JP2023035667A - 陳列箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】陳列物を上下方向に積み重なった状態で収納する場合において、陳列物の取り出しやすさを向上させることができる陳列箱を提供する。【解決手段】陳列箱1では、今回商品S1が取出口20から前方に引き出される際、今回商品S1の上方の次回商品S2は、今回商品S1が前方に所定距離分、移動した位置で下向きに回動し、次回商品S2の後端の下端部が底壁部16に当接する。そして、今回商品S1が次回商品S2の下方から抜ける位置まで移動した際、次回商品S2は、その後端の下端部が底壁部16に当接する部位を支点として下向きに回動し、次回商品S2の前端部が開口に臨むとともに斜め後ろ下がりの姿勢で支持壁部18に下方から支持される。【選択図】図7
Description
本発明は、陳列物を取り出し可能な状態で陳列する陳列箱に関する。
従来、陳列箱として、特許文献1に記載されたものが知られている。この陳列箱は、スティック状の商品を陳列するためのものであり、その外形が直方体状に形成されている。陳列箱は、取出口及び載置台部を備えている。商品は、上下方向に積み重なった状態で載置台部に載置されることにより、陳列箱に収納される。取出口は、陳列箱の前壁部から側壁部に回り込むように形成されており、その下縁が載置台部の上面と同じ高さになるように構成されている。それにより、載置台部上に積み重ねられた商品のうち、最下位の商品は、取出口に臨む陳列商品となる。
この陳列箱では、陳列商品が利用者によって取出口を介して取り出された際、その上方の商品は、重力落下して載置台部に載置され、取出口に臨む陳列商品となる。
上記従来の陳列箱によれば、陳列商品が取り出された際、その上方の商品が重力落下して載置台部に載置される関係上、陳列商品は、その前端が陳列箱の前壁部の内面に沿う姿勢となる。そのため、利用者が陳列商品を取り出しにくいという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、陳列物を上下方向に積み重なった状態で収納する場合において、陳列物の取り出しやすさを向上させることができる陳列箱を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、
前壁部、一対の側壁部、天壁部、底壁部及び後壁部によって直方体状に形成され、複数の陳列物を長手方向に揃えた姿勢で上下方向に積み重ねて収納可能に構成され、最下位の陳列物である第1陳列物を第1陳列物の長手方向に取り出し可能に陳列するための陳列箱であって、
前壁部及び一対の側壁部には、第1陳列物を取り出すための開口が形成されており、
底壁部の上方には、第1陳列物を斜め後ろ下がりの姿勢で下方から支持するための支持壁部が設けられており、
陳列箱では、第1陳列物が開口から前方に引き出される際、第1陳列物の上方に載置された陳列物である第2陳列物は、第1陳列物が前方に所定距離分、移動した位置で、第1陳列物の後端の上端部を支点として下向きに回動し、第2陳列物の後端の下端部が底壁部に当接するとともに、第1陳列物が第2陳列物の下方から抜ける位置まで移動した際、第2陳列物は、第2陳列物の後端の下端部が底壁部に当接する部位を支点として下向きに回動し、第2陳列物の前端部が開口に臨むとともに斜め後ろ下がりの姿勢で支持壁部に下方から支持されるように構成されていることを特徴とする。
前壁部、一対の側壁部、天壁部、底壁部及び後壁部によって直方体状に形成され、複数の陳列物を長手方向に揃えた姿勢で上下方向に積み重ねて収納可能に構成され、最下位の陳列物である第1陳列物を第1陳列物の長手方向に取り出し可能に陳列するための陳列箱であって、
前壁部及び一対の側壁部には、第1陳列物を取り出すための開口が形成されており、
底壁部の上方には、第1陳列物を斜め後ろ下がりの姿勢で下方から支持するための支持壁部が設けられており、
陳列箱では、第1陳列物が開口から前方に引き出される際、第1陳列物の上方に載置された陳列物である第2陳列物は、第1陳列物が前方に所定距離分、移動した位置で、第1陳列物の後端の上端部を支点として下向きに回動し、第2陳列物の後端の下端部が底壁部に当接するとともに、第1陳列物が第2陳列物の下方から抜ける位置まで移動した際、第2陳列物は、第2陳列物の後端の下端部が底壁部に当接する部位を支点として下向きに回動し、第2陳列物の前端部が開口に臨むとともに斜め後ろ下がりの姿勢で支持壁部に下方から支持されるように構成されていることを特徴とする。
この陳列箱によれば、複数の陳列物が長手方向に揃えた姿勢で上下方向に積み重ねて収納される。その場合、最下位の陳列物である第1陳列物が、支持壁部によって斜め後ろ下がりの姿勢で下方から支持されるので、第1陳列物よりも上方の陳列物も斜め後ろ下がりの姿勢で収納される。そして、第1陳列物が開口から前方に引き出される際、第1陳列物の上方に載置された陳列物である第2陳列物は、第1陳列物が前方に所定距離分、移動した位置で、第1陳列物の後端の上端部を支点として下向きに回動し、第2陳列物の後端の下端部が底壁部に当接する。このとき、第2陳列物の後端の下端部は、第1陳列物の後端の上端部を支点として下向きに回動したことで、上下方向に積み重ねて収納されていた当初の位置より、前方(前壁部寄り)に移動して底壁部に当接することになる。
さらに、第1陳列物が第2陳列物の下方から抜ける位置まで移動した際、第2陳列物は、第2陳列物の後端の下端部が底壁部に当接する部位を支点として下向きに回動し、第2陳列物の前端部が開口に臨むとともに斜め後ろ下がりの姿勢で支持壁部に下方から支持される。その際、上述のとおり、第2陳列物の後端の下端部が底壁部に当接する位置は、上下方向に積み重ねて収納されていた当初の位置より前方(前壁部寄り)であるため、第2陳列物は、第2陳列物の後端の下端部が底壁部に当接する部位を支点として下向きに回動することで、その前端部が開口から突出した状態になる。それにより、利用者は、第2陳列物を取り出す際に第2陳列物を掴みやすくなることで、その分、陳列物の取り出しやすさを向上させることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の陳列箱において、
後壁部は、一対の側壁部の一方に連設され、一方の側壁部との境目に形成された切れ目を有しており、
一対の側壁部の他方は、前壁部に折目線を介して連設された側壁本体部と、側壁本体部の前壁部と反対側に連設され、後壁部をカバーするためのカバー部と、カバー部の側壁本体部の反対側に連設された差込部とを有しており、
他方の側壁部の側壁本体部が折目線を中心として前壁部に対して回動することにより、陳列箱が開閉可能であるとともに、カバー部が側壁本体部に対して折り曲げられ、差込部が折目線に沿って折り曲げられて切れ目に差し込まれることにより、陳列箱が閉鎖されるように構成されていることを特徴とする。
後壁部は、一対の側壁部の一方に連設され、一方の側壁部との境目に形成された切れ目を有しており、
一対の側壁部の他方は、前壁部に折目線を介して連設された側壁本体部と、側壁本体部の前壁部と反対側に連設され、後壁部をカバーするためのカバー部と、カバー部の側壁本体部の反対側に連設された差込部とを有しており、
他方の側壁部の側壁本体部が折目線を中心として前壁部に対して回動することにより、陳列箱が開閉可能であるとともに、カバー部が側壁本体部に対して折り曲げられ、差込部が折目線に沿って折り曲げられて切れ目に差し込まれることにより、陳列箱が閉鎖されるように構成されていることを特徴とする。
この陳列箱によれば、他方の側壁部の側壁本体部が折目線を中心として前壁部に対して回動することにより、陳列箱が開閉されるので、陳列箱の開閉動作を容易に行うことができる。また、カバー部が側壁本体部に対して折り曲げられ、差込部が折目線に沿って折り曲げられて切れ目に差し込まれることにより、陳列箱が閉鎖されるので、切れ目及び差込部という簡易かつ安価な構成によって、陳列箱の開閉構造を実現することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の陳列箱において、
底壁部は、一対の側壁部の一方に連設されており、
支持壁部は、
底壁部の一方の側壁部の反対側に連設され、上方に折れ曲がった第1折曲げ部と、
第1折曲げ部に連設され、第1陳列物を載置するための、斜め後ろ下がりの載置壁部と、
載置壁部の第1折曲げ部の反対側に連設され、下方に折れ曲がるとともに、第1陳列物が載置壁部に載置されている状態で、先端部が底壁部に当接する第2折曲げ部とを有することを特徴とする。
底壁部は、一対の側壁部の一方に連設されており、
支持壁部は、
底壁部の一方の側壁部の反対側に連設され、上方に折れ曲がった第1折曲げ部と、
第1折曲げ部に連設され、第1陳列物を載置するための、斜め後ろ下がりの載置壁部と、
載置壁部の第1折曲げ部の反対側に連設され、下方に折れ曲がるとともに、第1陳列物が載置壁部に載置されている状態で、先端部が底壁部に当接する第2折曲げ部とを有することを特徴とする。
この陳列箱によれば、第1陳列物が載置壁部に載置されている場合、第1折曲げ部及び第2折曲げ部によって、第1陳列物及びその上に積み重なった陳列物を支持することができる。さらに、一方の側壁部、底壁部及び支持壁部を一体に形成することができ、載置壁部、第1折曲げ部及び第2折曲げ部を一体に形成できることで、これらを別体の部品とした場合と比べて、部品点数及び組立工数を削減することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る陳列箱について説明する。図1に示すように、本実施形態の陳列箱1は、外観が直方体状に形成されており、その内部には、複数の商品S(陳列物)が上下方向に積み重なった状態で収納される(後述する図4A及び図5参照)。本実施形態の場合、商品Sとしては、細長い直方体状の外形のもの(例えばのど飴)が用いられる。
なお、以下の説明においては、図1の矢印X1-X2で示す方向を「前後方向」、矢印Y1-Y2で示す方向を「左右方向」、上下方向を「上下方向」とそれぞれ呼ぶとともに、各構成要素についても同様に称する。
陳列箱1の前端部の下側には、取出口20(開口)が形成されており、図1に示すように、この取出口20に望む商品Sは、利用者の2本の指F,Fによって左右方向から掴まれ、手前に引き出されることにより、陳列箱1から取り出される。
この陳列箱1は、図2に示す箱型紙10を板紙から形成し、これを折り曲げて組み立てられる。箱型紙10は、左側壁部11、前壁部12、右側壁部13、後壁部14、天壁部15及び底壁部16を備えており、これらの要素11~16は一体に形成されている。なお、本実施形態では、左右の側壁部11,13が一対の側壁部に相当する。
左側壁部11は、側壁本体部11a、カバー部11b及び差込部11cを一体に備えている。側壁本体部11aは、矩形に構成され、折目線f3を介して前壁部12に連設されている。この折目線f3は、陳列箱1の組立時、箱型紙10の折り曲げを容易にするための線であり、この点は後述する他の折目線においても同様である。
カバー部11bは、側壁本体部11aの前壁部12と反対側の端部に折目線f1を介して連接されており、その先端側の上下端部は、円弧状に切り欠かれた形状を有している。このカバー部11bの幅は、後壁部14の左右方向の幅とほぼ同一に設定されている。
差込部11cは、カバー部11bの先端側の上下方向の中央部に折目線f2を介して連接されている。差込部11cは、先端に向かうほど、幅がより狭くなる台形状の形状を有しており、差込部11cのカバー部11bとの連設部分は、上下端部が切り欠かれた形状の係止部11d,11dになっている。差込部11cが後述する切れ目14bに差し込まれた際、これらの係止部11d,11dが切れ目14bの縁部に係合することにより、差込部11cは、後壁部14に抜け止め状態で係止される。
前壁部12は、左側壁部11及び右側壁部13の間に配置され、折目線f3,f4を介して両者に連設されている。前壁部12は、矩形に構成され、上下方向のサイズが左右の側壁部11,13と同一になっている。
前壁部12の下側には、破断可能線b1が左側壁部11及び右側壁部13に渡って形成されている。この破断可能線b1は、ほぼ矩形に構成されており、陳列箱1の組立時、破断可能線b1で囲まれた部位が、作業者によって押圧され、3つの壁部11~13から切り離されることにより、取出口20が形成される。
前壁部12の上下端部には、上下一対の固定部12a,12aが、折目線f5,f6を介して連設されている。これらの固定部12a,12aは、台形状に構成されており、陳列箱1の組立時、前壁部12に対して折目線f5,f6に沿って陳列箱1を組み立てる方向(図2の手前側の方向)に折り曲げられる。以下の説明では、陳列箱1を組み立てる方向を「組立方向」という。
右側壁部13は、左側壁部11の側壁本体部11aと同一サイズの矩形に構成されている。右側壁部13の上端部には、天壁部15及び折曲げ部17が一体に設けられている。天壁部15は、矩形に構成され、前後方向のサイズが右側壁部13と同一に構成されているとともに、折目線f7を介して右側壁部13の上端に連設されている。この折目線f7は、前述した折目線f5と同一直線上に位置している。この天壁部15は、陳列箱1の組立時、右側壁部13に対して折目線f7に沿って組立方向に折り曲げられる。
また、右側壁部13の折目線f7付近の部位には、一対の丸孔13a,13aが形成されており、天壁部15には、一対の丸孔15a,15aが、折目線f7を間にして、一対の丸孔13a,13aと線対称な位置に形成されている。これらの4つの丸孔13a,15aは、紐などを通して陳列箱1を吊り下げるためのものであり、いずれも同じサイズに構成されている。
折曲げ部17は、ほぼ矩形に構成され、折目線f8を介して天壁部15の右側壁部13と反対側に連設されている。この折曲げ部17は、陳列箱1の組立時、天壁部15に対して折目線f8に沿って組立方向に折り曲げられる。
また、天壁部15及び折曲げ部17には、折畳み線g1が形成されており、この折畳み線g1は、2つの折目線f4,f7の交点の部位から折目線f7に対して遠ざかるように傾斜しながら折曲げ部17の先端まで延びている。この折畳み線g1は、陳列箱1を組み立てた後、陳列箱1を小さいサイズに折りたたむための線(例えば、ミシン目状の線)であり、この点は後述する他の折畳み線においても同様である。
底壁部16は、天壁部15と同一サイズの矩形に構成されており、折目線f9を介して右側壁部13の下端部に連設されている。この折目線f9は、前述した折目線f6と同一直線上に位置している。底壁部16は、陳列箱1の組立時、右側壁部13に対して折目線f9に沿って組立方向に折り曲げられる。
底壁部16の下端部には、支持壁部18が連設されている。この支持壁部18は、図4A及ぶ図5に示すように、商品Sが上下方向に積み重なった状態で陳列箱1に収納された際、最下位の商品Sを下方から支持するためのものである。この支持壁部18では、第1折曲げ部18a、載置壁部18b及び第2折曲げ部18cが一体に形成されている。
第1折曲げ部18aは、折目線f10を介して底壁部16の下端部に連設されており、この折目線f10は、前述した折目線f9に対して平行に形成されている。第1折曲げ部18aは、陳列箱1の組立時、底壁部16に対して折目線f10に沿って組立方向に折り曲げられる。
第1折曲げ部18aは、大部分が台形でその前壁部12側の一部が切り欠かれた形状を有しており、この第1折曲げ部18aの切り欠かれた部分には、載置壁部18bが設けられている。
この載置壁部18bは、ほぼ矩形に形成され、折目線f11を介して第1折曲げ部18aに連設されている。載置壁部18bの後壁部14側の端部と第1折曲げ部18aとの間は、切れ目18dによって切り離されている。それにより、載置壁部18bは、陳列箱1の組立時、第1折曲げ部18aに対して折目線f11に沿って折り曲げ可能に構成されている。
また、折目線f11は、前壁部12側に向かうほど、折目線f10との間の距離が大きくなるように、折目線f10に対して所定角度で傾斜した状態に形成されている。
第2折曲げ部18cは、ほぼ台形に形成され、折目線f12を介して載置壁部18bに連設されている。この折目線f12は、折目線f11と平行に設けられており、両者の間隔すなわち載置壁部18bの幅は、商品Sの幅よりも若干大きくなるように構成されている。第2折曲げ部18cは、陳列箱1の組立時、載置壁部18bに対して折目線f12に沿って組立方向に折り曲げられる。
第2折曲げ部18cの折目線f12と対向する先端は、前壁部12側に向かうほど、折目線f12との間の距離が大きくなるように、折目線f12に対して傾斜した状態に形成されている。この傾斜角度は、上述した2つの折目線f10,f11間の所定角度と同一に設定されている。
さらに、第2折曲げ部18cの先端の前壁部12側の端部と、折目線f12の前壁部12側の端部との距離d1は、2つの折目線f10,f11の前壁部12側の端部間の距離d1と等しくなるように構成されている。以上のように支持壁部18が構成されている理由は、後述するように、陳列箱1の組立後、商品Sが載置壁部18b上に載置された際、第1及び第2折曲げ部18a,18cによって、商品Sを安定した状態で支持するためである。
また、底壁部16及び支持壁部18の第1折曲げ部18aには、折畳み線g2が形成されている。この折畳み線g2は、上述した折畳み線g1と線対称に配置されており、2つの折目線f4、f9の交点の部位から折目線f9に対して傾斜しながら第1折曲げ部18aの先端まで延びている。
後壁部14は、折目線f13を介して右側壁部13の後端部に連設され、前述した前壁部12と同一サイズの矩形に構成されている。後壁部14と右側壁部13の間には、切れ目14bが折目線f13に沿って上下方向の中央部に形成されている。この切れ目14bは、前述した差込部11cが差し込まれた際、差込部11cの係止部11d,11dが切れ目14bの縁部に係合し、差込部11cが抜け止め状態で係止されるようなサイズに構成されている。
また、後壁部14の上下端部には、上下一対の固定部14a,14aが、折目線f14,f15を介して連設されている。折目線f14は、折目線f7と同一直線上に位置するように構成され、折目線f15は、折目線f9と同一直線上に位置するように構成されている。
一対の固定部14a,14aは、台形状に形成されており、前述した一対の固定部12a,12aと線対称に構成されている。これらの固定部14a,14aは、陳列箱1の組立時、後壁部14に対して折目線f14,f15に沿って組立方向に折り曲げられる。
また、後壁部14には、一対の折畳み線g3,g3が形成されており、これらの折畳み線g3,g3は、線対称に配置されている。すなわち、一方の折畳み線g3が2つの折目線f13,f14の交点から斜め後ろ下がりに後壁部14の先端まで延びており、他方の折畳み線g3が2つの折目線f13,f15の交点から斜め後ろ上がりに後壁部14の先端まで延びている。
次に、図2に示す箱型紙10から図1に示す陳列箱1を組み立てる手順について説明する。まず、破断可能線b1で囲まれた部位が、作業者(図示せず)によって押圧され、3つの壁部11~13から切り離されることにより、取出口20が形成される。
次いで、前壁部12が右側壁部13に対して折目線f4に沿って組立方向に直角に折り曲げられた後、上下の固定部12a,12aが、前壁部12に対して折目線f5,f6に沿って組立方向に直角に折り曲げられる。さらに、後壁部14が右側壁部13に対して折目線f13に沿って組立方向に直角に折り曲げられた後、上下の固定部14a,14aが、後壁部14に対して折目線f14,f15に沿って組立方向に直角に折り曲げられる。
次に、天壁部15が右側壁部13に対して折目線f7に沿って組立方向に直角に折り曲げられた後、2つの上固定部12a,14aの表面が天壁部15の内面に接着剤を介して固定される。その後、折曲げ部17が、天壁部15に対して折目線f8に沿って組立方向に折り曲げられる。
一方、底壁部16が右側壁部13に対して折目線f9に沿って組立方向に直角に折り曲げられた後、2つの下固定部12a,14aの表面が底壁部16の内面に接着剤を介して固定される。
次に、支持壁部18の第2折曲げ部18cが、載置壁部18bに対して折目線f12に沿って組立方向に直角に折り曲げられた後、載置壁部18bが、第1折曲げ部18aに対して折目線f11に沿って組立方向に直角に折り曲げられる。さらに、第1折曲げ部18aが、底壁部16に対して折目線f10に沿って組立方向に直角に折り曲げられる。
以上のように組立作業を実施することにより、陳列箱1が、図3に示す状態に組み立てられる。図3に示すように、陳列箱1が組み立てられた状態では、載置壁部18bは斜め後ろ下がりの姿勢になる。
次に、図4A~4C及び図5を参照しながら、以上のように組み立てられた陳列箱1に商品Sを収納して商品Sを取出可能な状態にする際の動作について説明する。
図4Aに示すように、複数(図4Aでは6個)の商品Sが陳列箱1に収納された場合、複数の商品Sは、斜め後ろ下がりの姿勢で上下方向に積み重なった状態で、載置壁部18b上に載置される。その際、載置壁部18bの左端から下方に延びる第2折曲げ部18cは、その下端部が底壁部16の上面に当接した状態となり、載置壁部18b上の商品Sを支持することになる。
これと同時に、載置壁部18bの右端から下方に延びる第1折曲げ部18aは、底壁部16と一体に構成されていることで、載置壁部18b上の商品Sを支持することになる。以上のように、載置壁部18b上の商品Sは、第1折曲げ部18a及び第2折曲げ部18cによって支持された状態になる(図5参照)。
次いで、図4Bに示すように、左側壁部11が、陳列箱1を閉鎖する方向(図3の左方向)に折目線f3に沿って直角に折り曲げられ、差込部11cが後壁部14側に折目線f2に沿って直角に折り曲げられる。
そして、カバー部11bが後壁部14を覆う方向に折目線f1に沿って直角に折り曲げられると同時に、差込部11cが切れ目14bに差し込まれ、抜け止め状態で係止されることで、図4Cに示すように、陳列箱1は、開閉扉としての左側壁部11が閉鎖された状態になる。その場合、図5に示すように、最下位の商品Sが取出口20に臨んだ状態になる。
次に、図6A~7Bを参照しながら、複数の商品Sが陳列箱1に収納されている場合において、最下位の商品Sが陳列箱1から取り出される際の動作について説明する。なお、以下の説明では、今回取り出される最下位の商品Sを「今回商品S1」といい、下から2番目の商品Sを「次回商品S2」という。また、本実施形態では、今回商品S1が第1陳列物に相当し、次回商品S2が第2陳列物に相当する。
図6Aに示すように、複数個(図6Aでは6個)の商品Sが陳列箱1に収納されている状態では、これらの商品Sは、上下方向に積み重なりながら斜め後ろ下がりの姿勢で載置壁部18b上に載置される。この状態では、今回商品S1の後端の下端部(角部)は、当接点P1で底壁部16の上面に当接することになる。
そして、今回商品S1が利用者によって陳列箱1の取出口20から手前に引き出される際、今回商品S1が図6Aに示す位置から図6Bに示す位置まで移動した時点では、今回商品S1の後端の上端部(角部)は、当接点P2で次回商品S2の下面に当接する状態となる。
図6Bに示す状態では、当接点P2が次回商品S2の下面の中央位置よりも後方に位置していることで、次回商品S2及びそれよりも上側の商品Sの姿勢は、図6Aと同じ姿勢に維持される。
そして、今回商品S1が図6Bに示す位置からさらに手前に引き出され、図7Aに示すように、上記当接点P2が次回商品S2の下面の中央位置よりも前方に位置している状態になった場合、次回商品S2は、この当接点P2を支点として、下向き(図中の反時計回り)に回動し、次回商品S2の後端の下端部が底壁部16の上面に当接点P3で当接することになる。
すなわち、次回商品S2は、図6Bに示す姿勢と比べて、斜め後ろ下がりの角度がより大きい姿勢に変化し、これと同時に、次回商品S2よりも上側の商品Sの姿勢も、次回商品S2と同じ姿勢に変化する。また、この当接点P3は、前述した当接点P1よりも前方に位置することになる。
そして、今回商品S1が図7Aに示す位置からさらに手前に引き出され、図7Bに示すように、次回商品S2の下側から完全に抜け出した場合、次回商品S2は、当接点P3を支点として、下向き(図中の時計回り)に回動し、次回商品S2は、その下面が載置壁部18bに当接した後、載置壁部18b上に載置された状態になる。
その際、前述したように、当接点P3が当接点P1よりも前方に位置していることで、次回商品S2は、図7Bに示すように、その前端部が取出口20から前壁部12よりも前方に飛び出した状態になる。
なお、本出願人のテストにより、次回商品S2が前壁部12よりも前方に飛び出す量(長さ)は、商品Sを手前に引き出す速度、商品Sのサイズ及び商品Sの表面の摩擦抵抗などに起因して、図7Bに示す状態よりも大きくなる場合があることが確認できた。
以上のように、本実施形態の陳列箱1によれば、複数の商品Sが長手方向に揃えた姿勢で上下方向に積み重ねて収納される。その場合、最下位の今回商品S1が、支持壁部18の載置壁部18bによって斜め後ろ下がりの姿勢で下方から支持されるので、今回商品S1よりも上方の商品Sも斜め後ろ下がりの姿勢で収納される。
そして、今回商品S1が取出口20から前方に引き出される際、今回商品S1の上方に載置された次回商品S2は、今回商品S1が前方に所定距離分、移動した位置(例えば、図7Aに示す位置)で、今回商品S1の後端の上端部との当接点P2を支点として下向きに回動し、次回商品S2の後端の下端部が底壁部16の上面に当接点P3で当接する。
さらに、今回商品S1が次回商品S2の下方から抜ける位置まで移動した際、次回商品S2は、当接点P3を支点として下向きに回動し、次回商品S2の前端部が取出口20に臨むとともに斜め後ろ下がりの姿勢で支持壁部に下方から支持される。その際、次回商品S2は、今回商品S1の収納時の当接点P1よりも前方の当接点P3を支点として下向きに回動することで、その前端部が取出口20から突出した状態になる。それにより、利用者は、次回商品S2を取り出す際に次回商品S2を掴みやすくなることで、その分、商品Sの取り出しやすさを向上させることができる。
また、今回商品S1が載置壁部18bに載置されている場合、第1折曲げ部18a及び第2折曲げ部18cによって、今回商品S1及びその上に積み重なった商品Sを支持することができる。さらに、右側壁部13、底壁部16及び支持壁部18を一体に形成することができるとともに、支持壁部18における載置壁部18b、第1折曲げ部18a及び第2折曲げ部18cを一体に形成できることで、これらを別体の部品とした場合と比べて、部品点数及び組立工数を削減することができる。
さらに、商品Sを陳列箱1に収納した後、左側壁部11を折目線f3を中心として前壁部12に対して回動させることにより、陳列箱1が開閉されるので、陳列箱1の開閉動作を容易に行うことができる。また、差込部11cが折目線f2に沿って折り曲げられた状態で、切れ目14bに差し込まれることにより、陳列箱1が閉鎖されるので、切れ目14b及び差込部11cという簡易かつ安価な構成によって、陳列箱1の開閉構造を実現することができる。
なお、実施形態は、陳列物として、細長い直方体状の外形の商品Sを用いた例であるが、本発明の陳列物は、これに限らず、長手方向に揃えた姿勢で上下方向に積み重ねて陳列箱に収納可能なものであればよい。例えば、陳列物として、円筒形状のもの、楕円筒形状のもの、又は多角柱形状のものを用いてもよい。
また、実施形態は、今回商品S1が取出口20から引き出される際、次回商品S2の後端の下端部(角部)が底壁部16の上面に当接するように構成した例であるが、これに代えて、以下に述べるように構成してもよい。例えば、載置壁部18bの前後方向の長さを延ばし、載置壁部18bの後端が後壁部14に到達するように構成することにより、今回商品S1が取出口20から引き出される際、次回商品S2の後端の下端部が載置壁部18bの上面に当接した後、次回商品S2が載置壁部18b上に載置されるように構成してもよい。
また、実施形態は、次回商品S2が当接点P3を支点として下向きに回動する際、次回商品S2の前端が前壁部12に接触することなく、取出口20から突出する例であるが、本発明の陳列物は、これに限られず、次回商品S2の前端は前壁部12に衝突しても良い。例えば、次回商品S2は、当接点P3を支点として下向きに回動する際、その前端の下端部が取出口20より上方の前壁部12に衝突し、この前壁部12に沿って若干下方に滑り落ち、取出口20に臨んだところで前壁部12の支えを失って回動を開始しても良い。この場合、次回商品S2の後端の下端部は、滑り落ちる際に、後方に所定距離分、移動した位置P3’(当接点P1と当接点P3との中間点)を支点に回動する。
さらに、本発明の陳列箱の材質は板紙に限らず、折り曲げて組み立て可能であるとともに、破断可能線に沿って破断可能なものであればよい。例えば、陳列箱1の材質を、PP貼り加工紙又は薄い合成樹脂板としてもよい。
1 陳列箱
11 左側壁部(一対の側壁部の他方)
11a 側壁本体部
11b カバー部
11c 差込部
12 前壁部
13 右側壁部(一対の側壁部の一方)
14 後壁部
14b 切れ目
15 天壁部
16 底壁部
18 支持壁部
18a 第1折曲げ部
18b 載置壁部
18c 第2折曲げ部
20 取出口(開口)
S 商品(陳列物)
S1 今回商品(第1陳列物)
S2 次回商品(第2陳列物)
f2 折目線
f3 折目線
11 左側壁部(一対の側壁部の他方)
11a 側壁本体部
11b カバー部
11c 差込部
12 前壁部
13 右側壁部(一対の側壁部の一方)
14 後壁部
14b 切れ目
15 天壁部
16 底壁部
18 支持壁部
18a 第1折曲げ部
18b 載置壁部
18c 第2折曲げ部
20 取出口(開口)
S 商品(陳列物)
S1 今回商品(第1陳列物)
S2 次回商品(第2陳列物)
f2 折目線
f3 折目線
Claims (3)
- 前壁部、一対の側壁部、天壁部、底壁部及び後壁部によって直方体状に形成され、複数の陳列物を長手方向に揃えた姿勢で上下方向に積み重ねて収納可能に構成され、最下位の当該陳列物である第1陳列物を当該第1陳列物の長手方向に取り出し可能に陳列するための陳列箱であって、
前記前壁部及び前記一対の側壁部には、前記第1陳列物を取り出すための開口が形成されており、
前記底壁部の上方には、前記第1陳列物を斜め後ろ下がりの姿勢で下方から支持するための支持壁部が設けられており、
前記陳列箱では、前記第1陳列物が前記開口から前方に引き出される際、当該第1陳列物の上方に載置された前記陳列物である第2陳列物は、前記第1陳列物が前方に所定距離分、移動した位置で、当該第1陳列物の後端の上端部を支点として下向きに回動し、当該第2陳列物の後端の下端部が前記底壁部に当接するとともに、前記第1陳列物が当該第2陳列物の下方から抜ける位置まで移動した際、当該第2陳列物は、当該第2陳列物の後端の下端部が前記底壁部に当接する部位を支点として下向きに回動し、当該第2陳列物の前端部が前記開口に臨むとともに斜め後ろ下がりの姿勢で前記支持壁部に下方から支持されるように構成されていることを特徴とする陳列箱。 - 請求項1に記載の陳列箱において、
前記後壁部は、前記一対の側壁部の一方に連設され、当該一方の側壁部との境目に形成された切れ目を有しており、
前記一対の側壁部の他方は、前記前壁部に折目線を介して連設された側壁本体部と、当該側壁本体部の前記前壁部と反対側に連設され、前記後壁部をカバーするためのカバー部と、当該カバー部の前記側壁本体部の反対側に連設された差込部とを有しており、
前記他方の側壁部の前記側壁本体部が前記折目線を中心として前記前壁部に対して回動することにより、前記陳列箱が開閉可能であるとともに、前記カバー部が前記側壁本体部に対して折り曲げられ、前記差込部が前記折目線に沿って折り曲げられて前記切れ目に差し込まれることにより、前記陳列箱が閉鎖されるように構成されていることを特徴とする陳列箱。 - 請求項1又は2に記載の陳列箱において、
前記底壁部は、前記一対の側壁部の一方に連設されており、
前記支持壁部は、
前記底壁部の前記一方の側壁部の反対側に連設され、上方に折れ曲がった第1折曲げ部と、
当該第1折曲げ部に連設され、前記第1陳列物を載置するための、斜め後ろ下がりの載置壁部と、
当該載置壁部の前記第1折曲げ部の反対側に連設され、下方に折れ曲がるとともに、前記第1陳列物が前記載置壁部に載置されている状態で、先端部が前記底壁部に当接する第2折曲げ部とを有することを特徴とする陳列箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021142686A JP2023035667A (ja) | 2021-09-01 | 2021-09-01 | 陳列箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021142686A JP2023035667A (ja) | 2021-09-01 | 2021-09-01 | 陳列箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023035667A true JP2023035667A (ja) | 2023-03-13 |
Family
ID=85504274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021142686A Pending JP2023035667A (ja) | 2021-09-01 | 2021-09-01 | 陳列箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2023035667A (ja) |
-
2021
- 2021-09-01 JP JP2021142686A patent/JP2023035667A/ja active Pending
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