JP2023044874A - 天井埋込型空調 - Google Patents

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Kumpei Sano
彰宏 中庭
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Abstract

【課題】ターボファンから熱交換器にかけて流路断面積が急拡大するような天井埋込型空調においても、より一層効率が向上した天井埋込型空調を提供する。【解決手段】天井埋込型空調は、軸線回りに回転可能な出力軸を有するモータと、出力軸に取り付けられたターボファンと、ターボファンを外周側から囲うとともに、軸線方向における寸法が前記ターボファンの出口流路の前記軸線方向における寸法よりも大きい熱交換器と、を備え、ターボファンは、出力軸に取り付けられ、軸線を中心とする円盤状をなす主板と、主板に対して軸線方向に間隔をあけて配置されたシュラウドと、シュラウドと主板にわたって設けられ、周方向に間隔をあけて複数配列された主翼と、主翼における出力軸の回転方向前方側を向く面である圧力面から周方向に突出するとともに、シュラウド側を向く案内面を有する案内部材と、を有する。【選択図】図2

Description

本開示は、天井埋込型空調に関する。
空調装置の一例として、下記特許文献1に示されるような天井埋込型空調が広く用いられている。天井埋込型空調は、屋内の天井に埋設されたケーシングと、上下方向に延びる軸線回りに回転する出力軸を有するモータ、及びターボファンと、このターボファンを出力軸に固定する主板と、ターボファンを囲む熱交換器と、ベルマウスと、を主に備えている。ターボファンは、軸線を囲う筒状のシュラウドと、シュラウドの一方側の面上で周方向に間隔をあけて配列された複数の主翼と、を有している。
ターボファンが回転することによって、ケーシングの中央部から屋内の空気がケーシング内に取り込まれる。この空気はターボファンによって外周側に圧送された後、熱交換器を通過することで冷気、又は暖気となって屋内に供給される。
特許第6130137号公報
ここで、ターボファン出口の流路断面積は、製品に要求される揚程や流量によって決定される。一方で、径方向から見た場合の熱交換器の投影面積(軸線方向の高さと周方向の長さの積)は、製品に要求される温度調整能力によって決定される。多くの場合、熱交換器の投影面積は、ターボファン出口の流路断面積よりも大きく設定されている。つまり、熱交換器の軸線方向における高さが大きくなるために、ターボファンから熱交換器に向かうに従って流路断面積が急拡大している。このため、ターボファンから流れ出した空気の流れの一部が、熱交換器の前方で循環流れを形成し、流速分布が不均一となる場合がある。その結果、流速が低い領域で熱交換器の性能を十分に活用できず、天井埋込型空調の効率が低下してしまう虞がある。
本開示は上記課題を解決するためになされたものであって、より一層効率が向上した天井埋込型空調を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示に係る天井埋込型空調は、軸線回りに回転可能な出力軸を有するモータと、前記出力軸に取り付けられたターボファンと、該ターボファンを外周側から囲うとともに、前記軸線方向における寸法が前記ターボファンの出口流路の前記軸線方向における寸法よりも大きい熱交換器と、を備え、前記ターボファンは、前記出力軸に取り付けられ、前記軸線を中心とする円盤状をなす主板と、該主板に対して前記軸線方向に間隔をあけて配置されたシュラウドと、該シュラウドと前記主板にわたって設けられ、周方向に間隔をあけて複数配列された主翼と、該主翼における前記出力軸の回転方向前方側を向く面である圧力面から周方向に突出するとともに、前記シュラウド側を向く案内面を有する案内部材と、を有する。
本開示によれば、ターボファンから熱交換器にかけて流路断面積が急拡大するような天井埋込型空調においても、より一層効率が向上した天井埋込型空調を提供することができる。
本開示の第一実施形態に係る天井埋込型空調の構成を示す断面図である。 本開示の第一実施形態に係るターボファンの構成を示す拡大図である。 本開示の第一実施形態に係るターボファンの変形例を示す拡大図である。 本開示の第二実施形態に係るターボファンの構成を示す拡大図である。 本開示の第三実施形態に係るターボファンの構成を示す拡大図である。
<第一実施形態>
(天井埋込型空調の構成)
以下、本開示の第一実施形態に係る遠心圧縮機としての天井埋込型空調100について、図1から図4を参照して説明する。図1に示すように、天井埋込型空調100は、ケーシング1と、モータ2と、主板3と、ターボファン4と、熱交換器5と、ベルマウス6と、を備えている。
ケーシング1は、建物の天井壁90に埋め込まれている。ケーシング1は、下方から見て矩形をなすとともに、上方に向かって凹没することで内部に空間を形成している。具体的には、ケーシング1は、天井面90aに露出するパネル1aと、パネル1aの上方に設けられた箱状のキャビネット1bと、を有している。パネル1aは、矩形の枠体であるパネル本体11と、下部中央に設けられた吸込口11aとしてのグリル12と、を有している。パネル本体11は、この吸込口11aの周囲に吹出口11bを形成する。
モータ2は、キャビネット1b内部で下方を向く底面1sの中央部に設けられている。モータ2は、コイルや磁石等を収容するモータ本体21と、モータ本体21から鉛直下方に突出する出力軸22と、を有している。出力軸22は、鉛直方向(上下方向)に延びる軸線O回りに回転駆動される。
出力軸22には、当該出力軸22から径方向外側に広がるとともに軸線Oを中心とする円盤状の主板3が固定されている。主板3は、軸線Oを含む断面視で、径方向内側から外側に向かうに従って、下方から上方に向かって延びる断面形状を有している。主板3の下面における径方向外側の端縁を含む部分には、ターボファン4が取り付けられている。
ターボファン4は、周方向に間隔をあけて配列された複数の主翼41と、これら主翼41を下方から覆う円環状のシュラウド42と、主翼41の表面に設けられた案内部材43と、を有している。ターボファン4の詳細な構成については後述する。出力軸22の回転に伴って主板3、及びターボファン4が回転して、吸込口11aから吸い込まれた空気が径方向外側に送られる。
ターボファン4の径方向外側には、当該ターボファン4を囲む環状の熱交換器5が設けられている。熱交換器5は、冷凍サイクルを有する冷媒回路の一部である。この熱交換器5では、軸線O方向における寸法がターボファン4の出口流路の軸線O方向における寸法よりも大きく設定されている。具体的には、熱交換器5の下側の端面は、ターボファン4よりも下側に張り出している。つまり、ターボファン4の出口に比べて、熱交換器5の方が径方向から見た断面積(軸線O方向における熱交換器の高さと周方向の長さとの積)が大きい。したがって、ターボファン4の出口から熱交換器5に向かうに従って流路断面積は急拡大している。
ターボファン4によって熱交換器5に送られた空気は、当該熱交換器5を通過する際に冷媒と熱交換する。これにより、熱交換器5の外周側に流れ出た空気は冷気、又は暖気となる。この空気は、キャビネット1bの側面に沿って下方に流れ、吹出口11bから室内に供給される。
ターボファン4の下方には、パネル本体11の上部に固定されたベルマウス6が配置されている。ベルマウス6は、吸込口11aから導入された空気を案内してターボファン4に送るために設けられている。ベルマウス6は、下方から上方に向かうに従って次第に縮径することで円錐形状をなしている。ベルマウス6の軸線O方向一方側(上側)の端部は、上述のシュラウド42によって外周側から囲まれている。
(ターボファンの構成)
次いで、ターボファン4の構成について詳述する。図2に示すように、シュラウド42は、軸線O方向他方側から一方側に向かうに従って、径方向外側に向かうように湾曲している。言い換えれば、軸線O方向下方から上方に向かうに従って、径方向外側に向かうように湾曲している。シュラウド42の厚さ方向の両面のうち、内周側を向く面はシュラウド内周面42sとされている。
シュラウド内周面42s上には、軸線Oに対する周方向に間隔をあけて配列された複数の主翼41が設けられている。主翼41は、主板3の下面からシュラウド内周面42sにわたって延びている。主翼41の軸線Oに直交する断面形状は二次元翼状をなしている。より具体的には、主翼41の断面形状は一例として矩形をなしている。
主翼41の前縁41a(つまり、径方向内側の端縁)は、軸線O方向に延びている。主翼41の後縁41b(つまり、径方向外側の端縁)も、軸線O方向に延びている。主翼41の周方向両面のうち、出力軸22の回転方向前方側を向く面は圧力面41pとされ、後方側を向く面は負圧面41nとされている。周方向に隣り合う一対の主翼41同士の間には、案内部材43が設けられている。
案内部材43は、主翼41の表面を複数(2つ)の領域に区画している。案内部材43は主翼41の軸線O方向における中央部に位置している。案内部材43は、一方の主翼の圧力面41pから他方の主翼41の負圧面41nにかけて延びている。つまり、案内部材43は周方向に連続して延びている。なお、案内部材43は少なくとも圧力面41pに設けられていればよく、負圧面41n側に接続されていなくてもよい。つまり、案内部材43が圧力面41pのみから周方向に突出している構成を採ることが可能である。
案内部材43の径方向内側の端縁は、主翼41の前縁41a上に位置している。また、案内部材43の径方向外側の端縁は、主翼41の後縁41b上に位置している。なお、案内部材43の形状は上記に限定されず、径方向内側の端縁が前縁41a上に位置していなくてもよい。また、径方向外側の端縁が後縁41b上に位置していなくてもよい。
案内部材43は、シュラウド42の延びる方向に沿うように湾曲している。つまり、案内部材43は、軸線O方向他方側から一方側に向かうに従って、径方向外側に向かうように湾曲している。なお、案内部材43は、シュラウド42の延びる方向に完全に沿うように湾曲していなくてもよく、実質的にシュラウド42と同一の方向に延びていればよい。案内部材43の軸線O方向を向く両面のうち、シュラウド42側を向く面は案内面43aとされている。この案内面43aとシュラウド内周面42sとの間の離間距離は、径方向内側から外側にかけて一定である。なお、ここで言う「一定」とは実質的な一定を指すものであって、例えば設計上の公差や製造上の誤差は許容される。つまり、案内面43aとシュラウド内周面42sとの間の離間距離は完全に一定でなくてもよい。
なお、シュラウド42と案内面43aとの間の離間距離は、以下のように設定することも可能である。即ち、主板3とシュラウド42との間の流路における径方向内側から外側にかけての流路断面積の縮小率を下回らない範囲で、径方向外側に向かうに従って案内面43aがシュラウド42側に近接するように延びる構成を採ることが可能である。
(作用効果)
次に、上記の天井埋込型空調100の動作について説明する。天井埋込型空調100を運転するに当たっては、まずモータ2を駆動する。モータ2を駆動することで出力軸22、主板3、及びターボファン4が軸線O回りに回転する。ターボファン4が回転することで、吸込口11aから室内の空気が取り込まれる。この空気は、ベルマウス6を経てターボファン4に送られた後、径方向外側に向かって圧送されることで主流を形成する。主流は、主板3の下面に沿って流れる。つまり、主流は、下方から上方に向かうに従って径方向内側から外側に向かって流れる。この主流の大部分は、熱交換器5を通過することで冷媒と熱交換し、冷気、又は暖気となって吹出口11bから室内に供給される。
ここで、ターボファン4の出口の流路断面積は、製品に要求される揚程や流量によって決定される。一方で、径方向から見た場合の熱交換器5の断面積は、製品に要求される温度調整能力によって決定される。多くの場合、本実施形態のように熱交換器5の断面積はターボファン4の出口の流路断面積よりも大きく設定されている。つまり、ターボファン4から熱交換器5に向かうに従って流路断面積が急拡大している。このため、ターボファン4から流れ出した空気の流れの一部が、熱交換器5とターボファン4との間の流路の前方で循環流れを形成し、流速分布が不均一となる場合がある。その結果、熱交換器5の性能を十分に活用できず、天井埋込型空調100の効率が低下してしまう虞がある。
そこで、本実施形態では、主翼41に案内部材43が設けられている。この構成によれば、ターボファン4の主翼41に沿って径方向外側に向かう空気の流れは、案内部材43によって、軸線O方向に複数に分割された状態となる。これにより、ターボファン4の出口で、軸線O方向における流速分布をより均一化することができる。その結果、例えば、熱交換器5の前方で循環流れが形成されてしまう可能性が低減される。したがって、熱交換器5に対して、その断面積の全面にわたって空気の流れが供給され、熱交換器5としての性能を十分に活用することができる。よって、天井埋込型空調100の効率を向上させることが可能となる。
さらに、上記構成によれば、案内部材43が圧力面41pから負圧面41nにかけて周方向に連続して延びていることから、当該周方向の全域にわたって安定的に流速分布を均一化することができる。これにより、上述の循環流れが形成されてしまう可能性をさらに低減することができる。
また、上記構成によれば、案内部材43が前縁41aから後縁41bにかけて延びていることから、径方向の全域にわたってさらに安定的に空気の流れを案内することができる。
加えて、上記構成によれば、案内部材43(案内面43a)とシュラウド42との離間距離が径方向内側から外側にかけて一定であることから、案内部材43を配置したことによる圧力損失の発生を最小限に抑えることが可能となる。これにより、天井埋込型空調100の効率をさらに向上させることができる。
以上、本開示の第一実施形態について説明した。なお、本開示の要旨を逸脱しない限りにおいて、上記の構成に種々の変更や改修を施すことが可能である。
上記第一実施形態では、軸線O方向に1つのみの案内部材43が設けられている例について説明した。しかしながら、案内部材43の数は上記に限定されず、図3に変形例として示すように、軸線O方向に間隔をあけて複数(2つ以上)の案内部材43を配列することも可能である。この構成によれば、径方向外側に向かう空気の流れがさらに細かく分割されるため、軸線O方向における流速分布をさらに均一化することが可能となる。
<第二実施形態>
次いで、本開示の第二実施形態について、図4を参照して説明する。なお、上記第一実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図4に示すように、本実施形態では、軸線O方向に間隔をあけて複数の案内部材43が配列されている。さらに、これら複数の案内部材43は、軸線O方向において主板3側よりもシュラウド42側に偏って配置されている。つまり、案内部材43と主板3との間の離間距離よりも、案内部材43とシュラウド42との間の離間距離の方が小さく設定されている。
ここで、主板3側よりもシュラウド42側の方が形状の曲率が大きい。このため、図1中の矢印から明らかなように、シュラウド42側では軸線O方向から径方向外側に向かって流れの向きが急激に変化する。これにより、当該シュラウド42側では損失が大きくなる傾向にある。しかしながら、上記の構成によれば、案内部材43がシュラウド42側に偏って配置されていることから、当該シュラウド42側における整流効果をさらに高めることができる。これにより、損失を低減することが可能となる。その結果、天井埋込型空調100の効率をさらに向上させることが可能となる。
以上、本開示の第二実施形態について説明した。なお、本開示の要旨を逸脱しない限りにおいて、上記の構成に種々の変更や改修を施すことが可能である。上記第二実施形態では、複数の案内部材43が設けられている例について説明した。しかしながら、1つのみの案内部材43を備え、当該案内部材43がシュラウド42側に偏った位置に設けられている構成を採ることも可能である。
<第三実施形態>
次いで、本開示の第三実施形態について、図5を参照して説明する。なお、上記の各実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図5に示すように、本実施形態では主翼41における後縁41bの形状が上記の各実施形態とは異なっている。
具体的には、主翼41におけるシュラウド42側の端部は、主板3側の端部よりも径方向外側に位置している。また、主翼41の後縁41bは、主板3側からシュラウド42側に向かうに従って径方向外側に向かって延びている。つまり、後縁41bは軸線Oに対して傾斜している。
ここで、シュラウド42側では、主板3側に比べて空気の流れの曲率が大きい。このため、当該シュラウド42側では損失が大きくなる傾向にある。しかしながら、上記の構成によれば、主翼41の後縁41bが主板3側からシュラウド42側に向かうに従って径方向外側に向かって延びている。つまり、シュラウド42側では主翼41が径方向外側に張り出している。これにより、当該シュラウド42側で主翼41が空気の流れに対してする仕事が増加し、揚程を拡大することができる。その結果、シュラウド42側における損失を低減することが可能となる。その結果、天井埋込型空調100の効率をさらに向上させることが可能となる。
以上、本開示の第三実施形態について説明した。なお、本開示の要旨を逸脱しない限りにおいて、上記の構成に種々の変更や改修を施すことが可能である。また、上記の各実施形態で説明した構成を相互に組み合わせることも可能である。
<付記>
各実施形態に記載の天井埋込型空調100は、例えば以下のように把握される。
(1)第1の態様に係る天井埋込型空調100は、軸線O回りに回転可能な出力軸22を有するモータ2と、前記出力軸22に取り付けられたターボファン4と、該ターボファン4を外周側から囲うとともに、前記軸線O方向における寸法が前記ターボファン4の出口流路の前記軸線O方向における寸法よりも大きい熱交換器5と、を備え、前記ターボファン4は、前記出力軸22に取り付けられ、前記軸線Oを中心とする円盤状をなす主板3と、該主板3に対して前記軸線O方向に間隔をあけて配置されたシュラウド42と、該シュラウド42と前記主板3にわたって設けられ、周方向に間隔をあけて複数配列された主翼41と、該主翼41における前記出力軸22の回転方向前方側を向く面である圧力面41pから周方向に突出するとともに、前記シュラウド42側を向く案内面43aを有する案内部材43と、を有する。
上記構成によれば、ターボファン4の主翼41に沿って径方向外側に向かう空気の流れは、案内部材43の案内面43aにぶつかることで、軸線O方向に複数に分割された状態となる。これにより、ターボファン4の出口で、軸線O方向における流速分布を均一化することができる。その結果、例えば、熱交換器5の前方で循環流れが形成されてしまう可能性が低減される。
(2)第2の態様に係る天井埋込型空調100では、前記案内部材43は、前記圧力面41pから、該圧力面41pに隣接する他の前記主翼41における前記回転方向後方側を向く面である負圧面41nにかけて周方向に連続して延びている。
上記構成によれば、案内部材43が周方向に連続して延びていることから、当該周方向の全域にわたって安定的に流速分布を均一化することができる。
(3)第3の態様に係る天井埋込型空調100では、前記案内部材43は、前記主翼41の径方向内側の端縁である前縁41aから、径方向外側の端縁である後縁41bにかけて延びている。
上記構成によれば、案内部材43が前縁41aから後縁41bにかけて延びていることから、径方向の全域にわたって安定的に空気の流れを案内することができる。
(4)第4の態様に係る天井埋込型空調100では、前記案内部材43と前記シュラウド42との間の離間距離は、径方向内側から外側にかけて一定である。
上記構成によれば、案内部材43とシュラウド42との離間距離が径方向内側から外側にかけて一定であることから、案内部材43を配置したことによる圧力損失の発生を最小限に抑えることが可能となる。
(5)第5の態様に係る天井埋込型空調100では、前記案内部材43は、前記軸線O方向に間隔をあけて複数配列されている。
上記構成によれば、径方向外側に向かう空気の流れが複数の案内部材43によって分割される。これにより、軸線O方向における流速分布をさらに均一化することが可能となる。
(6)第6の態様に係る天井埋込型空調100では、前記案内部材43は、前記軸線O方向において前記主板3側よりも前記シュラウド42側に偏って配置されている。
ここで、シュラウド42側では、主板3側に比べて空気の流れの曲率が大きい。このため、当該シュラウド42側では損失が大きくなる傾向にある。しかしながら、上記の構成によれば、案内部材43がシュラウド42側に偏って配置されていることから、当該シュラウド42側における整流効果をさらに高めることができる。これにより、損失を低減することが可能となる。
(7)第7の態様に係る天井埋込型空調100では、前記主翼41における前記シュラウド42側の端部は、前記主板3側の端部よりも径方向外側に位置し、前記主翼41の径方向外側の端縁である後縁41bは、前記主板3側から前記シュラウド42側に向かうに従って径方向外側に向かって延びている。
ここで、シュラウド42側では、主板3側に比べて空気の流れの曲率が大きい。このため、当該シュラウド42側では損失が大きくなる傾向にある。しかしながら、上記の構成によれば、主翼41の後縁41bが主板3側からシュラウド42側に向かうに従って径方向外側に向かって延びている。つまり、シュラウド42側では主翼41が径方向外側に張り出している。これにより、当該シュラウド42側で主翼41の仕事が増加し、揚程を拡大することができる。その結果、シュラウド42側における損失を低減することが可能となる。
100 天井埋込型空調
1 ケーシング
1a パネル
1b キャビネット
1s 底面
2 モータ
3 主板
4 ターボファン
5 熱交換器
6 ベルマウス
6s 外周面
7 フェンス
11 パネル本体
11a 吸込口
11b 吹出口
12 グリル
21 モータ本体
22 出力軸
31 環状部
32 縮径部
41 主翼
41a 前縁
41b 後縁
42 シュラウド
42s シュラウド内周面
43 案内部材
43a 案内面
O 軸線

Claims (7)

  1. 軸線回りに回転可能な出力軸を有するモータと、
    前記出力軸に取り付けられたターボファンと、
    該ターボファンを外周側から囲うとともに、前記軸線方向における寸法が前記ターボファンの出口流路の前記軸線方向における寸法よりも大きい熱交換器と、
    を備え、
    前記ターボファンは、
    前記出力軸に取り付けられ、前記軸線を中心とする円盤状をなす主板と、
    該主板に対して前記軸線方向に間隔をあけて配置されたシュラウドと、
    該シュラウドと前記主板にわたって設けられ、周方向に間隔をあけて複数配列された主翼と、
    該主翼における前記出力軸の回転方向前方側を向く面である圧力面から周方向に突出するとともに、前記シュラウド側を向く案内面を有する案内部材と、
    を有する天井埋込型空調。
  2. 前記案内部材は、前記圧力面から、該圧力面に隣接する他の前記主翼における前記回転方向後方側を向く面である負圧面にかけて周方向に連続して延びている請求項1に記載の天井埋込型空調。
  3. 前記案内部材は、前記主翼の径方向内側の端縁である前縁から、径方向外側の端縁である後縁にかけて延びている請求項1又は2に記載の天井埋込型空調。
  4. 前記案内部材と前記シュラウドとの間の離間距離は、径方向内側から外側にかけて一定である請求項1から3のいずれか一項に記載の天井埋込型空調。
  5. 前記案内部材は、前記軸線方向に間隔をあけて複数配列されている請求項1から4のいずれか一項に記載の天井埋込型空調。
  6. 前記案内部材は、前記軸線方向において前記主板側よりも前記シュラウド側に偏って配置されている請求項1から5のいずれか一項に記載の天井埋込型空調。
  7. 前記主翼における前記シュラウド側の端部は、前記主板側の端部よりも径方向外側に位置し、前記主翼の径方向外側の端縁である後縁は、前記主板側から前記シュラウド側に向かうに従って径方向外側に向かって延びている請求項1から6のいずれか一項に記載の天井埋込型空調。
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