JP2774082B2 - 高設栽培用容器 - Google Patents
高設栽培用容器Info
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- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01G—HORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
- A01G9/00—Cultivation in receptacles, forcing-frames or greenhouses; Edging for beds, lawn or the like
- A01G9/02—Receptacles, e.g. flower-pots or boxes; Glasses for cultivating flowers
- A01G9/029—Receptacles for seedlings
- A01G9/0295—Units comprising two or more connected receptacles
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- A01G9/1423—Greenhouse bench structures
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は苺や葉物野菜の栽培、花
の栽培などにおいて使用される高設栽培用容器に関す
る。
の栽培などにおいて使用される高設栽培用容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】苺や葉物野菜などの栽培は、従来から土
耕栽培が行われているが、育苗から収穫にいたる一連の
作業は、中腰やしゃがんだ姿勢での作業が多く、かつ苗
の運搬など重労働を伴う作業である。このような労働条
件を改善するために、栽培用容器の改良や、立ち作業に
よる栽培、いわゆる高設栽培の実施が一部において行わ
れている。
耕栽培が行われているが、育苗から収穫にいたる一連の
作業は、中腰やしゃがんだ姿勢での作業が多く、かつ苗
の運搬など重労働を伴う作業である。このような労働条
件を改善するために、栽培用容器の改良や、立ち作業に
よる栽培、いわゆる高設栽培の実施が一部において行わ
れている。
【0003】本出願人も苺や葉物野菜などの栽培用容器
として、培土の量が少なくてすみ、根の成長のよい栽培
用容器を開発し、また、この栽培用容器を保持する装置
および散水や施肥に好適な補助装置を開発した(実公平
6−16495号公報参照)。図7の(a)は上記栽培
用容器に上記補助装置をセットした状態を示す図であ
り、同図(b)は上記補助装置をセットした栽培用容器
を上記保持装置により保持した状態を示す図である。図
7において、51は先細り円筒状の栽培用容器、52は
散水・施肥用の補助具、53は保持装置、54は保持装
置のフレーム、55は保持装置の支柱である。このよう
に栽培用容器51を保持装置53にて保持することによ
り、栽培作業の効率化および労働条件の改善をはかるこ
とができる。
として、培土の量が少なくてすみ、根の成長のよい栽培
用容器を開発し、また、この栽培用容器を保持する装置
および散水や施肥に好適な補助装置を開発した(実公平
6−16495号公報参照)。図7の(a)は上記栽培
用容器に上記補助装置をセットした状態を示す図であ
り、同図(b)は上記補助装置をセットした栽培用容器
を上記保持装置により保持した状態を示す図である。図
7において、51は先細り円筒状の栽培用容器、52は
散水・施肥用の補助具、53は保持装置、54は保持装
置のフレーム、55は保持装置の支柱である。このよう
に栽培用容器51を保持装置53にて保持することによ
り、栽培作業の効率化および労働条件の改善をはかるこ
とができる。
【0004】また、栽培用容器を高所に保持する手段と
しては他に種々の手段が考えられ、たとえば図8に示す
ように、栽培用容器61に係止具62を装着するか、あ
るいは係止具62を一体的に形成し、この係止具62を
保持装置のフレーム63に係止して、栽培用容器61を
保持することもできる。また、図9に示すように、柱P
などに係止具72を介して栽培用容器71を係止するこ
ともできる。
しては他に種々の手段が考えられ、たとえば図8に示す
ように、栽培用容器61に係止具62を装着するか、あ
るいは係止具62を一体的に形成し、この係止具62を
保持装置のフレーム63に係止して、栽培用容器61を
保持することもできる。また、図9に示すように、柱P
などに係止具72を介して栽培用容器71を係止するこ
ともできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の高設栽
培において用いられる栽培用容器は、容器一つ一つが独
立したものであり、栽培用容器を保持装置に係止すると
きには、容器を保持装置に取り付ける作業を容器の数だ
け繰り返して行わなければならない。容器の数が数千本
以上に及ぶ場合に、容器を保持装置に取り付けるのに要
する時間は多大なものとなる。
培において用いられる栽培用容器は、容器一つ一つが独
立したものであり、栽培用容器を保持装置に係止すると
きには、容器を保持装置に取り付ける作業を容器の数だ
け繰り返して行わなければならない。容器の数が数千本
以上に及ぶ場合に、容器を保持装置に取り付けるのに要
する時間は多大なものとなる。
【0006】また、図7や図8に示したような保持手段
による場合、保持装置のフレーム54,63は作業者が
間に入れる位の間隔を必要とするので、保持できる容器
の本数の面で効率は必ずしも良くない。
による場合、保持装置のフレーム54,63は作業者が
間に入れる位の間隔を必要とするので、保持できる容器
の本数の面で効率は必ずしも良くない。
【0007】本発明において解決すべき課題は、高設栽
培において用いられる栽培用容器を保持装置にて保持す
るにあたり、係止のための作業時間を短縮するととも
に、保持できる容器の数を増大させることにある。
培において用いられる栽培用容器を保持装置にて保持す
るにあたり、係止のための作業時間を短縮するととも
に、保持できる容器の数を増大させることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、合成樹脂製
の複数個の容器本体の上部を連結部材で連結した栽培用
容器の、前記連結部材を上方に曲げた形状に形成し、か
つ、前記連結部材の両側にそれぞれ1個の容器本体を連
結部材と一体的に形成した高設栽培用容器によって解決
することができる。
の複数個の容器本体の上部を連結部材で連結した栽培用
容器の、前記連結部材を上方に曲げた形状に形成し、か
つ、前記連結部材の両側にそれぞれ1個の容器本体を連
結部材と一体的に形成した高設栽培用容器によって解決
することができる。
【0009】また上記課題は、前記連結部材の両側にそ
れぞれ複数個の容器本体の上端の一部を連続的に形成し
て容器本体群を形成し、同両側のそれぞれの容器本体群
を連結部材と一体的に形成した高設栽培用容器によって
も解決することができる。
れぞれ複数個の容器本体の上端の一部を連続的に形成し
て容器本体群を形成し、同両側のそれぞれの容器本体群
を連結部材と一体的に形成した高設栽培用容器によって
も解決することができる。
【0010】前記容器本体は、苺や葉物野菜などの育苗
に適したものであれば、その寸法・形状はとくに限定さ
れないが、培土の量が少なくてすみ、かつ根の成長のよ
い容器としては、先細り状のテーパを有し、内容積が1
00〜200cm3 程度で長さが15〜25cm程度の
筒状容器が好ましい。断面形状は円形、半円形、楕円
形、多角形など各種の形状とすることができ、上端には
適宜なフランジを形成することができる。
に適したものであれば、その寸法・形状はとくに限定さ
れないが、培土の量が少なくてすみ、かつ根の成長のよ
い容器としては、先細り状のテーパを有し、内容積が1
00〜200cm3 程度で長さが15〜25cm程度の
筒状容器が好ましい。断面形状は円形、半円形、楕円
形、多角形など各種の形状とすることができ、上端には
適宜なフランジを形成することができる。
【0011】本発明の高設栽培用容器は、前記連結部を
容器保持装置への係止部として、連結部の両側の容器本
体あるいは容器本体群を保持装置のフレームなどの左右
に振り分けるかたちで栽培用容器を保持装置で保持した
うえで使用する。この高設栽培用容器をたとえば苺の栽
培に用いるときは、それぞれの容器本体に培土を充填
し、親株からのランナーを接いだ状態で育成し、葉が2
枚ぐらい出た段階でランナーを切り離し、育成を続け
る。
容器保持装置への係止部として、連結部の両側の容器本
体あるいは容器本体群を保持装置のフレームなどの左右
に振り分けるかたちで栽培用容器を保持装置で保持した
うえで使用する。この高設栽培用容器をたとえば苺の栽
培に用いるときは、それぞれの容器本体に培土を充填
し、親株からのランナーを接いだ状態で育成し、葉が2
枚ぐらい出た段階でランナーを切り離し、育成を続け
る。
【0012】
【作用】本発明の高設栽培用容器は、複数個の容器本体
の上部を連結部材で連結したもので、1個の栽培用容器
で従来の栽培用容器の2個以上に相当する。そして、容
器本体上部の連結部分を容器保持装置のフレームなどに
係止することにより、1回の係止動作で1箇所の係止位
置に、従来の栽培用容器の2個以上に相当する栽培用容
器を係止することができる。
の上部を連結部材で連結したもので、1個の栽培用容器
で従来の栽培用容器の2個以上に相当する。そして、容
器本体上部の連結部分を容器保持装置のフレームなどに
係止することにより、1回の係止動作で1箇所の係止位
置に、従来の栽培用容器の2個以上に相当する栽培用容
器を係止することができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例を示す高設栽培
用容器の斜視図であり、図2は図1のA−A線断面図で
ある。
用容器の斜視図であり、図2は図1のA−A線断面図で
ある。
【0014】栽培用容器1は、図1に示すように、合成
樹脂製の2個の容器本体2aと2bの上部を連結部材3
で連結したものである。容器本体2a,2bは、断面形
状が円形で、先細り状のテーパを有する筒状容器であ
り、下端には水抜き用の孔4が形成されている。容器本
体2a,2bの大きさは、全長約20cm、上部の内径
約4cm、内容積約180cm3 である。苺などの栽培
の場合、容器本体2a,2bをこのような先細り状のテ
ーパを有する筒状容器にすることにより、苗の成育、と
くに根の成長がよく、また、根が真っ直ぐに下方に伸び
て絡み合うことが少なくなる。また、先細り状のテーパ
が形成されていることにより、容器本体内に上部から充
填された培土が下端部で圧縮され、下端面の水抜き用の
孔4から培土が抜け出すのが防止される。
樹脂製の2個の容器本体2aと2bの上部を連結部材3
で連結したものである。容器本体2a,2bは、断面形
状が円形で、先細り状のテーパを有する筒状容器であ
り、下端には水抜き用の孔4が形成されている。容器本
体2a,2bの大きさは、全長約20cm、上部の内径
約4cm、内容積約180cm3 である。苺などの栽培
の場合、容器本体2a,2bをこのような先細り状のテ
ーパを有する筒状容器にすることにより、苗の成育、と
くに根の成長がよく、また、根が真っ直ぐに下方に伸び
て絡み合うことが少なくなる。また、先細り状のテーパ
が形成されていることにより、容器本体内に上部から充
填された培土が下端部で圧縮され、下端面の水抜き用の
孔4から培土が抜け出すのが防止される。
【0015】連結部材3は、容器本体2a,2bの上端
のフランジ5a,5bの一辺から延長するかたちで容器
本体2a,2bと一体的に形成されており、図3に示す
保持装置10の係止用フレーム13の形状に合わせて上
方に曲げた角形に形成されている。連結部材3をこのよ
うな形状とすることにより、係止用フレーム13に連結
部材3を係止したときに、栽培用容器1がぐらつくこと
なく保持される。
のフランジ5a,5bの一辺から延長するかたちで容器
本体2a,2bと一体的に形成されており、図3に示す
保持装置10の係止用フレーム13の形状に合わせて上
方に曲げた角形に形成されている。連結部材3をこのよ
うな形状とすることにより、係止用フレーム13に連結
部材3を係止したときに、栽培用容器1がぐらつくこと
なく保持される。
【0016】栽培用容器1を保持するための保持装置1
0は、図3に示すように、合成樹脂製の主フレーム11
と支柱12および係止用フレーム13とからなる。本実
施例では、係止用フレーム13として角パイプを用いて
いる。
0は、図3に示すように、合成樹脂製の主フレーム11
と支柱12および係止用フレーム13とからなる。本実
施例では、係止用フレーム13として角パイプを用いて
いる。
【0017】栽培用容器1は前述したように、容器本体
2aと2bが連結部材3で連結されているので、栽培用
容器1を係止用フレーム13に係止するときは、容器本
体2aと2bを振り分けるようにして連結部材3を係止
用フレーム13に跨がらせて係止する。
2aと2bが連結部材3で連結されているので、栽培用
容器1を係止用フレーム13に係止するときは、容器本
体2aと2bを振り分けるようにして連結部材3を係止
用フレーム13に跨がらせて係止する。
【0018】栽培用容器1を保持装置10に保持した状
態で、栽培用容器1相互の間隔は、苺の栽培の場合は約
20cmである。従来はこの間隔で栽培容器が配設され
ていたのであるが、本実施例の栽培用容器1によれば、
1箇所に従来の栽培容器の2個分に相当する栽培容器を
係止することができるので、同じ栽培面積の土地に従来
の栽培用容器の場合の約2倍に相当する栽培用容器を配
設することができる。また、1回の係止動作で1箇所の
係止位置に、従来の栽培用容器の2個分に相当する栽培
用容器を係止することができるので、同じ作業時間内に
従来の栽培用容器の場合の約2倍に相当する栽培用容器
を係止することができ、栽培効率と作業能率が大幅に向
上する。
態で、栽培用容器1相互の間隔は、苺の栽培の場合は約
20cmである。従来はこの間隔で栽培容器が配設され
ていたのであるが、本実施例の栽培用容器1によれば、
1箇所に従来の栽培容器の2個分に相当する栽培容器を
係止することができるので、同じ栽培面積の土地に従来
の栽培用容器の場合の約2倍に相当する栽培用容器を配
設することができる。また、1回の係止動作で1箇所の
係止位置に、従来の栽培用容器の2個分に相当する栽培
用容器を係止することができるので、同じ作業時間内に
従来の栽培用容器の場合の約2倍に相当する栽培用容器
を係止することができ、栽培効率と作業能率が大幅に向
上する。
【0019】図4は本発明の第2の実施例を示す高設栽
培用容器の斜視図である。本実施例の栽培用容器20
は、合成樹脂製の10個の容器本体の上端の一部を連続
的に形成して、10個の容器本体を直線状に連結した容
器本体群21aと21bを形成し、この容器本体群21
aと21bの上部を連結部材22で連結したものであ
る。個々の容器本体は第1の実施例の容器本体2a,2
bと同じく、断面形状が円形で、先細り状のテーパを有
する筒状容器である。
培用容器の斜視図である。本実施例の栽培用容器20
は、合成樹脂製の10個の容器本体の上端の一部を連続
的に形成して、10個の容器本体を直線状に連結した容
器本体群21aと21bを形成し、この容器本体群21
aと21bの上部を連結部材22で連結したものであ
る。個々の容器本体は第1の実施例の容器本体2a,2
bと同じく、断面形状が円形で、先細り状のテーパを有
する筒状容器である。
【0020】連結部材22は、容器本体群21aと21
bの上端のフランジの一辺から延長するかたちで容器本
体群21a,21bと一体的に形成されており、図3に
示した保持装置10の係止用フレーム13の形状に合わ
せて上方に曲げた角形に形成されている。
bの上端のフランジの一辺から延長するかたちで容器本
体群21a,21bと一体的に形成されており、図3に
示した保持装置10の係止用フレーム13の形状に合わ
せて上方に曲げた角形に形成されている。
【0021】本実施例の栽培用容器20は、栽培用容器
を近接して配設しても差し支えない場合に好適に使用で
きる。本実施例の栽培用容器20の場合は、1回の係止
動作で1箇所の係止位置に、従来の栽培用容器の20個
分、第1の実施例の栽培用容器1の10個分に相当する
栽培用容器を係止することができるので、同じ作業時間
内に従来の栽培用容器の場合の約20倍、第1の実施例
の栽培用容器1の場合の約10倍に相当する栽培用容器
を係止することができる。
を近接して配設しても差し支えない場合に好適に使用で
きる。本実施例の栽培用容器20の場合は、1回の係止
動作で1箇所の係止位置に、従来の栽培用容器の20個
分、第1の実施例の栽培用容器1の10個分に相当する
栽培用容器を係止することができるので、同じ作業時間
内に従来の栽培用容器の場合の約20倍、第1の実施例
の栽培用容器1の場合の約10倍に相当する栽培用容器
を係止することができる。
【0022】図5は本発明の第3の実施例を示す高設栽
培用容器の斜視図であり、図6は図5の栽培用容器を保
持装置により保持した状態を示す斜視図である。
培用容器の斜視図であり、図6は図5の栽培用容器を保
持装置により保持した状態を示す斜視図である。
【0023】本実施例の栽培用容器30は、合成樹脂製
の2個の容器本体31aと31bの上部を連結部材32
で連結したものである。容器本体31a,31bは、断
面形状が半円形で、先細り状のテーパを有する筒状容器
であり、下端には水抜き用の孔33が形成されている。
容器本体31a,31bの大きさは、全長約20cm、
上部の最大幅約5cm、内容積約180cm3 である。
の2個の容器本体31aと31bの上部を連結部材32
で連結したものである。容器本体31a,31bは、断
面形状が半円形で、先細り状のテーパを有する筒状容器
であり、下端には水抜き用の孔33が形成されている。
容器本体31a,31bの大きさは、全長約20cm、
上部の最大幅約5cm、内容積約180cm3 である。
【0024】連結部材32は、容器本体31a,31b
の上端の直線部の縁から延長するかたちで容器本体31
a,31bと一体的に形成されており、図6に示す保持
装置40の係止用フレーム43の形状に合わせて円弧状
に形成されている。連結部材32の頂部には、保持装置
40の係止用フレーム43に設けられた係止用突起44
に嵌まり合う2個の係止用孔34が形成されている。
の上端の直線部の縁から延長するかたちで容器本体31
a,31bと一体的に形成されており、図6に示す保持
装置40の係止用フレーム43の形状に合わせて円弧状
に形成されている。連結部材32の頂部には、保持装置
40の係止用フレーム43に設けられた係止用突起44
に嵌まり合う2個の係止用孔34が形成されている。
【0025】栽培用容器30を保持するための保持装置
40は、図6に示すように、合成樹脂製の主フレーム4
1と支柱42および係止用フレーム43とからなる。本
実施例では、係止用フレーム43として丸パイプを用い
ている。係止用フレーム43の上部側には、一定の間隔
をおいて栽培用容器30を係止する位置に、連結部材3
2の係止用孔34を嵌め込むための2個の係止用突起4
4が設けられている。この係止位置に栽培用容器30を
係止する。
40は、図6に示すように、合成樹脂製の主フレーム4
1と支柱42および係止用フレーム43とからなる。本
実施例では、係止用フレーム43として丸パイプを用い
ている。係止用フレーム43の上部側には、一定の間隔
をおいて栽培用容器30を係止する位置に、連結部材3
2の係止用孔34を嵌め込むための2個の係止用突起4
4が設けられている。この係止位置に栽培用容器30を
係止する。
【0026】栽培用容器30を係止用フレーム43に係
止するときは、容器本体31aと31bを振り分けるよ
うにして連結部材32を係止用フレーム43に跨がら
せ、連結部材32の係止用孔34を係止用フレーム43
の係止用突起44に嵌め込んで、栽培用容器30が動か
ないように係止する。
止するときは、容器本体31aと31bを振り分けるよ
うにして連結部材32を係止用フレーム43に跨がら
せ、連結部材32の係止用孔34を係止用フレーム43
の係止用突起44に嵌め込んで、栽培用容器30が動か
ないように係止する。
【0027】本実施例の場合も第1の実施例の場合と同
様に、1箇所に従来の栽培容器の2個分に相当する栽培
容器を係止することができるので、同じ栽培面積の土地
に従来の約2倍に相当する栽培用容器を配設することが
できる。また、1回の係止動作で1箇所の係止位置に、
従来の栽培用容器の2個分に相当する栽培用容器を係止
することができるので、同じ作業時間内に従来の約2倍
に相当する栽培用容器を係止することができる。
様に、1箇所に従来の栽培容器の2個分に相当する栽培
容器を係止することができるので、同じ栽培面積の土地
に従来の約2倍に相当する栽培用容器を配設することが
できる。また、1回の係止動作で1箇所の係止位置に、
従来の栽培用容器の2個分に相当する栽培用容器を係止
することができるので、同じ作業時間内に従来の約2倍
に相当する栽培用容器を係止することができる。
【0028】なお、以上の実施例においては、容器本体
の断面形状を円形または半円形のものとしたが、断面形
状は円形や半円形に限らず、楕円形、多角形など各種の
形状とすることができる。また、連結部材の片側に形成
する容器本体の個数が1個の場合と10個の場合の例に
ついて説明したが、連結部材の片側に形成する容器本体
の個数は任意の個数とすることができる。
の断面形状を円形または半円形のものとしたが、断面形
状は円形や半円形に限らず、楕円形、多角形など各種の
形状とすることができる。また、連結部材の片側に形成
する容器本体の個数が1個の場合と10個の場合の例に
ついて説明したが、連結部材の片側に形成する容器本体
の個数は任意の個数とすることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明によって以下の効果を奏すること
ができる。
ができる。
【0030】(1)複数個の容器本体の上部を連結部材
で連結したもので、1個の栽培用容器で従来の栽培用容
器の2個以上に相当し、容器保持装置の1箇所に従来の
栽培容器の2個以上に相当する栽培容器を係止すること
ができるので、同じ栽培面積の土地に従来の2倍以上に
相当する栽培用容器を配設することができる。
で連結したもので、1個の栽培用容器で従来の栽培用容
器の2個以上に相当し、容器保持装置の1箇所に従来の
栽培容器の2個以上に相当する栽培容器を係止すること
ができるので、同じ栽培面積の土地に従来の2倍以上に
相当する栽培用容器を配設することができる。
【0031】(2)容器本体上部の連結部分を容器保持
装置のフレームなどに係止することにより、1回の係止
動作で1箇所の係止位置に、従来の栽培用容器の2個以
上に相当する栽培用容器を係止することができるので、
同じ作業時間内に従来の2倍以上に相当する栽培用容器
を係止することができる。
装置のフレームなどに係止することにより、1回の係止
動作で1箇所の係止位置に、従来の栽培用容器の2個以
上に相当する栽培用容器を係止することができるので、
同じ作業時間内に従来の2倍以上に相当する栽培用容器
を係止することができる。
【図1】 本発明の第1の実施例を示す高設栽培用容器
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】 図1のA−A線断面図である。
【図3】 図1の栽培用容器を保持装置により保持した
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図4】 本発明の第2の実施例を示す高設栽培用容器
の斜視図である。
の斜視図である。
【図5】 本発明の第3の実施例を示す高設栽培用容器
の斜視図である。
の斜視図である。
【図6】 図5の栽培用容器を保持装置により保持した
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図7】 従来の栽培用容器とその保持状態の例を示す
図である。
図である。
【図8】 従来の栽培用容器とその保持状態の例を示す
図である。
図である。
【図9】 従来の栽培用容器とその保持状態の例を示す
図である。
図である。
1,20,30 栽培用容器 2a,2b,31a,31b 容器本体 3,22,32 連結部材 4 33 水抜き用の孔 5a,5b フランジ 10,40 保持装置 11,41 主フレーム 12,42 支柱 13,43 係止用フレーム 21a,21b 容器本体群 34 係止用孔 44 係止用突起
Claims (2)
- 【請求項1】 合成樹脂製の複数個の容器本体の上部を
連結部材で連結した栽培用容器であって、前記連結部材
を上方に曲げた形状に形成し、かつ、前記連結部材の両
側にそれぞれ1個の容器本体を連結部材と一体的に形成
したことを特徴とする高設栽培用容器。 - 【請求項2】 合成樹脂製の複数個の容器本体の上部を
連結部材で連結した栽培用容器であって、前記連結部材
を上方に曲げた形状に形成し、かつ、前記連結部材の両
側にそれぞれ複数個の容器本体の上端の一部を連続的に
形成して複数個の容器本体を直線状に連結した容器本体
群を形成し、同両側のそれぞれの容器本体群を連結部材
と一体的に形成したことを特徴とする高設栽培用容器。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7132727A JP2774082B2 (ja) | 1995-05-02 | 1995-05-02 | 高設栽培用容器 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08298870A JPH08298870A (ja) | 1996-11-19 |
JP2774082B2 true JP2774082B2 (ja) | 1998-07-09 |
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ID=15088183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP7132727A Expired - Fee Related JP2774082B2 (ja) | 1995-05-02 | 1995-05-02 | 高設栽培用容器 |
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KR (1) | KR100336631B1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JP2558433Y2 (ja) * | 1991-07-17 | 1997-12-24 | 福岡丸本株式会社 | 育苗用容器 |
-
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TW272931B (en) | 1996-03-21 |
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