JP2023041507A - マンホール蓋受枠 - Google Patents

マンホール蓋受枠 Download PDF

Info

Publication number
JP2023041507A
JP2023041507A JP2021148915A JP2021148915A JP2023041507A JP 2023041507 A JP2023041507 A JP 2023041507A JP 2021148915 A JP2021148915 A JP 2021148915A JP 2021148915 A JP2021148915 A JP 2021148915A JP 2023041507 A JP2023041507 A JP 2023041507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
manhole cover
receiving frame
manhole
cover receiving
diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021148915A
Other languages
English (en)
Inventor
和明 原
Kazuaki Hara
潤一郎 玉松
Junichiro Tamamatsu
卓 堀ノ内
Taku Horinouchi
健史 安東
Takeshi Ando
尚也 熊谷
Hisaya Kumagai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Hinode Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Hinode Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Hinode Ltd filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2021148915A priority Critical patent/JP2023041507A/ja
Publication of JP2023041507A publication Critical patent/JP2023041507A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sewage (AREA)
  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Abstract

【課題】施工作業を簡略化できるマンホール蓋受枠を提供する。【解決手段】浅層区間にあるマンホール510に設置されるマンホール蓋受枠10であり、マンホール蓋受枠10は、マンホール蓋100を支持し、直径が前記マンホール510の直径よりも小さい支持部と、支持部から、マンホール510の直径を越えてマンホール蓋受枠10の径方向に延在する単一のフランジ16と、を備える、マンホール蓋受枠10を提供する。【選択図】図1

Description

本開示は、マンホール蓋受枠に関するものである。
マンホール鉄蓋は大きく分けて大型と小型の2種類に分類される。大型マンホール鉄蓋の直径は例えば900ミリメートルである。一方で、小型マンホール鉄蓋の直径は例えば700ミリメートルである。
マンホール鉄蓋の材料費等の経済性の観点から、大型マンホール鉄蓋の小型マンホール鉄蓋への一本化が進められている。大型マンホール鉄蓋の劣化等により交換が必要となったタイミングで、小型マンホール鉄蓋への交換が実施される。
土被りの深い区間(以下、「深層区間」という)において、図5Aに示す大型マンホール鉄蓋500から、図5Bに示す小型マンホール鉄蓋100へ交換することを考える。大型マンホール鉄蓋500が覆う開口部510の開口径dОは、小型マンホール鉄蓋100の受枠径d’よりも大きい。そのため、マンホールの上床板511に築造ブロック520を設置する。これにより、開口部510の開口径を、小型マンホール鉄蓋100の受枠径dよりも小さいdО’に縮径した上で、築造ブロック520の上に小型マンホール鉄蓋100を設置している。
一方で、土被りの浅い区間(以下、「浅層区間」という)において、図6Aに示す大型マンホール鉄蓋500から、図6Bに示す小型マンホール鉄蓋100への交換することを考える。土被りが浅い場合、図5Bのような築造ブロック520を設置することはできない。そのため、現場施工により縮径部620を設けて、開口部510の開口径をdО’に縮径する。そして、縮径部620の上に小型マンホール鉄蓋100を設置している。
以下、現場施工により縮径部620を設けて、開口部510を縮径する方法の例について説明する。まず、開口部510の全内周にアンカーボルト等により鉄筋を配置する。次に、開口部510よりも縮径に形成した型枠内にセメントコンクリートを流し入れる。その後、養生したのちに脱型し、表面仕上げすることで完成となる。この方法の実施には、鉄筋の配置に約3時間、セメントコンクリートが凝固するまでに約3時間の養生が必要であり、その他の関係作業を含めると1か所あたりに要する時間は約1日である。また、鉄筋の配置、型枠の形成等において緻密な技術スキルが必要である。
縮径部を設けずに大型マンホール鉄蓋500から小型マンホール鉄蓋100に交換するため、特許文献1に記載される技術では、マンホール鉄蓋の受枠の径方向に、受枠よりも外方に突出させるアダプターを取り付けている。この技術では、アダプターを組み付けることで、組付物の外径をより大きくすることができる。これにより、マンホールの径よりも小さいマンホール鉄蓋を縮径部を設けることなく設置できる。
特開2008-75277号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、現場施工時に受枠にアダプターを取
り付ける必要があり、施工作業が煩雑であった。
そこで本開示は、施工作業を簡略化できるマンホール蓋受枠を提供することを目的とする。
一実施形態に係るマンホール蓋受枠は、浅層区間にあるマンホールに設置されるマンホール蓋受枠であり、前記マンホール蓋受枠は、マンホール蓋を支持し、直径が前記マンホールの直径よりも小さい支持部と、前記支持部から、前記マンホールの前記直径を越えて前記マンホール蓋受枠の径方向に延在する単一のフランジと、を備える。
本開示によれば、施工作業を簡略化できるマンホール蓋受枠を提供することができる。
本開示の一実施形態に係るマンホール蓋受枠を示す。 図1のマンホール蓋受枠10の平面図と、当該平面図において線A-Aで切断した断面図と、を示す。 図1のマンホール蓋受枠10の片側断面図を示す。 図1のマンホール蓋受枠10の底面図である。 深層区間において、大型マンホール鉄蓋及び従来のマンホール蓋受枠が設置されている様子を示す。 深層区間において、小型マンホール鉄蓋及び従来のマンホール蓋受枠が設置されている様子を示す。 浅層区間において、大型マンホール鉄蓋及び従来のマンホール蓋受枠が設置されている様子を示す。 浅層区間において、小型マンホール鉄蓋及び従来のマンホール蓋受枠が設置されている様子を示す。 従来のマンホール蓋受枠の平面図と、当該平面図において線A-Aで切断した断面図と、を示す。 従来のマンホール蓋受枠の片側断面図を示す。
以下、本開示の一実施形態に係るマンホール蓋受枠について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、マンホール蓋受枠10の上床板接合面(載置面)11は、大型開口部510の上床板511に、縮径部620を設けることなく設置可能である。このことは、マンホール蓋受枠10の外径dを、開口部510の直径dОよりも大きくすることで実現できる。また、上蓋接合側面12sの直径dが、小型マンホール鉄蓋100の直径とほぼ等しくなるようにする。マンホール蓋受枠10により、浅層区間において、大型マンホール鉄蓋500を小型マンホール鉄蓋100へ交換することができる。なお本実施形態では、上蓋接合側面12sにテーパが形成されている。
本開示によれば、開口部510に縮径部620を設ける工程が不要となるため、スキルレスでの施工が可能となるとともに、従来の技術に比べ施工時間が短縮される。施工時間が短縮されることにより、施工のために道路を占有する時間が短くなり、道路規制上施工が困難だった国道等でも施工を比較的容易に行うことができる。また、施工時間が短縮されることにより、工事費の低減に繋がる。さらに、マンホール蓋受枠10は従来の大型受枠よりも小型化されているため、物品費を低減できる。
上蓋接合側面12sの下側に、内蓋接合側面13sも設けられている。内蓋接合側面13sの直径は、例えば施錠可能な更なるマンホール鉄蓋とほぼ同じ寸法とすることができる。なお本実施形態では、内蓋接合側面13sにテーパが形成されている。
上蓋接合側面12sと内蓋接合側面13sとの間の空間に、土砂を逃がすことができる。
図2は、図1のマンホール蓋受枠10の平面図と、当該平面図において線A-Aで切断した断面図と、を示す。
マンホール蓋受枠10は、ボルト穴19に挿入されるボルトを介して、開口部510の上床版511へ設置可能である。このことを実現するために、図1を参照して、マンホール蓋受枠10の外径dは、大型開口部510の直径dOよりも大きい。なお本実施形態では、dは1170mmであり、dOは900mmである。マンホール蓋受枠10の外径dは、図7に示す従来の小型マンホール蓋受枠710の外径d’(φ840mm)よりも拡径されている。
図7に、従来の小型マンホール蓋受枠710の平面図と、当該平面図において線A-Aで切断した断面図と、を示す。図8は、図7の小型マンホール蓋受枠710の片側断面図を示す。上蓋接合側面12sの径(φ700mm)は、小型マンホール鉄蓋100の径にほぼ等しい。ここで、上蓋接合側面12sと小型マンホール鉄蓋100との間にクリアランスを設けることができる。上蓋接合側面12sと、上蓋接合側面12sの下端部に存在する上蓋接合底面12bとは、小型マンホール鉄蓋100を支持する支持部を構成する。
本開示では、マンホール蓋受枠10が、支持部から、マンホールの開口部510の直径dOを越えてマンホール蓋受枠10の径方向に延在する単一のフランジ16を備える。すなわち、上蓋接合側面12sの直径dを小型マンホール鉄蓋100の直径にほぼ等しくする一方で、マンホール蓋受枠10の外径dを、開口部510の直径dOよりも大きくする。なおここでいう「単一」とは、フランジを構成する一体で分離できない特定の部分が、マンホールの開口部の直径を越えて延在することをいう。フランジ16が単一であることにより、現場施工時にフランジの組立作業が不要となり、施工作業を簡略化できる。
図3は、図2のマンホール蓋受枠10の片側断面図を示す。マンホール蓋受枠10の外径dは1170mmであり、図8に示す小型マンホール蓋受枠710の外径(840mm)よりも330mm拡径している。
図3に示すように、フランジ16は、支持部に接続されるとともに当該径方向に対して傾斜する傾斜部16aと、傾斜部16aの径方向外側に配置されるとともに当該径方向に対して平行に延在する径方向延在部16bと、を含む。
(補強リブ)
次に、図3を参照して補強リブについて説明する。本実施形態では、支持部の一部からフランジ16の傾斜部16aの一部にわたり、補強リブ17が形成されている。補強リブ17は、図3の紙面に直交する方向の厚さが、マンホール蓋受枠10の他の部分よりも薄い。マンホール蓋受枠10の底面図である図4に示すように、本実施形態では、補強リブ17はマンホール蓋受枠10に放射状に12か所配置される。
厚みが比較的薄い補強リブ17を形成することで、マンホール蓋受枠10の強度を確保しつつ、マンホール蓋受枠10の重量を軽減することができる。
図1に示すように、フランジ16の載置面11の反対側は例えばアスファルト110等で舗装され、当該舗装は転圧され固められる。本実施形態のように、補強リブ17をフランジ16の載置面側に配置することで、舗装をより均一に転圧することができ、舗装の転圧性を向上させることができる。
本実施形態では、フランジ16の載置面側(下側)に凹部18が形成される。これにより、マンホール蓋受枠10の強度を確保しつつ、マンホール蓋受枠10の重量を軽減できる。
本実施形態では、補強リブ17が凹部18の一部に配置される。これにより、マンホール蓋受枠10の強度をより高めることができる。
補強リブ17の上縁は、マンホール蓋受枠10の径方向の内端部から一定の長さにわたって、当該径方向に沿って延在する。その外側では、補強リブ17の上縁は、当該径方向に対して下向きに傾斜して延在する。
フランジ16の厚さに関して、マンホール蓋受枠10の径方向の内端部及び外端部では比較的肉厚となり、内端部と外端部との間の傾斜部分は比較的に肉薄となる。これにより、マンホール蓋受枠10において大きな応力が加わる角部及び径方向端部の強度を高めつつ、マンホール蓋受枠10の重量を軽減することができる。
マンホール蓋受枠10の下面に関して、上床板接合面11はマンホール蓋受枠10の径方向に対して平行である。補強リブ17は当該径方向に対して下向きに傾斜し、さらに当該径方向外側では径方向に対して平行である。
10 マンホール蓋受枠
11 上床板接合面(載置面)
12b 上蓋接合底面
12s 上蓋接合側面
13s 内蓋接合側面
16 フランジ
16a 傾斜部
16b 径方向延在部
17 補強リブ
18 凹部
19 ボルト穴
100 小型マンホール鉄蓋
110 アスファルト
500 大型マンホール鉄蓋
510 開口部
511 上床版
620 縮径部
710 小型マンホール蓋受枠

Claims (6)

  1. 浅層区間にあるマンホールに設置されるマンホール蓋受枠であり、前記マンホール蓋受枠は、
    マンホール蓋を支持し、直径が前記マンホールの直径よりも小さい支持部と、
    前記支持部から、前記マンホールの前記直径を越えて前記マンホール蓋受枠の径方向に延在する単一のフランジと、
    を備える、マンホール蓋受枠。
  2. 前記マンホール蓋受枠を補強する補強リブを更に備える、請求項1に記載のマンホール蓋受枠。
  3. 前記補強リブが前記フランジの載置面側に配置される、請求項2に記載のマンホール蓋受枠。
  4. 前記フランジの載置面側に凹部が形成される、請求項2又は3に記載のマンホール蓋受枠。
  5. 前記補強リブが前記凹部の一部に配置される、請求項4に記載のマンホール蓋受枠。
  6. 前記フランジが前記マンホール蓋受枠の前記径方向に対して傾斜する、請求項1~5のいずれか一項に記載のマンホール蓋受枠。
JP2021148915A 2021-09-13 2021-09-13 マンホール蓋受枠 Pending JP2023041507A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021148915A JP2023041507A (ja) 2021-09-13 2021-09-13 マンホール蓋受枠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021148915A JP2023041507A (ja) 2021-09-13 2021-09-13 マンホール蓋受枠

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023041507A true JP2023041507A (ja) 2023-03-24

Family

ID=85641270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021148915A Pending JP2023041507A (ja) 2021-09-13 2021-09-13 マンホール蓋受枠

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023041507A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1123443B1 (en) Method for manufacturing a ground slab field and a ground slab field
KR100787178B1 (ko) 경량철골구조 기초바닥판 및 그 시공 방법
KR101817968B1 (ko) 신축조절장치를 구비한 교량의 보수방법
KR20070001411A (ko) 반단면 프리캐스트 바닥판을 갖는 교량 구조
KR100489336B1 (ko) 강재 엘리베이터 피트 하부 구조
JP6644600B2 (ja) 一体型基礎及び一体型基礎工法
KR20060096706A (ko) 데크 현수식 지하 구조물 역타설공법
JP2023041507A (ja) マンホール蓋受枠
JP2011231476A (ja) オーバーレイ舗装における側溝の改修方法
KR20110068685A (ko) 재활용가능한 하이브리드형 철골보 접합기구 및 이를 이용한 철골보 접합방법
KR100966639B1 (ko) 맨홀보수공법
JP5310281B2 (ja) 円筒形貯槽の基礎構造
KR102105771B1 (ko) 거푸집 일체형 지수재
JP7306053B2 (ja) プレキャスト床版の接続部構造及び接続部の施工方法
JP2004124641A (ja) トンネル坑門用外型枠とこれを用いたトンネル坑門の施工方法
JP2009074330A (ja) 道路トンネルの床構造及び道路トンネルの床構築方法
JP2009150067A (ja) 既設支承装置の更新方法及び更新構造
JP4392001B2 (ja) マンホール蓋枠取替え工法
KR20210011766A (ko) 부분 프리캐스트 피어캡 제작 방법, 부분 프리캐스트 피어캡 및 이를 포함하는 교각 구조물의 시공 방법
JP7371315B2 (ja) プレキャスト床版の施工方法
KR102630184B1 (ko) 모듈러 건축용 조인트 부재 및 이를 이용한 시공 방법
WO2023175836A1 (ja) 構造物の基礎の建設方法
KR101962709B1 (ko) 트랜치가 형성된 합성 데크 슬래브 시공 방법
JP2018199941A (ja) 軽量盛土構造、および軽量盛土の構築方法
KR200319045Y1 (ko) 철근콘크리트 데크플레이트

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20210914

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20230629

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20230629

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20231114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240507

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240624