JP2023032394A - 冷却システム - Google Patents
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Abstract
Description
(1) 圧縮機、フロント空調装置に設けられるフロント空調用熱交換器、リア空調装置に設けられるリア空調用熱交換器、電池冷却用の電池冷却用熱交換器、フロント空調用膨張弁、リア空調用膨張弁、電池冷却用膨張弁、を冷媒が流れる冷凍サイクルを有する冷却システムであって、
前記フロント空調用熱交換器と前記リア空調用熱交換器に前記冷媒が流入して前記フロント空調装置と前記リア空調装置が作動しているときであって前記電池を冷却する電池冷却要求があるときに、前記フロント空調用膨張弁、前記リア空調用膨張弁および前記電池冷却用膨張弁の開度の優先順位を決める制御装置を有しており、
前記制御装置は、リア乗員がいるときには、前記リア空調用膨張弁の開度を、前記フロント空調用膨張弁と前記電池冷却用膨張弁のそれぞれの開度よりも優先して決定し、前記リア乗員がいないときには、前記フロント空調用膨張弁と前記電池冷却用膨張弁のそれぞれの開度を、前記リア空調用膨張弁の開度よりも優先して決定する、冷却システム。
(2) 前記制御装置は、前記フロント空調装置がクールダウン中にあっては、前記フロント空調用膨張弁の開度を、前記電池冷却用膨張弁の開度よりも優先して決定し、前記フロント空調装置がクールダウン終了後にあっては、前記電池冷却用膨張弁の開度を、前記フロント空調用膨張弁の開度よりも優先して決定する、(1)記載の冷却システム。
TAO=Kset×Tset-Kr×Tr-Kam×Tam-Ks×Ts+C
・・・(1)
なお、Tsetは、乗員が設定した設定温度である。Trは、内気センサ70によって検出される車室温度である。Tamは、外気センサ71によって検出される外気温である。Tsは、日射センサ72によって検出される日射量である。また、Kset、Kr、Kam、Ksはゲインであり、Cは補正用の定数である。
また、フロント、リアの空調用熱交換器23、33および電池冷却用熱交換器45aの3つに冷媒を流すとき、冷却能力を決定する圧縮機41aとコンデンサ41bが1つずつであるため、優先順位を決定しないと、フロント、リアと電池冷却のそれぞれの冷媒流量を決定できなくなってしまう。
そこで、制御装置60は、図6に示すように、フロント空調用熱交換器23とリア空調用熱交換器33に冷媒が流入してフロント空調装置20とリア空調装置30が作動しているときであって電池冷却要求があるとき(フロント、リアの空調用熱交換器23、33および電池冷却用熱交換器45aの3つに冷媒を流すとき)、フロント空調用膨張弁42c、リア空調用膨張弁43cおよび電池冷却用膨張弁45eの開度の優先順位を決定する。
(i)リア乗員がいるか否か、
(ii)フロント空調装置20がクールダウン中であるか否か、
に基づいて決定する。
「実際の環境下で使われる吹出温度」は、冷房運転中にあっては空調装置20,30における空調用熱交換器23,33の温度または空調用熱交換器23,33の下流側の温度と略等しいため、フロント空調装置20にあってはフロントエバフィンセンサ23aで検知し、リア空調装置30にあってはリアエバ後センサ33aで検知する。
また、「所定時間」は、図7に示すように、電池の温度に基づく電池冷却要求レベルに応じて決定される。なお、図7は、所定時間の一例を示しており、電池の温度40℃以上を、レベル1~レベル6の電池冷却要求レベルに分類し、電池冷却要求レベルが大になる程(電池温度が高くなる程)、所定時間が短くされている。なお、目標吹出温度TAOが変化したとき、所定時間が再設定されるようになっている。
(i-1)リア乗員がいる場合、フロント空調装置20およびリア空調装置30がクールダウン中であるか否かにかかわらず、リア空調用膨張弁43cの開度を、フロント空調用膨張弁42cと電池冷却用膨張弁45eよりも優先して、図4に従って(リアのTAOに応じて)決定する。これにより、リア乗員がいる場合には、リア空調用熱交換器33への冷媒流量がフロント空調用熱交換器23や電池冷却用熱交換器45aに比べて確保され、リア空調装置30による空調が、フロント空調装置20による空調や電池冷却よりも優先される。
(ii-1)フロント空調装置20がクールダウン中である場合、フロント空調用膨張弁42cの開度を、電池冷却用膨張弁45eの開度よりも優先して、図3に従って(フロントのTAOに応じて)決定する。これにより、フロント空調用熱交換器23への冷媒流量が電池冷却用熱交換器45aに比べて確保され、フロント空調装置20による空調が電池冷却よりも優先される。
リア空調用膨張弁43c>フロント空調用膨張弁42c>電池冷却用膨張弁45eの優先順位となる。
詳しく説明する。まず、優先順位1番のリア空調用膨張弁43cの開度を、図4に従って(リアのTAOに応じて)決定する。そして、優先順位2番のフロント空調用膨張弁42cの開度を、図3に従って(フロントのTAOに応じて)決定する。その際、フロント空調用膨張弁42cの開度は、リア空調用熱交換器33への冷媒供給量を確保した上で、残った冷媒量の範囲内で決定される。そして、優先順位3番の電池冷却用膨張弁45eの開度を、図5に従って(電池温度と冷媒温度の差に応じて)決定する。その際、電池冷却用膨張弁45eの開度は、リア空調用熱交換器33とフロント空調用熱交換器23への冷媒供給量を確保した上で、残った冷媒量の範囲内で(できる限りで)決定される。
リア空調用膨張弁43c>電池冷却用膨張弁45e>フロント空調用膨張弁42cの優先順位となる。
詳しく説明する。まず、優先順位1番のリア空調用膨張弁43cの開度を、図4に従って(リアのTAOに応じて)決定する。そして、優先順位2番の電池冷却用膨張弁45eの開度を、図5に従って(電池温度と冷媒温度の差に応じて)決定する。その際、電池冷却用膨張弁45eの開度は、リア空調用熱交換器33への冷媒供給量を確保した上で、残った冷媒量の範囲内で決定される。そして、優先順位3番のフロント空調用膨張弁42cの開度を、図3に従って(フロントのTAOに応じて)決定する。その際、フロント空調用膨張弁42cの開度は、リア空調用熱交換器33と電池冷却用熱交換器45aへの冷媒供給量を確保した上で、残った冷媒量の範囲内で(できる限りで)決定される。
フロント空調用膨張弁42c>電池冷却用膨張弁45e>リア空調用膨張弁43cの優先順位となる。
詳しく説明する。まず、優先順位1番のフロント空調用膨張弁42cの開度を、図3に従って(フロントのTAOに応じて)決定する。そして、優先順位2番の電池冷却用膨張弁45eの開度を、図5に従って(電池温度と冷媒温度の差に応じて)決定する。その際、電池冷却用膨張弁45eの開度は、フロント空調用熱交換器23への冷媒供給量を確保した上で、残った冷媒量の範囲内で決定される。そして、優先順位3番のリア空調用膨張弁43cの開度を、図4に従って(リアのTAOに応じて)決定する。その際、リア空調用膨張弁43cの開度は、フロント空調用熱交換器23と電池冷却用熱交換器45aへの冷媒供給量を確保した上で、残った冷媒量の範囲内で(できる限りで)決定される。
電池冷却用膨張弁45e>フロント空調用膨張弁42c>リア空調用膨張弁43cの優先順位となる。
詳しく説明する。まず、優先順位1番の電池用膨張弁45eの開度を、図5に従って(電池温度と冷媒温度の差に応じて)決定する。そして、優先順位2番のフロント空調用膨張弁42cの開度を、図3に従って(フロントのTAOに応じて)決定する。その際、フロント空調用膨張弁42cの開度は、電池冷却用熱交換器45aへの冷媒供給量を確保した上で、残った冷媒量の範囲内で決定される。そして、優先順位3番のリア空調用膨張弁43cの開度を、図4に従って(リアのTAOに応じて)決定する。その際、リア空調用膨張弁43cの開度は、フロント空調用熱交換器23と電池冷却用熱交換器45aへの冷媒供給量を確保した上で、残った冷媒量の範囲内で(できる限りで)決定される。
20 フロント空調装置
21 フロント空調ダクト
22 フロントブロワ
23 フロント空調用熱交換器
30 リア空調装置
31 リア空調ダクト
32 リアブロワ
33 リア空調用熱交換器
40 冷凍サイクル
41 共通流路
42 フロント側空調流路
42b フロントエバ前電磁弁
42c フロント空調用膨張弁
43 リア側空調流路
43b リアエバ前電磁弁
43c リア空調用膨張弁
44 空調側流路
45 電池冷却側流路
45a 電池冷却用熱交換器
45d 電池側電磁弁
45e 電池冷却用膨張弁
50 冷却水回路
60 制御装置
74 着座センサ
80 電池パック
Claims (2)
- 圧縮機、フロント空調装置に設けられるフロント空調用熱交換器、リア空調装置に設けられるリア空調用熱交換器、電池冷却用の電池冷却用熱交換器、フロント空調用膨張弁、リア空調用膨張弁、電池冷却用膨張弁、を冷媒が流れる冷凍サイクルを有する冷却システムであって、
前記フロント空調用熱交換器と前記リア空調用熱交換器に前記冷媒が流入して前記フロント空調装置と前記リア空調装置が作動しているときであって前記電池を冷却する電池冷却要求があるときに、前記フロント空調用膨張弁、前記リア空調用膨張弁および前記電池冷却用膨張弁の開度の優先順位を決める制御装置を有しており、
前記制御装置は、リア乗員がいるときには、前記リア空調用膨張弁の開度を、前記フロント空調用膨張弁と前記電池冷却用膨張弁のそれぞれの開度よりも優先して決定し、前記リア乗員がいないときには、前記フロント空調用膨張弁と前記電池冷却用膨張弁のそれぞれの開度を、前記リア空調用膨張弁の開度よりも優先して決定する、冷却システム。 - 前記制御装置は、前記フロント空調装置がクールダウン中にあっては、前記フロント空調用膨張弁の開度を、前記電池冷却用膨張弁の開度よりも優先して決定し、前記フロント空調装置がクールダウン終了後にあっては、前記電池冷却用膨張弁の開度を、前記フロント空調用膨張弁の開度よりも優先して決定する、請求項1記載の冷却システム。
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