JP2023041323A - 植物栽培用の支柱連結具及び植物支持装置 - Google Patents

植物栽培用の支柱連結具及び植物支持装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 植物栽培用の支柱相互を安定的な連結状態で保持し得る植物栽培用の支柱連結具を提供する。【解決手段】植物栽培用の支柱3,3相互を連結する支柱連結具2である。全体が樹脂製で、環状枠状を呈する連結具本体5の外周面部6に、90度の角度ピッチで、支柱3を弾性的に挟持し得る支柱挟持部10が設けられている。支柱挟持部10は、第1,第2の挟持片10,11間で支柱を嵌入させる嵌入凹部9を形成でき、且つ該嵌入凹部9に嵌入された嵌入支柱部13を弾性的に挟持する。支柱導入口11の開口幅は支柱3の径よりも小さく形成され、嵌入凹部9は、環状枠状の連結具本体5の本体中心部と嵌入凹部9の凹部中心部とを結ぶ連結直線13に対して略直交する方向に向けて開放されている。外側に位置する第1の挟持片10は、支柱に作用する外力を支持する。【選択図】図3

Description

本発明は、立設された植物栽培用の支柱相互を連結して植物支持装置を構成するに際し、立設された該支柱相互を安定的に連結し得る植物栽培用の支柱連結具に関するものであり、又、これを用いて構成された植物支持装置に関するものである。
立設された植物栽培用の支柱相互を連結して植物支持装置を構成するに際して用いられる植物栽培用の支柱連結具としては、例えば特許文献1 や特許文献2 が開示する支柱連結具が提案されている。
これらの特許文献に記載されている支柱連結具a は何れも、図19や図20に示すように全体が樹脂製であり、支柱fを嵌入させる嵌入凹部gを有し且つ該嵌入凹部gに嵌入された該支柱fを弾性的に挟持し得る支柱挟持部hが設けられており、該支柱挟持部hの支柱導入口jの開口幅は前記支柱fの径よりも小さく形成されていた。
特許文献1 に記載されている前記支柱連結具a は、例えば図20に示すように、環状枠状を呈する連結具本体b(b1)の外周面部cと内周面部dの両方又はその何れか一方に設けられており、又特許文献2に記載されている前記支柱連結具a は、例えば図21に示すように、直線状を呈する連結具本体b(b2)の対向する両面部e,e又は何れか一方の面部e に設けられていた。
そして前記支柱挟持部hの前記嵌入凹部gの支柱導入口jは、前記連結具本体bが環状枠状を呈する場合には図20(A)(B)に矢印で示すように、環状枠状の該連結具本体b1の中心部kと前記嵌入凹部gの中心部mとを結ぶ連結直線nの延長方向先側に向けて開放されていた。又該嵌入凹部gの支柱導入口jは、前記連結具本体bが直線状を呈する場合には図21( B) に矢印で示すように、直線状の該連結具本体b2の延長方向と直交する方向に向けて開放されていた。
図20(A)(B)、図21(A)(B)は、かかる構成を有する環状枠状の連結具本体b1又は直線状の連結具本体b2を用いて構成された植物支持装置pを説明する部分図であり、これらの植物支持装置p(図20(A)、図21(A))は共に、該植物支持装置pを構成する各支柱fの下端側が土中に埋設されることによって地面に立設状態とされるものであった。
しかしながら、かかる構成を有する植物支持装置を地面に立設する際や該植物支持装置で植物を支持する際に、或いは該植物支持装置によって植物を支持している状態において、前記嵌入凹部gに嵌り合った状態にある支柱部分qに前記支柱導入口jに向かう外力が作用し、該支柱部分qが前記支柱導入口jを通して外れ易い問題があった。この点について以下、例を挙げて説明する。
(1)該植物支持装置の各支柱fの下端側の部分を土中に埋設することによって該植物支持装置を地面に立設状態とする際、土中に砂利等の硬い部分があると、該支柱の下端が該硬い部分に当たった時に、該支柱fが外側(前記嵌入凹部gの開放状態にある前記支柱導入口j側)に傾斜状態となり、その結果、前記嵌入凹部に嵌り合った状態にある前記支柱部分qが前記支柱導入口jを通して外れ易い問題があった。
(2)枝のバネ性が強い植物の栽培、例えばバラ栽培において、枝を支柱に誘引したときに該枝のバネ性により、前記嵌入凹部gに嵌り合った状態にある支柱部分qが前記支柱導入口jに向けて引っ張られると、該嵌入凹部gに嵌り合った状態にある該支柱部分qが前記支柱導入口jを通して外れ易い問題があった。
(3)地面に立設状態にある植物支持装置で胡瓜やゴーヤ、カボチャ等の果実を付ける蔓性植物を栽培したとき、成長して重くなった果実の荷重が前記支柱連結具aの特定の嵌入凹部g に集中的に掛って前記連結具本体bが傾斜状態となり、その結果、前記嵌入凹部gの前記支柱導入口jが拡開して該嵌入凹部gに嵌り合った状態にある前記支柱部分qが該支柱導入口jを通して外れ易い問題があった。
(4)地面に立設状態にある植物支持装置で胡瓜やゴーヤ、カボチャ等の果実を付ける蔓性植物を栽培したとき、該蔓性植物の葉が生い茂り果実がついた状態で該植物支持装置が強風にさらされると、該植物支持装置が大きく揺れ、その結果、前記嵌入凹部gに嵌り合った状態にある前記支柱部分qが前記支柱導入口jを通して外れ易い問題があった。
特開2015-80461号 実用新案登録第3148053号
本発明は前記従来の問題点に鑑みて開発されたものであり、植物栽培用の支柱相互を支柱連結具で連結して植物支持装置を構成するに際し、該支柱を該支柱連結具の嵌入凹部に支柱導入口を通して嵌入状態としたとき、該植物支持装置を地面に立設する際や該植物支持装置で植物を支持する際、或いは該植物支持装置によって植物を支持している状態等において、該支柱が該支柱導入口を通して外れてしまうのを防止できる支柱連結具の提供を課題とするものである。又、地面に立設する際や植物を支持させる際、或いは植物を支持している状態等において前記支柱が前記支柱導入口を通して外れ難い安定強度を有する植物支持装置の提供を課題とするものである。
前記課題を解決するため本発明は以下の手段を採用する。
即ち、本発明に係る植物栽培用の支柱連結具の第1の態様は、植物栽培用の支柱相互を連結する支柱連結具であって、全体が樹脂製であり、環状枠状を呈する連結具本体の外周面部及び/ 又は内周面部に、支柱挟持部が、該連結具本体の周方向に所要間隔を置いて設けられており、該支柱挟持部は、第1の挟持片と第2の挟持片を具え、該第1、第2の挟持片は、相互間で、前記支柱を嵌入させる嵌入凹部を形成でき且つ該嵌入凹部に嵌入された嵌入支柱部を弾性的に挟持できる。前記支柱挟持部の前記嵌入凹部に連なる支柱導入口の開口幅は前記支柱の径よりも小さく形成されると共に、環状枠状の前記連結具本体の本体中心部と前記嵌入凹部の凹部中心部とを結ぶ連結直線の延長方向先側に配置されている前記第1の挟持片は、前記嵌入凹部に嵌入されている前記嵌入支柱部の、該延長方向先側の外周面部に当接し、該第1の挟持片が、前記支柱に該延長方向先側に向かうように作用する外力を支持するように構成されていることを特徴とするものである。
本発明に係る植物栽培用の支柱連結具の第2の態様は、前記第1の態様に係る植物栽培用の支柱連結具において、前記支柱導入口は、その開放幅の中央部が前記凹部中心部を通る開放方向直線上に位置し且つ該開放方向直線の延長方向先側に向けて開放されており、該開放方向直線は、前記凹部中心部を通り且つ前記連結直線と直交する直交直線に対して該連結直線の前記本体中心部側に向けて25度傾く第1の直線と、前記凹部中心部を通り且つ該直交直線に対して前記連結直線の延長方向先側に向けて25度傾く第2の直線とのなす角度範囲に存することを特徴とするものである。
本発明に係る植物栽培用の支柱連結具の第3の態様は、前記第1又は前記第2の態様に係る植物栽培用の支柱連結具において、前記環状枠状を呈する前記連結具本体5は、2分割された環状分割体を以て構成され、該環状分割体の対応する第1の端部係合部と第2の端部係合部相互を着脱可能に連結することにより、所定の環状枠状を呈する支柱連結具が構成されることを特徴とするものである。
本発明に係る植物栽培用の支柱連結具の第4の態様は、植物栽培用の支柱相互を連結する支柱連結具であって、全体が樹脂製であり、線状を呈する連結具本体の対向する両面部又は何れか一方の面部に、支柱挟持部が、該連結具本体の延長方向に所要間隔を置いて設けられている。該支柱挟持部は、第1の挟持片と第2の挟持片を具え、該第1、第2の挟持片は、相互間で、前記支柱を嵌入させる嵌入凹部を形成でき且つ該嵌入凹部に嵌入された嵌入支柱部を弾性的に挟持できる。そして、前記支柱挟持部の前記嵌入凹部に連なる支柱導入口の開口幅は前記支柱の径よりも小さく形成されると共に、前記嵌入凹部の凹部中心部を通り且つ前記連結具本体の延長方向と直交する直交方向線の延長方向先側に配置されている前記第1の挟持片は、前記嵌入凹部に嵌入されている嵌入支柱部の、該延長方向先側の外周面部に当接し、該第1の挟持片が、前記支柱に該直交方向線の延長方向先側に向かうように作用する外力を支持するように構成されていることを特徴とするものである。
本発明に係る植物栽培用の支柱連結具の第5の態様は、前記第4の態様に係る植物栽培用の支柱連結具において、前記支柱導入口は、その開放幅の中央部が前記凹部中心部を通る開放方向直線上に位置し且つ該開放方向直線の延長方向先側に向けて開放されており、該開放方向直線は、前記凹部中心部を通り且つ前記直交方向線と直交する直交直線に対して前記連結具本体に向けて25度傾く第1の直線と、前記凹部中心部を通り且つ該直交直線に対して前記直交方向線の延長方向先側に向けて25度傾く第2の直線とのなす角度範囲に存することを特徴とするものである。
本発明に係る植物栽培用の支柱連結具の第6の態様は、前記第1、第2又は第3の何れかの態様に係る植物栽培用の支柱連結具において、前記連結具本体を上下反転しても、前記嵌入凹部に前記支柱を嵌入させることができることを特徴とするものである。
本発明に係る植物栽培用の支柱連結具の第7の態様は、前記第4又は第5の態様に係る植物栽培用の支柱連結具において、前記連結具本体を上下反転しても、前記嵌入凹部に前記支柱を嵌入させることができることを特徴とする植物栽培用の支柱連結具。
本発明に係る植物支持装置の第1の態様は、複数本の支柱と、前記第1~5の何れかの態様に係る植物栽培用の支柱連結具とを具え、該支柱が前記嵌入凹部に嵌入され且つ該支柱が前記支柱挟持部の前記第1、第2の挟持片で弾性的に挟持された状態で、該支柱相互が該支柱連結具によって上下複数段に亘って連結されてなることを特徴とするものである。
本発明に係る植物支持装置の第2の態様は、複数本の支柱と、前記第1~5の何れかの態様に係る植物栽培用の支柱連結具とを具え、該支柱が前記嵌入凹部に嵌入され且つ該支柱が前記支柱挟持部の前記第1、第2の挟持片で弾性的に挟持された状態で、該支柱相互が該支柱連結具によって上下複数段に亘って連結されてなる植物支持装置であって、該支柱が嵌入されている下段の嵌入凹部の前記支柱導入口と該支柱が嵌入されている上段の嵌入凹部の前記支柱導入口の、平面視での開放向きが異なることを特徴とするものである。
本発明に係る植物支持装置の第3の態様は、複数本の支柱と、前記第6又は7の態様に係る植物栽培用の支柱連結具とを具え、該支柱が前記嵌入凹部に嵌入され且つ該支柱が前記支柱挟持部の前記第1、第2の挟持片で弾性的に挟持された状態で、該支柱相互が該支柱連結具によって上下複数段に亘って連結されてなる植物支持装置であって、上下隣り合う該支柱連結具は、前記連結具本体が互いに上下反転されており、支柱が嵌入されている下段の嵌入凹部の前記支柱導入口と該支柱が嵌入されている上段の嵌入凹部の前記支柱導入口は、平面視で逆向きに開放されていることを特徴とするものである。
本発明は、植物栽培用の支柱相互を連結する支柱連結具を具え、該支柱連結具は、該支柱を嵌入させる嵌入凹部を形成する支柱挟持部を有し、該支柱挟持部を構成する前記第1の挟持片が、該嵌入凹部に嵌入されている嵌入支柱部の外方側の外周面部に当接して前記支柱に作用する外向きの外力を支持する。従って本発明によるときは、立設された植物栽培用の支柱相互を支柱連結具で連結して植物栽培装置を構成するに際し、該支柱を該支柱連結具の嵌入凹部に支柱導入口を通して嵌入状態としたとき、該支柱が該支柱導入口を通して外れ難い植物栽培用の支柱連結具を提供できる。又、本発明に係る植物支持装置は、該支柱連結具を用いて構成されてなるため、本発明によるときは、植物を安定支持できる等の強度に優れた植物支持装置を提供できることとなる。
本発明に係る植物支持装置の一例を説明する斜視図である。 本発明に係る支柱連結具の一例を説明する平面図である。 支柱挟持部の嵌入凹部に支柱を嵌入させる作業工程と、嵌入支柱部の外周面に対する第1の挟持片の当接状態の一態様と、該嵌入凹部に嵌入された状態にある支柱部分に対する外力の作用状態を説明する説明図である。 支柱挟持部の嵌入凹部に支柱を嵌入させた状態を示す斜視図である。 互いに上下反転された状態の支柱連結具が上下に配置され、且つ、該上下の支柱挟持部の嵌入凹部に同一の支柱が嵌入されている状態を示す斜視図である。 嵌入支柱部の外周面に対する第1の挟持片の当接状態の他の態様を説明する説明図である。 環状枠状を呈する連結具本体の内周面部に設けられた支柱挟持部の嵌入凹部に支柱を嵌入させる作業工程を説明する説明図である。 支柱が平面視で直線状に立設され且つ隣り合う支柱相互が支柱連結具で連結されてなる植物支持装置を説明する斜視図である。 支柱が平面視でジグザグ状に立設され且つ隣り合う支柱相互が支柱連結具で連結されてなる植物支持装置を説明する斜視図である。 支柱が平面視で三角形状に立設され且つ隣り合う支柱相互が支柱連結具で連結されてなる植物支持装置を説明する斜視図である。 直線状を呈する連結具本体の両端部分に設けた支柱挟持部の嵌入凹部が同一方向に開放されている支柱連結具を示す斜視図である。 支柱挟持部の嵌入凹部に支柱を嵌入させる作業工程と、嵌入支柱部の外周面に対する第1の挟持片の当接状態の一態様と、該嵌入凹部に嵌入された状態にある嵌入支柱部に対する外力の作用状態を説明する説明図である。 支柱挟持部の嵌入凹部に支柱を嵌入させた状態を示す斜視図である。 互いに上下反転された支柱連結具が上下に配置され、且つ、該上下の支柱挟持部の嵌入凹部に同一の支柱が嵌入されている状態を示す斜視図である。 可撓性と弾力性を有する帯状の連結具本体に、首部を介して支柱挟持部を設けてなる支柱連結具を、その作用と共に説明する説明図である。 直線状を呈する連結具本体の両端部分に設けた支柱挟持部の嵌入凹部が向き合う方向に開放されている支柱連結具を示す平面図である。 環状枠状を呈する連結具本体の内周面部及び/又は外周面部に、径の異なる嵌入凹部の複数からなる支柱挟持部の組を、該連結具本体の周方向に所要間隔を置いて設けた態様を説明する説明図である。 直線状に構成された線状を呈する連結具本体の対向する両面部又は何れか一方の面部に、径の異なる嵌入凹部の複数からなる支柱挟持部の組を、該連結具本体の周方向に所要間隔を置いて設けた態様を説明する説明図である。 二分割された環状分割体を連結一体化して環状枠状の支柱連結具を構成する場合における、第1、第2の端部係合部の着脱構成を説明する説明図である。 立設された植物栽培用の支柱相互を連結して植物支持装置を構成するに際して用いられている、環状枠状を呈する連結具本体を有した従来の支柱連結具の一例を示す説明図である。 立設された植物栽培用の支柱相互を連結して植物支持装置を構成するに際して用いられている、線状を呈する連結具本体を有した従来の支柱連結具の一例を示す説明図である。
図1~5において本発明に係る植物支持装置1 を構成する植物栽培用の支柱連結具2は、立設された植物栽培用の支柱3,3相互を連結するものであって、全体が樹脂製であり、環状枠状を呈する連結具本体5の外周面部6及び/又は内周面部7に、支柱挟持部9が、該連結具本体5の周方向に所要間隔を置いて設けられている。なお説明の便宜上、図1においては、該支柱連結具2を太線の環状に図示している。該支柱挟持部9は、図2~4に示すように、第1の挟持片10と第2の挟持片11を具え、該第1、第2の挟持片10,11は、相互間で、前記支柱3を嵌入させる嵌入凹部12を形成でき且つ該嵌入凹部12に嵌入された嵌入支柱部13を弾性的に挟持できる。前記支柱挟持部9の該嵌入凹部12に連なる支柱導入口15の開口幅は前記支柱3の径よりも小さく形成されると共に、図2~3に示すように、環状枠状の前記連結具本体5の本体中心部A1と前記嵌入凹部12の凹部中心部A2とを結ぶ連結直線16の延長方向先側に配置されている前記第1の挟持片10は、前記嵌入凹部12に嵌入されている前記嵌入支柱部13の、該延長方向先側の支柱外周面部17に当接し、該第1の挟持片10が、前記支柱3に該延長方向先側に向かうように作用する外力Pを支持するように構成されている。以下、これを、前記嵌入凹部9が前記外周面部6に設けられた場合について具体的に説明する。
前記連結具本体5は、本実施例においては図2に示すように、円環状枠状を呈し、例えばポリプロピレン等の合成樹脂を以って一体に形成されている。該連結具本体5の各部の寸法を例示すれば、内径は200~400mmで、その側面視での幅L1(図4)は8mmに設定され、その平面視での幅L2(図4)は6mmに設定されている。
前記支柱挟持部9は、本実施例においては図2に示すように、円環状枠状を呈する前記連結具本体5の前記外周面部6に、その周方向に90度の角度ピッチで4個設けられている。夫々の該支柱挟持部9の前記嵌入凹部12は、本実施例においては、後述する開放方向直線30(図3)の先側に向けて開放されている。
前記支柱導入口15の開口幅は前記支柱3の径よりも小さく形成されており、前記支柱3は、前記支柱導入口15を弾性的に拡開させて前記嵌入凹部12に嵌入される。そして本実施例においては、前記連結具本体5を上下反転しても、前記嵌入凹部9に前記支柱3を嵌入させ得るようになされている。
前記支柱挟持部9は、より具体的には図3に示すように、前記第1の挟持片10と前記第2の挟持片11を具えている。該第2の挟持11は図3に示すように、前記連結具本体5と一体に設けられ且つ先端部分にガイド片部19が設けられている。
前記第1 の挟持片10は、前記連結具本体5の本体中心部A1(図2)と前記嵌入凹部12の凹部中心部A2とを結ぶ前記連結直線16の延長方向で見て、前記第2の挟持片11と対向して設けられており、その先端部分にガイド片部19が設けられている。該第1、第2のガイド片部19,19は、向き合う状態で設けられ、両者間の幅が先端に向けて拡大するハの字状を呈するように互いに逆方向の傾斜面21,21を有している。そして、前記嵌入凹部12に前記支柱3を嵌入させる際、該傾斜面21,21は、該支柱3の周面部22と当接して該支柱3を前記嵌入凹部12に向けて誘導する。
該第1、第2の挟持片10,11は、相互間で、前記支柱3を嵌入させる前記嵌入凹部12を形成でき、且つ、前記のように誘導された前記支柱3を該嵌入凹部12に嵌入させ、該嵌入凹部12に嵌入された嵌入支柱部13を弾性的に挟持する。該第1の挟持片10と該第2の挟持片11の内側面は半円弧状面23,25に形成されており、該両半円弧状面23,25によって前記嵌入凹部12が形成されている。そして、前記のようにして前記嵌入凹部12に前記支柱3が嵌入された状態で、環状枠状の前記連結具本体5の前記本体中心部A1と前記嵌入凹部12の凹部中心部A2とを結ぶ前記連結直線16の延長方向先側に配置されている前記第1の挟持片10は、前記嵌入凹部12に嵌入されている前記嵌入支柱部13の、該延長方向先側の前記支柱外周面部17 に当接し、前記のように、該第1の挟持片10が、該延長方向先側に向かう外力を支持する。
そのために本実施例においては、前記支柱導入口15は、その開放幅の中央部が前記凹部中心部A2を通る開放方向直線30上に位置し且つ該開放方向直線30の延長方向先側に向けて開放されている。そして該開放方向直線30は、前記凹部中心部A2を通り且つ前記連結直線16と直交する直交直線26に対して該連結直線16の前記本体中心部A1側に向けて20~25度傾く(図3においては25度傾いている)第1の直線27と、前記凹部中心部A2を通り且つ該直交直線26に対して前記連結直線16の延長方向先側に向けて20~25度傾く(図3においては25度傾いている)第2の直線29とのなす角度範囲に存するように構成されている。
なお、該開放方向直線30が前記第1 の直線27に近づいても前記嵌入凹部12に前記支柱3を嵌入させることに支障が生じないように、前記連結具本体5の形状や、前記連結具本体5に対する前記第2の挟持片11の配置状態が適宜変更される。例えば、前記連結具本体5の形状が、前記支柱3の一部を収容できる凹所を有する形状等に適宜変更され、又、前記連結具本体5に連結される所要突出長さの凸部を介して前記第2の挟持片11を配置する等に変更される。
前記支柱3は900~2100mmの長さのものであり、栽培植物に適した長さのものを選択する。又、該支柱3は断面円形状を呈し、その外径は例えば10~15mmのものである。なお該支柱3の周面部22(図3~4)は、平滑面として形成されることの他、該周面部22に、その長さ方向に延長する複数列の不連続突起列が設けられる等、該周面部22に凹凸を有することもある。
図6は、前記開放方向直線30が前記第2の直線29と合致した状態における、前記支柱外周面17に対する前記第1の挟持片10の当接状態を示すものであり、該第1の挟持片10は、前記延長方向先側に向かう外力を支持できる。
前記嵌入凹部12に前記支柱3を嵌入させる作業工程を図3~5に基づいて説明する。ハの字状を呈する前記両傾斜面21,21、或いは一方の傾斜面21と前記連結具本体5の前記外周面部6とに当接状態とした前記支柱3を、図3に矢印で示すように前記嵌入凹部12に向けて指で押圧することにより、該支柱3を、前記支柱導入口15を弾性拡開させて該嵌入凹部12に嵌入状態となし得る。図5の上側部分には、前記支柱連結具2を上下反転させ、前記と同様にして、該支柱3を、前記支柱導入口15を弾性拡開させて該嵌入凹部12に嵌入させた状態が図示されている。
図1、図4、図5は、このような構成を有する支柱連結具2を用いて構成された円筒状植物支持枠体31を以ってなる植物支持装置1を説明するものであり、図1に示すように、3個の前記支柱連結具2,2,2と2本のアーチ状支柱32,32を用いて構成されている。該支柱連結具2は、該アーチ状支柱32の下側部位と上側部位と中間部位に夫々配置されており、前記要領によって、前記嵌入凹部12に該アーチ状支柱32,32の各支柱3,3,3,3の所要部位が嵌入されている。上下隣り合う支柱連結具2,2間の間隔は250mm~300mmに設定されている。図1を用いて説明すれば、中間に位置する前記支柱連結具2bは、上下に位置する支柱連結具2a,2aとは上下反転状態にある。図5は、互いに反転状態にある上下段の支柱連結具2b,2aの上下の前記嵌入凹部12b,12aに同一の支柱3が嵌入された状態を示す部分斜視図である。
図1は、かかる構成を有する植物支持装置1の前記支柱3の下端側33の200~300mmの長さ部分を土中に埋設することによって構成された前記円筒状植物支持枠体31を以ってなる植物支持装置1が地面35に立設された状態を示しており、該植物支持装置1によって植物を良好に栽培できる。
かかる構成を有する植物支持装置1によるときは、前記従来の支柱連結具、即ち、前記嵌入凹部の前記支柱導入口が、環状枠状を呈する前記連結具本体の前記連結直線の延長方向外方に向けて開放されていた従来の支柱連結具(図20)を用いる場合のように、例えば、該植物支持装置1を地面35に立設する際や該植物支持装置1で植物を支持する際に、或いは該植物支持装置1によって植物を支持している状態において、前記支柱3が前記嵌入凹12から外れ易いといった問題を発生させる恐れがない。
これは、図3に基づいて前記したように、前記支柱挟持部9の支柱導入口15の開口幅が前記支柱3の径よりも小さく形成されると共に、環状枠状を呈する前記連結具本体5の本体中心部A1と前記嵌入凹部12の凹部中心部A2とを結ぶ前記連結直線16の延長方向先側に配置されている前記第1の挟持片10が、前記嵌入凹部12に嵌入されている前記嵌入支柱部13の、該延長方向先側の前記外周面部17に当接し、該第1の挟持片10が、前記支柱3に前記延長方向先側に向かうように作用する外力Pを支持するように構成されているからである。
これによって、前記嵌入凹部12に嵌り合った状態にある嵌入支柱部13(図3)の、前記連結直線16の延長方向外方に向けての外力Pは前記第1の挟持片10(図3)で支持され、前記支柱導入口15に向かう横向きの外力はそれ程大きくはないためである。
特に、図5に基づいて前記したように、前記支柱連結具2を上下反転させ、前記と同様に、各支柱3を、前記支柱導入口15を通して該嵌入凹部12に嵌入させた状態とする場合は、同一の支柱3について見た場合、図5に示すように、該支柱3は、平面視で逆向き開放の上下の嵌入凹部12b, 12aの円弧状底面部36b,36aで支持された状態となるために、該平面視で、該上下の支柱挟持部9b,9aによって、前記支柱3が周方向で取り囲まれた拘束状態が得られる。かかる拘束作用によって、前記支柱導入口15に向かう外力Pが大きいとしても前記支柱3の移動が効果的に阻止されるため、前記支柱3は前記嵌入凹部12から一層外れにくくなる。
この点について以下、例を挙げて説明する。
(1)植物支持装置1の各支柱3の下端側33を土中に埋設することによって該植物支持装置1を地面35に立設状態とする場合について
この場合は、該支柱3の下端が、土中にある砂利等の硬い部分に当たって、該支柱3が外側(前記第1の挟持片10側)に向けて傾斜状態となることがある。その結果、前記嵌入凹部12に嵌り合った状態にある前記嵌入支柱部13に、図3に矢印で示すように、前記連結直線16の延長方向等、外方に向かう大きな外力Pが作用する場合があるが、この場合、この外力Pのほとんどは前記第1の挟持片10で支持されることとなり、前記支柱導入口15に向かう外力はそれ程大きくは作用しない。これによって、該支柱3が前記支柱導入口15を通して前記嵌入凹部12から外れてしまうのを防止できる。特に図5に示すように、前記連結具本体5を前記のように上下反転させる場合は、該支柱3は、平面視で、上下に配置されている逆向き開口の前記嵌入凹部12b,12aを有する上下の支柱挟持部9b,9aによって拘束されるため、前記支柱導入口15に向かう外力が大きいとしても、該拘束作用によって該支柱3は外れにくい。
(2)枝のバネ性が強い植物の栽培、例えばバラ栽培において、枝を支柱3に誘引する場合について
この場合は、該枝のバネ性により、前記嵌入凹部12に嵌り合った状態にある前記嵌入支柱部13に前記連結直線16の延長方向等、外方に向かう大きな外力P(図3)が作用する場合がある。この場合、該外力Pのほとんどは前記第1の挟持片10(図3~4)で支持されることとなり、前記支柱導入口15に向かう外力はそれ程大きくは作用しない。これによって、該支柱3が前記支柱導入口15を通して前記嵌入凹部12から外れてしまうのを防止できる。又、該誘引後における枝の成長によって該枝のバネ性が強くなったときも、同様の理由で、該支柱3が前記支柱導入口15を通して前記嵌入凹部12から外れてしまうのを防止できる。特に、前記連結具本体5を前記のように上下反転させる場合は、該支柱3は、平面視で、上下に配置されている逆向き開放の前記嵌入凹部12b,12aを有する上下の支柱挟持部9b,9aによって拘束されるため、前記支柱導入口15に向かう外力が大きいとしても、該拘束作用によって該支柱は外れにくい。
(3)地面に立設状態にある植物支持装置で胡瓜やゴーヤ、カボチャ等の果実を付ける蔓性植物を栽培した場合について
この場合、成長して重くなった果実の荷重が前記支柱連結具2の特定の支柱3に集中的に掛って該支柱3が外方に向けて傾斜状態となり、前記連結直線16の延長方向等、外方に向かう大きな外力Pが前記支柱3に作用する場合があるが、この外力Pのほとんどは前記第1の挟持片10(図3~4)で支持されることとなり、前記支柱導入口15に向かう外力はそれ程大きくは作用しない。これによって、該支柱3が前記支柱導入口15を通して前記嵌入凹部12から外れてしまうのを防止できる。又、該誘引後における枝の成長によって該枝のバネ性が強くなったときも、同様に、該支柱3が前記嵌入凹部12から外れてしまうのを防止できる。特に、前記連結具本体5を前記のように上下反転させる場合は、該支柱3は、平面視で、上下に配置されている逆向き開口の前記嵌入凹部12b,12aを有する上下の支柱挟持部10,10によって拘束されるため、前記支柱導入口15に向かう外力が大きいとしても、該拘束作用によって前記支柱3は外れにくい。
(4)地面に立設状態にある植物支持装置で胡瓜やゴーヤ、カボチャ等の蔓性植物を栽培したとき、該蔓性植物の葉が生い茂り実がついた状態で該植物支持装置が強風にさらされて該植物支持装置が大きく揺れる場合について
この場合は、前記嵌入凹部12に嵌り合った状態にある前記嵌入支柱部13に、前記連結直線16の延長方向等、外方に向かう大きな外力が作用する場合があるが、この外力Pのほとんどは前記第1の挟持片10で支持されることとなり、前記支柱導入口15に向かう外力はそれ程大きくは作用しない。これによって、該支柱3が該支柱導入口15を通して前記嵌入凹部12から外れてしまうのを防止できる。特に、前記連結具本体5を前記のように上下反転させる場合は、該支柱3は、平面視で、上下に配置されている逆向き開口の前記嵌入凹部12b,12aを有する上下の支柱挟持部9,9によって拘束されるため、前記支柱導入口15に向かう外力が大きいとしても、該拘束作用によって前記支柱3は外れにくい。
図7に示す支柱連結具2は、前記嵌入凹部12を前記連結具本体5の内周面部7に設けた場合の一部平面図である。かかる構成の支柱連結具2の作用効果は、前記嵌入凹部12を前記連結具本体5の外周面部6に設けた場合と同様であるため、その説明を省略する。この場合、前記「外方」は、前記連結直線16の前記本体中心部A1が存する側となる。
図8~14は、本発明に係る植物支持装置1を構成する植物栽培用の支柱連結具2の他の態様を示すもので、立設された線状を呈する植物栽培用の支柱3,3相互を連結する支柱連結具である。該支柱連結具2は、全体が樹脂製であり、線状を呈する連結具本体5の対向する両面部37,37又は何れか一方の面部37aに、支柱挟持部9が、該連結具本体5の延長方向に所要間隔を置いて設けられている。なお説明の便宜上、図8~10においては、該支柱連結具2を太線で図示している。
該支柱挟持部9は、図12~13に示すように、第1の挟持片10と第2の挟持片11を具え、該第1、第2の挟持片10,11は、相互間で、前記支柱3を嵌入させる嵌入凹部12を形成でき且つ該嵌入凹部12に嵌入された嵌入支柱部13を弾性的に挟持できる。前記支柱挟持部9の該嵌入凹部12に連なる支柱導入口15の開口幅は前記支柱3の径よりも小さく形成されている。そして図12に示すように、該嵌入凹部12の凹部中心部A2を通り且つ前記連結具本体5の延長方向と直交する直交方向線39の延長方向先側に配置されている前記第1の挟持片10は、前記嵌入凹部12に嵌入されている嵌入支柱部13の、該直交方向線39の先側の支柱外周面部17に当接し、該第1の挟持片10が、前記支柱3に該直交方向線39の延長方向先側に向かうように作用する外力を支持するように構成されている。以下これを、前記嵌入凹部12が前記一方の面部37aに設けられた場合について、具体的に説明する。
直線状を呈する前記連結具本体5は、本実施例においては、例えばポリプロピレン等の合成樹脂を以って一体に形成されている。該連結具本体5の各部の寸法を例示すれば、その長さは380mmで、その側面視での幅は10mmに設定され、その平面視での幅は5mm程度に設定されている。
前記支柱挟持部9は、本実施例においては図11に示すように、直線状を呈する前記連結具本体5の前記一方の面部37aの両端部分40,40の夫々に1個ずつ設けられている。夫々の支柱挟持部9,9の前記嵌入凹部12,12は、本実施例においては、後述する開放方向直線30の延長方向先側に向けて開放されている。前記支柱導入口15の開口幅は前記支柱3の径よりも小さく形成されており、前記支柱3は、前記支柱導入口15を弾性的に拡開させて前記嵌入凹部12に嵌入される。そして本実施例においては、前記連結具本体5を上下反転しても、前記嵌入凹部9に前記支柱3を嵌入させ得るようになされている。図11では、前記連結具本体5の同一延長方向に向けて開放されている。
前記支柱挟持部9は、より具体的には図12に示すように、前記第1の挟持片10と前記第2の挟持片11を具えている。該第2の挟持片11は図12~13に示すように、前記連結具本体5と一体に設けられ且つ先端部分にガイド片部19が設けられている。
前記第1の挟持片10は、前記連結具本体5の延長方向と直交する前記直交方向線39(図12)の延長方向で見て前記第2の挟持片11と対向して設けられており、その先端部分にガイド片部19が設けられている。該第1、第2のガイド片部19,19は、向き合う状態で設けられ、両者間の幅が先端に向けて拡大するハの字状を呈するように互いに逆方向の傾斜面21,21を有している。そして、前記嵌入凹部12に前記支柱3を嵌入させる際、該傾斜面21,21が該支柱3の周面部22と当接して該支柱3を前記嵌入凹部12に向けて誘導する。
該第1、第2の挟持片10,11は、相互間で、前記支柱3を嵌入させる嵌入凹部12を形成でき、且つ、前記のように誘導された前記支柱3を該嵌入凹部12に嵌入させ、該嵌入凹部12に嵌入された嵌入支柱部13を弾性的に挟持する。該第1の挟持片10と該第2の挟持片11の内側面は半円弧状面23,25に形成されており、該両半円弧状面23,25によって前記嵌入凹部12が形成されている。そして、前記のようにして前記嵌入凹部12に前記支柱3が嵌入された状態で、前記嵌入凹部12の凹部中心部A2を通り且つ前記連結具本体5の延長方向と直交する前記直交方向線39の延長方向先側に配置されている前記第1の挟持片10は、前記嵌入凹部12に嵌入されている前記嵌入支柱部13の、該延長方向先側の支柱外周面部17に当接し、該第1の挟持片10が、該延長方向先側に向かう外力を支持する。
そのために本実施例においては、前記支柱導入口15は、その開放幅の中央部が前記凹部中心部A2を通る開放方向直線30上に位置し且つ該開放方向直線30の延長方向先側に向けて開放されている。そして該開放方向直線30は、前記凹部中心部A2を通り且つ前記直交方向線39と直交する直交直線26に対して前記連結具本体5に向けて20~25度傾く(図12においては25度傾いている)第1 の直線27と、前記凹部中心部A2を通り且つ該直交直線27に対して前記直交方向線39の延長方向先側に向けて20~25度傾く(図12においては25度傾いている)第2の直線29とのなす角度範囲に存するように構成されている。
なお、該開放方向直線30が前記第1 の直線27に近づいても前記嵌入凹部12に前記支柱3を嵌入させることに支障が生じないように、実施例1で説明したところと同様、前記連結具本体5の形状や、前記連結具本体5に対する前記第2の挟持片11の配置状態が適宜変更される。
前記嵌入凹部12に前記支柱3を嵌入させる作業工程を図12~14に基づいて説明する。ハの字状を呈する前記両傾斜面21,21に、或いは、一方の傾斜面21と前記連結具本体5の前記一方の面部37aに当接状態とした前記支柱3を前記嵌入凹部12に向けて押圧することにより、該支柱3を、前記支柱導入口15を弾性拡開させて該嵌入凹部12に嵌入状態となし得る。図14の上側部分には、前記支柱連結具2を上下反転させ、前記と同様にして、該支柱3を、前記支柱導入口15を通して該嵌入凹部12に嵌入させた状態が図示されている。前記支柱連結具2を、このように上下反転させて該嵌入凹部12に支柱3を嵌入させる場合は、図14に示すように、前記連結具本体5を支柱3に対して同一側に配置できる。
図8~10は、かかる構成を有する支柱連結具2を用いて構成された植物支持装置1を示すものである。これらの植物支持装置1で用いる支柱3の直径は例えば10~15mmのものである。該支柱3の長さは900~2100mmであり、栽培植物に適した長さのものを選択する。又、隣り合う支柱3,3の中心間距離は例えば150~250mmに設定されると共に、上下隣り合う支柱連結具2,2間の間隔は例えば250~300mmに設定される。そして該支柱3の下端側33の200mm~300mm程度が土中に埋設される。
図8~9に示す植物支持装置1は、4本の支柱3,3,3,3が所要間隔を置いて、その下端側33が土中に埋設されて立設され、左側の隣り合う2本の支柱3,3相互、中間の隣り合う2本の支柱3,3相互、右側の隣り合う2本の支柱3,3相互が、夫々、前記と同様の要領によって該支柱3が前記嵌入凹部12に嵌入されることにより、図8においては、平面視で直線状を呈する直線状植物支持枠体41からなる植物支持装置1が構成されている。又図9においては、平面視でジグザグ状を呈するジグザグ状植物支持枠体42からなる植物支持装置1が構成されている。
図14は、例えば図8に示す植物支持装置において、上下に位置する支柱連結具12が互いに上下反転状態にある場合を示し、上下の支柱連結具2(2b),2(2a)の上下の前記嵌入凹部12に同一の支柱3が嵌入された状態を示す部分斜視図である。該状態で該支柱3は、図14に示すように、平面視で逆向き開放の上下の嵌入凹部12(12b),12(12a)の円弧状底面部36,36で支持された状態となるために、前記支柱3は、該平面視で、該上下の支柱挟持部9(9b),9(9a)によって、前記支柱3が周方向で取り囲まれた拘束状態となる。従って、前記連結具本体5の前記支柱導入口15に向かう外力(図11~12にあっては前記連結具本体5の延長方向に向かう外力)が大きいとしても、前記拘束作用によって前記支柱3は外れにくい。
図10に示す植物支持装置1は、三角形枠の頂点位置で立設された3 本の支柱3,3,3の隣り合う支柱3,3相互を、前記と同様に複数段で前記支柱連結具2により連結することによって構成された三角形枠状植物支持枠体43を以って構成されている。
図8、図9、図10は、前記構成を有する植物支持装置1の各支柱3の下端側33を土中に埋設することによって構成された前記植物支持装置1が地面35に立設された状態を示しており、これらの植物支持装置1によって植物を良好に栽培できる。
かかる構成を有する植物支持装置1は、図11に示すように、前記支柱挟持部9の前記嵌入凹部12が前記直線状を呈する前記連結具本体5の同一延長方向に向けて開放されている。従って、直線状を呈する該連結具本体5の軸線方向に対して直角を呈する方向に開放されていた従来の支柱連結具におけるように、該植物支持装置1を地面29に立設する際や該植物支持装置で植物を支持する際に、或いは該植物支持装置1によって植物を支持している状態において、前記支柱が前記嵌入凹部から外れ易いといった従来の前記問題を発生させる恐れがない。
これは、前記嵌入凹部12の凹部中心部A2を通り且つ前記連結具本体5の延長方向と直交する直交方向線39の延長方向先側に配置されている前記第1の挟持片10が、前記嵌入凹部12に嵌入されている嵌入支柱部13の、該直交方向線39の先側の支柱外周面部17に当接し、該第1の挟持片10が、前記支柱3に前記延長方向先側に向かうように作用する外力を支持するからであり、前記支柱導入口15に向かう横向きの外力は、それ程大きくは作用しないからである。
本実施例においても、実施例1で場合を分けて例示したと同様の「支柱3が前記嵌入凹部12から外れてしまうのを防止できる」という作用効果がそのまま妥当する。
本発明は、前記実施例で示したものに限定されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載内で種々の設計変更が可能であることはいうまでもない。その一例を挙げれば次のようである。
(1)前記植物支持装置1は、植木鉢やプランターの栽培土の上面で立設状態とされることもある。
(2)環状枠状を呈する連結具本体5は、前記した円環状枠状を呈するものの他、周方向で閉じた三角形枠状、正方形枠状、長方形枠状、五角形枠状、六角形枠状、菱形枠状を含み、又、部分的に円弧状部が設けられた環状枠状を呈するもの等の各種態様のものを含む。
そして、これらの環状枠状を呈する連結具本体5においても、その外周面部6及び/又は内周面部7の所要部位に、前記支柱3を嵌入させる嵌入凹部12を有する前記支柱挟持部13が設けられる。該支柱挟持部9は、前記したと同様に、第1の挟持片10と第2の挟持片11を具え、該第1、第2の挟持片10,11は、相互間で、前記支柱3を嵌入させる前記嵌入凹部12を形成でき且つ該嵌入凹部12に嵌入された嵌入支柱部13を弾性的に挟持できる。又、前記支柱挟持部9の支柱導入口15の開口幅は前記支柱3の径よりも小さく形成されると共に、環状枠状の前記連結具本体5の本体中心部A1と前記嵌入凹部12の凹部中心部A2とを結ぶ連結直線16の延長方向先側に配置されている前記第1の挟持片10は、前記嵌入凹部12に嵌入されている前記嵌入支柱部13の、該延長方向先側の支柱外周面部17に当接し、該第1の挟持片9が、前記支柱3に前記延長方向先側に向かうように作用する外力を支持するように構成される。特に、前記多角形枠状の連結具本体5における前記所要部位は、立設された支柱3,3間の間隔をより大きくするために、多角形の頂点位置に設定するのがよい。
(3)環状枠状を呈する前記連結具本体5や直線状を呈する前記連結具本体5に設ける支柱挟持部9の個数は、本発明に係る支柱連結具2を用いて構成される植物支持装置1で使用する支柱3の本数に合わせて設定されるものであり、これらの連結具本体5の直径(連結具本体5が円環状を呈する場合)や、辺の長さ(連結具本体5が多角形枠状を呈する場合)、延長方向の長さ(連結具本体5が線状を呈する場合)に応じて所要個数に設定される。
(4)線状を呈する前記連結具本体5の断面形状は特定されない。又、線状を呈する該連結具本体5は、図11に示すような、剛性を有する直線棒状を呈するものの他、例えば図15に示すように、可撓性と弾力性を有する帯状を呈したものとしても構成され得る。この場合も前記と同様にして、その対向する両面部37,37、又は何れか一方の面部37に、前記と同様の構成により、該連結具本体5の延長方向等に向けて開放された嵌入凹部12を有する支柱挟持部9が設けられる。かかる可撓性と弾力性を有する帯状を呈した連結具本体5は、直線状形態を呈し得るものとして使用できる他、図15に一点鎖線や二点鎖線で示すように、適宜の屈曲によって波線状形態や円環状形態等を呈し得るものとして使用できる。
(5)線状を呈する前記連結具本体5に設けられる、複数個の前記支柱挟持部9の前記嵌入凹部12が、線状を呈する前記連結具本体5の延長方向に向けて解放される場合、全ての嵌入凹部12が同一の該延長方向に向けて解放されるとは限らず、例えば図16に示すように、向き合う方向に向けて開放されてもよい。このように構成する場合も図14に示す場合と同様に、同一の支柱3が嵌入されている下段の嵌入凹部12の前記支柱導入口15と該支柱3が嵌入されている上段の嵌入凹部12の前記支柱導入口15とは、平面視で逆向きに開放された状態となし得るため、前記拘束作用によって該支柱を、外れにくい状態となし得る。
(6)環状枠状を呈する前記連結具本体5の外周面部6及び/又は内周面部7や、線状を呈する連結具本体5の対向する両面部37,37又は何れか一方の面部37に設けられる前記支柱挟持部9は、径の異なる複数種類の支柱3に対応できるように、例えば図20~21に示す従来の支柱連結具におけると同様の配置状態で、前記と同様構成を有する大中小3種類の支柱挟持部9,9,9の組を、該連結具本体5の周方向(連結具本体5が環状枠状を呈する場合)や、延長方向(連結具本体5が線状を呈する場合)で所要間隔を置いて設けることもある。この場合、隣り合う支柱挟持部9,9の間隔は、所要径の前記支柱3を所要の嵌入凹部12に無理なく挿入させることができるように、所要に設定する。図17おいては、前記嵌入凹部12の中心を位置させるための中心位置線L1~L12が一点鎖線で示されており、各支柱挟持部9を、夫々の中心位置線に前記嵌入凹部12の中心を位置させて、前記連結具本体5と一体に設ける場合が示されている。又図18おいては、前記嵌入凹部12の中心を位置させるための中心位置線L13~L18が一点鎖線で示されており、各支柱挟持部9を、夫々の中心位置線に前記嵌入凹部12の中心を位置させて、前記連結具本体5と一体に設ける場合が示されている。
(7)植物栽培用の前記支柱連結具2を用いて、隣り合う支柱3,3相互が上下複数段に亘って連結されてなる植物支持装置1を構成する際、上下隣り合う該支柱連結具2,2は、上下反転されることなく、同一の支柱3が嵌入される上段の嵌入凹部9の前記支柱導入口15と該支柱3が嵌入される下段の嵌入凹部9の前記支柱導入口15が、平面視で同一方向に開放されてもよい。
(8)前記支柱3の下端側33が土中に埋設されることによって前記植物栽培装置1を、地面等に立設された状態となす場合、隣り合う支柱3,3相互が支柱連結具2で予め連結されてなる植物栽培装置1を構成した後に全ての支柱3の下端側33を土中に埋設することの他、全ての支柱3を土中に埋設した後に、隣り合う支柱3,3相互を支柱連結具2で連結することとしてもよい。
(9)本発明に係る植物支持装置1は、3本以上の支柱3を用いて円錐筒状乃至多角錐筒状を呈するものとして構成されることもある。このように構成する場合は、上下方向で配置される支柱連結具2は、径の異なる前記環状枠状を呈する連結具本体5や、長さの異なる前記直線状の連結具本体5を用いて支柱3,3相互を連結する。この場合、例えば図15に示すように、前記支柱挟持部9を構成する前記第2の挟持片11を、前記環状枠状を呈する連結具本体5の外周面部6や内周面部7に、又、線状を呈する前記連結具本体5の前記面部37に、首部45を介して連結し、前記支柱挟持部9を該首部45を介して首振り可能とするのがよい。
(10)図5、図14は、前記支柱3が、平面視で逆向き開放の上下の嵌入凹部12,12の円弧状底面部36,36によって、平面視で周方向で取り囲まれた支柱拘束状態を示しているが、該支柱3は、上下の嵌入凹部12,12の支柱導入口15,15が同一向きや逆向き開放とは異なる開放向きとなる拘束状態となることもある。例えば、図9に示すような、平面視でジグザグ状を呈するジグザグ状植物支持枠体42からなる植物支持装置1や、図10に示すような、三角形枠状植物支持枠体43からなる植物支持装置1を構成する場合がこれに該当する。
(11)前記環状枠状を呈する前記連結具本体5を具える支柱連結具2は、例えば図2に示すように、2分割された環状分割体49,50を以て構成することもできる。この場合は、例えば図19に示すように、該環状分割体49,50の対応する第1の端部係合部51と第2の端部係合部52相互を例えば上下方向で着脱可能に連結一体化することにより、所定の環状を呈する支柱連結具2とされることもある。本実施例においては図19に示すように、該第1の端部係合部51は係合凸部として構成されており、該第2の端部係合部52は、該第1の端部係合部51と着脱可能に係合し得る係合凹部として構成されている。然して、該第1の端部係合部51と該第2の端部係合部52との上下方向での係合によって、図19(A)(B)に示すように前記環状分割体49,50が連結一体化されて、環状を呈する前記連結具本体5を具える前記支柱連結具2を構成できる。
このように構成する場合は、植物がある程度大きく育った後においても、極力、植物を損傷することなく又刺等で手を負傷することなく、環状枠状を呈する支柱連結具2によって支柱相互を連結できる利点がある。この場合は、前記環状分割体49,50をその分割体凹部53,54を向かい合わせ状態にして植物を両側から挟み、その後、対応する前記第1,第2の端部係合部51,52(図2)相互を係合状態に連結一体化させて、環状を呈する所要の支柱連結具2を構成し、その後、各支柱挟持部9の嵌入凹部12に支柱3を嵌入させる。植物の栽培時期が終わった後は、前記第1,第2の端部係合部51,52の係合状態を解除することにより、環状を呈する前記支柱連結具2を分解して前記環状分割体49,50に戻すことができ、これを再使用できる。
該第1,第2の端部係合部51,52の構成としては、該第1,第2の端部係合部51,52相互を横方向で着脱可能とする連結手段等の各種公知手段を採用できる。
1 植物支持装置
2 支柱連結具
3 支柱
5 連結具本体
6 外周面部
7 内周面部
9 嵌入凹部
10 第1の挟持片
11 第2の挟持片
12 嵌入凹部
13 嵌入支柱部
15 支柱導入口
16 連結直線
17 支柱外周面部
26 直交直線
27 第1の直線
29 第2の直線
30 開方向直線
39 直交方向線
49 環状分割体
50 環状分割体
51 第1の端部係合部
52 第2の端部係合部

Claims (10)

  1. 植物栽培用の支柱相互を連結する支柱連結具であって、
    全体が樹脂製であり、環状枠状を呈する連結具本体の外周面部及び/ 又は内周面部に、支柱挟持部が、該連結具本体の周方向に所要間隔を置いて設けられており、
    該支柱挟持部は、第1の挟持片と第2の挟持片を具え、該第1、第2の挟持片は、相互間で、前記支柱を嵌入させる嵌入凹部を形成でき且つ該嵌入凹部に嵌入された嵌入支柱部を弾性的に挟持でき、
    前記支柱挟持部の前記嵌入凹部に連なる支柱導入口の開口幅は前記支柱の径よりも小さく形成されると共に、環状枠状の前記連結具本体の本体中心部と前記嵌入凹部の凹部中心部とを結ぶ連結直線の延長方向先側に配置されている前記第1の挟持片は、前記嵌入凹部に嵌入されている前記嵌入支柱部の、該延長方向先側の外周面部に当接し、該第1の挟持片が、前記支柱に該延長方向先側に向かうように作用する外力を支持するように構成されていることを特徴とする植物栽培用の支柱連結具。
  2. 前記支柱導入口は、その開放幅の中央部が前記凹部中心部を通る開放方向直線上に位置し且つ該開放方向直線の延長方向先側に向けて開放されており、
    該開放方向直線は、前記凹部中心部を通り且つ前記連結直線と直交する直交直線に対して該連結直線の前記本体中心部側に向けて25度傾く第1 の直線と、前記凹部中心部を通り且つ該直交直線に対して前記連結直線の延長方向先側に向けて25度傾く第2の直線とのなす角度範囲に存することを特徴とする請求項1記載の植物栽培用の支柱連結具。
  3. 前記環状枠状を呈する前記連結具本体5は、2分割された環状分割体を以て構成され、該両環状分割体の対応する第1の端部係合部と第2の端部係合部相互を着脱可能に連結することにより、所定の環状枠状を呈することを特徴とする請求項1又は2記載の植物栽培用の支柱連結具。
  4. 植物栽培用の支柱相互を連結する支柱連結具であって、
    全体が樹脂製であり、線状を呈する連結具本体の対向する両面部又は何れか一方の面部に、支柱挟持部が、該連結具本体の延長方向に所要間隔を置いて設けられており、
    該支柱挟持部は、第1の挟持片と第2の挟持片を具え、該第1、第2の挟持片は、相互間で、前記支柱を嵌入させる嵌入凹部を形成でき且つ該嵌入凹部に嵌入された嵌入支柱部を弾性的に挟持でき、
    前記支柱挟持部の前記嵌入凹部に連なる支柱導入口の開口幅は前記支柱の径よりも小さく形成されると共に、前記嵌入凹部の凹部中心部を通り且つ前記連結具本体の延長方向と直交する直交方向線の延長方向先側に配置されている前記第1の挟持片は、前記嵌入凹部に嵌入されている嵌入支柱部の、該延長方向先側の外周面部に当接し、該第1の挟持片が、前記支柱に該直交方向線の延長方向先側に向かうように作用する外力を支持するように構成されていることを特徴とする植物栽培用の支柱連結具。
  5. 前記支柱導入口は、その開放幅の中央部が前記凹部中心部を通る開放方向直線上に位置し且つ該開放方向直線の延長方向先側に向けて開放されており、
    該開放方向直線は、前記凹部中心部を通り且つ前記直交方向線と直交する直交直線に対して前記連結具本体に向けて25度傾く第1の直線と、前記凹部中心部を通り且つ該直交直線に対して前記直交方向線の延長方向先側に向けて25度傾く第2の直線とのなす角度範囲に存することを特徴とする請求項4記載の植物栽培用の支柱連結具。
  6. 前記連結具本体を上下反転しても、前記嵌入凹部に前記支柱を嵌入させることができることを特徴とする請求項1、2又は3記載の植物栽培用の支柱連結具。
  7. 前記連結具本体を上下反転しても、前記嵌入凹部に前記支柱を嵌入させることができることを特徴とする請求項4又は5記載の植物栽培用の支柱連結具。
  8. 複数本の支柱と、請求項1~5の何れかに記載の植物栽培用の支柱連結具とを具え、該支柱が前記嵌入凹部に嵌入され且つ該支柱が前記支柱挟持部の前記第1、第2の挟持片で弾性的に挟持された状態で、該支柱相互が該支柱連結具によって上下複数段に亘って連結されてなることを特徴とする植物支持装置。
  9. 複数本の支柱と、請求項1~5の何れかに記載の植物栽培用の支柱連結具とを具え、該支柱が前記嵌入凹部に嵌入され且つ該支柱が前記支柱挟持部の前記第1、第2の挟持片で弾性的に挟持された状態で、該支柱相互が該支柱連結具によって上下複数段に亘って連結されてなる植物支持装置であって、該支柱が嵌入されている下段の嵌入凹部の前記支柱導入口と該支柱が嵌入されている上段の嵌入凹部の前記支柱導入口の、平面視での開放向きが異なることを特徴とする植物支持装置。
  10. 複数本の支柱と、請求項6又は7記載の植物栽培用の支柱連結具とを具え、該支柱が前記嵌入凹部に嵌入され且つ該支柱が前記支柱挟持部の前記第1、第2の挟持片で弾性的に挟持された状態で、該支柱相互が該支柱連結具によって上下複数段に亘って連結されてなる植物支持装置であって、上下隣り合う該支柱連結具は、前記連結具本体が互いに上下反転されており、支柱が嵌入されている下段の嵌入凹部の前記支柱導入口と該支柱が嵌入されている上段の嵌入凹部の前記支柱導入口は、平面視で逆向きに開放されていることを特徴とする植物支持装置。
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