの払い出し時間T4として算出する。
次に、図15のステップS54へ進み、時間T3とT4を比較する。時間T3の方が長い場合には、未処理基板Sの搬入に遅延を与えないため、ステップS55へ進み、処理済基板Sの払い出しを優先する。時間T4の方が長い場合には、未処理基板Sの搬入処理を優先する。
このように優先順位をつけることにより、ロードロック室LMにある処理済の基板SをFOUPに搬送することで、未処理の基板Sの処理室PMへの搬送に遅延を及ぼさない場合のみ、処理済の基板SをFOUPに搬送して、ロードロック室LMに空きを作る。この処理によって、ロードロック室LMに空きがないことによる、処理済の基板Sの処理室PM及び搬送室PMでの滞留を低減し、基板Sの搬送効率が向上し、スループットも向上する。
図17、図18を用いて、基板処理装置10のロードロック室LMに空きを作る処理の制御についての一例を説明する。
図17は、基板処理装置10のロードロック室LMに空きを作る処理の実行タイミングの判断タイミング(図3のH1~H4)における、基板処理装置10の状態例である。基板処理装置10内には、処理室PM1、PM2、PM3、PM4、真空搬送室TM、2つのロードロック室LMの一方に各々に1枚の基板S、ロードロック室LMの他方に2枚の基板S、合計7枚の基板Sが存在している。ロードロック室LMの他方にある2枚の基板Sは、処理済と未処理であり払い出しの判断が必要となる。
図18は、図17の状態において、ロードロック室LMの他方に配置されている未処理基板Sの行き先処理室PM2の基板搬送可能時間Tである時間T3(150000ms)と、処理済基板Sについての払い出し時間TCOである時間T4(118000ms)、をまとめたものである。図18から、時間T3(150000ms)が時間T4(118000ms)よりも長いことから、基板搬送可能時間Tに影響がなく、基板搬送経路の選択として、ロードロック室LMから処理済基板SをFOUPへ払い出す基板搬送経路を選択してよく、ロードロック室LMに空きを作る処理を実行してよいことが判断できる。なお、払い出し時間TCOについて、載置部を大気状態の雰囲気に整える時間T、載置部を真空状態の雰囲気に整える時間T、対象基板の冷却に要する時間T、対象基板の大気搬送に要する時間TATの内、対象基板の冷却に要する時間Tについては、一部他の時間と重複して実行される。
図19及び20には、処理室PM1、3、4を使用する本処理(5分)と、処理室PM2を使用する本処理(10分)の並列運転動作について、処理室PM1~4の使用タイムチャートの一部が示されている。前述の制御(1)~(4)を実行しない従来の場合(図19)は処理室PMの未使用時間が多くなっている。制御(1)~(4)を実行した場合(図20)では、処理室PMの未使用時間がなく、全体のスループットが向上していることがわかる。
本実施形態の制御(1)~(4)を実行することにより、予定されていた処理に遅延が生じても、リアルタイムでの処理判断を実行することにより、影響を抑制することができる。
また、一部処理室PMにおいて障害発生等により処理が停止した場合でも、他の処理室PMにおいて処理を継続することができる。
続いて、搬送先の処理室PMでの基板処理の一例について説明する。ここでは、処理工程の一例である交互供給処理を行い、基板Sの表面に所望の厚さの薄膜を形成する。
処理工程では、複数の処理ガスを用いると共に、第一の工程と第二の工程とを繰り返し、所望の膜を形成する。具体的には、第一工程では、処理ガス供給部から処理室PMに第一ガスを供給し、次の第二工程では、処理ガス供給部から処理室PMに第二ガスを供給し所望の膜を形成する。第一工程と第二工程との間では、処理室PMの雰囲気を排気するパージ工程を備えてもよい。第一工程とパージ工程と第二工程との組み合わせを少なくとも一回以上、望ましくは複数回行う。このような処理を行うことで、基板S上に、例えばSi含有膜を形成する。
なお、ここでは基板処理工程として該交互供給処理を例に説明したが、それに限るものではなく、たとえば第一ガスと第二ガスとを並行して処理室PMに供給して所望の膜を形成する成膜処理や、あるいは酸素等の改質ガスを供給して基板Sに形成された膜を改質する改質処理を行っても良い。さらには、アッシング処理やエッチング処理等、様々な処理を行っても良い。
以下、本開示の望ましい形態について付記する。
(付記1)
本開示の一態様では、
基板を処理する複数の処理室と、
前記基板を搬送する搬送機構を有する搬送室と、
前記基板がそれぞれの前記処理室に搬送可能となる基板搬送可能時間を算出し、算出したそれぞれの前記処理室への前記基板搬送可能時間のうち、最も短い時間となる前記処理室への基板搬送経路を選択し、選択した前記基板搬送経路に基づいて前記搬送機構の制御を行う制御部と、
を備えた基板処理装置、が提供される。
(付記2)
好ましくは、
前記制御部は、
それぞれの前記処理室の基板処理残時間と、前記搬送機構で搬送途中の先行基板について前記処理室での処理実行予定時間と、各処理室に対応する前記基板の前記搬送機構での搬送時間と、に基づいて前記基板搬送可能時間の算出を行う、付記1の基板処理装置が提供される。
(付記3)
好ましくは、
前記基板を載置する複数の載置部を備え、
前記制御部は、
前記載置部に載置された前記基板のそれぞれが前記処理室に搬送可能となる基板搬送可能時間を算出し、
算出した基板搬送可能時間が最も短い前記基板を前記載置部から前記処理室へ向かって搬送するように前記搬送機構の制御を行う付記1の基板処理装置が提供される。
(付記4)
好ましくは、
複数の基板を収納する容器が配置される複数の配置部を備え、
前記制御部は、
前記載置部に未処理基板と処理済基板が配置されている場合に、前記処理済基板の前記配置部への搬送後に前記未処理基板を前記処理室へ搬送できる時間が、前記処理室の基板搬送可能時間よりも短い場合に、前記処理済基板を前記配置部へ搬送するように前記搬送機構を制御する付記3の基板処理装置が提供される。
(付記5)
好ましくは、
前記制御部は、
前記処理室への基板搬送可能時間と、前記処理室での前記基板の処理開始が可能となる処理開始可能時間に基づいて、前記処理開始可能時間の経過に合わせて前記基板搬送可能時間が到来するように、前記処理室の前処理開始時間を制御する付記1の基板処理装置が提供される。
(付記6)
好ましくは、
前記搬送機構は、
大気状態で前記基板の搬送を行うように大気搬送室内に配置される付記1の基板処理装置が提供される。
(付記7)
好ましくは、
前記搬送機構は、
真空状態で前記基板の搬送を行うように真空搬送室内に配置される付記1の基板処理装置が提供される。
(付記8)
好ましくは、
前記載置部は前記載置部内の雰囲気を大気状態と真空状態と切り替えることができ、
前記載置部は2枚以上の前記基板を載置できる構成となっており、
前記制御部は、
前記載置部に未処理の前記基板と処理済の前記基板が載置されている場合に、
未処理の前記基板が前記処理室に搬送可能となる時間と、
前記載置部内の雰囲気の状態及び処理済みの前記基板の冷却状況から、処理済みの前記基板を前記載置部払い出した後前記載置部の雰囲気を真空状態にするまでの時間と、
を算出し、
未処理の前記基板が前記処理室に搬送可能となる時間に影響を与えない場合に、前記載置部から処理済みの前記基板を払い出して前記載置部に空きを作るように制御を行う付記1の基板処理装置が提供される。
(付記9)
本開示の他の態様では、
複数の処理室で基板を処理する工程と、
前記基板を搬送する工程と、
前記基板がそれぞれの前記処理室に搬送可能となる基板搬送可能時間を算出し、算出したそれぞれの前記処理室への前記基板搬送可能時間のうち、最も短い時間となる前記処理室への基板搬送経路を選択し、選択した前記基板搬送経路に基づいて前記基板の搬送制御を行う工程と、
を有する半導体装置の製造方法、が提供される。
(付記10)
本開示の他の態様では、
複数の処理室で基板を処理する手順と、
前記基板を搬送する手順と、
前記基板がそれぞれの前記処理室に搬送可能となる基板搬送可能時間を算出し、算出したそれぞれの前記処理室への前記基板搬送可能時間のうち、最も短い時間となる前記処理室への基板搬送経路を選択し、選択した前記基板搬送経路に基づいて前記基板の搬送制御を行う手順と、
を有する基板処理装置を実行するためのプログラム、が提供される。
10 基板処理装置
PM 処理室
TM 真空搬送室(搬送室)
EFEM 大気圧搬送室(搬送室)
S 基板
20 制御部

Claims (5)

  1. 基板を処理する複数の処理室と、
    前記基板を搬送する搬送機構を有する搬送室と、
    前記基板がそれぞれの前記処理室に搬送可能となる基板搬送可能時間を算出し、算出したそれぞれの前記処理室への前記基板搬送可能時間のうち、最も短い時間となる前記処理室への基板搬送経路を選択し、選択した前記基板搬送経路に基づいて前記搬送機構の制御を行う制御部と、
    を備えた基板処理装置。
  2. 前記制御部は、
    それぞれの前記処理室の基板処理残時間と、前記搬送機構で搬送途中の先行基板について前記処理室での処理実行予定時間と、各処理室に対応する前記基板の前記搬送機構での搬送時間と、に基づいて前記基板搬送可能時間の算出を行う、
    請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 前記制御部は、
    前記処理室への前記基板搬送可能時間と、前記処理室での前記基板の処理開始が可能となる処理開始可能時間に基づいて、前記処理開始可能時間の経過に合わせて前記基板搬送可能時間が到来するように、前記処理室の前処理開始時間を制御する、
    請求項1に記載の基板処理装置。
  4. 複数の処理室で基板を処理する工程と、
    前記基板を搬送する工程と、
    前記基板がそれぞれの前記処理室に搬送可能となる基板搬送可能時間を算出し、算出したそれぞれの前記処理室への前記基板搬送可能時間のうち、最も短い時間となる前記処理室への基板搬送経路を選択し、選択した前記基板搬送経路に基づいて前記基板の搬送制御を行う工程と、
    を有する半導体装置の製造方法。
  5. 複数の処理室で基板を処理する手順と、
    前記基板を搬送する手順と、
    前記基板がそれぞれの前記処理室に搬送可能となる基板搬送可能時間を算出し、算出したそれぞれの前記処理室への前記基板搬送可能時間のうち、最も短い時間となる前記処理室への基板搬送経路を選択し、選択した前記基板搬送経路に基づいて前記基板の搬送制御を行う手順と、
    を有する基板処理装置を実行するためのプログラム。
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