JP2023044331A - 液状物処理フィルター - Google Patents

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Toshihiko Nagashima
毅 佐藤
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    • A47L9/10Filters; Dust separators; Dust removal; Automatic exchange of filters
    • A47L9/14Bags or the like; Rigid filtering receptacles; Attachment of, or closures for, bags or receptacles

Abstract

【課題】 吸引装置の吸引力を低下させることなく、液状物を吸引することができると共に、吸い込んだ液状物がフィルター体からにじみ出るのを防ぐことができる液状物処理フィルターを提供する。【解決手段】 開口部を有し、通気性を備えた袋状のフィルター体1と、フィルター体1の内部に載置される吸水性ポリマー2aを含有したシート体2A(2B)と、フィルター体1の開口部に取り付けられた液状物吸引口3aを備えた板状の支持体3とを有する液状物処理フィルター10であって、フィルター体1は、3個の収容空間1A、1B、1Cが区画されており、中央の収容空間1Aは、開口部と連通すると共に、吸引された液状物が収容される空間であって、中央の収容空間1Aと壁面が隣り合う両側部の収容空間1B(1C)の各々に、シート体2A(2B)が収容されている。【選択図】図1

Description

本発明は、株式会社JR西日本メンテックと株式会社コーワとの間の共同開発契約(「契約」)に基づいて創出されたものであり、当該契約の範囲内で実施された活動の結果としてなされたものである。当該契約は本発明の日前に発効した。
本発明は、液状物を吸引して処理するための吸引装置に使用される液状物処理フィルターに関するものである。
従来から、病原菌に汚染された血液等の有害な液体、嘔吐物等の固形物を含む液状物を、電気式掃除機等の吸引装置で吸引して処理するために使用される液状物処理フィルターの発明が知られている(特許文献1)。
特許文献1の発明は、デンプン系、セルロース系、合成高分子系の高吸水性ポリマーか、高吸水性ポリマーを含浸させたポリエステル等の不織布を、はっ水処理をした紙製のごみ袋に内蔵しておくことによって、掃除機が吸い取ったごみの水分、液体をジェル状にして、一般ごみと一緒に捨てることを可能にするものであった。
実開平2-116256号公報
しかしながら、特許文献1に記載の液状物処理フィルターは、高吸水性ポリマーを含浸させた不織布がごみ袋に対して小さいため、ごみ袋内部の水分が高吸水性ポリマーと反応せずにごみ袋からにじみ出る可能性があった。一方、紙製のごみ袋のはっ水性能を強くした場合には、フィルターとしての通気性が低下することから吸引装置の吸引力が低下するという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するものであり、吸引装置の吸引力を低下させることなく、液状物を吸引することができると共に、吸い込んだ液状物がフィルター体からにじみ出るのを防ぐことができる液状物処理フィルターを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、請求項1の発明は、吸引力により液状物を吸引する装置に使用される液状物処理フィルターにおいて、開口部を有し、通気性を備えた袋状のフィルター体と、前記フィルター体の内部に載置される吸水性ポリマーを含有したシート体と、前記フィルター体の開口部に取り付けられた液状物吸引口を備えた板状の支持体と、を有する液状物処理フィルターであって、前記袋状のフィルター体は、3個の収容空間が区画されており、中央の収容空間は、前記開口部と連通すると共に、吸引された液状物が収容される空間であって、前記中央の収容空間と壁面が隣り合う収容空間の各々に、前記シート体が収容されていることを特徴としている。
請求項1の発明では、袋状のフィルター体を3個の収容空間で区画して、液状物に含まれる固形物を中央の収容空間で捕捉し、水分のみを吸水性ポリマーと確実に反応させることができ、吸い込んだ液状物の水分がフィルター体からにじみ出るのを防ぐことができる。また、シート体は吸水性ポリマーの膨張に合わせて、フィルター体の収容空間内を自由に移動可能なため、フィルター体全体として膨らむことで、効率よく水分を吸収することができる。さらに、シート体が袋状のフィルター体の通気性に与える影響は少ないので、吸引装置の吸引力の低下を防ぐことができる。尚、請求項1における袋状のフィルター体の3個の収容空間は、少なくとも3個の収容空間を有することを意味するものであり、袋状のフィルター体の横断面形状が多角形の場合のように、中央の収容空間と、該中央の収容空間と壁面が隣り合う3個以上の収容空間で構成される合計4個以上の収容空間を有する場合も請求項1の発明に含まれる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、シート体を平面視した場合の面積は、フィルター体を平面視した場合の面積の81%以上94%以下の範囲にあることを特徴としている。これにより、吸水性ポリマーを含有したシート体を所定の大きさに限定することによって、吸い込んだ液状物の水分を吸水性ポリマーと確実に反応させることができるので、吸い込んだ液状物の水分がフィルター体からにじみ出るのを防ぐことができる。また、シート体がフィルター体の収容空間内を移動できる十分なスペースが確保されているため、フィルター体全体として膨らむことで、効率よく水分を吸収することができる。さらに、シート体が袋状のフィルター体の通気性に与える影響は少ないので、吸引装置の吸引力の低下を防ぐことができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、フィルター体は、対向する2面の両側端部の各々が接合されて袋状に形成されていることを特徴としている。これにより、フィルター体の接合箇所を少なくすることができるため、液状物の水分がフィルター体からにじみ出ることを防ぐことができる。また、フィルター体とシート体との間に形成される空間を小さくすることができるので、吸い込んだ液状物の水分を吸水性ポリマーと一層確実に反応させることができる。
請求項4の発明は、請求項1~3のいずれかの発明において、フィルター体は、液状物が吸引される前の状態において、底部に底面が形成されていない先細り形状であることを特徴としている。これにより、液状物は袋状のフィルター体の内壁面に当接しながら底部まで流れ込むため、液状物の水分をフィルター体全体に効率よく吸収させることができる。また、液状物がフィルター体の底部に強く衝突することを防止できるため、フィルター体の破損や、液状物の水分がフィルター体からにじみ出ることを防ぐことができる。さらに、フィルター体とシート体との間に形成される空間を小さくすることができるので、吸い込んだ液状物の水分と吸水性ポリマーを一層確実に反応させることができる。
請求項5の発明は、請求項1~4のいずれかの発明において、液状物吸引口の近傍であって、フィルター体の側面に通気性の無いシート層を有することを特徴としている。これにより、吸水性ポリマーと反応するのが難しい液状物吸引口の近傍で液状物の水分がフィルター体の側面からにじみ出るのを防ぐことができる。また、液状物吸引口の近傍に、シート体を配置する必要がないため、吸水性ポリマーの膨張により液状物吸引口を塞ぐことを防止することができる。
請求項6の発明は、請求項1~5のいずれかの発明において、シート体は、綿を内包すると共に、該綿に吸水性ポリマーの粉状物が含有されていることを特徴としている。これにより、液状物の水分を袋状のフィルター体の各所で吸水性ポリマーと反応させることができ、フィルター体からにじみ出るのを防ぐことができる。
請求項1及び2の発明は、吸い込んだ液状物の水分がフィルター体からにじみ出るのを防ぐことができると共に、吸引装置の吸引力の低下を防ぐことができる。また、請求項3及び4の発明は、吸い込んだ液状物の水分を吸水性ポリマーと一層確実に反応させることができる。
請求項5の発明は、吸水性ポリマーと反応するのが難しい液状物吸引口の近傍で液状物の水分がフィルター体の側面からにじみ出るのを防ぐことができる。また、請求項6の発明は、液状物の水分を袋状のフィルター体の各所で吸水性ポリマーと反応させることができ、フィルター体からにじみ出るのを防ぐことができる。
(a)本発明に係る液状物処理フィルターの斜視図(b)本発明に係る液状物処理フィルターの正面図(c)本発明に係る液状物処理フィルターの右側面図(d)図1(b)のA-A断面図 (a)本発明に係る液状物処理フィルターの製造過程を示す斜視図(b)本発明に係る液状物処理フィルターを構成するシート体の拡大断面図 (a)本発明に係る液状物処理フィルターであって、吸水性ポリマーと反応する前の正面図(b)本発明に係る液状物処理フィルターであって、吸水性ポリマーと反応した後の正面図(c)本発明に係る液状物処理フィルターであって、吸水性ポリマーと反応する前の右側面図(d)本発明に係る液状物処理フィルターであって、吸水性ポリマーと反応した後の右側面図 本発明に係る液状物処理フィルターの他の実施形態を示す正面図
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。図1(a)は、本発明に係る液状物処理フィルターの斜視図であり、図1(b)は、本発明に係る液状物処理フィルターの正面図である。また、図1(c)は、本発明に係る液状物処理フィルターの右側面図であり、図1(d)は、図1(b)のA-A断面図である。これらの図を用いて本発明に係る液状物処理フィルターの概要について以下に説明する。
本発明に係る液状物処理フィルター10は、吸引力により液状物を吸引する装置に使用されるものであり、開口部1aを有し、通気性を備えた袋状のフィルター体1と、このフィルター体1の内部に載置される吸水性ポリマー2aを含有したシート体2A、2Bと、フィルター体1の開口部1aに取り付けられた液状物吸引口3aを備えた板状の支持体3とを有している。
袋状のフィルター体1は、不織布で形成された側壁5a、5b、6a、6bによって、少なくとも3個の収容空間1A、1B、1Cが区画されており、中央の収容空間1Aは、開口部1aと連通すると共に、吸引された液状物が収容される空間であって、中央の収容空間1Aと壁面が隣り合う両側部の収容空間1B、1Cの各々に、シート体2A、2Bが収容されている。
尚、図1(d)に示すように、側壁6a、6bの外側に側壁7a、7bを設けて収容空間1D、1Eが形成される構成とすることも可能であり、これにより、吸い込んだ液状物の水分がフィルター体からにじみ出るのを防ぐことができる効果を一層高めることができる。
さらに、側壁5aと側壁5bには、通気性及び水分透過性を備えた不織布を使用するのが好ましい。また、側壁6aと側壁6b又は側壁7a、7bには、通気性を備えたフィルムを使用するのが好ましい。
フィルター体1は、少なくとも対向する2面の両側端部1b、1c、1dの各々が接合されて袋状に形成されている。これにより、フィルター体の接合箇所を少なくすることができるため、液状物の水分がフィルター体からにじみでることを防ぐことができる。また、シート体の面積が増加するため、液状物の水分をより多く吸収することができる。また、フィルター体1とシート体2A、2Bとの間に形成される収容空間1B、1Cの面積を小さくすることができるので、吸い込んだ液状物の水分を吸水性ポリマーと一層確実に反応させることができる。
尚、本発明の実施例は液状物を収容する中央の収容空間を、シート体を包含する2の収容空間で囲い、液状物の水分とシート体の吸水性ポリマーとを、効率よく反応できる構成としているが、中央の収容空間に対して複数の収容空間で囲う構成も本発明に含まれる。具体的には、中央の収容空間を略四角柱形状として、側面に4つの収容空間と底面に1つの収容空間とを構成する場合などが想定され、収容空間の数と形状は設置するスペースに合わせて適宜選定することができる。
支持体3は、正面視が略正方形の板状であって、中央に円形の液状物吸引口3aが形成されている。この液状物吸引口3aには、吸引装置側の構成であるU字管(図示せず)の一方の端部が挿入される。また、支持体3の側部の2箇所には、切欠き3bが形成されており、この切欠き3bが吸引装置側に取り付けられる取付部として機能する。
図2(a)は、本発明に係る液状物処理フィルターの製造過程を示す斜視図である。シート体2A、2Bは、シート体本体2cが中央で半分に折り曲げられて形成されているものであって、その内側には、吸水性ポリマーの粉状物2aが含有された綿2bを内包している。これにより、液状物の水分を袋状のフィルター体1の各所で吸水性ポリマーの粉状物2aと反応させることができ、フィルター体1からにじみ出るのを防ぐことができる。尚、シート体本体2cに使用する素材の一例として、エアレイド不織布を挙げることができる。
尚、シート体の構成は本発明の実施例に限定されるものではなく、2枚のシート体本体の間に吸水性ポリマーの粉状物2aが含有された綿2bが挟み込まれている構成や、袋状のシート体本体の内部に吸水性ポリマーの粉状物2aが含有された綿2bが形成されている構成など、吸水性ポリマーの集合体が一体となって移動可能な構成であれば本発明に含まれる。
図2(b)は、本発明に係る液状物処理フィルターを構成するシート体の拡大断面図である。この図に示すように、吸水性ポリマーの粉状物2aは、綿2bの繊維の隙間に保持されることとなるので、重力による落下でシート体本体2cの下側部分に偏るのを防ぐことができる。また、吸水性ポリマーの粉状物2aは周囲に十分な隙間を有しているため、液状物の水分を吸収して膨張することができる。
図3(a)は、本発明に係る液状物処理フィルターであって、吸水性ポリマーと反応する前の正面図であり、図3(c)は、同右側面図である。図3(a)に示すように、フィルター体1を平面視した場合の縦方向の長さBと横方向の長さDに対して、シート体2Aを平面視した場合の縦方向の長さAと横方向の長さCを各々、約90%~97%の範囲となるように設計されている。これにより、シート体2Aを平面視した場合の面積は、フィルター体1を平面視した場合の面積の81%以上94%以下の範囲とすることができる。
上述のように、吸水性ポリマーを含有したシート体2Aを所定の大きさに限定することによって、吸い込んだ液状物を吸水性ポリマーの粒状物2aと確実に反応させることができるので、吸い込んだ液状物の水分がフィルター体1からにじみ出るのを防ぐことができる。また、シート体2Aが袋状のフィルター体1の通気性に与える影響は少ないので、吸引装置の吸引力の低下を防ぐことができる。
また、フィルター体1は、液状物が吸引される前の状態において、底部に底面が形成されていない先細り形状としているので、フィルター体1とシート体2A(2B)との間に形成される空間を小さくすることができ、吸い込んだ液状物の水分と吸水性ポリマーを一層確実に反応させることができる。また、液状物は袋状のフィルター体の内壁面に当接しながら底部まで流れ込むため、液状物の水分をフィルター体全体に効率よく吸収させることができる。さらに、液状物がフィルター体の底部に強く衝突することを防止できるため、フィルター体の破損や、液状物の水分がフィルター体からにじみ出ることを防ぐことができる。
図3(b)は、本発明に係る液状物処理フィルターであって、吸水性ポリマーと反応した後の正面図であり、図3(d)は、同右側面図である。これらの図に示すように、液状物からの水分と吸水性ポリマーの粒状物2aが反応すると膨張して、水分と反応した吸水性ポリマー5がシート体2A(2B)からはみ出るようにして袋状のフィルター体1の収容空間1B(1C)に蓄積される。そして、シート体2A(2B)は吸水性ポリマー5の膨張に合わせて、全体として矢印の方向に移動する。
このように、シート体2A(2B)は吸水性ポリマー5の膨張に合わせて、フィルター体1の収容空間1B(1C)内を自由に移動可能なため、フィルター体1全体として膨らむことができ、効率よく水分を吸収することができる。また、吸水性ポリマーの膨張が抑制されにくいため、吸水性ポリマーの性能を十分発揮させることができる。さらに、フィルター体1の膨らみが局部に集中し、中央の収容空間1Aが閉塞されて、液状物の流入が阻害されることを防止することができる。
また、シート体2A(2B)を平面視した場合の面積を、フィルター体1を平面視した場合の面積の81%以上94%以下の範囲に限定することで、シート体2A(2B)がフィルター体1の収容空間内1B(1C)を自由に移動できるスペースの確保と、液状物の水分を吸水性ポリマーと確実に反応させる面積とを両立させることができる。
尚、シート体の数は本発明の実施例に限定されるものではなく、1つの収容空間内に複数のシート体を配置することも可能である。その場合は、液状物の水分と反応して膨張したシート体を避けるように、他のシート体が移動することで、シート体がフィルター体の隙間を埋めるように適所に配置され、更に効率よく水分を吸収することができる。
図4は、本発明に係る液状物処理フィルターの他の実施形態を示す正面図である。この実施形態の液状物処理フィルター10は、液状物吸引口3aの近傍であって、フィルター体1の側面に通気性の無いシート層4を有している。この部分は、吸引装置側の構成であるU字管の先端部分が液状物吸引口3aから挿入されているので、吸水性ポリマーと反応するのが難しいが、通気性の無いシート層4によって、フィルター体の側面からにじみ出るのを防ぐことができる。また、液状物吸引口3aの近傍に、シート体2Aを配置する必要がないため、吸水性ポリマーの膨張により液状物吸引口3aを塞ぐことを防止することができる。尚、その他の構成は、図1~図3で説明した液状物処理フィルター10と同様であるので説明は省略する。
本発明に係る液状物処理フィルターは、液状物を吸引して処理するための吸引装置に取り付けられて利用される。
1 フィルター体
1A、1B、1C、1D、1E 収容空間
1a 開口部
1b、1c、1d 両側端部
2A、2B シート体
2a 吸水性ポリマーの粉状物
2b 綿
2c シート体本体
3 支持体
3a 液状物吸引口
3b 切欠き
4 通気性のないシート層
5 水分と反応した吸水性ポリマー
5a、5b、6a、6b、7a、7b 壁面
10 液状物処理フィルター

Claims (6)

  1. 吸引力により液状物を吸引する装置に使用される液状物処理フィルターにおいて、
    開口部を有し、通気性を備えた袋状のフィルター体と、
    前記フィルター体の内部に載置される吸水性ポリマーを含有したシート体と、
    前記フィルター体の開口部に取り付けられた液状物吸引口を備えた板状の支持体と、
    を有する液状物処理フィルターであって、
    前記袋状のフィルター体は、3個の収容空間が区画されており、中央の収容空間は、前記開口部と連通すると共に、吸引された液状物が収容される空間であって、
    前記中央の収容空間と壁面が隣り合う収容空間の各々に、前記シート体が収容されていることを特徴とする液状物処理フィルター
  2. シート体を平面視した場合の面積は、フィルター体を平面視した場合の面積の81%以上94%以下の範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の液状物処理フィルター
  3. フィルター体は、対向する2面の両側端部の各々が接合されて袋状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の液状物処理フィルター
  4. フィルター体は、液状物が吸引される前の状態において、底部に底面が形成されていない先細り形状であることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の液状物処理フィルター
  5. 液状物吸引口の近傍であって、フィルター体の側面に通気性の無いシート層を有することを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の液状物処理フィルター
  6. シート体は、綿を内包すると共に、該綿に吸水性ポリマーの粉状物が含有されていることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の液状物処理フィルター
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