JP2023037949A - 作物収穫車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】 人参収穫装置により収穫された人参を収容するコンテナーを載置する、車体左右方向における車体外側へ向かって張出すように車体へ取付けられた載置台を有する人参収穫車両が、知られている。しかしながら、従来の人参収穫車両などのような作物収穫車両については、収穫された作物を収容するコンテナーの十分な扱いやすさは必ずしも実現されていない。【解決手段】 人参収穫装置300により収穫された人参を収容するコンテナー650を載置する、車体左右方向における車体外側へ向かって張出すように車体100へ取付けられた載置台600を備え、載置台600は、折曲げ可能である人参収穫車両である。【選択図】 図3

Description

本発明は、人参収穫車両などのような作物収穫車両に関する。
人参収穫装置により収穫された人参を収容するコンテナーを載置する、車体左右方向における車体外側へ向かって張出すように車体へ取付けられた載置台を有する人参収穫車両が、知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2011-30470号公報
しかしながら、上述された従来の人参収穫車両などのような作物収穫車両については、収穫された作物を収容するコンテナーの十分な扱いやすさは必ずしも実現されていない。
本発明は、上述された従来の課題を考慮し、収穫された作物を収容するコンテナーの扱いやすさを向上することができる作物収穫車両を提供することを目的とする。
第1の本発明は、作物収穫装置(300)により収穫された作物を収容するコンテナー(650)を載置する、車体左右方向における車体外側へ向かって張出すように車体(100)へ取付けられた載置台(600)を備え、
前記載置台(600)は、折曲げ可能であることを特徴とする作物収穫車両である。
第2の本発明は、前記載置台(600)は、
前記車体(100)へ取付けられた内側載置台部材(810)と、
前記内側載置台部材(810)へ回動可能に取付けられた外側載置台部材(820)と、
を有することを特徴とする第1の本発明の作物収穫車両である。
第3の本発明は、前記外側載置台部材(820)は、軸長手方向が車体前後方向である外側載置台部材回動軸(850)の周りに回動可能であり、
水平な状態における前記外側載置台部材(820)が下方へ回動しても、前記外側載置台部材(820)の外側端縁部は接地しないことを特徴とする第2の本発明の作物収穫車両である。
第4の本発明は、前記外側載置台部材回動軸(850)は、前記内側載置台部材(810)の外側端縁部へ設けられたブラケット(860)へ取付けられており、
前記ブラケット(860)を利用することにより、前記水平な状態における前記外側載置台部材(820)が下方へ回動しないように、前記外側載置台部材(820)を前記内側載置台部材(810)と係止する係止機構(870)が設けられていることを特徴とする第3の本発明の作物収穫車両である。
第5の本発明は、前記係止機構(870)が前記水平な状態における前記外側載置台部材(820)を係止するように、付勢力を印加する付勢機構(880)が設けられており、
前記付勢機構(880)による前記付勢力に抗して前記外側載置台部材(820)を前記軸長手方向においてスライドさせることにより、前記係止機構(870)による前記係止が外されて、前記水平な状態における前記外側載置台部材(820)が下方へ回動することを特徴とする第4の本発明の作物収穫車両である。
第1の本発明により、収穫された作物を収容するコンテナーの扱いやすさを向上することが可能である。
第2の本発明により、第1の本発明の効果に加えて、載置台のコンパクトな折曲げを実現することが可能である。
第3の本発明により、第2の本発明の効果に加えて、載置台の折曲げにともなう部材損傷の発生を抑制することが可能である。
第4の本発明により、第3の本発明の効果に加えて、載置台の折曲げを簡素な構成で実現することが可能である。
第5の本発明により、第4の本発明の効果に加えて、載置台の折曲げにともなう利便性を向上することが可能である。
(a)本発明における実施の形態の人参収穫車両の模式的な平面図(その一)、(b)本発明における実施の形態の人参収穫車両の模式的な背面図(その一)、(c)本発明における実施の形態の人参収穫車両の模式的な右側面図(その一) (a)本発明における実施の形態の人参収穫車両の載置台近傍の模式的な部分平面図、(b)本発明における実施の形態の人参収穫車両の載置台近傍の模式的な部分背面図、(c)本発明における実施の形態の人参収穫車両の載置台近傍の模式的な部分右側面図 (a)本発明における実施の形態の人参収穫車両の模式的な平面図(その二)、(b)本発明における実施の形態の人参収穫車両の模式的な背面図(その二)、(c)本発明における実施の形態の人参収穫車両の模式的な右側面図(その二) 本発明における実施の形態の人参収穫車両の載置台近傍の模式的な部分斜視図(その一) 本発明における実施の形態の人参収穫車両の載置台近傍の模式的な部分斜視図(その二) (a)本発明における実施の形態の第一変形例の人参収穫車両の載置台近傍の模式的な部分平面図、(b)本発明における実施の形態の第一変形例の人参収穫車両の載置台近傍の模式的な部分背面図、(c)本発明における実施の形態の第一変形例の人参収穫車両の載置台近傍の模式的な部分右側面図 (a)本発明における実施の形態の第二変形例の人参収穫車両の載置台近傍の模式的な部分平面図、(b)本発明における実施の形態の第二変形例の人参収穫車両の載置台近傍の模式的な部分背面図、(c)本発明における実施の形態の第二変形例の人参収穫車両の載置台近傍の模式的な部分右側面図 本発明における実施の形態の第三変形例の人参収穫車両の載置台近傍の模式的な部分斜視図(その一) 本発明における実施の形態の第三変形例の人参収穫車両の載置台近傍の模式的な部分斜視図(その二) (a)本発明における実施の形態の第四変形例の人参収穫車両の載置台近傍の模式的な部分平面図、(b)本発明における実施の形態の第四変形例の人参収穫車両の載置台近傍の模式的な部分背面図、(c)本発明における実施の形態の第四変形例の人参収穫車両の載置台近傍の模式的な部分右側面図 本発明における実施の形態の第五変形例の人参収穫車両の可動コンベアー上下シリンダー伸縮操作スイッチの説明図 本発明における実施の形態の第五変形例の人参収穫車両のクレーン横移動シリンダー伸縮操作スイッチの説明図 本発明における実施の形態の第六変形例の人参収穫車両の可動コンベアー上下シリンダー伸縮操作スイッチおよびクレーン横移動シリンダー伸縮操作スイッチの説明図 本発明における実施の形態の第七変形例の人参収穫車両の可動コンベアー上下シリンダー伸縮操作スイッチおよびクレーン横移動シリンダー伸縮操作スイッチの説明図
図面を参照しながら、本発明における実施の形態について詳細に説明する。
以下同様であるが、いくつかの構成要素は図面において示されていないこともあるし透視的にまたは省略的に示されていることもある。
(A)はじめに、図1(a)から1(c)、図2(a)から2(c)、および図3(a)から3(c)を参照しながら、本実施の形態の人参収穫車両の構成および動作について具体的に説明する。
ここに、図1(a)は本発明における実施の形態の人参収穫車両の模式的な平面図(その一)であり、図1(b)は本発明における実施の形態の人参収穫車両の模式的な背面図(その一)であり、図1(c)は本発明における実施の形態の人参収穫車両の模式的な右側面図(その一)であり、図2(a)は本発明における実施の形態の人参収穫車両の載置台600近傍の模式的な部分平面図であり、図2(b)は本発明における実施の形態の人参収穫車両の載置台600近傍の模式的な部分背面図であり、図2(c)は本発明における実施の形態の人参収穫車両の載置台600近傍の模式的な部分右側面図であり、図3(a)は本発明における実施の形態の人参収穫車両の模式的な平面図(その二)であり、図3(b)は本発明における実施の形態の人参収穫車両の模式的な背面図(その二)であり、図3(c)は本発明における実施の形態の人参収穫車両の模式的な右側面図(その二)である。
本実施の形態の人参は本発明における作物の例であり、本実施の形態の人参収穫車両は本発明における作物収穫車両の例である。
人参収穫装置300は、本発明における作物収穫装置の例である。
本実施の形態の人参収穫車両は、操縦装置400における手動操作または自動操作に応じて、走行装置200で走行しながら、人参収穫装置300により人参の収穫を行うための車両である。
コンベアー装置500は、人参収穫装置300により収穫された人参を車体外側へ向かって搬送する装置である。
載置台600は、人参収穫装置300により収穫された人参を収容するコンテナー650を載置する、車体左右方向における車体外側へ向かって張出すように車体100へ取付けられた台である。
人参収穫装置300は車体左右方向において左側に設けられており、載置台600は車体左右方向において右側に設けられており、人参収穫装置300により収穫された人参を収容するコンテナー650は車体100の車体左右方向における右側に保持される。したがって、コンベアー装置500の搬送向きは、車体左右方向において右向きである。
ハンガー750は、コンベアー装置500のコンベアー終端部から落下する人参を収容するコンテナー650を吊下げるハンガーである。
2個のハンガー750は車体前後方向において並んだコンテナー吊下げ部材として設けられており、前側に設けられたハンガー750はコンテナー650の袋口部の前側を吊下げ、後側に設けられたハンガー750はコンテナー650の袋口部の後側を吊下げる。
クレーン700は、コンテナー650を吊下げているハンガー750を車体外側へ向かって移動させることができる。
コンベアー装置500は車体100へ回動可能に取付けられており、コンベアー終端部の高さはコンベアー装置500の回動とともに変化することができる。
クレーン700は、コンベアー装置500へ回動可能に取付けられている。
本実施の形態の人参収穫車両は、選別などのための可動コンベアー装置であるコンベアー装置500により根菜である人参を搬送し、選別などのためのフレキシブルコンテナーであるコンテナー650に収容するための野菜収穫機である。吊り紐のようなコンテナー吊り輪(図示省略)などでハンガー750へ取付けられてコンベアー終端部へセットされるコンテナー650は、コンベアー終端部の高さが大きくなるように変化していく収穫作業の終了にともなって吊下げられている状態で側方へ移動させられて車体100の横の位置で圃場地面へ降ろされる。
載置台600は、折曲げ可能である。
手動操作で展開作業および収納作業を行うことができる、折畳み可能ないわゆる中折れ式バケットの構成が、載置台600において採用される。
(B)つぎに、図4および5を主として参照しながら、本実施の形態の人参収穫車両の構成および動作についてより具体的に説明する。
ここに、図4および5は、本発明における実施の形態の人参収穫車両の載置台600近傍の模式的な部分斜視図(その一および二)である。
載置台600は、内側載置台部材810と、外側載置台部材820と、を有する。
内側載置台部材810は、車体100へ取付けられた部材である。
外側載置台部材820は、内側載置台部材810へ回動可能に取付けられた部材である。
車体100と内側載置台部材810との間の付勢スプリング841は、車体100を基準とした内側載置台部材810の姿勢を保持するためのアシストスプリングである。
載置台600の構成においては、コンテナー650を下方からしっかりと支持する、フレーム体へ取付けられたプレート体が利用されてもよい。
外側載置台部材820は、軸長手方向が車体前後方向である外側載置台部材回動軸850の周りに回動可能である。
水平な状態における外側載置台部材820が下方へ回動しても、外側載置台部材820の外側端縁部は接地しない。
外側載置台部材820は外側載置台部材回動軸850の周りに回動可能であるのみならず、内側載置台部材810は内側載置台部材回動軸830の周りに回動可能である。内側載置台部材810および外側載置台部材820が意図せず回動しないように、ストッパー部材などを利用することにより、内側載置台部材回動範囲および外側載置台部材回動範囲は所定範囲の内に制限されていることが望ましい。
載置台先端は、外へ向かって折曲がることができる。いわゆる先バケットとしての外側載置台部材820がいわゆる元バケットとしての内側載置台部材810に対して独立的に操作可能であるので、いわゆるその場降ろし作業または運搬格納作業などに利用される載置台収納姿勢においては、高さを抑えることができる。このような載置台収納姿勢においては、幅が載置台ストレート化により抑えられてもよい。
外側載置台部材回動軸850は、内側載置台部材810の外側端縁部へ設けられたブラケット860へ取付けられている。
ブラケット860を利用することにより、水平な状態における外側載置台部材820が下方へ回動しないように、外側載置台部材820を内側載置台部材810と係止する係止機構870が設けられている。
このような構成を利用することにより、載置台ストレート化が人参掘取り作業に利用される載置台展開姿勢において行われるのみならず、外側載置台部材820の全体がスライドさせられて、外側載置台部材ロックが解除される。
たとえば、外側載置台部材820が内側載置台部材810に対して車体前後方向における前側へスライドさせられることにより、外側載置台部材ロックが解除されるが、外側載置台部材ロック解除にともなう折曲げが行われた後に、規定位置における外側載置台部材ロックが再び行われてもよい。載置台ストレート化が行われている状態は外側載置台部材ロック作用が機能する外側載置台部材ロック状態であるが、折畳みのための折曲げが行われている状態は外側載置台部材ロック作用が機能しないフリー状態である。このような折曲げ範囲はあまり大きくないので、外側載置台部材ロックのための係止機構870における負担は小さい。
上方からの荷重による面圧が発生して大きいピン抜け抵抗が誘引されるように、たとえば、凹凸が係止機構870におけるスライドピン部の係止ピン871に設けられている構成においては、外側載置台部材820が内側載置台部材810に対して不必要にスライドさせられる意図しない外側載置台部材ロック解除は惹起されにくい。コンテナー650の重量の大部分は内側載置台部材810へ印加されるので、コンテナー650の重量に起因する外側載置台部材820の負担は小さい。外側載置台部材ロックを解除させる外側載置台部材820のスライド向きは前向きであるので、人参掘取り作業などに利用される前進が行われているとき、車体100の後方へ向かう傾きが走行装置200のクローラー後端部沈込みにともなって発生しても、意図しない外側載置台部材ロック解除は惹起されにくい。
内側載置台部材810の根元へ設けられた付勢スプリング841は、荷重低減効果が期待される、上述されたその場降ろし作業のためのアシストスプリングとしても機能することができる。付勢スプリング841は、いわゆる支点越えにより、載置台収納姿勢における姿勢安定化のための荷重のみならず、載置台展開姿勢における姿勢安定化のための荷重も印加することができる。
外側載置台部材ロックが解除されているとき、外側載置台部材820の状態は内側載置台部材810に対する束縛がないフリー状態であり、外側載置台部材820を固定する部材は不要である。
車体前後方向における付勢スプリング841の支点位置は、たとえば、車体100の最後方の位置である。
フリー状態における外側載置台部材820は自重で垂下がるので、垂下がり止めストッパーなどは不要である。外側載置台部材ロック解除にともなう折曲げが行われるとき、外側載置台部材820が内側載置台部材810と干渉しないで垂下がることができるように、隙間が内側載置台部材810と外側載置台部材820との間に設けられていてもよい。
第一ロックステップとしての内側載置台部材810の内側載置台部材ロック、および第二ロックステップとしての外側載置台部材820の外側載置台部材ロックが利用される、載置台600の二段式ロックが採用される構成においては、手動操作が容易であるように、外側載置台部材ロック解除が行われた後に、内側載置台部材ロック解除が行われてもよい。
内側載置台部材ロック解除のための向きは上向きであり、外側載置台部材ロック解除のための向きは前向きであり、これら二つの向きは異なるので、載置台600の二段式ロックに関する操作性は良好である。内側載置台部材ロック解除にともない、載置台600の全体は跳上げられる。
載置台600の跳上げがゆっくりした載置台600の押上げとして行われるように、ガススプリングが付勢スプリング841の代わりに利用されてもよい。ゴミの噛込みが発生しにくいように、このようなガススプリングは、望ましくは、載置台600の裏側面である内側載置台部材810の底面を利用して取付けられる。
載置台600の二段式ロックとともに、運搬格納作業などに利用される載置台収納姿勢における内側載置台部材ロックおよび外側載置台部材ロックが実装されてもよい。
満杯のコンテナー650がクレーン700で載置台600から持上げられて車体100の横の位置で圃場地面へ降ろされ、新たなコンテナー650が車体外側から載置台600へ載置されるとき、外側載置台部材820が下方へ回動して折曲げられることにより車体100の実質的な幅が小さくなるので、すれ違う二つのコンテナー650の間の干渉が発生しにくい。内側載置台部材ロック解除は手動操作でなくケーブル牽引などによるリモート自動操作で行われ、内側載置台部材810の負荷に抗する内側載置台部材跳上げ動作はリターンスプリングなどにより自発的に行われてもよい。満杯のコンテナー650が車体100の横の位置で圃場地面へ降ろされるとき、車体100の転倒が防止されるように、下方へ回動させられた外側載置台部材820はアウトリガーのような部材として利用されることができる。内側載置台部材810と外側載置台部材820との間の折曲げ角度がほぼ直角であるように、折曲げられた外側載置台部材820はロックされてもよい。このように折曲げられた外側載置台部材820の外側載置台部材ロックのみならず、内側載置台部材ロックも併せて利用することにより、車体100の転倒をより確実に抑制することができる。外側載置台部材ロック位置は、内側載置台部材810と外側載置台部材820との間の折曲げ角度により決定される傾斜に応じて段階的に調節可能であってもよい。外側載置台部材820の外側端縁部の接地面は、引掛りなどが発生しにくいように平滑化されていてもよいが、車体100の転倒がより確実に抑制されるように十分に大きく形成される。折曲げられた外側載置台部材820の外側載置台部材ロック解除は、リターンスプリングなどによる跳上げ動作で自発的に行われてもよい。外側載置台部材820の折曲げが行われているか否かは、クレーン700の動作可否条件において考慮されてもよい。たとえば、外側載置台部材820の折曲げが行われていないとき、クレーン700のアーム展開動作は許容されない。
なお、図6(a)から6(c)に示されているように、係止機構870が水平な状態における外側載置台部材820を係止するように、付勢力を印加する付勢機構880が設けられていてもよい。
ここに、図6(a)は本発明における実施の形態の第一変形例の人参収穫車両の載置台600近傍の模式的な部分平面図であり、図6(b)は本発明における実施の形態の第一変形例の人参収穫車両の載置台600近傍の模式的な部分背面図であり、図6(c)は本発明における実施の形態の第一変形例の人参収穫車両の載置台600近傍の模式的な部分右側面図である。
付勢機構880による付勢力に抗して外側載置台部材820を軸長手方向においてスライドさせることにより、係止機構870による係止が外されて、水平な状態における外側載置台部材820が下方へ回動する。
外側載置台部材回動軸850は付勢スプリング881を貫通しており、付勢スプリング881が付勢スプリング抜止めナット882を利用して圧縮されることにより、外側載置台部材820は車体前後方向における後側へ向かって押されて、係止機構870による安定的な係止が実現される。
図7(a)から7(c)に示されているように、ハンドル801が設けられていてもよい。
ここに、図7(a)は本発明における実施の形態の第二変形例の人参収穫車両の載置台600近傍の模式的な部分平面図であり、図7(b)は本発明における実施の形態の第二変形例の人参収穫車両の載置台600近傍の模式的な部分背面図であり、図7(c)は本発明における実施の形態の第二変形例の人参収穫車両の載置台600近傍の模式的な部分右側面図である。
手動操作のためのハンドル801は、外側載置台部材820の一端に設けられている。
ハンドル801は、車体左右方向における車体外側へ設けられていてもよいが、車体前後方向における前側および後側へ設けられている。クレーン700の操作スイッチ側である前側へ設けられたハンドル801は前側への引き操作のための基準ハンドルであり、後側へ設けられたハンドル801は前側への押し操作のための予備ハンドルである。
運搬格納作業または外側載置台部材ロック解除作業に利用されるハンドル801は、内側載置台部材810へ設けられていてもよいが、外側載置台部材820へ設けられている。運搬格納作業などのためのハンドルであるハンドル801は基本的に内側載置台部材810へ設けられないので、作業者の手指挟込みが発生しにくい。ハンドル801は載置台600の厚みを超えて上下方向において突出しないので、たとえば、載置台600が折曲げられる中割り作業が行われるとき、人参の茎葉との引掛りは発生しにくい。ハンドル801は、望ましくは、作業補助者シートへ隣接する乗降スペース近傍へ設けられない。ハンドル801のループ部高さは載置台600の最上面高さよりやや小さいので、乗降にともなう作業者との引掛りは発生しにくい。作業者との引掛りが発生しにくいように、車体前後方向における前側および後側へ設けられたハンドル801は外側載置台部材820の丸みコーナー部を形成する構成が採用されてもよい。すなわち、引掛りが発生しにくいように、ハンドル801の形状は丸みを有するループ形状であることが望ましい。
外側載置台部材820の収納作業などを行うためのハンドル801は、載置台600を介する作業者乗降のためのステップとしても機能することができる。
車体左右方向におけるハンドル801とブラケット860との間の距離は十分に大きいので、展開作業および収納作業が手動操作で行われるとき、奥側のブラケット860へ取付けられた外側載置台部材回動軸850に起因する作業者の手指挟込みは発生しにくい。車体前後方向におけるハンドル801の長さはあまり小さくないので、載置台600から離れたハンドル801の把持部は吊下げられたコンテナー650から遠ざかり、コンテナー650とハンドル801との間の干渉は発生しにくい。
図8および9に示されているように、起立させられた載置台600は下方へ向かってスライド可能であってもよい。
ここに、図8および9は、本発明における実施の形態の第三変形例の人参収穫車両の載置台600近傍の模式的な部分斜視図(その一および二)である。
載置台600の収納作業が行われるとともに、コンベアー終端部の高さが小さくなるように変化させられて満杯のコンテナー650が圃場地面へ降ろされるとき、コンベアー装置500の全高も小さく抑えられる構成が望ましい。
載置台600が車体左右方向において展開されることにより、コンテナー650が載置台600へ安定的に載置される載置台水平状態が実現される。載置台600は、折畳まれて収納されるとき、起立させられた後に下方へ向かって降下するようにスライドするので、全高を抑えることができる。
内側載置台部材回動ピン部として機能する内側載置台部材回動スライド軸835が挿入される、内側載置台部材810へ設けられた内側載置台部材回動スライド長孔816の長手方向は載置台水平状態において車体左右方向と一致し、満杯のコンテナー650などにより上方から印加された荷重は内側載置台部材回動スライド長孔816の一端でしっかりと受容される。
載置台600が起立させられるとき、内側載置台部材回動スライド軸835は内側載置台部材回動スライド長孔816の他端へ向かって移動し、自重などによる載置台600の降下が行われる。内側載置台部材回動スライド軸835から上方へ向かって突出する、起立させられた載置台600は車体フレームなどへの当接によりもとより車体100へ向かって倒れにくいので、たとえば、簡単な内側載置台部材810の下端の差込みを利用することにより、載置台600の倒れを防止するための差込み固定部材が車体100へ設けられていてもよい。このような載置台600の載置台収納姿勢は、上述されたその場降ろし作業などにも利用される。
載置台600が起立させられている載置台収納姿勢は、車体100が移動する運搬格納作業などにおけるコンパクト化も実現することができる。
載置台収納姿勢における載置台600は降下させられて下方へ向かって突出するが、下方のスペースを利用することにより、載置台600を介する作業者乗降のためのステップなどが歩み板として差込まれてもよい。
上述された載置台先端折曲げ構成は必ずしも必要ではなく、載置台600の二段式ロックによる折曲げなしに、車体100の実質的な幅が大きくならないコンパクト化を載置台600の降下により実現することができる。
図10(a)から10(c)に示されているように、ハンドル801および内側載置台部材回動スライド長孔保護カバー817が設けられていてもよい。
ここに、図10(a)は本発明における実施の形態の第四変形例の人参収穫車両の載置台600近傍の模式的な部分平面図であり、図10(b)は本発明における実施の形態の第四変形例の人参収穫車両の載置台600近傍の模式的な部分背面図であり、図10(c)は本発明における実施の形態の第四変形例の人参収穫車両の載置台600近傍の模式的な部分右側面図である。
載置台600の降下によるこのような簡素な折曲げが利用される構成においても、望ましくは、折曲げのためのハンドル801が外側載置台部材820などへ設けられている。ハンドル801は、少なくとも車体前後方向における前側へ設けられており、満杯のコンテナー650が車体100の横の位置で圃場地面へ降ろされるとき、邪魔にならない。ハンドル801は車体前後方向における後側へも設けられており、車体100の後方の作業者も載置台600の折曲げを容易に行うことができる。ハンドル801は車体左右方向における右側端縁部近傍のような外側載置台部材820の外側端縁部近傍へ設けられているので、載置台600の跳上げのための手動操作は小さい力で容易に行われる。ハンドル801は、載置台600の厚みを超えて上下方向において突出しないように厚みの中間へ設けられている。ハンドル801は下方へ向かって突出しないので、たとえば、載置台600が折曲げられる中割り作業が行われるとき、引掛りなどは発生しにくい。
内側載置台部材回動スライド長孔816は、載置台600の上面から突出するように設けられているので、傾斜形状を有する内側載置台部材回動スライド長孔保護カバー817により保護される。内側載置台部材回動スライド長孔保護カバー817が有する傾斜形状のテーパー方向は、たとえば、車体左右方向および車体前後方向であるが、コンテナー650との引掛りが発生しにくいように、満杯のコンテナー650が圃場地面へ降ろされる、車体左右方向における車体外側へ向かって低くなるテーパーが形成されていることが望ましい。内側載置台部材回動スライド長孔保護カバー817は自由に脱着可能であるので、内側載置台部材回動スライド長孔816のメンテナンスは容易である。載置台水平状態において上下方向と一致する、内側載置台部材回動スライド長孔816の幅方向における幅サイズは人参太さサイズよりも十分に小さいので、人参は内側載置台部材回動スライド長孔816へ詰まりにくい。
(C)つぎに、図11から14を主として参照しながら、本実施の形態の人参収穫車両の構成および動作についてさらにより具体的に説明する。
ここに、図11は本発明における実施の形態の第五変形例の人参収穫車両の可動コンベアー上下シリンダー伸縮操作スイッチ910の説明図であり、図12は本発明における実施の形態の第五変形例の人参収穫車両のクレーン横移動シリンダー伸縮操作スイッチ920の説明図であり、図13は本発明における実施の形態の第六変形例の人参収穫車両の可動コンベアー上下シリンダー伸縮操作スイッチ910およびクレーン横移動シリンダー伸縮操作スイッチ920の説明図であり、図14は本発明における実施の形態の第七変形例の人参収穫車両の可動コンベアー上下シリンダー伸縮操作スイッチ910およびクレーン横移動シリンダー伸縮操作スイッチ920の説明図である。
根菜収穫機の横降ろしクレーン仕様において横移動シリンダーの伸縮操作スイッチを、横移動シリンダーの伸縮方向とスイッチの操作方向とを合わせて、横移動シリンダーの基部付近に設置した態様が考えられる。このような態様により、1つのスイッチで運転者側からも補助者側からも操作ができ、根菜収容バッグの降ろし位置を注意しながら直感的に操作できる。
根菜収穫機の横(右)降ろしクレーン仕様において、横移動シリンダーの伸縮操作スイッチを、可動コンベアーの上下シリンダーの伸縮操作スイッチの直ぐ右側(外側)に手を離したら移動停止する(デッドマン方式)ように設置した態様が考えられる。このような態様により、近傍の2つのスイッチで体勢を変えることなく楽に安全に操作ができる。
根菜収穫機の横(右)降ろしクレーン仕様において横移動シリンダーの伸縮操作スイッチを、可動コンベアーの上下シリンダーの伸縮操作スイッチの直ぐ右側(外側)に設置した態様が考えられる。このような態様により、近傍の2つのスイッチで体勢を変えることなく操作ができ、根菜収容バッグの降ろし位置を注意しながら直感的に操作できる。
根菜収穫機の横降ろしクレーン仕様において横移動シリンダーの伸縮操作スイッチを、可動コンベアーの上下シリンダーの伸縮操作スイッチの近傍に配置するときに、横移動シリンダーの伸縮操作スイッチの操作方向を、可動コンベアーの上下シリンダーの伸縮操作方向と約90度向きを変えた態様が考えられる。このような態様により、近傍の2つのスイッチで体勢を変えることなく操作ができ、根菜収容バッグの降ろし位置を注意しながら直感的に操作できる。
根菜収穫機の横降ろしクレーン仕様において横移動シリンダーの伸縮操作スイッチを、可動コンベアーの上下シリンダーの伸縮操作スイッチの近傍に配置するときに、横移動シリンダーの伸縮操作スイッチの操作方向縮み側を、可動コンベアーの上下シリンダーの伸縮操作方向上げ側の近くへ寄せた態様が考えられる。このような態様により、近傍の2つのスイッチで体勢を変えることなく操作ができ、根菜収容バッグの降ろし位置を注意しながら直感的に操作できる。
根菜収穫機の横降ろしクレーン仕様において横移動シリンダーの伸縮操作スイッチを可動コンベアーの上下シリンダーの伸縮操作スイッチの近傍に配置するときに、可動コンベアーの上下シリンダーの伸縮操作スイッチのレバーの長さを、横移動シリンダーの伸縮操作スイッチのレバーの長さに比べて明らかに(4mm以上)長くした態様が考えられる。このような態様により、近傍の2つのスイッチで体勢を変えることなく操作ができ、根菜収容バッグの降ろし位置を注意しながら直感的に操作できる。また触感の違いにより誤操作を防ぐことができる。
根菜収穫機の横降ろしクレーン仕様において横移動シリンダーの伸縮操作スイッチを可動コンベアーの上下シリンダーの伸縮操作スイッチの近傍に配置するときに、可動コンベアーの上下シリンダーの伸縮操作スイッチのレバーの太さを、横移動シリンダーの伸縮操作スイッチのレバーの太さに比べて明らかに(直径1mm以上)太くした態様が考えられる。このような態様により、近傍の2つのスイッチで体勢を変えることなく操作ができ、根菜収容バッグの降ろし位置を注意しながら直感的に操作できる。また触感の違いにより誤操作を防ぐことができる。
根菜収穫機の横降ろしクレーン仕様において横移動シリンダーの伸縮操作スイッチを可動コンベアーの上下シリンダーの伸縮操作スイッチの近傍に配置するときに、可動コンベアーの上下シリンダーの伸縮操作スイッチのレバーの断面形状を、横移動シリンダーの伸縮操作スイッチのレバーの断面形状と明らかに異なる形状とした態様が考えられる。このような態様により、近傍の2つのスイッチで体勢を変えることなく操作ができ、根菜収容バッグの降ろし位置を注意しながら直感的に操作できる。また触感の違いにより誤操作を防ぐことができる。
図11および12に示されているように、根菜収穫機の横降ろしクレーン仕様において横移動シリンダーの伸縮操作スイッチを可動コンベアーの上下シリンダーの伸縮操作スイッチの近傍に配置するときに、可動コンベアーの上下シリンダーの伸縮操作スイッチのレバーの外形形状を、横移動シリンダーの伸縮操作スイッチのレバーの外形形状と明らかに異なる形状とした態様が考えられる。このような態様により、近傍の2つのスイッチで体勢を変えることなく操作ができ、根菜収容バッグの降ろし位置を注意しながら直感的に操作できる。また触感の違いにより誤操作を防ぐことができる。
根菜収穫機の横降ろしクレーン仕様において横移動シリンダーの伸縮操作スイッチを可動コンベアーの上下シリンダーの伸縮操作スイッチの近傍に配置するときに、可動コンベアーの上下シリンダーの伸縮操作スイッチのレバーの材質硬さを、横移動シリンダーの伸縮操作スイッチのレバーの材質硬さに比べて触感に違いが出るように差別をした態様が考えられる。このような態様により、近傍の2つのスイッチで体勢を変えることなく操作ができ、根菜収容バッグの降ろし位置を注意しながら直感的に操作できる。また触感の違いにより誤操作を防ぐことができる。
根菜収穫機の横降ろしクレーン仕様において横移動シリンダーの伸縮操作スイッチを可動コンベアーの上下シリンダーの伸縮操作スイッチの近傍に配置するときに、横移動シリンダーの伸縮操作スイッチのレバーの操作方法(種類)を、可動コンベアーの上下シリンダーの伸縮操作スイッチのレバーと異なる操作方法(種類)とした態様が考えられる。このような態様により、近傍の2つのスイッチで体勢を変えることなく操作ができ、根菜収容バッグの降ろし位置を注意しながら直感的に操作でき誤操作を防ぐことができる。
根菜収穫機の横降ろしクレーン仕様において横移動シリンダーの伸縮操作スイッチを、可動コンベアー上下シリンダーの補助者席側伸縮操作スイッチの近傍に設置するときに、横移動シリンダーの伸縮操作スイッチの操作方向を、可動コンベアーの上下角度に関係無くほぼ水平方向を維持できる位置に設置した態様が考えられる。このような態様により、近傍の2つのスイッチで体勢を変えることなく操作ができ、根菜収容バッグの降ろし位置を注意しながら直感的に操作できる。
根菜収穫機の横降ろしクレーン仕様において横移動シリンダーの伸縮操作スイッチを、可動コンベアーの上下スイッチが通電している時に横移動スイッチを「ON」にしたら横移動シリンダーが動作するように制御した態様が考えられる。このような態様により、2つのスイッチを同時に操作した時にアームが横移動できるようにすることでいたずらを防止できる。また同時操作による時短を促すことができる。
根菜収穫機の横降ろしクレーン仕様において横移動シリンダーの伸縮操作スイッチを、可動コンベアー上下シリンダーの補助者席側伸縮操作スイッチの近傍に設置するときに、横移動シリンダーの伸縮操作スイッチの通電条件を、可動コンベアーの上下スイッチが通電している側の通電している時に横移動スイッチを「ON」にしたら横移動するように制御した態様が考えられる。このような態様により、前後の2つのスイッチで同時に操作された時にどちらの操作かを優先区別させることで安全に操作できる。
根菜収穫機の横降ろしクレーン仕様において横移動シリンダーの伸縮操作スイッチを、可動コンベアー上下シリンダーの補助者席側伸縮操作スイッチの近傍に設置するときに、横移動シリンダーの伸縮操作スイッチの通電条件を、可動コンベアーの上下スイッチが通電している側の通電している時に横移動スイッチを「ON」にしたら横移動して、このスイッチが「OFF」になったら、他のスイッチが「ON」でも停止するように制御した態様が考えられる。このような態様により、前後の2つのスイッチで同時に操作された時にどちらの操作かを優先区別させることで安全に操作できる。
根菜収穫機の横降ろしクレーン仕様において横移動シリンダーの伸縮操作スイッチを、可動コンベアー上下シリンダーの補助者席側伸縮操作スイッチの近傍に設置するときに優先ボタンも併設し、運転席側にも優先ボタンを設置して、優先ボタンを押した側の横移動スイッチを「ON」にしたら横移動するように制御した態様が考えられる。このような態様により、2つのスイッチを同時に操作した時にアームが横移動できるようにすることでいたずらを防止できる。
根菜収穫機の横降ろしクレーン仕様において横移動シリンダーの伸縮操作スイッチを、可動コンベアー上下シリンダーの補助者席側伸縮操作スイッチの近傍に設置するときに、運転席側・補助者席側それぞれの横移動スイッチを排他で切り替えるスイッチを設置する態様が考えられる。このような態様により、前後の2つのスイッチで同時に操作された時にどちらの操作かを優先区別させることで安全に操作できる。
図13に示されているように、根菜収穫機の横(右)降ろしクレーン仕様において横移動シリンダーの伸縮操作スイッチを、運転席側の可動コンベアーの上下シリンダーの伸縮操作スイッチの近傍の異なる面に設置した態様が考えられる。このような態様により、近傍の2つのスイッチで体勢を変えることなく操作ができ、根菜収容バッグの降ろし位置を注意しながら直感的に操作できる。また同時操作で動きが滑らかになって根菜収容バッグの空中揺れが少なくなり、バッグを降ろす作業スピードも向上することができる。
図14に示されているように、根菜収穫機の横(右)降ろしクレーン仕様において横移動シリンダーの伸縮操作スイッチを、運転席側の可動コンベアーの上下シリンダーの伸縮操作スイッチの近傍に設置する時に、乗車した時に見る斜めの方向と降車した時に見る斜めの方向を基準として可動コンベアーの上下シリンダーの伸縮操作スイッチの操作方向をこの基準の方向に合わせて、乗車時運転席側を「上げ」、降車時立ち位置側を「下げ」とした態様が考えられる。このような態様により、降車してバッグを横に降ろす時に見る方向が180度違う場合でも直感的に上下動操作ができて単純に前後左右に配置するよりも誤操作しにくい配置となる。
根菜収穫機の横(右)降ろしクレーン仕様において横移動シリンダーの伸縮操作スイッチを、運転席側の可動コンベアーの上下シリンダーの伸縮操作スイッチの近傍に設置する時に、乗車した時に見る斜めの方向と降車した時に見る斜めの方向を基準として横移動シリンダーの伸縮操作スイッチの操作方向をこの基準の方向と直角の方向に合わせて、可動コンベアーの上下シリンダーの伸縮操作スイッチよりも後方に設置した態様が考えられる。このような態様により、降車してバッグを横に降ろす時に見る方向が180度違う場合でも直感的に横移動の操作ができて単純に前後左右に配置するよりも誤操作しにくい配置となる。
根菜収穫機の横(右)降ろしクレーン仕様において横移動シリンダーの伸縮操作スイッチを、運転席側の可動コンベアーの上下シリンダーの伸縮操作スイッチの近傍に設置する時に、乗車した時に見る斜めの方向と降車した時に見る斜めの方向を基準として横移動シリンダーの伸縮操作スイッチの操作方向をこの基準の方向と直角の方向に合わせて、機体内側を「縮み」、機体外側を「伸び」とした態様が考えられる。このような態様により、降車してバッグを横に降ろす時に見る方向が180度違う場合でも直感的に横移動の操作ができて単純に前後左右に配置するよりも誤操作しにくい配置となる。
根菜収穫機の横(右)降ろしクレーン仕様において横移動シリンダーの伸縮操作スイッチを、運転席側の可動コンベアーの上下シリンダーの伸縮操作スイッチの近傍に設置する時に、乗車した時に見る斜めの方向と降車した時に見る斜めの方向を基準として可動コンベアーの上下シリンダーの伸縮操作スイッチの操作方向をこの基準の方向に合わせて、横移動シリンダーの伸縮操作スイッチの操作方向をこれと直角方向に合わせて、機体右から見た平面視が略ハの字方向に操作する構成とした態様が考えられる。このような態様により、降車してバッグを横に降ろす時に見る方向が180度違う場合でも直感的に上下動操作ができて単純に前後左右に配置するよりも誤操作しにくい配置となる。またスイッチボックスの横幅を小さくできる。
根菜収穫機の横(右)降ろしクレーン仕様において横移動シリンダーの伸縮操作スイッチを、運転席側の可動コンベアーの上下シリンダーの伸縮操作スイッチの近傍に設置する時に、乗車した時に見る斜めの方向と降車した時に見る斜めの方向を結んだ線をシリンダー伸縮操作ラベルの文字の基準として、機体前方に文字の上を向けて表示した態様が考えられる。このような態様により、降車してバッグを横に降ろす時に見る方向が180度違う場合でも文字が読めて理解でき誤操作しにくい配置となる。
根菜収穫機の横降ろしクレーン仕様において横移動シリンダーの伸縮操作スイッチを、ブレーキスイッチが「入」になっている状態で、かつ、可動コンベアーの上下スイッチが通電している時に横移動スイッチを「ON」にしたら横移動シリンダーが動作するように制御した態様が考えられる。このような態様により、3つのスイッチを同時に操作した時にアームが横移動できるようにすることで安全を確認でき、不意な動作やいたずらを防止できる。
根菜収穫機の横降ろしクレーン仕様において横移動シリンダーの伸縮操作スイッチを、可動コンベアー上下シリンダーの補助者席側伸縮操作スイッチの近傍に設置するときに優先ボタンも併設し、運転席側にも優先ボタンを設置して、ブレーキスイッチが「入」になっている状態で、かつ、優先ボタンを押した側の横移動スイッチを「ON」にしたら横移動するように制御した態様が考えられる。このような態様により、3つのスイッチを同時に操作した時にアームが横移動できるようにすることで安全を確認でき、不意な動作やいたずらを防止できる。
根菜収穫機の横降ろしクレーン仕様において横移動シリンダーの伸縮操作スイッチがどの状態にあっても、転倒警報が鳴るほどの右下がり機体傾斜角度状態になった場合には、警報が鳴っている間、横移動シリンダーが縮む方向に動作するように制御した態様が考えられる。このような態様により、最悪転倒しない状態を保つことで安全作業ができる。
根菜収穫機の横(右)降ろしクレーン仕様において、右クローラーの高さを変化させる車体水平機能を同時装備させておき、横(右)移動シリンダーの伸縮操作スイッチを操作している間は、自動水平モードに自動的に切り替えるように制御した態様が考えられる。このような態様により、最悪転倒しない状態を保つことで安全作業ができる。
本発明における作物収穫車両は、収穫された作物を収容するコンテナーの扱いやすさを向上することができ、人参収穫車両などのような作物収穫車両に利用する目的に有用である。
100 車体
200 走行装置
300 人参収穫装置
400 操縦装置
500 コンベアー装置
600 載置台
650 コンテナー
700 クレーン
750 ハンガー
801 ハンドル
810 内側載置台部材
811 内側載置台部材回動丸孔
816 内側載置台部材回動スライド長孔
817 内側載置台部材回動スライド長孔保護カバー
820 外側載置台部材
821 外側載置台部材回動丸孔
830 内側載置台部材回動軸
835 内側載置台部材回動スライド軸
841 付勢スプリング
850 外側載置台部材回動軸
860 ブラケット
861 係止ピン孔
870 係止機構
871 係止ピン
880 付勢機構
881 付勢スプリング
882 付勢スプリング抜止めナット
910 可動コンベアー上下シリンダー伸縮操作スイッチ
920 クレーン横移動シリンダー伸縮操作スイッチ
第1の本発明は、作物収穫装置(300)と、
前記作物収穫装置(300)により収穫された作物を車体外側に向かって搬送するコンベアー装置(500)と、
前記コンベアー装置(500)により前記搬送された作物を収容するコンテナー(650)を載置する、車体左右方向における前記車体外側へ向かって張出すように車体(100)へ取付けられた載置台(600)と、
を備え、
前記載置台(600)は、折曲げ可能であり、
前記コンベアー装置(500)には、クレーン(700)を回動可能に取り付け、
前記コンテナー(650)は、前記クレーン(700)で前記車体外側へ向かって移動可能に構成し、
前記載置台(600)は、前記車体(100)へ取付けられた内側載置台部材(810)、および前記内側載置台部材(810)へ回動可能に取付けられた外側載置台部材(820)を有し、
前記内側載置台部材(810)は、内側載置台部材回動軸(830)の周りに回動可能であり、
前記外側載置台部材(820)は、外側載置台部材回動軸(850)の周りに回動可能であり、
前記内側載置台部材(810)および前記外側載置台部材(820)が前記車体左右方向に展開される姿勢と、前記内側載置台部材(810)および前記外側載置台部材(820)が収納時に起立して折曲げられる姿勢と、に切替え可能に構成することを特徴とする作物収穫車両である。
第2の本発明は、前記コンテナー(650)は2個のハンガー(750)で吊下げられ、前側に設けられた前記ハンガー(750)は前記コンテナー(650)の袋口部の前側を吊下げ、後側に設けられた前記ハンガー(750)は前記コンテナー(650)の後側を吊下げ、
前記ハンガー(750)を前記クレーン(700)で吊下げることを特徴とする第1の本発明の作物収穫車両である。
本発明に関連する第1の発明は、作物収穫装置(300)により収穫された作物を収容するコンテナー(650)を載置する、車体左右方向における車体外側へ向かって張出すように車体(100)へ取付けられた載置台(600)を備え、
前記載置台(600)は、折曲げ可能であることを特徴とする作物収穫車両である。
本発明に関連する第2の発明は、前記載置台(600)は、
前記車体(100)へ取付けられた内側載置台部材(810)と、
前記内側載置台部材(810)へ回動可能に取付けられた外側載置台部材(820)と、
を有することを特徴とする本発明に関連する第1の発明の作物収穫車両である。
本発明に関連する第3の発明は、前記外側載置台部材(820)は、軸長手方向が車体前後方向である外側載置台部材回動軸(850)の周りに回動可能であり、
水平な状態における前記外側載置台部材(820)が下方へ回動しても、前記外側載置台部材(820)の外側端縁部は接地しないことを特徴とする本発明に関連する第2の発明の作物収穫車両である。
本発明に関連する第4の発明は、前記外側載置台部材回動軸(850)は、前記内側載置台部材(810)の外側端縁部へ設けられたブラケット(860)へ取付けられており、
前記ブラケット(860)を利用することにより、前記水平な状態における前記外側載置台部材(820)が下方へ回動しないように、前記外側載置台部材(820)を前記内側載置台部材(810)と係止する係止機構(870)が設けられていることを特徴とする本発明に関連する第3の発明の作物収穫車両である。
本発明に関連する第5の発明は、前記係止機構(870)が前記水平な状態における前記外側載置台部材(820)を係止するように、付勢力を印加する付勢機構(880)が設けられており、
前記付勢機構(880)による前記付勢力に抗して前記外側載置台部材(820)を前記軸長手方向においてスライドさせることにより、前記係止機構(870)による前記係止が外されて、前記水平な状態における前記外側載置台部材(820)が下方へ回動することを特徴とする本発明に関連する第4の発明の作物収穫車両である。
本発明により、収穫された作物を収容するコンテナーの扱いやすさを向上することが可能である。
本発明に関連する第1の発明により、収穫された作物を収容するコンテナーの扱いやすさを向上することが可能である。
本発明に関連する第2の発明により、本発明に関連する第1の発明の効果に加えて、載置台のコンパクトな折曲げを実現することが可能である。
本発明に関連する第3の発明により、本発明に関連する第2の発明の効果に加えて、載置台の折曲げにともなう部材損傷の発生を抑制することが可能である。
本発明に関連する第4の発明により、本発明に関連する第3の発明の効果に加えて、載置台の折曲げを簡素な構成で実現することが可能である。
本発明に関連する第5の発明により、本発明に関連する第4の発明の効果に加えて、載置台の折曲げにともなう利便性を向上することが可能である。

Claims (5)

  1. 作物収穫装置(300)により収穫された作物を収容するコンテナー(650)を載置する、車体左右方向における車体外側へ向かって張出すように車体(100)へ取付けられた載置台(600)を備え、
    前記載置台(600)は、折曲げ可能であることを特徴とする作物収穫車両。
  2. 前記載置台(600)は、
    前記車体(100)へ取付けられた内側載置台部材(810)と、
    前記内側載置台部材(810)へ回動可能に取付けられた外側載置台部材(820)と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の作物収穫車両。
  3. 前記外側載置台部材(820)は、軸長手方向が車体前後方向である外側載置台部材回動軸(850)の周りに回動可能であり、
    水平な状態における前記外側載置台部材(820)が下方へ回動しても、前記外側載置台部材(820)の外側端縁部は接地しないことを特徴とする請求項2に記載の作物収穫車両。
  4. 前記外側載置台部材回動軸(850)は、前記内側載置台部材(810)の外側端縁部へ設けられたブラケット(860)へ取付けられており、
    前記ブラケット(860)を利用することにより、前記水平な状態における前記外側載置台部材(820)が下方へ回動しないように、前記外側載置台部材(820)を前記内側載置台部材(810)と係止する係止機構(870)が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の作物収穫車両。
  5. 前記係止機構(870)が前記水平な状態における前記外側載置台部材(820)を係止するように、付勢力を印加する付勢機構(880)が設けられており、
    前記付勢機構(880)による前記付勢力に抗して前記外側載置台部材(820)を前記軸長手方向においてスライドさせることにより、前記係止機構(870)による前記係止が外されて、前記水平な状態における前記外側載置台部材(820)が下方へ回動することを特徴とする請求項4に記載の作物収穫車両。
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